JP3043189B2 - 梱包構造 - Google Patents

梱包構造

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JP3043189B2
JP3043189B2 JP4283529A JP28352992A JP3043189B2 JP 3043189 B2 JP3043189 B2 JP 3043189B2 JP 4283529 A JP4283529 A JP 4283529A JP 28352992 A JP28352992 A JP 28352992A JP 3043189 B2 JP3043189 B2 JP 3043189B2
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Japan
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refrigerator
packing
cardboard box
bottom plate
flaps
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庸泰 山岸
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷蔵庫等の梱包構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫やショーケースを梱包する場合、
従来では実公平2−31416号公報に見られるよう
に、木製の保持板にて保持させた複数の発泡スチロール
製の緩衝材や緩衝性部材、また段ボール板などの緩衝性
板などをショーケースの上面に当てて、上からの荷重や
押圧力による損傷を防ぐように保護し、上から段ボール
箱を被せて収容包装する梱包の方法が良く使われてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの従来の梱包
方式では、幾つかの保護部材を必要とし、部品点数が多
いばかりではなく、梱包、開梱の時にこれらの部品の取
付け、取外しの手間がかかり大変である。
【0004】さらに、これら梱包部材である木材や発泡
スチロール等の樹品部材を開梱し製品を設置した後に廃
棄しなければならない。
【0005】しかし近年環境問題、資源問題がクローズ
アップされており、これらの問題に十分留意することが
必要不可欠となって来ている。
【0006】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
梱包部品の削減を図り、梱包作業を容易にすると共に、
節資源、環境保全に寄与する梱包構造を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、梱包底板に冷
蔵庫を載置する一方、下面開口部と対向する上面開口部
の一方の対向辺に先に折られる一対の内フラップを、他
方の対向辺に後で折られて前記内側フラップの上に重な
る一対の外フラップを設けた外装段ボール箱を冷蔵庫に
被せ、冷蔵庫の上面板に内フラップを全面的に当接さ
せ、その内フラップに外フラップが全面的に接触した状
態で、複数の結束バンドにより外装段ボール箱を梱包底
板ごと結束固定したものである。
【0008】
【作用】梱包底板に冷蔵庫が置かれ、その冷蔵庫に外装
段ボール箱が被され、外装ダンボール箱の上面開口部の
一方の対向辺にある一対の内フラップが先に折られて、
冷蔵庫の上面板に当接し、その内フラップの上に他方の
対向辺にある一対の外フラップが折られて接触し、冷蔵
庫の上面部は二重に重なる内、外2枚ずつのフラップで
被覆保護される。この後に、複数の結束バンドにより、
外装ダンボール箱、冷蔵庫、梱包底板を一緒にして結束
することで、作業を簡単にして結束固定することができ
る。梱包部品が外装ダンボール箱と梱包体板とそれに結
束バンドという具合に少なくて、従来用いていた発泡ス
チロールなどの緩衝用の保護部材を不要としている。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
【0010】梱包される機器としてアンダーカウンター
型の冷蔵庫を例にとり説明する。
【0011】1は冷蔵庫10の本体にして、該本体1は
図4に示すように外箱1aと内箱1bの間にウレタン1
c等が注入された断熱箱体である。断熱箱体はウレタン
1cが発泡注入されるので内部にすきまがなく外箱1a
及び内箱1bのたわみもなく、それ自体相当の剛性を有
する。そしてこの剛性のある断熱箱体の上に、ステンレ
ス等の金属製の厚みのある上面板2が組み付けられてい
る。この上面板2も厚みがあるので剛性があり、前述し
た剛性のある本体1とも相俟って冷蔵庫10全体として
剛性があるものとなっている。
【0012】ところで、本体1は観音開き式の開閉扉
3,3を前面開口に有した貯蔵室4と該貯蔵室4の横に
併設した機械室5とを備えている。そして上面板2はそ
の上で簡単な調理作業をするのを可能としている調理台
を兼ねている。6は本体1の下面に設けられた4ケの台
脚である。
【0013】8は前記冷蔵庫1を載置する梱包底板にし
て、木製の角材を井桁状に組んで形成され、そして一番
上に置かれる二本の上桟9,9には、前記冷蔵庫1の台
脚6を受け入れるためのU字状の溝11を互いに向かい
合わせて設置される樹脂製の台脚固定具12,12が取
り付けられている。
【0014】15は冷蔵庫10を梱包底板8に載置した
後、最後にこの冷蔵庫10に被せる外装段ボール箱にし
て、天面部に内フラップ16,16、外フラップ17,
17が構成され、内フラップ16,16が内側、その外
側に外フラップ17,17が重なり合う。そしてこの外
装段ボール箱15は下面を開口されており、18はその
開口部を示す。ここで開口部18の大きさは梱包底板8
よりやや大きくなっていて、図4より理解されるように
最前列と最後列に位置するところの梱包底板8の巾方向
の横桟19,19とラップする。
【0015】更にこの外装段ボール箱15とこれにて被
される冷蔵庫10と梱包底板8との関係を説明すると、
図3等より判るように、冷蔵庫1の天面である上面板2
と外装段ボール箱15の内フラップ16,16が当接
し、更にこの内フラップ16,16の上に外フラップ1
7,17が当接して二重に重なっている。
【0016】また図3および図4より理解されるよう
に、梱包底板8の横桟19の巾寸法と外装段ボール箱1
5の長手方向の内側寸法はほぼ同じであり、横桟19,
19の端面19b,19bに外装段ボール箱15の内面
が当接もしくは近接する。更に外装段ボール箱15の下
端は梱包底板8の横桟19下面とほぼ同じである。そし
て梱包底板8の横桟19の下側には直交する下桟21が
複数本設けられており、これら下桟21で構成される空
間22は、荷役作業等にフォークリフトの爪を出し入れ
するために利用される。
【0017】25は樹脂製の結束バンドにして、複数本
使用され、外装段ボール箱15の胴面から梱包底板8の
下面へと回し込んできつく結束している。梱包した冷蔵
庫10は外装段ボール箱15の左右両側面に設けた取手
穴23,23にて持ち運ばれる。
【0018】次に梱包の仕方を説明する。
【0019】梱包底板8の上に冷蔵庫本体1を載置す
る。この時冷蔵庫10の台脚6は台脚固定具12のU字
状の溝11に嵌まり込んで、前後左右に動き得ないよう
にされる。この後外装段ボール箱15を冷蔵庫10の上
方から被せる。被せた後外装段ボール箱15の内フラッ
プ16,16を先に折り曲げて冷蔵庫10の上面板2上
に当接させる。次いで外フラップ17,17を折り曲げ
内フラップ16,16の上面に当接させ、両フラップ1
6,17を重ね合わせる。
【0020】最後に梱包底板8と冷蔵庫10と外装段ボ
ール箱15とを三本の結束バンド25にて巻き締めて固
定する。こうして冷蔵庫10は簡単に、かつ確実に梱包
される。
【0021】梱包を終えた外装段ボール箱の中の冷蔵庫
10を見ると、図3および図4より判るように冷蔵庫1
0の巾方向の左右両側と外装段ボール箱15の内面との
間にすき間31,31が有り、また冷蔵庫10の前後方
向の面と外装段ボール箱15の内面との間にもすき間3
2,32が有る。これらのすき間31,32の存在によ
って外力が加わっても冷蔵庫10に傷が付かないように
なっている。
【0022】そして冷蔵庫10が梱包された状態で、上
方から下方への外力に対し、外装段ボール箱15の内フ
ラップ16,16と外フラップ17,17はクッション
性を有するので緩衝材の役目をする。また、たとえ大き
な外力が加わっても上述したように冷蔵庫10全体が鋼
体で構成されるので変形することはない。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、梱包体板
に冷蔵庫を載置し、下面を開口せる外装ダンボール箱を
冷蔵庫に被せ、上面の内フラップ、外フラップを順次折
って冷蔵庫上面に内フラップを当接させ、その内フラッ
プに外フラップが接触するものなので、この二重に重な
った内フラップと外フラップで緩衝材の役目を果たすこ
とができる。そして、最後に外装段ボール箱を梱包底板
ごと結束バンドで固定するようにした梱包構造である。
【0024】従って従来の梱包装置のように、発泡スチ
ロールや段ボール厚紙また木製の桟部材などを使った緩
衝部品を要さず、部品が削減し、コストダウンとなる。
部品数が少なくなっているので、梱包にかかる作業工数
が減り、梱包が容易となる。更に廃棄すると問題となる
発泡スチロール等の不使用により環境の保全に寄与し、
またこの発泡スチロールおよび木の節資源に貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷蔵庫を収納した本発明梱包構造の外観斜視
図。
【図2】冷蔵庫と梱包部材との関係を分解して示した外
観斜視図。
【図3】冷蔵庫を外装段ボール箱に収納した状態を示す
図1におけるA−A断面図。
【図4】同上趣旨による図1におけるB−B断面図。
【符号の説明】
1 本体 2 上面板 8 梱包底板 15 外装段ボール箱 16 内フラップ 25 結束バンド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梱包底板に冷蔵庫を載置する一方、下面
    開口部と対向する上面開口部の一方の対向辺に先に折ら
    れる一対の内フラップを、他方の対向辺に後で折られて
    前記内フラップの上に重なる一対の外フラップを設けた
    外装段ボール箱を冷蔵庫に被せ、冷蔵庫の上面板に内フ
    ラップを全面的に当接させ、その内フラップに外フラッ
    プが全面的に接触した状態で、複数の結束バンドにより
    外装段ボール箱を梱包底板ごと結束固定したことを特徴
    とする梱包構造。
JP4283529A 1992-09-30 1992-09-30 梱包構造 Expired - Lifetime JP3043189B2 (ja)

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JPH06115564A (ja) 1994-04-26

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