JP3045263B2 - ステレオマルチプレクサ回路及びその発振回路 - Google Patents

ステレオマルチプレクサ回路及びその発振回路

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JP3045263B2 JP4210149A JP21014992A JP3045263B2 JP 3045263 B2 JP3045263 B2 JP 3045263B2 JP 4210149 A JP4210149 A JP 4210149A JP 21014992 A JP21014992 A JP 21014992A JP 3045263 B2 JP3045263 B2 JP 3045263B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はFMチューナ等に用いら
れるステレオマルチプレクサ回路及びそれに用いる発振
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のステレオマルチプレクサ回路
は、例えば(L+R)音声信号と(L−R)音声信号と
パイロット信号とから成るコンポジット信号を処理して
左右のチャンネル信号L、Rを出力するが、そのコンポ
ジット信号の処理に際して発振信号を用いる。
【0003】従来のステレオマルチプレクサ回路に使用
されているVCO(電圧制御型発振回路)はICに外付
けしたCR時定数で発振周波数を調整する構成となって
いた。そして、他にはセラミック発振子を外付けし、調
整を廃した方式があり、その発振子としては456kH
zのセラミック発振子を用いたものが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の回路では経年変化や温度依存性が発振子の特
性に依るため、発振子としてセラミック発振子を用いた
場合には、それらの経年変化や温度依存性は良好である
が、VCOのフリーラン周波数も発振子の特性のみで決
ってしまうため、コンポジット信号の処理に必要な19
kHzや38kHz等の比較的低い周波数を得るために
セラミック発振子の456kHzを分周(24分周、1
2分周)するための分周器が沢山必要となり、ICのチ
ップ面積が増大するという欠点があった。
【0005】しかもその分周によって得られる周波数
(例えば19kHz)は矩形波であるため、コンポジッ
ト信号中のパイロット信号を出力チャンネルにおいてキ
ャンセルするために分周出力を正弦波に変換しなければ
ならないという面倒もあった。
【0006】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、セラミック発振子等を必要としない発振回路
及びそれを用いたステレオマルチプレクサ回路を提供す
ることを目的とする。本発明の他の目的は無調整化に適
した発振回路及びそれを用いたステレオマルチプレクサ
回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、R信号成分及びL信号成分を有する第1の音声
信号と、R信号成分及びL信号成分を有する第2の音声
信号と、パイロット信号とからなるコンポジット信号を
処理してL信号及びR信号を出力するために、前記コン
ポジット信号の処理に必要な発振信号を、時定数をもつ
フィルタと、発振条件を充足するように前記フィルタの
出力を該フィルタの入力側へ帰還する手段とから成る発
振回路によって得るとともに、該発振回路の発振周波数
を前記パイロット信号を用いて制御するようにしたステ
レオマルチプレクサ回路において、前記フィルタは差動
増幅器と該差動増幅器の出力側に接続されたコンデンサ
とで構成されているとともに前記差動増幅器の定電流値
によって前記発振回路の発振周波数が決まるようになっ
ており、前記差動増幅器の定電流源は、その定電流設定
用のトリミング回路に接続されていることを特徴とす
る。
【0008】
【0009】
【作用】このような構成によると、差動増幅器の定電流
をコントロール信号で制御することによって発振周波数
を任意かつ安定に制御することができる。また、フリー
ラン発振時の定電流をトリミング調整することで、フィ
ルタの構成素子のバラツキを吸収できるため、周波数の
トリミングが容易であるとともに、ステレオマルチプレ
クサ回路の無調整化を実現できる。
【0010】更に、上記正弦波発振回路をICとして形
成する場合、2つの差動増幅器の一方の定電流を温度補
償回路で制御することにより発振周波数の温度補償がで
きる。つまり、コンデンサの温度係数はほぼ0である。
従って、発振周波数の温度依存性は差動対トランジスタ
のエミッタ抵抗によるが、少なくとも一方への差動増幅
器の定電流に所定の温度係数をもたせてエミッタ抵抗の
温度係数とキャンセルさせることで比較的簡単に発振周
波数の温度補正が可能である。
【0011】また、任意の点で同一の周波数でかつ任意
の位相差をもった信号を取り出すことができるため、P
LL(フェーズ・ロックド・ループ)化したときに移相
器が不要である。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明を実施したステレオマルチプレクサ回路の全
体の構成図であり、同図において、入力端子2には検波
回路1でモノラル検波して得られたステレオ・コンポジ
ット信号が与えられる。このステレオ・コンポジット信
号は50Hz〜15kHzの帯域(L+R)信号と、1
9kHzのパイロット信号と、38kHzをキャリアと
する(L−R)信号とからなっている。
【0013】コンポジット信号が与えられる位相検波器
3には別途VCOユニット5の正弦波発振回路7からの
発振信号が与えられる。正弦波発振回路7は19kHz
を目標にフリーラン発振するように設計されているが、
それ自身の発振周波数は19kHzからずれるので、位
相検波器3の出力によって19kHzの発振周波数とな
るように制御されるようになっている。
【0014】位相検波器3に与えられるコンポジット信
号中のパイロット信号(19kHz)に対し正弦波発振
回路7から与えられる信号(A)は略90°の位相差で
ある。そして両者の位相差が90°のとき、位相検波器
で検出されるエラー信号(E)は0となり、位相差が9
0°からずれると、そのずれの方向と、ずれ量に応じた
信号が検波出力として出力される。このエラー信号
(E)はフィルタ4で直流化された後、VCOユニット
5の電圧・電流変換回路6で電流に変換され、その電流
信号によって正弦波発振回路7の発振周波数を前記エラ
ー信号が0になるように制御する。これによって正弦波
発振回路7の発振周波数は正しく19kHzとなる。そ
の際、正弦波発振回路7の出力(A)はパイロット信号
に対し90°の位相差となり、出力(B)は0°とな
る。
【0015】正弦波発振回路7は時定数をもつ2つのフ
ィルタ7a、7bを従続接続し、その出力を入力側へ帰
還することによって発振を行なうように構成されてい
る。そして、フィルタ7a、7bの時定数をエラー信号
で制御することによって発振周波数を可変できるように
構成されているが、この正弦波発振回路7の具体的な構
成については、後で図3を参照して詳細に説明する。
【0016】さて、前記正弦波発振回路7の出力(B)
は同期検波器8に与えられ、ここで入力端子2から与え
られるコンポジット信号中のパイロット信号と乗算され
る。同期検波器8の出力は次段のコンパレータ9で予め
定めた基準値と比較され、その基準値以上であればLE
D(発光ダイオード)10が点灯し、ステレオ放送であ
ることが表示される。基準値未満であればLED10は
点灯しない。このため、入力端子2から与えられる信号
はパイロット信号(19kHz)が存在しないとき(従
ってステレオ放送でないとき)は同期検波器8による検
波出力は0であるので、LED10は点灯しない。
【0017】入力端子2に与えられたコンポジット信号
は乗算器11にも与えられるが、この乗算器11には別
途38kHzの正弦波が与えられる。この正弦波は正弦
波発振回路7の出力(A)(B)を乗算器12で乗算し
て19kHzの正弦波発振周波数を2倍にした成分を取
り出すことによって得られる。乗算器11からはL信号
とR信号が線路14、15にそれぞれ出力されるが、こ
れらの出力には19kHzのパイロット信号が乗ってい
るので、この不要成分(パイロット信号)をパイロット
キャンセラ回路17、18で正弦波発振回路7からの出
力(B)を用いてキャンセルするようにしている。その
際、出力(B)は増幅器16で増幅された後、パイロッ
トキャンセラ回路17、18へ与えられる。
【0018】ここで、前記乗算器11の具体的構成を図
2に示し、説明する。図2において、端子19を通して
コンポジット信号が入力され、端子20、21間に38
kHzの正弦波信号が与えられる。コンポジット信号は
ダブルバランス型の差動増幅器の下段の差動対トランジ
スタT1、T2で増幅されて、それらのコレクタ側に出
力される。これらの出力は上段の差動対トランジスタT
3〜T6が38kHzの正弦波信号によりスイッチング
制御されることにより、出力端子26にはL信号、出力
端子27にはR信号として導出される。24、25はそ
れぞれ負荷抵抗を示している。
【0019】次に前記VCOユニット5の詳細を示す図
3について説明する。図中、電圧・電流変換回路6は端
子40を介して与えられる位相検波器3からのエラー信
号(電圧)を(+)入力端子に受ける演算増幅器41
と、この演算増幅器41の出力によって電流値が可変さ
れる可変電流源42、43とからなっている。
【0020】44は後で説明するが、正弦波発振回路7
の回路上のバラツキを補正するための調整回路であり、
定電流駆動されるトランジスタQ34、バッファ増幅器
46、トランジスタQ35、トリミング回路45、トラ
ンジスタQ36、Q37、Q38等よりなっている。ト
リミング回路45は後で説明するが、複数の電流源用ト
ランジスタの動・不動をレーザトリミングにより設定す
ることによって、その全体の出力電流値が正弦波発振回
路7のバラツキを吸収するように決められている。48
は正弦波発振回路7の温度特性を補正し、温度に影響さ
れない安定な発振を行なうことができるように成す温度
特性補償回路である。
【0021】正弦波発振回路7はフィルタ7a、7b以
外にフィルタ7bの出力をフィルタ7aの入力側へ18
0°反転して与える増幅度1の反転増幅器49を有して
いる。フィルタ7aは図示の如く接続された一対のgm
増幅器gm1、gm2とコンデンサC1とでローパスフ
ィルタとして構成されており、フィルタ7bも同じく一
対のgm増幅器gm3、gm4とコンデンサC2とでロ
ーパスフィルタとして構成されている。
【0022】前記gm増幅器gm1〜gm4はいずれも
差動増幅器で構成されている。出力端子51の出力
(B)が反転増幅器49で反転されて、出力(B)の位
相に対し180°の位相差でgm増幅器のトランジスタ
Q7のベースに入力される。このgm増幅器gm1の出
力は次段のgm増幅器gm2のトランジスタQ15の出
力からエミタフォロアトランジスタQ16のエミッタに
導出されるが、このエミッタでの位相はトランジスタQ
7のベースでの位相に対し90°進んだものとなってい
る。
【0023】この信号はgm増幅器gm3及びgm4を
経た後、エミッタフォロアQ27のエミッタ側へ導出さ
れるが、このエミッタでの位相は更にトランジスタQ1
6のエミッタの位相よりも90°進んでいる。即ち、g
m増幅器は1対で入力を90°移相して出力する。従っ
て、2対のgm増幅器によって180°の移相を行なう
が、その出力を更に反転増幅器49で180°反転して
gm増幅器gm1へ帰還することにより発振が実現され
る。端子50は発振出力を取り出すようになっている。
【0024】コンデンサC1とC2の容量値は互いに等
しくC1=C2=Cとし、トランジスタQ7、Q8及び
Q18、Q19のエミッタ抵抗RE1、RE2、RE
3、RE4はいずれも等しく、RE1=RE2=RE3
=RE4=REとすると、正弦波発振回路7のフリーラ
ン発振周波数foは、 fo=(1/2π)・{1/(RE×C)}・(i1/iO)・・・(1) と表わされる。ここで、コンデンサの容量Cはコンデン
サC1、C2をチッ化膜等で形成することにより温度の
影響を受けないようにすることができる。一方、REは
温度特性をもつ。そこで、i1/iOの温度特性を適当
に選んでやれば、発振周波数foは温度特性をもたない
ことになる。
【0025】温度特性補償回路48はこの目的で設けら
れたものであって、その出力によってgm増幅器gm
2、gm4の定電流用トランジスタQ11、Q22を制
御することによってi1を制御している。尚、温度特性
補償回路48において、トランジスタQ28〜Q31は
定電流源を構成している。
【0026】上記(1)式において、RE、C及びi1
/iOは回路を構成する各素子のバラツキによってバラ
ツクので、発振周波数foも製品ごとに異なった値とな
る。もちろん、foは図1に示される制御ループによっ
てパイロット周波数(19kHZ)になるように制御さ
れるが、正弦波発振回路7自体のバラツキが大きい場合
には、制御範囲を超えてしまい、パイロット周波数で発
振ができない状態となる。
【0027】そこで、本実施例において、バラツキをg
m増幅器gm1、gm3の定電流(フリーラン発振時の
定電流)のトリミング調整によって抑えるようにするの
が、調整回路44である。この調整回路44の中心を成
すのはトリミング回路45であるので、このトリミング
回路45の詳細を図4に示し説明する。同図において、
トリミング回路45は全体がカレントミラー回路として
構成されており、その入力側トランジスタQ40に対
し、4個の出力トランジスタQ41〜Q44が設けら
れ、これらの出力側トランジスタQ41〜Q44の各々
のコレクタには導体部P1〜P4が図示の如く接続さ
れ、それらの導体部P1〜P4の他端は共通に接続され
ている。
【0028】導体部P1〜P4はレーザービーム53に
よってカットできるようになっており、カットされた導
体部に対応するトランジスタは実質的に除かれる(不作
動設定される)ことになる。出力側トランジスタQ4
1、Q42、Q43、Q44はその電流が例えば入力電
流Iに対し、I、2I、4I、8Iという具合いに選ば
れているので、導体部P1〜P4のカットにより動作し
うるトランジスタの組合せを選ぶことによりトータルの
出力電流として、I、2I、3I、4I、5I、・・
・、15Iのうち1つを設定することができる。
【0029】尚、図4の例に拘泥することなく、出力側
のトランジスタをいくつ設けてもよく、また、それらの
電流値を適当な値に定めてもよいことはいうまでもな
い。図4において、52はカレントミラー回路であり、
(a)(b)は図3の(a)(b)に対応している。
【0030】上述したように本実施例では、正弦波発振
回路7を時定数をもつフィルタ7a、7bで構成し、そ
のフィルタを差動増幅器よりなるgm増幅器とコンデン
サで構成しているので、その差動増幅器の定電流をコン
トロール信号で制御することによってgmを制御し、発
振周波数を任意かつ安定に制御することができる。また
のバラツキを吸収できるため、周波数のトリミングが容
易であるとともに、ステレオマルチプレクサ回路の無調
整化を実現できる。
【0031】更に、上記正弦波発振回路をICとして形
成する場合、コンデンサC1、C2の温度係数はほぼ0
である。従って、発振周波数の温度依存性はgmの温度
係数によって規定されるが、定電流に所定の温度係数を
もたせてgmの温度係数をキャンセルすることで比較的
簡単に発振周波数の温度補正が可能である。
【0032】また、端子50、51で示されるように任
意の点で同一の周波数でかつ任意の位相差をもった信号
を取り出すことができるため、PLL(フェーズ・ロッ
クド・ループ)化したときに移相器が不要である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、差
動増幅器の定電流をコントロール信号で制御することに
よって、発振周波数を任意かつ安定に制御することがで
きる。また、フリーラン発振時の定電流をトリミング調
整することで、フィルタの構成素子のバラツキを吸収で
きるため、周波数のトリミングが容易であるとともに、
ステレオマルチプレクサ回路の無調整化を実現できる。
【0034】更に、上記発振回路をICとして形成する
場合、2つの差動増幅器の一方の定電流を温度補償回路
で制御することにより発振周波数の温度補償ができる
【0035】また、任意の点で同一の周波数でかつ任意
の位相差をもった信号を取り出すことができるため、P
LL(フェーズ・ロックド・ループ)化したときに移相
器が不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したステレオマルチプレクサ回路
のブロック図。
【図2】その一部の具体的回路図。
【図3】その正弦波発振回路の回路構成図。
【図4】そのトリミング回路の回路構成図。
【符号の説明】
3 位相検波器 5 VCOユニット 7 正弦波発振回路 7a、7b フィルタ 17、18 パイロットキャンセラ回路 44 調整回路 45 トリミング回路 48 温度特性補償回路 49 反転増幅器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】R信号成分及びL信号成分を有する第1の
    音声信号と、R信号成分及びL信号成分を有する第2の
    音声信号と、パイロット信号とからなるコンポジット信
    号を処理してL信号及びR信号を出力するために、前記
    コンポジット信号の処理に必要な発振信号を、時定数を
    もつフィルタと、発振条件を充足するように前記フィル
    タの出力を該フィルタの入力側へ帰還する手段とから成
    る発振回路によって得るとともに、該発振回路の発振周
    波数を前記パイロット信号を用いて制御するようにした
    ステレオマルチプレクサ回路において、 前記フィルタは差動増幅器と該差動増幅器の出力側に接
    続されたコンデンサとで構成されているとともに前記差
    動増幅器の定電流値によって前記発振回路の発振周波数
    が決まるようになっており、前記差動増幅器の定電流源
    は、その定電流設定用のトリミング回路に接続されて
    ることを特徴とするステレオマルチプレクサ回路。
  2. 【請求項2】R信号成分及びL信号成分を有する第1の
    音声信号と、R信号成分及びL信号成分を有する第2の
    音声信号と、パイロット信号とからなるコンポジット信
    号を処理してL信号及びR信号を出力するために、前記
    コンポジット信号の処理に必要な発振信号を、時定数を
    もつフィルタと、発振条件を充足するように前記フィル
    タの出力を該フィルタの入力側へ帰還する手段とから成
    る発振回路によって得るとともに、該発振回路の発振周
    波数を前記パイロット信号を用いて制御するようにした
    ステレオマルチプレクサ回路において、 前記フィルタは第1差動増幅器と該第1差動増幅の出力
    を入力とする第2差動増幅器と該第2差動増幅器の出力
    側と固定電位点に接続されたコンデンサとから構成され
    ており、一方の差動増幅器の定電流が前記パイロット信
    号に基いて制御され、他方の差動増幅器の定電流源は温
    度補償回路に接続されていて、その温度補償回路の出力
    により定電流が制御されることを特徴とするステレオマ
    ルチプレクサ回路。
  3. 【請求項3】前記発振回路の出力を用いてL信号及びR
    信号に含まれるパイロット信号をキャンセルするパイロ
    ットキャンセル回路を有する請求項1または請求項2に
    記載のステレオマルチプレクサ回路。
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