JP3042356B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3042356B2
JP3042356B2 JP7083160A JP8316095A JP3042356B2 JP 3042356 B2 JP3042356 B2 JP 3042356B2 JP 7083160 A JP7083160 A JP 7083160A JP 8316095 A JP8316095 A JP 8316095A JP 3042356 B2 JP3042356 B2 JP 3042356B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端子金具の二重係止や
半挿入検知などを行うためのリテーナを備えたコネクタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタとしては、図7に示す
ものがあり、これは、後方から端子金具(図示せず)を
挿入させるキャビティ2を有するハウジング1と、この
ハウジング1に対して仮係止位置と本係止位置との間の
変位可能に装着されるリテーナ3とからなっている。
【0003】ハウジング1の下壁には、前方に突出して
片持ち状に形成されて端子金具を抜止状態に保持するラ
ンス4が、キャビティ2から退避する方向への弾性撓み
可能に設けられている。ランス4の下方には、前方へ板
状に突出する過度撓み防止部5が、ランス4の弾性変位
を許容するためのランス撓み空間6を空けて形成されて
いる。このランス撓み空間6は、上記リテーナ3の作動
片7が挿入されるようにもなっている。
【0004】リテーナ3を仮係止位置に装着した状態で
は、ランス4がランス撓み空間6内に退避することによ
り端子金具が円滑に挿入される。正規挿入位置に達した
端子金具に対してランス4が係合した後にリテーナ3を
本係止位置に押し込むと、その作動片7がランス撓み空
間6内に潜り込んでランス4の弾性撓みを規制すること
により、端子金具が二重係止状態にロックされる。ま
た、端子金具が半挿入のときには、ランス4がランス撓
み空間6内に突出するため、リテーナ3を本係止位置に
変位させるときに作動片7がランス4に突き当たること
になり、これによって端子金具が半挿入であることを検
知することができる。
【0005】端子金具をハウジング1から取り外す際に
は、リテーナ3を仮係止位置に変位させておき、治具
(図示せず)によってランス4をランス撓み空間6側へ
撓ませることにより端子金具との係合を解除し、その状
態を維持したまま端子金具を引き抜くようにする。この
ときに、治具の誤操作のためにランス4に対して過剰に
撓ませる力が作用しても、ランス4は、その弾性限度内
の一定量の撓みを生じたところで過度撓み防止部5に当
接するため、それ以上の撓みが阻止される。したがっ
て、ランス4がその弾性限度を超えて過剰に撓むことが
防止されるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなランス4
の過度撓みを防止する機能を備えたコネクタにおいて
は、その過度撓み防止部5は、ランス4がキャビティ2
の内側から外側方向に退避するように変位することに対
して機能するという性格上、ハウジング1の下面よりも
さらに下方に配置されなければならない。
【0007】ところが、従来のコネクタでは、過度撓み
防止部5がハウジング1に形成されている。このため、
このハウジング1のランス4よりも下方にランス撓み空
間6のためのスペースと過度撓み防止部5のためのスペ
ースとが必要になり、ハウジング1自身の大型化を招く
という不具合がある。また、過度撓み防止部5が突出し
た形状になっているため、その分、ハウジング成型用の
金型の形状が複雑になり、そのために、コスト増大を招
くことにもなっていた。
【0008】本願発明は上記事情に鑑みて創案されたも
のであって、ハウジングの小型化と軽量化を図ると共に
ハウジング用金型の形状を簡略化することを目的とする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、端子
金具を挿入可能なキャビティと前記端子金具を正規挿入
位置に保持するランスとを有するハウジングと、このハ
ウジングに対して仮係止位置と本係止位置との間での変
位を可能に取り付けられるリテーナとを備えてなり、こ
のリテーナが仮係止位置にある状態では前記ランスに弾
性撓みを生じさせつつ前記キャビティに対する前記端子
金具の挿抜を行わせ、この端子金具の正規挿入後に前記
リテーナを本係止位置へ移動させて前記ランスの弾性撓
みを規制することで前記端子金具を二重係止状態に保持
するようにしたものにおいて、前記リテーナには、その
リテーナが本係止位置にある状態で前記ランスと係合す
ることでそのランスの弾性変形を規制する作動部と、前
記作動部よりも薄い形態とされ、前記リテーナが仮係止
位置にある状態では前記ランスに対しそのランスの弾性
撓みを許容するランス撓み空間を空けて対応するように
位置する過度撓み規制部とが形成され、前記ランスは、
前記過度撓み規制部に当接することによりそのランスの
弾性限度を超えた過度の撓みを規制されるようになって
いる構成としたところに特徴を有するものである。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ハウジングは、キャビティが2段に分かれて配置さ
れ、且つ、両方のキャビティのランスが共にハウジング
の外面側に向かって弾性撓みを生じる構造になっている
構成としたところに特徴を有する。
【0011】
【作用】請求項1の発明においては、リテーナをハウジ
ングに装着した状態においては、ランスが過度撓み防止
部に妨げられることなく弾性撓みできるため、端子金具
のキャビティに対する挿抜を支障なく行うことができ
る。ランスに対して過剰な撓み力が作用しても、ランス
は過度撓み防止部に当接することによって過度に撓むこ
とが防止される。
【0012】請求項2の発明は、キャビティが2段に分
かれて設けられているが、そのランスが共にハウジング
の外面側に向かって弾性撓みするような構造になってい
るため、その両方のランスの過度撓みを共にリテーナの
過度撓み防止部によって防止することができる。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、過度撓み防止
部をリテーナに設けたから、過度撓み防止部をランスの
外側に位置させてハウジングに設けた場合に比べると、
ハウジングの小型化と軽量化を図ると共にハウジング用
の金型形状の簡素化を図ることが可能である。
【0014】請求項2の発明によれば、コネクタがキャ
ビティを2段に分けて設けたタイプのものであっても、
その両方のランスの過度撓み防止をリテーナに設けた過
度撓み防止部によって行うことができるから、ハウジン
グの小型化と軽量化を図ると共にハウジング用の金型形
状の簡素化を図ることが可能である。
【0015】
【実施例】
<実施例1>以下、本発明を具体化した実施例1を図1
乃至図5を参照して説明する。本実施例のコネクタは、
相手側の雄コネクタ(図示せず)との嵌合時にこれをガ
イドするフード部11を備えたハウジング10と、この
ハウジング10に対して仮係止位置と本係止位置との間
の変位可能に装着されるリテーナ30とから構成され
る。
【0016】ハウジング10には、後方から雌端子金具
40を挿入可能なキャビティ12が形成され、このキャ
ビティ12の下壁にはランス13が前方に突出するよう
に片持ち状態で形成されている。ランス13は、常には
その係合突部14をキャビティ12内に突出させて正規
位置に挿入された雌端子金具40に係合させる状態にあ
るが、係合突部14をキャビティ12から退避させるよ
うに下方への弾性撓みが可能となっている。
【0017】このランス13は、その下面をハウジング
10の外面側に露出させた状態となっている。ランス1
3の下面は、常には、ハウジング10の下面に対して平
行であって極僅かに外側へ突出した位置関係にある。ラ
ンス13が下方へ弾性撓みを生じたときには、ランス1
3の先端側がハウジング10の外面よりも外側へ突き出
すようになる。
【0018】また、ランス13の前方には、挿入口15
からハウジング10の前端面及び下面に亘って解放され
た型抜き用の空間16が空いている。この型抜き空間1
6は、後述するように雌端子金具40の抜き取りに際し
てランス13を雌端子金具40との係合を解除するよう
に変位させるための治具(図示せず)が挿入されるよう
になっている。
【0019】ハウジング10の外側壁には、リテーナ3
0の装着時にこれをガイドすると共にリテーナ30を仮
係止位置と本係止位置とに保持するためのガイド溝17
が形成されている。ガイド溝17の前端面は仮係止面1
8となっており、この仮係止面18よりも後方位置に
は、仮係止斜面21と本係止斜面22とを備えた保持部
20が形成されている(図5を参照)。さらに、ハウジ
ング10の外面には、本係止位置に変位したリテーナ3
0が当接可能な本係止突当面23が形成されている。
【0020】リテーナ30は、前後両面が開口してハウ
ジング10の外周を囲むような箱形をなしており、その
後端部外周にはハウジング10の本係止突当面23と当
接可能な本係止突当面31が形成されている。リテーナ
30の内側壁には上記ガイド溝17に嵌合される突起3
2が形成されており、この突起32には、ガイド溝17
と直交する係止面33と、ガイド溝17に対して傾斜し
た仮係止斜面34とが形成されている(図5を参照)。
突起32の係止面33と仮係止斜面34が、夫々、ガイ
ド溝17の仮係止面18と仮係止斜面21とに係合する
ことにより、リテーナ30は仮係止位置に保持される。
この状態からリテーナ30を本係止位置側へ押すと、仮
係止斜面21,34同士が係合することによってリテー
ナ30が外側へ弾性撓みしつつ突起32が保持部20を
乗り越え、突起32の係止面33の角部が本係止斜面2
2に係合すると共に本係止突当面23,31同士が当接
し、もって、リテーナ30が本係止位置に保持される。
この状態からリテーナ30を仮係止位置側へ押すと、係
止面33と本係止斜面22とが係合することによってリ
テーナ30が外側へ弾性撓みしつつ突起32が保持部2
0を乗り越え、リテーナ30が仮係止位置に戻る。
【0021】かかるリテーナ30の下板部には、リテー
ナ30が本係止位置にある状態においてランス13の下
面に対して殆ど隙間を空けずに対応するように位置する
作動部35が設けられている。この作動部35がランス
13の下面に係合することにより、ランス13の下方へ
の弾性変形が規制されるようになっている。
【0022】さらに、このリテーナ30の下板部におけ
る作動部35よりも後方の領域には、内壁側を切除して
板厚を作動部35よりも薄くした過度撓み防止部36が
設けられている。この過度撓み防止部36は、リテーナ
30が仮係止位置にある状態においてランス13の先端
部分に対して所定の間隔を空けて対応するように位置す
る。この状態において、過度撓み防止部36とランス1
3の下面との間にはランス撓み空間37が構成される。
【0023】このランス撓み空間37の上下の寸法は、
ランス13がその係合突部14をキャビティ12から完
全に退避させるまで弾性撓みを生じるときにおけるラン
ス13の先端の変位量よりも僅かに大きく設定されてい
る。したがって、雌端子金具40の挿入途中では、雌端
子金具40の下面に係合突部14が当接することによっ
てランス13がランス撓み空間37内に突出するような
弾性変形を生じることが許容されるようになる。なおか
つ、このランス撓み空間37の上下寸法は、ランス13
がその先端を過度撓み防止部36の上面に当接させるま
で撓みを生じたときに、その撓み量がランス13の弾性
限度の範囲内に抑えられるように設定されている。
【0024】また、上記作動部35と過度撓み防止部3
6との境界部はクランク状の段差になっており、この段
差の作動部35側の角部は雌端子金具40が半挿入状態
であることを検知するための半挿入検知部38となって
いる。半挿入位置にある雌端子金具40の底面に当接す
ることによってランス13がランス撓み空間37内に突
出した場合には、リテーナ30が仮係止位置から本係止
位置に向かって移動する途中で半挿入検知部38がその
ランス13の先端に突き当たるようになる。
【0025】次に、本実施例の作用について説明する。
リテーナ30は予めハウジング10の仮係止位置に装着
しておく(図3を参照)。この状態では、ランス13と
過度撓み防止部36の間にランス撓み空間37が形成さ
れているから、雌端子金具40をキャビティ12に挿入
すると、ランス13がそのランス撓み空間37内に弾性
撓みでき、これにより、雌端子金具40を円滑に挿入す
ることができる。この後、リテーナ30を本係止位置に
移動させると、図2に示すように、リテーナ30の作動
部35がランス13の下に潜り込み、そのランス13の
下方への変位を阻止する。よって、ランス13は雌端子
金具40に係合する状態にロックされ、雌端子金具40
は二重係止状態に保持される。
【0026】このとき、雌端子金具40が半挿入状態で
あれば、ランス13がランス撓み空間37内に突出した
状態になっているため、リテーナ30を本係止位置に移
動させる途中で半挿入検知部38がランス13の先端に
突き当たってそれ以上のリテーナ30の移動を行うこと
ができなくなり、作業者がこれを感得することによって
雌端子金具40の半挿入が検知される。
【0027】雌端子金具40を取り外す際には、予め、
本係止位置にあるリテーナ30を仮係止位置に移動させ
ておく。この状態から、治具(図示せず)をハウジング
10の前方から型抜き用空間16内に挿入してランス1
3を下方へ弾性撓みさせる(図4を参照)。これにより
ランス13と雌端子金具40との係合が解除されるか
ら、この状態を維持したままで雌端子金具40をキャビ
ティ12から抜き取るようにする。
【0028】このときに、作業者が治具の操作を誤り、
ランス13に対して過剰な押下げ力が作用したとして
も、ランス13はその弾性限度の範囲内の変位量の撓み
を生じたところで過度撓み防止部36の上面に当接し、
ランス13のそれ以上の撓みが阻止される。したがっ
て、ランス13がその弾性限度を超えて過剰に撓むこと
はなく、再び雌端子金具40をキャビティ12内に装着
するときには、ランス13が十分な弾性を発揮して雌端
子金具40を正規挿入状態にロックすることができるよ
うになる。
【0029】本実施例のコネクタにおいては、過度撓み
防止部36をリテーナ30に形成したから、過度撓み防
止部36がハウジング10に形成されていた従来のコネ
クタに比べると、ハウジング10の軽量化と、ハウジン
グ成型用の金型形状の簡略化が図られている。
【0030】また、ハウジング1に過度撓み防止部5を
設けた従来のコネクタの場合には、図6に示すように、
リテーナ3をハウジング1に嵌合させるためにリテーナ
3に設けた周壁8を過度撓み防止部5の外側に位置させ
ることになる。そのため、この周壁8の厚さ寸法だけハ
ウジング1が大型化するだけでなくリテーナ3も大型化
することになり、これに伴って、リテーナ3の外側に嵌
合される雄側のコネクタ(図示せず)とこの雄側のコネ
クタの更に外側に配されるフード部9も大型化してしま
うことになる。これに対し、過度撓み防止部36をリテ
ーナ30に設けた本実施例のコネクタにおいては、過度
撓み防止部36がハウジング10との嵌合用の周壁を兼
ねている。これにより、従来に比べると、その周壁の厚
さ寸法分だけリテーナ30の上下寸法が小さくなり、こ
れに伴って雄側のコネクタ及び本実施例のコネクタのフ
ード部11の寸法も小さくなっている。
【0031】<実施例2>次に、本発明を具体化した実
施例2を図6を参照して説明する。本実施例のコネクタ
は、ハウジング50にキャビティ12を上下二段に分け
て設けたものである。その他の構成については上記実施
例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号
を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
【0032】上下二段に分かれたキャビティ12は、互
いに上下対称な構成になり、双方のランス13が共にハ
ウジング50の外面側に向かうように互いに反対側へ弾
性撓みを生じるようになっている。一方、リテーナ52
には、その上板部53Uと下板部53Lの双方に過度撓
み防止部36が上下対称的に形成されている。かかる構
成のコネクタにおいても、上記実施例1と同じく、ハウ
ジングの小型化と軽量化、ハウジング成型用の金型形状
の簡略化、リテーナ及び相手側コネクタの小型化を図る
ことができる。
【0033】<他の実施例>本発明は上記記述及び図面
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含ま
れ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施することができる。
【0034】(1)上記実施例では雌側のコネクタに適
用した場合について説明したが、本発明は、雄側のコネ
クタにも適用することができる。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のコネクタの断面図
【図2】リテーナが本係止位置にある状態の部分拡大断
面図
【図3】リテーナが仮係止位置にある状態の部分拡大断
面図
【図4】雌端子金具取外しのためにランスを弾性撓みさ
せた状態の部分拡大断面図
【図5】リテーナを仮係止位置と本係止位置に保持する
ための構造をあらわす部分断面図
【図6】実施例2のコネクタのリテーナが仮係止位置に
ある状態の部分拡大断面図
【図7】従来例のコネクタの断面図
【符号の説明】
40…雌端子金具 10…ハウジング 12…キャビティ 30…リテーナ 13…ランス 36…過度撓み防止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/42

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子金具を挿入可能なキャビティと前記
    端子金具を正規挿入位置に保持するランスとを有するハ
    ウジングと、このハウジングに対して仮係止位置と本係
    止位置との間での変位を可能に取り付けられるリテーナ
    とを備えてなり、このリテーナが仮係止位置にある状態
    では前記ランスに弾性撓みを生じさせつつ前記キャビテ
    ィに対する前記端子金具の挿抜を行わせ、この端子金具
    の正規挿入後に前記リテーナを本係止位置へ移動させて
    前記ランスの弾性撓みを規制することで前記端子金具を
    二重係止状態に保持するようにしたものにおいて、 前記リテーナには、そのリテーナが本係止位置にある状態で前記ランスと係
    合することでそのランスの弾性変形を規制する作動部
    と、 前記作動部よりも薄い形態とされ、前記リテーナが仮係
    止位置にある状態では前記ランスに対しそのランスの弾
    性撓みを許容するランス撓み空間を空けて対応するよう
    に位置する過度撓み規制部とが形成され、 前記ランスは、前記過度撓み規制部に当接することによ
    りそのランスの弾性限度を超えた過度の撓みを規制され
    るようになっている ことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 ハウジングは、キャビティが2段に分か
    れて配置され、且つ、両方の前記キャビティのランスが
    共に前記ハウジングの外面側に向かって弾性撓みを生じ
    る構造になっていることを特徴とする請求項1記載のコ
    ネクタ。
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