JP3045154B2 - 印刷方法、それを使用するためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体及びプリンタ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、印刷方法、それを
使用するためのコンピュータプログラムを記録した記録
媒体及びプリンタに関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、デジタルカメラの普及に伴い、デ
ジタルカメラからケーブルを用いて直接伝送し、又は記
録媒体を介在してデジタルカメラによって記録した写真
画像を印刷することが可能なプリンタが供給されてい
る。

【０００３】また、撮影日時を自動的に記録するデジタ
ルカメラの普及に伴い、その撮影日時を写真画像ととも
に印刷することが可能なプリンタが供給されている。一
般に、このようなデジタルカメラによって記録される画
像ファイルは、撮影日時を記録するセグメントを有す
る。撮影日時を印刷するプリンタは、そのセグメントに
記録された撮影日時を呼び出して写真画像を表わすデー
タとともに印刷ファイルに変換する。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のプリン
タは、撮影日時を自動的に記録しないデジタルカメラに
よって記録した写真画像に撮影日時を付して印刷するこ
とができなかった。

【０００５】また撮影日時を自動的に記録するデジタル
カメラであってもユーザが撮影日時を記録しないように
設定する場合がある。このような場合、従来のプリンタ
は撮影日時を付して印刷することができなかった。

【０００６】ところが、デジタルカメラによって記録し
た写真画像をアルバム形式で印刷する場合等、撮影日時
が写真画像に付されていると整理や鑑賞の際に好ましい
場合が多い。このため、デジタルカメラの機種やユーザ
の設定に関わらず印刷時に撮影日時を写真画像に付すこ
とができるプリンタが要請される。

【０００７】本発明は上記の要請に鑑みてなされたもの
であり、デジタルカメラの機種やユーザの設定に関わら
ず印刷時に撮影日時を写真画像に付すことが可能な印刷
方法、それを使用するためのコンピュータプログラムを
記録した記録媒体及びプリンタを提供することを目的と
する。

【０００８】本発明の別の目的は、デジタルカメラによ
って記録された撮影日時が現実の撮影日時と異なってい
る可能性が高い場合に撮影日時を印刷しない印刷方法、
それを使用するためのコンピュータプログラムを記録し
た記録媒体及びプリンタを提供することにある。

【０００９】本発明のまた別の目的は、印刷される写真
画像の整理を容易にする印刷方法、それを使用するため
のコンピュータプログラムを記録した記録媒体及びプリ
ンタを提供することにある。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明の請求項１記載の
印刷方法又は請求項２記載の記録媒体によると、画像フ
ァイル内部に画像を撮影した日時データが記録されてい
る場合、その日時データを呼び出し、画像ファイル内部
に画像を撮影した日時データが記録されていない場合、
画像ファイルのラベルとして記録された日時データを呼
び出す。さらに画像ファイルの画像データ及び日時デー
タを印刷ファイルに変換する前に、日時データの信頼性
を判断する。画像ファイルから印刷ファイルに変換する
とき、日時データの信頼性が高いときその日時データ及
び画像ファイルの画像データを印刷ファイルに変換し、
日時データの信頼性が低いとき画像ファイルの画像デー
タを印刷ファイルに変換する。そして印刷ファイルに基
づいて画像とともに日時を表わす文字情報を印刷する
か、画像だけを印刷する。このため、撮影日時の信頼性
が低い場合、画像に撮影日時を付さずに印刷することが
できる。

【００１１】

【００１２】

【００１３】本発明の請求項６記載のプリンタによる
と、情報を可視化する印刷部と、印刷部に紙を搬送する
搬送部と、記録媒体から画像ファイルを取得するデータ
取得部と、印刷ファイルに基づいて印刷部及び搬送部を
制御する制御部とを備え、制御部はさらに、画像ファイ
ル内部に画像を撮影した日時データが記録されている場
合、その日時データを呼び出し、画像を撮影した日時デ
ータが記録されていない場合、画像ファイルのラベルと
して記録された日時データを呼び出す手段と、日時デー
タの信頼性を判断する手段と、日時データの信頼性が高
いときその日時データ及び画像ファイルの画像データを
印刷ファイルに変換し、日時データの信頼性が低いとき
画像ファイルの画像データを印刷ファイルに変換する手
段とを備える。このため、撮影日時の信頼性が低い場
合、画像に撮影日時を付さずに印刷することができる。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
一実施例を図面に基づいて説明する。

【００１５】本発明の一実施例によるプリンタは、図１
に示すように、搬送部１と、印刷部２と、制御部３と、
表示部４と、入力部５と、ガイド部６と、第１データ取
得部７と、第２データ取得部８とを有する。搬送部１
と、印刷部２と、制御部３と、表示部４と、入力部５
と、ガイド部６と、第１データ取得部７と、第２データ
取得部８とは箱型のハウジング９に備えられる。本実施
例によるプリンタは、第１データ取得部７又は第２デー
タ取得部８から取得した電子データに基づいて制御部３
によって駆動される印刷部２において印刷することが可
能である。

【００１６】ハウジング９は、図２に示すように、上面
に表示部４及び入力部５を備え、前面に第１データ取得
部７と電源スイッチ９１とインク切れや用紙切れを知ら
せる警告ランプ９２とガイド部６とを備え、背面に図示
しない第２データ取得部８を備え、内部に図示しない搬
送部１と、印刷部２と、制御部３とを備える。ハウジン
グ９の上面と前面下部には、それぞれ用紙供給口９３と
用紙排出口９４とが形成される。用紙供給口９３には用
紙トレー９５が、用紙排出口９４には用紙受け９６がそ
れぞれ取り外し可能に係止される。

【００１７】図示しない搬送部１は、用紙供給口９３と
用紙排出口９４の間のハウジング９内部に備えられ、モ
ータにより駆動される搬送ローラと、搬送ローラに接触
して摩擦により用紙を搬送する従動ローラとを有する。
搬送ローラと従動ローラとは、ゴムなどの滑りにくい材
料からなる。搬送部１は、搬送ローラと従動ローラが回
転することにより、用紙供給口９３から用紙排出口９４
に用紙を搬送する機構である。

【００１８】図示しない印刷部２は、搬送部１に隣接し
て備えられ、インクタンクとインクジェットヘッドを搭
載したキャリッジと、ステップモータと、用紙の搬送さ
れる方向と直行する方向に備えられるキャリッジレール
とを有する。印刷部２は、公知のインクジェット方式に
より印刷を行う。詳しくは、用紙と対向する位置でステ
ップモータにより駆動されるキャリッジがキャリッジレ
ール上を往復移動し、搬送部１によって搬送される用紙
にインクジェットヘッドからインクタンク内のインクを
噴射して印刷を行う。なお、印刷部２としてレーザ方式
やドットインパクト方式等を用いることも可能である。

【００１９】図示しない制御部３は、ＣＰＵと、制御用
プログラムが記録されたＲＯＭと、印刷ファイルを一時
的に保存するメモリとを有する。制御部３は、第１デー
タ取得部７又は第２データ取得部８によって取得する画
像ファイルを所定のパラメータによって印刷ファイルに
変換してメモリに保存する。そのとき画像ファイル内部
に記録された日時データ又は画像ファイルのラベルとし
ての日時データの信頼性が高ければその日時データとと
もに画像ファイルを印刷ファイルに変換する。また、制
御部３は、印刷ファイルに基づいて搬送部１及び印刷部
２を制御するほか、表示部４、入力部５、ガイド部６の
制御を行う。

【００２０】入力部５はハウジング９上面に備えられ、
図３に示すように、キーパネル５０上に種々のキーを有
する。

【００２１】プリント開始キー５０１は、キーパネル５
０の最も手前すなわち第１データ取得部７に近い側に備
えられ、すべてのキーの中で最も大きく目立つ外観を有
し、操作面は透明の材料からなり操作面の内側に図示し
ないＬＥＤ（light emitteddiode）が備えられる。この
ＬＥＤは、印刷開始が可能な状態で点滅するように制御
される。プリント開始キー５０１は、表示部４に表示さ
れる印刷設定に対応する印刷指定信号等を制御部３に伝
送して、印刷を開始させるキーである。

【００２２】全印刷キー５０２及びインデックスキー５
０３は、キーパネル５０の最も手前にプリント開始キー
５０１と並んで備えられ、全てのキーの中でプリント開
始キー５０１に次いで大きく、角の丸まった長方形の形
状を有し、操作面は透明の材料からなりそれぞれの操作
面の内側に図示しないＬＥＤが備えられる。

【００２３】範囲指定キー５０５及び１コマキー５０４
は、全印刷キー５０２とインデックスキー５０３の奥に
並んで備えられ、それらに比べて一回り小さい楕円形状
を有し、操作面は透明の材料からなりそれぞれの操作面
の内側に図示しないＬＥＤが備えられる。

【００２４】全印刷キー５０２、インデックスキー５０
３、範囲指定キー５０５及び１コマキー５０４は、その
うちのいずれか１つを選択できるキーであって、選択さ
れているキーのＬＥＤが発光する。全印刷キー５０２、
インデックスキー５０３、範囲指定キー５０５及び１コ
マキー５０４のいずれのキーが選択されているかによっ
てプリンタの作動は異なり、インデックスキー５０３が
選択されているとき写真画像に撮影日時を付して印刷す
る。

【００２５】トリミング解除キー５１２は、プリント開
始キー５０１の奥に備えられ、フレームキー５１０及び
フィルタキー５１１より一回り大きい形状を有し、操作
面は透明の材料からなり操作面の内側に図示しないＬＥ
Ｄが備えられる。起動時は制御プログラムの初期設定に
よって自動トリミングを実行するように設定されている
ため、ＬＥＤは発光した状態にある。トリミング解除キ
ー５１２は、押圧されると、自動トリミングを実行しな
いように制御部３に信号を発信し、ＬＥＤは消灯する。

【００２６】上キー５０６と下キー５０７とは、１コマ
キー５０４の奥すなわち表示部４に近い側に縦に並んで
備えられ、それぞれ線対称な三角形状を有する。

【００２７】右キー５０９及び左キー５０８は、上キー
５０６と下キー５０７に隣接してプリント開始キー５０
１の奥に横に並んで備えられ、それぞれ線対称な三角形
状を有する。右キー５０９及び左キー５０８は、表示部
４の各セクションにおける印刷条件の細目を変更する。

【００２８】表示部４は、ハウジング９上面に入力部５
の奥に隣接して備えられる。表示部４は、セグメント式
の液晶パネルで、選択セクション４０１、及び印刷条件
の細目を表示する用紙種類セクション４０２、用紙サイ
ズセクション４０３、レイアウトセクション４０４、写
真サイズセクション４０５、写真選択セクション４０
６、枚数セクション４０７、画質セクション４０８並び
に自動調整セクション４０９に分かれている。液晶パネ
ルの全セグメントを点燈させた状態を図３に示す。表示
部４で選択される表示内容は、プリント開始キー５０１
が押圧されることによって制御部３に印刷条件として設
定される。

【００２９】選択セクション４０１は、上キー５０６と
下キー５０７によって、他のセクションを選択的に指し
示す三角形を表示してそのセクションをアクティブにす
るセクションである。アクティブなセクションでは、右
キー５０９と左キー５０８によって表示を切り替えるこ
とが可能である。

【００３０】用紙種類セクション４０２は、普通紙、フ
ォトプリント紙及びスーパーファイン紙に表示が切り替
わるセクションである。

【００３１】用紙サイズセクション４０３は、はがき、
フォトカード及びＡ４に表示が切り替わるセクションで
ある。

【００３２】レイアウトセクション４０４は、全体、２
コマ、４コマ、上寄り、下寄り、インデックス及び切り
取りガイド付き等に表示が切り替わるセクションであ
る。切り取りガイド付きが選択されると画像にトンボを
付して印刷することが可能である。

【００３３】写真サイズセクション４０５は、４Ｌ、２
Ｌ、４×６、Ｌ、Ｅ及びカードに表示が切り替わるセク
ションである。写真サイズセクション４０５の表示は、
用紙サイズとレイアウトの設定によって決定される。す
なわち、用紙サイズとレイアウトによって印刷される画
像の大きさが決まる。

【００３４】写真選択セクション４０６は、主に記録媒
体に記録されている画像ファイルの総数と印刷する画像
を指定する０から１９９までの識別コードとしての数字
を表示するセクションである。識別コードが表示された
状態で画像選択キーとしての右キー５０９が押されると
数字が増え、左キー５０８が押されると数字が減る。表
示される数字が印刷する画像の識別コードを表わす。

【００３５】枚数セクション４０７は、主に印刷枚数
と、印刷する画像を指定する０から１９９までの識別コ
ードとしての数字を表示するセクションである。

【００３６】画質セクション４０８は、高画質、高速、
超高画質に表示が切り替わるセクションである。

【００３７】自動調整セクション４０９は、オートフォ
トファインとなしに表示が切り替わるセクションであ
る。オートフォトファインが選択されると、写真画像が
自動画質調整されて印刷される。

【００３８】ガイド部６は、ハウジング９前面下方に備
えられる。ガイド部６は制御部３によって駆動されるス
ピーカ６１を有し、ＲＯＭから読み出す音声データを音
声として出力する。

【００３９】第１データ取得部７は、図２に示すように
ハウジング９前面上方に備えられ、カードスロット７１
と、記録媒体に記録された画像ファイルを読み出して制
御部３に伝送する図示しないリーダとを有する。カード
スロット７１には、記録媒体としてＰＣＭＣＩＡ規格の
メモリカード、又は一般にデジタルカメラに用いられて
いるコンパクトフラッシュカード等の記録媒体をアダプ
タとともに挿入することができる。

【００４０】図示しない第２データ取得部８は、ハウジ
ング９背面に備えられ複数のコネクタを有する。第２デ
ータ取得部８は、パソコン或いはデジタルカメラと接続
するときのインターフェースであり、それらの外部接続
機器から取り出した電子データを制御部３に伝送する。

【００４１】以下、インデックスキー５０３が選択され
るときにおける上述のプリンタの作動及び印刷方法の作
用について説明する。

【００４２】電源スイッチ９１をオンにすると、制御用
プログラムが立ち上がり、ガイド部６から「カードを挿
入してください。」等の画像ファイルを記録した記録媒
体（以下メモリカード）の挿入を促す音声を発する。

【００４３】カードスロット７１にメモリカードを挿入
した後、インデックスキー５０３を押すと全印刷キー５
０２が消え、インデックスキー５０３が点燈する。そし
て表示部４には、図４に示すように制御用プログラムの
デフォルトの設定として、用紙種類セクション４０２に
フォトプリント紙、用紙サイズセクション４０３にはが
き、レイアウトセクション４０４にインデックス、画質
セクション４０８に高速及び写真選択セクション４０６
にメモリカードから読み出した画像ファイルの総数が表
示され、写真サイズセクション４０５は非表示、枚数セ
クション４０７に印刷枚数として１が表示される。写真
サイズセクション４０５が非表示で画質セクション４０
８に高速が表示されているとき、印刷枠の大きさは短辺
２０ｍｍ、長辺２０ｍｍとなる。

【００４４】カードスロット７１にメモリカードを挿入
しインデックスキー５０３を押した後、点滅しているプ
リント開始キー５０１を押すとメモリカードに記録され
た画像データが印刷ファイルに変換され、表示部４の表
示にしたがって図５に示すように、最大２０コマの画像
にそれぞれ識別コード１０２及び日時情報１０３を付し
てはがきサイズの用紙１枚につき縦５行横４列に配置し
てインデックスとして印刷される。

【００４５】以下、日時情報１０２をメモリカードから
呼び出して印刷する方法について図６に基づいて詳細に
説明する。

【００４６】プリント開始キー５０１が押されるとメモ
リカードの全ての画像ファイル内部に記録された日時デ
ータを第１データ取得部を経由して順に検索し、それぞ
れの画像ファイル内部の日時データの有無を調べる（Ｓ
１０）。画像ファイル内部に日時データが記録されてい
る場合、その日時データを呼び出し（Ｓ２０）、その日
時データの信頼性を判断する（Ｓ３０）。画像ファイル
内部に日時データが記録されていない場合、又は画像フ
ァイル内部の日時データが信頼できるものでない場合、
画像ファイルのラベルとして記録された日時データを呼
び出し（Ｓ４０）、その日時データの信頼性を判断する
（Ｓ５０）。日時データは、順に呼び出した全ての日時
データが次に掲げる要件をすべて満たしていれば信頼で
きるものとして判断される。

【００４７】1) 呼び出された全ての日時データの値に
少なくとも２つの異なる値が含まれる。 2) デジタルカメラによって無効とされる値を含まな
い。 3) １３月１日、２５時２２分などの不正な値を含まな
い。 4) Ｎｕｌｌ値を含まない。

【００４８】画像ファイル内部の日時データ又はラベル
としての日時データが信頼できるものであれば、第１デ
ータ取得部７を経由して呼び出す画像ファイル内部の画
像データとともに、日時データを印刷ファイルに変換す
る（Ｓ６０）。日時データが信頼できるものでなけれ
ば、第１データ取得部７を経由して呼び出す画像ファイ
ル内部の画像データのみを印刷ファイルに変換する（Ｓ
７０）。変換された印刷ファイルに基づいてメモリカー
ドに記録された全ての画像がインデックスとして印刷さ
れる（Ｓ８０）。

【００４９】本実施例のプリンタによると、撮影日時を
必ず呼び出すことができるためデジタルカメラの機種や
ユーザの設定に関わらず印刷時に撮影日時を写真画像に
付すことができる。

【００５０】また、撮影日時の信頼性を判断するためデ
ジタルカメラの内部時計が設定されていなかったりデジ
タルカメラの内部時計が正しく作動していない場合等に
過った日時を印刷することを防止することができる。

【００５１】本実施例においては、プリンタを制御する
制御用プログラムは予めＲＯＭに記録されているものと
して説明されたが、この制御用プログラムは記録媒体に
記録された制御用プログラムをプリンタにダウンロード
することによって提供されるものであってもよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例によるプリンタを示すブロッ
ク図である。

【図２】本発明の一実施例によるプリンタを示す斜視図
である。

【図３】本発明の一実施例における表示部と入力部を示
す平面図である。

【図４】本発明の一実施例における表示部と入力部を示
す平面図である。

【図５】本発明の一実施例におけるインデックスを示す
模式図である。

【図６】本発明の一実施例における印刷方法を示すフロ
ーである。

【符号の説明】

１ 搬送部 ２ 印刷部 ３ 制御部 ７ 第１データ取得部

フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) B41J 29/38 B41J 29/40 G06F 3/12

Claims (3)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 画像ファイル内部に画像を撮影した日時
   データが記録されている場合、その日時データを呼び出
   し、画像を撮影した日時データが記録されていない場
   合、前記画像ファイルのラベルとして記録された日時デ
   ータを呼び出す段階と、前記画像ファイルの画像デー
   タ、及び前記画像ファイル内部に記録された日時データ
   又は前記画像ファイルのラベルとして記録された日時デ
   ータを印刷ファイルに変換する段階と、前記印刷ファイ
   ルに基づいて画像とともに日時を表わす文字情報を印刷
   する段階と、を含むインデックス画像の印刷方法であっ
   て、 前記変換する段階の前に、日時データの信頼性を判断す
   る段階と、 前記変換する段階に代えて、日時データの信頼性が高い
   ときその日時データ及び前記画像ファイルの画像データ
   を印刷ファイルに変換し、日時データの信頼性が低いと
   き前記画像ファイルの画像データを印刷ファイルに変換
   する段階と、 を含むインデックス画像の印刷方法。
2. 【請求項２】 インデックス画像を印刷するためのコン
   ピュータプログラムを記録した記録媒体であって、 画像ファイル内部に画像を撮影した日時データが記録さ
   れている場合、その日時データを呼び出し、画像を撮影
   した日時データが記録されていない場合、前記画像ファ
   イルのラベルとして記録された日時データを呼び出す手
   順と、前記画像ファイルの画像データ、及び前記画像フ
   ァイル内部に記録された日時データ又は前記画像ファイ
   ルのラベルとして記録された日時データを印刷ファイル
   に変換する手順と、前記印刷ファイルに基づいて画像と
   ともに日時を表わす文字情報を印刷する手順と、を含
   み、 前記変換する手順の前に、日時データの信頼性を判断す
   る手順と、 前記変換する手順に代えて、日時データの信頼性が高い
   ときその日時データ及び前記画像ファイルの画像データ
   を印刷ファイルに変換し、日時データの信頼性が低いと
   き前記画像ファイルの画像データを印刷ファイルに変換
   する手順と、 を含むインデックス画像を印刷するためのコンピュータ
   プログラムを記録した記録媒体。
3. 【請求項３】 情報を可視化する印刷部と、前記印刷部
   に紙を搬送する搬送 部と、記録媒体から画像ファイルを
   取得するデータ取得部と、印刷ファイルに基づいて前記
   印刷部及び搬送部を制御する制御部とを備えるインデッ
   クス画像を印刷するプリンタであって、 前記制御部は、 前記画像ファイル内部に画像を撮影した日時データが記
   録されている場合、その日時データを呼び出し、画像を
   撮影した日時データが記録されていない場合、前記画像
   ファイルのラベルとして記録された日時データを呼び出
   す手段と、 前記日時データの信頼性を判断する手段と、 前記日時データの信頼性が高いときその日時データ及び
   前記画像ファイルの画像データを印刷ファイルに変換
   し、前記日時データの信頼性が低いとき前記画像ファイ
   ルの画像データを印刷ファイルに変換する手段と、 を備えるインデックス画像を印刷するプリンタ。