JP3043018B2 - 除雪機 - Google Patents
除雪機Info
- Publication number
- JP3043018B2 JP3043018B2 JP1201351A JP20135189A JP3043018B2 JP 3043018 B2 JP3043018 B2 JP 3043018B2 JP 1201351 A JP1201351 A JP 1201351A JP 20135189 A JP20135189 A JP 20135189A JP 3043018 B2 JP3043018 B2 JP 3043018B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- auger
- snow
- rotating plate
- side panel
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
- E01H—STREET CLEANING; CLEANING OF PERMANENT WAYS; CLEANING BEACHES; DISPERSING OR PREVENTING FOG IN GENERAL CLEANING STREET OR RAILWAY FURNITURE OR TUNNEL WALLS
- E01H5/00—Removing snow or ice from roads or like surfaces; Grading or roughening snow or ice
- E01H5/04—Apparatus propelled by animal or engine power; Apparatus propelled by hand with driven dislodging or conveying levelling elements, conveying pneumatically for the dislodged material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、機体の前部に積雪を掻き集めるオーガを備
えた除雪機に関する。
えた除雪機に関する。
［従来の技術］ 従来の除雪機は、例えば「実開昭59−51814号公報」
に開示されているように、走行可能な機体の前部に、前
方に向って開口するオーガハウジングを設け、このオー
ガハウジング内にエンジンによって回転駆動されるオー
ガを配置した構成となっている。
に開示されているように、走行可能な機体の前部に、前
方に向って開口するオーガハウジングを設け、このオー
ガハウジング内にエンジンによって回転駆動されるオー
ガを配置した構成となっている。
そして、この種の除雪機は、除雪作業中、オーガハウ
ジングやオーガを積雪に押し付けながら前進するので、
上記オーガハウジングの左右両端部に、オーガを側方か
ら覆い隠すサイドパネルを取り付け、このオーガとオー
ガハウジングとの間からの雪漏れを防止して、オーガの
集雪能力を高めている。
ジングやオーガを積雪に押し付けながら前進するので、
上記オーガハウジングの左右両端部に、オーガを側方か
ら覆い隠すサイドパネルを取り付け、このオーガとオー
ガハウジングとの間からの雪漏れを防止して、オーガの
集雪能力を高めている。
［発明が解決しようとする課題］ ところが、オーガハウジングにサイドパネルを取り付
けた場合、このサイドパネルとオーガとの間には前方に
開口する隙間が生じるので、除雪作業中、この隙間に雪
が入り込んでしまい、ここに雪が詰まり易くなる。
けた場合、このサイドパネルとオーガとの間には前方に
開口する隙間が生じるので、除雪作業中、この隙間に雪
が入り込んでしまい、ここに雪が詰まり易くなる。
特に氷状に固まった雪や水分を含んで重くなった雪が
隙間に入り込んで凍結すると、雪質によっては除雪機を
前進させる際の大きな抵抗となることがあり、除雪作業
の妨げとなるといった不具合がある。
隙間に入り込んで凍結すると、雪質によっては除雪機を
前進させる際の大きな抵抗となることがあり、除雪作業
の妨げとなるといった不具合がある。
本発明はこのような事情にもとづいてなされたもの
で、サイドパネルとオーガの間の隙間に雪が詰まるのを
防止できるとともに、この隙間に入り込んだ雪をオーガ
側に導いて掻き集めることができ、除雪作業を効率良く
行える除雪機の提供を目的とする。
で、サイドパネルとオーガの間の隙間に雪が詰まるのを
防止できるとともに、この隙間に入り込んだ雪をオーガ
側に導いて掻き集めることができ、除雪作業を効率良く
行える除雪機の提供を目的とする。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するため、本発明に係る除雪機は、 機体の前部に配置され、この機体の前方に向って開口
されたオーガハウジングと； このオーガハウジング内に配置されるとともに、回転
駆動されるオーガと； 上記オーガハウジングの左右両端部に配置され、オー
ガを側方から覆い隠すサイドパネルと； 上記オーガのサイドパネルと向かい合う端部に設けら
れ、オーガと一体に回転する回転板と； この回転板から上記サイドパネルに向けて突出され、
このサイドパネルと回転板との間の隙間に入り込んだ雪
を掻き落とす雪掻き片と；を備えている。
されたオーガハウジングと； このオーガハウジング内に配置されるとともに、回転
駆動されるオーガと； 上記オーガハウジングの左右両端部に配置され、オー
ガを側方から覆い隠すサイドパネルと； 上記オーガのサイドパネルと向かい合う端部に設けら
れ、オーガと一体に回転する回転板と； この回転板から上記サイドパネルに向けて突出され、
このサイドパネルと回転板との間の隙間に入り込んだ雪
を掻き落とす雪掻き片と；を備えている。
そして、上記回転板は、上記隙間とオーガとの間を連
通させる開口部を有する円環状をなしており、この開口
部に臨む回転板の内周縁部に、回転板の径方向内側に向
けて張り出す延出部を形成するとともに、この延出部の
先端に上記雪掻き片を形成し、この雪掻き片は、上記開
口部の内側に位置されていることを特徴としている。
通させる開口部を有する円環状をなしており、この開口
部に臨む回転板の内周縁部に、回転板の径方向内側に向
けて張り出す延出部を形成するとともに、この延出部の
先端に上記雪掻き片を形成し、この雪掻き片は、上記開
口部の内側に位置されていることを特徴としている。
［作用］ この構成によれば、回転板の雪掻き片がオーガとサイ
ドパネルとの間の隙間内で回転するので、除雪作業中に
隙間に入り込んだ雪は、ここで凍結したり詰まる以前に
雪掻き片によって順次掻き取られる。
ドパネルとの間の隙間内で回転するので、除雪作業中に
隙間に入り込んだ雪は、ここで凍結したり詰まる以前に
雪掻き片によって順次掻き取られる。
この場合、雪掻き片は、回転板の内周縁部よりも開口
部の内側に向けて張り出した位置に形成されているの
で、雪掻き片によって掻き取られた雪の一部は、隙間と
オーガの内側との間を連通させる開口部に直接導かれる
とともに、残りの雪は、延出部を経て開口部に導かれ
る。このため、雪掻き片によって掻き取られた雪は、回
転板上に滞留することなく開口部を通じて効率良くオー
ガに送り込まれ、このオーガによって掻き集められる。
部の内側に向けて張り出した位置に形成されているの
で、雪掻き片によって掻き取られた雪の一部は、隙間と
オーガの内側との間を連通させる開口部に直接導かれる
とともに、残りの雪は、延出部を経て開口部に導かれ
る。このため、雪掻き片によって掻き取られた雪は、回
転板上に滞留することなく開口部を通じて効率良くオー
ガに送り込まれ、このオーガによって掻き集められる。
したがって、オーガとサイドパネルとの間に隙間が存
在しても、この隙間に雪が詰まることはなく、走行時の
抵抗も少なく抑えられて、除雪作業を効率良く行うこと
ができる。
在しても、この隙間に雪が詰まることはなく、走行時の
抵抗も少なく抑えられて、除雪作業を効率良く行うこと
ができる。
［実施例］ 以下本発明を、図面に示す一実施例にもとづいて説明
する。
する。
第５図中符号１で示す除雪機の機体は、その左右両側
部にクローラ形の走行体２を備えている。機体１上には
伝動ケース３が支持されており、この伝動ケース３の前
端には円筒状をなすインペラハウジング４が連結されて
いる。インペラハウジング４内には、第６図に示すよう
に前後方向に延びる駆動軸５が軸受６を介して支持され
ており、この駆動軸５は図示しないエンジンからの動力
伝達によって回転駆動される。
部にクローラ形の走行体２を備えている。機体１上には
伝動ケース３が支持されており、この伝動ケース３の前
端には円筒状をなすインペラハウジング４が連結されて
いる。インペラハウジング４内には、第６図に示すよう
に前後方向に延びる駆動軸５が軸受６を介して支持され
ており、この駆動軸５は図示しないエンジンからの動力
伝達によって回転駆動される。
なお、このエンジンは上記走行体２も駆動するように
なっている。
なっている。
インペラハウジング４の前端部には、オーガハウジン
グ７が連結されている。オーガハウジング７は前方に向
って断面円弧状に彎曲されて、前面が大きく開放されて
おり、このオーガハウジング７は第１図に示すように、
機体１の左右方向に沿って延びている。そして、オーガ
ハウジング７の背面中央部には、インペラハウジング４
に連なる連通孔８が開口されており、この連通孔８を通
じて上記駆動軸５の前端部がオーガハウジング７内に導
入されている。
グ７が連結されている。オーガハウジング７は前方に向
って断面円弧状に彎曲されて、前面が大きく開放されて
おり、このオーガハウジング７は第１図に示すように、
機体１の左右方向に沿って延びている。そして、オーガ
ハウジング７の背面中央部には、インペラハウジング４
に連なる連通孔８が開口されており、この連通孔８を通
じて上記駆動軸５の前端部がオーガハウジング７内に導
入されている。
駆動軸５の前端部にはギヤケース10が取り付けられて
いる。ギヤケース10にはオーガ軸11が支持されており、
このオーガ軸11はオーガハウジング７の内側において、
上記駆動軸５と直交する方向、つまり左右方向に沿って
横置きに配置されている。そして、このオーガ軸11上に
はウォームギヤ12が固定されているとともに、駆動軸５
の前端部外周には、ウォームギヤ12と噛み合うウォーム
13が形成されており、これらウォームギヤ12とウォーム
13の噛み合い部分は上記ギヤケース10によって覆い隠さ
れている。
いる。ギヤケース10にはオーガ軸11が支持されており、
このオーガ軸11はオーガハウジング７の内側において、
上記駆動軸５と直交する方向、つまり左右方向に沿って
横置きに配置されている。そして、このオーガ軸11上に
はウォームギヤ12が固定されているとともに、駆動軸５
の前端部外周には、ウォームギヤ12と噛み合うウォーム
13が形成されており、これらウォームギヤ12とウォーム
13の噛み合い部分は上記ギヤケース10によって覆い隠さ
れている。
駆動軸５上には、ギヤケース10を挾んだ両側に位置し
て、左右一対のオーガ15が取り付けられている。このオ
ーガ15は第３図に示すように、オーガ軸11の外周に挿通
されるスリーブ16と、このスリーブ16上にオーガステー
17を介して取り付けられる螺旋状のオーガリボン18とで
構成され、そのスリーブ16がオーガ軸11に対しシャーボ
ルト19を介して固定されている。そして、左右のオーガ
15はそのオーガリボン18の螺旋の巻き方向が互いに逆向
きとなっている。
て、左右一対のオーガ15が取り付けられている。このオ
ーガ15は第３図に示すように、オーガ軸11の外周に挿通
されるスリーブ16と、このスリーブ16上にオーガステー
17を介して取り付けられる螺旋状のオーガリボン18とで
構成され、そのスリーブ16がオーガ軸11に対しシャーボ
ルト19を介して固定されている。そして、左右のオーガ
15はそのオーガリボン18の螺旋の巻き方向が互いに逆向
きとなっている。
したがって、上記駆動軸５の回転がウォーム13および
ウォームギヤ12を介してオーガ軸11に伝わると、オーガ
15が回転して積雪を掻き取るとともに、この掻き取った
雪をオーガハウジング７の中央部に掻き集めるようにな
っている。そして、この集められた雪は連通孔８からイ
ンペラハウジング４内に送り込まれ、この後、駆動軸５
と一体に回転するインペラ20によって、インペラハウジ
ング４上のシュート21を通じて外方に排出される。
ウォームギヤ12を介してオーガ軸11に伝わると、オーガ
15が回転して積雪を掻き取るとともに、この掻き取った
雪をオーガハウジング７の中央部に掻き集めるようにな
っている。そして、この集められた雪は連通孔８からイ
ンペラハウジング４内に送り込まれ、この後、駆動軸５
と一体に回転するインペラ20によって、インペラハウジ
ング４上のシュート21を通じて外方に排出される。
ところで、オーガハウジング７の左右両端部には、夫
々サイドパネル22が取り付けられている。サイドパネル
22はオーガ15を左右両側から覆い隠しており、このサイ
ドパネル22にはオーガ軸11の左右両端部を回転自在に支
持する軸受部23が設けられている。
々サイドパネル22が取り付けられている。サイドパネル
22はオーガ15を左右両側から覆い隠しており、このサイ
ドパネル22にはオーガ軸11の左右両端部を回転自在に支
持する軸受部23が設けられている。
また、左右のオーガ15のサイドパネル22と向かい合う
端部には、回転板25が取り付けられている。回転板25は
第４図に示すように円環状をなしており、その端面が上
記オーガリボン18の端部に溶接等の手段により固定され
て、オーガ15と一体に回転するようになっている。
端部には、回転板25が取り付けられている。回転板25は
第４図に示すように円環状をなしており、その端面が上
記オーガリボン18の端部に溶接等の手段により固定され
て、オーガ15と一体に回転するようになっている。
第２図に示すように、回転板25は、サイドパネル22の
内面と向かい合っており、これら回転板25とサイドパネ
ル22との間には、隙間27が形成されている。そして、第
４図に示すように、回転板25の回転中心部には、略円形
の開口部28が同軸状に形成されており、この開口部28を
通じて上記隙間27とオーガリボン18の内側との間が連通
されている。回転板25は、開口部28に臨む内周縁部25a
を有している。この回転板25の内周縁部25aには、一対
の雪掻き部33が一体に形成されている。雪掻き部33は、
回転板25の径方向に互いに対向されており、上記オーガ
15の回転中心となるスリーブ16を挟んで向かい合ってい
る。
内面と向かい合っており、これら回転板25とサイドパネ
ル22との間には、隙間27が形成されている。そして、第
４図に示すように、回転板25の回転中心部には、略円形
の開口部28が同軸状に形成されており、この開口部28を
通じて上記隙間27とオーガリボン18の内側との間が連通
されている。回転板25は、開口部28に臨む内周縁部25a
を有している。この回転板25の内周縁部25aには、一対
の雪掻き部33が一体に形成されている。雪掻き部33は、
回転板25の径方向に互いに対向されており、上記オーガ
15の回転中心となるスリーブ16を挟んで向かい合ってい
る。
雪掻き部33は、延出部34と、この延出部34に連なる雪
掻き片26とを備えている。延出部34は、回転板25の内周
縁部25aからその径方向内側に向けて延びており、上記
開口部28の内側に張り出している。雪掻き片26は、延出
部34の先端に位置されている。雪掻き片26は、開口部28
の内側においてサイドパネル22側に向けて突出するよう
に切り起こされており、この雪掻き片26が上記隙間27に
入り込んでいる。
掻き片26とを備えている。延出部34は、回転板25の内周
縁部25aからその径方向内側に向けて延びており、上記
開口部28の内側に張り出している。雪掻き片26は、延出
部34の先端に位置されている。雪掻き片26は、開口部28
の内側においてサイドパネル22側に向けて突出するよう
に切り起こされており、この雪掻き片26が上記隙間27に
入り込んでいる。
なお、オーガハウジング７の下端部には、地上付近の
雪をオーガハウジング７内に掻き上げるスクレーパ30
と、オーガハウジング７の滑りを良くする滑走材31が取
り付けられている。
雪をオーガハウジング７内に掻き上げるスクレーパ30
と、オーガハウジング７の滑りを良くする滑走材31が取
り付けられている。
このような構成によれば、オーガ15と一体に回転する
回転板25に、この回転板25とサイドパネル22との間の隙
間27に向って突出する雪掻き片26を設けたので、除雪作
業中、回転板25とサイドパネル22との間の隙間27に雪が
入り込んだとしても、この雪は雪掻き片26によって順次
掻き取られることになり、雪が隙間27で凍結したり、隙
間27に詰まるのを未然に防止することができる。
回転板25に、この回転板25とサイドパネル22との間の隙
間27に向って突出する雪掻き片26を設けたので、除雪作
業中、回転板25とサイドパネル22との間の隙間27に雪が
入り込んだとしても、この雪は雪掻き片26によって順次
掻き取られることになり、雪が隙間27で凍結したり、隙
間27に詰まるのを未然に防止することができる。
しかも、この雪掻き片26は、回転板26の内周縁部25a
から開口部28の内側に張り出した位置に形成されている
ので、雪掻き片26によって掻き取られた雪の一部は、隙
間27とオーガリボン18の内側との間を連通させる開口部
28に直接導かれる。それとともに、雪掻き片26は、回転
板25の接線方向に延びる延出部34を介して回転板25の内
周縁部25aに連なっているので、雪掻き片26によって掻
きき取られた雪の一部は、延出部34を経て開口部28に導
かれる。
から開口部28の内側に張り出した位置に形成されている
ので、雪掻き片26によって掻き取られた雪の一部は、隙
間27とオーガリボン18の内側との間を連通させる開口部
28に直接導かれる。それとともに、雪掻き片26は、回転
板25の接線方向に延びる延出部34を介して回転板25の内
周縁部25aに連なっているので、雪掻き片26によって掻
きき取られた雪の一部は、延出部34を経て開口部28に導
かれる。
したがって、雪掻き片26によって掻き取られた雪は、
第２図中矢印で示すように、回転板25上に滞留すること
なく開口部28を通じて効率良くオーガ15側に送り込まれ
ることになり、このオーガ15によって掻き集められる。
第２図中矢印で示すように、回転板25上に滞留すること
なく開口部28を通じて効率良くオーガ15側に送り込まれ
ることになり、このオーガ15によって掻き集められる。
このため、オーガ15とサイドパネル22との間に隙間27
が存在しても、この隙間27に雪が詰まることはなくなる
ので、その分、走行時の抵抗が少なく抑えられ、上記サ
イドパネル22でオーガ15からの雪漏れを防止したことと
合わせて、除雪作業を効率良く行うことができる。
が存在しても、この隙間27に雪が詰まることはなくなる
ので、その分、走行時の抵抗が少なく抑えられ、上記サ
イドパネル22でオーガ15からの雪漏れを防止したことと
合わせて、除雪作業を効率良く行うことができる。
なお、雪掻き片の形状および数は、上記実施例に特定
されるものではなく、オーガやオーガハウジングの大き
さに合わせて適宜変更し得ることは勿論である。
されるものではなく、オーガやオーガハウジングの大き
さに合わせて適宜変更し得ることは勿論である。
［発明の効果］ 以上詳述した本発明によれば、除雪作業中、回転板と
サイドパネルとの間の隙間に入り込んだ雪は、回転板の
雪掻き片によって順次掻き取られるとともに、この掻き
取られた雪は、回転板上に滞留することなく開口部に効
率良く導かれ、ここから順次オーガに送り込まれるの
で、オーガとサイドパネルとの間の隙間に雪が詰まるの
を確実に防止できる。したがって、除雪作業中に機体を
前進させる際の抵抗を少なく抑えることができ、サイド
パネルでオーガからの雪漏れを防止したことと合わせ
て、除雪作業を効率良く行うことができる。
サイドパネルとの間の隙間に入り込んだ雪は、回転板の
雪掻き片によって順次掻き取られるとともに、この掻き
取られた雪は、回転板上に滞留することなく開口部に効
率良く導かれ、ここから順次オーガに送り込まれるの
で、オーガとサイドパネルとの間の隙間に雪が詰まるの
を確実に防止できる。したがって、除雪作業中に機体を
前進させる際の抵抗を少なく抑えることができ、サイド
パネルでオーガからの雪漏れを防止したことと合わせ
て、除雪作業を効率良く行うことができる。
図面は本発明の一実施例を示し、第１図は除雪機の正面
図、第２図はサイドパネルと回転板との間の隙間を示す
断面図、第３図はオーガの正面図、第４図はオーガの側
面図、第５図は除雪機の側面図、第６図はオーガの駆動
系を示す断面図である。 １……機体、７……オーガハウジング、15……オーガ、
22……サイドパネル、25……回転板、25a……内周縁
部、26……雪掻き片、27……隙間、28……開口部、34…
…延出部。
図、第２図はサイドパネルと回転板との間の隙間を示す
断面図、第３図はオーガの正面図、第４図はオーガの側
面図、第５図は除雪機の側面図、第６図はオーガの駆動
系を示す断面図である。 １……機体、７……オーガハウジング、15……オーガ、
22……サイドパネル、25……回転板、25a……内周縁
部、26……雪掻き片、27……隙間、28……開口部、34…
…延出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹下 正敏 静岡県磐田市新貝2500番地 ヤマハ発動 機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−174523（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】機体の前部に配置され、この機体の前方に
向って開口されたオーガハウジングと； このオーガハウジング内に配置されるとともに、回転駆
動されるオーガと； 上記オーガハウジングの左右両端部に配置され、オーガ
を側方から覆い隠すサイドパネルと； 上記オーガのサイドパネルと向かい合う端部に設けら
れ、オーガと一体に回転する回転板と； この回転板から上記サイドパネルに向けて突出され、こ
のサイドパネルと回転板との間の隙間に入り込んだ雪を
掻き落とす雪掻き片と；を備えている除雪機において、 上記回転板は、上記隙間とオーガとの間を連通させる開
口部を有する円環状をなし、この開口部に臨む回転板の
内周縁部に、回転板の径方向内側に向けて張り出す延出
部を形成するとともに、この延出部の先端に上記雪掻き
片を形成し、この雪掻き片は、上記開口部の内側に位置
されていることを特徴とする除雪機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1201351A JP3043018B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 除雪機 |
| US07/562,218 US5123186A (en) | 1989-08-04 | 1990-08-03 | Snowblower |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1201351A JP3043018B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 除雪機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0366810A JPH0366810A (ja) | 1991-03-22 |
| JP3043018B2 true JP3043018B2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=16439595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1201351A Expired - Fee Related JP3043018B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 除雪機 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5123186A (ja) |
| JP (1) | JP3043018B2 (ja) |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US5410825A (en) * | 1993-10-25 | 1995-05-02 | Perrelli; Michael J. | Self-propelled snowthrower |
| JP3868586B2 (ja) * | 1997-08-08 | 2007-01-17 | 株式会社 神崎高級工機製作所 | 車軸駆動装置 |
| US6009642A (en) | 1998-10-30 | 2000-01-04 | Nugent; Gordon W. | Homeowner's method of snow removal with a motor vehicle |
| US6254329B1 (en) * | 2000-05-31 | 2001-07-03 | Sukup Manufacturing Company | Sweep auger |
| US6578292B2 (en) * | 2001-02-15 | 2003-06-17 | Deere & Company | Snowblower controls |
| CA2455175C (en) * | 2003-01-21 | 2007-10-09 | Honda Motor Co., Ltd. | Snow removal machine |
| US7305777B2 (en) * | 2004-04-29 | 2007-12-11 | Mtd Products Inc | Auger for snow throw machine |
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| CA3098716C (en) * | 2010-02-15 | 2023-07-04 | Certainteed Corporation | System, method and apparatus for processing fiber materials |
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-
1990
- 1990-08-03 US US07/562,218 patent/US5123186A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0366810A (ja) | 1991-03-22 |
| US5123186A (en) | 1992-06-23 |
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