JP3045150B2 - Atm通信の品質監視装置と品質監視方法およびatm交換装置 - Google Patents

Atm通信の品質監視装置と品質監視方法およびatm交換装置

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATM通信の品質監
視装置と品質監視方法およびATM交換装置に関し、詳
しくはATM交換装置において行われるATMセルの廃
棄に基づいてATM通信の品質を監視するATM通信の
品質監視装置と品質監視方法およびATM交換装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来からATM(asynchrono
us transfer mode、非同期転送モー
ド)通信方式が提案され、このATM通信方式で用いら
れるATM交換装置が開発されている。
【0003】ATM通信方式ではユーザーのトラフィッ
クをモニターする機能があり、この機能を使用量パラメ
ータ制御(Usage Parameter Cont
rol、以下「UPC」という)という。
【0004】このUPCでは、網内へ流入するユーザー
セルを監視し、トラフィックがユーザーからの申告に違
反する場合や、網が輻輳した場合などに適当なユーザー
セルの廃棄処理を行う。
【0005】セルの廃棄が行われた場合、そのセルの廃
棄率を監視し、その値がユーザの要求した通信品質クラ
スを満たしているか否かの判断を行い、品質を満たして
ないときには品質劣化を通知する必要がある。
【0006】通信品質クラスとは、通信の種類に応じて
許容されるセル廃棄率のことである。図9にこれの一例
を示す。一般的には、許容されるセル廃棄率は、音声系
通信では甘く、データ系通信では厳しく設定されてい
る。
【0007】セル廃棄率とは、どれくらいの確率でセル
廃棄が行われるかを示すものである。たとえば、ある品
質クラスの許容セル廃棄率が10-4で表されているとし
たら、その品質クラスは104 個のセルに対して1個の
割合でセル廃棄が許容される通信品質であることを示
す。一般的には、N×104 個のセルに対してN個のセ
ル廃棄が生じる可能性がある品質クラスであることを意
味する。
【0008】これはN×104 個のセルに対してN+1
個のセル廃棄が起こったか否かを監視することによって
品質劣化の監視処理ができることを意味する。実際の品
質劣化の監視処理では、このような方法をとるのが一般
的である。なお、この品質劣化を通知する際に基準とな
るセル数(上記のN+1個)を保護段数と呼ぶ。
【0009】従来のセル廃棄率の監視方法として利用さ
れているものとしては、固定ウインドウ方式(Jump
ing−Window法)およびスライディングウイン
ドウ方式(Sliding Window法)が挙げら
れる。以下にこれらの方式を用いたATM通信の品質監
視方法の概要を説明する。
【0010】なお、以下の説明では当該品質クラスにお
ける許容セル廃棄率を10-4とし、保護段数を4とす
る。すなわち、3×104 ((保護段数−1)×10
4 )個のセルに対して4個目のセルの廃棄が行われた時
点で品質劣化を通知すればよいことになる。以下に上記
の2つの方式について説明する。
【0011】図10は、固定ウインドウ方式を用いた構
成の一例としてのセル廃棄率監視回路のブロック図であ
る。
【0012】この構成では、品質クラスごとにセル廃棄
率監視回路5を有し、セル廃棄率監視回路5はアップダ
ウンカウンタ1と廃棄カウンタ2と比較回路3と乗算器
4とを有する。
【0013】アップダウンカウンタ1では、品質クラス
に見合ったカウンタ値Xを初期値として、セル通過通知
ごとに1ずつのカウントダウンが行われ、カウンタ値が
0になったら再びXにカウントアップされる。この動作
をサイクリックに繰り返すことによってセル通過の数を
監視する。許容セル廃棄率が10-4であって保護段数が
4の場合にはカウンタ値Xは3×104 となる。以下で
は、セル通過をカウントするとともにセル廃棄を監視し
ている区間をウインドウと呼び、上記Xをウインドウ幅
またはウインドウのサイズと呼ぶ。
【0014】セル廃棄カウンタ2は、セル廃棄通知ごと
に1ずつのカウントアップがなされ、アップダウンカウ
ンタ1のカウンタ値が0になったらリセットすなわち0
クリアされる。つまり、このセル廃棄カウンタ2のカウ
ンタ値はセルがX個通過される間に、いくつのセル廃棄
が生じたかを数えていることになる。
【0015】比較回路3は、セル廃棄カウンタ2の値を
見て、その値が保護段数と一致した場合に品質劣化を通
知する。
【0016】乗算器4はアップダウンカウンタ1におい
てカウントアップする数値を生成し指示するために設け
られた回路である。乗算器4には、数値(保護段数−
1)とセル廃棄加算値とアップダウンカウンタ1のカウ
ンタ値出力とが入力され、アップダウンカウンタ1のカ
ウンタ値出力が0になったときに、数値(保護段数−
1)とセル廃棄加算値とを乗算した値をアップダウンカ
ウンタ1のカウントアップ端子に出力する。ここでいう
セル廃棄加算値は許容セル廃棄率の逆数である。この例
では、上述したように、保護段数が4であり、許容セル
廃棄率が10-4であるので、乗算器4はアップダウンカ
ウンタ1のカウンタ値出力が0になるたびに3×104
を出力することになる。
【0017】図11は、図10に示したセル廃棄率監視
回路の動作を説明する図であり、(a)はアップダウン
カウンタ1のカウンタ値を示す図であり、(b)は
(a)に示すようにアップダウンカウンタ1のカウンタ
値が変化する場合におけるセル廃棄の発生および品質劣
化の通知についてウインドウの位置をずらした2つの例
で示す図である。
【0018】図11(a)において、縦軸はアップダウ
ンカウンタ1のカウンタ値であり、横軸は時間である。
なお、前述のように、アップダウンカウンタ1のカウン
タ値はセル通過通知ごとに1ずつカウントダウンされる
が、図11(a)では図の見易さのため概略的に示して
ある。
【0019】図11(a)を参照すると、前述のよう
に、アップダウンカウンタ1のカウンタ値が3×104
からセル通過通知ごとに1ずつカウントダウンされ、カ
ウンタ値が0になったら再び3×104 にカウントアッ
プされ、この動作が繰り返される。
【0020】図11(b)は、第1のケースおよび第2
のケースの2つの場合について示しており、それぞれ、
横軸が時間であって、記号←から→までが1つのウイン
ドウを示している。また、この図11(b)において▲
はセル廃棄の発生を示し、第1のケースおよび第2のケ
ースにおいて横軸に記載してある数字は図10に示した
廃棄カウンタ2のカウンタ値を示す。この第1のケース
および第2のケースにおいて横軸に記載してある数字の
うち四角で囲んであるものは、その時点で品質劣化通知
がされることを示している。セル廃棄は、図11(b)
に示すように、バースト的に発生する場合やランダム的
に発生する場合がある。
【0021】この固定ウインドウ方式は、ランダム的に
またはバースト的に発生するセル廃棄の双方に対応でき
るが、これらの廃棄がウインドウ境界で起こった場合な
どには精度が落ちてしまう。
【0022】たとえば、図11(b)の第1のケースで
は、最初のウインドウでセル廃棄カウンタ2のカウンタ
値が4となり、この時点で品質劣化が通知される。とこ
ろが、図11(b)の第2のケースでは、このときウイ
ンドウにまたがっているため品質劣化の通知がされな
い。
【0023】また、図11(b)の区間Aは3×104
個のセルが通過するだけの時間幅であり、この区間A内
に4個のセルが廃棄されているが、図11(b)の第1
のケースおよび第2のケースのどちらにおいてもセル廃
棄がウインドウにまたがっているため品質劣化の通知が
されない。
【0024】すなわち、固定ウインドウ方式ではウイン
ドウを固定する位置によって品質劣化通知回数に違いが
生じ監視精度にばらつきが生じてしまうし、セルの廃棄
がウインドウ境界で起こった場合などには精度が落ちて
しまう。
【0025】以下に、固定ウインドウ方式の動作につい
て図12のフローチャートを参照して説明する。なお、
図10および図11(a)、(b)は、セル廃棄の発生
を契機としてウインドウが開始されるものではなく、所
定のタイミングでウインドウが開始されサイクリックに
ウインドウの開閉が行われるものであるが、図12に示
すフローチャートではセル廃棄の発生を契機としてウイ
ンドウが開始される場合について説明する。
【0026】図12は、図10に示した固定ウインドウ
方式のセル廃棄率監視回路の動作を説明するフローチャ
ートである。
【0027】なお、このフローチャートは、許容セル廃
棄率を10-nとし、保護段数を(N+1)とした場合、
すなわち、実際の許容セル廃棄率をN×10-nとした場
合について示す図である。ここで、Nおよびnはそれぞ
れ1以上の正整数である。
【0028】まず、ステップ(S−1)においてセル廃
棄が発生した場合には、セル廃棄カウンタ2のカウンタ
値を1だけカウントアップする(S−2)。ステップ
(S−3)では、このカウントアップによってセル廃棄
カウンタ2のカウンタ値がNを超えたか否かを判断す
る。
【0029】ステップ(S−3)において、セル廃棄カ
ウンタ2のカウンタ値がNを超えた場合には、通信品質
の劣化を通知し(S−4)、セル廃棄カウンタ2のカウ
ンタ値がNを超えていない場合には、処理を続行する。
【0030】ステップ(S−5)においては、ウインド
ウが現在オープン中かどうかを判断し、ウインドウがオ
ープン中でない場合には新たにウインドウをオープンす
る(S−6)。このウインドウのオープンは、アップダ
ウンカウンタ1のカウンタ値にN×10n を設定するこ
とによって行われる。
【0031】なお、ステップ(S−1)においてセル廃
棄が発生していない場合には、ウインドウが現在オープ
ン中かどうかを判断し(S−7)、ウインドウがオープ
ン中でない場合にはステップ(S−1)に戻り、ウイン
ドウが現在オープン中の場合にはステップ(S−8)へ
と進む。また、ステップ(S−5)においてウインドウ
が現在オープン中の場合、および、ステップ(S−6)
の処理が完了した後にもステップ(S−8)へと進む。
【0032】ステップ(S−8)では、通過するセルを
計数し、アップダウンカウンタ1のカウンタ値をカウン
トダウンする。ステップ(S−9)では、このカウント
ダウンによってアップダウンカウンタ1のカウンタ値が
0になったか否かを判断する。ステップ(S−9)にお
いて、アップダウンカウンタ1のカウンタ値が0でなけ
ればステップ(S−1)に戻り、アップダウンカウンタ
1のカウンタ値が0であればウインドウをクローズし
(S−10)、セル廃棄カウンタ2のカウンタ値を0ク
リアして一連の処理が終了する。
【0033】次にスライディングウインドウ方式につい
て説明する。
【0034】図13は、スライディングウインドウ方式
を用いた構成の一例としてのセル廃棄率監視回路のブロ
ック図である。
【0035】スライディングウインドウ方式では、図1
3に示すように、6、7および8の複数の固定ウインド
ウ方式監視回路を有してセル廃棄率監視回路9が構成さ
れ、このセル廃棄率監視回路9が品質クラスごとに設け
られる。
【0036】セル廃棄率監視回路9内の固定ウインドウ
方式監視回路の数は(保護段数−1)個である必要があ
るが、ここでは保護段数が4の場合の例として、固定ウ
インドウ方式監視回路6、7および8の3つの固定ウイ
ンドウ方式監視回路を有する場合について説明する。
【0037】固定ウインドウ方式監視回路6、7および
8は、それぞれが図10に示したセル廃棄率監視回路5
と同様の構成を有している。すなわち、スライディング
ウインドウ方式では、品質クラスごとに(保護段数−
1)個のアップダウンカウンタとセル廃棄カウンタと比
較回路と乗算器とを有する。
【0038】スライディングウインドウ方式は、セル廃
棄が通知されることによってウインドウが開始されてセ
ル通過とセル廃棄をカウントする方法であって、いわば
固定ウインドウ方式を複数段有する方式であるといえ
る。図13における回路選択信号やイネーブル信号は、
各々の固定ウインドウを選択するために使用するもので
ある。
【0039】図14は、図13に示したセル廃棄率監視
回路の動作を説明する図であり、(a)は固定ウインド
ウ方式監視回路6、7および8内のアップダウンカウン
タのカウンタ値を示す図であり、(b)は(a)に示す
ようにアップダウンカウンタのカウンタ値が変化する場
合におけるセル廃棄の発生および品質劣化の通知につい
て示す図である。
【0040】図14(a)において、縦軸は固定ウイン
ドウ方式監視回路6、7および8内のアップダウンカウ
ンタのカウンタ値であり、横軸は時間である。なお、前
述のように、アップダウンカウンタのカウンタ値はセル
通過通知ごとに1ずつカウントダウンされるが、図14
(a)では図の見易さのため概略的に示してある。
【0041】また、図14(a)において、カウンタ値
11、14および17は図13に示した固定ウインドウ
方式監視回路6内のアップダウンカウンタのカウンタ値
であり、カウンタ値12、15および18は図13に示
した固定ウインドウ方式監視回路7内のアップダウンカ
ウンタのカウンタ値であり、カウンタ値13、16およ
び19は図13に示した固定ウインドウ方式監視回路8
内のアップダウンカウンタのカウンタ値である。
【0042】図14(b)において、▲はセル廃棄の発
生を示し、図11(b)に示したのと同じパターンでセ
ル廃棄が発生した場合について示している。また、図1
4(b)は、図13に示した固定ウインドウ方式監視回
路6、7および8のそれぞれによるウインドウについて
示し、横軸が時間であって記号←から→までが1つのウ
インドウを示している。図14(b)の横軸に記載して
ある数字は図13に示した固定ウインドウ方式監視回路
6、7または8内の廃棄カウンタのカウンタ値を示し、
横軸に記載してある数字のうち四角で囲んであるもの
は、その時点で品質劣化通知がされることを示してい
る。
【0043】図14(a)および(b)を参照すると、
最初のセル廃棄が通知されることによって固定ウインド
ウ方式監視回路6によるウインドウが開始されて、一定
のウインドウ幅(この例では3×104 )でそれ以降の
廃棄セルのカウントを行う。また、次のセル廃棄が通知
されることによって固定ウインドウ方式監視回路7によ
るウインドウが開始されて、一定のウインドウ幅でそれ
以降の廃棄セルのカウントを行う。以下同様に、セル廃
棄が通知されるごとに、固定ウインドウ方式監視回路
6、7および8のうち現在動作中でない固定ウインドウ
方式監視回路が選択され、その固定ウインドウ方式監視
回路によるウインドウが開始され、セル廃棄の監視が繰
り返し行われる。
【0044】図11(b)に示した固定ウインドウ方式
では品質劣化であるにもかかわらず品質劣化通知がされ
なかったときにも、図14(b)を参照してわかるよう
に、スライディングウインドウ方式によれば品質劣化通
知がされ、精度的に優位であることがわかる。
【0045】すなわち、このスライディングウインドウ
方式は、先に説明した固定ウインドウ方式において欠点
とされていたウインドウの境界上での精度劣化を補う形
となっており有効な方法である。しかし、品質クラスご
とに(保護段数−1)個のアップダウンカウンタやセル
廃棄カウンタ等を必要とすることから、ハードウェアが
複雑で、且つ規模が大きくなってしまうという欠点があ
る。必要とするハードウェアの規模は固定ウインドウ方
式の(保護段数−1)倍である。
【0046】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
固定ウインドウ方式ではハードウェア規模は小さくでき
るが精度には難があり、一方、スライディングウインド
ウ方式では精度は高いもののハードウェアが複雑で規模
が大きなものとなってしまい、それぞれに一長一短があ
るものであった。
【0047】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
ので、固定ウインドウ方式と同程度のハードウェア規模
で、且つスライディングウインドウ方式と同程度の品質
劣化通知精度を有するATM通信の品質監視装置と品質
監視方法およびATM交換装置を提供することを目的と
する。
【0048】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、廃棄されるセルの数に基づいてATM通
信の通信品質を監視する品質監視装置において、前記廃
棄されるセルの数を計数するためのウインドウのサイズ
を、前記廃棄されるセルの発生間隔に応じて拡張するこ
とを特徴とする。
【0049】また、本発明は、それぞれ1以上の正整数
のNとnを用いてN×(10の−n乗)で表わされる許
容セル廃棄率を監視するATM通信の品質監視装置にお
いて、廃棄されるセルの数を計数するためのウインドウ
の基本サイズを、前記許容セル廃棄率の10の累乗項の
逆数の個数の通過セルを計数する時間間隔とし、当該ウ
インドウ内で新たなセル廃棄が発生するたびにウインド
ウのサイズを前記基本サイズづつ拡張することを特徴と
する。
【0050】また、本発明は、請求項2に記載のATM
通信の品質監視装置において、前記ウインドウ内で発生
したセルの廃棄数が前記許容セル廃棄率のNを越えたと
きに品質劣化を通知することを特徴とする。
【0051】また、本発明は、それぞれ1以上の正整数
のNとnを用いてN×(10の−n乗)で表わされる許
容セル廃棄率を監視するATM通信の品質監視装置にお
いて、セルの廃棄が発生すると前記許容セル廃棄率の1
0の累乗項の逆数の個数の通過セルを計数し、当該計数
を完了するまでの間にセル廃棄が発生するたびに前記許
容セル廃棄率の10の累乗項の逆数の個数を計数個数に
加算し、当該計数を完了するまでの間に発生したセル廃
棄数が前記許容セル廃棄率のNを越えたときに品質劣化
を通知することを特徴 また、本発明は、それぞれ1以上の正整数のNとnを用
いてN×(10の−n乗)で表わされる許容セル廃棄率
を監視するATM通信の品質監視装置において、廃棄さ
れるセルが発生するたびに前記許容セル廃棄率の10の
累乗項の逆数を出力する計数セル数指示手段と、前記計
数セル数指示手段が出力する個数の通過セルを計数する
通過セル計数手段と、前記通過セル計数手段が計数を完
了するまでの間に発生した廃棄セル数が前記許容セル廃
棄率のNを越えたときに品質劣化を通知する品質監視手
段とを備えたことを特徴とする。
【0052】また、本発明は、それぞれ1以上の正整数
のNとnを用いてN×(10の−n乗)で表わされる許
容セル廃棄率を監視するATM通信の品質監視装置にお
いて、廃棄されるセルが発生するたびに前記許容セル廃
棄率の10の累乗項の逆数だけカウントアップし、セル
が通過するたびに1だけカウントダウンするアップダウ
ンカウンタと、該アップダウンカウンタのカウンタ値が
0になったとき0クリアされ、セルの廃棄が発生するた
びに1だけカウントアップするセル廃棄カウンタと、該
セル廃棄カウンタのカウンタ値と前記セル廃棄率のNの
値とを比較して、カウンタ値がNを越えたときに品質劣
化を通知する比較回路とを備えたことを特徴とする。
【0053】また、本発明は、廃棄されるセルの数に基
づいてATM通信の通信品質を監視する品質監視方法に
おいて、前記廃棄されるセルの数を計数するためのウイ
ンドウのサイズを、前記廃棄されるセルの発生間隔に応
じて拡張することを特徴とする。
【0054】また、本発明は、それぞれ1以上の正整数
のNとnを用いてN×(10の−n乗)で表わされる許
容セル廃棄率を監視するATM通信の品質監視方法にお
いて、廃棄されるセルの数を計数するためのウインドウ
の基本サイズを、前記許容セル廃棄率の10の累乗項の
逆数の個数の通過セルを計数する時間間隔とし、当該ウ
インドウ内で新たなセル廃棄が発生するたびにウインド
ウのサイズを前記基本サイズづつ拡張することを特徴と
する。
【0055】また、本発明は、請求項8に記載のATM
通信の品質監視方法において、前記ウインドウ内で発生
したセルの廃棄数が前記許容セル廃棄率のNを越えたと
きに品質劣化を通知することを特徴とする。
【0056】また、本発明は、それぞれ1以上の正整数
のNとnを用いてN×(10の−n乗)で表わされる許
容セル廃棄率を監視するATM通信の品質監視方法にお
いて、セルの廃棄が発生すると前記許容セル廃棄率の1
0の累乗項の逆数の個数の通過セルを計数し、当該計数
を完了するまでの間にセル廃棄が発生するたびに前記許
容セル廃棄率の10の累乗項の逆数の個数を計数個数に
加算し、当該計数を完了するまでの間に発生したセル廃
棄数が前記許容セル廃棄率のNを越えたときに品質劣化
を通知することを特徴とする。
【0057】また、本発明は、それぞれ1以上の正整数
のNとnを用いてN×(10の−n乗)で表わされる許
容セル廃棄率を監視するATM通信の品質監視方法にお
いて、計数セル数指示手段によって廃棄されるセルが発
生するたびに前記許容セル廃棄率の10の累乗項の逆数
を出力し、通過セル計数手段によって前記計数セル数指
示手段が出力する個数の通過セルを計数し、品質監視手
段によって前記通過セル計数手段が計数を完了するまで
の間に発生した廃棄セル数が前記許容セル廃棄率のNを
越えたときに品質劣化を通知することを特徴とする。
【0058】また、本発明は、それぞれ1以上の正整数
のNとnを用いてN×(10の−n乗)で表わされる許
容セル廃棄率を監視するATM通信の品質監視方法にお
いて、アップダウンカウンタのカウンタ値を廃棄される
セルが発生するたびに前記許容セル廃棄率の10の累乗
項の逆数だけカウントアップし、前記アップダウンカウ
ンタのカウンタ値をセルが通過するたびに1だけカウン
トダウンし、セル廃棄カウンタのカウンタ値を前記アッ
プダウンカウンタのカウンタ値が0になったとき0クリ
アし、セル廃棄カウンタのカウンタ値をセルの廃棄が発
生するたびに1だけカウントアップし、比較回路によっ
て前記セル廃棄カウンタのカウンタ値と前記セル廃棄率
のNの値とを比較して、該カウンタ値がNを越えたとき
に品質劣化を通知することを特徴とする。
【0059】また、本発明は、ATM通信のATMセル
を交換するATM交換装置において、廃棄されるセルの
数に基づいてATM通信の通信品質を監視する品質監視
装置を有し、該品質監視装置が、前記廃棄されるセルの
数を計数するためのウインドウのサイズを、前記廃棄さ
れるセルの発生間隔に応じて拡張することを特徴とす
る。
【0060】また、本発明は、ATM通信のATMセル
を交換するATM交換装置において、それぞれ1以上の
正整数のNとnを用いてN×(10の−n乗)で表わさ
れる許容セル廃棄率を監視するATM通信の品質監視装
置を有し、該品質監視装置が、廃棄されるセルの数を計
数するためのウインドウの基本サイズを、前記許容セル
廃棄率の10の累乗項の逆数の個数の通過セルを計数す
る時間間隔とし、当該ウインドウ内で新たなセル廃棄が
発生するたびにウインドウのサイズを前記基本サイズづ
つ拡張することを特徴とする。
【0061】また、本発明は、請求項14に記載のAT
M交換装置において、前記品質監視装置が、前記ウイン
ドウ内で発生したセルの廃棄数が前記許容セル廃棄率の
Nを越えたときに品質劣化を通知することを特徴とす
る。
【0062】また、本発明は、ATM通信のATMセル
を交換するATM交換装置において、それぞれ1以上の
正整数のNとnを用いてN×(10の−n乗)で表わさ
れる許容セル廃棄率を監視するATM通信の品質監視装
置を有し、該品質監視装置が、セルの廃棄が発生すると
前記許容セル廃棄率の10の累乗項の逆数の個数の通過
セルを計数し、当該計数を完了するまでの間にセル廃棄
が発生するたびに前記許容セル廃棄率の10の累乗項の
逆数の個数を計数個数に加算し、当該計数を完了するま
での間に発生したセル廃棄数が前記許容セル廃棄率のN
を越えたときに品質劣化を通知することを特徴とする。
【0063】また、本発明は、ATM通信のATMセル
を交換するATM交換装置において、それぞれ1以上の
正整数のNとnを用いてN×(10の−n乗)で表わさ
れる許容セル廃棄率を監視するATM通信の品質監視装
置を有し、該品質監視装置が、廃棄されるセルが発生す
るたびに前記許容セル廃棄率の10の累乗項の逆数を出
力する計数セル数指示手段と、前記計数セル数指示手段
が出力する個数の通過セルを計数する通過セル計数手段
と、前記通過セル計数手段が計数を完了するまでの間に
発生した廃棄セル数が前記許容セル廃棄率のNを越えた
ときに品質劣化を通知する品質監視手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0064】また、本発明は、ATM通信のATMセル
を交換するATM交換装置において、それぞれ1以上の
正整数のNとnを用いてN×(10の−n乗)で表わさ
れる許容セル廃棄率を監視するATM通信の品質監視装
置を有し、該品質監視装置が、廃棄されるセルが発生す
るたびに前記許容セル廃棄率の10の累乗項の逆数だけ
カウントアップし、セルが通過するたびに1だけカウン
トダウンするアップダウンカウンタと、該アップダウン
カウンタのカウンタ値が0になったとき0クリアされ、
セルの廃棄が発生するたびに1だけカウントアップする
セル廃棄カウンタと、該セル廃棄カウンタのカウンタ値
と前記セル廃棄率のNの値とを比較して、カウンタ値が
Nを越えたときに品質劣化を通知する比較回路とを備え
たことを特徴とする。
【0065】また、本発明は、それぞれ1以上の正整数
のNとnを用いてN×(10の−n乗)で表わされる許
容セル廃棄率を監視するATM通信の品質監視方法にお
いて、セル廃棄が発生したか否かを判断する第1のステ
ップと、該第1のステップの判断の結果、セル廃棄が発
生した場合に、セル廃棄カウンタのカウンタ値を1だけ
カウントアップする第2のステップと、該第2のステッ
プのカウントアップによって前記セル廃棄カウンタのカ
ウンタ値がNを超えたか否かを判断する第3のステップ
と、該第3のステップの判断の結果、前記セル廃棄カウ
ンタのカウンタ値がNを超えた場合に、通信品質の劣化
を通知する第4のステップと、前記第3のステップの判
断の結果、前記セル廃棄カウンタのカウンタ値がNを超
えていない場合に、廃棄されるセルの数を計数するため
のウインドウが現在オープン中か否かを判断する第5の
ステップと、該第5のステップの判断の結果、前記ウイ
ンドウが現在オープン中でない場合に、前記許容セル廃
棄率の10の累乗項の逆数をアップダウンカウンタのカ
ウンタ値に設定することにより、ウインドウをオープン
する第6のステップと、前記第5のステップの判断の結
果、前記ウインドウが現在オープン中である場合に、前
記アップダウンカウンタのカウンタ値に前記許容セル廃
棄率の10の累乗項の逆数を加算することによって、前
記ウインドウのサイズを拡張する第7のステップと、前
記第1のステップの判断の結果、セル廃棄が発生してい
ない場合に、廃棄されるセルの数を計数するためのウイ
ンドウが現在オープン中か否かを判断し、前記ウインド
ウが現在オープン中でない場合には前記第1のステップ
に処理を移行する第8のステップと、該第8のステップ
の判断の結果、前記ウインドウがオープン中である場
合、前記第6のステップの処理の完了後、および、前記
第7のステップの処理の完了後に、セル通過のたびに前
記アップダウンカウンタのカウンタ値を1だけカウント
ダウンすることにより通過セル数をカウントする第9の
ステップと、該第9のステップのカウントダウンによっ
て前記アップダウンカウンタのカウンタ値が0になった
か否かを判断し、該アップダウンカウンタのカウンタ値
が0でない場合に前記第1のステップに処理を移行する
第10のステップと、該第10のステップの判断の結
果、前記アップダウンカウンタのカウンタ値が0の場合
に、前記ウインドウをクローズするとともに前記セル廃
棄カウンタのカウンタ値を0クリアする第11のステッ
プとから成ることを特徴とする。
【0066】本発明によれば、ATMセル伝送において
ハードウェア規模が小さく、且つ精度良く通信品質劣化
の監視が行える装置を提供できる。
【0067】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0068】本実施の形態は、移動通信システムに本発
明によるATM交換装置を適用した場合の実施の形態で
ある。ただし、本発明はこれに限られるものではなく、
有線通信網であるか無線網であるかは問わない。また、
本発明は、移動通信システムにおいても、たとえばFD
MA、TDMA、CDMAといった無線区間の通信方式
に依存するものではなく、すべての通信方式に適用する
ことができる。
【0069】図1は、本発明の品質監視装置が適用され
たATM交換装置により構成された移動通信システムの
構成を示すブロック図である。
【0070】移動通信システムの網側を構成する基地局
−基地局制御装置−交換局は、移動通信システムが提供
するサービスの多様化(マルチメディア化)や、各基地
局、基地局制御装置および交換局を接続する伝送路の効
率的な利用(統計多重)の観点からATM通信技術が適
用されるようになってきている。
【0071】移動局21は、移動通信システムによって
他の移動局や他の網に接続された端末装置等と通信を行
う。通信の種類は音声やデータ通信などさまざまなもの
があり得る。
【0072】移動局21からの通信データは無線通信に
よって基地局22に送信される。基地局22では、移動
局21やその他の移動局から受信した通信データをAT
Mセルに組み立てた後に基地局制御装置23に送信す
る。このように、無線区間での通信データが音声、画
像、その他の形態のデータであろうとも、網内において
は基地局においてATMセル化された情報が伝送される
のでマルチメディア化された通信形態に容易に対応する
ことができる。
【0073】基地局制御装置23では、基地局22から
受け取ったATMセルをユーザごとにルーチングし、交
換局24や自分の管理下の他の基地局へと送信する。交
換局24では、基地局制御装置23と同様に、基地局制
御装置23から受け取ったATMセルをユーザごとにル
ーチングし、他の交換局や関門局25へと送信する。こ
のようなATMセルの伝送は、ATMセルの発生に応じ
て伝送路内を流せばよく、従来のようにあらかじめ決め
られたチャネル毎の伝送路を設ける必要が無いので、統
計多重の効果が得られて伝送路を効率的に利用すること
ができる。なお、関門局25は他の網への中継を行うた
めに設けられたものである。
【0074】本実施の形態では、本発明によるATM交
換装置は、たとえば、図1に示した基地局制御装置23
や交換局24や関門局25で用いられ、それぞれにおい
て交換機能を実現するものである。
【0075】図2は、図1に示した基地局制御装置23
や交換局24で用いられる、本発明によるATM交換装
置の一実施の形態のブロック図である。
【0076】このATM交換装置30は、デジタル回線
インタフェース装置31とATMセル組立/分解装置3
2とデジタル回線インタフェース装置31とATMセル
組立/分解装置36とATMセルスイッチ装置33とア
プリケーション装置34とを有して構成される。
【0077】図2では、デジタル回線インタフェース装
置とATMセル組立/分解装置との組み合わせを、デジ
タル回線インタフェース装置31とATMセル組立/分
解装置32およびデジタル回線インタフェース装置31
とATMセル組立/分解装置36の2組だけ設けている
が、この組み合わせは局間のデジタル回線収容口である
ことから、元来網構成の如何によって必要組数が定まる
ものである。
【0078】図2において、デジタル回線インタフェー
ス装置31、35は交換を行う回線とのインタフェース
である。すなわち、ATM交換装置30が、図1に示し
た基地局制御装置に搭載される場合には、たとえば、デ
ジタル回線インタフェース装置31が基地局22とのイ
ンタフェースであり、デジタル回線インタフェース装置
35が交換局24とのインタフェースである。
【0079】また、ATMセル組立/分解装置32、3
6は、デジタル回線インタフェース装置31、35から
ATMセルが入力されてきたときにはそのATMセルを
分解して得た通信データをATMセルスイッチ装置33
に送り出し、ATMセルスイッチ装置33から通信デー
タを受け取ったときにはその通信データをATMセルに
組み立ててデジタル回線インタフェース装置31、35
に対して出力する。この分解、組み立ては、1つのAT
Mセルに複数ユーザーからの呼が結合される場合におけ
る分解、組み立てである。
【0080】また、ATMセルスイッチ装置33は、A
TMセル組立/分解装置32、36からの通信データを
行き先別に振り分ける交換機能を有する。
【0081】アプリケーション装置34は必要に応じて
通信データに符号処理等を施す装置である。たとえば、
移動局と基地局との間の無線区間で使用される音声圧縮
符号と網側の伝送区間で使用されるPCM符号との相互
の変換処理等を行う符号変換処理装置がある。
【0082】図2に示すように、ATMセル組立/分解
装置32、36は、それぞれ、装置間インタフェース回
路32a、36aと、ATMセル組立/分解回路32
b、36bと、集線/分配回路32c、36cと、装置
間インタフェース回路32d、36dとから成る。
【0083】装置間インタフェース回路32a、36
a、32d、36dは外部とのインタフェースとなる回
路であり、ATMセル組立/分解回路32b、36bは
ATMセルの組み立て、分解を行う回路であり、集線/
分配回路32c、36cは上述のようなデータレートの
変換をするために集線、分配を行う回路である。
【0084】図3は、図2に示したATMセル組立/分
解回路32bを示すブロック図である。
【0085】図2に示したATMセル組立/分解回路3
6bもATMセル組立/分解回路32bと同じ構造であ
るため、ここではATMセル組立/分解回路32bにつ
いて説明し、ATMセル組立/分解回路36bについて
の説明は省略する。
【0086】図3に示すように、ATMセル組立/分解
回路32bは受信系統40と送信系統41とから成り、
受信系統40はインタフェース部42とATMセルタイ
プ判別部43とATMセル分解/ヘッダ変換部44とイ
ンタフェース部45とから成り、送信系統41はインタ
フェース部46とATMセルバッファ47と帯域保証制
御/セル廃棄制御部48とATMセル組立/ヘッダ変換
部49とインタフェース部50とから成る。
【0087】受信系統40では、デジタル回線インタフ
ェース装置31側からのATMセルをインタフェース部
42を介して受け、ATMセルタイプ判別部43におい
て受けたATMセルのタイプを判別する。ATMセルに
はAAL1やAAL2などITU−Tの勧告で定められ
たタイプがあり、その内AAL2のATMセルでは1つ
のATMセルに複数ユーザーからの呼を含めることがで
きる。このため、ATMセルタイプ判別部43で判別し
たATMセルがAAL2タイプのときには、ATMセル
スイッチ装置33におけるルーチングの前に各々のユー
ザに分解しておく必要がある(行き先が違うから)。そ
の分解処理はATMセル分解/ヘッダ変換部44にて行
われる。
【0088】ATMセル分解/ヘッダ変換部44で分解
されたATMセルや分解の必要のないATMセルは、V
PIやVCI等を書き換えるヘッダ変換を施された後
に、インタフェース部45を介してATMセルスイッチ
装置33側に出力される。
【0089】送信系統41では、ATMセルスイッチ装
置33側からのATMセルを、インタフェース部46を
介して受け、ATMセルバッファ47に一時的に記憶す
る。ATMセルバッファ47に記憶されたATMセル
は、帯域保証制御部/セル廃棄制御部48に制御され、
ATMセルバッファ47からの出力や廃棄が行われる。
【0090】ATMセルバッファ47から出力されたA
TMセルには、受信系統40ATMセル分解/ヘッダ変
換部44で行われた処理と逆の処理が、ATMセル組立
/ヘッダ変換部49で施される。すなわち、ATMセル
組立/ヘッダ変換部49では、たとえばタイプがAAL
2のATMセルの組み立て、およびVPIやVCI等を
書き換えるヘッダ変換が行われる。
【0091】ATMセル組立/ヘッダ変換部49から出
力されたATMセルは、インタフェース部50を介して
デジタル回線インタフェース装置31側に出力される。
【0092】以下に、図3に示したATMセル組立/分
解回路32bの送信系統41における動作をさらに詳し
く説明する。
【0093】図3に示したインタフェース部46を介し
て得たATMセルは、ATMセルバッファ47に記憶さ
れる。このATMセルは品質クラスによって扱われ方が
異なり、たとえば許容セル廃棄率も異なる。このため、
ATMセルは品質クラスごとに区分けされたバッファに
記憶しておくことが理想的であるが、セルの実体を記憶
するためのバッファを品質クラスごとに設けることは必
要メモリ容量の増大を招きコスト面で不利となる。この
ため、実際にはATMセルの実体は品質クラスによらず
共通のセルバッファに格納し、そのアドレスのポインタ
値を品質クラス別のバッファに格納することにより品質
クラスごとの処理および管理を実現するといった方法を
とる。
【0094】次に、図3に示した帯域保証制御部/セル
廃棄制御部48について詳しく説明する。
【0095】図4は、図3に示した帯域保証制御部/セ
ル廃棄制御部48で用いられるセル廃棄率監視回路のブ
ロック図である。
【0096】この構成では、品質クラスごとにセル廃棄
率監視回路55を有し、セル廃棄率監視回路55はアッ
プダウンカウンタ51と廃棄カウンタ52と比較回路5
3とバッファ54とを有する。なお、各カウンタ51、
52のカウンタ値は0以上とする。
【0097】本実施の形態では、監視時間であるウイン
ドウ幅が可変となる方式を提供する。これは、従来技術
で説明した固定ウインドウ方式やスライディングウイン
ドウ方式では固定だったセル監視時間であるウインドウ
幅が、セル廃棄数に応じて変化する方式である。以下で
は、許容セル廃棄率が10-4であり、保護段数が4の場
合について説明する。なお、この場合、実際の許容セル
廃棄率を3×10-4と表わすこととする。
【0098】アップダウンカウンタ51では、セル廃棄
通知を受けた際に品質クラスに見合ったカウンタ値Yを
初期値として、セル通過通知ごとに1ずつのカウントダ
ウンが行われ、セル廃棄通知ごとにYだけさらにカウン
トアップされる。この動作をサイクリックに繰り返すこ
とによってセル通過の数を監視する。許容セル廃棄率が
10-4の場合にはカウンタ値Yは104 となる。
【0099】セル廃棄カウンタ52は、セル廃棄通知ご
とに1ずつのカウントアップがなされ、アップダウンカ
ウンタ51のカウンタ値が0になったらリセットすなわ
ち0クリアされる。つまり、このセル廃棄カウンタ52
のカウンタ値はセル通過にともなう廃棄セル数を数えて
いることになる。
【0100】比較回路53は、セル廃棄カウンタ52の
値を見て、その値が保護段数と一致した場合に品質劣化
を通知する。
【0101】バッファ54は、アップダウンカウンタ5
1においてカウントアップする数値をバッファリングす
るとともに、カウントアップのタイミングを指示するた
めに設けられた回路である。バッファ54には、セル廃
棄加算値とセル廃棄通知とが入力され、セル廃棄通知を
受けるたびにセル廃棄加算値をアップダウンカウンタ5
1のカウントアップ端子に出力する。ここでいうセル廃
棄加算値は許容セル廃棄率の逆数である。この例では、
上述したように、許容セル廃棄率が10-4であるので、
バッファ54はセル廃棄通知を受けるたびに104 を出
力することになる。
【0102】図5は、図4に示したセル廃棄率監視回路
の動作を説明する図であり、(a)はアップダウンカウ
ンタ51のカウンタ値を示す図であり、(b)はセル廃
棄の発生およびウインドウを示し、その際の品質劣化の
通知を示す図である。
【0103】図5(a)において、縦軸はアップダウン
カウンタ51のカウンタ値であり、横軸は時間である。
なお、前述のように、アップダウンカウンタ51のカウ
ンタ値はセル通過通知ごとに1ずつカウントダウンされ
るが、図5(a)では図の見易さのため概略的に示して
ある。
【0104】図5(b)は、横軸が時間であって、記号
←から→までが1つのウインドウを示している。また、
この図5(b)において▲はセル廃棄の発生を示し、ウ
インドウにおいて横軸に記載してある数字は図4に示し
た廃棄カウンタ52のカウンタ値を示す。この横軸に記
載してある数字のうち四角で囲んであるものは、その時
点で品質劣化通知がされることを示している。
【0105】図5(a)および(b)の左から順を追っ
て説明する。また、アップダウンカウンタ51の値とセ
ル廃棄カウンタ52の初期値は0とする。
【0106】まずウインドウ56では、セル廃棄通知の
発生にともない、アップダウンカウンタ51のカウンタ
値が当該品質クラスの許容セル廃棄率10-4の逆数であ
る104 分だけカウントアップされる。同時にセル廃棄
カウンタ52のカウンタ値が1つカウントアップされ
る。その後、セル通過通知が104 回連続し、それに伴
うカウントダウンがなされる間にセル廃棄通知が発生し
なかったので、品質劣化は通知されず、セル廃棄カウン
タ52のカウンタ値が0クリアされる(セル廃棄が起こ
った時点から104 個のセル通過の間で1個のセル廃棄
も起こらなかったことから、このときのセル廃棄率は1
-4を越えない)。このときのウインドウ56のウイン
ドウ幅は、アップダウンカウンタ51が0よりも大きい
間に通過したセル数に等しいので、104 に相当する。
【0107】ウインドウ57では、セル廃棄通知の発生
にともない、アップダウンカウンタ51のカウンタ値が
104 に設定され、その後104 回のカウントダウンが
終わらない内にセル廃棄通知が発生したため、アップダ
ウンカウンタ51のカウンタ値はさらに104 分加算さ
れる。このセル廃棄通知後アップダウンカウンタ1が0
になるまでの間セル廃棄通知が起こらなかったため、品
質劣化通知はされずセル廃棄カウンタ52のカウンタ値
が0クリアされる(2×104 のセル通過内でセル廃棄
が2であったのでこのときのセル廃棄率は10-4を越え
ない)。このウインドウではセル廃棄が2回カウントさ
れたので、ウインドウ幅は2×104 になった。
【0108】ウインドウ58でも同様な動きをし、セル
廃棄通知が発生してから3×104個のセルが通過する
間に、セル廃棄通知数が3であったので品質劣化通知は
されず、セル廃棄カウンタ52のカウンタ値が0クリア
される。このウインドウではセル廃棄が3回カウントア
ップされたので、ウインドウ幅は3×104 となった。
【0109】最後に、ウインドウ59でも上記と同様な
動きを示しているが、セル廃棄カウンタ52のカウンタ
値が保護段数の値である4と一致したため、比較回路5
3が品質劣化通知をする。ここでは、3×104 のセル
通過内で4回のセル廃棄が起こったので、セル廃棄率は
10-4を越えるので、品質劣化が起こった状態を示して
いる。
【0110】以上のように、本実施の形態ではセル廃棄
の状態に応じてウインドウ幅が変わることを特徴として
いる。
【0111】図6は、図4に示したセル廃棄率監視回路
の動作を説明する図であって図5(a)および(b)と
は異なるセル廃棄発生パターンを示す図であり、(a)
はアップダウンカウンタ51のカウンタ値を示す図であ
り、(b)はセル廃棄の発生およびウインドウを示し、
その際の品質劣化の通知を示す図である。また、この図
6(a)および(b)は、図11(a)および(b)と
図14(a)および(b)とに示した従来のセル廃棄率
監視回路の説明と同じパターンでセル廃棄が発生した場
合について示している。なお、図6(a)および(b)
の読み方については、図5(a)および(b)と同じで
あるので説明を省略する。
【0112】図6(a)および(b)を、図11(a)
および(b)または図14(a)および(b)と比較し
てみると、図6(b)では図14(b)と同じときに品
質劣化の通知をしており、本実施の形態によれば、図1
4(a)および(b)に示したスライディングウインド
ウ方式と同程度の品質劣化通知精度を実現することがで
きていることがわかる。
【0113】一方、図4に示した本実施の形態における
セル廃棄率監視回路55を、図10に示したセル廃棄率
監視回路5や図13に示したセル廃棄率監視回路9と比
較してわかるように、本実施の形態によれば、固定ウイ
ンドウ方式と同程度に小さなハードウェア規模でセル廃
棄率監視回路を実現することができる。
【0114】図7は、図4に示した可変ウインドウ方式
のセル廃棄率監視回路の動作を説明するフローチャート
である。
【0115】なお、このフローチャートは、許容セル廃
棄率を10-nとし、保護段数を(N+1)とした場合、
すなわち、実際の許容セル廃棄率をN×10-nとした場
合について示す図である。ここで、Nおよびnはそれぞ
れ1以上の正整数である。
【0116】まず、ステップ(F−1)においてセル廃
棄が発生した場合には、セル廃棄カウンタ52のカウン
タ値を1だけカウントアップする(F−2)。ステップ
(F−3)では、このカウントアップによってセル廃棄
カウンタ52のカウンタ値がNを超えたか否かを判断す
る。
【0117】ステップ(F−3)において、セル廃棄カ
ウンタ52のカウンタ値がNを超えた場合には、通信品
質の劣化を通知し(F−4)、セル廃棄カウンタ52の
カウンタ値がNを超えていない場合には、処理を続行す
る。
【0118】ステップ(F−5)においては、ウインド
ウが現在オープン中かどうかを判断し、ウインドウがオ
ープン中でない場合には新たにウインドウをオープンす
る(F−6)。このウインドウのオープンは、アップダ
ウンカウンタ51のカウンタ値に10n を設定すること
によって行われる。一方、ウインドウが現在オープン中
の場合にはウインドウサイズの拡張を行う(F−7)。
このウインドウサイズの拡張は、アップダウンカウンタ
51のカウンタ値に10n を加算することによって行わ
れる。
【0119】なお、ステップ(F−1)においてセル廃
棄が発生していない場合には、ウインドウが現在オープ
ン中かどうかを判断し(F−8)、ウインドウがオープ
ン中でない場合にはステップ(F−1)に戻り、ウイン
ドウが現在オープン中の場合にはステップ(F−9)へ
と進む。また、ステップ(F−6)の処理が完了した
後、および、ステップ(F−7)の処理が完了した後に
もステップ(F−9)へと進む。
【0120】ステップ(F−9)では、通過するセルを
計数し、アップダウンカウンタ51のカウンタ値をカウ
ントダウンする。ステップ(F−10)では、このカウ
ントダウンによってアップダウンカウンタ51のカウン
タ値が0になったか否かを判断する。ステップ(F−1
0)において、アップダウンカウンタ51のカウンタ値
が0でなければステップ(F−1)に戻り、アップダウ
ンカウンタ51のカウンタ値が0であればウインドウを
クローズし(F−11)、セル廃棄カウンタ52のカウ
ンタ値を0クリアして一連の処理が終了する。
【0121】以上説明したように、従来技術では、図1
2に示したように、ウインドウサイズをN×10n で開
いて、このウインドウが開いている間にN+1個のセル
廃棄が発生した場合に通信品質の劣化としている。これ
に対して、本実施の形態では、ウインドウの基本サイズ
を10n とし、このウインドウが開いている間にセル廃
棄が発生するごとに10n 単位でウインドウを広げてい
き、N回広げたときにそれより多くセル廃棄が発生した
ときに品質劣化としている。そのため、散発的に発生す
るセル廃棄にもバースト的に発生するセル廃棄にも柔軟
に対応して、精度の高いセル廃棄監視回路を実現するこ
とができる。
【0122】他方式(従来の方式)と本実施の形態の方
式との比較を図8に示す。以下に図8を参照して説明す
る。
【0123】本実施の形態の方式の検出精度は固定ウイ
ンドウ方式より高く、スライディングウインドウ方式と
同程度である。またスライディングウインドウ方式と比
べ、実現に要するハードウェア規模は本実施の形態の方
式のほうが小さく簡易である。
【0124】スライディングウインドウ方式は、(保護
段数−1)個の監視ウインドウを同時に動作させる必要
があることから、アップダウンカウンタとセル廃棄カウ
ンタをその数だけ必要とする。それに対し、本実施の形
態の方式ではそれらのカウンタは1つずつ用意すること
で実現できる。
【0125】同じ保護段数のセル廃棄率監視回路を実現
するとき、本実施の形態の方式のカウンタの数で換算し
たハードウェア規模は、固定ウインドウ方式と同程度、
すなわちスライディングウインドウ方式のハードウェア
規模の1/(保護段数−1)になる。
【0126】このことから、本実施の形態の方式は、回
路規模、品質劣化通知精度の観点から、従来の方式より
セル廃棄率監視に優れている。
【0127】なお、本実施の形態は、所定数のセルが通
過する間に廃棄されるセルの数を監視する場合について
示したが、本発明の本質はこれに限らず、たとえばデー
タ通信において誤り率を監視するような場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0128】また、本実施の形態では、図3に示した帯
域保証制御部/セル廃棄制御部48で図4に示したセル
廃棄率監視回路55が用いられるとしたが、本発明はこ
れに限らず、ATMセルが通過するノードのいずれにお
いて用いてもかまわない。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
固定ウインドウ方式と同程度のハードウェア規模で、且
つスライディングウインドウ方式と同程度の品質劣化通
知精度を有するATM通信の品質監視装置と品質監視方
法およびATM交換装置を提供することができる。
【0130】上述したように、固定ウインドウ方式では
ウインドウの境界付近におけるセル廃棄の発生の際に品
質劣化通知精度が十分ではなかった。これに対して、本
発明ではセル廃棄の発生に応じてウインドウのサイズを
拡張するようにした。すなわち、本発明によれば、ウイ
ンドウの閉じ際であってもセル廃棄が発生したときには
ウインドウを拡張し、これによって監視を継続すること
ができ、固定ウインドウ方式でいう境界付近におけるセ
ル廃棄の発生の際にも品質劣化通知精度を十分に確保す
ることができる。
【0131】また、スライディングウインドウ方式で
は、セル廃棄が発生するたびに別々のウインドウをパラ
レルにオープンさせ、同時に複数のウインドウが開いた
状態を発生させていた。このため、スライディングウイ
ンドウ方式ではハードウェア規模の増大を招いていた。
これに対して、本発明では、同時に開くウインドウの数
は1つだけにし、セル廃棄の発生に応じてウインドウの
サイズを拡張するようにした。これによって、本発明は
固定ウインドウ方式と同程度のハードウェア規模で実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動通信システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示した基地局制御装置や交換局で用いら
れる、本発明によるATM交換装置の一実施の形態のブ
ロック図である。
【図3】図2に示したATMセル組立/分解回路を示す
ブロック図である。
【図4】図3に示した帯域保証制御部/セル廃棄制御部
で用いられるセル廃棄率監視回路のブロック図である。
【図5】図4に示したセル廃棄率監視回路の動作を説明
する図であり、(a)はアップダウンカウンタのカウン
タ値を示す図であり、(b)はセル廃棄の発生およびウ
インドウを示し、その際の品質劣化の通知を示す図であ
る。
【図6】図4に示したセル廃棄率監視回路の動作を説明
する図であって図5(a)および(b)とは異なるセル
廃棄発生パターンを示す図であり、(a)はアップダウ
ンカウンタのカウンタ値を示す図であり、(b)はセル
廃棄の発生およびウインドウを示し、その際の品質劣化
の通知を示す図である。
【図7】図4に示した可変ウインドウ方式のセル廃棄率
監視回路の動作を説明するフローチャートを示す図であ
る。
【図8】他方式(従来の方式)と本実施の形態の方式と
の比較を示す表図である。
【図9】通信品質クラスごとの許容されるセル廃棄率お
よび通信の種類の一例を示す表図である。
【図10】固定ウインドウ方式を用いた構成の一例とし
てのセル廃棄率監視回路のブロック図である。
【図11】図10に示したセル廃棄率監視回路の動作を
説明する図であり、(a)はアップダウンカウンタのカ
ウンタ値を示す図であり、(b)は(a)に示すように
アップダウンカウンタのカウンタ値が変化する場合にお
けるセル廃棄の発生および品質劣化の通知についてウイ
ンドウの位置をずらした2つの例で示す図である。
【図12】図10に示した固定ウインドウ方式のセル廃
棄率監視回路の動作を説明するフローチャートを示す図
である。
【図13】スライディングウインドウ方式を用いた構成
の一例としてのセル廃棄率監視回路のブロック図であ
る。
【図14】図13に示したセル廃棄率監視回路の動作を
説明する図であり、(a)は固定ウインドウ方式監視回
路内のアップダウンカウンタのカウンタ値を示す図であ
り、(b)は(a)に示すようにアップダウンカウンタ
のカウンタ値が変化する場合におけるセル廃棄の発生お
よび品質劣化の通知について示す図である。
【符号の説明】
1、51 アップダウンカウンタ 2、52 セル廃棄カウンタ 3、53 比較回路 4 乗算器 5、9、55 セル廃棄率監視回路 6、7、8 固定ウインドウ方式監視回路 11〜19 カウンタ値 21 移動局 22 基地局 23 基地局制御装置 24 交換局 25 関門局 30 ATM交換装置 31、35 デジタル回線インタフェース装置 32、36 ATMセル組立/分解装置 32a、36a、32d、36d 装置間インタフェー
ス回路 32b、36b ATMセル組立/分解回路 32c、36c 集線/分配回路 33 ATMセルスイッチ装置 34 アプリケーション装置 40 受信系統 41 送信系統 42、45、46、50 インタフェース部 43 ATMセルタイプ判別部 44 ATMセル分解/ヘッダ変換部 47 ATMセルバッファ 48 帯域保証制御/セル廃棄制御部 49 ATMセル組立/ヘッダ変換部 54 バッファ

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄されるセルの数に基づいてATM通
    信の通信品質を監視する品質監視装置において、前記廃
    棄されるセルの数を計数するためのウインドウのサイズ
    を、前記廃棄されるセルの発生間隔に応じて拡張するこ
    とを特徴とするATM通信の品質監視装置。
  2. 【請求項2】 それぞれ1以上の正整数のNとnを用い
    てN×(10の−n乗)で表わされる許容セル廃棄率を
    監視するATM通信の品質監視装置において、廃棄され
    るセルの数を計数するためのウインドウの基本サイズ
    を、前記許容セル廃棄率の10の累乗項の逆数の個数の
    通過セルを計数する時間間隔とし、当該ウインドウ内で
    新たなセル廃棄が発生するたびにウインドウのサイズを
    前記基本サイズづつ拡張することを特徴とするATM通
    信の品質監視装置。
  3. 【請求項3】 前記ウインドウ内で発生したセルの廃棄
    数が前記許容セル廃棄率のNを越えたときに品質劣化を
    通知することを特徴とする請求項2に記載のATM通信
    の品質監視装置。
  4. 【請求項4】 それぞれ1以上の正整数のNとnを用い
    てN×(10の−n乗)で表わされる許容セル廃棄率を
    監視するATM通信の品質監視装置において、セルの廃
    棄が発生すると前記許容セル廃棄率の10の累乗項の逆
    数の個数の通過セルを計数し、当該計数を完了するまで
    の間にセル廃棄が発生するたびに前記許容セル廃棄率の
    10の累乗項の逆数の個数を計数個数に加算し、当該計
    数を完了するまでの間に発生したセル廃棄数が前記許容
    セル廃棄率のNを越えたときに品質劣化を通知すること
    を特徴とするATM通信の品質監視装置。
  5. 【請求項5】 それぞれ1以上の正整数のNとnを用い
    てN×(10の−n乗)で表わされる許容セル廃棄率を
    監視するATM通信の品質監視装置において、廃棄され
    るセルが発生するたびに前記許容セル廃棄率の10の累
    乗項の逆数を出力する計数セル数指示手段と、前記計数
    セル数指示手段が出力する個数の通過セルを計数する通
    過セル計数手段と、前記通過セル計数手段が計数を完了
    するまでの間に発生した廃棄セル数が前記許容セル廃棄
    率のNを越えたときに品質劣化を通知する品質監視手段
    とを備えたことを特徴とするATM通信の品質監視装
    置。
  6. 【請求項6】 それぞれ1以上の正整数のNとnを用い
    てN×(10の−n乗)で表わされる許容セル廃棄率を
    監視するATM通信の品質監視装置において、廃棄され
    るセルが発生するたびに前記許容セル廃棄率の10の累
    乗項の逆数だけカウントアップし、セルが通過するたび
    に1だけカウントダウンするアップダウンカウンタと、
    該アップダウンカウンタのカウンタ値が0になったとき
    0クリアされ、セルの廃棄が発生するたびに1だけカウ
    ントアップするセル廃棄カウンタと、該セル廃棄カウン
    タのカウンタ値と前記セル廃棄率のNの値とを比較し
    て、カウンタ値がNを越えたときに品質劣化を通知する
    比較回路とを備えたことを特徴とするATM通信の品質
    監視装置。
  7. 【請求項7】 廃棄されるセルの数に基づいてATM通
    信の通信品質を監視する品質監視方法において、前記廃
    棄されるセルの数を計数するためのウインドウのサイズ
    を、前記廃棄されるセルの発生間隔に応じて拡張するこ
    とを特徴とするATM通信の品質監視方法。
  8. 【請求項8】 それぞれ1以上の正整数のNとnを用い
    てN×(10の−n乗)で表わされる許容セル廃棄率を
    監視するATM通信の品質監視方法において、廃棄され
    るセルの数を計数するためのウインドウの基本サイズ
    を、前記許容セル廃棄率の10の累乗項の逆数の個数の
    通過セルを計数する時間間隔とし、当該ウインドウ内で
    新たなセル廃棄が発生するたびにウインドウのサイズを
    前記基本サイズづつ拡張することを特徴とするATM通
    信の品質監視方法。
  9. 【請求項9】 前記ウインドウ内で発生したセルの廃棄
    数が前記許容セル廃棄率のNを越えたときに品質劣化を
    通知することを特徴とする請求項8に記載のATM通信
    の品質監視方法。
  10. 【請求項10】 それぞれ1以上の正整数のNとnを用
    いてN×(10の−n乗)で表わされる許容セル廃棄率
    を監視するATM通信の品質監視方法において、セルの
    廃棄が発生すると前記許容セル廃棄率の10の累乗項の
    逆数の個数の通過セルを計数し、当該計数を完了するま
    での間にセル廃棄が発生するたびに前記許容セル廃棄率
    の10の累乗項の逆数の個数を計数個数に加算し、当該
    計数を完了するまでの間に発生したセル廃棄数が前記許
    容セル廃棄率のNを越えたときに品質劣化を通知するこ
    とを特徴とするATM通信の品質監視方法。
  11. 【請求項11】 それぞれ1以上の正整数のNとnを用
    いてN×(10の−n乗)で表わされる許容セル廃棄率
    を監視するATM通信の品質監視方法において、計数セ
    ル数指示手段によって廃棄されるセルが発生するたびに
    前記許容セル廃棄率の10の累乗項の逆数を出力し、通
    過セル計数手段によって前記計数セル数指示手段が出力
    する個数の通過セルを計数し、品質監視手段によって前
    記通過セル計数手段が計数を完了するまでの間に発生し
    た廃棄セル数が前記許容セル廃棄率のNを越えたときに
    品質劣化を通知することを特徴とするATM通信の品質
    監視方法。
  12. 【請求項12】 それぞれ1以上の正整数のNとnを用
    いてN×(10の−n乗)で表わされる許容セル廃棄率
    を監視するATM通信の品質監視方法において、アップ
    ダウンカウンタのカウンタ値を廃棄されるセルが発生す
    るたびに前記許容セル廃棄率の10の累乗項の逆数だけ
    カウントアップし、前記アップダウンカウンタのカウン
    タ値をセルが通過するたびに1だけカウントダウンし、
    セル廃棄カウンタのカウンタ値を前記アップダウンカウ
    ンタのカウンタ値が0になったとき0クリアし、セル廃
    棄カウンタのカウンタ値をセルの廃棄が発生するたびに
    1だけカウントアップし、比較回路によって前記セル廃
    棄カウンタのカウンタ値と前記セル廃棄率のNの値とを
    比較して、該カウンタ値がNを越えたときに品質劣化を
    通知することを特徴とするATM通信の品質監視方法。
  13. 【請求項13】 ATM通信のATMセルを交換するA
    TM交換装置において、廃棄されるセルの数に基づいて
    ATM通信の通信品質を監視する品質監視装置を有し、
    該品質監視装置が、前記廃棄されるセルの数を計数する
    ためのウインドウのサイズを、前記廃棄されるセルの発
    生間隔に応じて拡張することを特徴とするATM交換装
    置。
  14. 【請求項14】 ATM通信のATMセルを交換するA
    TM交換装置において、それぞれ1以上の正整数のNと
    nを用いてN×(10の−n乗)で表わされる許容セル
    廃棄率を監視するATM通信の品質監視装置を有し、該
    品質監視装置が、廃棄されるセルの数を計数するための
    ウインドウの基本サイズを、前記許容セル廃棄率の10
    の累乗項の逆数の個数の通過セルを計数する時間間隔と
    し、当該ウインドウ内で新たなセル廃棄が発生するたび
    にウインドウのサイズを前記基本サイズづつ拡張するこ
    とを特徴とするATM交換装置。
  15. 【請求項15】 前記品質監視装置が、前記ウインドウ
    内で発生したセルの廃棄数が前記許容セル廃棄率のNを
    越えたときに品質劣化を通知することを特徴とする請求
    項14に記載のATM交換装置。
  16. 【請求項16】 ATM通信のATMセルを交換するA
    TM交換装置において、それぞれ1以上の正整数のNと
    nを用いてN×(10の−n乗)で表わされる許容セル
    廃棄率を監視するATM通信の品質監視装置を有し、該
    品質監視装置が、セルの廃棄が発生すると前記許容セル
    廃棄率の10の累乗項の逆数の個数の通過セルを計数
    し、当該計数を完了するまでの間にセル廃棄が発生する
    たびに前記許容セル廃棄率の10の累乗項の逆数の個数
    を計数個数に加算し、当該計数を完了するまでの間に発
    生したセル廃棄数が前記許容セル廃棄率のNを越えたと
    きに品質劣化を通知することを特徴とするATM交換装
    置。
  17. 【請求項17】 ATM通信のATMセルを交換するA
    TM交換装置において、 それぞれ1以上の正整数のNとnを用いてN×(10の
    −n乗)で表わされる許容セル廃棄率を監視するATM
    通信の品質監視装置を有し、 該品質監視装置が、 廃棄されるセルが発生するたびに前記許容セル廃棄率の
    10の累乗項の逆数を出力する計数セル数指示手段と、 前記計数セル数指示手段が出力する個数の通過セルを計
    数する通過セル計数手段と、 前記通過セル計数手段が計数を完了するまでの間に発生
    した廃棄セル数が前記許容セル廃棄率のNを越えたとき
    に品質劣化を通知する品質監視手段とを備えたことを特
    徴とするATM交換装置。
  18. 【請求項18】 ATM通信のATMセルを交換するA
    TM交換装置において、 それぞれ1以上の正整数のNとnを用いてN×(10の
    −n乗)で表わされる許容セル廃棄率を監視するATM
    通信の品質監視装置を有し、 該品質監視装置が、 廃棄されるセルが発生するたびに前記許容セル廃棄率の
    10の累乗項の逆数だけカウントアップし、セルが通過
    するたびに1だけカウントダウンするアップダウンカウ
    ンタと、 該アップダウンカウンタのカウンタ値が0になったとき
    0クリアされ、セルの廃棄が発生するたびに1だけカウ
    ントアップするセル廃棄カウンタと、 該セル廃棄カウンタのカウンタ値と前記セル廃棄率のN
    の値とを比較して、カウンタ値がNを越えたときに品質
    劣化を通知する比較回路とを備えたことを特徴とするA
    TM交換装置。
  19. 【請求項19】 それぞれ1以上の正整数のNとnを用
    いてN×(10の−n乗)で表わされる許容セル廃棄率
    を監視するATM通信の品質監視方法において、 セル廃棄が発生したか否かを判断する第1のステップ
    と、 該第1のステップの判断の結果、セル廃棄が発生した場
    合に、セル廃棄カウンタのカウンタ値を1だけカウント
    アップする第2のステップと、 該第2のステップのカウントアップによって前記セル廃
    棄カウンタのカウンタ値がNを超えたか否かを判断する
    第3のステップと、 該第3のステップの判断の結果、前記セル廃棄カウンタ
    のカウンタ値がNを超えた場合に、通信品質の劣化を通
    知する第4のステップと、 前記第3のステップの判断の結果、前記セル廃棄カウン
    タのカウンタ値がNを超えていない場合に、廃棄される
    セルの数を計数するためのウインドウが現在オープン中
    か否かを判断する第5のステップと、 該第5のステップの判断の結果、前記ウインドウが現在
    オープン中でない場合に、前記許容セル廃棄率の10の
    累乗項の逆数をアップダウンカウンタのカウンタ値に設
    定することにより、ウインドウをオープンする第6のス
    テップと、 前記第5のステップの判断の結果、前記ウインドウが現
    在オープン中である場合に、前記アップダウンカウンタ
    のカウンタ値に前記許容セル廃棄率の10の累乗項の逆
    数を加算することによって、前記ウインドウのサイズを
    拡張する第7のステップと、 前記第1のステップの判断の結果、セル廃棄が発生して
    いない場合に、廃棄されるセルの数を計数するためのウ
    インドウが現在オープン中か否かを判断し、前記ウイン
    ドウが現在オープン中でない場合には前記第1のステッ
    プに処理を移行する第8のステップと、 該第8のステップの判断の結果、前記ウインドウがオー
    プン中である場合、前記第6のステップの処理の完了
    後、および、前記第7のステップの処理の完了後に、セ
    ル通過のたびに前記アップダウンカウンタのカウンタ値
    を1だけカウントダウンすることにより通過セル数をカ
    ウントする第9のステップと、 該第9のステップのカウントダウンによって前記アップ
    ダウンカウンタのカウンタ値が0になったか否かを判断
    し、該アップダウンカウンタのカウンタ値が0でない場
    合に前記第1のステップに処理を移行する第10のステ
    ップと、 該第10のステップの判断の結果、前記アップダウンカ
    ウンタのカウンタ値が0の場合に、前記ウインドウをク
    ローズするとともに前記セル廃棄カウンタのカウンタ値
    を0クリアする第11のステップとから成ることを特徴
    とするATM通信の品質監視方法。
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