JP3045504U - 防振材料 - Google Patents

防振材料

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JP3045504U
JP3045504U JP1997006839U JP683997U JP3045504U JP 3045504 U JP3045504 U JP 3045504U JP 1997006839 U JP1997006839 U JP 1997006839U JP 683997 U JP683997 U JP 683997U JP 3045504 U JP3045504 U JP 3045504U
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有限会社 アジアワールド
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築物のダクトや送風機など振動を伴う機器
類を吊り下げ支持するための防振材料に関する。 【解決手段】 防振材料1は、中心部に穴部2を有する
平面円形状の本体3と、この穴部2に連通する連通穴部
4を有する円筒形状の中空突起部5とが一体的に構成さ
せて貫通穴6を形成してある。また、防振材料17は、
前部を凹凸面18とし、後部に貫通穴19を設けてあ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、建築物に設けるダクトや送風機等振動を伴う機器類を吊り下げ支持 するために使用する防振材料に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、空調設備のダクトや送風機等は、一般的に天井面に垂下状に配したネジ 材を介してアングル材等の金属製支持具に載置している。
【0003】 例えば、上記ネジ材の下端部にナットを螺着し、このナットにより金属製支持 具を支持する方法が一般的に採用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、これらダクトや送風機は、振動を伴うため、長時間の使用によ りネジ材に振動が伝わって、ネジ材に螺着されているナットが必然的に緩み、重 量のあるダクトや送風機等の支持物の吊り下げには、安全性に課題があった。
【0005】 本考案は、このような課題を解決するために創作されたものであり、長時間使 用してもネジ材に振動が伝わることがなく、ナットの弛緩を防止できる防振材料 の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記する目的を達成するため、本考案の防振材料は、中心部に穴部を有する平 面円形状の本体と、この穴部に連通する連通穴部を有する円筒形状の中空突起部 とが一体的に構成させて貫通穴を形成することを特徴とする。
【0007】 さらに、本考案の防振材料は、前部を凹凸面とし、後部に貫通穴を設けた長尺 または短尺形状に形成することを特徴とし、また、上記防振材料は、ゴム質で構 成することを特徴とする。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明すると、図1〜図3は、本考 案の第1例を示し、図4〜図8は、本考案の第2例を示す。
【0009】 本考案の第1例を図1〜図3を参照して説明する。この防振材料1は、図示の ように、中心部に穴部2を有する平面円形状の本体3と、この穴部2に連通する 連通穴部4を有する円筒形状の中空突起部5とが一体的に構成させて貫通穴6を 形成してある。この防振材料1の材質は、ゴム材で構成され、耐候性、耐熱性等 に優れたものが望ましく、例えばポリクロロプレンなどのゴム質で構成するとよ い。
【0010】 上記構成の防振材料1は、図3のように、予め天井に配した2個のインサート (図示省略)にネジ材7,7を螺着し、このネジ材7,7の下端部にアングル材 8の上部9の取り付け穴10をそれぞれ挿通する。そして、この取り付け穴10 に防振材料1の中空突起部5を通すと共に、ネジ材7,7に貫通穴6を挿通した 後、このネジ材7,7にワッシャー12を介在してナット13を螺着することに より、ネジ材7,7にアングル材8を吊り下げ、これに例えばダクト14を支持 させる。なお、図示を省略するが、このアングル材8は、周知のように、吊り下 げる機器類の大きさ、重量等を考慮して所定間隔ごとに複数個設置して、機器類 を支持している。
【0011】 この第1例の防振材料1によれば、ダクト14から生ずる振動は、アングル材 8を介してワッシャー12、ナット13に伝わるが、この防振材料1がゴム質で 構成してあるため、この振動を吸収してネジ材7,7に伝わるのを防止でき、ナ ット13が弛緩することがなくなる。
【0012】 次に、本考案の第2例を図4〜図8を参照して説明する。図4〜図6に示す例 の防振材料17は、前部を凹凸面18とし、後部に貫通穴19を設けた長尺形状 に形成してあり、上記防振材料1と同様なゴム質で構成してある。この防振材料 17は、図示のように凹凸面18は、3つの凸部と2つの凹部を有する角形形状 に形成してあるが、これに限定される必要性はなく、例えば波形や半円形に形成 する等その形状や凹凸面の数は任意である。
【0013】 この防振材料17は、次のように使用する。先ず、図6に示すように、防振材 料17の凹凸面18を支持するダクト14にそれぞれ向けてネジ材7,7に貫通 穴19を挿通する。そして、上記第1例と同様にアングル材8をネジ材7,7に 吊り下げた後、凹凸面18がそれぞれダクト14と密に当接するようにして支持 する。なお、アングル材8の支持は、この例に限定されずに、従来例と同様にワ ッシャーとナット等を使用してもよい。
【0014】 この防振材料17によると、ダクト14から生ずる振動は、直接密に当接して いる凹凸面18が吸収できる。また、一部の振動は、アングル材14を介してワ ッシャー12、ナット13に伝わるが、ゴム質の防振材料1が、この振動を吸収 してネジ材7,7に伝わることを防止でき、ナット13が弛緩することがなく、 上記凹凸面18の振動吸収作用と相俟ってより安全性を確保できる。
【0015】 図7及び図8に示す例の防振材料20は、上記防振材料17が長尺形状である のに対し、短尺形状に構成したもので、その他の構成は、防振材料17と同様で あり、対象とする支持物の大きさに対応させて、比較的短いネジ材7に使用する ことに特徴があるが、1本のネジ材7に複数の防振材料20,20,…を使用し て防振作用を図ること勿論である。使用方法は、防振材料17と同様である。
【0016】 以上構成の本考案によると、支持対象の支持物から生ずる振動は、直接或いは 間接的に吸収でき、長時間の使用によるネジ材に螺着してあるナットの弛緩を防 止できる。
【0017】
【考案の効果】
本考案の防振材料には、次の効果がある。 請求項1の防振材料によれば、支持対象の支持物から生ずる振動は、ネジ材 に伝わってもワッシャー及びナットを介在して挿通してある防振材料が吸収し、 ナットの弛緩を防止できる。 請求項2の防振材料によれば、支持対象の支持物から生ずる振動は、支持物 に直接密に当接している防振材料が吸収し、ナットの弛緩を防止できる。 請求項2の防振材料を短尺形状に構成にすると、対象の支持物の大きさに対 応でき、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1例を示す斜視図である。
【図2】同第1例を示す縦断面図である。
【図3】同第1例の使用例を示す説明図である。
【図4】本考案の第2例を示す斜視図である。
【図5】同第2例を示す横断面図である。
【図6】同第2例の使用例を示す説明図である。
【図7】本考案の第2例の他例を示す斜視図である。
【図8】同他例の使用例を示す説明図である。
【符号の説明】
1,17 防振材料 2 穴部 3 本体 4 連通穴部 5 中空突起部 6,19 貫通穴 18 凹凸面

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心部に穴部を有する平面円形状の本体
    と、この穴部に連通する連通穴部を有する円筒形状の中
    空突起部とが一体的に構成させて貫通穴を形成すること
    を特徴とする防振材料。
  2. 【請求項2】 前部を凹凸面とし、後部に貫通穴を設け
    た長尺または短尺形状に形成することを特徴とする防振
    材料。
  3. 【請求項3】 防振材料は、ゴム質で構成することを特
    徴とする請求項1又は2記載の防振材料。
JP1997006839U 1997-07-20 1997-07-20 防振材料 Expired - Lifetime JP3045504U (ja)

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