JP3046099B2 - キチン又はキトサンの綿状物 - Google Patents

キチン又はキトサンの綿状物

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キチン又はキトサン
らなる綿状物に関するものである。特に、医療分野にお
ける深い創傷、例えば、挫滅傷、褥瘡、下腿潰瘍等の治
療の為の創傷治療材として好適なキチン又はキトサンの
綿状物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アミノ多糖類であるキチンは,セルロー
スに類似した化学構造を有しているにかかわらず,セ
ルロースとは異なった興味ある多くの特徴を有してい
る。例えば金属,タンパク質等に対し良好な吸着性があ
る。又生体の創傷に使用すると,治癒を促進する効果も
認められている。このような効果を有効に引き出す形と
して,従来から繊維やフィブリルの形が提案さてお
り,その不織布としての利用は,例えば特開昭61−2
40963号公報に記載のものがある。しかし,これら
は特定の目的に対しては有効であるが,他の目的にたい
しては必ずしも十分なものではない。例えば創傷の治療
に対しても問題があった。
【0003】一般的な創傷治療の技術は,近年進歩が著
しく,熱傷や外傷,植皮片をとった後の採皮創等の比較
的浅い傷に対しての治療が進んでおり,これらを治療す
る創傷被覆保護材として多くの商品が使用されている。
これらの主な分類としては,合成高分子からなる合成材
料と天然高分子からなる生体材料とに分類することがで
きる。合成材料には,ポリウレタンフイルム(商品名:
オプサイト,バイオクルーシブ),ポリウレタンスポン
ジ(商品名:デユオアクテイブ),ポリペプチドをコー
テイングしたナイロンフブリツク(商品名:バイオブ
レン)等があり,生体材料としては,凍結乾燥豚皮(商
品名:アロアスク),コラーゲン繊維シート(商品名:
メイパツク),キチン繊維シート(商品名:ベスキチン
W)等がある。
【0004】これらは,いずれも浅い傷を治療するもの
であるが,深い創傷,例えば,挫滅傷,褥瘡,下腿潰瘍
等の場合は,皮膚は勿論のこと,肉芽も大幅な欠損を起
こすので,深い立体的な傷となり,滲出液が多く,感染
も起こりやすいので,上記のような創傷被覆保護材では
治療しにくいのが実情である。例えば,合成材料のもの
を使用すると,これらには創からの滲出液を除去する作
用がないので,滲出液が患部に貯留し,治癒がますます
遅れることになる。また,生体材料の場合は,滲出液の
除去は比較的十分であるが,いずれも厚みの薄いシート
状であるので,立体的な創面に十分密着しなかったり,
滲出液によって融解することが多く,十分な保護効果を
期待できないのが実情である。従って,これら深い傷に
対する現在の治療法としては,局方のガーゼに抗菌剤を
含んだ軟膏を塗布したものや,ヨードを含んだポリビニ
ルピロリドン液を塗布したもので保護する等のように,
滲出液の除去と殺菌のみを目的とした治療が行われてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような治療では,
早い時期の肉芽生成や表皮形成は期待できるものではな
い。創傷治療の目的は,創部をできるだけ早く治癒状態
にもっていくことである。そのためには,創傷被覆保護
材としての役割は,創面に十分に密着して保護でき,滲
出液を十分に吸収するとともに創外に排除することがで
き,肉芽生成や表皮形成を促進することができ,また,
治療途中に容易に交換できるものであることが好まし
い。
【0006】すでに販売されているキチン不織布からな
るシートである「ベスキチンW」(ユニチカ社製)は,
多くの創傷の保護に好ましく使用され,好評である。特
に肉芽生成や表皮形成が良好であることを特徴とする。
しかし,この材料も,深い傷に対しては使用上必ずしも
好ましいものとはいえない。
【0007】このような現状の中で、本発明は、深くて
広い創傷の治療の為の創傷被覆保護材として好適なキチ
又はキトサンの綿状物を提供することを目的としてし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成するため鋭意研究を重ねた結果、キチンの繊維又
はフィブリルを開繊することにより得られる綿状物がか
かる課題を解決できることを見出し、本発明に到達した
ものである。
【0009】すなわち、本発明は、キチン又はキトサン
の繊維又はフィブリルを開繊して得られる綿状集合体か
らなるキチン又はキトサンの綿状物を要旨とするもので
ある。
【0010】以下,本発明を詳細に説明する。キチンと
は,甲殻類,昆虫類等の外骨格を塩酸処理並びに苛性ソ
ーダ処理して灰分および蛋白物質を除去して得られるポ
リ(N−アセチル−D−グルコサミン)またはこのポリ
(N−アセチル−D−グルコサミン)を濃アルカリで処
理して得られる脱アセチル化物(脱アセチル化度で数%
から100%までの値のものがある)であり,これらの
うち,脱アセチル化度が高く,酸に溶解するものを特に
キトサンと呼んでいる。
【0011】本発明で用いられるは、このようなキチ
又はキトサンである。
【0012】キチンの繊維又はフィブリルとは,これら
キチンを溶剤に溶かして溶液とし,繊維又はフィブリル
としたものを意味する。キチンの溶液を作るには,基本
的には2つの方法がある。その1つは,脱アセチル化度
の低いキチンの場合であり,これらの溶媒としては,ジ
メチルアセトアミド又はN−メチルピロリドンと塩化リ
チウムとの混合液,トリクロル酢酸とハロゲン化炭化水
素との混合液等がある。キチンは,粉末の形でこれらの
溶媒に2〜10重量%程度溶解させると,粘調で透明な
溶液を作ることができる。これらから繊維を作るには,
例えば,加圧タンクからギヤーポンプ等で計量送液し,
フイルターを含んだノズル,例えば,0.07mmφ程度
の微細な孔から,凝固液である水又はアルコール等の液
中に押出し,凝固した後,定速で引取る方法がある。で
きた繊維は,十分に溶剤,凝固液等の不純物を除去す
る。本発明に使用する場合の個々の繊維の太さは,0.2
〜50デニール程度で,好ましくは0.5〜10デニール
である。
【0013】フィブリルについては,溶液をかき混ぜな
がら凝固液中に導入したり,キチン溶液に水溶性物質,
例えば,ポリグリセリン等を混入した後に溶液をよく混
合し,熱水で水溶性物質を除去する方法等によって得る
ことができる。
【0014】ここで,繊維とは長手方向に断面形状が均
一なものを意味し,かつエンドレスに作成されたもので
あり,一方フィブリルとは,長手方向の断面形状が不均
一でかつ長さの比較的短いものを意味する。
【0015】脱アセチル化キチンの繊維又はフィブリル
は,これらのキチンの繊維又はフィブリルと濃い苛性ソ
ーダ水溶液,例えば,10〜30重量%の濃度,80℃
以上の温度で処理することによって作成することができ
る。脱アセチル化度の調整は,苛性ソーダの濃度,温
度,処理時間を調整することによって行うことができ
る。
【0016】脱アセチル化度の高いキチン,例えば,キ
トサンから繊維又はフィブリルを作るには,溶剤として
は,例えば,酢酸の水溶液を使用することができる。例
えば,酢酸を0.1〜5重量%程度含む水溶液にキトサン
0.5〜10重量%を溶解させると,透明で粘調な溶液が
できる。
【0017】これをキチン溶液の場合と同じように加圧
タンクに入れ,ギヤーポンプで計量し,微細なノズルか
ら吐出させる。凝固液としては,単なる水,アルコール
又はアルカリ水溶液,アルカリを含んだアルコール液等
を使用することができる。凝固した繊維を定速で引取
り,さらに,十分に洗浄して溶剤,凝固液等の不純物を
除去すると,キトサン繊維を得ることができる。本発明
に使用する際の個々の繊維又はフィブリルの太さは,や
はり0.2〜50デニール程度で,好ましくは0.5〜10
デニールである。これらの繊維又はフィブリルは,その
まま使用してもよいが,無水酢酸を含んだアルコール中
で処理して,若干のアミノ基のアセチル化を進めてもよ
い。
【0018】これらのキチン又はキトサンの繊維又はフ
ィブリルからなる綿状物とは、これらの繊維又はフィブ
リルの綿状集合体のことを意味する。この製造方法は、
まず、キチン繊維を短繊維、例えば、1mm〜5cm程
度の長さに切断し、繊維又はフィブリルの1本ずつを開
繊することによって行うことができる。開繊は、例え
ば、フトン綿を作るカード機等によって多数本の集束物
であるキチン繊維を1本ずつ開繊すると、綿状物を作る
ことができる。この際、綿状物のからみをよくするため
に、事前に繊維にクリンプをかけてもよい。
【0019】でき上がった綿状物は、そのまま使用して
もよいし、上部から若干圧迫してマット状にしてもよい
し、また、接着剤で繊維間を軽く接着させてもよい。こ
れら綿状物を例えば創傷被覆保護材として使用するため
には、これらを小分けして滅菌袋に詰め、滅菌した後に
使用することができる。なお、これら綿状物に抗生物
質、殺菌剤、創傷治療剤等の薬剤を付与して使用するこ
ともできる。
【0020】このようにして得られた本発明の綿状物
は、挫滅傷、褥瘡、下腿潰瘍等の深い傷の治療に使用す
ると、滲出液の排除効果に優れ、密着性がよく、肉芽生
成、表皮形成に優れているので、良好な治療効果をあげ
ることができるものである。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例によってさらに具体的
に説明する。 実施例1 粗キチン粉末(新日本化学製)を1N−塩酸にて40
℃、1時間処理し、さらに、3%苛性ソーダ水溶液中で
90℃、3時間加熱処理し、粗キチン粉末中に含まれて
いるカルシウム分及び蛋白質を除去した。このキチン粉
末をジメチルアセトアミドと塩化リチウムとの混合溶媒
(重量比92:8)に6重量%溶解し、透明の溶液を作
成した。この溶液を1480メッシュのステンレスネッ
トで濾過した後、タンクに詰め、圧縮空気で加圧しなが
らギアーポンプにて送液し、0.05mmφのノズルか
ら80℃の熱水中に押出し、凝固した後、10m/mi
nの速度で引取り、再度熱水で十分に洗浄すると、単糸
デニール0.8デニールのキチン繊維を得ることができ
た。これを乾燥した後、1cmの長さに切断し、開繊カ
ード機でキチン繊維の綿状物を作成した。この綿状物を
滅菌袋の詰め、滅菌した後、褥瘡の治療用として使用し
た。
【0022】患者は78才の女性で、脳障害のため半身
不随となり、寝たきりのため仙骨部に褥瘡を受傷した。
受傷後しばらくポビドンヨード溶液にて治療していた
が、結果は思わしくなく、本実施例の綿状物で治療し
た。治療開始時の傷の面積は6cm×10cmの楕円形
で、深さは筋肉部に達していた。治療法は、まず、患部
をオキシフルで浸した局方ガーゼで十分に洗浄、滅菌し
た後、キチン綿を創面に軽く圧迫充填した。その上から
ガーゼをあて、粘着テープで固定した。交換は2日おき
に行い、処置方法は最初のときと同じであった。
【0023】その結果,6日目頃から良質な肉芽の生成
がみられ,日数の経過とともに肉芽生成が良好となり,
傷の大きさも縮小してきた。そして,最終的に45日間
で完全に傷がふさがり,完治した。
【0024】実施例2 実施例1で得られたキチン繊維を20重量%苛性ソーダ
液中で90℃で2時間処理した。十分に水洗後、この繊
維の脱アセチル化度を測定すると、55%であった。こ
の繊維を15mmに切断し、やはり開繊カード機で綿
物を作成した後に滅菌した。
【0025】この綿状物は、オートバイ事故で受傷した
19才の男性の挫滅傷の治療に使用した。受傷部は左足
のかかとで、局所的に傷部は深く、骨および腱が露出し
た状態であった。直後からデュオダーム(日本スクイブ
製)で治療したが、まったく良化する傾向になく、本実
施例の綿状物にかえた。治療は、患部を生食およびポビ
ドンヨード液で十分に洗浄した後、キチン綿状物で傷面
を軽く圧迫充填し、その上にガーゼをあて、粘着テープ
で固定した。さらに、まわりを包帯で保護した。キチン
綿状物の交換は、5日毎の行った。交換時にはガーゼ側
に多量の滲出液の付着がみられた。
【0026】最初の5日目には、すでに露出した骨や腱
の部分にまで良好な肉芽が生成しており、治療を続けた
ところ、10日目、15日目ではさらに良好となり、2
5日目には、肉芽生成および表皮形成が完了し、患部は
完治した。なお、交換時には、キチン綿状物の除去は非
常に容易であった。
【0027】実施例3 キトサン粉末(新日本化学製、2%酢酸水溶液に0.2
%溶解した溶液粘度が250センチポイズ:B型回転粘
度系1000rpm)を3%酢酸水溶液に3重量%溶か
し、粘調で透明な溶液を得た。その溶液を1480メッ
シュステンレスネットで濾過した後、加圧タンクに入
れ、ギアーポンプにて計量送液した。さらに、0.07
mmφの微細なノズルから0.5%の苛性ソーダを含ん
だ水溶液中に吐出して凝固した後、8m/minの速度
で捲取った。得られた繊維を十分に洗浄すると、単糸デ
ニール約1.5デニールのキトサン繊維が得られた。こ
の繊維を20mmの長さに切断した後、開繊カード機に
てキトサン綿状物を得た。これを圧迫してシート状マッ
トにした。さらに滅菌んした後に下腿潰瘍の治療に使用
した。
【0028】患者は68才の女性で、下腿部に静脈血行
不良のため潰瘍が発生したものであった。受傷後、約2
ヶ月間抗生物質の入った軟膏での治療が続けられていた
が、まったく改善のきざしがみえなかった。治療は、ま
ず、患部をポビドンヨード液で十分に洗浄した後、キト
サン綿状物マットを軽く圧迫してあて、上層にガーゼを
あてて粘着テープで固定した。キトサン綿状物マットの
交換は、3日毎に行った。交換時には、ガーゼ側に多量
の滲出液の付着があった。12日目頃から良質な肉芽が
生成しはじめ、27日目で表皮形成が終了し、完治し
た。
【0029】本発明のキチン又はキトサンの綿状物は、
吸着材、医療品等に使用され、特に創傷被覆保護材とし
て使用されると、患部への密着がよく、滲出液の除去効
果に優れ、肉芽生成、表皮形成にも優れているので、深
い傷、例えば、挫滅傷、褥瘡、下腿潰瘍等に使用し、高
い治療効果をあげることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI D04H 1/42 D04H 1/42 Z

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キチン又はキトサンの繊維又はフィブリ
    を開繊して得られる綿状集合体からなるキチン又はキ
    トサンの綿状物。
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