JP3044156U

JP3044156U - ロープ等の操作による上下自在型ブラインド

Info

Publication number: JP3044156U
Application number: JP1997001065U
Authority: JP
Inventors: 光義笠原
Original assignee: 光義笠原
Priority date: 1997-01-20
Filing date: 1997-01-20
Publication date: 1997-12-16
Anticipated expiration: 2003-01-20

Abstract

(57)【要約】【目的】ロープでの操作による巻胴装置での昇降コード
の巻上げ巻下ろす方式のブラインドについて、上下自在
型として遮蔽機能と採光機能の双方を同時に満足させる
ことにある。【構成】スラットの傾動機構を収納した収納枠を上下に
昇降可能な移動枠（２）とし、その移動枠下方にはスラ
ットと最下部スラット（４）を連接し、又その移動枠上
部には、その移動枠とその下方のスラット及び最下部ス
ラット（４）を、昇降コードによって昇降を行わせる昇
降機構を収納して上部に固定する固定枠（１）を配置し
てその昇降機構として、ロープ（９、１０）又は電動機
（１３、１４）によって操作する巻胴装置（５ａ，５
ｂ、６ａ，６ｂ）をその固定枠（１）の中に収納して、
昇降コードにより、移動枠（２）を含むスラット（３、
４）の上部及び下部をそれぞれ上下に昇降可能とした上
下自在型ブラインド。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

遮蔽機能と採光機能の双方を同時に満足させることを追及した上下自在型ブラインドにおいて、そのスラットの昇降操作を容易且つ便利にすることにある。

【０００２】

【従来の技術】

実公平６−４２０７７及び実願７−０１４８４８の上下自在型ブラインドにおいてはブラインドのスラットの昇降コードの端を直接に操作紐として、手で引き又は戻すことでスラットの昇降を行うものであるが、この方式の場合その紐の操作に力を要し、又昇降操作の都度、その紐が長くなり又は短くなって上下することにより操作性に難点があった。又、ロープの操作による巻胴装置でスラットの昇降コードを巻上げ巻下ろす方式の従来のブラインドでは、上下自在型になってなく、したがってスラットの下方のみを上下に昇降させる方式のため、この場合ブラインドが追及しようとする遮蔽機能と採光機能の双方を同時に満足させることについては難点があった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は以上の難点について、スラット（３）とその上部の移動枠（２）の昇降コード（７ａ、７ｂ、８ａ、８ｂ）の昇降操作をよりやり易くすることと、又従来のロープでの操作による巻胴装置での昇降コードの巻上げ巻下ろす方式のブラインドについて、上下自在型とすることにより遮蔽機能と採光機能の双方を同時に満足させることにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

スラット（３）の昇降コード（７ａ、７ｂ、８ａ、８ｂ）の昇降機構とスラット（３）の傾動機構の傾動用回転軸（１２）とを別々の収納枠に収納する。つまり図１又は図２に示すように、スラット（３）の昇降コードの昇降機構については、ロープ（９、１０）又は電動機（１３、１４）での操作による巻胴装置（５ａ、５ｂ、６ａ、６ｂ）でスラットの昇降コード（７ａ、７ｂ、８ａ、８ｂ）を巻上げ巻下ろす方式として、ロープ（９、１０）又は電動機（１３、１４）及び巻胴装置（５ａ、５ｂ、６ａ、６ｂ）を昇降機構としてこれを収納枠（１）に収納して上部に固定する固定枠（１）とする。さらにその固定枠（１）の下方に、スラット（３）の傾動機構つまりスラット（３）の傾動用回転軸（１２）を収納した収納枠（２）を配置し、その収納枠（２）は上下に昇降可能とした移動枠（２）とする。その移動枠（２）の下方にスラット（３）を連接する。

【０００６】ついで移動枠（２）の上部に固定した昇降コード（７ａ、７ｂ）を固定枠（１）の内部に収納した巻胴装置（６ａ，６ｂ，）に導入してその巻胴部（１７）に固定し、ロープ（１０）又は電動機（１４）での操作により昇降コード（７ａ、７ｂ）を巻胴装置（６ａ，６ｂ，）の巻胴部（図３、図４、図５の１７）に巻上げ巻下ろすことにより移動枠（２）とその下部に連接したスラット及び最下部スラットの上下の昇降を可能とする。さらにその移動枠（２）の下方に連接したスラット（３）の最下部スラット（４）に固定した昇降コード（８ａ、８ｂ）をスラット（３）の両端に削孔した孔（２１）に挿通して上げ、さらに移動枠（２）の両端に削孔した孔（２２）に挿通して上げた昇降コード（８ａ、８ｂ）をさらに固定枠（１）の下部の孔（２３）に挿通してその固定枠（１）の内部に収納した巻胴装置（５ａ，５ｂ，）に導入してその巻胴装置（５ａ，５ｂ，）の巻胴部（１７）に固定し、ロープ（９）又は電動機（１３）での操作により昇降コード（８ａ、８ｂ）を巻胴装置（５ａ，５ｂ，）の巻胴部（１７）に巻き込み又は巻き戻すことによって移動枠とスラット（３）及び最下部スラット（４）の上下の昇降を可能とする。

【０００７】つまり、図３、図４、図５に示すように昇降コード（７ａ、７ｂ、８ａ、８ｂ）を巻胴装置（５ａ，５ｂ，６ａ、６ｂ）の巻胴部（１７）に固定し、この固定により昇降コードはその巻胴部の回転によって昇降コードは巻上げられ又は巻下ろされることになる。

【０００８】つまり巻胴装置の巻胴部は巻胴枠（１８）によって支えられ、更にその巻胴部はその巻胴部の内部に挿入された巻胴装置の可動軸（１６）の回転力によって巻胴枠の内側で巻胴部は回転させられながら巻胴部は巻胴枠との間に昇降コードを巻込み又は巻戻していくことになる。又この可動軸（１６）の回転力は、回転軸（１５）に装着した操作用ロープ（９、１０）又は操作用電動機（１３、１４）による回転装置（１９）の端部を、可動軸（１６）に挿入して回転させることにより操作することとなる。

【０００９】

【考案の構成】

図１、図２、図３、図４、図５に示すようにスラット（３）の傾動機構を収納した収納枠（２）を上下に昇降可能な移動枠（２）とし、更にその移動枠の下方にはスラット（３）と最下部スラット（４）を連接し、又その移動枠の上部に、その移動枠とその下方のスラット（３）及び最下部スラット（４）を昇降コードによって昇降を行わせる昇降機構を収納して上部に固定する固定枠としたその固定枠（１）を配置し、その昇降機構として操作用ロープ（９、１０）又は操作用電動機（１３、１４）によって操作する巻胴装置（５ａ，５ｂ、６ａ，６ｂ）をその固定枠（１）の中に収納する。

【００１０】即ちその移動枠（２）の上部に昇降コード（７ａ、７ｂ）の一端を固定し、その昇降コードの他端を操作用ロープ（１０）又は操作用電動機（１４）によって操作する巻胴装置（５ａ，５ｂ）を収納した固定枠（１）の中に導入して、巻胴装置（５ａ，５ｂ）の巻胴部（１７）に固定する。これにより操作用ロープ（１０）又は操作用電動機（１４）によって操作する巻胴装置（６ａ，６ｂ）はその巻胴装置（６ａ，６ｂ）の巻胴部（１７）に固定した昇降コード（８ａ、８ｂ）を巻き込み又は巻き戻すことにより移動枠（２）の昇降が可能となる。

【００１１】更に他方、最下部スラット（４）に昇降コード（８ａ、８ｂ）の一端を固定しその昇降コード（８ａ、８ｂ）の他端を最下部スラット（４）からその上部のスラット（３）の両端の孔（２１）に挿通し、更にそのスラット（３）の上部の移動枠（２）の両端の孔（２２）に挿通して、その移動枠（２）の上部に配置した昇降機構の操作用ロープ（９、）又は操作用電動機（１３、）によって操作する巻胴装置（５ａ，５ｂ）を巻胴装置（６ａ，６ｂ）と共に収納した同一の固定枠（１）の中に導入して、巻胴装置（５ａ，５ｂ）の巻胴部（１７）に固定する。

【００１２】これにより、操作用ロープ（９）又は操作用電動機（１３、）によって操作する巻胴装置（５ａ，５ｂ）は巻胴装置（５ａ，５ｂ）の巻胴部（１７）に固定した昇降コード（８ａ、８ｂ）を巻き込み又は巻き戻すことにより最下部スラット（４）やその上部のスラット（３）の昇降が可能となる。

【００１３】

【作用】

このように移動枠（２）及びその下方のスラット（３）及び最下部スラット（４）を上下に昇降させる昇降コード（７ａ、７ｂ、８ａ、８ｂ）を、ロープ又は電動機で操作する巻胴装置（５ａ，５ｂ，６ａ、６ｂ）の巻胴部（１７）に固定して、ロープ又は電動機で操作可能とすることで上下自在型ブラインドの上下の昇降操作が極めて容易になる。

【００１４】又従来のロープ又は電動機で操作する巻胴装置（５ａ，５ｂ，）の巻胴部（１７）に昇降コードを固定して行うブラインドについては、スラット（３）及び最下部スラット（４）の下部のみを上下に昇降させることができるのみで、上下自在型になっていなかったため遮蔽機能と採光機能を同時に満足させることができなかったが、このように上下自在型とすることで、その双方の機能を同時に満足させられることとなる。

【００１５】

【実施例】

最下部スラット（４）の両端からそれぞれ１センチ程度内側の箇所に昇降コード（８ａ、８ｂ）の一端を固定して、その上部のスラット（３）についてもそのスラット（３）の両端からそれぞれ１センチ程度内側の箇所に昇降コード（８ａ８ｂ）が挿通し得るように削孔（２１）し、そのスラット（３）の孔（２１）に昇降コード（８ａ、８ｂ）の他端を挿通し、更にその昇降コード（８ａ、８ｂ）の他端は、そのスラット（３）の上部に連接した移動枠（２）に、その移動枠（２）は上面及び下面共にその両端からそれぞれ１センチ程度内側の箇所に昇降コードが挿通し得るように削孔（２２）し、その削孔した箇所の孔（２２）に更にその昇降コード（８ａ、８ｂ）の他端を挿通して、更にその昇降コード（８ａ、８ｂ）の他端は、移動枠（２）の上部に、巻胴装置（５ａ，５ｂ，６ａ、６ｂ）収納して固定する固定枠を設置したその固定枠についても、その固定枠の両端からそれぞれ１センチ程度内側の下部の箇所に昇降コードが挿通し得るように削孔（２３）し、その削孔した孔（２３）の箇所に、その昇降コード（８ａ、８ｂ）の他端を挿通し導入して巻胴装置（５ａ，５ｂ，）の巻胴部（１７）に固定する

【００１６】又、移動枠（２）の上面及び下面に共に昇降コードが挿通し得るように削孔（２２）した箇所に近接した移動枠（２）内部の上面下部の箇所に昇降コード（７ａ、７ｂ）の一端を固定し、更にその昇降コード（７ａ、７ｂ）の他端は、その移動枠（２）の上面に削孔した孔（２２）の箇所から昇降コード（８ａ、８ｂ）と共に挿通して、その移動枠（２）の上部に、巻胴装置（５ａ，５ｂ，６ａ、６ｂ）を収納した固定枠の下面に削孔した孔（２３）の箇所に、その昇降コード（７ａ、７ｂ）の他端を、昇降コード（８ａ、８ｂ）と共に挿通してその固定枠（１）の中に導入し、その昇降コード（７ａ、７ｂ）の他端は更に巻胴装置（６ａ６ｂ）の巻胴部（１７）に固定する。更に巻胴装置（５ａ、５ｂ、６ａ、６ｂ）の巻胴部は回転軸（１５）に装着した回転装置にロープ又は電動機によって操作する。（図１、図２、図３、図４、図５参照）

【００１６】

【考案の効果】

上下自在型ブラインドの移動枠（２）以下のスラット（３、４）の上部及び下部の昇降操作でその昇降コード（７ａ、７ｂ、８ａ、８ｂ）の端を直接持って操作する場合、その紐の端を大きく引き寄せたり戻したりする必要が生じて、その紐が長くなり或いは短くなったりで操作上の難点があったが、本考案により、移動枠（２）以下のスラット（３、４）の上部及び下部の昇降コード（７ａ、７ｂ８ａ、８ｂ）をロープ（９、１０）又は電動機（１３、１４）によって操作する巻胴装置（５ａ、５ｂ、６ａ、６ｂ）の巻胴部（１７）に固定し、更にその巻胴装置（５ａ、５ｂ、６ａ、６ｂ）を移動枠（２）の上部に固定する固定枠（１）の中に共に収納して、そのロープ（９、１０）又は電動機（１３、１４）によって、巻胴装置（５ａ、５ｂ、６ａ、６ｂ）の巻胴部（１７）に固定した昇降コード（７ａ、７ｂ、８ａ、８ｂ）の昇降操作を行うことでその操作が極めて容易になったこと。

【００１７】又従来のロープ（９）又は電動機（１３）によって操作する巻胴装置を有するブラインドがスラットの下部のみを昇降コード（８ａ、８ｂ）で昇降させていたものを、そのスラット下部の昇降コード（８ａ、８ｂ）による昇降に加えて本考案によりスラットの傾動機構をスラットの昇降機構とは別の収納枠に収納し、これをスラットの上部に連接させてそのスラットと共に上下に昇降する移動枠（２）とし、その移動枠上部に昇降コード（７ａ、７ｂ）を固定し、その他端は移動枠（２）上部の固定枠（１）の中に収納したロープ（１０）又は電動機（１４）によって操作する巻胴装置（６ａ、６ｂ）の巻胴部に固定したことで、その移動枠以下のスラットの上部の昇降が可能となり、従来のスラットの下部の昇降に加えて、ブラインドのスラットを従来どうり窓面の上部に配置したり又は移動枠上部の昇降コードを巻き戻して緩めることによりスラットを窓面の下部に配置したり或いは移動枠上部の昇降コードを巻き戻して緩め、スラット下部の昇降コード巻き上げることによりスラットを窓面の中間に配置したり、そのスラットの配置の幅も移動枠上部の昇降コードとスラット下部の昇降コードをそれぞれ巻き上げたり又は巻き戻しによりスラットの幅も伸縮自在とすることが可能となり、このように上下自在型とすることにより、遮蔽機能と採光機能を同時に且つ極めて便利に満足させることができることになったことである。

【図面の簡単な説明】

【図１】ロープ操作式上下自在型ブラインドの正面図
（透視図）である。

【図２】電動操作式上下自在型ブラインドの正面図（透
視図）である。

【図３】ブラインドの昇降コード巻胴装置の平面図（透
視図）である。

【図４】ブラインドの昇降コード巻胴装置の底面図（透
視図）である。

【図５】ブラインドの昇降コード巻胴装置の斜視図（透
視図）である。

【符号の説明】

１、昇降コード巻胴装置を収納した固定枠２、スラット（ブラインド遮蔽板以下同じ）の傾動機構
を収納した移動枠３、スラット４、最下部スラット５ａ、昇降コード巻胴装置（右上段部）５ｂ、昇降コード巻胴装置（左上段部）６ａ、昇降コード巻胴装置（右下段部）６ｂ、昇降コード巻胴装置（左下段部）７ａ、移動枠の昇降コード（右側）７ｂ、移動枠の昇降コード（左側）８ａ、スラットの昇降コード（右側）８ｂ、スラットの昇降コード（左側）９、昇降コード巻胴装置（上段部）の操作用ロープ１０、昇降コード巻胴装置（下段部）の操作用ロープ１１、スラットの開閉用回転軸の操作紐１２、スラットの開閉用回転軸１３、昇降コード巻胴装置（上段部）の操作電動機１４、昇降コード巻胴装置（下段部）の操作電動機１５、昇降コード巻胴装置の可動軸の回転軸１６、昇降コード巻胴装置の可動軸１７、昇降コード巻胴装置の巻胴部１８、昇降コード巻胴装置の巻胴部の巻胴枠１９、昇降コード巻胴装置の操作用ロープの取り付け部
の回転軸２０、バネ２１、スラットの両端の昇降コード用の削孔穴２２、移動枠の両端の昇降コード用の削孔穴２３、固定枠の両端の下面の昇降コード用の削孔穴

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【手続補正書】

【提出日】平成９年７月７日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ブラインドのスラット（遮蔽板以下同じ）
（３）の昇降機構とそのスラットの傾動機構を分離して
別々の収納枠に収納し、そのうちのスラットの昇降機構
を収納した収納枠は上部に固定する固定枠（１）とし、
他方のスラットの傾動機構を収納した収納枠はスラット
（３）の上部にそのスラット（３）に連接して配置しそ
のスラットと共に上下に昇降可能な移動枠（２）とし
て、その固定枠（１）の下方に配置して、その移動枠
（２）とその下部に連接して配置したスラット（３）は
その移動枠（２）とスラット（３）共にその両端に昇降
コードを挿通する孔（２１、２２）を削孔して、最下部
スラット（４）の両端に各々昇降コード（８ａ、８ｂ）
の一端を固定しその各昇降コード（８ａ、８ｂ）の他端
をスラット及び移動枠の両端に削孔したその孔（２１、
２２）にそれぞれ挿通し、更にその移動枠の上部に配置
してスラット（３）の昇降機構を収納した固定枠（１）
に、その固定枠の両端に削孔した孔（２３）からその固
定枠の中にその各昇降コードの他端を導入し、その固定
枠（１）の中の昇降機構であるロープ（９）によって操
作する巻胴装置（５ａ，５ｂ，）の巻胴部（１７）にそ
れぞれ固定する。又他方その移動枠（２）の両端の上部
にそれぞれ昇降コード（７ａ、７ｂ）の一端を固定し、
その昇降コード（７ａ、７ｂ）のそれぞれの他端を、そ
の移動枠（２）の上部に配置してスラットの昇降機構を
収納した固定枠（１）に、その固定枠（１）の両端の下
部に削孔した孔（２３）からその固定枠（１）の中に昇
降コード（８ａ、８ｂ）と同様に且つ同一の固定枠
（１）の中にそのそれぞれの昇降コード（７ａ、７ｂ）
の他端を導入して、その固定枠（１）の中の昇降機構で
あるロープ（１０）によって操作する巻胴装置（６ａ，
６ｂ）の巻胴部（１７）に固定する。このようにして移
動枠（２）とその下部に連接したスラット（３）につい
て、移動枠（２）の上部とその最下部スラット（４）の
下部をそれぞれ昇降コードによって上下に昇降可能とし
たことを特徴とするロープ（９、１０）によって操作す
る巻胴装置（５ａ、５ｂ、６ａ，６ｂ）を有する上下自
在型ブラインド。
【請求項２】ブラインドのスラット（遮蔽板以下同じ）
（３）の昇降機構とそのスラットの傾動機構を分離して
別々の収納枠に収納し、そのうちのスラットの昇降機構
を収納した収納枠は上部に固定する固定枠（１）とし、
他方のスラットの傾動機構を収納した収納枠はスラット
（３）の上部にそのスラット（３）に連接して配置しそ
のスラットと共に上下に昇降可能な移動枠（２）とし
て、その固定枠（１）の下方に配置して、その移動枠
（２）とその下部に連接して配置したスラット（３）は
その移動枠（２）とスラット（３）共にその両端に昇降
コードを挿通する孔（２１、２２）を削孔して、最下部
スラット（４）の両端に各々昇降コード（８ａ、８ｂ）
の一端を固定しその各昇降コード（８ａ、８ｂ）の他端
をスラット及び移動枠の両端に削孔したその孔（２１、
２２）にそれぞれ挿通し、更にその移動枠の上部に配置
してスラット（３）の昇降機構を収納した固定枠（１）
に、その固定枠の両端の下部に削孔した孔（２３）から
その固定枠の中にその各昇降コードの他端を導入し、そ
の固定枠（１）の中の昇降機構である電動機（１３）に
よって操作する巻胴装置（５ａ，５ｂ，）の巻胴部（１
７）にそれぞれ固定する又他方その移動枠（２）の両端
の上部にそれぞれ昇降コード（７ａ、７ｂ）の一端を固
定し、その昇降コード（７ａ、７ｂ）のそれぞれの他端
を、その移動枠（２）の上部に配置してスラットの昇降
機構を収納した固定枠（１）に、その固定枠（１）の両
端下部に削孔した孔（２３）からその固定枠（１）の中
に昇降コード（８ａ、８ｂ）と同様に且つ同一の固定枠
（１）の中にそのそれぞれの昇降コード（７ａ、７ｂ）
の他端を導入して、その固定枠（１）の中の昇降機構で
ある電動機（１４）によって操作する巻胴装置（６ａ，
６ｂ）の巻胴部（１７）に固定する。このようにして移
動枠（２）とその下部に連接したスラット（３）につい
て、移動枠（２）の上部とその最下部スラット（４）の
下部をそれぞれ昇降コードによって上下に昇降可能とし
たことを特徴とする電動機（１３、１４）によって操作
する巻胴装置（５ａ、５ｂ、６ａ，６ｂ）を有する上下
自在型ブラインド。