JPH11111893A - Icチップ封止用の封止枠の製造法及び封止枠 - Google Patents
Icチップ封止用の封止枠の製造法及び封止枠Info
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- JPH11111893A JPH11111893A JP27486797A JP27486797A JPH11111893A JP H11111893 A JPH11111893 A JP H11111893A JP 27486797 A JP27486797 A JP 27486797A JP 27486797 A JP27486797 A JP 27486797A JP H11111893 A JPH11111893 A JP H11111893A
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- sealing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ICカード製造用の封止枠であって、高強
度、高剛性の封止枠の製造法及び封止枠を提供するこ
と。 【解決手段】 封止枠の製造法は、強化繊維と樹脂とを
含む成形材料13を芯型11の上に位置させて前記樹脂
を硬化させて筒状の成形品1aとし、該筒状の成形品を
切断する方法である。筒状の成形品1aの切断はワイヤ
37を用いて行うことが好ましい。本発明により、強化
繊維7の切断面が開口5に露出しない封止枠、強化繊維
7が封止枠の角部1cにおいても角部1cの曲率に添っ
て配向している封止枠、強化繊維7が封止枠の枠3内に
おいて開口5の周りに渦巻状又は螺旋状に存在している
封止枠等が提供される。強化繊維の含有量が、強化繊維
と樹脂との合計量に対して、40体積%以上であること
が好ましい。
度、高剛性の封止枠の製造法及び封止枠を提供するこ
と。 【解決手段】 封止枠の製造法は、強化繊維と樹脂とを
含む成形材料13を芯型11の上に位置させて前記樹脂
を硬化させて筒状の成形品1aとし、該筒状の成形品を
切断する方法である。筒状の成形品1aの切断はワイヤ
37を用いて行うことが好ましい。本発明により、強化
繊維7の切断面が開口5に露出しない封止枠、強化繊維
7が封止枠の角部1cにおいても角部1cの曲率に添っ
て配向している封止枠、強化繊維7が封止枠の枠3内に
おいて開口5の周りに渦巻状又は螺旋状に存在している
封止枠等が提供される。強化繊維の含有量が、強化繊維
と樹脂との合計量に対して、40体積%以上であること
が好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ROMカード等の
ICカードを製造するために用いられるICチップ封止
用の封止枠、特に、ICチップを保護する封止樹脂を流
し込みICカードを製造するためのICチップ封止用の
封止枠に関する。
ICカードを製造するために用いられるICチップ封止
用の封止枠、特に、ICチップを保護する封止樹脂を流
し込みICカードを製造するためのICチップ封止用の
封止枠に関する。
【0002】
【従来の技術】上記封止枠の構造が実開平1−6708
0号公報に開示されている。ICチップ封止用の封止枠
(以下封止枠という)は、図7に示すように、ICチッ
プ22を収容して封止樹脂27により封止するための開
口と、封止樹脂27の流れ止めをするための枠3’と備
えている。ICカードは、例えば、プリント基板21上
に取り付けられたICチップ22を収容するように封止
枠23を置き、枠3’内に封止樹脂を流し込み、次い
で、ICチップ22と封止枠23を覆うようにプラスチ
ックカバー28を被覆し、プリント基板21、ICチッ
プ22、封止枠23、プラスチックカバー28等を封止
樹脂27の硬化物により一体化することで製造される。
ICカードの大きさの制限により、封止枠23の厚みt
は、通常、約0.5mmと肉薄で、枠3’の幅w1は約
1mmである。
0号公報に開示されている。ICチップ封止用の封止枠
(以下封止枠という)は、図7に示すように、ICチッ
プ22を収容して封止樹脂27により封止するための開
口と、封止樹脂27の流れ止めをするための枠3’と備
えている。ICカードは、例えば、プリント基板21上
に取り付けられたICチップ22を収容するように封止
枠23を置き、枠3’内に封止樹脂を流し込み、次い
で、ICチップ22と封止枠23を覆うようにプラスチ
ックカバー28を被覆し、プリント基板21、ICチッ
プ22、封止枠23、プラスチックカバー28等を封止
樹脂27の硬化物により一体化することで製造される。
ICカードの大きさの制限により、封止枠23の厚みt
は、通常、約0.5mmと肉薄で、枠3’の幅w1は約
1mmである。
【0003】封止枠の枠3’は前記のように、薄肉で幅
が狭いので、折り曲げ等により破損し易い。従って、枠
部3’は、強化繊維7’と樹脂8とからなる積層構造と
される。そして、封止枠23は、前記公報に開示されて
いるようにガラスエポキシ系の材料を打ち抜くか、或い
は、ガラス繊維と樹脂8とを含む積層板を製造し、該積
層板を封止枠形状に切削加工することで製作される。
が狭いので、折り曲げ等により破損し易い。従って、枠
部3’は、強化繊維7’と樹脂8とからなる積層構造と
される。そして、封止枠23は、前記公報に開示されて
いるようにガラスエポキシ系の材料を打ち抜くか、或い
は、ガラス繊維と樹脂8とを含む積層板を製造し、該積
層板を封止枠形状に切削加工することで製作される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記製
造法には次の問題があった。 1.積層板を用いるため、枠部の角部に連続する繊維が
なく、繊維利用率が低く、高強度、高剛性の製品が得ら
れ難い。則ち、積層板を打ち抜き加工或いは切削加工に
より封止枠を製造すると、図8の(a)、(b)に示す
ように、強化繊維7’が切断されて、開口5に強化繊維
の切断面が露出する。また、強化繊維7’が切断される
と、強化繊維7’による補強が不十分となるので、封止
枠23の剛性が十分ではないし、また破損し易かった。 2.積層板のプレスによる打ち抜きの場合、打抜部に衝
撃により微細なクラックが生じ易かった。このため、封
止枠23の強度が低下し易かった。一方、積層板の切削
加工の場合、切削加工による強度低下は少ないが、1枚
づつ加工するため切削加工に時間がかかり、製造コスト
が高かった。 3.積層板の打ち抜き或いは切削加工により封止枠を製
造すると、開口5を形成した積層板の部分はロスとな
る。従って、材料ロスが非常に多かった。
造法には次の問題があった。 1.積層板を用いるため、枠部の角部に連続する繊維が
なく、繊維利用率が低く、高強度、高剛性の製品が得ら
れ難い。則ち、積層板を打ち抜き加工或いは切削加工に
より封止枠を製造すると、図8の(a)、(b)に示す
ように、強化繊維7’が切断されて、開口5に強化繊維
の切断面が露出する。また、強化繊維7’が切断される
と、強化繊維7’による補強が不十分となるので、封止
枠23の剛性が十分ではないし、また破損し易かった。 2.積層板のプレスによる打ち抜きの場合、打抜部に衝
撃により微細なクラックが生じ易かった。このため、封
止枠23の強度が低下し易かった。一方、積層板の切削
加工の場合、切削加工による強度低下は少ないが、1枚
づつ加工するため切削加工に時間がかかり、製造コスト
が高かった。 3.積層板の打ち抜き或いは切削加工により封止枠を製
造すると、開口5を形成した積層板の部分はロスとな
る。従って、材料ロスが非常に多かった。
【0005】本発明は、軽量で高剛性で破損しにくいI
Cカードが得られ、しかも材料ロスが非常に少ない封止
枠の製造法、及び封止枠を提供することを目的とする。
Cカードが得られ、しかも材料ロスが非常に少ない封止
枠の製造法、及び封止枠を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、強化繊
維と樹脂とを含む成形材料を芯型の上に位置させて前記
樹脂を硬化させて筒状の成形品とし、該筒状の成形品を
切断することを特徴とするICチップ封止用の封止枠の
製造法にある。
維と樹脂とを含む成形材料を芯型の上に位置させて前記
樹脂を硬化させて筒状の成形品とし、該筒状の成形品を
切断することを特徴とするICチップ封止用の封止枠の
製造法にある。
【0007】
【発明の実施の形態】図5は封止枠の例を示す斜視図で
ある。封止枠1はICチップを封止して保護するための
封止樹脂を流し込むための開口5と、封止樹脂の流れ止
めのための枠3とを備えている。封止枠1の大きさ、厚
みはそれを使用するICカードの仕様により決定され
る。封止枠1は正方形等の角形状であることが一般的で
あり、通常、その幅wは約5〜15mmで、枠の幅w1
は約0.3〜3mmであり、枠の厚みtは1.5mm以
下、好ましくは1mm以下であって、約0.2〜0.8
mmであることが特に好ましい。また、封止枠の角部1
cにRを設けることが強度的に好ましく、好ましい曲率
半径Rは約0.5〜5mmである。
ある。封止枠1はICチップを封止して保護するための
封止樹脂を流し込むための開口5と、封止樹脂の流れ止
めのための枠3とを備えている。封止枠1の大きさ、厚
みはそれを使用するICカードの仕様により決定され
る。封止枠1は正方形等の角形状であることが一般的で
あり、通常、その幅wは約5〜15mmで、枠の幅w1
は約0.3〜3mmであり、枠の厚みtは1.5mm以
下、好ましくは1mm以下であって、約0.2〜0.8
mmであることが特に好ましい。また、封止枠の角部1
cにRを設けることが強度的に好ましく、好ましい曲率
半径Rは約0.5〜5mmである。
【0008】強化繊維の周りの隙間を埋めて強化繊維を
結合するマトリックスとなる樹脂の種類は、特に限定さ
れないが、好ましくはエポキシ樹脂、ビニルエステル樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂である。
樹脂として、耐熱性の熱可塑性樹脂、例えばポリエーテ
ルエーテルケトン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹
脂、ポリエーテルサルフォン樹脂等を用いてもよい。
結合するマトリックスとなる樹脂の種類は、特に限定さ
れないが、好ましくはエポキシ樹脂、ビニルエステル樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂である。
樹脂として、耐熱性の熱可塑性樹脂、例えばポリエーテ
ルエーテルケトン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹
脂、ポリエーテルサルフォン樹脂等を用いてもよい。
【0009】強化繊維として、ガラス繊維、炭素繊維そ
の他の有機、無機系の強化繊維が挙げられる。強化繊維
の形態として、ガラス繊維、炭素繊維等の強化繊維が連
続している連続繊維或いは強化繊維が切断されて不連続
な不連続繊維が挙げられる。連続繊維の例は、強化繊維
のモノフィラメントを数十本〜数百本合糸し集束したス
トランドをより合わせた糸(ヤーン)、数十本のストラ
ンドを引きそろえ束状にしたもの(トウ)、ヤーンを編
織成して得られるクロス等の強化繊維材であり、不連続
繊維の例は前記ストランドを一定長さに切断したチョッ
プストランド、不連続繊維を一方向に配向したシート材
料等の強化繊維材である。強化繊維として連続繊維を用
いると、不連続繊維を用いる場合よりも、高強度、高剛
性成の封止枠が得られ易く、好ましい。強化繊維とし
て、炭素繊維を用いると、ガラス繊維を用いる場合に比
較して、比強度、比剛性の高い封止枠を得やすい。
の他の有機、無機系の強化繊維が挙げられる。強化繊維
の形態として、ガラス繊維、炭素繊維等の強化繊維が連
続している連続繊維或いは強化繊維が切断されて不連続
な不連続繊維が挙げられる。連続繊維の例は、強化繊維
のモノフィラメントを数十本〜数百本合糸し集束したス
トランドをより合わせた糸(ヤーン)、数十本のストラ
ンドを引きそろえ束状にしたもの(トウ)、ヤーンを編
織成して得られるクロス等の強化繊維材であり、不連続
繊維の例は前記ストランドを一定長さに切断したチョッ
プストランド、不連続繊維を一方向に配向したシート材
料等の強化繊維材である。強化繊維として連続繊維を用
いると、不連続繊維を用いる場合よりも、高強度、高剛
性成の封止枠が得られ易く、好ましい。強化繊維とし
て、炭素繊維を用いると、ガラス繊維を用いる場合に比
較して、比強度、比剛性の高い封止枠を得やすい。
【0010】強化繊維の割合は、肉薄で幅狭の封止枠に
強度、剛性を持たせるために、樹脂と強化繊維との合計
量に対して、30体積%以上、好ましくは40体積%以
上、50体積%から75体積%が特に好ましい。強化繊
維の含有量がこのように多いと、高強度、高剛性の封止
枠が得られる。
強度、剛性を持たせるために、樹脂と強化繊維との合計
量に対して、30体積%以上、好ましくは40体積%以
上、50体積%から75体積%が特に好ましい。強化繊
維の含有量がこのように多いと、高強度、高剛性の封止
枠が得られる。
【0011】図1、図2は封止枠の製造法の例を示す図
であり、図3は封止枠を製造するための筒状の成形品の
例を示す斜視図である。本発明の封止枠の製造法は、図
1、図2に示すように、強化繊維と樹脂とを含む成形材
料13を芯型11の上に位置させて前記樹脂を硬化させ
て筒状の成形品1aとし、該筒状の成形品1aを切断す
る方法である。
であり、図3は封止枠を製造するための筒状の成形品の
例を示す斜視図である。本発明の封止枠の製造法は、図
1、図2に示すように、強化繊維と樹脂とを含む成形材
料13を芯型11の上に位置させて前記樹脂を硬化させ
て筒状の成形品1aとし、該筒状の成形品1aを切断す
る方法である。
【0012】成形材料13は、強化繊維と樹脂とを少な
くとも含む。成形材料は、前記の連続繊維に樹脂を含浸
したものでもよく、或いは、不連続繊維と樹脂とを混合
したものでもよい。成形材料を得るための樹脂として、
完全には硬化していない未硬化の前記樹脂、例えば、エ
ポキシ樹脂液等の熱硬化性樹脂液が挙げられる。未硬化
の樹脂には、硬化触媒、無機充填剤、着色剤等が添加さ
れていてもよい。成形材料中の樹脂は、芯型11の上で
樹脂の硬化温度以上に加熱され硬化させられて固化す
る。
くとも含む。成形材料は、前記の連続繊維に樹脂を含浸
したものでもよく、或いは、不連続繊維と樹脂とを混合
したものでもよい。成形材料を得るための樹脂として、
完全には硬化していない未硬化の前記樹脂、例えば、エ
ポキシ樹脂液等の熱硬化性樹脂液が挙げられる。未硬化
の樹脂には、硬化触媒、無機充填剤、着色剤等が添加さ
れていてもよい。成形材料中の樹脂は、芯型11の上で
樹脂の硬化温度以上に加熱され硬化させられて固化す
る。
【0013】成形材料13がその周囲に被覆される芯型
11は、封止枠1の開口5を形成するためのものであ
る。従って、芯型11の断面形状を、筒状成形品の空洞
5’の形状が封止枠の開口5の形状となるようにする
(則ち、芯型11の外寸をW−2w1等とする。)こと
が好ましい。この場合、筒状の成形品1aの切断品を封
止枠とするために、切断品の開口部を切削加工する必要
がない。封止枠は角形状であることが好ましいので、芯
型11の断面形状は角形状が好ましい。芯型11とし
て、成形材料に対して離型性の型、例えば金属製の型或
いは金属フィラーを多量に含有する樹脂製の型が好適で
ある。また、芯型11の角部には、封止枠の角部1cと
ほぼ同じ曲率を設ける。
11は、封止枠1の開口5を形成するためのものであ
る。従って、芯型11の断面形状を、筒状成形品の空洞
5’の形状が封止枠の開口5の形状となるようにする
(則ち、芯型11の外寸をW−2w1等とする。)こと
が好ましい。この場合、筒状の成形品1aの切断品を封
止枠とするために、切断品の開口部を切削加工する必要
がない。封止枠は角形状であることが好ましいので、芯
型11の断面形状は角形状が好ましい。芯型11とし
て、成形材料に対して離型性の型、例えば金属製の型或
いは金属フィラーを多量に含有する樹脂製の型が好適で
ある。また、芯型11の角部には、封止枠の角部1cと
ほぼ同じ曲率を設ける。
【0014】筒状の成形品1aを製造する例として、成
形材料として一方向に引き揃えた強化繊維に予め樹脂を
含浸させたプリプレグ、トウリプリプレグを芯型11の
上に巻き付け、加熱して樹脂を硬化後、脱芯する方法が
挙げられる。これらの方法は、シートラッピング成形
法、シートワインディング成形法といわれている。筒状
の成形品の製造法の他の例として、芯金11に強化繊維
に樹脂を含浸させながら巻き付けて成形材料とし、加熱
硬化後、脱芯する方法が挙げられる。この方法は、フィ
ラメントワインディング成形法といわれる。これらのい
ずれの方法においても加熱硬化前に成形材料の上に、加
熱により収縮する、いわゆる収縮テープを巻き付け、加
圧源とする。また、上記の製造法において加熱硬化する
際、成形材料を成形型に入れ、加圧加熱硬化させ、硬化
後、脱型することも可能である。この方法は内圧成形法
といわれている。
形材料として一方向に引き揃えた強化繊維に予め樹脂を
含浸させたプリプレグ、トウリプリプレグを芯型11の
上に巻き付け、加熱して樹脂を硬化後、脱芯する方法が
挙げられる。これらの方法は、シートラッピング成形
法、シートワインディング成形法といわれている。筒状
の成形品の製造法の他の例として、芯金11に強化繊維
に樹脂を含浸させながら巻き付けて成形材料とし、加熱
硬化後、脱芯する方法が挙げられる。この方法は、フィ
ラメントワインディング成形法といわれる。これらのい
ずれの方法においても加熱硬化前に成形材料の上に、加
熱により収縮する、いわゆる収縮テープを巻き付け、加
圧源とする。また、上記の製造法において加熱硬化する
際、成形材料を成形型に入れ、加圧加熱硬化させ、硬化
後、脱型することも可能である。この方法は内圧成形法
といわれている。
【0015】次に、図2に基づいて筒状の成形品1aの
製造法の例を説明すれば、強化繊維と樹脂とを含む成形
材料13を芯型11の上に所定厚み(約w1)に巻き付
けて位置させ、該成形材料13を被覆するようにテープ
(不図示)を成形材料13の上に巻回し、次いで、前記
樹脂を硬化させ、芯型11を脱芯し、テープを剥離し
て、筒状の成形品1aとする方法である。なお、図2
は、成形材料13を位置をずらしながら芯型11の上に
巻回して、強化繊維を芯型11の上に螺旋状に巻回して
いる状態を示す。
製造法の例を説明すれば、強化繊維と樹脂とを含む成形
材料13を芯型11の上に所定厚み(約w1)に巻き付
けて位置させ、該成形材料13を被覆するようにテープ
(不図示)を成形材料13の上に巻回し、次いで、前記
樹脂を硬化させ、芯型11を脱芯し、テープを剥離し
て、筒状の成形品1aとする方法である。なお、図2
は、成形材料13を位置をずらしながら芯型11の上に
巻回して、強化繊維を芯型11の上に螺旋状に巻回して
いる状態を示す。
【0016】前記収縮テープとして、成形材料に対して
接着性を有さないものが用いられ、その例は、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリエチレン等のプラスチックテ
ープである。テープが加熱収縮性であれば、成形材料に
対して加圧源となるので、筒状の成形品1aに層間のは
くりが生じないし、所定の肉厚w1を持った筒状の成形
品1aが得られる。収縮テープは、成形後、はぎ取られ
筒状の成形品1aは切断される。
接着性を有さないものが用いられ、その例は、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリエチレン等のプラスチックテ
ープである。テープが加熱収縮性であれば、成形材料に
対して加圧源となるので、筒状の成形品1aに層間のは
くりが生じないし、所定の肉厚w1を持った筒状の成形
品1aが得られる。収縮テープは、成形後、はぎ取られ
筒状の成形品1aは切断される。
【0017】図1は筒状の成形品1aを内圧成形法によ
って製造する例を示し、該製造法は、芯型11の周囲に
巻回された成形材料13を成形型(外型)17の中に容
れて成形材料13中の樹脂を硬化させた後、外型17を
脱型し芯型11を脱芯して筒状の成形品1aを得る方法
である。
って製造する例を示し、該製造法は、芯型11の周囲に
巻回された成形材料13を成形型(外型)17の中に容
れて成形材料13中の樹脂を硬化させた後、外型17を
脱型し芯型11を脱芯して筒状の成形品1aを得る方法
である。
【0018】成形材料13の上に被される外型17は封
止枠の枠3の外側部を形成するためのものである。従っ
て、外型17のキャビティ形状を封止枠の枠3の外側面
形状と同じとする(則ち、外型17のキャビティ幅をW
とする等)ことが好ましい。この場合、筒状の成形品1
aを厚みtに切断するだけで、所望形状の封止枠が得ら
れる。従って、筒状の成形品1aの切断品の外側面の切
削加工が不要である。
止枠の枠3の外側部を形成するためのものである。従っ
て、外型17のキャビティ形状を封止枠の枠3の外側面
形状と同じとする(則ち、外型17のキャビティ幅をW
とする等)ことが好ましい。この場合、筒状の成形品1
aを厚みtに切断するだけで、所望形状の封止枠が得ら
れる。従って、筒状の成形品1aの切断品の外側面の切
削加工が不要である。
【0019】筒状の成形品1aを製造する場合、図2に
示すように、強化繊維の繊維軸を巻回方向と一致させる
ことが好ましい。なお、図2中の矢印は、成型材料13
中の強化繊維の繊維軸の方向を示す。強化繊維の繊維
軸、特に強化繊維として連続繊維を用いた強化繊維材中
の強化繊維の繊維方向、を巻回方向と一致させれば、強
化繊維の補強効果が最大限に発揮されるので、強度、剛
性に特に優れた封止枠が得られる。好ましくは、強化繊
維材を芯型11の上に重ねて巻回して強化繊維が渦巻状
となるように巻回する若しくは強化繊維材を位置をずら
しながら芯型11の上に巻回して強化繊維が螺旋状とな
るように巻回する。
示すように、強化繊維の繊維軸を巻回方向と一致させる
ことが好ましい。なお、図2中の矢印は、成型材料13
中の強化繊維の繊維軸の方向を示す。強化繊維の繊維
軸、特に強化繊維として連続繊維を用いた強化繊維材中
の強化繊維の繊維方向、を巻回方向と一致させれば、強
化繊維の補強効果が最大限に発揮されるので、強度、剛
性に特に優れた封止枠が得られる。好ましくは、強化繊
維材を芯型11の上に重ねて巻回して強化繊維が渦巻状
となるように巻回する若しくは強化繊維材を位置をずら
しながら芯型11の上に巻回して強化繊維が螺旋状とな
るように巻回する。
【0020】筒状の成形品1aは切断されて、封止枠と
される。前記のようにして製造した筒状の成形品1a
は、封止枠の幅wと、枠3の幅w1と一致する形状を持
つので、筒状の成形品1aを封止枠の厚みtで多数個に
分断すれば、多数の封止枠が一度に得られる。筒状の成
形品1aは、好ましくは、ワイヤを用いて切断する。切
断具としてワイヤスライサーが好ましい。ワイヤスライ
サーは、図4に示すように、被切断品を切断するための
ワイヤ37を有し、該ワイヤ37は軸36aの上に密に
巻回され、一方向に走行させられるようになっている。
ワイヤスライサーを用いて、筒状の成形品1aを切断す
るには、筒状の成形品1a(図示は3本)をワイヤスラ
イサーの取付具31に取り付け、次いで、筒状の成形品
1aを一方向に走行しているワイヤ37に押し付けて、
ワイヤ37により封止枠の厚みtに分断する。ワイヤス
ライサーを用いれば、一回の切断操作で、数百本〜数千
本の単位で封止品を得ることができる。従って、封止品
の製造効率に優れ、封止枠を低コストで製造できる。
される。前記のようにして製造した筒状の成形品1a
は、封止枠の幅wと、枠3の幅w1と一致する形状を持
つので、筒状の成形品1aを封止枠の厚みtで多数個に
分断すれば、多数の封止枠が一度に得られる。筒状の成
形品1aは、好ましくは、ワイヤを用いて切断する。切
断具としてワイヤスライサーが好ましい。ワイヤスライ
サーは、図4に示すように、被切断品を切断するための
ワイヤ37を有し、該ワイヤ37は軸36aの上に密に
巻回され、一方向に走行させられるようになっている。
ワイヤスライサーを用いて、筒状の成形品1aを切断す
るには、筒状の成形品1a(図示は3本)をワイヤスラ
イサーの取付具31に取り付け、次いで、筒状の成形品
1aを一方向に走行しているワイヤ37に押し付けて、
ワイヤ37により封止枠の厚みtに分断する。ワイヤス
ライサーを用いれば、一回の切断操作で、数百本〜数千
本の単位で封止品を得ることができる。従って、封止品
の製造効率に優れ、封止枠を低コストで製造できる。
【0021】ワイヤスライサーは、図4に示すように、
ワイヤ37を有し、該ワイヤ37は軸36aの上に所定
間隔[例えば、封止枠の厚みt+切りしろ(ほぼワイヤ
径)]を置いて密に多数回、巻回されて巻回部とされ、
巻回部にはノズル33から砥粒(ダイヤモンド粒等)が
吹きつけられ、ワイヤ37は一方向に走行させられて軸
36bに巻き取られ、巻き取られながら巻回部におい
て、巻回部に押し付けられた被切断品を、多数個に同時
に分断できるようにされている。39は切断品を受ける
受器である。ワイヤ37は、例えば、右方向から左方向
に巻き戻されるようになっている。
ワイヤ37を有し、該ワイヤ37は軸36aの上に所定
間隔[例えば、封止枠の厚みt+切りしろ(ほぼワイヤ
径)]を置いて密に多数回、巻回されて巻回部とされ、
巻回部にはノズル33から砥粒(ダイヤモンド粒等)が
吹きつけられ、ワイヤ37は一方向に走行させられて軸
36bに巻き取られ、巻き取られながら巻回部におい
て、巻回部に押し付けられた被切断品を、多数個に同時
に分断できるようにされている。39は切断品を受ける
受器である。ワイヤ37は、例えば、右方向から左方向
に巻き戻されるようになっている。
【0022】ワイヤ37として、直径が約0.3mm以
下、好ましくは0.15以下と薄いものを用いる。ワイ
ヤ37として、直径が約0.05〜0.1mmのものが
特に好適である。このようにワイヤ37が薄ければ、筒
状の成形品1aの切断代が約0.3mm以下となるの
で、切断による材料ロスが極めて少ない。
下、好ましくは0.15以下と薄いものを用いる。ワイ
ヤ37として、直径が約0.05〜0.1mmのものが
特に好適である。このようにワイヤ37が薄ければ、筒
状の成形品1aの切断代が約0.3mm以下となるの
で、切断による材料ロスが極めて少ない。
【0023】図6は本発明の製造法による封止枠の例を
示す図であって、該封止枠1は、強化繊維として連続繊
維を用いたシート状の強化繊維材(例えば、炭素繊維を
一方向に引き揃えてエポキシ樹脂を含浸したもの)であ
って、芯型の上に重ねて巻回されている前記強化繊維材
に樹脂が含浸されてなる成形材料を芯型の上で前記樹脂
を硬化させて筒状の成形品とし、次いで、該筒状の成形
品を切断することで製造した封止枠であって、強化繊維
7が開口5の周りに渦巻状に存在している例である。
示す図であって、該封止枠1は、強化繊維として連続繊
維を用いたシート状の強化繊維材(例えば、炭素繊維を
一方向に引き揃えてエポキシ樹脂を含浸したもの)であ
って、芯型の上に重ねて巻回されている前記強化繊維材
に樹脂が含浸されてなる成形材料を芯型の上で前記樹脂
を硬化させて筒状の成形品とし、次いで、該筒状の成形
品を切断することで製造した封止枠であって、強化繊維
7が開口5の周りに渦巻状に存在している例である。
【0024】本発明の製造法によれば、図6に示すよう
に、強化繊維7の切断面が開口5に露出しない封止枠が
得られる。本発明の製造法は積層板を打ち抜き加工或い
は切削加工する方法ではないので、打ち抜き加工或いは
切削加工による強化繊維の切断がなく、封止枠は高強
度、高剛性である。また、図6に示すように、封止枠1
の周方向に強化繊維7を実質的に配向させることができ
る。即ち、強化繊維7の繊維が封止枠の開口5に実質的
に平行とされ、角部1cにおいても該角部1cの曲率に
添って強化繊維7が配向する封止枠が得られる。このよ
うな封止枠は高強度である。また、本発明によれば、強
化繊維7が封止枠の枠3内において、開口5の周りに枠
3の厚みt方向に螺旋状に存在する封止枠若しくは開口
5の周りに渦巻状に存在する封止枠を製造できる。該封
止枠は、剛性、強度に特に優れる。
に、強化繊維7の切断面が開口5に露出しない封止枠が
得られる。本発明の製造法は積層板を打ち抜き加工或い
は切削加工する方法ではないので、打ち抜き加工或いは
切削加工による強化繊維の切断がなく、封止枠は高強
度、高剛性である。また、図6に示すように、封止枠1
の周方向に強化繊維7を実質的に配向させることができ
る。即ち、強化繊維7の繊維が封止枠の開口5に実質的
に平行とされ、角部1cにおいても該角部1cの曲率に
添って強化繊維7が配向する封止枠が得られる。このよ
うな封止枠は高強度である。また、本発明によれば、強
化繊維7が封止枠の枠3内において、開口5の周りに枠
3の厚みt方向に螺旋状に存在する封止枠若しくは開口
5の周りに渦巻状に存在する封止枠を製造できる。該封
止枠は、剛性、強度に特に優れる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
強度、高剛性の封止枠が得られ、従来品に比べ1.5倍
強の強度剛性の向上が期待出来る。また、筒状の成形品
を製造し、それをワイヤーソー等を利用して切断加工す
れば、一度の加工で数百枚から数千枚の封止枠の切断が
可能となり、飛躍的なコスト低減が可能となる。また、
耐久性、信頼性、安全性は、従来品に比べ壊れにくくな
り、ICカードの信頼性を高めることが出来る。更に、
従来工法に比べ、強度、剛性を損なうことなく多量生産
が可能となり、飛躍的なコストダウンが可能となるの
で、経済性、製造性に優れる。従って、本発明の封止枠
は、ICカードを製造するために用いられるICチップ
封止用の封止枠として特に好適である。
強度、高剛性の封止枠が得られ、従来品に比べ1.5倍
強の強度剛性の向上が期待出来る。また、筒状の成形品
を製造し、それをワイヤーソー等を利用して切断加工す
れば、一度の加工で数百枚から数千枚の封止枠の切断が
可能となり、飛躍的なコスト低減が可能となる。また、
耐久性、信頼性、安全性は、従来品に比べ壊れにくくな
り、ICカードの信頼性を高めることが出来る。更に、
従来工法に比べ、強度、剛性を損なうことなく多量生産
が可能となり、飛躍的なコストダウンが可能となるの
で、経済性、製造性に優れる。従って、本発明の封止枠
は、ICカードを製造するために用いられるICチップ
封止用の封止枠として特に好適である。
【図1】 封止枠の製造法の例を示す断面図である。
【図2】 封止枠の製造法の他の例を示す斜視図であっ
て、強化繊維を芯型の上に螺旋状に巻回している状態を
示す。
て、強化繊維を芯型の上に螺旋状に巻回している状態を
示す。
【図3】 封止枠を製造するための筒状の成形品の例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図4】 筒状の成形品の切断法の例を説明するための
図である。
図である。
【図5】 封止枠の形状を示す斜視図である。
【図6】 強化繊維が開口の周りに渦巻状に存在してい
る封止枠を示す図である。
る封止枠を示す図である。
【図7】 封止枠の使用法を説明する図である。
【図8】 積層板の打ち抜き加工又は切削加工により製
造した従来例の封止枠を示す図であって、(a)は正面
図で、(b)は側面図である。
造した従来例の封止枠を示す図であって、(a)は正面
図で、(b)は側面図である。
1・・封止枠、1a・・筒状の成形品、1c・・角部、
3・・枠、3a・・枠の内面、5・・開口、5’・・空
洞、7、7’・・強化繊維、8・・樹脂、11・・芯
型、13・・成形材料、17・・外型、21・・プリン
ト基板、22・・ICチップ、23・・封止枠、27・
・封止樹脂、28・・プラスチックカバー、31・・取
付具、33・・ノズル、35・・砥粒、36a、36b
・・軸、37・・ワイヤ、39・・受器
3・・枠、3a・・枠の内面、5・・開口、5’・・空
洞、7、7’・・強化繊維、8・・樹脂、11・・芯
型、13・・成形材料、17・・外型、21・・プリン
ト基板、22・・ICチップ、23・・封止枠、27・
・封止樹脂、28・・プラスチックカバー、31・・取
付具、33・・ノズル、35・・砥粒、36a、36b
・・軸、37・・ワイヤ、39・・受器
Claims (6)
- 【請求項1】 強化繊維と樹脂とを含む成形材料を芯型
の上に位置させて前記樹脂を硬化させて筒状の成形品と
し、該筒状の成形品を切断することを特徴とするICチ
ップ封止用の封止枠の製造法。 - 【請求項2】 強化繊維と樹脂とよりなる筒状の成形品
をワイヤを用いて切断することを特徴とするICチップ
封止用の封止枠の製造法。 - 【請求項3】 強化繊維材と樹脂とからなり、ICチッ
プを収容するための開口を有する封止枠であって、強化
繊維の切断面が開口に露出していないことを特徴とする
ICチップ封止用の封止枠。 - 【請求項4】 強化繊維と樹脂とからなり、ICチップ
を収容するための開口を有する封止枠であって、強化繊
維が封止枠の角部においても該角部の曲率に添って配向
していることを特徴とするICチップ封止用の封止枠。 - 【請求項5】 強化繊維と樹脂とからなり、ICチップ
を収容するための開口を有する封止枠であって、強化繊
維が封止枠の枠内において開口の周りに渦巻状又は螺旋
状に存在していることを特徴とするICチップ封止用の
封止枠。 - 【請求項6】 強化繊維の含有量が、強化繊維と樹脂と
の合計量に対して、40体積%以上であることを特徴と
する請求項3〜5のいずれかに記載のICチップ封止用
の封止枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27486797A JPH11111893A (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | Icチップ封止用の封止枠の製造法及び封止枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27486797A JPH11111893A (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | Icチップ封止用の封止枠の製造法及び封止枠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11111893A true JPH11111893A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17547678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27486797A Withdrawn JPH11111893A (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | Icチップ封止用の封止枠の製造法及び封止枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11111893A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013533134A (ja) * | 2010-06-08 | 2013-08-22 | エアーボーン・インターナショナル・ベー・フェー | 平面部を備える複合製品を製造するための方法および装置 |
US10144171B2 (en) | 2011-03-03 | 2018-12-04 | AO & G Hollding B.V. | Method for manufacturing continuous composite tube, apparatus for manufacturing continuous composite tube |
US11584117B2 (en) | 2018-01-31 | 2023-02-21 | Airborne Intemational B.V. | Manufacturing layered products |
-
1997
- 1997-10-07 JP JP27486797A patent/JPH11111893A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013533134A (ja) * | 2010-06-08 | 2013-08-22 | エアーボーン・インターナショナル・ベー・フェー | 平面部を備える複合製品を製造するための方法および装置 |
US10144171B2 (en) | 2011-03-03 | 2018-12-04 | AO & G Hollding B.V. | Method for manufacturing continuous composite tube, apparatus for manufacturing continuous composite tube |
US10226892B2 (en) | 2011-03-03 | 2019-03-12 | Ao&G Holding B.V. | Method for manufacturing continuous composite tube, apparatus for manufacturing continuous composite tube |
US11584117B2 (en) | 2018-01-31 | 2023-02-21 | Airborne Intemational B.V. | Manufacturing layered products |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |