JP3045133B2 - ボール搭載方法および転写基板 - Google Patents

ボール搭載方法および転写基板

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フリップチップ、
チップサイズパッケージ(CSP)、ボールグリッドア
レイ(BGA)などの半導体装置や、配線基板に、ボー
ルを用いてバンプ電極を形成する際に配線基板または半
導体チップの電極パッドにボールを搭載するためのボー
ル搭載方法および、そのボール搭載方法で用いられる転
写基板に関する。特に、本発明は、ボールを電磁気力に
より転写基板に吸着させ、転写基板に吸着したボール
を、配線基板または半導体チップの電極パッドに搭載す
るボール搭載方法および、そのボール搭載方法で用いら
れる転写基板に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体チップの実装において、フリップ
チップ、チップサイズパッケージ(CSP)、ボールグ
リッドアレイ(BGA)などの半導体装置にバンプ電極
を形成する方法としては、半田ボールに代表される導電
性のボールを半導体装置の一面に配列させる方法があ
る。
【0003】従来、配線基板上または半導体チップ上に
ボールを配列させる方法では、配線基板または半導体チ
ップなどの電極パッドに対応する位置に吸着穴が形成さ
れた吸着用プレートが用いられている。その吸着用プレ
ートの吸着穴を通してボールを真空吸引して、その吸着
穴にボールを吸着させる。そして、吸着用プレートにボ
ールを吸着させた状態で、例えば配線基板上に吸着用プ
レートを配置し、配線基板上で吸着穴の真空吸引を解除
することにより、配線基板の電極パッド上にボールが搭
載されると共に配線基板上にボールが配列される。その
後、配列されたボールを溶融することで、配線基板の電
極パッド上にバンプ電極が形成される。このような、真
空吸引を利用してバンプを形成する方法が既に実用化さ
れている。
【0004】しかし、上述した真空吸引を利用した方法
では、ボールが吸着プレートの吸着穴に吸着した際にボ
ールが変形することがある。あるいは、ボールが吸着穴
にはまり込むことで、真空吸引を解除してもボールが吸
着プレートから離脱せず、配線基板または半導体チップ
などにボールを搭載して配列させることができないこと
があるという問題点があった。
【0005】このような問題点の対策のために、ボール
を半導体チップなどに搭載する際にボールを吸着する方
法として、磁気力によりボールを吸着する方法がいくつ
か提案されている。電磁気力を利用してボールを吸着
し、そのボールを半導体装置に搭載するボール搭載方法
としては、特開平7−283521号公報に示されるも
のがある。
【0006】図5は、特開平7−283521号公報に
示されるボール搭載方法について説明するための図であ
る。特開平7−283521号公報に示されるボール搭
載方法について、図5を参照して説明する。
【0007】まず、図5(a)において、磁性体の球1
12aの表面全体を半田112bにより被覆して成る半
田ボール112を準備する。
【0008】次に、図5(b)において、複数の半田ボ
ール112を供給機構113に収容する。供給機構11
3の上方には、転写基板としての鉄製の保持機構114
が配置されている。保持機構114の供給機構113側
の面には、格子状に並設された、非磁性体から成る仕切
り114aが形成されている。保持機構114の上面に
は、保持機構114を支持する搬送アーム114bが設
けられている。搬送アーム114bにはコイル118が
巻かれている。コイル118の一端は直流電源116と
電気的に接続され、コイル118の他端はスイッチ11
5と電気的に接続されている。また、スイッチ115は
直流電源116と電気的に接続されている。
【0009】次に、図5(c)において、スイッチ11
5を閉じてコイル118の他端を直流電源116と電気
的に接続し、コイル118に直流電流を流す。これによ
り、鉄製の保持機構114は電磁石となり、保持機構1
14の電磁気力により半田ボール112が保持機構11
4に吸引される。従って、半田ボール112は供給機構
113から離れて保持機構114の供給機構113側の
面に吸着し、仕切り114a内に半田ボール112が保
持される。
【0010】次に、図5(d)において、保持機構11
4の下方に、複数の電極パッド117aを有する半導体
装置117を搬送する。これにより、半導体装置117
の上方に、半田ボール112が吸着された保持機構11
4が配置される。
【0011】次に、図5(e)において、スイッチ15
を開く。これにより、保持機構114の電磁気力による
半田ボール112の保持が解除されるので、半田ボール
112は保持機構114から離脱し、半導体装置117
上の複数の電極パッド117aのそれぞれに半田ボール
112が搭載される。
【0012】図5に基づいて説明したボール搭載方法で
は、電磁気力で保持機構114に半田ボール112を吸
着させるので、保持機構114に真空吸引用の穴を形成
する必要がなく、半田ボール112がその穴にはまりこ
んで変形したり、保持機構114から離脱しなくなった
りすることがない。
【0013】他のボール搭載方法としては、特開昭64
−51639号公報に示されるものがある。図6は、特
開昭64−51639号公報に示されるボール搭載方法
について説明するための図である。このボール搭載方法
について図6を参照して説明する。
【0014】まず、図6(a)において、基板119の
表面に導体配線層120を形成する。そして、導体配線
層120表面の、接続用のバンプ電極が必要な部分に、
保磁力の高い材料からなる強磁性膜パッド121をリン
グ状に形成する。
【0015】次に、図6(b)において、強磁性膜パッ
ド121を一様に磁化する。
【0016】次に、図6(c)において、磁化された強
磁性膜パッド121上に、半田122により被覆された
鉄ボール123を強磁性膜パッド121の磁力により吸
着させる。
【0017】このようなボール搭載方法では、基板11
9表面の任意の位置に、鉄ボール123を簡単に搭載す
ることができ、接続に使用する半田の量が少なくてす
む。従って、基板119では、隣り合うバンプ電極同士
の、半田流れによるショート事故がなく、信頼性の高い
バンプ接続を行うことができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−283521号公報に示されるボール搭載方法で
は、半導体装置が微細化すると、保持機構114に微細
なパターンや不規則なパターンの仕切り114aを設け
ることが困難になるという問題点がある。特に、配線基
板または半導体チップの電極パッドが100μm以下の
微細ピッチまたは不規則なパターン配置である場合、保
持機構の仕切りを設けることができなくなり、電極パッ
ドにボールを搭載することが困難になる。
【0019】また、特開昭64−51639号公報に示
されるボール搭載方法では、配線基板や半導体チップな
どの、バンプが形成される部分全てに強磁性膜パッドを
形成しなければならず、製造工程が複雑になり、かつ、
コストが高くなるという問題点がある。また、この強磁
性膜パッドは保磁力が高く、バンプ電極を形成した後も
強磁性膜パッドの磁力は残留しているため、強磁性膜パ
ッドから恒常的に発生する磁界により、強磁性膜パッド
の周辺の他の機器へ悪影響を及ぼすことがあるという問
題点もある。
【0020】本発明の目的は、配線基板または半導体チ
ップにバンプ電極を形成するために、ボールを転写基板
に吸着させてボールを配線基板または半導体チップに搭
載する際、微細なかつ不規則なパターンを有する配線基
板または半導体チップに、容易に、かつ歩留まり良くボ
ールを搭載できるボール搭載方法および転写基板を提供
することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、強磁性を有するボールを電磁気力により
転写基板に吸着させ、転写基板に吸着した前記ボール
を、配線基板または半導体チップに設けられた電極パッ
ド上に搭載するボール搭載方法において、転写基板の、
配線基板または半導体チップの電極パッドに対応する部
分に環状の配線を形成する段階と、環状の配線に電流を
流すことにより電磁気力を発生させ、前記電磁気力によ
り転写基板にボールを吸着させる段階と、配線基板また
は半導体チップの上方で環状の配線による電磁気力を減
少または消失させることによりボールを転写基板から離
脱し、配線基板または半導体チップの電極パッド上にボ
ールを搭載する段階とを有する。
【0022】上記の発明では、転写基板にボールを吸着
させるために、転写基板の、配線基板または半導体チッ
プの電極パッドに対応する部分に環状の配線を形成する
ことにより、配線基板または半導体チップの電極パッド
の微細なピッチまたは不規則なパターンに対応して、微
細なピッチまたは不規則な配置で転写基板に複数の環状
の配線を形成できる。これにより、複数の環状の配線に
電流を流してそれぞれの環状の配線に電磁気力を発生さ
せ、その電磁気力により転写基板にボールを吸着させて
から配線基板または半導体チップにボールを搭載する
際、微細なピッチまたは不規則なパターンの電極パッド
を有する配線基板または半導体チップにも、容易に、か
つ、歩留まり良くボールを搭載することができる。ま
た、配線基板または半導体チップにボールを搭載した後
にボールに磁気が残留しないので、配線基板または半導
体チップ上のボールの周囲の機器などに磁界による悪影
響が及ぼされるということがない。
【0023】また、本発明は、強磁性を有するボールを
電磁気力により吸着し、吸着した前記ボールを、配線基
板または半導体チップに設けられた電極パッド上に搭載
するために用いられる転写基板において、転写基板の、
配線基板または半導体チップの電極パッドに対応する部
分の表面に環状の配線が形成されている。
【0024】上記の発明では、配線基板または半導体チ
ップの電極パッド上にボールを搭載するために用いられ
る転写基板において、転写基板の、配線基板または半導
体チップの電極パッドに対応する部分の表面に環状の配
線を形成することにより、配線基板または半導体チップ
の電極パッドの微細なピッチまたは不規則なパターンに
対応して、微細なピッチまたは不規則な配置で転写基板
に複数の環状の配線を形成できる。従って、前述したの
と同様に、それぞれの環状の配線に電流を流して電磁気
力により転写基板にボールを吸着させ、吸着させたボー
ルを配線基板または半導体チップに搭載する際、微細な
ピッチまたは不規則なパターンの電極パッドを有する配
線基板または半導体チップにも、容易に、かつ、歩留ま
り良くボールを搭載することができる。また、配線基板
または半導体チップにボールを搭載した後にボールに磁
気が残留しないので、配線基板または半導体チップ上の
ボールの周囲の機器などに磁界によって悪影響が及ぼさ
れるということがない。
【0025】あるいは、転写基板の、配線基板または半
導体チップの電極パッドに対応する部分の表面に、環状
の配線として螺旋状の配線が形成されていてもよい。
【0026】上記のように、転写基板に環状の配線とし
て螺旋状の配線が形成されていることにより、螺旋状の
配線に電流を流して電磁気力を発生させ、その電磁気力
により転写基板にボールが吸着する。螺旋状の配線も、
配線基板または半導体チップの複数の電極パッドの微細
なピッチまたは不規則なパターンに対応して、微細なピ
ッチまたは不規則な配置で転写基板に複数形成すること
ができる。従って、微細なピッチまたは不規則なパター
ンの電極パッドを有する配線基板または半導体チップに
も、容易に、かつ、歩留まり良くボールを搭載すること
ができる。
【0027】さらに、前記転写基板の前記環状の配線側
の面における前記環状の配線の内側の部分に、穴が形成
されていたり、高透磁率の材料から成るパッドが形成さ
れていたりすることが好ましい。
【0028】上記のように、前記転写基板の前記環状の
配線側の面における前記環状の配線の内側の部分に穴が
形成されることにより、環状の配線により発生した磁気
力によりボールを転写基板に吸着させる際に、その穴に
ボールがはまり込み、転写基板の表面でボールが位置決
めされると共に、その位置決めされた位置にボールを固
定しやすくなる。また、前記転写基板の前記環状の配線
側の面における前記環状の配線の内側の部分に、高透磁
率の材料から成るパッドが形成されていることにより、
環状の配線に電流を流した際に、そのパッドが電磁石の
コア材(磁心)の役割を果たし、環状の配線により発生
する電磁気力が増大する。
【0029】さらに、転写基板としてシリコン基板が用
いられると共に、転写基板の表面に絶縁層を介して環状
の配線が形成されており、転写基板と、環状の配線と
が、絶縁層に形成されたスルーホールを介して電気的に
接続されていてもよい。
【0030】なお、前記環状の配線が、フォトリソグラ
フィ法を用いて形成されたものであることが好ましい。
フォトリソグラフィ法を用いて環状の配線を形成するこ
とにより、特に、100μm以下の微細なピッチまたは
不規則な配置でも容易に複数の環状の配線を転写基板に
形成することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0032】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施形態のボール搭載方法について説明するための
図である。図1(a)が、本実施形態のボール搭載方法
に用いられる転写基板を示す平面図であり、図1(b)
が、図1(a)に示した転写基板を用いて配線基板また
は半導体チップにボールを搭載する方法について説明す
るための図である。
【0033】本実施形態のボール搭載方法では、図1
(a)に示す転写基板1が用いられる。転写基板1は、
後述するようにボールを吸着し、吸着したボールを、不
図示の配線基板または半導体チップの、バンプ電極を形
成する部分に搭載させるためのものである。その配線基
板または半導体チップの、バンプ電極を形成する部分に
は、あらかじめ電極パッドが形成されており、その電極
パッドは配線基板または半導体チップに複数形成されて
いる。複数の電極パッドのそれぞれにボールが搭載され
る。
【0034】図1(a)に示すように、転写基板1の表
面の、配線基板または半導体チップの複数の電極パッド
に対応する部分にはそれぞれ、環状配線2が形成されて
いる。それらの複数の環状配線2は配線2aにより直列
に電気的に接続されている。配線2aの一端が配線端3
であり、配線2aの他端が配線端4である。
【0035】環状配線2および配線2aを含む配線パタ
ーンは、フォトリソグラフィ法などを用いて転写基板1
の表面に形成される。その配線パターンの材質として
は、低抵抗率の導体、例えばCu、AuまたはAlなど
を用いる。なお、転写基板1の材質としては、シリコ
ン、セラミックまたはガラスエポキシなど、導体配線を
形成可能なものを用いる。
【0036】図1(b)に示すように、ボールストッカ
ー7には、例えばFe、Co、Ni、またはそれらの合
金、フェライトなどの強磁性材料を含有して強磁性を有
するボール6が収容されている。このボールストッカー
7の上方に転写基板1が配置され、転写基板1の環状配
線2側の面がボールストッカー7内のボール6に向けら
れている。
【0037】そして、転写基板1の配線端3および4を
それぞれ、直流電源5と電気的に接続し、それぞれの環
状配線2に直流電流を流す。それぞれの環状配線2に電
流が流れることで、それぞれの環状配線2の中央部や周
囲に電磁界が発生する。この状態で、転写基板1の環状
配線2側の面をボールストッカー7内のボール6に近づ
けると、転写基板1の、環状配線2が形成された部分の
みに電磁気力によりボール6が吸着される。この環状配
線2による電磁気力の強さは、直流電源5で電流値を調
整することにより制御可能なので、1つの環状配線2に
1つのボール6が吸着されるように、転写基板1の吸着
力を調整することができる。
【0038】次に、ボール6が吸着した転写基板1を配
線基板または半導体チップの上方に配置させて、配線基
板または半導体チップと、転写基板1との位置合わせを
行った後、直流電源5のスイッチを切る。これにより、
それぞれの環状配線2による電磁気力は消失し、ボール
6の、転写基板1への吸着は解除されるので、ボール6
は転写基板1から離脱して配線基板または半導体チップ
の電極パッド上に搭載されて転写される。ここで、直流
電源5のスイッチを切らずに、直流電源5で環状配線2
の電流値を調整して、転写基板1からボール6が離脱す
るように電磁気力を減少させても良い。
【0039】その後、配線基板または半導体チップの電
極パッド上に搭載されたボール6を溶融または熱圧着な
どすることにより、半導体チップ上または配線基板上に
バンプ電極が形成される。なお、本実施形態では、環状
配線2は1つの環から成るものであるが、環状配線2が
二重またはそれ以上の環から成っていても良い。また、
全ての環状配線2が1本の配線でつながってなくとも良
い。
【0040】以上で説明したように、本実施形態のバン
プ電極の形成方法では、転写基板1の、配線基板または
半導体チップの電極パッドに対応する部分に環状配線2
を形成し、この環状配線2に電流を流して電磁気力を発
生させることで、強磁性を有するボール6を、発生させ
た電磁気力により転写基板1に吸着させる。そして、ボ
ール6を吸着させた転写基板1を配線基板または半導体
チップに上方に配置させた後に、環状配線2による電磁
気力を消失または減少させてボール6を転写基板1から
離脱し、ボール6を配線基板または半導体チップの電極
パッドに搭載して転写する。このようにして、ボール6
を配線基板または半導体チップに搭載する方法では、特
に100μm以下の微細なピッチ、不規則なパターンあ
るいは不規則な配置でも、フォトリソグラフィ法を用い
て転写基板1に環状配線2を複数形成することができ
る。従って、微細ピッチ、不規則なパターンの配線基板
または半導体チップにボール6を転写して配線基板また
は半導体チップにバンプ電極を形成することができる。
また、配線基板または半導体チップにバンプ電極を形成
した後に、そのバンプ電極には磁力が残留しないので、
磁界によるバンプ電極の周囲への悪影響がない。
【0041】(第2の実施の形態)図2は、本発明の第
2の実施形態の転写基板を示す平面図である。本実施形
態の転写基板では、第1の実施形態で用いたものと比較
して、転写基板の環状配線側の面における環状配線の内
側の部分に、高透磁率の材料から成るパッドが形成され
ている点が異なっている。図2では、第1の実施形態と
同一の構成部品に同一の符号を付してある。以下では、
第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
【0042】配線基板または半導体チップにボールを搭
載する際に用いられる本実施形態の転写基板では、図2
に示すように、転写基板1の環状配線2側の面における
それぞれの環状配線2の内側の部分に、高透磁率の材料
から成るパッドであるコア層8が形成されている。コア
層8の材質としては、Feまたはフェライトなど、高透
磁率を有するものを用いる。これにより、それぞれの環
状配線2に電流を流した時に、コア層8が電磁石のコア
材(磁心)の役割を果たし、それぞれの環状配線2によ
り発生する電磁気力が増大する。従って、転写基板1
に、より強い吸着力が必要とされる場合には、コア層8
を形成することが非常に効果的である。このような転写
基板1を用いて配線基板または半導体チップにバンプを
形成する方法としては、第1の実施形態と同様であるの
で、その説明を省略する。
【0043】(第3の実施の形態)図3は、本発明の第
3の実施形態の転写基板を示す平面図である。本実施形
態の転写基板では、第1の実施形態で用いたものと比較
して、転写基板の環状配線側の面における環状配線の内
側の部分に、エッチングにより穴が形成されている点が
異なっている。図3では、第1の実施形態と同一の構成
部品に同一の符号を付してある。以下では、第1の実施
形態と異なる点を中心に説明する。
【0044】配線基板または半導体チップにボールを搭
載する際に用いられる本実施形態の転写基板では、図3
に示すように、転写基板1の環状配線2側の面における
それぞれの環状配線2の内側の部分にエッチング穴11
が形成されている。転写基板1はシリコン基板から成
り、転写基板1表面の、配線基板または半導体チップの
電極パッドに対応する部分に、予め、異方性エッチング
法を用いてエッチング穴11を形成しておく。このと
き、転写基板1として、表面が(100)面のシリコン
基板を用いれば、エッチング穴11の形状は均一な四角
錐となる。エッチング穴11の大きさは、エッチング穴
11にボール6が吸着した時にボール6の一部分がエッ
チング穴11内に隠れる程度にすれば良い。
【0045】このような転写基板1を用いて配線基板ま
たは半導体チップにバンプを形成する方法としては、第
1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
【0046】このようなエッチング穴11を転写基板2
1に形成することによって、転写基板1にボール6を吸
着させた際にボール6がエッチング穴11にはまり込む
ことで、転写基板1の表面でボール6が位置決めされる
と共に、その位置決めされた位置にボール6を固定しや
すくなる。
【0047】なお、エッチング穴11を形成する方法と
しては、異方性エッチング以外の方法、例えば等方性エ
ッチング法などを用いてもよい。
【0048】(第4の実施の形態)図4は、本発明の第
4の実施形態のボール搭載方法について説明するための
図である。図4(a)が、転写基板を用いて配線基板ま
たは半導体チップにボールを搭載する方法について説明
するための図であり、図4(b)が、図4(a)に示さ
れる転写基板に形成される環状の配線としての螺旋状配
線を示す平面図である。本実施形態のバンプ電極の形成
方法では、第1の実施形態と比較して転写基板が異なっ
ている。図4では、第1の実施形態と同一の構成部品に
同一の符号を付してある。以下では、第1の実施形態と
異なる点を中心に説明する。
【0049】本実施形態のボール搭載方法では、図4
(a)に示すように、転写基板21が用いられる。転写
基板21としては、低抵抗率の導体基板であるシリコン
基板が用いられている。このシリコン基板から成る転写
基板21の表面全体には絶縁層9が形成されている。絶
縁層9の表面には、図4(a)および図4(b)に示
す、環状の配線としての螺旋状配線22が複数形成され
ている。複数の螺旋状配線22はそれぞれ、転写基板2
1の、配線基板および半導体チップの複数の電極パッド
のそれぞれに対応する部分に形成されている。それらの
螺旋状配線22は、配線22aを介して直列に電気的に
接続されている。
【0050】螺旋状配線22および配線22aを含む配
線パターンは、フォトリソグラフィ法などを用いて転写
基板21の表面に形成される。その配線パターンの材質
としては、低抵抗率の導体、例えばCu、AuまたはA
lなどを用いる。絶縁層9の、螺旋状配線22の中心に
対応する部分には、スルーホール10が形成されてい
る。このスルーホール10には、螺旋状配線22の中心
部の終端が接続されている。これにより、スルーホール
10を介して螺旋状配線22が転写基板21と電気的に
接続されている。それぞれの螺旋状配線22の中心は、
スルーホール10が形成されたことで開口している。
【0051】配線22aの一方の端部である配線端23
および、転写基板21の裏面に直流電源5を接続し、そ
れぞれの螺旋状配線22に直流電流を流す。これによ
り、螺旋状配線22の中央部および周囲に磁界が発生し
て、転写基板21にボール6を吸着させるための電磁気
力が生じる。また、より強い電磁気力を発生させるため
には、螺旋状配線22の中心部分に、第2の実施形態と
同様に、Fe、フェライト等の高透磁率の材料によりコ
ア層を形成すれば良い。
【0052】このような転写基板21を用いて配線基板
または半導体チップにバンプを形成する方法は、第1の
実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
【0053】本実施形態で用いた転写基板21におい
て、転写基板21の螺旋状配線22側の面における螺旋
状配線22の中央部に、第3の実施形態と同様に、エッ
チングにより穴を形成しても良い。
【0054】以上で説明した第1〜第4の実施形態にお
いて、転写基板の表面に形成される環状の配線の形状と
しては、図に示した環状配線2および螺旋状配線22の
形状に制限されない。配線基板または半導体チップの複
数の電極パッドの微細なピッチまたは不規則なパターン
に対応して、微細なピッチまたは不規則な配置で転写基
板に複数の環状の配線を形成でき、かつ、転写基板にボ
ールを吸着させることができる電磁気力を発生すること
ができれば、環状の配線の形状はどのようなものであっ
ても良い。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、転写基板
にボールを吸着させるために、転写基板の、配線基板ま
たは半導体チップの電極パッドに対応する部分に環状の
配線を形成することにより、微細なピッチまたは不規則
な配置で転写基板に複数の環状の配線を形成できるの
で、微細なピッチまたは不規則なパターンの電極パッド
を複数有する配線基板または半導体チップにも、容易
に、かつ、歩留まり良くボールを搭載することができる
という効果がある。また、配線基板または半導体チップ
にボールを搭載した後にボールに磁気が残留しないの
で、ボールを溶融して形成されたバンプにも磁気が残留
せず、配線基板または半導体チップ上のバンプ電極の周
囲の機器などに磁界によって悪影響が及ぼされることが
ないという効果がある。。
【0056】特に、環状の配線をフォトリソグラフィ法
によって転写基板に形成することにより、100μm以
下の微細ピッチまたは不規則な配置で複数の環状の配線
を転写基板に形成することができ、その転写基板を用い
ることで、微細なピッチまたは不規則なパターンの複数
の電極パッドを有する配線基板または半導体チップにで
も容易にボールを搭載することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のボール搭載方法につ
いて説明するための図である。
【図2】本発明の第2の実施形態の転写基板を示す平面
図である。
【図3】本発明の第3の実施形態の転写基板を示す平面
図である。
【図4】本発明の第4の実施形態のボール搭載方法につ
いて説明するための図である。
【図5】従来の技術によるボール搭載方法について説明
するための図である。
【図6】従来の技術によるボール搭載方法について説明
するための図である。
【符号の説明】
1、21 転写基板 2 環状配線 2a、22a 配線 3、4、23 配線端 5 直流電源 6 ボール 7 ボールストッカー 8 コア層 9 絶縁層 10 スルーホール 11 エッチング穴 12 シリコン基板 22 螺旋状配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 3/32 - 3/34 B23K 3/06 H01L 23/12

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強磁性を有するボールを電磁気力により
    転写基板に吸着させ、前記転写基板に吸着した前記ボー
    ルを、配線基板または半導体チップに設けられた電極パ
    ッド上に搭載するボール搭載方法において、 前記転写基板の、前記配線基板または前記半導体チップ
    の電極パッドに対応する部分に環状の配線を形成する段
    階と、 前記環状の配線に電流を流すことにより電磁気力を発生
    させ、前記電磁気力により前記転写基板に前記ボールを
    吸着させる段階と、 前記配線基板または前記半導体チップの上方で前記環状
    の配線による電磁気力を減少または消失させることによ
    り前記ボールを前記転写基板から離脱し、前記配線基板
    または前記半導体チップの電極パッド上に前記ボールを
    搭載する段階とを有することを特徴とするボール搭載方
    法。
  2. 【請求項2】 強磁性を有するボールを電磁気力により
    吸着し、吸着した前記ボールを、配線基板または半導体
    チップに設けられた電極パッド上に搭載するために用い
    られる転写基板において、 前記転写基板の、前記配線基板または前記半導体チップ
    の電極パッドに対応する部分の表面に、環状の配線が形
    成されていることを特徴とする転写基板。
  3. 【請求項3】 前記転写基板の、前記配線基板または前
    記半導体チップの電極パッドに対応する部分の表面に、
    前記環状の配線として螺旋状の配線が形成されている請
    求項2に記載の転写基板。
  4. 【請求項4】 前記転写基板の前記環状の配線側の面に
    おける前記環状の配線の内側の部分に、穴が形成されて
    いる請求項2または3に記載の転写基板。
  5. 【請求項5】 前記転写基板の前記環状の配線側の面に
    おける前記環状の配線の内側の部分に、高透磁率の材料
    から成るパッドが形成されている請求項2または3に記
    載の転写基板。
  6. 【請求項6】 前記転写基板としてシリコン基板が用い
    られると共に、前記転写基板の表面に絶縁層を介して前
    記環状の配線が形成されており、前記転写基板と前記環
    状の配線とが、前記絶縁層に形成されたスルーホールを
    介して電気的に接続されている請求項2〜5のいずれか
    1項に記載の転写基板。
  7. 【請求項7】 前記環状の配線が、フォトリソグラフィ
    法を用いて形成されたものである請求項2〜6のいずれ
    か1項に記載の転写基板。
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