JP3576524B2 - 振動発生装置およびこれを用いた携帯機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はページャー(ポケットベル)、腕時計型の携帯可能な小型情報伝達装置等の振動発生装置に関するものである。より詳しくは、ページャー、時報及びアラーム等を知らせる時計、及び人体に振動を伝えたり、音を鳴らしたりして情報を伝達する信号受信機の機能を持つその他の携帯機器およびその振動発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の振動を発生する装置のうちでも、ページャーは代表的なものとなっており、取分けページャーの普及率は高い。よって以下においてページャーを中心に説明する。
【0003】
従来、ページャーは電話の呼び出しがあったことを携帯者に知らせるため、無線呼び出し信号をページャーの内部受信機が受信したときに、呼び出し音を発生させていた。
【0004】
しかし、音による呼び出しは場所を選ばず鳴り出すため、周囲に迷惑をかけたり、他人に連絡の必要性を知られてしまうという問題点があった。
【0005】
その対策として、今日では音で呼び出す以外に体感振動によって呼び出しがあったことを知らせる機能が備えられており、呼び出し音と体感振動のいずれかの呼び出し信号を選択できるようにしている。
【0006】
そこで従来から用いられている体感振動を発生する振動発生装置について説明する。図4のように円筒形コアレスモータ12の端面に突出した回転軸14にタングステン等の高比重合金でできた偏心した分銅13を取り付けて形成したものである。この偏心分銅13は、部分円運動して偏心振動させるため、半円状または扇形状になっている。コアレスモータ12に通電し、偏心した分銅13を回転させて、2次的に振動を発生させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の振動発生装置はページャー等の携帯用機器の小型化に対して、以下のような課題を有する。
(1)円筒形コアレスモータ12に偏心した分銅13をつけた構成では、その遠心力により回転軸14に大きな負荷が作用するので、これ以上の小型化や長期使用の要請に充分応えきれない。
(2)従来の構成では、呼び出し音と体感振動とのいずれかを選択できるようにするためには、音を発生する小型スピーカを別に必要とし、この小型スピーカと、前記振動発生装置が別々に組み込まれており、小型化の際の省スペース化の障害となっている。
【0008】
本発明はこのような課題を解決し、磁気効率及びコンパクト化の点で有利になると共に、ひとつの振動発生装置で、呼び出し音による呼出しと体感振動による呼び出しを可能にする振動発生装置およびこれを用いた携帯機器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の振動発生装置は上述した目的を達成するため、筐体内部に、1対の板状弾性体を相対向するように配置し、一方の板状弾性体にヨークと磁石とからなる磁界発生体を取り付けて第1の振動体を構成し、他方の板状弾性体にコイルを取り付けて第2の振動体を構成し、かつ前記ヨークは、基板部と、基板部の中央から第2の振動体に向け立上がる中央部と、基板部の周囲から第2の振動体に向け立上がる外周部と、基板部の中央から立下がる脚部とからなるとともに、第1の振動体の板状弾性体に前記脚部において取り付けられ、前記磁石は筐体の中央側と外周側とに異なる磁極を有するようにヨークの外周部の内側面に固定され、前記コイルは前記磁石と前記ヨークの中央部との間に形成される空間内に位置することを特徴とする。
【0010】
また上記発明において、ヨークの平面視形状を多角形状とし、ヨークの外周部を構成する各側面部を互いに切り離し、かつ各側面部の内面に板状の磁石を固定した構成とすると好適である。
【0011】
しかも、本発明の振動発生装置を、ページャー等の携帯機器に内蔵すると好適である。
【0012】
本発明の振動発生装置の作用を、第1の振動体の共振周波数を低く、第2の振動体の共振周波数を高く設定した場合を例にとって説明する。
【0013】
発振回路を通じて、第1の振動体または第2の振動体の一方を共振させる周波数の電流を第2の振動体のコイルに通電すると、第1の振動体の磁界発生体と、その磁界内に配された前記コイルとの相互磁気作用により、両振動系は振動し、一方の振動系が共振を行なうので、その振幅は圧倒的に大となり、例えばその共振周波数が600Hz以上の所定値である場合には、第2の振動体が共振して、呼び出し音を発生させることになる。又発振回路を通じて電流の周波数を切替えて、他方の振動系を共振させ、例えば、その共振周波数が250Hz以下の所定値になるようにすると、第1の振動体が共振して体感振動を発生させることができる。
【0014】
ここで、第1の振動体の共振周波数を低く、第2の振動体の共振周波数を高くしたのは、第1の振動体の磁界発生体が振動発生装置の質量の大部分を占めるため、第1の振動体の質量が第2の振動体の質量に比較してかなり大きくなり、第1の振動体の共振周波数は、第2の振動体の共振周波数に比較してかなり低くなるからである。
【0015】
また、本発明では、ヨークを基板部、中央部、外周部および脚部からなるように構成し、ヨークの外周部内側面に、筐体の中央側と外周側とに異なる磁極を有する磁石を固定し、この磁石とヨークの中央部との間に形成される空間にコイルを位置させることにより、この空間からの漏洩磁束を低減し、磁気効率を向上させることができるとともにコンパクト化を図ることができ、またヨークをその外周部を浮かした状態で板状弾性体に取り付けていることとなるので、ヨークの外周部は板状弾性体に接触することなく、その振動は妨げられることはない。
【0016】
本発明において、ヨークの平面視形状を多角形状とし、ヨークの外周部を構成する各側面部を互いに切り離し、かつ各側面部の内面に板状の磁石を固定した構成とすると、円環状磁石等を用いた場合に比較し、磁石の生産性の向上及びコスト低減を図れ、またヨークの基板部および外周部を板金の打ち抜き等からでも製作でき、一層の生産性の向上及びコスト低減を図れ、さらに前記各側面部が独立に振動するようになり、相互磁気作用による振動がさらに増幅し、低エネルギでも十分大きな振動を発生させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図1〜図3を参照して説明する。
【0018】
本発明の振動発生装置は、筐体6と、この筐体6に支持された1対の第1の板状弾性体1と第2の板状弾性体2と、筐体6内部で、第1の板状弾性体1に取り付けられた磁界発生体(ヨーク3と板状磁石4とからなる)7と、第2の板状弾性体2に取り付けられた角筒コイル5とからなり、第1の板状弾性体1と磁界発生体7とで第1の振動体を構成し、第2の板状弾性体2と角筒コイル5とで第2の振動体を構成する。
【0019】
前記筐体6は上部円筒体6aと下部円筒体6bとからなる。上部円筒体6aは、その上端に第2の板状弾性体2を嵌入支持するための円環状の段付き6eを有し、その外周面には呼び出し音の共鳴効果用の共鳴孔6cを有し、その下端には第1の板状弾性体1の突起1aを嵌入するための一対の対向する凹部6dが設けられている。下部円筒体6bは、上部円筒体6aに比較して背の低い有底円筒形状のものであり、この下部円筒体6bの上面と前記上部円筒体6aの凹部6dとで第1の板状弾性体1の突起1aが挟持される。この下部円筒体6bを設けることにより、第1の板状弾性体1を支持できると共に、第1の板状弾性体1が他の障害物に接触し、その振動が妨害されるのを防ぐことができる。ここで上部円筒体6aと下部円筒体6bは樹脂や金属によって構成すると好適である。
【0020】
筐体6の下側に位置する第1の板状弾性体1は、鋼板等の金属板で構成され、その形状は「S」字型形状とし、この第1の板状弾性体1のバネ定数を第2の板状弾性体2のものに比較して小さくした。これは、本発明の振動発生装置においては、この第1の板状弾性体1と第2の板状弾性体2とを全く同形状としても、その効果を十分得られるが、上記形状にすることにより、第1の振動体はより低い共振周波数を得ることができ、第1の振動体と第2の振動体の共振周波数の相違をより明確にするためである。
【0021】
また第1の板状弾性体1の中央には、後記するヨーク3の突起3eを嵌入し、ヨーク3を取り付けするための取付穴1bを設け、第1の板状弾性体1の外周には前記したように、上部円筒体6aの凹部6dに嵌入される突起1aを対向するように一対設けてある。従って、第1の板状弾性体1はこの一対の突起1aにより筐体6に支持され、この支持構造により、第1の板状弾性体1が振動し易くなると共に、振動発生装置の製作時の位置決めが容易となり生産性の向上が図れる。また、筐体6の上側に位置する第2の板状弾性体2は、鋼板等の金属板で構成された円盤形状であり、第1の板状弾性体1に比較して、そのバネ定数を大きく設定することにより、上記の第1の振動体とは逆に、第2の振動体の共振周波数は高くなる。そして第2の板状弾性体2は、その周縁部により筐体6に支持されている。
【0022】
このように第1の板状弾性体1と第2の板状弾性体2は、筐体6の上下部分で並行に相対向するように配置される。
【0023】
さらに、磁界発生体7はヨーク3と板状磁石4とからなり、第1の板状弾性体1の上面中央に設けられる。ここでヨーク3は、正方形板状の基体部(基板部)3aと、この基体部3aの各4辺から上方に突出する外周部3cと、その基体部3aの中央から上方に突出する正方形状の中央部3bと、その基体部3aの中央から下方に突出する円柱状の脚部3dとからなり、この脚部3dの中央下面には突起3eが設けられている。
【0024】
第1の板状弾性体1の取付穴1bにヨーク3の突起3eを嵌入することにより、ヨーク3を第1の板状弾性体1に取り付けることができ、これら取付穴1bと突起3eとの嵌合により、ヨーク3取り付け時の位置決めが容易となり、生産性の向上が図れる。
【0025】
また、ヨーク3には脚部3dが設けられて、ヨーク3の外周部3cは浮いた状態となっているために、直接に第1の板状弾性体1に接触することがなく、その外周部3cの振動が妨げられることはない。
【0026】
外周部3cの4側面部はその下端において基体部3aに接続してはいるが、その4側面部自体はそれぞれ切り離されており、各側面部が隣接する他の側面部に干渉されることなく独立に振動して、より大きな振動を発生させることができる。また、このような4側面部で外周部3cを構成することにより、十字型に型抜きした金属板の4辺を折り曲げることのみで基体部3aと外周部3cとを同時に形成でき、上記効果と共に、生産性の向上、コスト低減が図れる。
【0027】
そしてこの外周部3cのそれぞれの側面部の内面には、板状磁石4が1枚づつ固着されており、磁界発生体7が構成されるが、この板状磁石4のN極側は外周部3cの内面に接し、S極側は前記中央部3bの外周側に向け一定間隔を保持して設けられている。またこの板状磁石4の下端は基体部3aには接することなく、一定の隙間を保持して外周部3cに固着されている。前記ヨーク3は純鉄等の軟磁材料からなり、板状磁石4は、例えば希土類磁石材料からなるものを用いると好適である。
【0028】
このように、磁界発生体7を構成することにより、磁石をヨークの中心に配置する構成と比較して、漏れ磁束が少なく、後記する角筒コイル5をショートコイル形とすることができ、磁気効率及びコンパクト化の点で有利になると共に、ヨーク3の外周部3cを正方形状としたため、磁石とし板状磁石4を用いることができ、円環状の外周部と円環状磁石とで磁界発生体を構成した場合に比較して、生産性の向上及びコストの削減が図れる。
【0029】
なお、本実施形態ではヨーク3の平面視形状を正方形状としたが、3角形状、6角形状等の多角形としても同様の効果を得ることができる。また、本実施形態では、外周部3cの各側面部を互いに切り離した構成としているが、各側面部が一体に連続する構成とすることも可能である。
【0030】
さらに、角筒コイル5は、銅線の表面に樹脂を焼き付けたエナメル線を用いて略正方形状に形成され、前記板状磁石4の内周側とヨーク3の中央部3bの外周側の間に位置する大きさであり、ヨーク3及び板状磁石4からなる磁界発生体7の磁界における磁束密度の高い箇所に配置できるように、第2の板状弾性体2の下面中央部から下方に突設している。
【0031】
図3は、前記角筒コイル5に発振回路15を通じて周波数の異なる電流を切替え可能に与える構成の1例を示している。図3において5は角筒コイル、11は直流電源、15はCPU10、トランジスタ9、抵抗8a、8b等で構成される発振回路である。
【0032】
CPU10からトランジスタ9には、通電と通電停止を繰返すパルス信号が与えられ、このパルス信号の周波数と同周波数の電流が角筒コイル5に流れる。このように角筒コイル5に通電すると、板状磁石4を備えたヨーク3と、角筒コイル5が電磁力により振動し、結果的に第1の振動体及び第2の振動体が振動する。CPU10は前記パルス信号の周波数を、第1の振動体を共振させる第1の周波数と、第2の振動体を共振させる第2の周波数のいずれをも選択できるように構成されている。
【0033】
CPU10が第1の周波数のパルス信号をトランジスタ9に与えることにより、振動発生装置を例えば第1の振動体の共振周波数に合わせて100Hzで振動させると、第1の板状弾性体1を介して装置自体が前記共振周波数と同期して共振し、体感振動を発生する。これにより、無音で他人に迷惑のかからない呼び出しを行うことが可能となる。
【0034】
他方、CPU10が第2の周波数のパルス信号をトランジスタ9に与えることにより、振動発生装置を例えば第2の振動体の共振周波数に合わせて2.7kHzで振動させると、装置自体が前記共振周波数と同期して共振し、呼び出し音を発生し、スピーカとしての作用を営む。
【0035】
ここで、第1の振動体の共振周波数が第2の振動体の共振周波数に比較して低いのは、第1の振動体を構成する第1の板状弾性体1のバネ定数が小さく、かつ振動発生装置の質量の大部分を占める磁界発生体7が第1の振動体に属するために、第1の振動体の質量が大きくなっているからである。
【0036】
逆に、第2の振動体の共振周波数が比較的高いのは、第2の振動体を構成する第2の板状弾性体2のバネ定数が大きく、かつ第2の振動体は質量の小さな角筒コイル5と第2の振動体のみで構成されているため、第2の振動体の質量が小さいからである。
【0037】
ここで、本実施形態では特に、筐体6に共鳴孔6cが設けられているため、共鳴効果により、前記第2の板状弾性体2の共振により発生した呼び出し音を、より一層大きくすることができ、低エネルギーで十分な呼び出し音を得ることができる。
【0038】
本実施形態では、下記のヘルムホルツの理論式及び実験結果からこの共鳴孔6cの断面積を0.1〜4mm2 とすると適当であった。
【0039】
なおヘルムホルツの理論式において周波数fは、S:共鳴孔6cの断面積、V:筐体6の容積、L:共鳴孔6cの筐体6外周面から内周面までの距離、c:空気の音速として、
S=V*L*(2πf)2 /c2
で表現されるものである。
【0040】
そして第1の振動体による体感振動の周波数を250Hz以下とし、第2の振動体に呼び出し音の周波数を600Hz以上となるように、それぞれの振動系の共振周波数を設定すると好適である。周波数の設定を600Hz以上にしたのは、ISO226(1961)の等ラウドネス曲線に基づき、600Hz以上で振動すると低い音圧レベルで人間の耳で聴くことが可能であるからである。つまり低い振動エネルギーで人間の耳が聴くことができる音を発生できる。さらに250Hz以下にしたのは同じく等ラウドネス曲線に基づき、250Hz以下の振動は人間の耳には聴こえず、機械的振動のみ身体に伝えることができるからである。
【0041】
このように1つの振動発生装置で2種類の呼び出し信号を発生させることができるため、前記した従来例と比較して、より小型で軽量、かつ振動の大きな振動発生装置が可能となる。
【0042】
上記振動発生装置は、ページャーや腕時計等の携帯機器に組み込んで用いることができる。そして、例えばページャーの携帯者が切替えスイッチで、呼び出し音と体感振動のいずれか一方を選択できるように構成することができる。又前記CPU10からの第1の周波数のパルス信号と第2の周波数のパルス信号とを一定時間毎に交互に発生させて、呼び出し音と体感振動の両方が交互に生ずるように構成することもできる。
【0043】
【発明の効果】
本発明の振動発生装置は、コンパクト、軽量な構造のものでありながら、呼び出し音と体感振動という2種類の呼び出し信号を、使い分け自在に発生させることができ、かつ磁気効率を向上させることができる。
【0044】
そして、第1の振動体の磁界発生体のヨークの平面視形状を多角形状とし、ヨークの外周部を構成する各側面部を互いに切り離し、かつ各側面部の内面に板状の磁石を固定することにより、振動発生装置の生産性の向上及びコスト低減が図れるとともに、低エネルギでも十分大きな振動を発生させることができる。
【0045】
又本発明の振動発生装置をページャー、腕時計などの携帯機器に内蔵させると、上記2種類の呼び出し信号を備えた携帯機器のコンパクト化、軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の振動発生装置の一実施形態を示す断面図である。
【図2】その分解断面斜視図である。
【図3】その発振回路を示す概略図である。
【図4】従来のページャー用振動発生装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 第1の板状弾性体
2 第2の板状弾性体
3 ヨーク
3a 基体部(基板部)
3b 中央部
3c 外周部
3d 脚部
4 板状磁石(磁石)
5 角筒コイル(コイル)
6 筐体
7 磁界発生体
Claims (3)
- 筐体内部に、1対の板状弾性体を相対向するように配置し、一方の板状弾性体にヨークと磁石とからなる磁界発生体を取り付けて第1の振動体を構成し、他方の板状弾性体にコイルを取り付けて第2の振動体を構成し、かつ前記ヨークは、基板部と、基板部の中央から第2の振動体に向け立上がる中央部と、基板部の周囲から第2の振動体に向け立上がる外周部と、基板部の中央から立下がる脚部とからなるとともに、第1の振動体の板状弾性体に前記脚部において取り付けられ、前記磁石は筐体の中央側と外周側とに異なる磁極を有するようにヨークの外周部の内側面に固定され、前記コイルは前記磁石と前記ヨークの中央部との間に形成される空間内に位置することを特徴とする振動発生装置。
- ヨークの平面視形状を多角形状とし、ヨークの外周部を構成する各側面部を互いに切り離し、かつ各側面部の内面に板状の磁石を固定したことを特徴とする請求項1記載の振動発生装置。
- 請求項1または2に記載の振動発生装置を内蔵した携帯機器。
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