JP3047233U - ハンドホン/無線呼出器用振動及び呼出音発生装置 - Google Patents

ハンドホン/無線呼出器用振動及び呼出音発生装置

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JP3047233U
JP3047233U JP1997008839U JP883997U JP3047233U JP 3047233 U JP3047233 U JP 3047233U JP 1997008839 U JP1997008839 U JP 1997008839U JP 883997 U JP883997 U JP 883997U JP 3047233 U JP3047233 U JP 3047233U
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vibration
diaphragm
coil
ring
handset
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Application number
JP1997008839U
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English (en)
Inventor
鍾 培 李
Original Assignee
株式会社新宇音響
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドホンや無線呼出器に適用する振動及び
呼出音の発生装置を単一体に構成してハンドホンや無線
呼出器の小型薄型化を可能にする。 【解決手段】 両面に、上・下部環突(11)、(1
1’)及び底面両側にコイル(7)の両端が接続される
端子(13)を形成した厚さが薄い管状のケーシング
(1)と、上部環突(11)の上に縁を掛け座らせる通
常の磁石(6)を付着させたヨーク(5)、固定板
(8)とアイレット(9)で固定され幾何学的形状の振
動骨(32)を対称形に形成した振動発生用振動板
(3)と、下部環突(11’)の上に縁を掛け座らせる
一面の中央にコイル(7)を同心円になるように接合し
た呼出音発生用振動板(3’)と、上・下部の環突(1
1)(11’)の上に掛け座らせた振動板(3)
(3’)を固定するリング(4)(4’)で構成したこ
とを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はハンドホンや無線呼出器に適用する振動及び呼出音発生装置に関する もので、特に振動及び呼出音の発生装置を単一体に構成してハンドホンや無線呼 出器の小型、薄型化を可能にしたハンドホン/無線呼出器用振動及び呼出音発生 装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本分野に関連した従来のハンドホンや無線呼出器は固定子の中心に設置した回 転子の回転軸先端部に振子を偏心に付着させて固定子に電流が流れて回転する時 、振子が回転軸に従って回りながら振動を発生する振動体と呼出音を発生するブ ザーを各々別個体に構成している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って、このような構造の振動及び呼出音発生装置は回転軸が長く固定子の直 径が大きな振動体とブザーを別個体に構成したものなので超小型化が困難でハン ドホンや無線呼出器のスリム(slim)化を困難にしている実情である。 又、振動体とブザーを別個体に構成することにより部品数と組立工程数が増え 、これがため製造原価を高める原因ともなる。
【0004】 本考案の目的は従来ハンドホンや無線呼出器に於いて振動及び呼出音の発生の 為振動体とブザーを別個体に適用した問題点を解消せんとする努力の一環として 考案されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため本考案のハンドホン/無線呼出器用振動及び呼出音 発生装置は、両面が全て開放されたケーシングの一面に呼出音発生用振動板を固 定して内側の底面中央に振動板と同心円を成すコイルを接合し、他面には振動骨 から成る振動板を固定してコイルの軸方向に跳ね動きながら振動するよう底面に ドーナツ型の磁石が下向きに付着されたヨークと固定板を当て合わせた中心にア イレットを打って固定し、ケーシング底面両側にはハンドホン又は無線呼出器の PCB接続用端子を形成することにより振動及び呼出音発生装置を単一体に構成 したものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の実施の一形態を添付の図面に基づいて説明する。 図1及び図2に表示した通り、本考案のハンドホン/無線呼出器用振動及び呼 出音発生装置はケーシング(1)と電磁石(2)及び振動板(3)(3’)から 構成される。
【0007】 ケーシング(1)は合成樹脂のような不導体であり、厚さが薄くて軸方向の両 面が開放された管状で、両面にはリング固定用の上部環突(11)及び下部環突 (11’)を形成する。 ケーシング(1)両面のリング固定用環突(11)(11’)中、上部環突( 11)には振動板(3)を掛け座らせた後リング(4)を嵌めて支持する凹溝( 12)を形成し、下部環突(11’)には振動板(3’)を掛け座らせた後リン グ(4’)を無理強いに嵌めて固定出来るようにする。
【0008】 電磁石(2)はヨーク(5)と磁石(6)及びコイル(7)から成っている。 ヨーク(5)の厚さはケーシング(1)の内面高さに比べ遥かに低くその縦壁 (51)の外廓に位置する磁石シート(52)の上縁にはドーナツ型の磁石(6 )を付着させる。 上記ヨーク(5)中心の凹入部には固定板(8)を座らせ、その上に振動板( 3)を密着させて各アイレット孔(53)(81)(31)を一致するようにし た状態でアイレット(9)を打って固定させる。
【0009】 コイル(7)は磁石(6)の内周面と縦壁(51)の外周面の間に形成した環 状空間に出入りが出来る大きさの直径に巻いたもので、コイル(7)の下端は上 記振動板(3’)の内側底面中央に振動板(3’)と同心円を成すように接合す る。 そして、ケーシング(1)の底面両側にはハンドホン又は無線呼出器のPCB 接続用端子(13)を形成してコイル(7)を接続させる。
【0010】 上記の振動板(3)は中心のアイレット孔(31)両側に幾何学的形状の振動 骨(32)を対称形に形成させて低い周波数では容易に跳ね動いて大きな振動効 果を得るようにし、薄板で形成した振動板(3’)は高い周波数で鋭い振動音で ある、即ち、呼出音が発生されるようにする。
【0011】 図2を参照して上記要素の組立順序を説明する。 先ず、ヨーク(5)の外廓に位置する磁石シート(52)の縁の上に磁石(2 2)を付着し、ヨーク(5)中心の凹入部に固定板(8)と固定板(8)の上に 振動板(3)を置いた後ヨーク(5)と固定板(8)及び振動板(3)のアイレ ット孔(53)(81)(31)を一致させた状態でアイレット(9)を打って コーキング等の方法で一体化する。
【0012】 一方、振動板(3’)一面の中央にはコイル(7)の下端を振動板(3’)と 同心円を成すよう接合し、コイル(7)の両端は振動板(3’)をケーシング( 1)に組立する時、底面両側の端子(13)と接続出来るよう抜いて置く。
【0013】 次いで、ケーシング(1)の上部環突(11)の方には、ヨーク(5)、固定 板(8)及び振動板(3)をアイレット(9)で一体化した群中、ヨーク(5) の方が先に入るようにして環突(11)の上に振動板(3)の縁の振動骨(32 )が座るようにした後、その上にリング(4)を強制的に嵌めて固定する。
【0014】 上記環突(11)の反対側に位置する環突(11’)の上にはコイル(7)の 両端が外側に露出するようにした状態でコイル(7)の方がケーシング(1)内 に向かうよう振動板(3’)を乗せる。 この時、コイル(7)は磁石(6)の内周面と縦壁(51)外周面との間の環 状空間に十分容易に入るので、コイル(7)と磁石(6)との間に発生する電磁 気に依って振動板(3)(3’)が振動する時ヨーク(5)や磁石(6)がコイ ル(7)と互いに邪魔にならないようになる。
【0015】 環突(11’)の上に振動板(3’)を乗せた状態でリング(4’)を無理強 いに嵌めて固定した後、コイル(7)の両端をケーシング(1)の両側端子(1 3)に接続すれば図2と同じ単一体の振動及び呼出音発生装置が完成される。
【0016】 上記の振動及び呼出音発生装置はハンドホンや無線呼出器の組立過程でPCB (図示せず)にケーシング(1)の両側端子(13)を接続するようになるので ある。
【0017】 このように構成された本考案は、振動又は呼出音を選択に従って外部から通話 信号や呼出信号が認可されるとPCBから振動又は呼出音の発生に合う高・低の 周波数を区分してコイル(7)に送るようになる。 PCBからの周波数がコイル(7)に認可されるとコイル(7)と磁石(6) との間で電磁気が発生し、その電磁気に依ってヨーク(5)とコイル(7)が軸 方向、即ち面方向に遊動するに従って各振動板(3)(3’)はヨーク(5)と コイル(7)が振動すると同時に動作して振動する。 この時、振動板(3)(3’)の振動する方向はヨーク(5)及びコイル(7 )が振動する方向、即ち、アイレット(9)の軸方向になる。
【0018】 要するに、ハンドホンや無線呼出器を振動で選択すれば、コイル(7)には低 い周波数が認可されて振動板(3)を振動させ、この時の振動効果は指先で叩く ようでありながら確実に体感出来る程十分である。
【0019】 ハンドホンや無線呼出器を呼出音で選択すれば、コイル(7)には高い周波数 が認可されてコイル(7)と振動板(3’)が共に振動し、この時は高い周波数 の認可に因って振動板が極めて速い速度で振動しながら“ピーピーピー”と鋭い 呼出音を発生するようになるのである。
【0020】
【考案の効果】
本考案に依るハンドホン/無線呼出器用振動及び呼出音発生装置は、薄い厚さ のケーシング両面に振動板を装着して振動及び呼出音が単一体から発生するよう に構成したもので、超小型の単一体で部品数及び組立工程数が減少して製造原価 を削減しハンドホンや無線呼出器に適用すれば小型薄型化が可能であり携帯使用 が便利である等の効果を持つ極めて有用な考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す装置の分解斜視図
【図2】 図1に示す装置の組立体の縦断面図
【符号の説明】
1…ケーシング 2…電磁石 3、3’…振動板 4、4’…リング 5…ヨーク(YOKE) 6…磁石 7…コイル 8…固定板 9…アイレット(I-LET) 11、11’…環突 12…凹溝 31、53、81…アイレット孔 32…振動骨 51…縦壁 52…磁石シート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面に、上・下部環突(11)、(1
    1’)及び底面両側にコイル(7)の両端が接続される
    端子(13)を形成した厚さが薄い管状のケーシング
    (1)と、上部の環突(11)の上に縁を座らせる通常
    の磁石(6)を付着させたヨーク(5)、固定板(8)
    とアイレット(9)で固定され幾何学的形状の振動骨
    (32)を対称形に形成した振動発生用振動板(3)
    と、下部環突(11’)の上に縁を座らせる一面の中央
    にコイル(7)を同心円になるように接合した呼出音発
    生用振動板(3’)と、上・下部の環突(11)(1
    1’)の上に座らせた振動板(3)(3’)を固定させ
    るリング(4)(4’)から構成されたことを特徴とす
    るハンドホン/無線呼出器用振動及び呼出音発生装置。
JP1997008839U 1997-04-07 1997-09-18 ハンドホン/無線呼出器用振動及び呼出音発生装置 Expired - Lifetime JP3047233U (ja)

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KR9707103 1997-04-07

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