JP3045443U - 天井吊り下げ車載用ディスプレイ装置機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は車載用ディスプレイ装置を運転者並び
に同乗者に、より良い視聴覚を可能にすると共に、運転
者により安全な運転を提供する。 【解決手段】本考案は車載用ディスプレイ装置を自動車
フロントガラス中央付近に天井より吊り下げる事によ
り、総ての乗車者よりの視聴覚を確保し、同時に運転者
の視線の移動を最小限に抑える事で安全な運転を確保出
来る様にする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、車載用ディスプレイ装置の取付位置とその方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】

車載用ディスプレイ装置はダッシュボードの周りの位置か運転者と助手席の間 か後部座席との間にに取付けられている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の方法では、運転中ディスプレイ画面を見る場合、運転手はその視線を大 きく移動することとなる。特に、ダッシュボードの周りに取付けられた場合には 車の前方ボディラインを運転者の視界より遮る可能性もある。これでは運転安全 性にも問題があり、助手席や後部座席の同乗者よりの試聴覚が困難であった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、ディスプレイ装置を車のフロントガラス中央ルームミラーの位置上 部に天井より取付ける事により問題点を解決している。

【０００５】

【考案の実施の形態】

自動車フロントガラス中央天井付近にディスプレイ装置を設置する場所を確保 し、又は設置する為の台座を製造し取付ける。

【０００６】

【実施例】

設置位置を確保するために、必要に応じて天井の裏張りを剥がし、固定する場 所を決め、裏張りを適宜切り取る。

【０００７】 天井の裏張りを切り取った場合そこに台座を取付ける。

【０００８】 車載用ディスプレイ装置を固定用金具（ステイ）を使いフロント部分上部の梁 に取付ける。

【０００９】 配線を内張りの中を通して行う。

【考案の効果】

上述の様に、本考案の機構は、天井吊り下げる事により、従来にはない多大な る効果を得る事ができ、運転上も安全性を高める事が出来る。 この位置に台座 を取付ける事により直射日光避けのカバーも必要としなくなる。この設置おいて 配線を内張りの中を通す為、外観を損ねる事はない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のフロントガラス正面中央付近に車載用
ディスプレイを天井から吊り下げた正面図である。

【図２】本考案の側面断面図である。

【符号の説明】

１モニター ２フロントガラス ３ルームミラー ４ステアリング（ハンドル） ５天井 ６サンバイザー ７固定用金具（ステイ）

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成９年８月１４日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】カーナビゲーション用モニター、テレビ又
   はビデオ表示用ディスプレイ装置を自動車フロントガラ
   ス中央付近に天井から吊り下げ、運転者と助手席側から
   のみならず、後部座席からでも視聴覚出来るようにす
   る。これはフロントグラスのバックミラー付近位置に設
   置し運転者の視線の動きを最小限に抑え、より安全に運
   転出来る事を目的とする天井吊り下げ車載用ディスプレ
   イ装置機構である。