JP3043626B2 - 水性エマルジョン、該水性エマルジョンの製法、該水性エマルジョンから得られた加硫ゴム、織物支持体の被覆方法及び被覆された織物支持体 - Google Patents

水性エマルジョン、該水性エマルジョンの製法、該水性エマルジョンから得られた加硫ゴム、織物支持体の被覆方法及び被覆された織物支持体

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JP3043626B2 JP8202173A JP20217396A JP3043626B2 JP 3043626 B2 JP3043626 B2 JP 3043626B2 JP 8202173 A JP8202173 A JP 8202173A JP 20217396 A JP20217396 A JP 20217396A JP 3043626 B2 JP3043626 B2 JP 3043626B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性エマルジョ
ン、該水性エマルジョンの製法、該水性エマルジョンの
使用下で製造可能である塊状物、この種の水性エマルジ
ョンの使用下での有機繊維の被覆方法及び該水性エマル
ジョンで被覆された織物支持体に関する。
【0002】
【従来の技術】欧州特許出願公開第508372号明細
書には、エアバッグの被覆に使用される、有機溶剤中の
シリコーン樹脂不含の、ラジカル架橋されたオルガノポ
リシロキサン組成物が記載されている。米国特許第52
08097号明細書には、エアバッグの被覆に使用され
る、有機溶剤中のシリコーン樹脂不含の、付加架橋され
たオルガノポリシロキサン組成物が記載されており、こ
の場合、該オルガノポリシロキサンは、特定の分子量分
布の範囲内になければならない。欧州特許出願公開第5
52983号明細書には、エアバッグの被覆に使用され
る、有機溶剤中のシリコーン樹脂不含の、付加架橋され
たオルガノポリシロキサン組成物が記載されている。こ
の架橋されたオルガノポリシロキサンは、費用のかかる
トリビニル基により停止されたオルガノポリシロキサン
である。米国特許第5254621号明細書及び米国特
許第4496687号明細書には、樹脂を含有していな
いが、しかし織物を損なう錫化合物を含有している、縮
合架橋されたオルガノポリシロキサンが記載されてお
り、この錫化合物は、除去不可能な錫触媒に由来してい
る。欧州特許出願公開(EP)第553840号明細書
には、完全に溶剤不含である液状シリコーンゴムが記載
されている。ドイツ国特許出願公開第2601159号
明細書の場合には、剥離紙の被覆のための、付加架橋さ
れたオルガノポリシロキサンからのシリコーン樹脂不含
水性エマルジョンが記載されており、かつ欧州特許第5
8239号明細書の場合には織物材料の仕上げのため
の、付加架橋されたオルガノポリシロキサンからのシリ
コーン樹脂不含水性エマルジョンが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
の技術の欠点を克服することであり、かつ殊に、僅かな
被覆重量、被覆の改善された付着を有し、ISO598
1による洗浄試験における改善された値を提供しかつ経
費的に有利な被覆方法を可能にする水性エマルジョンを
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の対象は、 (1)末端単位にSiC結合したビニル基を有するオル
ガノポリシロキサン、 (2)Si結合した水素原子少なくとも3個を有するオ
ルガノポリシロキサン、 (3)脂肪族多重結合へのSi結合した水素原子の付加
を促進する触媒、 (4)付着助剤として適当な有機ケイ素化合物、 (5)シリコーン樹脂、 (6)乳化剤及び (7)水を含有しており、かつ(4)の付着助剤として
適当な有機ケイ素化合物が、ビニルトリアセトキシシラ
ンと式:
【化2】 で示されるシランからの反応生成物である、ことを特徴
とする水性エマルジョンである。
【0005】本発明によれば 末端単位にSiC結合し
たビニル基を有するジオルガノポリシロキサン(1)
は、有利に、末端単位にビニル基を有する任意の ジオ
ルガノポリシロキサン、特に一般式: (CH2=CH)X SiR3-X−O( SiR2O)n Si
3-X (CH=CH2X 〔式中、Rは、置換されていてもよい、有利に炭素原子
1〜18個を有する同じであるかもしくは異なる炭化水
素基を表わし、Xは1、2又は3、有利に1を表わし、
nは、ジオルガノポリシロキサン(1)が25℃で平均
粘度100〜500000mPa・sを有する値の数を
表わす〕で示されるジオルガノポリシロキサンである。
【0006】200〜200000mPa・sの範囲は
有利であり、かつ500〜100000mPa・sの範
囲は特に有利である。
【0007】炭化水素基Rの例は、有利にアルキル基、
例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロ
ピル基、ブチル基、オクチル基、テトラデシル基もしく
はオクタデシル基;脂環式炭化水素基、例えばシクロペ
ンチル基、シクロヘキシル基もしくはメチルシクロヘキ
シル基;アリール基、例えばフェニル基;アルカリール
基、例えばトリル基;アラルキル基、例えばベンジル基
もしくはフェニルエチル基である。置換された炭化水素
基の例として有利に、ハロゲン化された基、例えば3,
3,3−トリフルオロプロピル基、3−クロロプロピル
基もしくはクロロフェニル基を挙げることができる。シ
アノアルキル基、例えばシアノエチル基は、含まれてい
てもよい。
【0008】不飽和脂肪族基を有する基、例えばビニル
基、アリル基、ヘキセニル基もしくはシクロヘキセニル
基は、同様に含有されていてもよい。
【0009】基Rとして炭素原子1〜10個を有する炭
化水素基は、有利であり、この場合、特に有利にRとし
て示される有機基の少なくとも80%は、有利にメチル
基である。
【0010】上記オルガノポリシロキサンは、同じ共重
合体であってもよいし、それぞれ同じ重合度もしくは異
なる重合度を有する異なる共重合体からなる混合物であ
ってもよい。ジオルガノポリシロキサンが異なるジオル
ガノポリシロキサン単位を有している場合には、ランダ
ムな分布が存在していてもよいし、ブロックによる分布
が存在していてもよい。
【0011】本発明による生成物中にはジオルガノポリ
シロキサン(1)が10〜80重量%の量で、有利に2
0〜60重量%の量で、特に有利で20〜50重量%の
量で含有されている。
【0012】Si結合した水素原子少なくとも3個を有
するオルガノポリシロキサン(2)は、有利に式: (CH33SiO−(SiHRO)o−(SiR2O)p
−Si(CH33 〔式中、Rは上記の意味を表わし、oとpは1:0〜
1:20、有利に1:0〜1:7の比で存在する〕で示
されるオルガノポリシロキサンである。oとpの合計
は、10〜1000の間であることができ、有利に該合
計は、20〜200であり、特に有利に該合計は、30
〜100である。
【0013】オルガノポリシロキサン(2)の同じであ
るかもしくは異なる分子は、使用することができる。
【0014】1分子につきSi結合した水素原子少なく
とも3個を有するオルガノポリシロキサンの場合には、
水素原子及びシロキサン酸素原子によって飽和されたケ
イ素原子価を有していないオルガノポリシロキサンは、
有利にメチル基、エチル基もしくはフェニル基によって
飽和されている。しかしながら、上記でRとして記載さ
れた基の全ては、含有されていてもよい。
【0015】本発明による生成物中でオルガノポリシロ
キサン(2)は、1〜40重量%の量で、有利に2〜2
0重量%の量で、特に有利に3〜15重量%の量で含有
されている。
【0016】脂肪族多重結合へのSi結合した水素原子
の付加を促進する触媒(3)として、周知のごとくこの
ような反応を促進する、任意の触媒を使用することがで
きる。
【0017】この種の触媒の例は、有利に、微粉砕した
金属の白金(白金ゾル)、ルテニウム、ロジウム、パラ
ジウム又はイリジウムである。これらの金属は、固体担
体、例えば二酸化ケイ素、酸化アルミニウムもしくは活
性炭、セラミック材料又は酸化物混合物ないしは水酸化
物混合物上に施与されていてもよい。これら金属の化合
物ないしは錯体、例えばPtCl4、H2もPtCl6
6H2O; Na2PtCl4.4H2O 白金−オレフィ
ン−錯体、白金−アルコール−錯体、例えばスパイヤー
ズ触媒(Speyers Catalyst)、白金−アルコラート−錯
体、白金−エーテル−錯体、白金−アルデヒド−錯体、
白金−ケトン−錯体、例えばシクロヘキサンとヘキサク
ロロ白金酸からの反応生成物、白金−ビニルシロキサン
−錯体、特に、有機結合したハロゲン原子を含有してい
るかもしくは含有していない白金−ジビニルテトラメチ
ルジシロキサン−錯体、ビス−(γ−ピコリン)−白金
ジクロリド、トリメチレンピリジン白金ジクロリド、ジ
シクロペンタジエン白金ジクロリド、ジメチルスルホキ
シジエチレン白金(2)ジクロリド、並びに1−オクテ
ン中に溶解された白金テトラクロリドと第二ブチルアミ
ンからの反応生成物もまた、該触媒の例である。白金化
合物は、本発明による生成物中の触媒として有利であ
る。
【0018】触媒混合物は、使用することができ、しか
しまた、上記触媒の1種類のみを使用することもでき
る。
【0019】本発明による生成物中に触媒は、白金触媒
の場合には、本発明による混合物中の白金含量がシロキ
サン含量に対して3〜500ppmである程度の量で使
用することができる。
【0020】有利に、使用されるポリシロキサンに対す
る白金含量10〜200ppmが使用される。
【0021】水性エマルジョンの製造に任意の付着助剤
は、使用することができる。
【0022】付着助剤として適当な有機ケイ素化合物
(4)の例として有利に、加水分解可能な基を有するシ
ラン及び炭素原子を介してケイ素原子に結合したビニル
−、アクリルオキシ−、メタクリルオキシ−、エポキシ
−もしくは酸無水物基は、使用することができる。この
ようなシランの部分加水分解物及び/又は加水分解物混
合物を使用することもできる。有利にビニルトリアセト
キシシランと式:
【0023】
【化1】
【0024】で示されるシランからの反応生成物は、使
用される。1種類の付着助剤を使用することもできる
し、しかしまた2種類もしくはそれ以上のシランの混合
物又はこれらの反応生成物、ないしは部分加水分解物も
しくは加水分解物混合物を使用することもできる。これ
らの付着助剤は、有利に1〜20重量%の量で、特に1
〜10重量%の量で、殊に2〜8重量%の量で使用され
る。
【0025】本発明による生成物は、一般式: (R3
SiO1/2a(R3SiO3/2bで示されるシリコーン
樹脂(5)、即ち一般式: (R3SiO1/2a(R3
iO4/2bで示される、いわゆるMT樹脂及び/又はM
Q樹脂の水性エマルジョンを含有していてもよく、この
場合、Rは、上記の意味を有しかつ有利にメチル基、フ
ェニル基、ビニル基又は水素原子である。
【0026】aとbの比は、シリコーン樹脂が30〜3
00000mPa・sの粘度範囲内にあるように選択さ
れる。有利に、50〜30000mPa・sの粘度範囲
内の、特に有利に50〜10000mPa・sの粘度範
囲内のシリコーン樹脂は、選択される。
【0027】本発明によれば使用される有機ケイ素化合
物は、通常市販の生成物であるか、ないしはシリコーン
化学における常法で製造可能である。
【0028】本発明によれば使用される有機ケイ素化合
物は、それぞれの場合に、1種類の上記のような有機ケ
イ素化合物であってもよいし、種々の有機ケイ素化合物
の混合物であってもよい。
【0029】上記成分を含有する水性エマルジョンの製
造に、通常はオルガノポリシロキサンエマルジョンの製
造にも使用される任意の乳化剤(5)を使用することが
できる。非イオン性乳化剤は、有利である。
【0030】適当な乳化剤は、有利にイオン性及び非イ
オン性の乳化剤である。この乳化剤の例は、スルホン酸
及び、乳化剤として作用することができるその塩並びに
アルキルスルホネート、例えばナトリウムラウリルスル
ホネート、脂肪族炭化水素基で置換されたベンゼンスル
ホネート、例えばナトリウムドデシルベンゼンスルホネ
ート、脂肪族炭化水素基で置換されたナフタレンスルホ
ネート、ポリエチレングリコールスルホネート及びラウ
リルホスフェート、ポリエチレンオキシド、ポリプロピ
レンオキシド、エチレンオキシドとプロピレンオキシド
からの共重合体、ステアレート及びホスフェートであ
る。
【0031】以上に記載の成分に加えて、本発明による
乳化剤は、有利ななお別の成分、例えば有利に充填剤、
例えばアルミニウムオキシド、アルミニウムヒドロキシ
ド、顔料及び安定剤を含有していてもよい。
【0032】本発明の別の対象は、成分(1)〜(7)
を乳化することを特徴とする、本発明による水性エマル
ジョンの製法である。
【0033】本発明による方法の場合には、成分、即
ち:(1)末端単位にSiC結合したビニル基を有する
オルガノポリシロキサン、(2)Si結合した水素原子
少なくとも3個を有するオルガノポリシロキサン、
(3)脂肪族多重結合へのSi結合した水素原子の付加
を促進する触媒、(4)付着助剤として適当な有機ケイ
素化合物、(5)シリコーン樹脂、(6)乳化剤、
(7)水は、有利に室温(25℃)及び有利に常圧で、
相互に乳化される。
【0034】上記方法は、減じたもしくは高められた圧
力及び有利に70℃までの高めれた温度、この場合、し
かしながら室温が既に経済的な理由から有利である、で
行なうこともできる。
【0035】本発明の別の対象は、本発明による水性エ
マルジョンを乾燥していない織物に塗布し、かつ該エマ
ルジョンを1段階で織物支持体上で加硫しかつ被覆され
た織物を乾燥させることを特徴とする、織物支持体の被
覆の方法である。
【0036】この本発明による方法の場合には、本発明
による水性エマルジョンは、洗浄−もしくは清浄化過程
から直接来た湿った織物に塗布することができる。シリ
コーン被覆の加硫並びに織物の乾燥及び収縮は、1つの
処理過程で行なうことができる。
【0037】本発明の別の対象は、加熱されることによ
り、本発明による水性エマルジョンの使用下に製造可能
である加硫ゴムである。
【0038】事前の架橋を回避するために、本発明によ
る水性エマルジョンは、少なくとも2つの異なる成分の
形で保存される。成分の1つは、不飽和脂肪族基を有す
るシロキサンを含有しており、もう1つの成分は、Si
結合した水素原子を有するシロキサンを含有している。
相応する助剤及び添加剤は、成分の1つもしくは両方に
含有されていることが可能である。
【0039】本発明による生成物の塗布は、常法で行な
うことができる。この方法の例は、次のとおりである:
浸漬及びパジング、はけ塗り、流し塗り、吹付、ロー
ラー塗布、捺染、ナイフ塗布、マイヤー−バー(Meyer-S
tab)を用いてかもしくはエアーブラシを用いて、又はス
ロップ・パジングによって、ロール塗布において、並び
にスクリーン捺染。
【0040】被覆材料の塗布は、洗浄過程の間又は洗浄
過程に引き続き直ちに行なわれる。
【0041】加硫は、乾燥過程及び収縮過程と同時に1
つの処理過程で行なわれる。
【0042】特に人工繊維織物に該当する、洗浄されな
ければならずかつ乾燥なれなければならない織物の場合
には、本発明による組成物は、洗浄過程後すぐのまだ湿
っている織物に直接塗布することができる。加硫は、乾
燥過程と同時に行なわれる。このことは、特に、エアバ
ッグの製造に使用される織物の場合には望ましいことで
ありかつ特に有利である。
【0043】上記の方法による塗布後に、被覆された織
物の乾燥及び加硫は、通常、熱空気、赤外線、ガスバー
ナー、熱交換器もしくは他のエネルギー源によって加熱
することができる加熱路(Waermekanal) 中で行なわれ
る。気泡形成を回避するために、第1の帯域中で有利に
60〜150℃、特に80〜130℃、殊に90〜12
0℃の温度で予備乾燥が行なわれ、かつ第2の帯域中で
有利に300℃までの温度で架橋が行なわれる。殆どの
人工繊維の制限された耐熱性のために既に、120〜1
90℃の温度範囲が有利である。加硫に必要とされる滞
留時間は、被覆重量、織物の熱伝導性及び被覆された織
物への熱伝達に依存し、かつ0.5〜30分間であるこ
とができる。乾燥及び加硫は、殆どの場合に常用される
加熱路の他に、他の技術的な乾燥装置、例えば加熱ロー
ルカレンダー、加熱可能な貼合せプレス(Kaschierpress
en)、加熱可能な段プレス又は高温接触ロール(heisse K
ontaktwalzen)によって並びに浮遊乾燥機(Schwebetrock
ner)によって行なうこともできる。マイクロ波によって
も、本発明により被覆された織物は、乾燥することがで
きかつ加硫することができる。
【0044】本発明による生成物は、全ての種類の織物
材料の被覆もしくは仕上げに使用することができる。全
ての常用の糸及び繊維、天然繊維、例えば木綿、ガラ
ス、羊毛、絹、人工繊維、例えばポリアミド、ポリエス
テルビスコース、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
ウレタン、絹、ビスコース、セルロースからの全ての織
り方の織物、フリース、編物 (Gewebe)、堆積物(Geleg
e)、メリヤス(Gewirke)は、被覆することができる。こ
のようにして仕上げられた織物の使用範囲は、多種多様
である。この例は、次のとおりである:スポーツウェ
ア、スポーツ用品、例えば帆、ボートカバー(Bootsabde
ckungen)又はリュックサック及びテントのための材料及
び保護被服。技術的な使用、例えばシートカバー、コン
ベヤーベルト、コンペンセータ(Kompensatoren)、折り
たたみ可能な容器。
【0045】特に有利に本発明による方法によって、本
発明による生成物を用いて仕上げられたポリアミド−も
しくはポリエステル織物は、自動車のためのエアバッグ
の製造に使用することができる。
【0046】技術的な織物は、高い要求に応えるため
に、殆どの場合に洗浄されなければならず、乾燥されな
ければならずかつ収縮されなければならない。このこと
は、特に、エアバッグの製造への使用の場合に該当す
る。これまで公知の全ての被覆方法は、洗浄及び乾燥の
後に分離した被覆過程を必要とする。本発明による方法
によれば、本発明による被覆材料は、直接、洗浄過程中
もしくは洗浄過程後に塗布することができ、かつ乾燥過
程中に加硫することができる。付加的な被覆過程は、も
はや必要ではない。このことは、エネルギー、時間及び
経費の顕著な節約を意味する。
【0047】エアバッグの製造には、しばしば被覆され
た織物が使用される。本発明により被覆された織物は、
いくつかの技術的な利点を示している。本発明による被
覆は、発泡充填物(Treibsatz)の高温ガスに対する保護
を提供し、亀裂抵抗性の低下をもたらさしかつ振動によ
って惹起される糸と糸の摩擦は、本発明による弾性被覆
によって防ぐことができる。本発明による被覆は、織物
により良好な老化抵抗性を与える。
【0048】本発明による被覆方法の利点は、付加的な
被覆段階の費用が無くなることである。
【0049】本発明によれば、洗浄過程後直ちにまだ湿
っている織物に塗布することができかつ乾燥過程中に加
硫することができる水性シリコーン系は、提供される。
この本発明による被覆系は、加硫後にエアバッグに適し
た特性プロフィールを厳密に有する水性シリコーン被覆
系である。
【0050】
【実施例】
例 1 粘度1000mPa・sを有する、ビニルジメチルシロ
キシ単位を末端単位として有するジメチルポリシロキサ
ン800g、粘度20000mPa・sを有する、ビニ
ルジメチルシロキシ単位を末端単位として有するジメチ
ルポリシロキサン800g、白金1重量%を含有する白
金−ジビニルテトラメチルジシロキサン錯体20g、エ
チニルシクロヘキサノール10g、メチルヒドロゲンシ
ロキサン単位50モル%及びジメチルシロキサン単位5
0モル%並びに粘度120mPa・sを含有しているト
リメチルシロキシ基によって末端がブロックされたジオ
ルガノポリシロキサン90g及び付着剤として適当な有
機ケイ素化合物150g、この有機ケイ素化合物は、ビ
ニルトリアセトキシシラン100gを式:
【0051】
【化2】
【0052】で示されるシラン130gと反応させるこ
とによって得られた、を含有している水性エマルジョン
4000gを撹拌下に室温(25℃)及び常圧で製造し
た。
【0053】粘度2000mPa・sを有する、式: (Me3SiO1/2a(MeSiO3/2b で示されるシリコーン樹脂の水性エマルジョン300g
を室温(25℃)及び常圧で浸漬槽中に装入する。パジ
ングローラを用いてこのエマルジョンを湿った235d
texポリアミド織物に転写する。この被覆された織物
は、 加熱路を通過し、この加熱路は、第1の帯域中は
空気温度100℃を有しておりかつ第2の帯域中は空気
温度180℃を有している。該加熱路中の滞留時間は、
3分間である。
【0054】シリコーン被覆34g/mを有する織物が
得られる。
【0055】この織物は、次の性質を有している: DIN53530による通気性: 1.18 l/dm/分 DIN53530による被覆の付着: 85N/5cm ISO5981による洗浄試験 少なくとも500。
【0056】例 2 シリコーン樹脂を使用しない以外は、例1に記載された
方法を繰り返す。
【0057】次の性質を有する織物が得られる: 被覆重量: 29g/m DIN53887による通気性: 1.68 l/dm/分 DIN53530による被覆の付着: 76N/5cm ISO5981による洗浄試験 少なくとも200。
【0058】例 3 例1に記載された配合物を水4000gと混合した以外
は、例1に記載された方法を繰り返す。
【0059】次の性質を有する織物が得られる: 被覆重量: 17g/m DIN53887による通気性: 19.1 l/dm/分 DIN53530による被覆の付着: 150N/5cm ISO5981による洗浄試験 少なくとも400。
【0060】例 4 例1に記載された付着助剤を共用しなかった以外は、例
1に記載された方法を繰り返した。
【0061】次の性質を有する織物が得られる: 被覆重量: 32g/m DIN53887による通気性: 1.44 l/dm/分 DIN53530による被覆の付着: 26N/5cm ISO5981による洗浄試験 少なくとも180。
【0062】例 5 例1に記載されたかつ使用された配合物をドクターナイ
フでポリエステル織物に塗布した。
【0063】次の性質を有する織物が得られた: 被覆重量: 82g/m DIN53887による通気性: 0.28 l/dm/分 DIN53530による被覆の付着: 105N/5cm ISO5981による洗浄試験 少なくとも360。
【0064】被覆された織物の表面付着性:例1〜5か
らの被覆された織物を、被覆に被覆を接触させた状態
(フェース・ツー・フェース)で加熱炉中で可塑化し、
かつ500kp/mの圧力下で150℃で4週間貯蔵し
た。この貯蔵時間後に、表面の粘着もしくは溶接は確認
されなかった。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C08L 83/06 D06M 15/643 D06M 15/643 C08K 5/54 (72)発明者 イングリト ケルン ドイツ連邦共和国 アルトエッティング ヒュッテンベルガー ヴェーク 33 (56)参考文献 特開 平5−214295(JP,A) 特開 平5−202338(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 83/07,83/05 C08K 5/54

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水性エマルジョンにおいて、 (1)末端単位にSiC結合したビニル基を有するオル
    ガノポリシロキサン、 (2)Si結合した水素原子少なくとも3個を有するオ
    ルガノポリシロキサン、 (3)脂肪族多重結合へのSi結合した水素原子の付加
    を促進する触媒、 (4)付着助剤としてビニルトリアセトキシシランと
    式: 【化1】 で示されるシランからの反応生成物、 (5)シリコーン樹脂、 (6)乳化剤及び (7)水を含有していることを特徴とする水性エマルジ
    ョン。
  2. 【請求項2】 (1)末端単位にSiC結合したビニル
    基を有するオルガノポリシロキサンが一般式: (CH2=CH)X SiR3-X−O( SiR2O)n Si
    3-X (CH=CH2X 〔式中、Rは、置換されていてもよい、同じであるかも
    しくは異なる炭化水素基を表わし、 Xは1、2又は3を表わし、 nは、ジオルガノポリシロキサン(1)が25℃で平均
    粘度100〜500000mPa・sを有する値の数を
    表わす〕で示されるジオルガノポリシロキサンである、
    請求項1記載の水性エマルジョン。
  3. 【請求項3】 (2)Si結合した水素原子少なくとも
    3個を有するオルガノポリシロキサンが一般式: (CH33SiO−(SiHRO)o−(SiR2O)p
    −Si(CH33 〔式中、Rは上記の意味を表わし、oとpは1:0〜
    1:20の比で存在する〕で示されるオルガノポリシロ
    キサンである、請求項1又は2記載の水性エマルジョ
    ン。
  4. 【請求項4】 (5)シリコーン樹脂が一般式: (R
    3SiO1/2a(R3SiO3/2bで示されるシリコーン
    樹脂、即ち一般式: (R3SiO1/2a(R3SiO
    4/2bで示される、いわゆるMT樹脂及び/又はMQ樹
    脂であり、この場合、Rは、上記の意味を有しかつaと
    bの比は、シリコーン樹脂が30〜300000mPa
    ・sの粘度範囲内にあるように選択される、請求項1か
    ら3までのいずれか1項に記載の水性エマルジョン。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれか1項に記
    載の水性エマルジョンを製造する方法において、成分
    (1)〜(7)を乳化することを特徴とする、水性エマ
    ルジョンの製法。
  6. 【請求項6】 エマルジョンを加熱することによって、
    請求項1から4までのいずれか1項に記載の水性エマル
    ジョンの使用下に製造可能であるかもしくは請求項5の
    記載により製造可能である水性エマルジョンの使用下に
    製造可能である加硫ゴム。
  7. 【請求項7】 織物支持体を被覆する方法において、請
    求項1から4までのいずれか1項に記載の水性エマルジ
    ョンもしくは請求項5記載の方法によって製造可能であ
    る水性エマルジョンを乾燥していない織物に塗布し、か
    つ該エマルジョンを1段階で織物支持体上で加硫しかつ
    被覆された織物を乾燥させることを特徴とする、織物支
    持体の被覆方法。
  8. 【請求項8】 被覆された織物支持体において、織物支
    持体が請求項1から4までのいずれか1項に記載の水性
    エマルジョンもしくは請求項5記載の方法によって製造
    可能である水性エマルジョンで被覆されていることを特
    徴とする、被覆された織物支持体。
  9. 【請求項9】 被覆された織物支持体において、織物支
    持体がエアバッグ材料であることを特徴とする、被覆さ
    れた織物支持体。
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