JP3046039U - ハイブリッド式インフレータ及びインフレータハウジング - Google Patents

ハイブリッド式インフレータ及びインフレータハウジング

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ストレイ ジェイ.カーク
ケー.オルソン ブレント
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オートリブ エーエスピー,インコーポレイティド
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアバッグ装置全体の大きさを小さくするこ
と。 【解決手段】 ハイブリッド式インフレータの一部とし
て使用されるインフレータハウジングが、圧縮ガス貯槽
を区画形成する外壁14と、飛出し式ディフューザ12
とを具備する、飛出し式ディフューザは、外壁の一体部
分として形成されたディフューザ板と、ディフューザ板
70を外壁から分割する破断可能な破断線と、圧縮ガス
貯槽内においてディフューザ板からディフューザフラン
ジ76まで延在するディフューザスリーブ74とを有
し、ディフューザフランジは、ディフューザスリーブか
ら半径方向外側へ延出し、ディフューザ板の外径より大
きい外径を有し、ディフューザスリーブには、複数のガ
ス排出ポート78が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はエアバッグ装置の一部として用いるインフレータに関し、詳しくは飛 出し式ディフューザを具備するハイブリッド式インフレータに関する。
【0002】
【従来の技術】
エアバッグ装置は、自動車に用いられ、自動車が衝突したとき乗員の身体を物 理的に制止させるために膨張するエアバッグクッションを展開することによって 、乗員がけがをしないように保護する。インフレータはエアバッグクッションを 膨張させる膨張ガスを生成する。
【0003】 既存のインフレータのいくつかは、インフレータのインフレータハウジング内 において第1破裂ダイヤフラムによって分離されている貯蔵圧縮不活性ガスと火 工式のガス発生材の組合わせから膨張ガスを生成するハイブリッド式インフレー タである。このハイブリッド式インフレータの起爆時には、起爆器が火工式のガ ス発生材を点火し、このガス発生材が高温のガス/粒子状放出物を生成し、これ が破裂ダイヤフラムを破裂させて圧縮ガスを加熱する。
【0004】 インフレータハウジングは、壁に設けられた出口開口上においてハウジングの 壁に一般的に固定されるディフューザを備えている。このディフューザは、少な くとも一つのガス排出ポートを備え、第2破裂ダイヤフラムによって圧縮ガスか ら分離されている。圧縮ガスが加熱されると、インフレータハウジング内の圧力 が上昇して、第2破裂ダイヤフラムが破裂し、加熱された圧縮ガスがディフュー ザのガス排出ポートを通してインフレータから迅速に排出されることを可能とし 、エアバッグ装置のエアバッグクッションを膨張させる。
【0005】 しかしながら次のような問題点がある。すなわち、破裂した第2破裂ダイヤフ ラムの断片がディフューザのガス排出ポートを部分的にふさいで、エアバッグク ッションへの加熱圧縮ガスの設計された流れを乱す可能性がある。ガス排出ポー トがふさがれるのを防止するため、多くのハイブリッド式インフレータは、ガス 流を濾過するクリーニングフィルタを備えている。加えて、ディフューザはハイ ブリッド式インフレータから外側に延出しているので、インフレータは、設置し 難く、設置以前において包装および運送するのに不便であり、さらにエアバッグ 装置全体の大きさが大きくなる。
【0006】 こうして、現在のインフレータの前述の欠点を除去するかまたは最小限にする ことによってハイブリッド式インフレータを改良する必要がある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、本考案の全体的な目的は、エアバッグ装置とともに使用する新規 な改良されたハイブリッド式インフレータを提供することである。
【0008】 本考案のさらに具体的な目的は、ハイブリッド式インフレータ用の新規な改良 されたインフレータハウジングを提供することである。
【0009】 本考案の他の目的は、インフレータハウジング用の新規な改良されたディフュ ーザを提供することである。
【0010】 本考案のさらなる目的は、ディフューザが破裂ダイヤフラムの断片でふさがれ る機会を減らしてディフューザのクリーニングフィルタを不要にするために、ハ イブリッド式インフレータのディフューザと貯蔵圧縮ガスとの間に配置される破 裂ダイヤフラムを必要としないディフューザを提供することである。
【0011】 本考案の他の目的は、ハイブリッド式インフレータの設置と、エアバッグ装置 への設置以前におけるハイブリッド式インフレータの包装および運送とが簡単化 し、エアバッグクッションを詰め込むためのより広い空間をエアバッグ装置内に 提供するために、ハイブリッド式インフレータの起爆以前にハイブリッド式イン フレータから外側に実質的に延出しないディフューザを提供することである。
【0012】 本考案のさらにもう一つの目的は、部品数が少ない簡略化されたディフューザ を備えたハイブリッド式インフレータを提供することである。
【0013】 本考案を実施することにおいて、圧縮ガス貯槽を区画形成する外壁および飛出 し式ディフューザを有するインフレータハウジングが提供される。この飛出し式 ディフューザは、外壁の一体部分として形成されるディフューザ板と、このディ フューザ板を外壁の残りの部分から分割する破断可能な破断線と、圧縮ガス貯槽 内においてディフューザ板からディフューザフランジまで延在するディフューザ スリーブとを備えている。このディフューザフランジは、ディフューザスリーブ から半径方向外側へ延出し、ディフューザ板の外径より大きい外径を有している 。ディフューザスリーブには複数のガス排出ポートが設けられている。インフレ ータハウジングは、ハイブリッド式インフレータの一部として使用される。ハイ ブリッド式インフレータが起爆すると、ディフューザ破断線が破断して外壁に開 口を形成し、それにより、ディフューザがインフレータから延出し、膨張ガスを 放散させてエアバッグクッションを膨張させることができる。
【0014】 本考案の一つの態様によれば、外壁は第1端部から第2端部まで延在する細長 く全体的に筒状の側壁を備えている。第1端部壁が筒状側壁の第1端部を閉鎖し 、第1端部壁に起爆器ポートが設けられている。燃焼室ハウジングが第1端部壁 から筒状側壁内に延在している。燃焼室ハウジングは、内部に、起爆器ポートか ら延在し、燃焼室ハウジングに設けられた入口ポートを通して圧縮ガス貯槽と連 通している燃焼室を区画形成し、破裂可能な破裂ダイヤフラムが入口ポートを密 閉している。第2端部壁が筒状側壁の第2端部を閉鎖し、飛出し式ディフューザ のディフューザ板が、筒状側壁内において延在するディフューザスリーブを有し 、第2端部壁の一部を形成している。
【0015】 本考案の他の態様によれば、インフレータハウジングが、さらに、上側端部と 下側端部とを有する全体的に筒状の中央結合部材を備えている。この中央結合部 材は、下側端部から軸方向内側へ延在する燃焼室と、上側端部から軸方向内側へ 延在するディフューザキャビティとを区画形成している。インフレータハウジン グの外壁は、中央結合部材の下側端部に固定され、燃焼室へのアクセスを提供す る起爆器ポートが設けられている上方に向く凹状の底壁を備えている。下方に向 く凹状の上壁は、中央結合部材の上側端部に固定され、この上壁の外側縁部が底 壁の外側縁部に固定され、それにより、中央結合部材と、上壁と、底壁とが圧縮 ガス貯槽を区画形成する。飛出し式ディフューザのディフューザ板は、ディフュ ーザキャビティ内に延在するディフューザスリーブを有し、ディフューザキャビ ティを覆う上壁の一部を形成している。また中央結合部材には、燃焼室を圧縮ガ ス貯槽に接続する入口ポートと、圧縮ガス貯槽をディフューザキャビティに接続 する出口ポートも設けられ、破裂可能な破裂ダイヤフラムが入口ポートを密閉し ている。
【0016】 また本考案によるハイブリッド式インフレータも提供され、このインフレータ は前述のインフレータハウジングを備えている。このインフレータハウジングは 、さらに、破裂可能な破裂ダイヤフラムによって圧縮ガス貯槽から分離されてい る燃焼室を備えている。また、このハイブリッド式インフレータは、インフレー タハウジングの圧縮ガス貯槽内に入っている圧縮不活性ガスと、インフレータハ ウジングの燃焼室内に入っている起爆装置および火工式ガス生成材とを備えてい る。起爆装置は、燃焼室へのアクセスを提供する外壁に設けられた起爆器ポート を通して、遠隔衝突センサにより作動可能となっている。
【0017】 このように、本考案はエアバッグ装置のための新規な改良されたハイブリッド 式インフレータ、詳しくは、ハイブリッド式インフレータのための新規な改良さ れたインフレータハウジングを提供するものである。さらに詳しくは、本考案は 、ハイブリッド式インフレータに用いる飛出し式ディフューザを提供するもので ある。この飛出し式ディフューザは、比較的簡単であり、多くの既存のディフュ ーザより部品数が少ない。加えて、本考案の飛出し式ディフューザは、ハイブリ ッド式インフレータの起爆以前において、ハイブリッド式インフレータから外側 へ延出していないので、エアバッグ装置内にエアバッグクッションを詰め込むた めの一層大きな空間を提供する。さらに、この飛出し式ディフューザは、ハイブ リッド式インフレータのディフューザと圧縮ガス貯槽との間に配置される破裂ダ イヤフラムを必要としないので、インフレータが起爆したとき、破裂ダイヤフラ ムの断片によってディフューザが閉鎖される機会が少なくなり、ディフューザ内 にクリーニングフィルタを配置する必要性が減少する。
【0018】 本考案は、その他の目的、特徴、利点および態様とともに、添付図面を参照し て行う以下の説明から一層明らかに理解されるであろう。
【0019】
【考案の実施の形態】
全図面を通して同じ参照番号は同じ要素を示している。 本考案による飛出し式ディフューザ12を備えたハイブリッド式インフレータ 10が図1および2に示されている。このハイブリッド式インフレータ10は、 本考案の譲受人に譲渡されている米国特許第5,423,570号に開示され説 明されている湾曲した分配通路を有するハイブリッド式インフレータに類似して いる。なお、この特許は本明細書に援用される。ハイブリッド式インフレータ1 0は、エアバッグ装置の一部、一般的には運転者側のエアバッグ装置の一部とし て用いられ、当該技術分野で知られているようにエアバッグ装置のエアバッグク ッションを膨張させるための膨張ガスを提供する。本考案による飛出し式ディフ ューザ12は、図1に示すように、インフレータの起爆以前においてインフレー タ10の中に収納されたままである。インフレータ10の起爆時において、イン フレータ内の圧力が急速に増大すると、図2に示すように、飛出し式ディフュー ザ12はインフレータから飛び出しまたは延出し、インフレータ内に生成した膨 張ガスが、飛び出したディフューザを通じて放出および分散することを可能とす る。
【0020】 ハイブリッド式インフレータ10は、外側に広がった上側端部18と外側に広 がった下側端部20とを具備する全体的に円筒形の中央結合部材16を有する金 属製インフレータハウジング14を備えている。上方に向く凹状の底壁22は、 中央結合部材16の下側端部20に溶接部24によって固定され、下方に向く凹 状の上壁26は、中央結合部材の上側端部18に溶接部28によって固定されて いる。上壁26の外側縁部30は、底壁22の外側縁部32に溶接部34によっ て固定され、インフレータフランジ36が、上壁の外側縁部から半径方向外側へ 延在し、ハイブリッド式インフレータ10を取り付けるための複数の取付け孔3 8が間隔をおいて設けられている。
【0021】 上壁26、底壁22、および中央結合部材16は、共に、中央結合部材を取り 囲む環状の圧縮ガス貯槽40を区画形成している。圧縮ガス貯槽40には、例え ばアルゴンまたは窒素のような不活性ガスが13.8〜27.6KPa (2,00 0〜4,000psi )の範囲内の圧力で充填され、そのガスは、ハイブリッド式 インフレータ10が作動するまで以下に説明するように圧縮ガス貯槽内に密封さ れている。このガスは、充填ポート42を通じて圧縮ガス貯槽40内に導入され 、次いでこのポート42は溶接されて閉鎖される。
【0022】 中央結合部材16は、中央結合部材の下側端部20から軸方向内側へ延在する 燃焼室44を区画形成し、底壁22には、燃焼室へのアクセスを提供する起爆器 ポート46が設けられている。燃焼室44には、貯蔵ガスを加熱するのに用いら れる加熱ガスを生成するために、一般的に硝酸ホウ素カリウム(BKNO3 )ま たは他の適切な火工物質から成る火工式熱源材料48が入っている。燃焼室44 とそこに含まれる火工式熱源材料48には、さらに、中央結合部材16の下側端 部20において燃焼室を密閉する円筒状の栓52に取り付けられた起爆点火装置 50が提供される。この栓52と点火装置50とは、底壁22に溶接された面取 り板54によって適正な位置に固定されている。
【0023】 中央結合部材16には、燃焼室44から圧縮ガス貯槽40内へ延在する入口ポ ート56が設けられている。ハイブリッド式インフレータ10の作動以前におい て、圧縮ガス貯槽40は、入口ポート56の段付き部分60に周囲回りを溶接さ れた薄い金属製の破裂可能な破裂ダイヤフラム58によって燃焼室44から密閉 されている。ダイヤフラム58は、入口ポート56の面取り座部64内に受け入 れられた中実栓62によって裏側を支えられ、それにより、薄いダイヤフラムに とってガス圧に対する支持が提供される。中央結合部材16には、さらに、上側 端部18に隣接して出口ポート66が設けられ、このポート66は、中央結合部 材の上側端部から軸方向内側へ延在しているディフューザ室68に通じている。 出口ポート66は、入口ポート56と一直線上で直径方向に対向して配置され、 以下に述べる湾曲した流路を提供する。
【0024】 飛出し式ディフューザ12は、上壁26の一体部分として形成されている円形 ディフューザ板70を備えている。このディフューザ板70は、中央結合部材1 6のディフューザ室68と一直線上に並び、上壁26の残りの部分からディフュ ーザ板を分離するディフューザ破断線72によって囲まれている。ディフューザ 破断線72は、圧縮ガス貯槽40内の圧力が予め定められたレベルに達すると破 断または破れるように設計された、上壁26に設けられたノッチまたは薄くされ た輪郭の形状である。円筒形のディフューザスリーブ74が、溶接部75によっ てディフューザ板70に固定され、ディフューザ室68内の下方へ、半径方向に 外側へ延びる連続ディフューザフランジ76まで延在している。このディフュー ザフランジ76は、ディフューザ板70の直径より大きい外径を有している。デ ィフューザスリーブ74には、等しい間隔をおいて、複数のディフューザ排出ポ ート78が設けられている。
【0025】 このハイブリッド式インフレータ10は、以下のように作動する。車両の衝突 を示す信号に応答して、制御信号が起爆点火装置50に伝達され、起爆点火装置 50が作動する。起爆点火装置50が作動すると、発火して火工式熱源材料48 を点火する。燃焼室44内の圧力が上昇して圧縮ガス貯槽40内の圧力及び破裂 可能な破裂ダイヤフラム58の強さを超えると、プラグ62が座部から外れて破 裂ダイヤフラムが破裂する。燃焼している火工式熱源材料48および起爆点火装 置50からの加熱ガスと加熱粒子は、入口ポート56を通って圧縮ガス貯槽40 内へ流入し、圧縮不活性ガスを加熱して貯槽内の圧力を急速に上昇させる。圧縮 ガス貯槽40内の圧力がディフューザ破断線72の構造的性能を超えると、ディ フューザ破断線が破断して、破断線の形状の開口80が上壁26に形成され、デ ィフューザ板70とディフューザスリーブ74が飛出し、開口を通してインフレ ータハウジング14の上壁の上側に延在することを可能とする。ハイブリッド式 インフレータ10の作動圧は、インフレータの大きさおよび作動状態を含む多く の因子に依存して変えることができる。ディフューザ破断線72の構造的性能は 、破断線の深さと幅を変えることによって調節することができる。ディフューザ フランジ76は、ディフューザ板70および開口80の直径より大きい外径を有 しているために、ディフューザフランジは、開口80の回りの上壁26の周囲部 分と係合し、飛出したディフューザ12がインフレータ10から放出されるのを 防止する。ディフューザフランジ76は、開口80を通り抜けることがない限り 連続している必要はない。次に、加熱された圧縮不活性ガスは、インフレータ1 0から出て、飛び出したディフューザ12のディフューザガス排出ポート78を 通して放散可能であり、エアバッグクッション(図示していないが当該技術分野 では一般的なものである)を膨張させる。ディフューザガス排出ポート78は、 一まとめにしても、出口ポート66より面積が小さいので、ガス排出ポートは、 インフレータ10からのガス流を絞り、エアバッグクッションへの望ましい充填 速度を提供する。このように、充填速度は、ガス排出ポート78の直径および/ または数を変えることによって、特定のエアバッグ構造に対し要望どおりに調節 することができる。
【0026】 燃焼室44からディフューザガス排出ポート78への流路は湾曲しており、そ れにより、米国特許第5,423,570号に詳細に説明されているようにイン フレータ10から加熱粒子が出るのを防止するかまたは著しく減少させる。必要 に応じて当該技術分野で知られているように、クリーニングフィルタおよび/ま たは冷却フィルタ82をディフューザスリーブ74内に設置してもよい。しかし 、このときには、軽量のフィルタが必要である。
【0027】 図3および4を参照すると、本考案による飛出し式ディフューザ85を有する もう一つのハイブリッド式インフレータ84が図示されている。この種の細長い ハイブリッド式インフレータ84は、一般的に、助手席側のエアバッグ装置に用 いられる。このハイブリッド式インフレータ84は、第1端部91から第2端部 95へ延在する細長く全体的に円筒状の側壁88を有するインフレータハウジン グ86を備えている。第1端部壁90は、円筒状側壁88の第1端部91を閉鎖 し、この側壁に溶接部92によって固定されている。第2端部壁94は、円筒状 側壁88の第2端部95を閉鎖し、この側壁に溶接部96によって固定されてい る。第2端部壁94の一部99は、側壁88から半径方向外側へ延在し、間隔を おいて複数の取付け孔98が設けられ、ハイブリッド式インフレータ84をエア バッグ装置内に取り付けるための取付け板としても機能する。第1端部壁90、 側壁88、および第2端部壁94は、アルゴンまたは窒素のような不活性ガスが 13.8〜27.6KPa (2,000〜4,000psi )の範囲の圧力で充填さ れている圧縮ガス貯槽100を区画形成し、このガスは、以下に説明するように 、ハイブリッド式インフレータ84が作動するまで貯槽内に密封されている。不 活性ガスは充填ポート102を通して導入され、次いで充填ポート102は溶接 して閉鎖される。
【0028】 第1端部壁90は、圧縮ガス貯槽100内に軸方向内側へ延在する燃焼室10 6を区画形成する燃焼室ハウジング104を備えている。燃焼室106には、一 般的に、圧縮不活性ガスを加熱するのに用いられる加熱ガスを生成する硝酸ホウ 素カリウム(BKNO3 )または他の適切な火工物質から成る火工式熱源材料1 08が入っている。燃焼室106およびそこに含まれる火工式熱源材料108に は、さらに、第1端部壁90において燃焼室を密閉する円筒形の栓112に取り 付けられた起爆点火装置110が提供される。栓112および点火装置110は 、第1端部壁90に形成された周囲固定部114によって所望位置に固定される 。燃焼室ハウジング104には、燃焼室106から圧縮ガス貯槽100内へ延在 する入口ポート116が設けられている。ハイブリッド式インフレータ84が作 動する以前において、圧縮ガス貯槽100は、薄い金属製の破裂可能な破裂ダイ ヤフラム118によって燃焼室106から密閉されており、このダイヤフラム1 18は、その周囲回りを燃焼室ハウジング104に溶接され、入口ポート116 の段付き座部122に受け入れられている中実栓120で裏側を支えられ、それ により、薄い破裂ダイヤフラムにとってガス圧に対する支持が提供される。
【0029】 飛出し式ディフューザ85は、第2端部壁94の一体部分として形成されてい る円形ディフューザ板124を備えている。このディフューザ板124は、ディ フューザ板を第2端部壁94の残りの部分から分離するディフューザ破断線12 6によって囲まれている。円筒形のディフューザスリーブ128は、溶接部13 0によってディフューザ板124に固定され、半径方向外側へ延出する連続した ディフューザフランジ132まで下方に延在している。このディフューザフラン ジ132は、ディフューザ板124の直径より大きい外径を有している。ディフ ューザスリーブ128には、等間隔をおいて複数のガス排出ポート134が設け られている。必要に応じて、クリーニングフィルタおよび/または冷却フィルタ 136を、ディフューザスリーブ128内に設けてもよい。
【0030】 このハイブリッド式インフレータ84の起爆時において、起爆点火装置110 が作動して火工式熱源材料108を点火する。燃焼室106内の圧力が上昇し、 圧縮ガス貯槽100内の圧力および破裂可能な破裂ダイヤフラム118の強さを 超えると、栓120が座部から外れ、破裂ダイヤフラムが破裂する。燃焼する火 工式熱源材料108および起爆添加装置110からの加熱ガスと加熱粒子とは、 入口ポート116を通して圧縮ガス貯槽100内に流入し、圧縮不活性ガスを加 熱して貯槽内の圧力を急速に上昇させる。圧縮ガス貯槽100内の圧力がディフ ューザ破断線126の構造的性能を超えると、ディフューザ破断線が破断して、 破断線の形状の開口138が第2端部壁94に形成され、ディフューザ板124 とディフューザスリーブ128とが、この開口を通して、インフレータハウジン グ86の第2端部壁から飛出しまたは延出することを可能とする。ディフューザ フランジ132は、ディフューザ板124および開口138の直径より大きい外 径を有しているために、ディフューザフランジは、開口回りの第2端部壁94の 周囲部分と係合して、飛出したディフューザ85がインフレータ84から放出さ れてしまうのを防止する。次に、加熱された圧縮不活性ガスは、インフレータ8 4から出て、飛出したディフューザ85のガス排出ポート134を通して放散す ることができ、エアバッグクッション(図示していないが当該技術分野において 一般的なものである)を膨張させる。ガス排出ポート134は、インフレータ8 4からのガス流を絞り、エアバッグクッション内への所望の充填速度を提供する 。この充填速度は、ガス排出ポートの直径および/または数を変えることによっ て、特定のエアバッグの構造に対して望ましいように調節可能である。
【0031】 このように、本考案は、エアバッグ装置用の新規な改良されたハイブリッド式 インフレータを提供し、さらに詳しくは、ハイブリッド式インフレータ用の新規 な改良されたインフレータハウジングを提供する。さらに詳しくは、本考案は、 ハイブリッド式インフレータ用の飛出し式ディフューザを提供する。この飛出し 式ディフューザは、比較的簡単であり、多くの既存のディフューザより部品数が 少ない。加えて、この飛出し式ディフューザは、ハイブリッド式インフレータの 起爆以前において、ハイブリッド式インフレータから外側に延在しておらず、そ れにより、エアバッグ装置内に、エアバッグクッションを詰め込むためのより広 い空間を提供する。さらに、この飛出し式ディフューザは、ハイブリッド式イン フレータのディフューザと圧縮ガス貯槽との間に配置される破裂ダイヤフラムを 必要とせず、インフレータの起爆時に破裂ダイヤフラムの断片によってディフュ ーザがふさがれるようになる機会が減少し、ディフューザ内におけるクリーニン グフィルタの必要性を減少する。
【0032】 このように、本明細書には、本考案の目的を十分に達成するハイブリッド式イ ンフレータの好ましい実施態様を説明した。この好ましい実施態様の説明を参照 して、当該技術分野の当業者は、本発明の思想から逸脱することなく変更を行う ことができることが分かる。したがって、本発明の範囲は、例示され説明された 特定の実施態様に限定されるものではなく、本発明の範囲は、実用新案請求の範 囲およびその均等物によって決定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による飛出し式ディフューザを備えるハ
イブリッド式インフレータの側面断面図である。
【図2】ハイブリッド式インフレータの起爆後に延出し
た飛出し式ディフューザを示す図1のハイブリッド式イ
ンフレータの側面断面図である。
【図3】本考案による飛出し式ディフューザを備えるも
う一つのハイブリッド式インフレータの側面断面図であ
る。
【図4】ハイブリッド式インフレータの起爆後に延出し
た飛出し式ディフューザを示す図3のハイブリッド式イ
ンフレータの側面断面図である。
【符号の説明】
10,84…インフレータ 12,85…飛出し式ディフューザ 70,124…ディフューザ板 72,126…破断線 74,128…ディフューザスリーブ 76,132…ディフューザフランジ

Claims (16)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A)圧縮ガス貯槽を区画形成する外壁
    と、 B)飛出し式ディフューザ、とを具備するハイブリッド
    式インフレータの一部として使用されるインフレータハ
    ウジングであって、前記飛出し式ディフューザは、 1)前記外壁の一体部分として形成されたディフューザ
    板と、 2)前記ディフューザ板を前記外壁から分割する破断可
    能な破断線と、 3)前記圧縮ガス貯槽内において前記ディフューザ板か
    らディフューザフランジまで延在するディフューザスリ
    ーブとを有し、 前記ディフューザフランジは、前記ディフューザスリー
    ブから半径方向外側へ延出し、前記ディフューザ板の外
    径より大きい外径を有し、 前記ディフューザスリーブには、複数のガス排出ポート
    が設けられているインフレータハウジング。
  2. 【請求項2】 前記外壁は、 1)第1端部から第2端部まで延在する細長い全体的に
    筒状の側壁と、 2)前記側壁の前記第1端部を閉鎖し、起爆器ポートが
    形成された、第1端部壁と、 3)前記側壁の前記第2端部を閉鎖する第2端部壁とを
    具備し、 燃焼室ハウジングが、前記側壁内に前記第1端部壁から
    延在し、前記燃焼室ハウジング内には、前記起爆器ポー
    トから延在して前記燃焼室ハウジングに形成された入口
    ポートを通して前記圧縮ガス貯槽と連通する燃焼室が区
    画形成され、破裂可能な破裂ダイヤフラムが前記入口ポ
    ートを密閉し、 前記飛出し式ディフューザの前記ディフューザ板は、前
    記側壁内に延在する前記ディフューザスリーブを有し、
    前記第2端部壁の一部を形成している請求項1に記載の
    インフレータハウジング。
  3. 【請求項3】 前記第2端部壁の一部は、前記インフレ
    ータハウジングの前記側壁から半径方向外側へ延出し、
    間隔をおいて設けられた複数の取付け孔を有している請
    求項2に記載のインフレータハウジング。
  4. 【請求項4】 さらに、上側端部と下側端部とを有する
    全体的に筒状の中央結合部材を備え、前記中央結合部材
    が、前記下側端部から軸方向内側へ延在する燃焼室と、
    前記上側端部から軸方向内側へ延在するディフューザキ
    ャビティとを区画形成し、 前記外壁は、 1)前記中央結合部材の前記下側端部に固定され、前記
    燃焼室へのアクセスを提供する起爆器ポートが設けられ
    た上方に向く凹状の底壁と、 2)中央結合部材の前記上側端部に固定された下方に向
    く凹状の上壁であって、前記底壁の外側縁部に固定され
    る前記上壁の外側縁部を有する上壁とを具備し、前記中
    央部材と、前記上壁と、前記底壁とが前記圧縮ガス貯槽
    を区画形成し、前記飛出し式ディフューザの前記ディフ
    ューザ板が、前記ディフューザキャビティ内に延在する
    前記ディフューザスリーブを有し、前記ディフューザキ
    ャビティを覆う前記上壁の一部を形成し、 3)前記中央結合部材には、前記燃焼室を前記圧縮ガス
    貯槽に接続する入口ポートと、前記圧縮ガス貯槽を前記
    ディフューザキャビティに接続する出口ポートとが形成
    され、 破裂可能な破裂ダイヤフラムが前記入口ポートを密閉す
    る請求項1に記載のインフレータハウジング。
  5. 【請求項5】 前記出口ポートは、前記中央結合部材に
    設けられている前記入口ポートに対し実質的に直径方向
    に対向している請求項4に記載のインフレータハウジン
    グ。
  6. 【請求項6】 さらに、前記上壁の外側縁部から半径方
    向外側へ延出し、間隔を置いて設けられた複数の取付け
    孔を有するインフレータフランジを備えている請求項4
    に記載のインフレータハウジング。
  7. 【請求項7】 前記飛出し式ディフューザの前記ディフ
    ューザスリーブは、フィルタ部材を有している請求項1
    に記載のインフレータハウジング。
  8. 【請求項8】 前記ディフューザフランジは、連続した
    フランジである請求項1に記載のインフレータハウジン
    グ。
  9. 【請求項9】 A)インフレータハウジングであって、 1)圧縮ガス貯槽を区画形成し、破裂可能な破裂ダイヤ
    フラムによって前記圧縮ガス貯槽から分離された燃焼室
    を有し、前記燃焼室へのアクセスを提供する起爆器ポー
    トが形成された外壁と、 2)飛出し式ディフューザとを有するインフレータハウ
    ジングと、 B)前記インフレータハウジングの前記圧縮ガス貯槽内
    に入っている圧縮不活性ガスと、 C)前記インフレータハウジングの前記燃焼室内に入っ
    ている起爆器および火工式ガス発生材とを具備するハイ
    ブリッド式インフレータであって、前記起爆器は、前記
    外壁に設けられた起爆器ポートを通して遠隔衝突センサ
    によって作動可能であり、前記飛出し式ディフューザ
    は、 a)前記外壁の一体部分として形成されたディフューザ
    板と、 b)前記ディフューザ板を前記外壁の前記ディフューザ
    板を除く部分から分割する破断可能な破断線と、 c)前記圧縮ガス貯槽内において前記ディフューザ板か
    らディフューザフランジまで延在するディフューザスリ
    ーブとを有し、 前記ディフューザフランジは、前記ディフューザスリー
    ブから半径方向外側へ延出し、前記ディフューザ板の外
    径より大きい外径を有し、前記ディフューザスリーブに
    は、複数のガス排出ポートが形成されているハイブリッ
    ド式インフレータ。
  10. 【請求項10】 前記インフレータハウジングの前記外
    壁は、 1)第1端部から第2端部まで延在する細長く全体的に
    筒状の側壁と、 2)前記側壁の前記第1端部を閉鎖し、起爆器ポートが
    形成された第1端部壁と、 3)前記側壁の前記第2端部を閉鎖する第2端部壁とを
    具備し、 燃焼室ハウジングが、前記側壁内を前記第1端部壁から
    延在し、前記燃焼室ハウジング内には、前記起爆器ポー
    トから延在して前記燃焼室ハウジングに形成された前記
    入口ポートを通して前記圧縮ガス貯槽と連通する燃焼室
    が区画形成され、破裂可能な破裂ダイヤフラムが前記入
    口ポートを密閉し、前記飛出し式ディフューザの前記デ
    ィフューザ板は、前記側壁内へ延在する前記ディフュー
    ザスリーブを有し、前記第2端部壁の一部を形成してい
    る請求項9に記載のハイブリッド式インフレータ。
  11. 【請求項11】 前記インフレータハウジングの第2端
    部壁の一部は、前記インフレータハウジングの前記側壁
    から半径方向外側へ延在し、間隔をおいて設けられた複
    数の取付け孔を有している請求項10に記載のハイブリ
    ッド式インフレータ。
  12. 【請求項12】 さらに、上側端部と下側端部とを有す
    る全体的に筒状の中央結合部材を備え、前記中央結合部
    材が、前記下側端部から軸方向内側へ延在する燃焼室
    と、前記上側端部から軸方向内側へ延在するディフュー
    ザキャビティを区画形成し、 前記外壁は、 1)前記中央結合部材の前記下側端部に固定され、前記
    起爆器ポートが設けられた上方に向く凹状の底壁と、 2)前記中央結合部材の前記上側端部に固定された下方
    に向く凹状の上壁であって、前記底壁の外側縁部に固定
    される前記上壁の外側縁部を有する上壁とを具備し、 前記中央結合部材と、前記上壁と、前記底壁とが前記圧
    縮ガス貯槽を区画形成し、前記飛出し式ディフューザの
    前記ディフューザ板が、前記ディフューザキャビティ内
    に延在する前記ディフューザスリーブを有し、前記ディ
    フューザキャビティを覆う前記上壁の一部を形成し、 3)前記中央結合部材には、前記燃焼室を前記圧縮ガス
    貯槽に接続する入口ポートと、前記圧縮ガス貯槽を前記
    ディフューザキャビティに接続する出口ポートとが形成
    され、破裂可能な破裂ダイヤフラムが前記入口ポートを
    密閉する請求項9に記載のハイブリッド式インフレー
    タ。
  13. 【請求項13】 前記出口ポートは、前記インフレータ
    ハウジングの前記中央結合部材に設けられた前記入口ポ
    ートに対し全体的に直径方向に対向している請求項12
    に記載のハイブリッド式インフレータ。
  14. 【請求項14】 前記インフレータハウジングは、さら
    に前記上壁の前記外側縁部から半径方向外側へ延在して
    間隔をおいて設けられた複数の取付け孔を有するインフ
    レータフランジを具備する請求項12に記載のハイブリ
    ッド式インフレータ。
  15. 【請求項15】 前記飛出し式ディフューザの前記ディ
    フューザスリーブは、フィルタ部材を有する請求項9に
    記載のハイブリッド式インフレータ。
  16. 【請求項16】 前記ディフューザフランジは連続する
    フランジである請求項9に記載のハイブリッド式インフ
    レータ。
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