JP3043966U - レミコン及びコンクリートブロック - Google Patents

レミコン及びコンクリートブロック

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JP3043966U
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remicon
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concrete block
sand
waste tires
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富貴 安
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富貴 安
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    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00—Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃タイヤを有効利用して建築資材を安価に提
供する。 【枚決手段】 廃タイヤの粗大粉砕物（直径３ｃｍ内
外）を砂利代用の骨材として含有することを特徴とする
レミコン、並びに廃タイヤの微細粉砕物（直径３〜５ｍ
ｍ内外）を砂代用物としてセメント及び砂のモルタルに
混合してなるコンクリートブロック。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は廃棄物を利用した建築資材に関し、特に廃タイヤの粉砕物を骨材とし て利用したレミコン（レディ−ミクストコンクリート）及びコンクリートブロッ クに関する。
【０００２】
【従来の技術並びに考案が解決しようとする課題】
近年、環境保全の観点から、廃タイヤの有効利用が望まれている。本考案もこ の点に立脚してなされたものである。
【０００３】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、本考案に係る、 （１）廃タイヤの粗大粉砕物（直径３ｃｍ内外）を砂利代用の骨材として含有す ることを特徴とするレミコン、並びに、 （２）廃タイヤの微細粉砕物（直径３〜５ｍｍ内外）を砂代用物としてセメント 及び砂のモルタルに混合してなるコンクリートブロック により解決される。
【０００４】
【考案の実施の形態】
以下、本考案のレミコン及びコンクリートブロックに関して詳細に説明する。 本考案のレミコン及びコンクリートブロックは、廃タイヤの粉砕物を骨材とし て利用するものである。 骨材となる粉砕物は、収集された廃タイヤを切断・破砕し、ブレカー、カーカ ス部分等の鉄線を除去した後、更に粉砕して得られる。 そして、粉砕された廃タイヤの断片をふるいを用いて直径３ｃｍ程のものと直 径３〜５ｍｍ程のものとを分級し、直径３ｃｍ程のものを砂利代用の骨材として レミコンに配合し、一方直径３〜５ｍｍ程のものを砂代用としてセメント及び砂 と共に配合してコンクリートブロックとする。 本考案によるレミコン及びコンクリートブロックは、断熱性、防水性、耐衝撃 性、耐振動性、伸縮性を有し、しかも軽量である。また、廃タイヤを利用するた め、極めて安価に製造することができる、
【０００５】
【実施例】
本考案の適宜な実施例を、図面を参照して詳細に説明する。 実施例１ 図１に示すように、砂利代用の直径３ｃｍ程の廃タイヤ粉砕物１をセメントモ ルタル２に配合してレミコンとし、地面３の道路舗装に使用する。このようなレ ミコンは、防水、防振、耐磨耗性を発現するようになる。
【０００６】 実施例２ 砂代用の直径３〜５ｍｍ程に粉砕された廃タイヤ粉砕物１′をセメント及び若 干の砂と混合し、水と配合して煉瓦型ブロック５を製造する。 この実施例より製造したブロック５の圧縮強度、吸水率、単位当重量に関する 試験結果を表１に示す。
【０００７】
【表１】
【０００８】 実施例３ 図３は本考案の中空部のあるブロックの一部切欠斜視図である。 実施例２のように製造して中空部４のあるブロック６が得られる。
【０００９】
【考案の効果】 以上の通り、本考案によれば、廃タイヤを切断・破砕・粉砕して骨材として利 用して、レミコン及びコンクリートブロック等のセメント混合建築資材を提供す ることができ、道路舗装用レミコン、防音性・防振性・防水性・断熱性・耐衝撃 性、伸縮性を有し、軽量の建築用ブロック、障壁用ブロック、及び路管等に有用 に用いられる効果があるのみならず、処置困難な廃棄物である廃タイヤを無くす ことにより、環境保全にも寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の実施例によるレミコン利用を示す断面
図。
【図２】本考案の実施例によるブロック利用を示す斜視
図。
【図３】本考案の実施例による中空部のあるブロックの
一部切欠斜視図。
【符号の説明】
１ 廃タイヤの断片 ２ セメントモルタル（砂＋セメント） ３ 地面 ４ 中空部 ５ 煉瓦型ブロック ６ ブロック

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 廃タイヤの粗大粉砕物（直径３ｃｍ内
    外）を砂利代用の骨材として含有することを特徴とする
    レミコン。
  2. 【請求項２】 廃タイヤの微細粉砕物（直径３〜５ｍｍ
    内外）を砂代用物としてセメント及び砂のモルタルに混
    合してなるコンクリートブロック。
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