JP3043660U - 散水機能をもつ小割機 - Google Patents

散水機能をもつ小割機

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JP3043660U
JP3043660U JP1997005426U JP542697U JP3043660U JP 3043660 U JP3043660 U JP 3043660U JP 1997005426 U JP1997005426 U JP 1997005426U JP 542697 U JP542697 U JP 542697U JP 3043660 U JP3043660 U JP 3043660U
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JP
Japan
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water
movable jaw
frame
conduit
dust
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JP1997005426U
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Inventor
昭雄 堀之内
恒 森田
Original Assignee
株式会社堀之内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建造物解体において粉塵公害の防止及び固形
物との衝突による散水機能の破損を防ぐことを目的とし
て圧砕箇所及びその周辺に散水を行う。 【解決手段】 小割機は固定顎1と可動顎2から構成さ
れ、固定顎1のフレーム3に導管6を備えるプレート5
を設けることで小割機の内側から散水を行うことが出来
る。また、可動顎2の上部に長方形の凸状ガイド11を
設けることにより、小割り作業以外でも可動顎2の上下
の開閉による水が当たるガイド11の角度の変化で作業
地点の周囲に拡散させることができ、塵、粉塵が舞うの
を防ぐことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、建造物解体において粉塵公害の防止及び小割機の冷却を目的として 圧砕箇所及びその周辺に有効に散水が行える事とした散水機能をもつ小割機に関 する。
【0002】
【従来の枝術】
建造物の破壊の際に出るコンクリートを小割機を用いて圧砕したときに塵、粉 塵が発生する。その塵、粉塵が空間中に舞うことを防ぐため、コンクリートまた は小割機に散水者がホースによる散水を行なう。しかし、散水者のホースによる 散水では時として建造物及び重機に近づき作業を行えば、作業中の重機との接触 事故が発生する危険がある。
【0003】 圧砕機や小割機の本体にノズルを付け散水用の配管に水を通して、ノズルから 散水を行う。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
散水者の遠距離からの高圧水による散水では、重機が小割りする作業地点に高 圧水を散水することが困難となり水が届かず塵、粉塵が空間中に舞うことになる 。
【0005】 そこで、小割機を用いて作業するとき散水者の危険性を減らし塵、粉塵の発生 の防止する。また、従来の技術では圧砕機の爪付近にノズルを付け散水を行って いると、ノズルは突出しており固形物との衝突でノズルは損傷、破損してしまい 修理、交換の必要があるといった不都合が生じる。
【0006】 そして、小割機の内部に散水機能をもつノズルを備えていても、小割機内部の 小割り作業中の固形物と小割機本体にしか散水できない。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するために、突出したノズルを用いることなく小割機の固 定顎のフレームに水が通る機能を有する導管を備えた金属製のプレートを設け直 接小割機から破壊する固形物に水を散水する。
【0008】 固定顎のフレームに備えたプレートからの水を可動顎の上面に設けた長方形の 凸状ガイド部分に当てることにより周囲に拡散させる。
【0009】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1に全体の斜視図を示す。小割 機は固定顎1と可動顎2から構成され、固定顎1はフレーム3で構成されている 。外部からポンプ等用いて散水用水を送り給水ホース4を流れ小割機の固定顎1 の内部を給水ホース4が通っている。
【0010】 図2は本考案を装備した固定顎の底面図を示しており、散水用水は給水ホース 4から固定顎1のフレーム3に水が通る導管を備える給水口7を流れプレート5 、5’内部に流れ込み散水口8から水が散水される。散水口8から散水された水 は、図1の可動顎2の上面に長方形の凸状ガイド11を設けることにより、小割 り作業をしないときでも可動顎2の上下の開閉による水が当たるガイド11の角 度の変化で作業地点の周囲に拡散させることができ、塵、粉塵が舞うのを防ぐこ とができる。
【0011】 図3はフレーム切断図を示す。金属製のプレート5、5’の片面に半楕円状の 溝を設け、フレーム3の方も溝を設けて合わせて水が流れる導管6とする。プレ ート5、5’とフレーム3はボルトや溶接により固着され取り付けられる。また 、図3のように隙間から水の流出、圧力の低下を防ぐためプレート5とフレーム 3を取り付ける際にパッキン10を用いている。
【0012】 図4はプレート左側面図を示す。給水ホース4から水を供給し、給水口7から 水が流れ導管6を通じて散水口8から水が散水される。固形物を小割りする際に 散水口8の散水部から導管6への異物の浸入を防ぐとともに散水口8が固形物と の接触の衝撃に耐えられるように強度が上げられるために散水口8内部には板を 交差させた異物防止板9を設けている。
【0013】
【考案の効果】
散水者が重機及び建造物に近づかなくても小割機からの散水が容易となり、散 水者と重機との接触事故を起こす危険も無くなり、コンクリートを小割り作業中 又は作業以外の時でも散水が出来るため塵、粉塵の発生を防ぐ事が出来る。
【0014】 また、ノズルを突出させることなく導管を形成するプレートを用いることによ り固形物との衝突による破損が無くなり、散水口や導管の詰まりによる修理、点 検の作業時間に取られることなく工期の短縮化、散水者の省人化が計られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す全体斜視図である。
【図2】本考案を装備した固定顎の底面図である。
【図3】本考案を装備したフレーム断面図である。
【図4】本考案のプレート左側面図である。
【符号の説明】 1 固定顎 2 可動顎 3 フレーム 4 給水ホース 5、5’ プレート 6 導管 7 給水口 8 散水口 9 異物防止板 10 パッキン 11 ガイド

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小割機固定顎のフレームの一部と付属の
    板とに溝を設け、これらを固着することにより導管用溝
    を形成し水を通す機能をもつ散水用機能をもつ小割機。
  2. 【請求項2】 小割機可動顎の上面に長方形の凸状ガイ
    ドを設けたことを特徴とする散水機能をもつ小割機。
JP1997005426U 1997-05-21 1997-05-21 散水機能をもつ小割機 Expired - Lifetime JP3043660U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05179820A (ja) * 1991-12-27 1993-07-20 Hitachi Constr Mach Co Ltd 圧砕作業機
JPH0972109A (ja) * 1995-09-01 1997-03-18 Okada Aiyon Kk 破砕機用の散水方法と装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05179820A (ja) * 1991-12-27 1993-07-20 Hitachi Constr Mach Co Ltd 圧砕作業機
JPH0972109A (ja) * 1995-09-01 1997-03-18 Okada Aiyon Kk 破砕機用の散水方法と装置

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