JP3046949B2 - 送受信装置 - Google Patents

送受信装置

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JP3046949B2
JP3046949B2 JP9288406A JP28840697A JP3046949B2 JP 3046949 B2 JP3046949 B2 JP 3046949B2 JP 9288406 A JP9288406 A JP 9288406A JP 28840697 A JP28840697 A JP 28840697A JP 3046949 B2 JP3046949 B2 JP 3046949B2
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不二郎 島野
利之 中澤
英晃 米倉
恭史 保科
敬 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信、レーダ等の
電波機器における干渉波抑圧手段を備えた送受信装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、図11は、例えば、
「レーダ応用のための同時送受信技術について」、阿
部、米倉、渡辺、平沢、信学技報、SANE94−5
8,1994に示された干渉波抑圧手段を備えた送受信
装置のブロック図である。図において、1は送信信号発
生手段、2は送信機、24は送信アンテナ、14は受信
のための複数の素子アンテナ、15は複数の受信機、1
6は複数のA/D変換器、17は複数の乗算器、18は
複数の減算器、19は加算器である。
【0003】次に、上記構成の装置の動作について説明
する。送信信号発生手段によって発生した送信信号は、
送信機2にて増幅され、送信アンテナ24を通して空間
に放射される。放射された送信波の一部は、干渉波とな
って受信用の複数の素子アンテナ14で受信される。各
素子アンテナでは、干渉波とともに所望波を受信し、各
素子アンテナに接続されたそれぞれの受信機15で周波
数変換された後、各受信機に接続されたそれぞれのA/
D変換器16にてA/D変換される。素子アンテナ#1
〜#Nで受信された信号のA/D変換後の出力信号が、
それぞれ入力される減算器18に接続されたそれぞれの
乗算器17において、素子アンテナ#0で受信した信号
のA/D変換後の出力信号は、素子アンテナ#1〜#N
で受信された信号のA/D変換後のそれぞれの出力信号
と等しくなるように位相と振幅が補正され、それぞれ減
算器で素子アンテナ#1〜#Nで受信された信号のA/
D変換後の出力信号から差し引かれることにより、干渉
波は抑圧される。一方、所望波については、位相と振幅
が乗算器17による位相と振幅の補正で、素子アンテナ
#0で受信した信号のA/D変換後の出力信号と素子ア
ンテナ#1〜#Nで受信された信号のA/D変換後の出
力信号が等しくならないので、干渉波のように抑圧され
ない。それぞれの減算器18の出力信号は加算器19で
加算され、最終的に出力信号を得る。
【0004】また、同じ文献において、図12に示すよ
うに、送信アンテナ、受信アンテナが各一本の場合の同
時送受信装置について干渉波除去の方法を示している。
その構成として、送受信信号の一部をA/D変換し、ア
ダプティブフィルタを用いて受信信号に減算処理をし
て、エコーキャンセラ方式により干渉波を抑圧する構成
としている。ただ、この場合には、多素子アンテナに対
しての送信信号を直接利用しての干渉波抑圧については
記述がなく、多素子アンテナには先に述べた構成による
抑圧方法のみ検討されている。従って、図11の構成と
図12の構成を組み合わせると、図13に示すような送
受信装置の構成となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術は、受信素
子アンテナ#0の位相と振幅を受信素子アンテナ#1〜
#Nそれぞれと等しくなるように補正して差し引くこと
により、干渉波を抑圧する方式である。従って、所望波
の影響を受けないよう、干渉波が所望波に比べ十分大き
い必要があり、また逆に、受信部のダイナミックレンジ
の制約から干渉波が所望波に比べ大きくなりすぎない必
要があった。即ち、干渉波のレベルがある範囲内の値で
ないと、適切な動作をしないという課題があった。
【0006】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、干渉波が所望波に比べて十分大
きくなくても、また、干渉波が大きすぎても、干渉波を
抑圧し所望波を得る送受信装置を得ることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る送受信装
置は、基本送信信号を分配する第1の分配器と、分配後
の複数の各分配送信信号の対応する各々の位相を変える
各移相器と、これら各移相器の各々の位相を制御する移
相器制御手段と、移相器で位相を変えた移相後信号に対
応する送信信号を放射する各送信アンテナと、基本送信
信号の一部を取り出す第2の分配器と、基本送信信号を
発生する手段以降で各アンテナ間に設けた送信機から構
成される送信装置と、目標受信信号を受ける複数の各受
信アンテナと、送信装置の第2の分配器で一部を分配さ
れた出力を遅延させる遅延手段と、遅延後の分配信号を
用いて干渉波除去処理をする複数の荷重係数付減算器
と、これら複数の減算器出力を加算する加算器から構成
される受信装置とを備えて、上記受信装置の加算器出力
の一部を上記送信装置の移相器制御手段に帰還させて各
移相器を制御するようにした。
【0008】また更に、送信機は、基本送信信号発生手
段と第1の分配器間に設け、送信機出力信号を第1の分
配器で分配するようにした。
【0009】また更に、送信機は、各移相器と各送信ア
ンテナ間にアンテナ対応で複数設けた。
【0010】また更に、第1の分配器と各送信アンテナ
間に各アンテナ対応で各減衰器を設け、移相器制御手段
は移相器振幅制御手段とした。
【0011】また更に、遅延手段は、複数の遅延素子か
ら構成されるアダプティブフィルタとした。
【0012】また更に、荷重係数付減算器は、荷重係数
を複数の遅延素子から構成されるアダプティブフィルタ
で求めて減算するようにした。
【0013】また、第1の分配器と各移相器とに換え
て、基本送信信号を乗算する複数の乗算器と、これら各
々の乗算器出力を対応するアナログ値に変換する各D/
A変換器とし、送信機はこれらD/A変換器の後に設け
て、移相器制御手段は各々の乗算器を制御するようにし
た。
【0014】または、基本送信信号から送信信号を生成
する送信機と、送信信号を放射する送信アンテナと、基
本送信信号対応の一部を取り出す分配器とから構成され
る送信装置と、目標受信信号を受ける複数の各受信アン
テナと、上記送信装置の分配器で一部を分配された出力
を遅延させる遅延手段と、遅延後の分配信号を用いて干
渉波除去処理をする複数の加重係数付減算器と、複数の
減算器出力を加算する加算器から構成される受信装置と
を備えた。
【0015】また更に、遅延手段は、複数の遅延素子か
ら構成されるアダプティブフィルタとした。
【0016】また更に、受信装置の複数アンテナの素子
指向性を測定する素子電界測定手段を付加し、測定した
指向性により移相器制御手段または移相器振幅制御手段
を近傍の各受信アンテナへの干渉を抑えるよう制御する
ようにした。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1における
送受信装置を、図1の構成について説明する。図1にお
いて、1は送信信号発生手段、2は送信信号発生手段1
に接続された送信機、3は送信機2に接続された第2の
分配器、4は第2の分配器3に接続された第1の分配
器、5は加算器19に接続された複数の受信アンテナの
素子指向性を測定する素子電界測定手段、6は素子電界
測定手段5に接続された近傍界干渉波抑圧手段、7は近
傍界干渉波抑圧手段6に接続された移相器制御手段、8
は第1の分配器4と移相器制御手段7に接続された複数
の移相器、9は移相器8にそれぞれ接続された複数の送
信のための素子アンテナである。10は第2の分配器3
に接続された受信機、11は受信機10に接続されたA
/D変換器、12はA/D変換器11と減算器13に接
続されたアダプティブフィルタ、13はアダプティブフ
ィルタ12とA/D変換器16に接続された減算器、1
4は受信のための複数の素子アンテナ、15は素子アン
テナ14にそれぞれ接続された複数の受信機、16は受
信機15にそれぞれ接続された複数のA/D変換器、1
7はアダプティブフィルタ12に接続された荷重係数を
乗算する複数の乗算器(係数器)、18はA/D変換器
16と乗算器17にそれぞれ接続された複数の減算器、
19は複数の減算器18に接続された加算器である。
【0018】次に、上記構成の装置の動作について説明
する。送信信号発生手段1によって発生した送信信号
は、送信機2にて増幅され、第2の分配器3を経由して
第1の分配器4で複数に分配され、複数の移相器8で位
相を制御され、複数の素子アンテナ9を通して空間に放
射される。この際に、移相器8は、遠方界の所望の方向
に主ビームを向け、かつ、近傍界にある受信用の複数の
素子アンテナ14への干渉波の放射を抑圧するように、
移相器制御手段7により制御される。移相器制御手段7
では、素子電界測定手段5にて測定したデータをもと
に、近傍界抑圧手段6で得られた位相を移相器8の制御
に用いる。近傍界抑圧手段6では、例えば、特願平7−
187185「アンテナ励振方法」に詳述された次の式
(1)の評価関数Fを最小にする方法などにより位相φ
mを求める。
【0019】
【数1】
【0020】ここで、 d0 :所望の電波の放射方向の単位方向ベクトル d1m:素子アンテナ#mから近傍界においた零点を形成
すべき観測点までのベクトル E0m:素子アンテナ#mの遠方界主ビーム方向の素子放
射電界 e1m:素子アンテナ#mから近傍界においた零点を形成
すべき観測点を見た方向の素子放射電界 φm:アンテナ#mの励振位相 G0 :遠方界の主ビーム方向の所望利得 である。
【0021】送信波の放射は、受信用の素子アンテナ1
4への干渉波の放射を抑圧するように制御されている
が、送信波の一部は、干渉波となって受信アンテナ14
の各素子アンテナで受信される。各素子アンテナでは、
干渉波とともに所望波を受信し、各素子アンテナに接続
されたそれぞれの受信機15で周波数変換された後、各
受信機に接続されたそれぞれのA/D変換器16にてA
/D変換される。
【0022】また、送信信号発生手段1によって発生し
た送信信号の一部が第2の分配器3により分配され、分
配器3に接続された受信機10で周波数変換された後、
受信機10に接続されたA/D変換器11にてA/D変
換され、アダプティブフィルタ12に入力される。アダ
プティブフィルタ(ADF)12は、図2に示すよう
に、遅延線20、乗算器21、加算器22、加重計算手
段23から構成される。加重計算手段23では、次の式
(2)による方法等により加重を求め、乗算器21に設
定される。
【0023】
【数2】
【0024】以上により、アダプティブフィルタ12で
は、干渉波の伝搬経路を模擬するようになり、送信信号
を分配した信号を入力することにより、干渉波のレプリ
カを得られる。なお、本構成では、アダプティブフィル
タで複雑な伝搬経路となる実環境を模擬する構成とした
が、もっと簡単に複数の遅延手段を用いて単純な伝搬経
路となる遅延時間のみを模擬するようにしてもよい。
【0025】アダプティブフィルタ12の出力信号とし
て得られた干渉波のレプリカは、複数の乗算器(係数
器)17に入力され、素子アンテナ#1〜#Nで受信さ
れた信号のA/D変換後のそれぞれの出力信号と等しく
なるように位相と振幅が補正され、それぞれ減算器18
で素子アンテナ#1〜#Nで受信された信号のA/D変
換後の出力信号から差し引かれて、干渉波が抑圧され
る。一方、所望波は、元々乗算器の入力信号に含まれな
いので、素子アンテナ#1〜#Nで受信された信号のA
/D変換後の出力信号から差し引かれることはない。そ
れぞれの減算器18の出力信号は、加算器19で加算さ
れ、最終的に出力信号を得る。
【0026】上記で説明したように、本発明では、送信
信号の一部が干渉波レプリカとして用いられ、さらに帰
還して制御するので、受信用アンテナへの干渉波の放射
が抑圧され、受信機のダイナミックレンジの制約が緩和
される。また、乗算器の入力信号として所望波を含まな
い送信機から分配した信号を用いるので、所望波のレベ
ルに影響されずに、干渉波を抑圧することができる。
【0027】上記構成で、素子電界測定手段と近傍界干
渉波抑圧手段は、受信アンテナ素子群が送信アンテナ素
子群の近傍にある場合の干渉波の低減に特に有効である
が、送信と受信アンテナが相互に離れている場合は、計
算により送受波の放射を、受信アンテナへの干渉波を抑
圧するように制御することもできる。なお、図1では、
分配器3が送信機2の後に接続される場合を示したが、
分配器3が送信機2の前に接続されても、同様の効果が
得られることは言うまでもない。
【0028】実施の形態2.実施の形態1では、送信機
が分配器より前にあるパッシブフェーズドアレーアンテ
ナの場合を示したが、図3に示すように、分配器4の後
に複数の送信機25を接続してアクティブフェーズドア
レーアンテナの構成としてもよい。上記構成の装置でも
干渉波の抑圧動作については、先の実施の形態の装置と
同様の動作をするので、詳細記述は省略する。
【0029】実施の形態3.実施の形態2では、位相だ
けで送信ビームを制御する場合を示したが、図4に示す
ように、減衰器26を設けて位相だけでなく振幅をも制
御することにより、更に、高精度に送信ビームを制御す
るようにしてもよい。位相とともに振幅を制御する動作
自体は既に知られており、ここでは詳述記述を省略す
る。
【0030】実施の形態4.上記各実施の形態では、送
信アンテナ素子の各位相子制御をアナログ方式で行う場
合を説明した。しかし、位相量制御をディジタル値で行
うことができれば、制御がより容易になる。そこで、本
実施の形態では、図5に示すように、送信信号発生手段
1でディジタル送信信号を発生し、複数の乗算器(係数
器)28で位相と振幅を制御して、それぞれの複数のD
/A変換器29でD/A変換した後、それぞれ複数の送
信機に入力する構成とする。実施の形態3では、複数の
アナログ方式の移相器で位相を、複数のアナログ方式の
減衰器で振幅を、それぞれ制御する場合を示したが、本
実施の形態では、複数の乗算器28を用いて、ディジタ
ル送信信号の位相と振幅を制御することで、移相器や減
衰器の性能に左右されないで、高精度に送信ビームを制
御することができる。また、制御指令そのものも容易で
ある。
【0031】実施の形態5.実施の形態1では、アダプ
ティブフィルタの出力信号を複数の乗算器に入力して、
位相と振幅を補正する場合を示したが、図6に示すよう
に、アダプティブフィルタ12の出力信号を複数のアダ
プティブフィルタ(ADF)30に入力して位相と振幅
を補正することで、より複雑な伝搬経路による干渉波を
抑圧する構成にできる。
【0032】本実施の形態の加重係数をアダプティブフ
ィルタで構成することを、他の構成と組み合わせて用い
てもよい。実施の形態2に、本実施の形態の構成を適用
して、図7に示す装置としてもよい。即ち、アダプティ
ブフィルタ12の出力信号を複数のアダプティブフィル
タ30に入力して位相と振幅を補正することで、より複
雑な伝搬経路による干渉波を抑圧する。
【0033】実施の形態3に、本実施の形態の構成を適
用して、図8に示す装置としてもよい。アクティブフェ
ーズドアレーアンテナにおいて、アダプティブフィルタ
12の出力信号を複数のアダプティブフィルタ30に入
力して位相と振幅を補正することで、より複雑な伝搬経
路による干渉波を抑圧する。
【0034】実施の形態4に、本実施の形態の構成を適
用して、図9に示す装置としてもよい。位相と振幅を制
御する装置において、アダプティブフィルタ12の出力
信号を複数のアダプティブフィルタ30に入力して位相
と振幅を補正することで、より複雑な伝搬経路による干
渉波を抑圧する。
【0035】実施の形態6.上記各実施の形態では、送
信アンテナを複数の素子アンテナからなるフェーズドア
レーアンテナの構成としたが、干渉波があまり大きくな
い場合は、図10に示す単一の送信アンテナ24からな
る構成に対しても適用して効果がある。
【0036】本実施の形態において、実施の形態5と同
様、アダプティブフィルタ12の出力信号を複数のアダ
プティブフィルタに入力して位相と振幅を補正すること
により、より複雑な伝搬経路による干渉波を抑圧できる
構成としてもよいことは言うまでもない。また、アダプ
ティブフィルタ12に変えて、複数の遅延手段としても
よい。
【0037】
【発明の効果】以上のように、この発明では、送信アン
テナを複数の素子アンテナからなるフェーズドアレーア
ンテナに対して、受信アンテナ各素子からの信号差し引
く信号として送信機から分配された信号から作り出した
信号を用い、更に、受信信号から帰還して送信アンテナ
の位相を制御する構成にしたので、受信部ダイナミック
レンジの制約が緩和され、干渉波が大きすぎても、ま
た、所望波に比べて干渉波が十分大きくなくても干渉波
を抑圧し、所望波が得られる効果がある。これは、帰還
構成を省いても同様効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における送受信装置
の構成図である。
【図2】 実施の形態1の構成要素であるアダプティブ
フィルタの詳細構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態2における送受信装置
の構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態3における送受信装置
の構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態4における送受信装置
の構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態5における送受信装置
の構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態5における他の送受信
装置の構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態5における他の送受信
装置の構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態5における他の送受信
装置の構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態6における送受信装
置の構成図である。
【図11】 従来の送受信装置の構成図である。
【図12】 従来の送受信装置の構成図である。
【図13】 従来の送受信装置の構成図である。
【符号の説明】
1 送信信号発生手段、2 送信機、3 第2の分配
器、4 第1の分配器、5 素子電界測定手段、6 近
傍界干渉波抑圧手段、7 移相器制御手段、8複数の移
相器、9 複数の素子アンテナ、10 受信機、11
A/D変換器、12 アダプティブフィルタ、13 減
算器、14 複数の素子アンテナ、15複数の受信機、
16 複数のA/D変換器、17 複数の乗算器(係数
器)、18 複数の減算器、19 加算器、20 複数
の遅延線、21 複数の乗算器、22 加算器、23
荷重計算手段、24 送信アンテナ、25 複数の送信
機、26 減衰器、27 位相振幅制御手段、28 複
数の乗算器(係数器)、29 複数のD/A変換器、3
0 複数のアダプティブフィルタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米倉 英晃 神奈川県相模原市渕野辺1−18−32 A −105 (72)発明者 保科 恭史 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 伊藤 敬 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−199926(JP,A) 特開 平8−62323(JP,A) 特開 平7−321535(JP,A) 特開 平7−191131(JP,A) 特開 平6−196921(JP,A) 特開 平5−52926(JP,A) 特開 平3−276903(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/95

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基本送信信号を分配する第1の分配器
    と、上記分配後の複数の各分配送信信号の対応する各々
    の位相を変える各移相器と、上記各移相器の各々の位相
    を制御する移相器制御手段と、上記移相器で位相を変え
    た移相後信号に対応する送信信号を放射する各送信アン
    テナと、上記基本送信信号の一部を取り出す第2の分配
    器と、上記基本送信信号を発生する手段以降で各アンテ
    ナ間に設けた送信機から構成される送信装置と、 目標受信信号を受ける複数の各受信アンテナと、上記送
    信装置の第2の分配器で一部を分配された出力を遅延さ
    せる遅延手段と、上記遅延後の分配信号を用いて干渉波
    除去処理をする複数の加重係数付減算器と、上記複数の
    減算器出力を加算する加算器から構成される受信装置と
    を備え、 上記受信装置の加算器出力の一部を上記送信装置の移相
    器制御手段に帰還させて上記各移相器を制御する送受信
    装置。
  2. 【請求項2】 送信機は、基本送信信号発生手段と第1
    の分配器間に設け、送信機出力信号を第1の分配器で分
    配するようにしたことを特徴とする請求項1記載の送受
    信装置。
  3. 【請求項3】 送信機は、各移相器と各送信アンテナ間
    にアンテナ対応で複数設けたことを特徴とする請求項1
    記載の送受信装置。
  4. 【請求項4】 第1の分配器と各送信アンテナ間に各ア
    ンテナ対応で各減衰器を設け、移相器制御手段は移相器
    振幅制御手段としたことを特徴とする請求項3記載の送
    受信装置。
  5. 【請求項5】 遅延手段は、複数の遅延素子から構成さ
    れるアダプティブフィルタであることを特徴とする請求
    項1ないし請求項3いずれか記載の送受信装置。
  6. 【請求項6】 加重係数付減算器は、加重係数を複数の
    遅延素子から構成されるアダプティブフィルタで求めて
    減算することを特徴とする請求項1ないし請求項3いず
    れか記載の送受信装置。
  7. 【請求項7】 第1の分配器と各移相器とに換えて、基
    本送信信号を乗算する複数の乗算器と、上記各々の乗算
    器出力を対応するアナログ値に変換する各D/A変換器
    とし、送信機は上記D/A変換器の後に設け、 移相器制御手段は上記各々の乗算器を制御することを特
    徴とする請求項1記載の送受信装置。
  8. 【請求項8】 基本送信信号から送信信号を生成する送
    信機と、上記送信信号を放射する送信アンテナと、上記
    基本送信信号対応の一部を取り出す分配器とから構成さ
    れる送信装置と、 目標受信信号を受ける複数の各受信アンテナと、上記送
    信装置の分配器で一部を分配された出力を遅延させる遅
    延手段と、上記遅延後の分配信号を用いて干渉波除去処
    理をする複数の加重係数付減算器と、上記複数の減算器
    出力を加算する加算器から構成される受信装置とを備え
    た送受信装置。
  9. 【請求項9】 遅延手段は、複数の遅延素子から構成さ
    れるアダプティブフィルタであることを特徴とする請求
    項8記載の送受信装置。
  10. 【請求項10】 受信装置の複数アンテナの素子指向性
    を測定する素子電界測定手段を付加し、上記測定した指
    向性により移相器制御手段または移相器振幅制御手段を
    近傍の各受信アンテナへの干渉を抑えるよう制御するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項3いず
    れか記載の送受信装置。
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