JP3044612U - スプレー缶の操作補助具 - Google Patents

スプレー缶の操作補助具

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JP3044612U
JP3044612U JP1997005849U JP584997U JP3044612U JP 3044612 U JP3044612 U JP 3044612U JP 1997005849 U JP1997005849 U JP 1997005849U JP 584997 U JP584997 U JP 584997U JP 3044612 U JP3044612 U JP 3044612U
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JP
Japan
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spray
belt
stem
operating
head
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JP1997005849U
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English (en)
Inventor
内田  稔
嘉庸 飯束
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株式会社 三共緑化
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプレー缶のステムの押圧操作を容易にす
る。 【解決手段】 スプレー缶Bの胴部Baに着脱可能な取
付部1と、取付部1に支持されスプレー缶BのステムB
bの頭部に当接する帯形の動作ベルト2と、取付部1に
支持され動作ベルト2をスプレー缶BのステムBbの頭
部に圧接させまたは圧接を解除する操作部3と、操作部
3の圧接操作位置をロックするロック部4とを備えたこ
とを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は、内部に噴霧剤が加圧充填され上部に 押圧式のステムが設けられたスプレー缶の噴霧操作を補助する操作補助具に係る 技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】 スプレー缶の使用技術に関しては、本出願人が先に特願平 8ー281688号又は特願平9ー100899号を提案している。
【0003】 この本出願人に係る先提案は、ポールの先端部に取付けたノズルとスプレー缶 とをチューブで接続し、噴霧剤を高所に正確に噴霧することができるようにして なる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 前述の本出願人に係る先提案では、長い ポールの取扱いで両手が塞がってしまうため、スプレー缶のステムの押圧操作が 困難になるという問題点がある。
【0005】 本考案の目的は、このような問題点を考慮してなされたもので、スプレー缶の ステムの押圧操作を容易にするスプレー缶の操作補助具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 前述の課題を解決するため、本考案に係る スプレー缶の操作補助具は、次のような手段を採用する。
【0007】 上記目的は、スプレー缶の胴部に着脱可能な取付部と、取付部に支持されスプ レー缶のステムの頭部に当接する帯形の動作ベルトと、取付部に支持され動作ベ ルトをスプレー缶のステムの頭部に圧接させまたは圧接を解除する操作部と、操 作部の圧接操作位置をロックするロック部とを備えていることにより達成される 。
【0008】 この手段では、片手で操作部により動作ベルトをスプレー缶のステムの頭部に 圧接させてロック部でロックする瞬間的な作業で、スプレー缶のステムを手を用 いることなく連続的に押圧操作することができる。動作ベルトは、帯形によりス プレー缶のステムの頭部を確実に捕捉する。取付部は、スプレー缶の長さにかか わらずスプレー缶の胴部に取付けられる。
【0009】 上記目的は、スプレー缶の胴部に着脱可能な取付部と、取付部に支持されスプ レー缶のステムの頭部に当接する凹形の当接面が設けられた帯形の動作ベルトと 、取付部に支持され動作ベルトをスプレー缶のステムの頭部に圧接させまたは圧 接を解除する操作部と、操作部の圧接操作位置をロックするロック部とを備えて いることにより達成される。
【0010】 この手段では、片手で操作部により動作ベルトをスプレー缶のステムの頭部に 圧接させてロック部でロックする瞬間的な作業で、スプレー缶のステムを手を用 いることなく連続的に押圧操作することができる。動作ベルトは、帯形と凹形の 当接面とによりスプレー缶のステムの頭部を確実に捕捉する。取付部は、スプレ ー缶の長さにかかわらずスプレー缶の胴部に取付けられる。
【0011】 上記目的は、スプレー缶の胴部に着脱可能な取付部と、取付部に支持されスプ レー缶のステムの頭部に当接する帯形の動作ベルトと、取付部に支持され動作ベ ルトをスプレー缶のステムの頭部に圧接させまたは圧接を解除する操作部と、操 作部に設けられ操作部の圧接操作位置をロックするロック部と、取付部に支持さ れ使用者の腰部または腰部に装身されたベルトへの装着を可能にする身体装着部 とを備え、操作部を帯形にして動作ベルトとターニングリングを介して連結し、 操作部の圧接操作方向が下方に向くようにロック部を位置させたことにより達成 される。
【0012】 この手段では、身体装着部により使用者の腰部に装着し、片手で操作部を下方 へ引下げて動作ベルトをスプレー缶のステムの頭部に圧接させそのまま操作部に 設けられているロック部にロックする瞬間的な作業で、スプレー缶のステムを手 を用いることく連続的に押圧操作することができる。動作ベルトは、帯形により スプレー缶のステムの頭部を確実に捕捉する。取付部は、スプレー缶の長さにか かわらずスプレー缶の胴部に取付けられる。
【0013】 上記目的は、スプレー缶の胴部に着脱可能な取付部と、取付部に支持されスプ レー缶のステムの頭部に当接する凹形の当接面が設けられた帯形の動作ベルトと 、取付部に支持され動作ベルトをスプレー缶のステムの頭部に圧接させまたは圧 接を解除する操作部と、操作部に設けられ操作部の圧接操作位置をロックするロ ック部と、取付部に支持され使用者の腰部または腰部に装身されたベルトへの装 着を可能にする身体装着部とを備え、操作部を帯形にして動作ベルトとターニン グリングを介して連結し、操作部の圧接操作方向が下方に向くようにロック部を 位置させたことにより達成される。
【0014】 この手段では、身体装着部により使用者の腰部に装着し、片手で操作部を下方 へ引下げて動作ベルトをスプレー缶のステムの頭部に圧接させそのまま操作部に 設けられているロック部にロックする瞬間的な作業で、スプレー缶のステムを手 を用いることなく連続的に押圧操作することができる。動作ベルトは、帯形と凹 形の当接面とによりスプレー缶のステムの頭部を確実に捕捉する。取付部は、ス プレー缶の長さにかかわらずスプレー缶の胴部に取付けられる。
【0015】
【考案の実施の形態】 以下、本考案に係るスプレー缶の操作補助具の実施 の形態を図面に基いて説明する。
【0016】 この実施の形態では、帯形部材である取付部1,動作ベルト2,操作部3,ロ ック部4,身体装着部5を組合わせてなるものを示してある。
【0017】 取付部1は、いわゆるホースバンドの構造を採用している。即ち、スプレー缶 Bの胴部Baに巻付けられる締付バンド1aと、締付バンド1aに一定間隔で刻 設された送溝1bと、締付バンド1aの一端部に固定されたギアハウジング1c と、ギアハウジング1cに収容され送溝1bに噛合したギア1dと、ギア1dに 連結した操作摘1eとからなる。
【0018】 この取付部1は、操作摘1eを回動操作することにより、ギア1dの回転で送 溝1bを送って締付バンド1aの径を拡縮することができる。従って、スプレー 缶Bの長さ(軸長)にかかわらず胴部Baに巻付け固定することができ、スプレ ー缶Bの胴部Baから簡単に取外すことができる。
【0019】 動作ベルト2は、強靱な糸材を編組した帯形のテープ材からなるもので、身体 装着部5と一体的に折曲げ形成されてリベット等の止具6で保形され、取付部1 の締付バンド1aに支持されている。
【0020】 この動作ベルト2は、図3に詳細に示されるように、2枚の帯片2a,2bの 取付部1の締付バンド1aに支持された反対側のターニングリング7に連結され た端部付近を角度θをもってずらした状態で止具6により当接されている。従っ て、両帯片2a,2bの下側面には、図4に詳細に示されるように、帯片2a, 2bの捻れ隆起によって凹形で比較的広巾の当接面2cが形成されている。
【0021】 操作部3は、強靱な糸材を編組した帯形のテープ材をループ形に形成してなる ので、ロック部4の端部に止具6で固着され、ロック部4を介してターニングリ ング7で動作ベルト2に連結し取付部1の締付バンド1aに支持されている。
【0022】 ロック部4は、1面を雌構造4aとし他の1面の雄構造4bとしたベルベット ファスナベルトからなるもので、取付部1の締付バンド1aへの支持部分を折返 構造4cとしてある。従って、ターニングリング7で反転したロック部4は、折 返構造4cで雌構造4a,雄構造4bが対面してロック機能を奏することができ るようになっている。
【0023】 身体装着部5は、動作ベルト2と一体的に形成されてなるもので、使用者Mの 腰部に装身されたベルトWへの吊り装着を可能にするループ形になっている。
【0024】 この実施の形態を使用するには、図5に示すように、取付部1によりスプレー 缶Bに取付けてから、身体装着部5を使用者Mの腰部に装身されたベルトWへ吊 り装着し、ポールPの先端部に取付けたノズルNに接続したチューブTをスプレ ー缶BのステムBbに接続する。このとき、全体構造が帯形部材の組合わせから なるため、使用者Mの身体への接触部分が少なく使用者Mに違和感や不自由感を 感じさせることがない。
【0025】 そして、片手でポールPを持ち他の片手を腰部付近に延ばし操作部3を下方へ 引下げて、ロック部4をロックさせることになる。このとき、操作部3がループ 形であるため、操作部3に指等を挿入して引下げ操作を容易,確実に行うことが できる。また、腰部付近での操作であるため、特に力を入れたり窮屈な姿勢をと ることなく、自然に操作を行うことができる。
【0026】 操作部3が操作されロック部4がロックされると、動作ベルト2がターニング リング7を介して緊張されてスプレー缶BのステムBbの頭部に圧接し、スプレ ー缶BのステムBbが押下げられて噴霧剤が連続噴射されることになる。このと き、動作ベルト2の凹形の当接面2cがスプレー缶BのステムBbの頭部を確実 に捕捉して、スプレー缶BのステムBbの頭部からの動作ベルト2の離脱を防止 する。また、操作部3の操作応力に対して、取付部1,身体装着部5を介して使 用者MのベルトW,腰部が抵抗となるため、スプレー缶BのステムBbの逃げが 防止されて動作ベルト2による押下げが有効に作用する。
【0027】 操作部3の操作,ロック部4のロックは、前述の容易性,確実性から極めて短 時間で完了することになる。従って、操作部3の操作,ロック部4のロックの後 には、直ちに両手でノズルNから噴霧剤を連続噴射しているポールPを持つこと ができてポールPの取扱いに支障を生ずることがない。
【0028】 なお、噴霧剤の噴射を停止する場合には、片手でポールPを持ったまま他の片 手を腰部付近に延ばして、ロック部4のロックを解除すればよい。動作ベルト2 の圧接,押下げが解除されたスプレー缶BのステムBbは、内蔵されているバネ 力等で自動的に上昇するして噴霧剤の噴射を停止する。
【0029】 以上、図示した実施の形態の外に、高所での噴霧剤の噴射以外の用途に使用す ることも可能である。
【0030】 さらに、各部の固定等について、止具6を使用せずに逢着,接着を利用するこ とも可能である。
【0031】 さらに、身体装着部5を使用者Mの腰部に装身可能なベルト形にすることも可 能である。
【0032】
【考案の効果】 上述のように本考案の構成によれば、次のような効果が得 られる。 (a)本考案に係るスプレー缶の操作補助具は、片手で操作部を操作してロック 部をロックする短時間の作業で、動作バンドをスプレー缶のステムに圧接させて 押下げることができるため、スプレー缶のステムの押圧操作が容易になる効果が ある。 (b)取付部がスプレー缶の胴部に取付けられるため、スプレー缶の長さにかか わらず取付けることができる。 (c)動作ベルトが帯形でスプレー缶のステムの頭部に確実に当接するため、ス プレー缶のステムの押圧操作が確実になる効果がある。 (d)請求項2として、動作ベルトの当接面がスプレー缶のステムの頭部を確実 に捕捉するため、スプレー缶のステムの押圧操作がより確実になる効果がある。 (e)請求項3,4として、片手を腰付近に延ばして操作部を引下げ操作するた め、スプレー缶のステムの押圧操作がより容易になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るスプレー缶の操作補助具の実施
の形態を示す取付状態の正面図である。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 図1,図2の要部の拡大斜視図である。
【図4】 図3の拡大断面図である。
【図5】 図1,図2の使用状態図である。
【符号の説明】
1 取付部 2 動作ベルト 2c 当接面 3 操作部 4 ロック部 5 身体身体装着部 7 ターニングリング B スプレー缶 Ba 胴部 Bb ステム

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプレー缶の胴部に着脱可能な取付部
    と、取付部に支持されスプレー缶のステムの頭部に当接
    する帯形の動作ベルトと、取付部に支持され動作ベルト
    をスプレー缶のステムの頭部に圧接させまたは圧接を解
    除する操作部と、操作部の圧接操作位置をロックするロ
    ック部とを備えていることを特徴とするスプレー缶の操
    作補助具。
  2. 【請求項2】 スプレー缶の胴部に着脱可能な取付部
    と、取付部に支持されスプレー缶のステムの頭部に当接
    する凹形の当接面が設けられた帯形の動作ベルトと、取
    付部に支持され動作ベルトをスプレー缶のステムの頭部
    に圧接させまたは圧接を解除する操作部と、操作部の圧
    接操作位置をロックするロック部とを備えていることを
    特徴とするスプレー缶の操作補助具。
  3. 【請求項3】 スプレー缶の胴部に着脱可能な取付部
    と、取付部に支持されスプレー缶のステムの頭部に当接
    する帯形の動作ベルトと、取付部に支持され動作ベルト
    をスプレー缶のステムの頭部に圧接させまたは圧接を解
    除する操作部と、操作部に設けられ操作部の圧接操作位
    置をロックするロック部と、取付部に支持され使用者の
    腰部または腰部に装身されたベルトへの装着を可能にす
    る身体装着部とを備え、操作部を帯形にして動作ベルト
    とターニングリングを介して連結し、操作部の圧接操作
    方向が下方に向くようにロック部を位置させたことを特
    徴とするスプレー缶の操作補助具。
  4. 【請求項4】 スプレー缶の胴部に着脱可能な取付部
    と、取付部に支持されスプレー缶のステムの頭部に当接
    する凹形の当接面が設けられた帯形の動作ベルトと、取
    付部に支持され動作ベルトをスプレー缶のステムの頭部
    に圧接させまたは圧接を解除する操作部と、操作部に設
    けられ操作部の圧接操作位置をロックするロック部と、
    取付部に支持され使用者の腰部または腰部に装身された
    ベルトへの装着を可能にする身体装着部とを備え、操作
    部を帯形にして動作ベルトとターニングリングを介して
    連結し、操作部の圧接操作方向が下方に向くようにロッ
    ク部を位置させたことを特徴とするスプレー缶の操作補
    助具。
JP1997005849U 1997-06-20 1997-06-20 スプレー缶の操作補助具 Expired - Lifetime JP3044612U (ja)

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ID=43179026

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020506116A (ja) * 2017-02-20 2020-02-27 マトック ヴィカル リミテッド ポンプディスペンサ付き包装容器

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