JP3046064U - 攪拌具 - Google Patents

攪拌具

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JP3046064U
JP3046064U JP1997008091U JP809197U JP3046064U JP 3046064 U JP3046064 U JP 3046064U JP 1997008091 U JP1997008091 U JP 1997008091U JP 809197 U JP809197 U JP 809197U JP 3046064 U JP3046064 U JP 3046064U
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apatite
stirrer
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tip portion
beverages
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JP1997008091U
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Inventor
正敏 岩瀬
Original Assignee
株式会社尚山堂
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来は不純物を含んだ水や飲料水は濾紙等を使
用して不純物を濾過し吸着していたが、不十分で不純物
によってそれぞれの水や飲料のもつ『味』が損なわれる
ことが多く、『まろやかさ』が失われている。そこで本
考案は水酸アパタイト(HAp)の生体親和性と吸着機
能の特性を利用して水や飲料の味を『マイルド』で大変
おいしい飲料等にしようとするものである。 【構成】厚紙で細長い形状の原形をを有し、攪拌受部と
なる先端部分1を除いた長手方向中央線に沿って折り込
み線4を形成し、先端部分1を除いた部分を折り込み線
4に沿って二つ折りにして形成してなる攪拌具Yに、ア
パタイト単体又はアパタイトを含有する物品20を塗着
又は固着したことを特徴とする考案である。

Description

【考案の詳細な説明】
【001】
【産業上の利用分野】
本考案は、酒や清涼飲料等のように水を主要原料とする飲料に含まれる不純物を 吸着するのに適するアパタイト単体又はアパタイトを含有する物品を塗着又は固 着した攪拌具に関する考案である。
【002】
【従来の技術】
従来の技術は水を主要原料とする飲料に含まれる不純物を吸着するのには、濾紙 が使用され不純物を濾過し、吸着していた。
【003】
【考案が解決しようとする課題】
前記のように濾紙を使用して不純物を濾過し吸着していたが、不十分で不純物に よって水や飲料のもつ『味』が損なわれることが多く、『まろやかさ』が失われ ている。そこで本考案は水酸アパタイト〔(HAp)以下単にアパタイトという 〕の生体親和性と吸着機能の特性を利用して水や飲料の味を『マイルド』で大変 おいしい飲料等にしようとするものである。
【004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題は、本考案に係る攪拌具で解決される。 本考案は厚紙で細長い形状の原形をを有し、攪拌受部となる先端部分1を除いた 長手方向中央線に沿って折り込み線4を形成し、先端部分1を除いた部分を折り 込み線4に沿って二つ折りにして形成してなる攪拌具Yに、アパタイト単体又は アパタイトを含有する物品20を塗着又は固着したことを特徴とする考案である 。
【005】
【実施態様】
本考案に係る攪拌具は、図1に示す簡易スプーン形状の攪拌具の他にマドラー形 状、ストロー形状等容易に成型加工が可能で攪拌受部が構成できる形状であれば 任意の形状でもよく、図1に示す簡易スプーン形状の攪拌具Yは厚紙を打ち抜き 加工することで取得できる。材質も図1のスプーン形状のものは紙で説明したが 特に紙に限定されるものでなくプラスチック薄片等使い捨て可能な材質であれば 、本考案の目的を達成できる。 図1に従って、本考案の実施態様を説明するとYは細長い形状の原形を有する簡 易スプーン形状の攪拌具で、1はこのスプーン形状の攪拌具Yの攪拌受部を形成 する先端部分で、その両側に両側縁2が形成されている。このスプーン形状の攪 拌具Yを形成するには、その中央の折り込み線4に沿って長手方向に先端部分1 に連らなって把持部5を構成する細長い部分3を折り込むと図2に示すようなこ のスプーン形状の攪拌具Yを形成でき、その際、予め付設した折り込み線4の先 端部付近から不連続部9を介して設けたハの字状の折り込み線6´、6´が両側 縁2に向かって折り込まる。この折り込みによって攪拌受部を形成する先端部分 1が形成される。攪拌受部を形成する先端部分1は攪拌や掬いに対して強度を発 揮すると共に塗着したアパタイト20を飲料中に分散・溶解し易くする。
【006】 上記のように形成される本考案の攪拌具Yに予め図1・図2に表されるようにア パタイト20を塗着又は固着する方法には一例として次ぎの方法がある。 食卓用器具のコースターの製造に使用される厚紙で厚さ1mm・坪量570g/ m・密度0.58g/mの厚紙を使用し、厚紙への塗着方法は、液相法で合 成された水酸アパタイト20(以下アパタイトという)が0.1〜0.3%でP H7.6〜10の範囲の懸濁液を輪転方式(グラビヤ印刷若しくはフレキソ印刷 と同様の方式でローラー転写による)により、1本当たりアパタイト20を3m gを塗着させる事ができた。この手段では攪拌具Yの二分の一程度の広さの塗着 面で、1本当たりのアパタイト20の塗着面はおよそ9.0cmとなり、その 重量は1本当たり1.3gで、吸水量は1gとなった。この方法によれば一定量 のアパタイトを塗着することが可能となる。攪拌具Yは、この厚紙をスプーン形 状に打ち抜くと共に折り込み線4、6´、6´を付設した後、折り込み線4、6 ´6´を成型加工すると簡易スプーン形状の攪拌具Yが形成される。
【007】 上記の手段によりアパタイト20をこのスプーン形状の攪拌具Yの表面に塗着し たが、もとより印刷方式によることなく、含浸塗着する方法としては、単にアパ タイト20が0.1〜0.3%で、PH7.6〜10の範囲の懸濁液を厚紙の製 造工程の中で、厚紙の表面や裏面にロールによる塗布等の技術的手段によって塗 着させる事も可能である。又はアパタイト20と接着効果の高い食品(例えばゼ ラチン)や結合剤を使用してこのスプーン形状の攪拌具Yの表面や裏面に固着さ せることも可能である。本考案の攪拌具Yは前記のようにして製造された簡易ス プーンの形状の攪拌具Yの素材の厚紙を次に乾燥させ、滅菌後に絵柄や文字を表 示印刷した後に、図1の如く簡易スプーンの形状に打ち抜き、折り込み線4、6 ´、6´を付設して、偏平状のまま包装仕上げを行うことで大量生産も可能であ る。
【008】 上記のようにして得られたアパタイトを塗着又は固着した簡易スプーン形状の攪 拌具を、水や飲料等に入れて飲料等に抗しながら攪拌したり、掬ったりすると飲 料等にアパタイトが十分分散・溶解して、その吸着機能を発揮して不純物(蛋白 質・脂肪・アミノ酸等)を吸着する。例えば日本酒に含まれるフーゼル油やウイ スキーに含まれるリグニン等を吸着することができる。尚、不純物を吸着したア パタイトは沈殿するので飲料の飲用前又は飲用後に廃棄すればよい。
【009】
【効果】
本考案に係る攪拌具では、一定量のアパタイトが塗着又は固着されているので秤 量の煩わしさもなく、そのまま攪拌に使用でき、飲料等にアパタイトが十分分散 ・溶解して不純物を吸着しえ、加えて簡便性の高いスプーン型攪拌具として家庭 ・ファーストフーズ店頭等で使用すると不純物が少ない水や飲料が得られ、その 味が『マイルド』で大変おいしい飲料等を飲用するこができるという効果を奏す る。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る簡易スプーン形状の攪拌具の平面
【図2】本考案に係る簡易スプーン形状の攪拌具の斜視
【図3】本考案に係る簡易スプーン形状の攪拌具の斜視
【図2】のC−C線断面図
【符号の説明】
Y……攪拌具 1……先端部 2……両側縁 3……細長い部分 4……折り込み線 5……把持部 6´……折り込み線 9……不連続部 20……アパタイト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項】 1 厚紙で細長い形状の原形をを有し、攪拌受部となる先端
    部分1を除いた長手方向中央線に沿って折り込み線4を
    形成し、先端部分1を除いた部分を折り込み線4に沿っ
    て二つ折りにして形成してなる攪拌具Yに、アパタイト
    単体又はアパタイトを含有する物品20を塗着又は固着
    したことを特徴とする攪拌具Y。
JP1997008091U 1997-08-07 1997-08-07 攪拌具 Expired - Lifetime JP3046064U (ja)

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ID=43180424

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010154777A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Aichi Prefecture 醸造酒用タンパク質除去剤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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