JP3043767B2 - エコーキャンセル方式及びエコーキャンセラ - Google Patents

エコーキャンセル方式及びエコーキャンセラ

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、2線ケ−ブルを用いて双方向にデ−タ伝送
を行うトランシ−バ等に採用されるエコ−キャンセル方
式及びエコ−キャンセラに関するものである。
(従来の技術) 近年、ネットワークにおけるディジタル化の伸展に伴
い、既存のメタリック加入者線や構内網を用いてデータ
伝送を行う2線双方向データ伝送用トランシーバの必要
正が増大してきた。
このような状況下、電気通信の国際標準の審議するCC
ITTでは、ISDN(Integrated Service Digital Networ
k)と呼ばれる国際的なディジタル網の構築を目指して
その標準化作業が進められており、中でも、64kbpsを2
チャンネル、16kbpsを1チャンネル有し、144kbpsのデ
ータ伝送を行うベーシックアクセスと呼ばれる伝送手段
が最も基本的なものとして勧告化あるいは勧告を目指し
た作業が進められている。
尚、このベーシックアクセスは、従来のアナログ網に
あっては、第2図に示すように、公衆網から家庭内の電
話器に至る加入者線(電話線)1に相当するものであ
る。
一方、ISDNにおいてのディジタル伝送も、やはりこの
加入者を用いて行う訳であるが、現状においてメタリッ
ク2線ケ−ブルによる加入者線は既にその数が膨大なも
のとなっており、ディジタル加入者線用として新たに改
選を敷設するのは非常に大変な作業となる。
このことから、最近では、既存のアナログ回線を用い
てディジタル信号伝送を行う2線敷双方向データ伝送技
術の研究、開発が盛んに行われている。
次にこの2線式双方向データ伝送の原理を説明する。
この方式では、2千のメタリックワイヤにそれぞれ上り
と下りの信号を乗せることにより双方向のデータ伝送を
行う。すなわち、ここで上りと下りの信号は、ハイブリ
ッド回路と呼ばれる方向性結合器により送受信をそれぞ
れ分離している。
しかしながら、このようなメタリック2千ケ−ブルを
用いたデ−タ伝送方式では、ハイブリッド回路と回線と
の間のインピーダンス不整合により送信信号が受信側に
漏れてエコーが発生し、このエコーが本来受信すべき信
号と重なってデータ伝送のエラーを招く原因の一つとな
っていた。
このような事情に鑑みて、これまで次のような2通り
の方式が確立されている。
その一つは、第3図に示すTCM方式(Time Compressio
n Multiplex)である。これは通称ピンポン方式と呼ば
れるもので、伝送路2上において上りと下りの信号をそ
れぞれ時分割で交互に送り合うようにしたものである。
もう一つは、第4図に示すEC方式(Echo Canceller)
である。この方式は、ハイブリッド回路3における2線
/2線変換点で発生するエコーの量を推定し、これを打ち
消すような信号を疑似エコ−として発生して、エコ−の
重畳された受信信号から疑似エコー信号を差し引くとい
ったものである。
これらの中で、EC方式は、伝送路4のビットレ−トを
TCM方式の1/2〜1/4に下げることができるため、帯域も1
/2〜1/4に下げることができる。したがってサンプル間
隔がTCM方式の2倍以上になり、高度の信号処理の導入
が容易になるといった利点がある。さらに、4値信号等
を用いると帯域がTCM方式の1/4になり、漏話の点でも遊
離になるといった利点があるため、世界的に広く用いら
れている。
以下、このエコ−キャンセル方式を採用した双方向デ
ータ伝送用トランシ−バについて第5図を用いて説明す
る。
同図において、X(z)(但し、z=EXP(2πj×f
/fs)fs;サンプリング周波数、f;周波数)なる特性を有
する送信信号は、ドライバ501およびハイブリッド回路5
02を介して、 なる特性を有する伝送路503に送出されるとともに、そ
の一部が受信側に漏れて、これがエコ−Y(z)とな
る。
一方、遠隔からの特性S(z)なる信号は、特性 を有する伝送路503を介して、ハイブリッド回路402に入
力され、レシ−バ504を介して特性R(z)なる受信信
号となる。
この受信信号R(z)は、上述のエコ−Y(z)を含
んでいるため、 となる。正し、H(z)はハイブリッド回路502におけ
るエコーパス特性である。
従来のトランシ−バでは、この受信信号R(z)から
次のような処理を行うことにより、特性(z)なる再
生信号を得る。
まず 回路505で受信信号R(z)を入力し、伝送路503の高域
減衰特性である 特性による高域の減衰や回線のフラット減衰を補償す
る。
ここで、伝送路503の特性 を、 と考え、F(z)を伝送路503の 特性、B(z)を 以外の伝送路503の特性(例えばブリッジタップによる
特性)とすると、 回路505では、 なる特性のハイパスフィルタを実現し、これにより高域
補償を行う。したがって、 回路505の出力R′(z)は、 と表すことができる。
なお、 回路505の特性F-1(z)は、ピ−ク値検出回路506にお
いて、エコ−打消し後の受信し号R′(z)のピ−クレ
ベルを検出することにより決定される。
この 回路505で高域減衰特性の補償を終えた信号は、次に第
1の適応フィルタ507および第1の減算器508からなるエ
コーキャンセラ部に入力される。
このエコ−キャンセラ部では、まず適応フィルタ507
において、 回路505の周波数特性を含んだ全体のエコ−パス特性
(z)を推定する。そしてこの推定特性(z)を有す
る第1の適応フィルタ507に送信信号X(z)を通すこ
とにより疑似エコ−を生成し、これを第1の減算器50
8に入力する。
第1の減算器508では、次式の如くエコ−Y(z)の
重畳された受信信号R′(z)から疑似エコ−を差し
引き、その残差信号E(z)を得る。
E(z)=R′(z)−(z)X(z) …(5) ここで、推定特性(z)が、下式のように 回路505の特性も含んだ全体のエコ−パス特性と近似す
る場合、 残差信号E(z)は、 となる。これによりエコ−を含まない受信信号を得るこ
とができる。
判定帰還型等化器を構成する判定器509および第2の
適応フィルタ510は、上記残差信号E(z)からブリッ
ジタップによる歪成分B(z)を除去する。
すなわち、判定器509から出力される遠端信号S
(z)の推定値である特性(z)なる判定結果は、−
1+(z)なる特性を有する第2の適応フィルタ510
を介して第2の減算器511に入力される。そしてこの減
算器511において、次式の演算が行われる。
ここで、第2の適応フィルタ510の近似状態が良く判
定器509の判定結果が正しいと仮定して、 とすると、(8)式からE′(z)は、 となり、これで正しく受信信号が再生されたことにな
る。
なお、各適応フィルタ507、510における推定動作は、
下式のように、それぞれ第3の減算器512の減算結果で
ある判定器509の出力(z)と第2の減算器511の出力
E′(z)との判定誤差信号D(z)が最小になるよう
学習を行うことによりなされる。
D(z)=E′(z)−(z) …(11) 以上が従来の一般的なエコ−キャンセル方式を用いた
2線式双方向デ−タ伝送用トランシ−バの原理である。
ところで、このようなエコ−キャンセル方式では次の
ような課題が残されている。
すなわち、上述のエコ−キャンセル方式では、ハイブ
リッド回路502におけるエコ−パス特性H(z)と 回路505の周波数特性F-1(z)とを結合した特性に対
し、推定特性(z)が、 (z)=F-1(z)H(z) …(12) なるときに完全にエコ−を打消すことができる。
ところで、ここで、 回路505の推定特性(z)を考えると、 回路505の周波数特性F-1(z)は受信信号のピ−クレベ
ルにより決まるものであるため、エコ−キャンセラの学
習開始前に、(z)とF-1(z)とが近似していない
状態が発生し得る。例えば、エコ−キャンセラの収束後
にはじめて受信信号が得られる場合や送信信号と受信信
号が同時に存在する場合がこの状態にあてはまる。した
がって、この場合、エコ−キャンセラの収束途中あるい
は収束後に 回路505の周波数特性F-1(z)が変化する恐れがある。
いま、エコ−キャンンセルがA -1(z)なる特性の 回路505において収束し、 (z)=A -1(z)H(z) …(13) であったときに、 回路505の特性がA -1 (z)からB -1(z)に変化したとすると、この
変化時点で残差信号E(z)は、 E(z)=(H(z)B -1(z)−H(z)A -1 (z))X(z)+B(z)S(z) =(B -1(Z)−A -1(z)) H(z)X(z)+B(z)S(z) …(14) となり、 回路505の特性の変化により(B -1(Z)−
A -1(z)-1)H(z)X(z)なる値分だけ、エコ−
の打消性能が劣化することになる。
したがって、このような場合、 回路505の特性が変化する毎に、一旦収束したエコ−キ
ャンセラにおいて再度の学習が発生し、収束速度が大幅
に低下するという問題が発生する。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来からのエコ−キャンセル方式では、
可変フィルタである 回路の周波数特性が変化する毎に、エコ−キャンセラの
主要部である適応フィルタにおいて再度の学習が生じる
ので、特に可変フィルタの特性変更直後におけるエコ−
打消し性能が劣化するという問題があった。
本発明はこのような課題を解決するためのもので、可
変フィルタの周波数特性の変化に応じて、速やかに適応
フィルタにおける推定特性を修正して、可変フィルタの
特性変更直後におけるエコ−打消し性能の低下を防止す
ることのできるエコ−キャンセル方式およびエコ−キャ
ンセラの提供を目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明のエーコーキャンセル方式は上記の目的を達成
するために、反響路のエコーパス特性を推定して、その
推定特性と前記反響路への入力信号とから疑似エコーを
生成し、この疑似エコーで前記反響路に発生したエコー
を打消すエコーキャンセル方式において、前記反響路に
挿入された既知の可変周波数特性を有する可変フィルタ
の特性が変更されたとき、前記可変フィルタの変更前後
の特性により決まる予め記憶された補正値に基づき、前
記推定特性を修正することを特徴としている。
また、本発明のエコーキャンセルは上記の目的を達成
するために、反響路既知の可変周波数特性を有する可変
フィルタが挿入されてなるエコーキャンセラであって、
前記反響路のエコーパス特性を推定して、その推定特性
と前記反響路への入力信号とから疑似エコーを生成する
適応フィルタと、前記反響路に発生したエコーを前記適
応フィルタにより生成された疑似エコーで減算し打消す
減算手段と、前記可変フィルタの特性が変更されたと
き、前記可変フィルタの変更前後の特性により決まる予
め記憶された補正値に基づき、前記推定特性を修正する
推定特性修正手段とを具備することを特徴としている。
(作 用) 本発明では、可変フィルタの周波数特性が変更された
とき、適応フィルタにおける推定エコ−パス特性を、可
変フィルタの変更前後の周波数特性に基づいて修正す
る。
例えば、第6図に示すように、時刻kにおいて、エコ
−キャンセラがA -1(z)なる性の可変フィルタであ
回路601で収束し、この時点の適応フィルタ602の特性
(z)が、 (z)=H(z)A -1(z) …(15) になっていたとする。
この後、時刻k+1で、 回路601の特性がB -1(z)に変更されると、適応フィ
ルタ602の特性は次のように修正されて、開当たな特性
(z)を得る。
したがって、(15)式、(16)式より、 (z)=B-1(z)H(z) …(17) となる。
したがって、この発明によれば、可変フィルタの周波
数特性の変化に応じて、速やかに適応フィルタにおける
推定特性を修正して、可変フィルタの特性変更直後にお
ける性能の低下を防止することができる。
なお、上記(16)式の処理は、第7図に示すように、 回路の周波数特性の変化時点で、(16)式の特性を有す
るIIR型フィルタ701に(z)を通すことにより実現
される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明に係る一実施例のエコ−キャンセラを
採用した2線式双方向データ伝送用トランシーバの構成
を示すブロック図である。
同図において、送信信号xは、ドライバ101、ハイブ
リッド回路102を介して伝送路103に送出される。また、
受信信号sはハイブリッド回路102、レシ−バ104を介し
回路105に入力される。
回路105の周波数特性F-1(z)は、ピ−ク値検出回路10
6において、エコ−除去後の受信信号eからそのピ−ク
値の検出を行うことにより決定される。そしてこの 回路105は、受信信号rに、ピ−ク値検出回路106で決定
されたF-1(z)なる利得周波数特性を与えることによ
り、伝送路103の高域減衰特性を補償する。
この 回路105は、具体的には、第8図に示すIIR型フィルタで
実現できる。すなわち、ピ−ク値検出回路106により受
信信号eのピ−ク値jが検出されると、係数ROM801か
ら、これに対応したフィルタ係数Aij、Bij、Cij、Dijが
選択されることにより、IIR型フィルタにおける特性が
決まる。
この 回路105により高域減衰特性の補償が行われた信号は、
次に第1の適応フィルタ107および第1の減算決108から
なるエコ−キャンセラ部に入力される。
このエコ−キャンセラ部では、適応フィルタ107にお
いて、送信信号xと後述する判定誤差信号dより、 回路105の周波数特性を含んだ全体のエコ−パス特性
(z)を推定する。そして、この推定エコ−パス特性
(z)を有する第1の適応フィルタ107に送信信号xを
通すことにより疑似エコ−を生成し、これを第1の減
算器108に入力する。
なお、この適応フィルタ107は、具体的には、第9図
に示す適応FIRフィルタで実現できる。すなわち、入力
信号x(k)が、シフトレジスタ9011〜901Nにおいてサ
ンプル毎にシフトされ、それぞれの信号について乗算器
9021〜902N、アキュムレ−タ903からなる積和演算回路
で講話演算を行うことで、疑似エコ−が生成される。
また、ここでタップ係数は、公知の最急降下
法等により、判定誤差信号dが最小になるよう学習を行
うことにより求められる。すなわち、同図中、904はタ
ップ係数を記憶するメモリであり、このメモ
リ904に記憶された内容は、加算器905において更新デ−
タを加算することで修正される。この更新デ−タは、判
定誤差信号dから符号を除いてこれに定数を掛け合せた
値と、シフトレジスタ9011〜901Nの出力X(k+i)と
を乗算器906で掛け合せたものである。
第1の減算器108は、第1の適応フィルタ107から出力
された疑似エコ−と 回路105の出力r′との減算を行い、その結果を残差信
号eとして出力する。
判定帰還型等化器を構成する判定器109および第2の
適応フィルタ110は、伝送路103でのブリッジタップによ
る信号の歪成分を除去する。すなわち、受信信号の歪を
判定する判定器109の出力は、第2の適応フィルタ110
に入力されることにより、この適応フィルタ110から歪
を等化するための信号が出力される。
そして、適応フィルタ110からの信号は、第2の減
算器111において、第1の減算器108の残差信号eと差し
引かれることにより、エコ−除去後の受信信号から歪成
分が除去される。
なお、上述の各適応フィルタ107、110における推定動
作は、それぞれ第3の減算器112において、判定器109の
出力と第2の減算器111の出力信号e′とを減算した
結果(判定誤差信号)dが最小になるよう学習を行うこ
とによりなされる。
さて、この実施例のエコ−キャンセラでは、 回路105における周波数特性の変更に応じて、第1の適
応フィルタ107の推定特性であるタップ係数を変換する
タップ係数変換部113を備えたことを特徴としている。
すなわち、このタップ係数変換部113では、 回路105の周波数特性がA -1(z)からB -1(z)に
変化したときに、 なる特性のフィルタに、適応フィルタ107のタップ係数
を通すことにより実現できる。
このタップ係数変換部113を構成するフィルタは、例
えば、第8図に示し 回路105を構成するIIR型フィルタで実現することができ
る。この場合は、係数ROM801に(18)式に示したG
(z)なる特性を記憶しておき、 係数の変化前と変化後のピ−ク値検出値よりROMから係
数を選択してIIRフィルタで用いる。
なお、第8図には、IIR型フィルタとしてよく知られ
た2次のハイカットフィルタを例示したが、G(z)の
特性が複雑な場合は、このフィルタをカスケ−ド接続し
て用いればよい。
かくしてこの実施例のエコ−キャンセラによれば、 回路105における周波数特性の変更による全体的なエコ
−パス特性の変動に対し、 回路105の変更前後の周波数特性を用いた単純な計算式
を用いて第1の適応フィルタ107の推定特性を修正する
ことにより、 回路105の特性変更直後のエコ−打消し性能を劣化させ
るなく、速やかに第1の適応フィルタ107の推定特性を
適切な値に修正することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明のエコ−キャンセル方式お
よびエコ−キャンセラによれば、可変フィルタの特性が
変化しても、これに応じて速やかに適応フィルタにおけ
る推定特性を修正して、可変フィルタの変動直後におけ
るエコ−打消し性能の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例のエコ−キャンセラを採
用した2線式双方向データ伝送用トランシーバの構成を
示すブロック図、第2図は従来からのISDNにおける加入
者線伝送の概要を説明するための図、第3図はTCM方式
を説明するための図、第4図はEC方式を説明するための
図、第5図は従来のエコ−キャンセラを採用した2線式
双方向データ伝送用トランシーバの構成を示すブロック
図、第6図および第7図はそれぞれ本発明の原理を説明
するためのブロック図、第8図は 回路の実施例を示すブロック図、第9図は第1の適応フ
ィルタの実現例を示すブロック図である。 102……ハイブリッド回路、103……伝送路、 106……ピ−ク値検出回路、107……第1の適応フィル
タ、108……第1の減算器、113……タップ係数変換部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 武史 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会 社東芝柳町工場内 (56)参考文献 特開 昭60−22833(JP,A) 特開 平2−92027(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/76 - 3/44 H04B 3/50 - 3/60 H04B 7/005 - 7/015

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反響路のエコーパス特性を推定して、その
    推定特性と前記反響路への入力信号とから疑似エコーを
    生成し、この疑似エコーで前記反響路に発生したエコー
    を打消すエコーキャンセル方式において、 前記反響路に挿入された既知の可変周波数特性を有する
    可変フィルタの特性が変更されたとき、前記可変フィル
    タの変更前後の特性により決まる予め記憶された補正値
    に基づき、前記推定特性を修正することを特徴とするエ
    コーキャンセル方式。
  2. 【請求項2】反響路既知の可変周波数特性を有する可変
    フィルタが挿入されてなるエコーキャンセラであって、 前記反響路のエコーパス特性を推定して、その推定特性
    と前記反響路への入力信号とから疑似エコーを生成する
    適応フィルタと、 前記反響路に発生したエコーを前記適応フィルタにより
    生成された疑似エコーで減算し打消す減算手段と、 前記可変フィルタの特性が変更されたとき、前記可変フ
    ィルタの変更前後の特性により決まる予め記憶された補
    正値に基づき、前記推定特性を修正する推定特性修正手
    段と を具備することを特徴とするエコーキャンセル。
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