JP3047304B2 - 成形方法 - Google Patents

成形方法

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JP3047304B2
JP3047304B2 JP3179033A JP17903391A JP3047304B2 JP 3047304 B2 JP3047304 B2 JP 3047304B2 JP 3179033 A JP3179033 A JP 3179033A JP 17903391 A JP17903391 A JP 17903391A JP 3047304 B2 JP3047304 B2 JP 3047304B2
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JP
Japan
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sheet member
molding
sprue
mold
nozzle
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勝彦 土居
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Nok Corp
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Nok Corp
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノズルから金型へ成形
材料を射出する成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴムを成形材料とする射出成形またはト
ランスファ成形において、成形後に金型1に付着したス
プル2は、従来、これを、図3および図4に示すよう
に、ハンドリング3または手によって除去している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術には、次
の問題がある。 a.スプル2を除去し易くするために、または除去作業
を機械化し易くするためにスプル2の大きさをや長さを
大きくする必要がある。 b.aに記載したことを理由として歩留まりが良くな
い。これは特に小さな物を成形する上で問題となってい
る。 c.またaに記載したことを理由として金型1の構造が
複雑である。 d.ノズル4と金型1とのノズルタッチ部に薄くにじみ
出たようなバリが発生する。このバリは離型または掃除
が面倒であって、除去せずに放っておくと成形不良の原
因となる。 e.dに記載したバリを発生させないようにするために
ノズルタッチ部の精度出しを厳格に行なわなければなら
ない。多数個取りの場合は尚一層これが要求される。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点に鑑
み、上記従来技術にみられる問題を解消すべく案出され
たものであって、この目的を達成するため、請求項1に
示すように、ノズルから金型へ成形材料を射出する成形
方法において、前記ノズルと前記金型の間に織布または
紙等の柔軟性のあるシート部材を挾み込むことを特徴と
する成形方法を提供する。また請求項2に示すように、
請求項1の成形方法において、成形のサイクル毎に前記
シート部材を送出しロールから巻取りロールへ順送りで
巻き取ってゆくことを特徴とする成形方法を提供する。
【0005】
【作用】ノズルと金型の間に織布または紙等の柔軟性の
あるシート部材を挾み込んで成形材料を射出し、成形
後、該シート部材を金型から引き離して該シート部材に
付着したスプルを離型させる。シート部材にはノズルタ
ッチ部をシールするシール作用がある。シート部材をロ
ールで順送りに巻き取ってゆけば成形サイクルを何回で
も繰り返すことができる。
【0006】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。
【0007】図1に示すように、ノズル4と金型1の間
に織布または紙等の柔軟性のあるシート部材5を挾み込
んで成形材料を射出する。シート部材5は長尺物であっ
て送出しロール6から巻取りロール7へ巻き取られるよ
うになっている。成形後、スプル2はシート部材5の目
に付着し、図2に示すように、シート部材5を金型1か
ら引き離すことにより離型する。離型後、巻取りロール
7を回転させてシート部材5を所定の長さに亙って巻き
取り、スプル2をノズルタッチ部から横手にずらして次
サイクルの成形を行なう。
【0008】当該成形方法は次の効果を奏する。 a.スプル2をシート部材5に付着させて除去するもの
であるために該スプル2をハンドリング3や手によって
掴む必要がない。したがって該スプル2の大きさや長さ
を従来よりも小さくすることができる。 b.スプル2の大きさや長さを従来よりも小さくするこ
とができるために歩留まりを向上させることができる。 c.スプル2をハンドリング3や手によって掴む必要が
ないためにスプル2に金型1から長く突出する部分を形
成する必要がない。したがって金型1の積層数を減らす
ことができる等、金型1の構造を単純化することができ
る。 d.シート部材5にはノズルタッチ部をシールするシー
ル作用がある。したがってノズルタッチ部に薄くにじみ
出たようなバリが発生するのを防止し、成形不良が発生
するのを防止することができる。また面倒なバリ取り作
業が不要となる。 e.dに記載したバリの発生をシート部材5のシール作
用によって防止するために従来のようにノズルタッチ部
の精度出しを厳格に行なう必要がない。 f.シート部材5を送出しロール6から巻取りロール7
へ順送りで巻き取ることによりシート部材5を新品と取
り返ることなく成形サイクルを何回でも繰り返すことが
できる。したがつて連続成形が可能である。
【0009】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。 a.スプルをシート部材に付着させて除去するものであ
るために該スプルをハンドリングや手によって掴む必要
がない。したがって該スプルの大きさや長さを従来より
も小さくすることができる。 b.スプルの大きさや長さを従来よりも小さくすること
ができるために歩留まりを向上させることができる。 c.スプルをハンドリングや手によって掴む必要がない
ためにスプルに金型から長く突出する部分を形成する必
要がない。したがって金型の積層数を減らすことができ
る等、金型の構造を単純化することができる。 d.シート部材にはノズルタッチ部をシールするシール
作用がある。したがってノズルタッチ部に薄くにじみ出
たようなバリが発生するのを防止し、成形不良が発生す
るのを防止することができる。また面倒なバリ取り作業
が不要となる。 e.dに記載したバリの発生をシート部材のシール作用
によって防止するために従来のようにノズルタッチ部の
精度出しを厳格に行なう必要がない。 f.シート部材を送出しロールから巻取りロールへ順送
りで巻き取ることによりシート部材を新品と取り返るこ
となく成形サイクルを何回でも繰り返すことができる。
したがつて連続成形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る成形方法の手順を示す説
明図
【図2】本発明の実施例に係る成形方法の手順を示す説
明図
【図3】従来例に係る成形方法の手順を示す説明図
【図4】従来例に係る成形方法の手順を示す説明図
【符号の説明】
1 金型 2 スプル 3 ハンドリング 4 ノズル 5 シート部材 6 送出しロール 7 巻取りロール

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル4から金型1へ成形材料を射出す
    る成形方法において、前記ノズル4と前記金型1の間に
    織布または紙等の柔軟性のあるシート部材5を挾み込む
    ことを特徴とする成形方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の成形方法において、成形のサ
    イクル毎に前記シート部材5を送出しロール6から巻取
    りロール7へ順送りで巻き取ってゆくことを特徴とする
    成形方法。
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