JP3045355U - 圧縮固化布製品の製造装置 - Google Patents

圧縮固化布製品の製造装置

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JP3045355U
JP3045355U JP1997006763U JP676397U JP3045355U JP 3045355 U JP3045355 U JP 3045355U JP 1997006763 U JP1997006763 U JP 1997006763U JP 676397 U JP676397 U JP 676397U JP 3045355 U JP3045355 U JP 3045355U
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JP1997006763U
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章 福場
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株式会社光
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タオルや布を圧縮して体積を減少させた圧縮
固化布製品の製造手段の改良に関する。 【解決手段】 囲筒8を貫く中心線M−Mの上部に設け
た上型9嵌合の小孔8bと下部に設けた下型7嵌合用の
大孔8cとの間に段部8bを形成し、下型7の外周7c
に囲筒8の大孔8cを嵌合すると共に下型7の上面7d
に前記囲筒段部8dを当接し、囲筒8の上方から嵌込ん
だ上型9を下降させて下型7と上型9との間で布製品を
圧縮する圧縮装置を備え、下型凹所7b及び上型凹部9
a間に非圧縮状態の布製品6aを装入するようにしてあ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この発明は、タオルや布を圧縮して体積を減少させ た圧縮固化布製品の分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 図1・図2・図4〜図7を参考にして説明する。図4及び 5に示す如く、凹所4b付の下型4に囲筒5を被せ、囲筒5の上端開口より折畳 んだ布製品3aを装入し、囲筒5内にプランジャー状上型9を嵌込み押付けるプ レス作業により、折畳んだ布製品3aを長方形や図1に示す球状や或いは図2に 示すラグビーボール状等任意の形状に圧縮固化し、体積を減少させ、携帯や非常 用備蓄品として取扱うのを便利なようにした固化製品3bは知られている。
【0003】 そして、従来は図4及び図5に示す如く、囲筒5に設けた単一の貫通孔を有す る囲筒5の上下から同一の横断面形状の下型4及び上型9を嵌込んでいた。また 、図3に示す円柱状の圧縮固化布製品を作るとき、円孔状のシリンダー孔を有す る囲筒5内に、円柱状外周を有する下型4及び上型9を嵌込んだ手段のものでは 、中心軸M−M方向の圧縮量が大きく、囲筒5と布製品との抵抗摩擦が増え、細 長い円柱状圧縮固化布製品の製造は極めて困難であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 圧縮固化製品3aの形状が球形等で、プ レス作業時に下型4と上型9とを接触させると、下型4と上型9とが衝突して傷 がつくのを避けるため若干隙間があけてある。また下型4と上型9とが近接する 端面は、囲筒5に摺接しているので鋭利な形状に構成することが出来ず、若干の 段部4c,9cが形成されている。このため下型4の周縁と上型9の周縁との間 に布製品3aが挟まれて図6に示す如く帯状の2つの段Sが付いていた。この考 案は、布製品3aに2つの段Sを生じることのない圧縮固化布製品の製造装置及 び製造方法を提供しようとするものである。また、この考案は、従来生産困難で あった細長い円柱状の圧縮固化布製品の製造を可能にするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 図1〜図3及び図8〜図15を参考にして 説明する。この考案に係わる圧縮固化布製品の製造装置は、囲筒8を貫く中心線 M−Mの上部に設けた上型9嵌合の小孔8bと下部に設けた下型7嵌合用の大孔 8cとの間に段部8bを形成し、下型7の外周7cに囲筒8の大孔8cを嵌合す ると共に下型7の上面7dに前記囲筒段部8dを当接し、囲筒8の上方から嵌込 んだ上型9を下降させて下型7と上型9との間で布製品を圧縮する圧縮装置を備 え、下型凹所7b及び上型凹部9a間に非圧縮状態の布製品6aを装入するよう にしたものである。
【0006】
【考案の実施の形態】 図1・図2及び図8〜図11を参考にしてラグビー ボール状の製品を造る第1の実施の形態を説明する。10はプレスのテーブル、 7はテーブル10上に取付けた下型、8は下型7を囲む如く配置する囲筒で 囲筒8を貫く中心線M−Mの上部に設けた上型9嵌合の小孔8bと下部に設けた 下型7嵌合用の大孔8cとの間に段部8bが形成してある。下型7の外周7cに 囲筒8の大孔8cを嵌合すると共に下型7の上面7dに前記囲筒段部8dを当接 する如く構成してある。
【0007】 図1・図2及び図8〜図11を参考にして球またはラグビーボール状の製品を 造る第1の実施の形態を説明する。10はプレスのテーブル、7はテーブル10 上に取付けた下型、8は下型7を囲む如く配置する囲筒である。7bは下型7に 設けた凹所で、該凹所7b上端の断面形状7aは、囲筒8の横断面の内周形状8 aに合致させてある。
【0008】 11はプレスのラム、8はラム11に取付けたプランジャー状上型で、前記囲 筒8に対して下降嵌込み及び上昇離脱可能に構成されている。
【0009】 下型7に囲筒8を被せ、上型9を上昇離脱させた状態において上側から囲筒8 内に折畳んだ非圧縮状態の布製品6aを装入し、下型7の凹所7bに接触させる 。次いで、上型9を下降させ布製品6aを押圧して、体積を減少させ所定の形状 の固化製品6bとする。9aは上型9の凹部9bの入口の断面形状である。
【0010】 図3に示す柱状固化製品を造る第2の実施の形態を図13〜図15に示すが、 符号は図8〜図10に示す第1の実施例と同一の符号がつけてある。下型7には 断面半円柱型の凹所7bが設けてあり、且つ上型9には断面半円柱型の凹部9b が設けてある。柱体の両端面は下型7と上型9とが接触しないので食違いは生じ ない。
【0011】
【考案の効果】 この考案によれば、上型9の下端のみによって、固化製品 6bの外面に唯1本の段しかつかない。また、従来、図3に示す細長い柱状の固 化布製品を作れなかったが、本考案は直径方向に圧縮するため、圧縮量が少なく 外周の皺発生を防ぐことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案を適用した球状固化製品を示す三面図
で、(イ)は正面図を、(ロ)は側面図を、(ハ)は平
面図をそれぞれ示すものである。
【図2】 本考案を適用したラグビーボール状固化製品
を示す三面図で、(イ)は正面図を、(ロ)は側面図
を、(ハ)は平面図をそれぞれ示すものである。
【図3】 本考案を適用した柱状固化製品を示す三面図
で、(イ)は正面図を、(ロ)は側面図を、(ハ)は平
面図をそれぞれ示すものである。
【図4】 従来の布製品圧縮固化装置の分解概略正面図
である。
【図5】 (イ)は図4を組立、且つ上型によって布製
品を圧縮固化状態を示す正面図である。(ロ)は(イ)
のP−P及びQ−Q切断端面図である。
【図6】 従来装置において、下型と上型との間に布製
品が挟まれ2つの段のついた圧縮固化製品を示す正面図
である。
【図7】 従来装置において、上型が最下降した状態を
示す一部の拡大正面図である。
【図8】 本考案の第1の実施の形態例の布製品固化装
置の分野概略正面図である。
【図9】 図8を組立て、且つ上型によって布製品を圧
縮固化した状態を示す正面図である。
【図10】本考案の第1の実施の形態例の装置における
一部の拡大正面図である。
【図11】本考案に係わる手段による、固化布製品の正
面図である。
【図12】図3の柱状固化製品を造る第2の実施の形態
例の装置における一部拡大正面図である。
【図13】図12の側面図である。
【図14】固化布製品を除いた状態における図12のY
−Y切断平面図である。
【図15】固化布製品を除いた状態における図12のZ
−Z切断底面図である。
【符号の説明】
3a 布製品 3b 固化布製品 4 下型 4a 断面形状 4b 凹所 4c 段部 5 囲筒 6a 布製品 6b 固化布製品 7 下型 7a 断面形状 7b 凹所 7c 外周壁 7d 上面 8 囲筒 8a 内周形状 8b 小孔 8c 大孔 8d 段部 9 上型 9a 凹部入口の断面形状 9b 凹部 9c 段部 10 テーブル 11 ラム M−M 中心軸 S 段 T 傷

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 囲筒(8)を貫く中心線(M−M)の上
    部に設けた上型(9)嵌合用小孔(8b)と下部に設け
    た下型(7)嵌合用の大孔(8c)との間に段部(8
    d)を形成し、下型(7)の外周(7c)に囲筒(8)
    の大孔(8c)を嵌合すると共に下型(7)の上面(7
    d)に前記囲筒段部(8d)を当接し、囲筒(8)の上
    方から嵌込んだ上型(9)を下降させて下型(7)と上
    型(9)との間で布製品を圧縮する圧縮装置を備え、下
    型凹所(7b)及び上型凹部(9b)間に非圧縮状態の
    布製品(6a)を装入する如く構成した圧縮固化布製品
    の製造装置。
JP1997006763U 1997-07-15 1997-07-15 圧縮固化布製品の製造装置 Expired - Lifetime JP3045355U (ja)

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