JP3046221U - 断熱性を有する遮音材 - Google Patents
断熱性を有する遮音材Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 断熱性を有する遮音材に関する。
【解決手段】 塩化ビニールフィルムの間に、厚みのあ
る布地が挟み込まれたことを特徴とする断熱性を有する
遮音材の構成。
る布地が挟み込まれたことを特徴とする断熱性を有する
遮音材の構成。
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】この考案は、断熱性を有する遮音材に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】従来、遮音材としては既に遮音シートとして壁などの下地材 が用いられているが、それらはガラス繊維を綿のように固めたガラスウールに代 表されるように多孔性の物質で作られている。このような物質の製造はその工程 には専門の技術を要し、就中、工程が複雑であり、またこれを防音、遮音材とし て用いる場合には、その施工においても専門の技術が求められることとなる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、上記の従来における専門的な 技術によらずとも、製作が容易であり、また施工が簡易で、それが何人にも容易 にできるようにした断熱効果のある遮音材を得ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】塩化ビニールフィルムの間に、たとえばポリ エステル繊維のメッシュ編地が挟み込まれたことを特徴とする断熱性を有する遮 音材の構成とする。
【0005】
【考案の実施の形態】この考案の実施例として、図1において説明する。こ の考案の断熱性を有する遮音材(A) は、二枚の厚さ 0.5 mm の塩化ビニールフィ ルム(a1),(a2) の間に、厚さ 3〜4 mmのポリエステル繊維の9ゲージメッシュ編 地(b) が挟み込まれた構成である。これらの塩化ビニールフィルム(a1),(a2) お よびその間に装着されたメッシュ編地(b) は、取り扱い上の安定化のために、ご く限られた部分において、合成樹脂剤による接着または超音波溶着などが施され ている。なおメッシュ編地(b) は、二枚の塩化ビニールフィルム(a1),(a2) を任 意の間隔に保持するためと、これら二枚のフィルム間の空気の対流を制限して、 熱の伝導を防ぐために挟み込まれている。
【0006】 また部室内側に面するところの塩化ビニールフィルム(a1)に、厚みのある布地 (c) を貼り付けると、部屋内部の音までが吸収させる作用効果を発揮する。さら に遮音材(A) の全体の厚みの厚いものが許されるならば、換言すれば厚くしても よい場合には、前記の塩化ビニールフィルムの厚さをより厚くし、また挟み込む メッシュ編地(b) もさらに肉厚にすることによって、必然的に遮音、防音の機能 や効果を大きくすることができるものである。なお部屋の外側にも、同様に厚み のある布地(c')を貼り付けてもよい。
【0007】
【考案の効果】この考案は、塩化ビニールフィルムの間に、厚みのあるたと えば、ポリエステル繊維のメッシュ編地が挟み込まれたことを特徴とすることに よって、音響の伝播を制限するとともに、熱の伝導をも制限することができ、そ れは壁材や壁の下地材としてまことに有用であり、製作が容易であり、それによ ってコストを省き、また施工が簡易であって、何人にも特別の技術を要しないで 、容易に利用し施工できるようにした断熱効果のある遮音材を得ることができる ものである。
【図1】この考案の遮音材の断面説明図。
(A) 断熱性を有する遮音材 (a1),(a2) 塩化ビニールフィルム (b) メッシュ編地 (c),(c') 厚みのある布地
Claims (1)
- 【請求項1】塩化ビニールフィルムの間に、厚みのある
布地が挟み込まれたことを特徴とする断熱性を有する遮
音材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007624U JP3046221U (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 断熱性を有する遮音材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007624U JP3046221U (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 断熱性を有する遮音材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3046221U true JP3046221U (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=43180574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997007624U Expired - Lifetime JP3046221U (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 断熱性を有する遮音材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3046221U (ja) |
-
1997
- 1997-08-12 JP JP1997007624U patent/JP3046221U/ja not_active Expired - Lifetime
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