JP3042073U - エアバッグのハイブリッド多適応性インフレータ - Google Patents

エアバッグのハイブリッド多適応性インフレータ

Info

Publication number
JP3042073U
JP3042073U JP1997001182U JP118297U JP3042073U JP 3042073 U JP3042073 U JP 3042073U JP 1997001182 U JP1997001182 U JP 1997001182U JP 118297 U JP118297 U JP 118297U JP 3042073 U JP3042073 U JP 3042073U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
inflator
chambers
gas
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997001182U
Other languages
English (en)
Inventor
エス.ブキャナン エリック
ダブリュ.スミス ブラドレイ
ビー.ウッドベリー マーク
Original Assignee
モートン インターナショナル,インコーポレイティド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by モートン インターナショナル,インコーポレイティド filed Critical モートン インターナショナル,インコーポレイティド
Application granted granted Critical
Publication of JP3042073U publication Critical patent/JP3042073U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R21/268Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous release of stored pressurised gas
    • B60R21/272Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous release of stored pressurised gas with means for increasing the pressure of the gas just before or during liberation, e.g. hybrid inflators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R21/263Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using a variable source, e.g. plural stage or controlled output
    • B60R2021/2633Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using a variable source, e.g. plural stage or controlled output with a plurality of inflation levels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R21/268Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous release of stored pressurised gas
    • B60R21/272Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous release of stored pressurised gas with means for increasing the pressure of the gas just before or during liberation, e.g. hybrid inflators
    • B60R2021/2725Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous release of stored pressurised gas with means for increasing the pressure of the gas just before or during liberation, e.g. hybrid inflators using a fluid fuel gas generator

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 保護用クッションにガスを信頼性高く供給す
るエアバッグの多適応性ハイブリッドインフレータを提
供する。 【解決手段】 多適応性ハイブリッドインフレータは互
いに分離された2つの室を含み、各室は貯蔵不活性ガス
を含む。各室はさらに、貯蔵ガスを加熱する加熱装置を
含む。多適応性能を提供するために、衝突の程度に応じ
て一方または他方の、或いは両方の加熱装置が作動され
うる。加熱された貯蔵ガスの圧力が上昇し、ガスは室を
破壊してクッションを膨張させる。好ましくは、時間に
わたってこれら室間の圧力を等しくするために、2つの
室に制限されたガス連通作用が設けられる。この制限さ
れた連通作用は、膨張に伴う短期にわたってはこれら室
を本質的に分離状態に維持する。しかしながら、時間に
わたって、この連通作用は作動されないすべての室の減
圧を可能にし、斯くして安全性が高められる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は概して、受動的拘束エアバッグシステムに関する。特に本考案は多適 応性能を提供するエアバッグシステムの改良型ハイブリッドインフレータに関す る。
【0002】
【従来の技術】
エアバッグシステムにおいて典型的には、衝突時に膨張せしめられて乗員保護 用のクッション作用を提供するクッションが設けられている。クッションを膨張 させるためにこのようなシステムでは膨張ガスを発生するインフレータが用いら れる。様々な原理で作動する様々なインフレータが公知である。各作動原理に対 し、時間にわたってクッション内圧の上昇および低下など性能にわずかばかりの 違いがある。したがって、個々の適応に対し異なる原理で作動するインフレータ が好ましい。
【0003】 公知のインフレータのクラスにハイブリッドと称されるものがある。ハイブリ ッドインフレータにおいて、加圧不活性ガスを含む圧力容器が設けられる。クッ ションを単に貯蔵ガスでもって満たすためには多量のガスを必要とし、その結果 インフレータが大型になる。寸法および重量を低減するために、ハイブリッドイ ンフレータはガスの圧力が温度と共に上昇するという原理を用いている。したが って、ハイブリッドインフレータはインフレータから放出される前にガスを加熱 する様々なタイプのヒータを含んでいる。このため、蓄えておくべきガス量を低 減することができ、インフレータの寸法が大きく低減される。
【0004】 このような寸法の低減化にもかかわらずハイブリッドインフレータは典型的に 大型である。したがって、ハイブリッドインフレータは、インフレータを収容す るのに乗り物のダッシュボードの奥で比較的大きな空間を利用できる場合に乗員 を保護すべく用いられてきた。運転手側の保護のためにステアリングホイールに 取り付けられるのに十分小さいハイブリッドインフレータを提供するのはさらに 困難である。
【0005】 さらに、多適応性エアバッグを提供することが益々求められている。多適応性 システムは例えば周囲温度(上述したようにこれはガス圧に影響を及ぼす)、衝 突の程度、乗員の位置などの様々な条件に対してエアバッグの性能が適合されて いる。例えば、多適応性エアバッグシステムは衝突が緩慢であるかひどいもので あるかを検出する。衝突が緩慢のときにはクッションを膨張させるために用いら れるガス量は少ない。ひどい衝突のときには多量のガスが用いられて「より硬い 」クッションが提供され、必要とされる保護作用が向上される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
このような多適応性システムが好ましいが、多適応性システムは典型的にイン フレータにおいて追加の構成要素を必要とし、その寸法が増大される。乗り物、 特に運転手側の適用における寸法の要求事項を満たす多適応性ハイブリッドイン フレータを提供することはかなり困難である。
【0007】 本考案の目的は、保護用クッションにガスを信頼性高く供給するエアバッグの 多適応性ハイブリッドインフレータを提供することである。 本考案の別の目的は、乗り物の乗員室内でインフレータが占める空間を低減す るために小型の多適応性ハイブリッドインフレータを提供することである。 本考案のさらに別の目的は、運転手側の保護のためにステアリングホイールに 取り付けられるのに十分に小さい多適応性ハイブリッドインフレータを提供する ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
これらおよび他の目的は多適応性ハイブリッドインフレータにより達成される 。このインフレータは互いに分離された2つの室を含み、各室は貯蔵不活性ガス を含む。各室はさらに、貯蔵ガスを加熱する加熱装置を含む。多適応性能を提供 するために、衝突の程度に応じて一方または他方の、或いは両方の加熱装置が作 動されうる。加熱された貯蔵ガスの圧力が上昇し、ガスは室を破壊してクッショ ンを膨張させる。好ましくは、時間にわたってこれら室間の圧力を等しくするた めに、2つの室に制限された(限定的な)ガス連通作用が設けられる。この制限 された連通作用は、膨張に伴う短期にわたってはこれら室を本質的に分離状態に 維持する。しかしながら、時間にわたって、この連通作用は作動されないすべて の室の減圧を可能にし、斯くして安全性が高められる。
【0009】
【考案の実施の形態】
上述した本考案の目的および特徴を、添付図面を参照して詳細に説明する。図 面において同様な参照番号は同様な要素を示している。 図1を参照すると、本考案によるインフレータの第1の実施態様が参照番号1 0でもって示される。インフレータ10は第1および第2の圧力容器12,14 を含む。各圧力容器を球形など様々な形状にすることができるが、各圧力容器は 円筒状をなしている。
【0010】 各圧力容器12,14は室16,18をそれぞれ形成する。各室は貯蔵不活性 ガスを保持する。各室内のガス量は互いに等しくてもよく、或いは異なってもよ い。各室内のガス量が互いに異なる場合、これら室の寸法または形状を互いに異 ならせることにより異なる量を受容するようにすることができる。以下の記載か ら明らかにされるように、各室内の圧力は時間にわたって等しいのが好ましく、 したがって互いに異なる量のガスを提供するために圧力が等しくないのは好まし くない。
【0011】 各室は加熱装置22を含む。この加熱装置22は様々な形状をとることができ る。加熱装置を火工術式始動装置24から形成するのが好ましく、この始動装置 24は圧力容器の壁内の適当な取り付け孔26内に取り付けられている。例えば 流体燃料内蔵式加熱装置などの他の装置を用いることもできる。ガス量に関して と同様に、2つの加熱装置の寸法および特に熱出力は等しくても等しくなくても よい。
【0012】 各圧力容器12,14はそれぞれ対応する室を連通可能にする出口オリフィス 28を含む。これら出口オリフィス28は共通のコネクタ30と連通して配置さ れる。好ましい実施態様において、コネクタ30は環状連結リングの形態をなし ており、この連結リングは長手軸線に沿って延びる中央空洞32と、第1および 第2の長手方向端部34,36と、外周部38とを有する。圧力容器は、2つの 出口オリフィスが間隙を隔てて互いに対向するようにこれら圧力容器が指向する ように連結リングに取り付けられる。
【0013】 図示されるように、第1および第2の圧力容器12,14は連結リングの第1 および第2の長手方向端部34,36にそれぞれ取り付けられており、各圧力容 器の出口オリフィス28は中央空洞32と連通している。このように取り付ける ために固定具または接着剤により圧力容器を連結リングに固定することもできる が、加圧されたときの強固な取り付け作用を確保するために、出口オリフィス周 りにおいて圧力容器を連結リングに溶接するのが好ましい。さらに、より確実な シールを提供するために、連結リングの長手方向端部に周方向に延びる肩部40 を設けて圧力容器の壁がこの肩部40上に係止するようにしてもよい。
【0014】 明らかにされうるように、連結リングの中央空洞32は両方の室に連通しうる 。意図しない同時の連通を阻止して後述する多適応性能力を保持するために、第 1および第2の圧力容器に第1および第2の破裂ディスク42,44がそれぞれ 設けられる。各破裂ディスク42,44は対応する室と中央空洞32間の連通を 遮断して対応する室から不活性ガスが漏れないようにシールする。当該技術分野 において知られているように、破裂ディスクは、以下にさらに詳細に記載される ように、対応する室内の圧力が予め定められた圧力よりも高くなると破損するま たはシール作用がなくなるように形成されている。
【0015】 図示されるように、破裂ディスク42,44を、中央空洞32を覆うように連 結リング30の長手方向端部上に取り付けることができる。他の構成もまた可能 である。例えば、破裂ディスクを、圧力容器の出口オリフィスを覆うように取り 付けることもできる。 予想されうるように、破裂ディスクのいずれかが破損されると圧力容器からの ガスが連結リングの中央空洞と連通して中央空洞内に流入する。このガスがイン フレータから流出してクッション内に流入できるようにするために、連結リング には中央空洞32から外周部38まで延びる1つまたはそれ以上の出口ポート4 6が設けられる。図示される実施態様において、3つの出口ポートが中央空洞3 2周りに、周方向に等間隔で設けられる。ガスの流れをさらに分散させるために 、さらにディフューザ48を設けてもよい。ディフューザ48は有利には、2つ の圧力容器間を延びて連結リングを包囲する円筒状断面の形態をなすことができ る。このディフューザ48は複数の分散ポート50を含み、これら分散ポート5 0を介してガスが流れるようになっている。
【0016】 作動時、2つの加熱装置22は衝突を検出しかつ適当な信号を形成する制御装 置(図示しない)に連結される。衝突の程度(または座席内での搭乗者の位置な どの他の要因)に応じて制御装置は一方または両方の加熱装置22を起動させる 。加熱装置が起動されるとそれぞれ対応する室内に蓄えられている不活性ガスの 温度が非常に高くなる。上述したように、ガスの圧力は温度が上昇すると上昇し 、したがって蓄えられている不活性ガスの圧力が上昇せしめられる。
【0017】 この圧力上昇は対応する破裂ディスクを破損させて加熱された不活性ガスが連 結リングの中央空洞内に流入し、出口ポートを介してクッションまで流出可能に するのに十分である。上述したように、制御装置は衝突の程度に応じて加熱装置 の一方または両方を起動させる。クッションを様々な「硬さ」でもって膨張させ るために、このようにしてクッションに供給されるガス量を制御することができ る。
【0018】 特に、加熱装置の一方のみが起動された場合、蓄えられているガスの半分だけ がクッションに供給されることになる。これは緩慢な衝突に対応する。これに対 し、両方の加熱装置が起動された場合、2倍のガス、すなわち蓄えられている全 ガス量がクッションまで移動する。これは当然のことながら激しい衝突に対応す る。さらに、クッション内の時間にわたる圧力レベルを変更するために、これら 加熱装置を同時に起動させてもよく、或いはわずかばかり遅延させて起動させて もよい。
【0019】 上記記載は、2つの圧力容器がそれぞれ同量のガスを蓄えており、加熱装置が 同量の熱を発生することを前提としている。上述したように、これは必須のもの でない。例えば、第1の圧力容器を全ガス容量の70%にし、第2の圧力容器を 全ガス容量の30%にしてもよい。変更可能には或いはさらに、加熱装置が互い に異なる熱量を発生するようにしてそれぞれ対応するガスを互いに異なる圧力レ ベルまで昇圧させるようにしてもよい。これらの方法の一方または両方を用いる ことによってインフレータ10を様々な適用のために改良することができ、これ らの適用において幅広く異なった出力を提供することができる。
【0020】 インフレータを完全なものとするために必要なのは充填弁であり、これは周知 である(インフレータが加圧環境において組み立てられるときには充填弁を省略 することができる)。この点について開示されたインフレータにおいて、各圧力 容器にこのような充填弁が1つずつ設けられる。しかしながら、このインフレー タの有利な改良によれば単一の充填弁を用いることができ、さらに特徴が提供さ れる。
【0021】 特に、連結リング30に、連結リングの長手方向両端間を延びて2つの室16 ,18を制限された流れでもって連通する制限流れ通路52を設けるのが好まし い。制限された流れでもって連通することにより、10秒またはそれ以上のオー ダーの長期にわたって各室内の圧力を等しくするのに十分な流れが生ずる。この ため、有利にも、2つの室に対し唯一の低圧検出器(加圧ガスの漏れを表示する )を用いることが可能となる。時間にわたって圧力が等しくされつつ、約80ミ リ秒またはそれ以下(最も短くはインフレータがクッションを膨張させる時間) のオーダーの短期にわたって2つの室間に圧力差が生じるのに流れは十分に制限 されている。言い換えると、短期にわたって、ガス流れおよびその結果の室間の 圧力変化は無視できる。
【0022】 これは、ただ単に通路52を、連結リング30の両端間を延びる直径が非常に 小さい孔として形成することによって達成される。通路52を設けてもインフレ ータの上述した作用は変化しない。特に、単一の加熱装置が起動されると、結果 として生ずるガスの圧力上昇が対応する破裂ディスクを破損させ、上昇した圧力 がもう一方の室に移動する前にガスを放出させる。膨張作用が変更されないが、 この構成は後続の作用に有利な結果を提供する。
【0023】 特に、起動された単一の室からガスが放出された後、起動された室は大気に開 放され、したがって大気圧となる。もう一方の室は、クッションを膨張させるの に要する短時間にわたって検出可能な圧力変化はないが、長期にわたってこの加 圧ガスは通路52を介し大気に漏れ出る。したがって、もう一方の室は自動的に 減圧され、加圧タンクのあらゆる危険性がなくされる。
【0024】 通路52の更なる利点は室へのガスの充填作用である。上述したように、2つ の室に対して通常2つの充填弁が必要とされる。しかしながら、通路52に連通 する充填弁54を設けることによって通路52を介し2つの室を充填することが できる。なお、通路52は制限流れ通路であり、したがって充填プロセスは延長 されうる。しかしながら、追加の充填弁のコストおよび重量が省略される。
【0025】 上記記載からわかるように、インフレータ10はハイブリッド多適応性インフ レータを提供し、幅広く変更可能な出力、減圧作用による使用後の安全性の向上 、および単一の充填弁、単一の出口、および単一のディフューザを用いることに よる低コスト化という利点を有する。インフレータ10はこれらの利点を享受す るが、寸法が比較的大きくなる。したがって、このインフレータは助手席側での 適用に適しており、運転手側で用いるべくステアリングホイールに取り付けるた めには一般に適していない。
【0026】 運転手側での使用に適した本考案の第2実施態様が図3に示されており、参照 番号56でもって示される。 インフレータ56は概ね球状をなし、上方半球体58と下方半球体60とを含 むハウジングを含む。これらの半球体はこれら半球体の交線周りにおいて例えば 溶接により互いに固定される。図示されるように、半球体の一方または他方に、 インフレータを乗り物に固定するための取り付けフランジ63を周辺部に設けて もよい。
【0027】 ハウジング内には分離壁62が設けられる。壁62は側壁64と頂壁66とを 有するドーム状をなす。図示される実施態様において頂壁は半球状をなしている が、他の形状、例えばディスク状であってもよい。さらに、以下に記載する理由 から、分離壁全体を球の一部として形成してもよい。側壁64は上方半球体58 および下方半球体60の一方の内面に固定される。半球体内に平坦部分(図示し ない)を(環状平坦部をコイニングすることにより)形成し、この平坦部分に側 壁の縁部を溶接することによって側壁を固定してもよい。しかしながら、好まし くは、側壁は下端周りにおいて取り付けフランジを含んでおり、このフランジが 半球体に溶接される。図面ではフランジは外方に向けて突出しているが、内方に 向けて突出するフランジを設けて半球体にプロジェクションレーザ溶接により固 定してもよい。
【0028】 分離壁62はハウジングの内部空間を第1および第2の室(または容積部)6 8,70に分離する。第1の室68は分離壁の外側に位置し、第2の室(または 主室)70は分離壁の内側に位置する。各室は不活性ガスを収容する。予想され うるように、これら室を必要に応じ完全に分離して互いに異なる圧力でもってガ スを収容してもよい。
【0029】 各室内に加熱装置が設けられる。第1実施態様と同様に、加熱装置の一方また は両方は火工術式や流体燃料内蔵式などから形成されうる。図示される実施態様 において第1および第2の加熱装置72,74が設けられる。各加熱装置は室内 の適当な位置において、例えば取り付け孔76を介してハウジングに取り付けら れる。各加熱装置は制御装置(図示しない)に接続されるべくハウジングの外部 からアクセス可能な適当な電気コネクタを含み、この制御装置は加熱装置を起動 させてインフレータを起動するための信号を提供する。
【0030】 加熱装置を公知のホルダ80に取り付けられた火工術式始動装置78の形態と することができる。当該技術分野において知られているように、このようなホル ダは始動装置78の一部と並設される取り付け表面82と、収縮部分84とを有 する。図3に示されるように収縮部分84は、初めは外側に延びることにより始 動装置が並設表面に対し移動可能であるようにし、次いで始動装置上に収縮せし められて始動装置を並設表面に対し固定する。ホルダは次いで例えば溶接により ハウジングに固定されて加熱装置が所定位置に固定される。
【0031】 このような始動装置を設けることが可能であるが、多くの一般的な始動装置は プラスチックから形成されており、主室内の圧力に耐えられない。したがって、 主室内に蓄えられている不活性ガスがプラスチック製の始動装置を破壊し、次い で結果として生ずるホルダ80の開口を介し流出する。これを阻止するために、 加熱装置を圧力に耐えることができる凹凸状の材料から形成するか、或いは例え ば障壁86により圧力から隔離するのが好ましい。図示されるように、障壁は例 えば金属のようなガス不透過性材料からなると共に内部空間88を有する凹状部 材の形態をなしている。好ましい形態において、蓄えられている不活性ガスの圧 力をさらに良好に受容するために障壁は概ねドーム状または球の一部をなす。障 壁は始動装置78を覆うように配置され、ホルダ80は内部空間88の口部に配 置される。障壁をハウジングに溶接して気密シールを提供するようにしてもよい 。障壁の口部周りに取り付けフランジ90を設けるとこの溶接を容易に達成でき る。次いで、このフランジがハウジングに溶接(例えばレーザ溶接)されうる。
【0032】 理解されうるように、この構成は主室と大気間に気密構造を提供し、付設され た室内の圧力から始動装置を隔離する。しかしながら、障壁は始動装置と主室間 に介在せしめられており、これはまた熱移動をも阻害する。これを克服するため に、障壁は始動装置が起動されたときに脆弱である(すなわち壊れやすい)よう に形成される。特に、始動装置の起動時における温度上昇(および始動装置自体 により生成されるあらゆる追加のガス)により、障壁の内部空間88内にトラッ プされた少量のガスの圧力が上昇する。この圧力上昇により障壁が破壊されて高 温ガスが主室内に蓄えられている不活性ガスと混合可能となる。ホルダと始動装 置間の連結部は破壊に必要な短時間内に必要な圧力を形成するのに十分に気密で ある。さらに、障壁に低強度線(典型的には肉厚が小さくされている)を形成し て破壊作用の信頼性をさらに高めるようにしてもよい。
【0033】 この構成はそれ自体加熱装置74に対して十分である。しかしながら、追加の 熱出力を提供するために、図示される構成は更なる利点を提供する。特に、始動 装置78は障壁の内部空間88内に配置される。この内部空間内に利用されない 空間がいくらか存在し、その容量は当然のことながら障壁および始動装置の相対 的な寸法に応じて定まる。この内部空間部分を始動装置により着火されて大きな 熱出力を提供する材料92によって満たすことができる。材料92は目標の熱出 力を提供しかつ始動装置78と一致するあらゆる公知の材料でよい。例えば、材 料92は硝酸ボロンカリウム(Boron Potassium Nitrat e)のような火工術材料から形成されうる。変更可能には、材料92を流体燃料 /酸化剤から形成してもよい。他の例として、始動装置は流体燃料を含んでもよ く、材料92は窒素酸化物のような酸化剤から形成されうる。
【0034】 図示されるように、第1の加熱装置は障壁を含むが第2の加熱装置は含んでい ない。当然のことながら両方の加熱装置に、第1の加熱装置について記載したよ うな障壁を設けてもよい。これは図1の実施態様についても同様である。図3の 実施態様において、第1の容積部内の第1の始動装置は第2容積部内の始動装置 よりも大きく図示されている。これは、第1の室内に多量のガスを収容するため に大きな熱が必要であるためでありうる。或いは、この大きな寸法は、第1の室 内のガスを加熱して昇温し、したがって昇圧しようとするためでありうる。
【0035】 第1実施態様と同様に、加熱されたガスは、好ましくは予め定められた圧力ま で達した後に、室内から排出されなければならない。したがって分離壁62には 付設された破裂ディスク96を備えた通気ポート94が設けられ、ハウジングの 上方半球体には出口ポート98と、付設された主破裂ディスク100とが設けら れる。第1実施態様と同様に、加熱装置が起動されると対応する不活性ガスが加 熱されてその圧力が上昇し、予め定められた圧力になると破裂ディスクを破損さ せる。さらに、先の実施態様と同様に、加熱装置の一方または両方を起動させる ことによって様々な出力を発生することができる。
【0036】 作用における第1実施態様との相違点の一つは、両方の加熱装置を起動させる ときにわずかばかりの遅延時間が必要であるということである。これは、第1の 室内の高い圧力により破裂ディスク96が破損するのが阻止されるためである。 この場合、第1の室が予め定められた圧力になると第2の室が通気することがで きない。しかしながら、第1の室内のこの圧力は主ディスク100が破損すると 速やかに低下し、クッションに運ばれる圧力に影響を及ぼすのに十分、間に合っ て第2の加熱装置が起動されうる。
【0037】 第2の相違点は典型的に、第2の加熱装置を着火させることのみによりインフ レータが起動がされないということである。特に、第2の室は第1の室に開口し ているのでただ単に第2の加熱装置を着火すると第2の室内の加熱されたガスが 第1の室内に流入する。これにより第1の室内のガスが加熱されるが、圧力が、 クッションを適当に作動させるために必要な圧力よりも低くなりがちである。
【0038】 第1および第2の室を互いに分離してもよいが、分離壁に、この分離壁内を延 びる制限流れ通路102を設けるのが好ましい。第1実施態様と同様に、この通 路により、両室内の圧力が「長期」にわたって等しくされ、しかしながら起動時 の短期にわたっては等しくされない。これはまた、通気特性を提供してインフレ ータが展開した後の安全性を高める。このような通路を用いることにより、両方 の室に対し、単一の充填弁104および低圧検出器(図示しない)を用いること が可能となる。
【0039】 第1実施態様と同様に、このインフレータは両方の室に対し単一の出口を備え ている。出口を単に出口ポートおよび破裂ディスクから形成することができるが 、ディフューザ106を設けて膨張用ガスを分散させるのが好ましい。図示され るように、ディフューザは単に、周縁壁110により対応する半球体から離間せ しめられた外壁108から形成されうる。図示されるように外壁108にか、或 いは周縁壁に複数の拡散ポート112を設けて中立的な推力が提供されるように してもよい。変更可能には、ディフューザを、周縁部が波形となるように周縁部 周りに形成されたくぼみを有する板(図示しない)から形成してもよい。これら くぼみは付設された半球体に当接してこの板を出口ポートから離間せしめ、また 、これらくぼみを半球体に溶接することができる。くぼみの一段高い部分は拡散 ポートを形成する。
【0040】 理解されうるように、この第2の実施態様は第1の実施態様の利点を提供する 。インフレータは様々な出力レベルを可能にして多適応性のハイブリッドインフ レータとして作用する。共通の充填弁、出口ポート、ディフューザ、低圧検知器 などを用いることによって構成要素の点数を少なくでき、したがって重量および コストが低減される。このインフレータは未使用の室の自動的な減圧作用も可能 にする。
【0041】 これらの利点に加えて、第2の実施態様は、乗り物の運転手を保護すべくステ アリングホイール内に取り付けられるのに十分小さい寸法にされうる。特に、イ ンフレータが球状をなすことにより応力が均一に分散され、この球状のインフレ ータは貯蔵ガスを他の形状よりも高圧で収容することができる。ガスはさらに高 圧になりうるのでインフレータがより小さく、特に適当な量のガスを収容しつつ ステアリングホイールに取り付けられるのに十分小さくされうる。
【0042】 球状をなすインフレータのハウジングの高さは一般的な運転手側のインフレー タとほぼ同程度である。しかしながら、これは中心部のみにおいて言えることで あり、半径方向外側に向かうにつれて急激に小さくなる。さらに、圧力の制限が 高められたことによる寸法の低減化により、インフレータをステアリングホイー ルのアーマチャ(すなわち、ステアリングホイール回転軸線)からオフセットし て取り付けることも可能となる。このため典型的に、インフレータをステアリン グホイール内に「より深く」(すなわち運転手からより遠く)に取り付けること が可能となり、したがって運転手側に向けて突出する量が低減される。
【0043】 上記記載から、本考案は、自明でありかつ構造に内在している他の利点を備え つつ上述したすべての目的を達成するのに特に適したものであることがわかる。 或る特徴およびサブコンビネーションに利用可能性があり、これらを他の特徴 およびサブコンビネーションを参照することなく適用されうることが理解されよ う。これは、実用新案登録請求の範囲により企図され、実用新案登録請求の範囲 内に含まれる。
【0044】 本考案の精神を逸脱することなく本考案の可能性ある多くの実施態様が可能で あるのでここに記載されまたは添付図面に図示されたすべての事項は例示するも のと解釈されるべきであり、限定するものでないことが理解されるべきである。
【提出日】平成9年4月28日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】
これらおよび他の目的は多適応性ハイブリッドインフレータにより達成される 。このインフレータは互いに分離された2つの室を含み、各室は貯蔵不活性ガス を含む。各室はさらに、貯蔵ガスを加熱する加熱装置を含む。多適応性能を提供 するために、衝突の程度に応じて一方または他方の、或いは両方の加熱装置が作 動されうる。加熱された貯蔵ガスの圧力が上昇し、ガスは室から流出してクッシ ョンを膨張させる。好ましくは、時間にわたってこれら室間の圧力を等しくする ために、2つの室に制限された(限定的な)ガス連通作用が設けられる。この制 限された連通作用は、膨張に伴う短期にわたってはこれら室を本質的に分離状態 に維持する。しかしながら、時間にわたって、この連通作用は作動されないすべ ての室の減圧を可能にし、斯くして安全性が高められる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】 図示されるように、第の加熱装置は障壁を含むが第の加熱装置は含んでい ない。当然のことながら両方の加熱装置に、第の加熱装置について記載したよ うな障壁を設けてもよい。これは図1の実施態様についても同様である。図3の 実施態様において、第1の容積部内の第1の始動装置は第2容積部内の始動装置 よりも大きく図示されている。これは、第1の室内に多量のガスを収容するため に大きな熱が必要であるためでありうる。或いは、この大きな寸法は、第1の室 内のガスを加熱して昇温し、したがって昇圧しようとするためでありうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施態様によるインフレータの側
面断面図である。
【図2】図1の線2−2に沿ってみた断面図である。
【図3】本考案の第2実施態様によるインフレータの側
面断面図である。
【符号の説明】
10;56…インフレータ 12,14…圧力容器 16,18;68,70…室 22;72,74…加熱装置 28…出口オリフィス 30…コネクタ 42,44;96,100…破裂ディスク 48;106…ディフューザ 52;102…制限流れ通路 58;60…半球体 62…分離壁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 マーク ビー.ウッドベリー アメリカ合衆国,ユタ 84054,ノース ソルト レイク,ノース 700 イースト 261

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグのハイブリッド多適応性イン
    フレータであって、第1および第2の室であって各室が
    貯蔵加圧ガスを含み、これら室のうち少なくとも一方が
    出口を有している第1および第2の室と、第1の室に作
    動的に付設された第1の加熱装置と、第2の室に作動的
    に付設された第2の加熱装置と、これら2つの室間を限
    定的に連通する制限流れ通路とを具備したインフレー
    タ。
  2. 【請求項2】 上記第1および第2の室が第1および第
    2の圧力容器内にそれぞれ画定されており、各圧力容器
    が出口オリフィスを含み、インフレータがさらに、中央
    室と、該中央室と連通する少なくとも1つの出口ポート
    とを有するコネクタであって圧力容器が該コネクタに取
    り付けられると共に各出口オリフィスが中央室に連通す
    るコネクタと、各出口オリフィスに付設されて通常は貯
    蔵ガスが圧力容器から中央室へ流れるのを阻止する破裂
    ディスクとを含み、上記制限流れ通路がコネクタ内を延
    びている請求項1に記載のインフレータ。
  3. 【請求項3】 上記コネクタが連結リングであり、上記
    出口オリフィスが間隙を隔てて互いに対向される請求項
    2に記載のインフレータ。
  4. 【請求項4】 上記連結リングを包囲するディフューザ
    をさらに含む請求項2に記載のインフレータ。
  5. 【請求項5】 上記第2の室が上記第1の室内に形成さ
    れると共に該第1の室内に開口している請求項1に記載
    のインフレータ。
  6. 【請求項6】 上記第1の室が球状のハウジング内に画
    定されており、上記第2の室が該ハウジング内に取り付
    けられた分離壁により画定されており、上記制限流れ通
    路が分離壁を介して延びている請求項5に記載のインフ
    レータ。
  7. 【請求項7】 ハイブリッド多適応性インフレータであ
    って、第1および第2の室をそれぞれ画定する第1およ
    び第2の圧力容器であって各圧力容器が出口オリフィス
    を有する圧力容器と、各室内に蓄えられた加圧ガスと、
    各圧力容器に取り付けられた加熱装置であって信号を受
    け取ったときに付設された上記加圧ガスを加熱する加熱
    装置と、中央室と該中央室と連通する少なくとも1つの
    出口ポートを有するコネクタであって上記圧力容器が該
    コネクタに取り付けられると共に各出口オリフィスが中
    央室と連通するコネクタと、各出口オリフィスに付設さ
    れた破裂ディスクであって通常は上記貯蔵ガスが上記圧
    力容器から中央室内へ流れるのを阻止する破裂ディスク
    とを具備したインフレータ。
  8. 【請求項8】 上記コネクタが連結リングであり、上記
    出口オリフィスが間隙を隔てて互いに対向される請求項
    7に記載のインフレータ。
  9. 【請求項9】 エアバッグのハイブリッド多適応性イン
    フレータであって、内部空間と該内部空間と連通する出
    口ポートとを有するハウジングと、該ハウジング内に取
    り付けられて上記内部空間を第1および第2の室に分離
    する分離壁であって第1の室と連通する通気ポートを含
    み、上記出口ポートが第1の室と連通する分離壁と、各
    室内に蓄えられた加圧ガスと、各室に付設された加熱装
    置であって信号を受け取ったときに付設された上記加圧
    ガスを加熱する加熱装置と、上記出口ポートおよび上記
    通気ポートに付設された破裂ディスクであって通常はそ
    れぞれ対応する付設された室から加圧ガスが流れ出るの
    を阻止する破裂ディスクとを具備したインフレータ。
  10. 【請求項10】 上記ハウジングが球状をなし、かつ乗
    り物のステアリングホイールに取り付けられる寸法にさ
    れている請求項9に記載のインフレータ。
JP1997001182U 1996-02-28 1997-02-28 エアバッグのハイブリッド多適応性インフレータ Expired - Lifetime JP3042073U (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US60835696A 1996-02-28 1996-02-28
US08/651010 1996-05-20
US08/608356 1996-05-20
US08/651,010 US5582428A (en) 1996-02-28 1996-05-20 Hybrid adaptive inflator for airbags

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3042073U true JP3042073U (ja) 1997-10-07

Family

ID=24436123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997001182U Expired - Lifetime JP3042073U (ja) 1996-02-28 1997-02-28 エアバッグのハイブリッド多適応性インフレータ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5582428A (ja)
JP (1) JP3042073U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003002382A1 (fr) * 2001-06-29 2003-01-09 Daicel Chemical Industries, Ltd. Dispositif de gonflage hybride
JP2009507722A (ja) * 2005-10-03 2009-02-26 キー セーフティー システムズ、 インコーポレイテッド 外部と通気するエアバッグモジュール

Families Citing this family (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2291244B (en) * 1994-07-15 1998-02-11 Design Technology & Innovation Vehicle safety systems
DE19509245C1 (de) * 1995-03-15 1996-03-21 Stn Atlas Elektronik Gmbh Landestoßdämpfer
US6221186B1 (en) * 1996-04-15 2001-04-24 Autoliv Asp, Inc. Self-compensating airbag inflator and method
US5690357A (en) * 1996-04-25 1997-11-25 Trw Inc. Dual stage air bag inflator
US5646613A (en) * 1996-05-20 1997-07-08 Cho; Myungeun System for minimizing automobile collision damage
JPH1071922A (ja) * 1996-06-26 1998-03-17 Nissan Motor Co Ltd ガス発生器
US5763817A (en) * 1996-08-14 1998-06-09 Bendix-Atlantic Inflator Company Center gas fill inflator
JP3760004B2 (ja) * 1996-10-11 2006-03-29 ダイセル化学工業株式会社 エアバッグ用ガス発生器
US5794973A (en) * 1996-12-04 1998-08-18 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Dual stage air bag inflator
US5863067A (en) * 1996-12-05 1999-01-26 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Vehicle occupant protection apparatus
US5857699A (en) * 1997-02-25 1999-01-12 Autoliv Asp, Inc. Adaptive output fluid fueled airbag inflator
US6095561A (en) * 1997-03-07 2000-08-01 Automotive Systems Laboratory, Inc. Multi-chamber inflator
US5863066A (en) * 1997-03-13 1999-01-26 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Multiple stage air bag inflator
US5924728A (en) * 1997-04-18 1999-07-20 Autoliv Asp, Inc. Fuel bottle attachment in fluid fueled inflator
US6474684B1 (en) * 1997-04-24 2002-11-05 Talley Defense Systems, Inc. Dual stage inflator
JPH10297416A (ja) * 1997-04-25 1998-11-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd エアバッグ装置用ガス発生装置及びエアバッグ膨張方法
US6024379A (en) * 1997-05-01 2000-02-15 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Vehicle occupant protection apparatus
US5992881A (en) * 1997-07-01 1999-11-30 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Vehicle occupant protection apparatus with multiple stage inflator
US6189926B1 (en) * 1997-12-16 2001-02-20 Autoliv Asp, Inc. Airbag inflator with center discharge and soft onset
US6032979C1 (en) * 1998-02-18 2001-10-16 Autoliv Asp Inc Adaptive output inflator
US6010152A (en) * 1998-03-31 2000-01-04 Trw Inc. Air bag inflator
US6412815B1 (en) 1998-09-28 2002-07-02 Daicel Chemical Industries, Ltd. Gas generator for air bag and air bag device
ATE275491T1 (de) 1998-09-28 2004-09-15 Daicel Chem Luftsack-gasgenerator und luftsacksystem
JP3220443B2 (ja) 1998-11-30 2001-10-22 ダイセル化学工業株式会社 エアバッグ用ガス発生器及びエアバッグ装置
US6168200B1 (en) 1998-12-01 2001-01-02 Atlantic Research Corporation Dual level inflator
EP1059211A3 (en) 1999-02-16 2001-01-03 Daicel Chemical Industries, Ltd. Multistage gas generator for air bag and air bag apparatus
US6149193A (en) * 1999-08-06 2000-11-21 Breed Automotive Technology, Inc. Variable output inflator
US6199906B1 (en) * 1999-08-12 2001-03-13 Breed Automotive Technology, Inc. Dual stage pyrotechnic inflator
US6189927B1 (en) 1999-12-16 2001-02-20 Autoliv Asp, Inc. Adaptive output inflator
US6447007B1 (en) 2000-03-28 2002-09-10 Atlantic Research Corporation Compact dual nozzle air bag inflator
US6543806B1 (en) 2000-08-03 2003-04-08 Nxgen Technologies Llc Inflator for vehicle protection apparatus
US7159622B1 (en) 2000-08-03 2007-01-09 Delphi Technologies, Inc. Inflator for vehicle protection apparatus
DE10102646A1 (de) * 2001-01-20 2002-08-29 Bayerische Motoren Werke Ag Airbagsystem für Fahrzeuge
US6607214B2 (en) 2001-08-17 2003-08-19 Autoliv Asp, Inc. Gas generation via indirect ignition
JP2005521582A (ja) * 2002-03-26 2005-07-21 オートモーティブ システムズ ラボラトリー インコーポレーテッド 複数のチャンバを備えた2段インフレータ
US7293797B2 (en) * 2002-10-07 2007-11-13 Daicel Chemical Industries, Ltd. Inflator
US6935655B2 (en) * 2003-04-08 2005-08-30 Autoliv Asp, Inc. Pyrotechnic inflator for a vehicular airbag system
JP2005041326A (ja) * 2003-07-22 2005-02-17 Daicel Chem Ind Ltd ハイブリッドインフレータ
US20050029785A1 (en) * 2003-08-06 2005-02-10 Arc Automotive, Inc. Compact multi-level output hybrid gas generator
US7438313B2 (en) * 2003-08-06 2008-10-21 Arc Automotive, Inc. Compact multi-level output gas generator
US20050077713A1 (en) * 2003-08-11 2005-04-14 Naoki Matsuda Hybrid inflator
DE102004023973B3 (de) * 2004-05-14 2005-09-22 Bayerische Motoren Werke Ag Rückhaltesystem
JP4576282B2 (ja) * 2005-04-15 2010-11-04 ダイセル化学工業株式会社 エアバッグ用ガス発生器
US7641230B2 (en) * 2005-06-15 2010-01-05 Autoliv Asp, Inc. Extended fill inflation apparatus
US7533900B2 (en) * 2006-09-11 2009-05-19 Autoliv Asp, Inc. Hybrid inflator with extended filling capability
US7731234B2 (en) * 2007-03-06 2010-06-08 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Air bag module with diffuser
KR102095565B1 (ko) * 2013-11-01 2020-03-31 현대모비스 주식회사 운전석 에어백
JP6424796B2 (ja) * 2015-11-02 2018-11-21 トヨタ自動車株式会社 車両用エアバッグ装置
DE102017116868A1 (de) 2017-07-26 2019-01-31 Trw Airbag Systems Gmbh Gasgenerator, Gassackmodul und Fahrzeugsicherheitssystem
FR3139074A1 (fr) * 2022-08-25 2024-03-01 Livbag Sas Générateur de gaz comprenant du propergol sous pression

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3689105A (en) * 1970-07-07 1972-09-05 Shunji Matsui Inflatable vehicular safety device
DE2047759A1 (de) * 1970-09-29 1972-03-30 Fohl, Artur, 7061 Haubersbronn Sicherheitsvorrichtung für den Schutz von Fahrzeug- und Flugzeuginsassen
US3726649A (en) * 1971-11-11 1973-04-10 Thiokol Chemical Corp Demand gas generator system using solid propellant
US4512355A (en) * 1982-12-16 1985-04-23 Rocket Research Company Propellant augmented, pressurized gas dispensing device
US5031932A (en) * 1990-04-05 1991-07-16 Frantom Richard L Single pyrotechnic hybrid inflator
US5078422A (en) * 1990-04-30 1992-01-07 Oea, Inc. Gas inflator apparatus
US5060973A (en) * 1990-07-23 1991-10-29 General Electric Company Liquid propellant inflator for vehicle occupant restraint apparatus
US5351988A (en) * 1990-11-27 1994-10-04 Alliedsignal Inc. Hybrid inflator with staged inflation capability
US5360232A (en) * 1993-09-14 1994-11-01 Morton International, Inc. Filtration in hybrid inflators
US5536040A (en) * 1995-04-24 1996-07-16 Trw Inc. Inflator for side impact air bag

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003002382A1 (fr) * 2001-06-29 2003-01-09 Daicel Chemical Industries, Ltd. Dispositif de gonflage hybride
JP2009507722A (ja) * 2005-10-03 2009-02-26 キー セーフティー システムズ、 インコーポレイテッド 外部と通気するエアバッグモジュール

Also Published As

Publication number Publication date
US5582428A (en) 1996-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3042073U (ja) エアバッグのハイブリッド多適応性インフレータ
EP0792775B1 (en) Hybrid adaptive inflator for airbags
JP3040975U (ja) 発射体ガス解放型ハイブリッドインフレータ
US6032979A (en) Adaptive output inflator
US5423570A (en) Hybrid inflator with tortuous delivery passage
US6189927B1 (en) Adaptive output inflator
US5542702A (en) Pressurized gas inflator for vehicle occupant protection systems
EP1319558B1 (en) Opening device for a cold gas inflator
US5615912A (en) Inflator for air bag
JP3040516U (ja) 能力調整可能なハイブリッドインフレータ
US7950693B2 (en) Dual stage inflator
US5670738A (en) Hybrid inflator with pop-out diffuser
US20060267322A1 (en) Apparatus for inflating an inflatable vehicle occupant restraint
EP0827465A1 (en) Airbag system inflator
US5890735A (en) Hybrid inflator with diffuser end translating initiator boss
EP0758964A1 (en) Hybrid inflator
US6273462B1 (en) Air bag inflator
US6196582B1 (en) Variable output inflator for an air bag
JP3049048U (ja) エアバッグ膨張器
US7108281B2 (en) Stored gas inflator with fill valve assembly
JPH1029492A (ja) 順応エアバッグの膨張方法
US6217066B1 (en) Multiple inflator safety cushion
US20230044860A1 (en) Dual stage inflator
US20220185224A1 (en) Airbag inflator with pressure relief and increased combustion efficiency
MXPA97001903A (en) Adaptable inflator hybrid for bags of a