JP3042261U - 立体キルティング布団 - Google Patents

立体キルティング布団

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JP3042261U
JP3042261U JP1997002569U JP256997U JP3042261U JP 3042261 U JP3042261 U JP 3042261U JP 1997002569 U JP1997002569 U JP 1997002569U JP 256997 U JP256997 U JP 256997U JP 3042261 U JP3042261 U JP 3042261U
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partition
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JP1997002569U
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English (en)
Inventor
幸作 磯部
Original Assignee
株式会社丸八真綿
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕切片を側地に取り付ける作業を容易とする
ことにより、立体キルティング布団の製造効率を向上さ
せる。 【解決手段】 第1の接続部14と第4の接続部25と
を仕切片で連結しない。第1の接続部14と第3の接続
部24とを、斜め方向に延長された仕切片31で連結す
る。第2の接続部15と第4の接続部25とを、斜め方
向に延長された仕切片32で連結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として掛け布団として使用される立体キルティング布団に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
実開昭62−190569号公報には、仕切片を斜め方向に延長させた立体キ ルティング布団が開示されている。この布団によれば、仕切片が斜め方向に延長 されているために、保温性が向上するといった利点がある。
【0003】 しかしながら、この立体キルティング布団は、仕切布をジグザグ状に連続させ ているため(前記公報の第1図参照)、仕切布を縫い合わせる作業が煩雑となっ ていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、前記の事情に鑑みてなされたもので、仕切片を側地に取り付ける作 業を容易とし、製造効率を向上させることができる立体キルティング布団を提供 することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の立体キルティング布団は、表地を、仕切片が取り付けられる第 1および第2の接続部を互いに間隔をおいて有するものとし、裏地を、仕切片が 取り付けられる第3および第4の接続部を互いに間隔をおいて有するものとし、 第1の接続部を、第3の接続部と第4の接続部との中間部に配設し、第4の接続 部を、第1の接続部と第2の接続部との中間部に配設し、第1の接続部と第3の 接続部とを、斜め方向に延長させられた第1の仕切片で連結し、第2の接続部と 第4の接続部とを、斜め方向に延長させられた第2の仕切片で連結し、第1の接 続部と第4の接続部とを仕切片で連結しない構成とされている。
【0006】 請求項2記載の立体キルティング布団は、請求項1記載の立体キルティング布 団において、第1および第2の仕切片を、小仕切片の側縁どうしを連結させるこ とによって構成されている。
【0007】 請求項3記載の立体キルティング布団は、表地を、第1〜第4の仕切片が取り 付けられる第1、第2および第6の接続部を互いに間隔をおいて有するものとし 、裏地を、第1〜第4の仕切片が取り付けられる第3、第4、第5および第7の 接続部を互いに間隔をおいて有するものとし、第1の接続部を、第3の接続部と 第4の接続部との中間部に配設し、第2の接続部を、第4の接続部と第5の接続 部との中間部に配設し、第6の接続部を、第5の接続部と第7の接続部との中間 部に配設し、第1の接続部と第3の接続部とを、斜め方向に延長させられた第1 の仕切片で連結し、第2の接続部と第4の接続部とを、斜め方向に延長させられ た第2の仕切片で連結し、第2の接続部と第5の接続部とを、斜め方向に延長さ せられた第3の仕切片で連結し、第6の接続部と第7の接続部とを、斜め方向に 延長させられた第4の仕切片で連結し、第1の接続部と第4の接続部、および、 第6の接続部と第5の接続部とを仕切片で連結しない構成とされている。
【0008】 請求項4記載の立体キルティング布団は、請求項3記載の立体キルティング布 団において、第1〜第4の仕切片を、小仕切片の側縁どうしを連結させることに よって構成し、第2の接続部に連結された第2仕切片と第3仕切片とを構成する 二つの小仕切片を、帯状部材の幅方向ほぼ中央から一側縁にかけての部分と、他 側縁にかけての部分とから構成した。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の一実施形態に係る立体キルティング布団を添付の図面に基づいて説明 する。なお、添付の図面においては、理解を容易とするために、部材の厚さや寸 法を適宜模式的に記載している。
【0010】 この布団1は、掛け布団として使用されるものである。布団1は、互いの周縁 12および22どうしが縫い糸4によって止着されて内部に密閉空間が形成され ている表地10および裏地20と、表地10と裏地20との間に配設されてこれ らを連結する第1〜第4仕切片31〜34と、これらに交差して配置された横方 向の仕切片(図示せず)を主体として構成されている。第1〜第4仕切片31〜 34は、図1中紙面の厚さ方向に延長された長尺状のもので、布地によって構成 されている。横方向の仕切片の構成としては、実開昭62−190569号公報 の第2図に示されたものと同様なので、詳細についての説明は省略する。これら の仕切片により、表地10と裏地20との間には、平面視して矩形状に形成され た複数の区画2が形成されている。各区画2の内部には、中綿3が収納されてい る。本実施形態では、中綿3として、ダウンを主体とした羽毛が用いられている 。
【0011】 表地10は、第1〜第4の仕切片31〜34が取り付けられる第1、第2およ び第6の接続部14・15・16を、互いに間隔をおいて有している。裏地20 は、第1〜第4の仕切片31〜34が取り付けられる第3、第4、第5および第 7の接続部24・25・26・27を、互いに間隔をおいて有している。第1の 接続部14は、第3の接続部24と第4の接続部25とのほぼ中央部に配設され ている。第2の接続部15は、第4の接続部25と第5の接続部26とのほぼ中 央部に配設されている。第6の接続部16は、第5の接続部26と第7の接続部 27とのほぼ中央部に配設されている。
【0012】 第1の接続部14と第3の接続部24とは、斜め方向に延長させられた第1の 仕切片31によって連結されている。第2の接続部15と第4の接続部25とは 、斜め方向に延長させられた第2の仕切片32によって連結されている。第2の 接続部15と第5の接続部26とは、斜め方向に延長させられた第3の仕切片3 3で連結されている。第6の接続部16と第7の接続部27とは、斜め方向に延 長させられた第4の仕切片34で連結されている。さらに、本実施形態に係る布 団1では、第1の接続部14と第4の接続部25、および、第6の接続部16と 第5の接続部26とは、仕切片で連結されていない構成となっている。
【0013】 第1の仕切片14は、仕切片14の半分の幅を有する小仕切片31aと31b との、長手方向に沿う側縁を縫い合わせることによって連結して構成されている 。同様に、第2〜第4の仕切片32〜34は、小仕切片32a〜34aと小仕切 片32b〜34bとの側縁どうしを縫い合わせることによって連結して構成され ている。ただし、本実施形態の布団1では、第2の接続部15に連結された第2 仕切片32と第3仕切片33とを構成する二つの小仕切片32aおよび33aは 、柔軟性を有する1枚の帯状部材40における幅方向ほぼ中央から一側縁にかけ ての部分と、他側縁にかけての部分とによって構成されている。
【0014】 本実施形態に係る布団1は、第1の接続部14と第4の接続部25、および、 第6の接続部16と第5の接続部26とを仕切片で連結しない構成としたので、 第1の接続部14に取り付けた小仕切片31aについては、迷うことなく、第3 の接続部24に取り付けた小仕切片31bと連結すればよい。ここで、第1の接 続部14と第4の接続部25をも仕切片で連結する構成とした場合には、第1の 接続部14から第3の接続部24に延長すべき仕切片と第4の接続部25に延長 すべき仕切片とが混在する。すると、作業者は、誤作業を防ぐため、逐一取付先 を確認する必要がある。一般に、仕切片は、柔軟性の高い布地によって構成され ているので、この作業は、実際には、かなり煩雑で間違いやすい作業となる。よ って、これを防ぐための確認作業を行っていると、布団1の製造効率を低下させ ることになる。しかしながら、本実施形態に係る布団1によれば、第1の接続部 14と第4の接続部25、および、第6の接続部16と第5の接続部26とを仕 切片で連結しない構成としたので、仕切片を表地10または裏地20に取り付け る作業を容易とし、布団1の製造効率を向上させることができるという利点があ る。
【0015】 なお、前記実施形態においては、第1〜第4の仕切片31〜34を、小仕切片 31a〜34aおよび31b〜34bから構成したが、第1〜第4の仕切片31 〜34を一枚の布地から構成してもよい。また、本明細書における表地および裏 地の語は、使用時において内側に配置されるか外側に配置されるかを限定するた めのものではなく、一方と他方とを区別するためだけに用いた語である。
【0016】
【考案の効果】
請求項1記載の立体キルティング布団は、表地を、仕切片が取り付けられる第 1および第2の接続部を互いに間隔をおいて有するものとし、裏地を、仕切片が 取り付けられる第3および第4の接続部を互いに間隔をおいて有するものとし、 第1の接続部を、第3の接続部と第4の接続部との中間部に配設し、第4の接続 部を、第1の接続部と第2の接続部との中間部に配設し、第1の接続部と第3の 接続部とを、斜め方向に延長させられた第1の仕切片で連結し、第2の接続部と 第4の接続部とを、斜め方向に延長させられた第2の仕切片で連結し、第1の接 続部と第4の接続部とを仕切片で連結しない構成とされているので、仕切片を側 地に取り付ける作業を容易とし、製造効率を向上させることができる。
【0017】 請求項2記載の立体キルティング布団は、請求項1記載の立体キルティング布 団において、第1および第2の仕切片を、小仕切片の側縁どうしを連結させるこ とによって構成したので、仕切布と側地とを取り付ける作業を容易とすることが できる。よって、布団の製造効率を一層向上させることができる。
【0018】 請求項3記載の立体キルティング布団は、表地を、第1〜第4の仕切片が取り 付けられる第1、第2および第6の接続部を互いに間隔をおいて有するものとし 、裏地を、第1〜第4の仕切片が取り付けられる第3、第4、第5および第7の 接続部を互いに間隔をおいて有するものとし、第1の接続部を、第3の接続部と 第4の接続部との中間部に配設し、第2の接続部を、第4の接続部と第5の接続 部との中間部に配設し、第6の接続部を、第5の接続部と第7の接続部との中間 部に配設し、第1の接続部と第3の接続部とを、斜め方向に延長させられた第1 の仕切片で連結し、第2の接続部と第4の接続部とを、斜め方向に延長させられ た第2の仕切片で連結し、第2の接続部と第5の接続部とを、斜め方向に延長さ せられた第3の仕切片で連結し、第6の接続部と第7の接続部とを、斜め方向に 延長させられた第4の仕切片で連結し、第1の接続部と第4の接続部、および、 第6の接続部と第5の接続部とを仕切片で連結しない構成とされているので、請 求項1記載の考案と同様の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施形態に係る立体キルティング
布団の概略的な横断面図である。
【符号の説明】
1 立体キルティング布団 2 区画 3 中綿 10 表地 14〜16 第1・第2・第6の接続部 20 裏地 24〜27 第3・第4・第5・第7の接続部 31〜34 第1〜第4の仕切片 31a〜34a・31b〜34b 小仕切片 40 帯状部材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いの周縁が止着された表地(10)お
    よび裏地(20)と、これらの表地と裏地との間に配設
    されてこれらを連結する仕切片とを備え、前記仕切片に
    より前記表地と裏地との間に区画(2)が形成され、こ
    の区画の内部に中綿(3)が収納されている立体キルテ
    ィング布団(1)において、前記表地は、前記仕切片が
    取り付けられる第1および第2の接続部(14および1
    5)を、互いに間隔をおいて有し、前記裏地は、前記仕
    切片が取り付けられる第3および第4の接続部(24お
    よび25)を、互いに間隔をおいて有し、前記第1の接
    続部は、前記第3の接続部と前記第4の接続部との中間
    部に配設されており、前記第4の接続部は、前記第1の
    接続部と前記第2の接続部との中間部に配設されてお
    り、前記第1の接続部と前記第3の接続部とは、斜め方
    向に延長させられた第1の仕切片(31)で連結されて
    おり、前記第2の接続部と前記第4の接続部とは、斜め
    方向に延長させられた第2の仕切片(32)で連結され
    ており、前記第1の接続部と前記第4の接続部とは仕切
    片で連結されていないことを特徴とする立体キルティン
    グ布団。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の仕切片は、小仕切
    片(31a・31b・32a・32b)の側縁どうしを
    連結させることによって構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の立体キルティング布団。
  3. 【請求項3】 互いの周縁が止着された表地(10)お
    よび裏地(20)と、これらの表地と裏地との間に配設
    されてこれらを連結する第1〜第4の仕切片とを備え、
    前記第1〜第4の仕切片により前記表地と裏地との間に
    区画(2)が形成され、この区画の内部に中綿(3)が
    収納されている立体キルティング布団(1)において、
    前記表地は、前記第1〜第4の仕切片が取り付けられる
    第1、第2および第6の接続部を、互いに間隔をおいて
    有し、前記裏地は、前記第1〜第4の仕切片が取り付け
    られる第3、第4、第5および第7の接続部を、互いに
    間隔をおいて有し、前記第1の接続部は、前記第3の接
    続部と前記第4の接続部との中間部に配設されており、
    前記第2の接続部は、前記第4の接続部と前記第5の接
    続部との中間部に配設されており、前記第6の接続部
    は、前記第5の接続部と前記第7の接続部との中間部に
    配設されており、前記第1の接続部と前記第3の接続部
    とは、斜め方向に延長させられた第1の仕切片で連結さ
    れており、前記第2の接続部と前記第4の接続部とは、
    斜め方向に延長させられた第2の仕切片で連結されてお
    り、前記第2の接続部と前記第5の接続部とは、斜め方
    向に延長させられた第3の仕切片で連結されており、前
    記第6の接続部と前記第7の接続部とは、斜め方向に延
    長させられた第4の仕切片で連結されており、前記第1
    の接続部と前記第4の接続部、および、前記第6の接続
    部と前記第5の接続部とは、仕切片で連結されていない
    ことを特徴とする立体キルティング布団。
  4. 【請求項4】 前記第1〜第4の仕切片は、小仕切片の
    側縁どうしを連結させることによって構成されており、
    前記第2の接続部に連結された第2仕切片と第3仕切片
    とを構成する二つの小仕切片は、帯状部材(40)の幅
    方向ほぼ中央から一側縁にかけての部分と、他側縁にか
    けての部分とから構成されていることを特徴とする請求
    項3記載の立体キルティング布団。
JP1997002569U 1997-04-07 1997-04-07 立体キルティング布団 Expired - Lifetime JP3042261U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6116077B2 (ja) * 1979-12-11 1986-04-28 Mitsubishi Electric Corp

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6116077B2 (ja) * 1979-12-11 1986-04-28 Mitsubishi Electric Corp

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