JP3043561B2 - 半導体レーザの製造方法 - Google Patents

半導体レーザの製造方法

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JP3043561B2
JP3043561B2 JP6004488A JP448894A JP3043561B2 JP 3043561 B2 JP3043561 B2 JP 3043561B2 JP 6004488 A JP6004488 A JP 6004488A JP 448894 A JP448894 A JP 448894A JP 3043561 B2 JP3043561 B2 JP 3043561B2
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徹人 中島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体レーザ、特に
高出力及び低しきい値電流で動作する横モード単一型の
半導体レーザの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体レーザ及びその形
成方法としては、文献I(「Highly Relia
ble CW Operation of 100mW
GaAlAs Buried Twin Ridge
Substrate Lasers with No
nabsorbing Mirrors」、HIROK
I NAITO at al,IEEE Jounal
of QuatumElectronics ,Vo
l.25,No.6,pp1494〜1499)に開示
されているものがある。
【0003】この半導体レーザの構造によれば、光共振
器層部と非光共振器層部に大別されており、光共振器層
部には、p型GaAs基板上にn型GaAs電流ブロッ
ク層、p型GaAlAs下側クラッド層、p型GaAl
As光ガイド層、p型GaAlAs活性層、アンドープ
の光閉込め層及びn型GaAlAs保護層がそれぞれ設
けてある。一方、非光共振器層部(光共振器層の一方の
光共振器端面及び光共振器層の他方の光共振器端面の近
傍に隣接して設けられた部分をいう。)には、基板上に
n型GaAs電流ブロック層、p型GaAlAs下側ク
ラッド層及びp型GaAlAs光ガイド層がそれぞれ設
けてある。更に、光共振器層部と非光共振器層部の表面
には、n型GaAlAsの上側クラッド層及びn型Ga
Asのコンタクト層が設けてある(文献IのP.149
5の図1参照)。また、従来の半導体レーザの製造方法
によれば、(100)面のp型GaAs基板に島状のメ
サ形状を形成する。続いて、基板の全面に液相成長法
(LPE法)を用いてn型GaAlAs電流ブロック層
を形成している。
【0004】次に、電流ブロック層を任意好適なエッチ
ングを行って二本のリッジストライプを形成する。続い
て、リッジストライプを形成した表面上にLPE法を用
いてp型GaAlAs下側クラッド層、p型GaAlA
s光ガイド層、アンドープGaAlAs活性層、アンド
ープGaAlAs光閉込め層及びn型GaAlAs保護
層を形成する。次に、二本の平行にリッジストライプを
形成してある端面側から25μm内側にn型GaAlA
s保護層からp型GaAlAs光ガイド層までの各層
(保護層、光閉込め層、活性層及び光ガイド層)をエッ
チングして除去する。このとき、エッチングされずに残
存している島状の保護層、光閉め層及び活性層が光共振
器層となり、また、活性層が除去された部分が後に非光
吸収領域となる。
【0005】次に、光共振器層及び光ガイド層上にMO
CVD(有機金属気相成長法)を用いてn型GaAlA
s上側クラッド層及びn型GaAsコンタクト層をそれ
ぞれ形成する(文献Iのp.1497の図5参照)。そ
の後、基板の上面側のコンタクト層上にp型電極を形成
し、また、基板の下面側にn型電極を形成する。
【0006】更に、光出射端面(二本のリッジストライ
プを形成してある方向の一方の面)には、低反射膜をコ
ーティングし、光出射端面と反対側には、高反射膜をコ
ーティングする。上述した製造方法によって従来の半導
体レーザは作製されている。この文献Iに開示されてい
る半導体レーザは、光出射端面及びこれと反対側の端面
付近(非光共振器層部)には活性層がなく、上側クラッ
ド層とコンタクト層を設けてある。このため、活性層が
なく上側クラッド層で埋め込まれた部分が非光吸収領域
となる。この非光吸収領域は、半導体レーザを動作させ
た場合、活性層に対して光の吸収及び電流注入による発
熱を抑制する役割をしている。この結果、一般にGaA
sを基板に用いた半導体レーザは、光の吸収及び発熱に
よって光学損傷(CODともいう。)を起して急激な最
高光出力の劣化を起こしやすいが、文献Iの半導体レー
ザではCODが見られず、かつ最高光出力が約2倍に改
善されると報告されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の半導体レーザには、以下に述べるような問題が
あった。
【0008】(1)GaAs電流ブロック層上にAlを
含む各層を順次積層して形成してあるため、Alが酸化
して各層間の界面の整合性が悪く、かつ各層を形成する
際に格子欠陥が発生しやすくなって半導体レーザの長期
信頼性に欠ける。
【0009】(2)従来の半導体レーザによれば、非光
吸収領域には、活性層がないが光共振器層の全面に渡っ
て活性層が存在するため、光モードの横方向の閉じ込め
が不十分となり、発振しきい値電流が高くなる。
【0010】(3)また、非光吸収領域の横方向の幅が
活性層の幅と同一であり、幅広であるため、水平横モー
ドの遠視野像の制御が難しい。
【0011】従って、各層間の界面の整合性が良く、光
共振器層部分の発振しきい値電流を低減し、かつ遠視野
像の制御が容易な半導体レーザ及びその製造方法が望ま
れていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、この発明の製
造方法により得られる半導体レーザは、基板上にメサス
トライプ状の光共振器層とこれに隣接して設け、かつ光
共振器層より幅狭でメサストライプ状の非光共振器層と
を具えている。そして、光共振器層及び非光共振器層の
少なくとも上面の縁まで第二導電型の下側電流ブロック
層を埋め込み、更に、下側電流ブロック層上に第一導電
型の上側電流ブロック層を埋め込んである。また、光共
振器層は基板上に第一導電型の下側クラッド層、光ガイ
ド層、エッチングストップ層、活性層、第二導電型の保
護層、第二導電型の上側クラッド層及び第二導電型のコ
ンタクト層を順次積層してある。一方、非光共振器層
は、基板上に、第一導電型の下側クラッド層、光ガイド
層、エッチングストップ層、第二導電型の上側クラッド
層及び絶縁膜を順次積層してある。また、非光共振器層
で保護層と活性層が存在しない部分が非光吸収領域とな
る。
【0013】また、この発明の実施にあたり、好ましく
は、下側クラッド層をInGaP、光ガイド層をInG
aAsP、エッチングストップ層をInGaP、活性層
を、InGaAs/GaAs、保護層をInGaP、上
側クラッド層をInGaP及びコンタクト層の材料をG
aAsとするのが良い。
【0014】また、この発明の半導体レーザの製造方法
は、先ず、基板上に、第一導電型の下側クラッド層、光
ガイド層、エッチングストップ層、活性層及び第二導電
型の保護層を順次形成する。続いて、この保護層上にス
トライプ形のエッチングマスクパタンを用いて、選択エ
ッチングによりエッチングストップ層の表面が露出する
まで保護層と活性層とを除去してストライプ状の保護層
及び活性層を形成する。更に、この保護層とエッチング
ストップ層上に第二導電型の上側クラッド層と第二導電
型のコンタクト層とをそれぞれ形成する。その後、コン
タクト層上にストライプ状の保護層に対して直交させ
て、かつこの保護層上では幅広で保護層間では幅狭の第
二エッチングマスクパタンを形成する。その後、等方性
エッチングを行ってコンタクト層、上側クラッド層、保
護層、活性層、エッチングストップ層、光ガイド層及び
下側クラッド層の一部を除去してメサストライプ状の光
共振器層及び非光共振器層を形成する。次に、光共振器
層及び非光共振器層の少なくとも上面の縁まで第一導電
型の下側電流ブロック層を埋め込み、更に、この下側電
流ブロック層上に第二導電型の上側電流ブロック層を埋
め込む。次に、非光共振器層側のコンタクト層の部分を
選択的に除去する。その後、非光共振器層側のコンタク
ト層を除去した部分を含む上側電流ブロック層部分に絶
縁膜を形成する工程とを含む。
【0015】また、この発明の実施に当たり、好ましく
は、ストライプ状のエッチングマスクパタンのストライ
プ方向を基板の〈01−1〉方向とするのが良い。
【0016】
【作用】上述したこの発明の製造方法により得られる半
導体レーザは、基板上に、メサストライプ状の光共振器
層とこれと隣接してメサストライプ状の非光共振器層を
設けてある。また、光共振器層側には活性層を設け、一
方、非光共振器層側には非光吸収領域を設けている。ま
た、非光共振器層の幅は、光共振器層の幅よりも狭くし
てある。そして、光共振器層及び非光共振器層の少なく
とも上面の縁まで第二導電型の下側電流ブロック層を埋
め込み、更に、下側電流ブロック層上に第一導電型の上
側電流ブロック層を埋め込んである。従って、非光共振
器層の非光吸収領域の幅は、光共振器層の活性層の幅よ
り狭く、しかも光共振器層と非光共振器層とが下側電流
ブロック層及び上側電流ブロック層によって電流が外部
に流れないようにブロックされている。このため、、活
性層にレーザ光が励起された場合、活性層側は光の横モ
ード方向の光の閉込めが十分に行われて発振しきい値電
流を低減できる。また、非光吸収領域の幅は、活性層の
幅よりも狭くし、かつ上側及び下側電流ブロック層で埋
め込んであるため、遠視野像(Far Field P
attern、略称FFPともいう。)の制御が極めて
容易になる。また、基板上に形成する下側クラッド層、
光ガイド層、エッチングストップ層、活性層、保護層、
上側クラッド層及びコンタクト層の材料にInGaP、
InGaAsP、InGaP、InGaAs/GaA
s、InGaP、InGaP及びGaAsをそれぞれ使
用している。このため、各層には、従来のようにAlの
組成を含んでいないため、各層間の酸化などによる界面
劣化が防止できる。
【0017】また、この発明の半導体レーザの製造方法
によれば、まず、基板上に、第一導電型の下側クラッド
層、光ガイド層、エッチングストップ層、活性層及び第
二導電型の保護層を順次形成する。その後、ストライプ
形のエッチングマスクパタンを用いて選択的にエッチン
グを行い、エッチングストップ層の表面が露出するまで
保護層と活性層とを除去してストライプ状の保護層及び
活性層を形成する。
【0018】このように光ガイド層上にエッチングマス
ク層が形成されているので、保護層と活性層を選択的に
エッチングすることができる。
【0019】また、保護層とエッチングストップ層上に
第二導電型の上側クラッド層と第二導電型のコンタクト
層をそれぞれ形成する。更に、コンタクト層上にストラ
イプ状保護層に対して直交させて、かつ保護層上では幅
広で保護層間では幅狭の第二エッチングマスクパタンを
形成した後、等方性エッチングをエッチングを行って、
コンタクト層、上側クラッド層、保護層、活性層、エッ
チングストップ層、光りガイド層及び下側クラッド層の
一部を除去してメサストライプ状の光共振器層及び非光
共振器層を形成する。このとき、第二エッチングマスク
パタンを反映して光共振器層の幅は広く、非光共振器層
の上側クラッド層の幅は光共振器層の活性層の幅より狭
くなる。このとき形成された非光共振器層の上側クラッ
ド層の部分が非光吸収領域となる。
【0020】続いて、光共振器層及び非光共振器層の少
なくとも上面の縁まで第二導電型の下側電流ブロック層
を埋め込み、更に、下側電流ブロック層上に第一導電型
の上側電流ブロック層を埋め込む。更に、非光共振器層
側のコンタクト層を部分的に除去した後、このコンタク
ト層を除去した部分に絶縁膜を形成する。従って、レー
ザ光の発振の際、励起される定在波(横モード)を活性
層に十分閉じ込めることができるので、発振しきい値電
流を低減できる。また、非光吸収領域の幅を活性層の幅
より狭くしてあるので、遠視野像の制御が容易になる。
【0021】また、基板の上部に絶縁膜が形成されてい
るので、非光共振器層側の非光吸収領域には電流が流れ
にくくなり、従って、非光吸収領域の端面付近は光密度
及び電流密度が低下して非光吸収領域の端面からの劣化
による光学損傷(Catastrophic Opti
cal Damage:略称CODともいう。)を抑制
できる。
【0022】また、ストライプ状のエッチングマスクの
ストライプ方向を基板の〈01−1〉方向と一致させて
ある。従って、選択エッチングを行った後のエッチング
ストップ層上には、多数のストライプ状の保護層及びス
トライプ状の活性層を形成することができる。
【0023】
【実施例】以下、この発明の半導体レーザの構造及び製
造方法について説明する。なお、ここでは、発振波長が
0.98μm(980nm)であって活性層にInGa
As/GaAsを用いた歪量子井戸型の半導体レーザの
例について説明する。
【0024】図1、図2、図3の(A)〜(B)、図4
の(A)〜(B)及び図5の(A)〜(B)は、この発
明の半導体レーザの製造方法を説明するための工程図で
ある。また、図6及び図7の(A)〜(B)は、この発
明の半導体レーザの一つの素子構造を説明するための平
面図及び図6のX−X線及びY−Y線に沿って切断した
ときの断面図である。しかしながら、図1〜図6の
(A)及び(B)は、この発明が理解できる程度に各構
成成分の形状、大きさ、及び配置を概略的に示してある
にすぎない。なお、断面を示すハッチングは省略して示
してある。
【0025】[1]この発明の半導体レーザの製造方法
先ず、図1〜図5の(A)及び(B)を参照してこの発
明の半導体レーザの製造方法について説明する。
【0026】基板10として、n型GaAs基板を用い
る。この基板10の表面の結晶面を(100)面とす
る。また、基板10の長手方向の側面及び端面の結晶面
をそれぞれ(01−1)面及び(011)面とする。な
お、以下の説明で(01−1)とか〈01−1〉など中
の−1は、1の上にバー(−)を付したことを表してい
る。
【0027】次に、この基板10上にMOCVD法(有
機金属気相成長法)を用いて第一導電型の下層クラッド
層12、光ガイド層14、エッチングストップ層16、
活性層18及び第二導電型の保護層20を順次形成する
(図1)。なお、光ガイド層14の組成及び膜厚は、半
導体レーザの発振特性に影響を与える因子であるため、
任意好適に設定する必要がある。この実施例では以下の
通りとする。
【0028】光ガイド層の組成:アンドープInGaA
sP 光ガイド層の膜厚:50nm〜100nm 上述の組成及び膜厚を設定することによって、GaAs
基板10に格子整合する光ガイド(InGaAs)層で
はバンドギャップ波長が760nm〜830nm程度に
なる。一方、活性層18の組成及び膜厚は、980nm
程度の発振波長を得るため、この実施例では以下の通り
とする。
【0029】活性層の組成:InGaAs/GaAs
(但し、インジウム(In)の組成比率を15重量%〜
18重量%とする。) 活性層の膜厚:6nm〜7nm ここで、インジウム(In)の組成比率を15重量%〜
18重量%とした理由は、活性層の好適な発振波長を得
るためである。
【0030】上述した各層以外の下側クラッド層12、
エッチングストップ層16及び保護層20の組成をそれ
ぞれn型InGaP、InGaP及びp型InGaPと
する。
【0031】次に、フォトリソグラフィ法によってスト
ライプ状のエッチングマスクパタン22を保護層20上
に形成した後、エッチングストップ層16の表面が露出
するまでエッチングマスクパタンの開口部22bに露出
している保護層20側から保護層20と活性層18をエ
ッチングする。このとき、マスク部22a(図中、斜線
を付してこの部分をしめしてある。)で露出されている
部分はエッチングされないのでストライプ状保護層20
aとストライプ状活性層18aが形成される(図2)。
なお、ここでは、エッチングマスクパタン22の材料を
好ましくはSiO2 (二酸化シリコン)とし、エッチン
グマスクパタン22のストライプ方向は基板10の〈0
1−1〉方向に合わせるのが良い。このとき、保護層2
0aと活性層18aを選択エッチングするエッチング条
件は以下の通りとする。
【0032】先ず、保護層(p型InGaP層)20
は、塩素系のエッチャント、例えば塩酸(HCl)と水
(H2 O)の重量比を4:1の比率で混合したエッチン
グ液を用いて除去する。このときエッチングマスクパタ
ン22の開口部22bはエッチングされるが、SiO2
マスク部22aの部分はエッチングされずに残存してス
トライプ状の保護層20aとなる。
【0033】続いて、SiO2 マスク部22aを沸酸
(HF)などのエッチング液中に浸漬して除去する。更
に、SiO2 マスク部22aを除去した試料をアンモニ
ア(NH3 )溶液と過酸化水素(H22 )水の混合液
(例えば、重量比でNH3 :H22 :H2 =1:4:
15)を用いてエッチングする。このとき活性層(In
GaAs/GaAs層)18のみが選択的にエッチング
されてエッチングストップ層(InGaP層)16や保
護層20aはエッチングされない。しかしながら、活性
層18がエッチングストップ層16の表面までエッチン
グされた後は、横方向すなわち〈011〉方向、にエッ
チングが進行するため、横方向の進行が始まる前にエッ
チングを完了するようにエッチング時間を制御する必要
がある。この実施例では、エッチング液の温度を約10
℃に設定した場合、約10秒間のエッチャント処理で活
性層18を除去して、残存する活性層部分で〈01−
1〉方向に延在するストライプ状活性層18aを形成す
ることができた。このとき形成された保護層20aの寸
法L(図2参照)は共振器長を決めるものであって、こ
の実施例では共振器長Lを500μm〜700μm程度
とする。一方、ストライプ状保護層20a間の寸法M
(図2参照)は、非光吸収領域(Non Aborbi
ng Mirrors:略称NAM領域という。)が形
成される部分であって、この実施例ではNAM領域の長
さを約50μmとする。
【0034】次に、保護層20aとエッチングストップ
層16上にMOCVD法を用いて第二導電型の上側クラ
ッド層24と第二導電型のコンタクト層26とを順次に
形成し、図3の(A)に示す構造体を得る。この構造体
によれば、エッチングストップ上に設けたストライプ状
活性層18a及びストライプ状保護層20aを埋め込む
ように上側クラッド層24が形成され、この上側クラッ
ド層24の上面は実質的に平面となっている。また、こ
こでは、上側クラッド層24及びコンタクト層26のそ
れぞれの層がp型材料で構成されており、各層の材料を
InGaP、GaAsとする。
【0035】次に、コンタクト層26上に、ストライプ
状保護層20aのストライプ方向に対して直交する方向
に延在し、かつ保護層20a上では幅広で保護層20a
間の領域では幅狭の第二エッチングマスクパタン28を
形成する(図3の(B))。なお、好ましくは、第二エ
ッチングマスクパタン28の材料をSiO2 とする。
【0036】その後、この第二エッチングマスクパタン
28を用いて図3の(B)の構造体に対し、等方エッチ
ングを行ってコンタクト層26から下側クラッド層12
の一部の深さまでを除去してメサストライプ状の光共振
器層27とメサストライプ状の非光共振器層29とを形
成する。これら光共振器27及び非光共振器層29が形
成された構造体を図4の(A)に示す。このとき、形成
された光共振器層27は、それぞれ残存したコンタクト
層26a、上側クラッド層24a、保護層20b、活性
層18b、エッチングストップ層16a,光ガイド層1
4a、及び下側クラッド層12aを有している。一方、
非光共振器層29は、それぞれ残存したコンタクト層2
6b、上側クラッド層24b、エッチングストップ層1
6b,光ガイド層14b、及び下側クラッド層12aを
有している。ここで、残存したコンタクト層26aと2
6bは連続しており、残存した上側クラッド層24aと
24bは連続しており、残存したエッチングストップ層
16aと16bは連続しており、残存した光ガイド層1
4aと14bは連続しており、残存した下側クラッド層
12aは光共振器層27と非光共振器層29とに共通と
なっている。また、残存した保護膜20b及び残存した
活性層18bは光共振器層27にのみ含まれている。な
お、このときのエッチング液は、臭化水素(HBr)と
過酸化水素(H22 )と水(H2 O)との混合液(例
えばHBr:H22 :H2 O=5:1:10の重量比
とする。)を用いる。光共振器層27の活性層の幅Cを
例えば1.5μm〜2.0μmとし、NAM領域の幅D
を例えば1.0μm〜1.5μmとする。その後、光共
振器層27及び非光共振器層29の少なくとも上面の縁
33まで第二導電型の下側電流ブロック層30を埋め込
み、更に、この下側電流ブロック層30上に第一導電型
の上側電流ブロック層32を埋め込み図4の(B)に示
すような構造体を得る。なお、下側電流ブロック層30
をp型とし、材料としてInGaPを用いる。また、上
側電流ブロック層32をn型とし、材料としてInGa
Pを用いる。
【0037】次に、一旦第二エッチングマスクパタン2
8を除去し、その後、光共振器層27を被覆する、例え
ば基板の〈01−1〉方向に延在するストライプ状の第
三エッチングマスク34を形成する(図5の(A)参
照)。
【0038】次に、非光共振器層29側のコンタクト層
26bの部分を任意好適なエッチングを行って選択的に
除去する。この実施例では、光共振器27側のコンタク
ト層の表面にSiO2 マスク34を形成した後、非光共
振器29側にあるコンタクト層26bを除去して凹部3
5を形成し、よって図5の(A)に示すような構造体を
える。
【0039】次に、第三エッチングマスク34を除去し
た後、非光共振器29側のコンタクト層を除去した凹部
35を埋め込むとともに上側電流ブロック層32上に任
意好適な方法を用いて絶縁膜36を形成する(図5の
(B)参照)。
【0040】然る後、基板10の上面にはp型電極(図
示せず)を形成し、かつ基板10の下面にはn型電極
(図示せず)を形成する。その後、メサストライプ状の
光共振器層27及び非光共振器層29の配列方向、すな
わち基板の〈011〉方向に対して直交させてコンタク
ト層26a間を例えばダイシングによって切断して半導
体レーザのチップを形成する(図示せず。)。このとき
切り出された半導体チップの一方の劈開面に低反射膜を
形成し、他方の劈開面に高反射膜を形成する(図示せ
ず)。上述した製造方法を経て半導体レーザが完成す
る。
【0041】上述したこの発明の半導体レーザの製造方
法から理解できるように、ストライプ状のエッチングマ
スクパタン22が延在する方向を基板の〈01−1〉方
向に一致させて、保護層20と活性層18を部分的に選
択エッチングすることによって多数のストライプ状の保
護層20a及び活性層18aを形成できる。
【0042】また、光ガイド層14上にエッチングスト
ップ層16を形成してあるため、保護層20と活性層1
8の選択エッチングが可能になる。
【0043】また、コンタクト層26上にストライプ状
保護層20aに対して直交させ、かつ保護層20a上で
は幅広にし、保護層20a間では幅狭の第二エッチング
マスクパタン28を用いて等方性エッチングを行ってい
るので、このエッチングによって形成されたメサストラ
イプ状の光共振器層27及び非光共振器層29も第二エ
ッチングマスクパタンの形状を反映して幅広の光共振器
層27と光共振器層27より幅狭の非光共振器層29が
形成される。従って、光共振器層27の活性層の幅は、
第二エッチングマスクパタンの幅に応じて任意に制御す
ることができる。一方、非光共振器層29の非光吸収領
域の幅Dは光共振器層の幅Cに比べて狭くできる。更
に、非光共振器層29側のコンタクト層26bの除去部
分には、絶縁膜36を形成してあるので、半導体レーザ
を動作させた場合、非光吸収領域24bには電流が流れ
にくくなって、劈開面からの光学損傷(COD)が改善
される。
【0044】[2]この発明の半導体レーザの構造 次に、図6及び図7の(A)〜(B)を参照してこの発
明の半導体レーザの構造について説明する。なお、図6
は、この半導体レーザの概略的平面図であり、図7の
(A)〜(B)は図6のX−X線及びY−Y線に沿って
切断したときの概略的断面図である。なお、これらの図
では、上側及び下側の各電極とか各反射面を省略してい
る。
【0045】この発明の半導体レーザは、基板10上に
メサストライプ状の光共振器層27とこれに隣接して設
けられたメサストライプ状の非光共振器層29とを具え
ている。そして、非光共振器層29の幅Dは、光共振器
層の幅Cより狭く形成してある。また、光共振器層27
及び非光共振器層29の少なくとも上面の縁33まで第
二導電型の下側電流ブロック層30を埋め込んであっ
て、更に下側電流ブロック層30上に第一導電型の上側
電流ブロック層32を埋め込んである。
【0046】次に、図6及び図7の(A)〜(B)を参
照して光共振器層27と非光共振器層29のメサストラ
イプ構造について説明する。
【0047】光共振器層27は、基板10上に第一導電
型の下側クラッド層12a、光ガイド層14a,エッチ
ングストップ層16a、活性層18b保護層20b、第
二導電型の上側クラッド層24a及び第二導電型のコン
タクト層26aを順次積層して構成してある(図7の
(A))。また、第一導電型の下側クラッド層12a、
光ガイド層14a,エッチングストップ層16a、活性
層18b、保護層20b、第二導電型の上側クラッド層
24a及び第二導電型のコンタクト層26aに使用され
る各層の材料は、製造方法で説明したものと同一である
ため、ここでは説明を省略する。
【0048】また、非光共振器層29は、基板10上に
第一導電型の下側クラッド層12a、光ガイド層14
b、エッチングストップ層16b、第二導電型の上側ク
ラッド層24b及び絶縁膜36を順次積層して構成して
ある(図7の(B))。また、各層に使用されている材
料についても製造方法を説明したものと同一であるた
め、ここでは説明を省略する。
【0049】上述した半導体レーザの構造からも理解で
きるように、光共振器層27には、活性層18bと保護
層20bが設けられているのに対して非光共振器層29
側には活性層18bと保護層20bがない。しかしなが
ら、非光共振器層29側には、活性層18bや保護層2
0bの代わりに上側クラッド層の部分24bが光共振器
層27の上側クラッド層の部分24aから連続して設け
てあり、この非光共振器層29における部分24bが非
光吸収領域になる。更に、上側クラッド層24a及び上
側クラッド層24b上に絶縁膜36が設けてある。
【0050】また、光共振器層27の幅を広く取り、非
光共振器層29の幅は光共振器層の幅よりも狭くしてあ
る。したがって、非光共振器層29側に形成される非光
吸収領域24bの幅Dは、光共振器層側に形成されてい
る活性層の幅Cより狭くなる。また、この半導体レーザ
を動作させた場合、レーザ出力光は、980nmの発振
波長で光ガイド層14から出てくる。また、この非光吸
収領域24bの上部には絶縁膜36があるため、非光吸
収領域24bには電流が流れにくくなる。このため、非
光吸収領域近傍の劈開面は、光密度及び電流密度が低減
されて、劈開面からの光学損傷は起こらない。また、非
光吸収領域の幅は、活性層18bの幅より狭くしてある
ため、光出力の遠視野像(FFP)が容易に制御できる
ので、光ファイバーへの結合効率が著しく向上する。更
に、活性層の幅を広くとることによって、従来の半導体
レーザと同様、熱飽和による光出力の低減を抑制できる
という利点もある。
【0051】また、この発明の半導体レーザの各層の材
料には、Alが含まれていないので、酸化などによって
各層間の界面の整合性が損なわれることはない。このた
め、高い信頼性を有する優れた半導体レーザを作製でき
る。
【0052】また、活性層の幅は、上述した従来の半導
体レーザのように端面まで伸ばさず下側電流ブロック層
と上側電流ブロック層とで埋め込んであるので、発振し
きい値電流の低減化が可能になる。
【0053】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明の半導体レーザは、基板上に、メサストライプ状
の光共振器層とこれに隣接して設けられた光共振器層よ
り幅狭でメサストライプ状の非光共振器層とを具えてい
る。そして、光共振器層及び非光共振器層の少なくとも
上面の縁まで第二導電型の下側電流ブロック層を埋め込
み、更に、下側電流ブロック層上に第一導電型の上側電
流ブロック層を埋め込んである。また、光共振器層側に
は、活性層が設けてあるが、非光共振器層側には活性層
はなく、その代わり非光吸収領域が設けてある。更に、
光共振器層側の活性層の幅は広く、かつ非光共振器層側
の非光吸収領域(NAM領域)の幅は活性層の幅より狭
くしてある。従って、活性層の幅は光共振器層の幅に応
じて任意好適に制御することができる。また、活性層の
幅方向も下側及び上側電流ブロック層で埋め込んである
ので、活性層にレーザ光を励起させた場合、発振しきい
値電流を抑制できる。このため、発振しきい値電流を高
くしなくても最高光出力特性を得ることができる。しか
も、活性層の幅を広くとることによって、熱飽和による
光出力の低下も合わせて抑制できるという利点もある。
また、非光吸収領域の幅を活性層の幅より狭くし、かつ
下側及び上側電流ブロック層で埋め込んであるので、遠
視野像(FFP)の制御が容易になり、半導体レーザを
例えば光ファイバーに結合して用いる場合、光ファイバ
ーへの入力光の結合ロスを低減できる。更に、この発明
の半導体レーザを構成している各層には、Al組成が含
まれていないため、酸化による各層間の界面の劣化はな
くなり、信頼性の高い半導体レーザを作製できる。
【0054】また、この発明の半導体レーザの製造方法
によれば、エッチングマスクパタンのストライプ方向を
基板の〈01−1〉方向に合わせてある。また、光ガイ
ド層上にエッチングストップ層を形成している。このた
め、エッチングストップ層上に形成される活性層と第二
導電型の保護層をエッチングマスクパタンを用いて選択
的にエッチングを行うことによってストライプ状の活性
層と保護層を形成できる。また、エッチングマスクパタ
ンのストライプ方向を基板の〈01−1〉方向に合わせ
ることによってウエットエッチングが容易になり、スト
ライプ状活性層及びストライプ状保護層を多数形成でき
る。
【0055】また、コンタクト層上にストライプ状の保
護膜に対して直交させて、保護膜上では幅広で保護層間
では幅狭の第二エッチングマスクパタンを形成する。そ
の後、第二エッチングマスクパタンをマスクとして用い
て等方性エッチングを行うことによって、メサストライ
プ状の光共振器層とメサストライプ状の非光共振器層を
同時に形成することができる。このようにして形成され
た光共振器層の活性層幅は広くなり、非光共振器層の非
光吸収領域の幅は、活性層の幅より狭くなる。
【0056】また、光共振器層及び非光共振器層の上面
の縁まで第二導電型の下側電流ブロック層を埋め込み、
更に、下側電流ブロック層上に第一導電型の上側電流ブ
ロック層を埋め込んである。このため、レーザ光を活性
層に励起させる場合、活性層の発振しきい値電流の低下
を抑制できる。また、非光吸収領域は、活性層の幅より
狭くして、下層及び上側電流ブロック層で埋め込んであ
るので、遠視野像(FFP)の制御が容易になる。ま
た、非光吸収領域の上部に絶縁層を形成しているので、
レーザ光を励起した際に非光吸収領域には電流が流れに
くくなり、従来の半導体レーザに比べ非光共振器側の劈
開面付近に発生する光学損傷が更に減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の半導体レーザの製造方法の一実施例
を説明するために供する工程図である。
【図2】図1の後工程を説明するために供する工程図で
ある。
【図3】(A)〜(B)は、図2の後工程を説明するた
めに供する工程図である。
【図4】(A)〜(B)は、図3の後工程を説明するた
めに供する工程図である。
【図5】(A)〜(B)は、図4の後工程を説明するた
めに供する工程図である。
【図6】この発明の半導体レーザの構造を説明するため
に供する概略的平面図である。
【図7】(A)〜(B)は、図6のX−X線及びY−Y
線に沿って切断した概略的断面図である。
【符号の説明】
10:基板(n−GaAs基板) 12、12a:下側クラッド層 14、14a、14b:光ガイド層 16、16a:エッチングストップ層 18、18a,18b:活性層 20、20a、20b:保護層 22:エッチングマスクパタン 24、24a:上側クラッド層 24b:非光吸収領域 26、26a、26b:コンタクト層 27:光共振器層 28:第二エッチングマスクパタン 29:非光共振器層 30:下側電流ブロック層(p−InGaP) 32:上側電流ブロック層(n−InGAP) 33:上面の縁 34:第三SiO2 エッチングマスク 35:凹部 36:絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−151685(JP,A) 特開 平5−190970(JP,A) 特開 平4−37083(JP,A) 特開 昭58−138084(JP,A) 特開 平3−14281(JP,A) Appl.Phys.Lett.59 (15)(1991)p.1875−1877 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 5/00 - 5/50

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、メサストライプ状の光共振器
    層とこれに隣接して設けられ、かつ該光共振器層より幅
    狭でメサストライプ状の非光共振器層とを具え、前記光
    共振器層及び前記非光共振器層の少なくとも上面の縁ま
    で第二導電型の下側電流ブロック層を埋め込み、更に、
    該下側電流ブロック層上に第一導電型の上側電流ブロッ
    ク層を埋め込んでなる半導体レーザを形成するに当た
    り、 (a)基板上に、第一導電型の下側クラッド層、光ガイ
    ド層、エッチングストップ層、活性層及び第二導電型の
    保護層を順次形成する工程と、 (b)前記保護層上にストライプ形のエッチングマスク
    パタンを用いて、選択エッチングにより前記エッチング
    ストップ層の表面が露出するまで前記保護層と前記活性
    層とを除去してストライプ状の前記保護層及び活性層を
    形成する工程と、 (c)前記保護層と前記エッチングストップ層上に第二
    導電型の上側クラッド層と第二導電型のコンタクト層と
    をそれぞれ形成する工程と、 (d)前記コンタクト層上にストライプ状の保護層に対
    して直交させて、かつ該保護層上では幅広で前記保護層
    間では幅狭の第二エッチングマスクパタンを形成する工
    程と、 (e)その後、等方性エッチングを行って前記コンタク
    ト層、前記上側クラッド層、前記保護層、前記活性層、
    前記エッチングストップ層、前記光ガイド層及び前記下
    側クラッド層の一部を除去してメサストライプ状の光共
    振器層及び非光共振器層を形成する工程と、 (f)前記光共振器層及び非光共振器層の少なくとも上
    面の縁まで第二導電型の下側電流ブロック層を埋め込
    み、更に、該下側電流ブロック層上に第一導電型の上側
    電流ブロック層を埋め込む工程と、 (g)前記非光共振器層側の前記コンタクト層の部分を
    選択的に除去する工程と、 (h)前記非光共振器層側の前記コンタクト層を除去し
    た部分に絶縁膜を形成する工程とを含むことを特徴とす
    る半導体レーザの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体レーザの製造方
    法において、 前記(b)工程に記載のストライプ状のエッチングマス
    クパタンのストライプ方向を前記基板の〈01−1〉
    (但し、−1のマイナス記号はバーであることを示
    す。)方向とすることを特徴とする半導体レーザの製造
    方法。
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