JP3047894U - ファックス用紙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファックス用紙に広告宣伝などを記載して、
表書きなどを作製しない人たちに無償などで供給するこ
とにより、広告媒体として利用できるファックス用紙を
提供する。 【解決手段】 ファックス通信内容を記載するための記
載スペースＤと、この記載スペースにミシン目Ｍで接続
する広告を記載する広告媒体部分Ａを設けたことを特徴
とする。 【効果】 ファックス用紙を個人などに配付することに
よって、配付した個人に対しての広告宣伝になり、さら
にはその個人がそのままファックス用紙として使用すれ
ば、多くの送信先へ広告宣伝を飛躍的に拡大できる。ま
た広告媒体部分はミシン目で切り取ることが可能であ
り、広告宣伝のために配付された用紙とは知られずに、
個人としてファックス用紙としての利便性を持つ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はファックス用紙、さらに詳細には、広告媒体を兼ねたファックス用紙 に関する。

【０００２】

【従来技術及び問題点】

ファックス用紙としては、従来、図１に示すように一般的に発信人書き込み欄 １、名あて人書き込み欄２、日にち書き込み欄３および用件題名書き込み欄４な どを印刷、ワープロなどによって形成した表書きを使用するのが一般的である。 このようなファックス用紙は、そのファックス発信人が独自に製造するものであ るが、ファックスを使用する機会が少ない個人などの場合には、このような表書 きを省略する場合もある。これは、上記のような表書きを作製する必要性が薄い からといえるが、他者から供給される場合には、使用するものとと考えられる。

【０００３】 本考案は上述の点に鑑みなされたものであり、ファックス用紙に広告宣伝など を記載して、表書きなどを作製しない人たちに無償などで供給することにより、 広告媒体として利用できるファックス用紙を提供することを目的とする。

【０００４】

【問題点を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案によるファックス用紙は、ファックス通信 内容を記載するための記載スペースと、この記載スペースにミシン目で接続する 広告を記載する広告媒体部分を設けたことを特徴とするものである。

【０００５】 本考案によれば、ファックス通信内容を記載可能な記載スペースとこれにミシ ン目で接続する広告記載スペース（広告媒体部分）を設けたため、広告を行いた い人が、このファックス用紙を無償などで配る場合、広告宣伝を行うことができ る。

【０００６】

【実施例】

図１は本考案による一実施例の斜視図であるが、この図より明らかなように、 このファックス用紙は、従来と同様に発信人書き込み欄１、名あて人書き込み欄 、日にち書き込み欄３および用件題名書き込み欄４などを印刷してある記載スペ ースＤとミシン目Ｍとで接続された広告媒体部分Ａとよりなっている。そして広 告媒体部分Ａには、広告宣伝５が印刷により設けられている。

【０００７】 このようなファックス用紙はこの実施例においては上部部分６で接着剤によっ て複数一体化されており、一枚一枚剥離して使用できるようになっている。

【０００８】 上述のようなファックス用紙を使用する場合、ファックス用紙を一枚剥離して 発信人書き込み欄１、名あて人書き込み欄２、日にち書き込み３、用件題名書き 込み欄４などに書き込み、また用件を記載して、ファックスで送信する。この際 、広告媒体部分Ａをミシン目Ｍより切断してファックス送信することができ、こ の場合、広告宣伝５は名あて人に送信されることはない。

【０００９】 しかしながら、広告媒体部分Ａを切断することなく、ファックス送信すること もでき、この場合、名あて人にも広告宣伝５が送信されることになって、前記発 信人のほか名あて人にも広告宣伝が可能になる。

【００１０】 上記実施例においては主に、ファックス通信における表書きについて記載した が、二枚目以降のファックス用紙としてもよく、この場合、発信人書き込み欄１ 、名あて人書き込み欄、日にち書き込み欄３および用件題名書き込み欄４などを 印刷する必要はなくなる。

【００１１】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案によるファックス用紙によれば、上記ファックス 用紙を個人などに配付することによって、配付した個人に対しての広告宣伝にな り、さらにはその個人がそのままファックス用紙として使用すれば、多くの送信 先へ広告宣伝を飛躍的に拡大できる。また広告媒体部分はミシン目で切り取るこ とが可能であり、広告宣伝のために配付された用紙とは知られずに、個人として ファックス用紙としての利便性を持つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案によるファックス用紙の斜視図。

【符号の説明】

Ｄ 用件記載スペース Ｍ ミシン目 Ａ 広告媒体部分 ５ 広告宣伝 ６ 上部部分

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】ファックス通信内容を記載するための記載
   スペースと、この記載スペースにミシン目で接続する広
   告を記載する広告媒体部分を設けたことを特徴とするフ
   ァックス用紙。