JP3042133B2 - 紙製鋸刃付のラップフィルム収納紙箱 - Google Patents

紙製鋸刃付のラップフィルム収納紙箱

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JP3042133B2
JP3042133B2 JP4030643A JP3064392A JP3042133B2 JP 3042133 B2 JP3042133 B2 JP 3042133B2 JP 4030643 A JP4030643 A JP 4030643A JP 3064392 A JP3064392 A JP 3064392A JP 3042133 B2 JP3042133 B2 JP 3042133B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用のアルミホイル
や樹脂フィルムなどの、廃棄時の処理が容易な紙製鋸刃
付のラップフィルム収納紙箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、紙箱内に収納した巻取状のア
ルミホイルや樹脂フィルムなどの、ラップフィルムの一
端を必要長さだけ引出して、切断して使用する各種形状
の家庭用の金属製鋸刃付のラップフィルム収納紙箱が広
く用いられている。
【0003】また従来から、家庭用のラップフィルム収
納紙箱の金属製鋸刃に代えて、例えば実公昭47-34588号
公報や特開平1-267152号公報などに示すように、樹脂類
などを塗布して硬化させた紙製鋸刃が多数試みられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近の、地球環境に係
る廃棄物処理問題に関連して、金属製鋸刃が付いている
と言う理由で、家庭用の金属製鋸刃付のラップフィルム
収納紙箱の、使用後の廃棄物としての焼却処分や紙製原
料としての再資源化などに問題があって、金属製鋸刃に
代えて紙製鋸刃付のラップフィルム収納紙箱の要請が高
まっている。
【0005】また、家庭用のラップフィルム収納紙箱の
金属製鋸刃に代えて、樹脂類などを塗布して硬化させた
紙製鋸刃を実用化するに当っては、紙箱内に収納した巻
取状のアルミホイルや樹脂フィルムなどの、ラップフィ
ルムの一端を必要長さだけ簡単に引出して、容易に切断
して便利に使用できる紙箱の形状に加えて、紙製鋸刃を
補強して保護できる紙箱の形状の紙製鋸刃付のラップフ
ィルム収納紙箱が要請されているものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上のような、家庭用の
紙製鋸刃付のラップフィルム収納紙箱の要請に鑑み、本
発明は、図1及び図2に示すように、折り目線を介し
て、下底板(20)と後面板(21)と上蓋板(22)と前蓋表板(2
3)と前蓋裏板(24)と前面板(25)と糊代片(26)とを順に連
設して、少なくとも下底板(20)の左右に側面板(27,27)
を連設した横長直方体のラップフィルム収納紙箱であっ
て、下底板(20)の前端部に紙製鋸刃(10)を設けて、かつ
前蓋裏板(24)と前面板(25)との左右の連設端部から前蓋
裏板(24)に亘って、横長U字状舌片(11)を形成するよう
に開蓋ミシン目線(12)を設けたことによって、また本発
明は、図4及び図5に示すように、折り目線を介して、
前蓋表板(23)と上蓋板(22)と後面板(21)と下底板(20)と
前面板(25)と前蓋裏板(24)とを順に連設して、少なくと
も下底板(20)の左右に側面板(27,27)を連設した横長直
方体のラップフィルム収納紙箱であって、前蓋表板(23)
の下端部に紙製鋸刃(10)を設けて、かつ前蓋裏板(24)と
前面板(25)との左右の連設端部から前蓋裏板(24)に亘っ
て、横長U字状舌片(11)を形成するように開蓋ミシン目
線(12)を設けたことによって、収納紙箱の廃棄時の処理
が容易であって、ラップフィルム(30)の引出しと切断と
が容易な紙製鋸刃付のラップフィルム収納紙箱を提供す
るものである。
【0007】本発明の、折り目線を介して、下底板(20)
と後面板(21)と上蓋板(22)と前蓋表板(23)と前蓋裏板(2
4)と前面板(25)と糊代片(26)とを順に連設して、少なく
とも下底板(20)の左右に側面板(27,27)を連設した横長
直方体のラップフィルム収納紙箱については、また本発
明の、折り目線を介して、前蓋表板(23)と上蓋板(22)と
後面板(21)と下底板(20)と前面板(25)と前蓋裏板(24)と
を順に連設して、少なくとも下底板(20)の左右に側面板
(27,27)を連設した横長直方体のラップフィルム収納紙
箱については、従来の金属製鋸刃付のラップフィルム収
納紙箱と同様であって、通常の印刷をした270〜35
0g/m2のコートボール紙などの適宜の板紙を、通常の打
抜工程で打抜型を用いて、図1又は図4に示すようなラ
ップフィルム収納紙箱のブランクを、何等の制約なく作
成することが出来るものである。
【0008】本発明のラップフィルム収納紙箱の、下底
板(20)の前端部に紙製鋸刃(10)を設ける方法について
は、また前蓋表板(23)の下端部に紙製鋸刃(10)を設ける
方法については、例えば本願出願人に係る実願平3-2869
6号に示したような、両面切削した刃先を鋭く擦り合せ
する方法や片面切削した刃先を鋭く折り曲げる方法など
で作成した、鋭い頂点を形成した鋸刃状の打抜刃を打抜
型に設けて、又は従来の金属製鋸刃を切断作成する金型
と同一の、鋭い頂点を形成した鋸刃状の金型を打抜型に
設けて、前述の通常の打抜工程でのラップフィルム収納
紙箱のブランク作成と同時に、このラップフィルム収納
紙箱の下底板(20)の前端部又は前蓋表板(23)の下端部
に、鋭い頂点の角度が30〜120度で間隔が1〜5mm
の紙製鋸刃(10)を設けるものである。
【0009】本発明のラップフィルム収納紙箱の、前蓋
裏板(24)と前面板(25)との左右の連設端部から前蓋裏板
(24)に亘って、横長U字状舌片(11)を形成するように開
蓋ミシン目線(12)を設ける方法については、前述の通常
の打抜工程で、通常のミシン目刃を打抜型の必要個所に
設けて、ラップフィルム収納紙箱のブランク作成と同時
に開蓋ミシン目線(12)を設けるものである。
【0010】
【作用】図3又は図6は、実施例1又は実施例2の紙製
鋸刃付のラップフィルム収納紙箱における、ラップフィ
ルム(30)の一端を引出して切断する状態を示す部分断面
図である。すなわち、家庭用のアルミホイルや樹脂フィ
ルムなどの、巻取状のラップフィルム(30)を収納した本
発明の紙製鋸刃付のラップフィルム収納紙箱において、
前蓋表板(23)と前蓋裏板(24)との下端部を接着剤(13)で
貼合せした前蓋板(23,24)を一旦上方へ起こして、開蓋
ミシン目線(12)を切断して上蓋板(22)と前蓋板(23,24)
とを開蓋(図2又は図5を参照)して、一旦ラップフィル
ム(30)の一端を引出した後に、上蓋板(22)と前蓋板(23,
24)とを閉蓋して、ラップフィルム(30)の一端を引出し
て切断する状態を示したものである。
【0011】本発明の紙製鋸刃付のラップフィルム収納
紙箱においては、下底板(20)と後面板(21)と上蓋板(22)
と前蓋表板(23)と前蓋裏板(24)と前面板(25)と糊代片(2
6)とを順に連設した横長直方体のラップフィルム収納紙
箱であって、下底板(20)の前端部に紙製鋸刃(10)を設け
たことによって、また前蓋表板(23)と上蓋板(22)と後面
板(21)と下底板(20)と前面板(25)と前蓋裏板(24)とを順
に連設した横長直方体のラップフィルム収納紙箱であっ
て、前蓋表板(23)の下端部に紙製鋸刃(10)を設けたこと
によって、後述する機械的なサック貼(糊代片(26)又は
前蓋裏板(24)に接着剤(13)を線状に塗布して,左右が開
口した横長直方体筒状に貼合せること)工程で、図3又
は図6に示すように、紙製鋸刃(10)を設けた下底板(20)
の前端部又は前蓋表板(23)の下端部が、線状に塗布した
接着剤(13)を介して糊代片(26)又は前蓋裏板(24)と貼合
わされることになって、必然的に紙製鋸刃(10)が補強さ
れるものである。
【0012】また、本発明の紙製鋸刃付のラップフィル
ム収納紙箱においては、前蓋裏板(24)と前面板(25)との
左右の連設端部から前蓋裏板(24)に亘って、横長U字状
舌片(11)を形成するように開蓋ミシン目線(12)を設けた
ことによって、図3又は図6に示すように、開蓋ミシン
目線(12)を切断して形成した横長U字状舌片(11)が、切
断前のラップフィルム(30)の前面板(25)の表面への密着
を防止するように働いて、また切断後のラップフィルム
(30)の反動による戻りを防止するように働いて、収納紙
箱からのラップフィルム(30)の引出しと切断とが容易で
あって、閉蓋した状態で使用できるために、ラップフィ
ルム(30)に埃などが付着し難いものである。
【0013】
【実施例】
<実施例1>図1は、本発明の実施例1における、紙製
鋸刃付のラップフィルム収納紙箱のブランクの平面図で
ある。すなわち、通常の印刷をした310g/m2のコート
ボール紙を用いて、従来の金属製鋸刃を切断作成する鋸
刃状の金型を、そのまま打抜型の下底板(20)の前端部の
紙製鋸刃(10)に相当する位置に設けて、かつ通常のミシ
ン目刃を、打抜型の前蓋裏板(24)と前面板(25)との左右
の連設端部から前蓋裏板(24)に亘っての、横長U字状舌
片(11)を形成する開蓋ミシン目線(12)に相当する位置に
設けて、通常の打抜工程で、本実施例の紙製鋸刃付のラ
ップフィルム収納紙箱のブランクを作成した状態を示し
たものである。なお、本発明の横長U字状舌片(11)の形
状については、本実施例においては、前蓋裏板(24)の左
右方向の中央部分に横長U字状に形成したものである
が、前蓋裏板(24)の接着剤(13)を線状に塗布する下端部
以外の範囲内に形成する限り、開蓋ミシン目線(12)が形
成する横長U字状舌片(11)の左右寸法及び形状は任意で
ある。
【0014】この場合に、下底板(20)の前端部に設けた
本実施例の紙製鋸刃(10)については、鋭い頂点の角度が
60度で、頂点の間隔が2mmであって、図2及び図3に
示す前面板(25)と糊代片(26)との間の折り目線より、僅
かに突出させた鋭い頂点を含む3〜4mm幅の刃先部分
に、紫外線硬化型アクリル樹脂塗液(ユービーコート5
0,日本ペイント(株)製)を塗布して硬化させたものであ
る。
【0015】図2は、実施例1における紙製鋸刃付のラ
ップフィルム収納紙箱に、巻取状のラップフィルム(30,
ポリ塩化ビニリデンフィルム)を収納した状態を示す斜
視図である。すなわち、通常の機械的なサック貼工程
で、前蓋裏板(24)の下端部の裏面に横長U字状舌片(11)
を避けて接着剤(13)を線状に塗布して、2つ折して前蓋
表板(23)と前蓋裏板(24)との下端部を貼合せして、同時
に通常の機械的なサック貼工程で、糊代片(26)の前端部
の表面に接着剤(13)を線状に塗布して、左右が開口した
横長直方体筒状に製箱(貼合せ)した後に、25cm幅×2
0m長で、厚さ20μmの巻取状のポリ塩化ビニリデン
フィルム(30)を収納して、後面板(21)と前面板(25)との
左右に連設した各々2枚の接着片(28,28,28,28)を下底
板(20)の左右に連設した各々の側面板(27,27)に接着し
て、本実施例の紙製鋸刃付のラップフィルム収納紙箱の
ブランクを製箱したものであって、前蓋表板(23)と前蓋
裏板(24)との下端部を貼合せした前蓋板(23,24)を一旦
上方へ起こして、開蓋ミシン目線(12)を切断して上蓋板
(22)と前蓋板(23,24)とを開蓋した状態を示したもので
ある。
【0016】次に、本実施例の巻取状のポリ塩化ビニリ
デンフィルム(30)を収納して製箱した紙製鋸刃付のラッ
プフィルム収納紙箱の、前蓋表板(23)と前蓋裏板(24)と
の下端部を貼合せした前蓋板(23,24)を一旦上方へ起こ
して、開蓋ミシン目線(12)を切断して上蓋板(22)と前蓋
板(23,24)とを開蓋して、一旦ポリ塩化ビニリデンフィ
ルム(30)の一端を引出した後に、図3に示すように、上
蓋板(22)と前蓋板(23,24)とを閉蓋して、ポリ塩化ビニ
リデンフィルム(30)の一端を必要長さだけ引出して切断
したところ、開蓋ミシン目線(12)を切断して形成した横
長U字状舌片(11)が、切断前のポリ塩化ビニリデンフィ
ルム(30)の前面板(25)の表面への密着を防止するように
働いて、閉蓋した状態でのポリ塩化ビニリデンフィルム
(30)の引出しと切断とが容易であって、前記の横長U字
状舌片(11)の働きによって、切断後のポリ塩化ビニリデ
ンフィルム(30)の反動による戻りもなくて、便利に使用
できることが確認されたものである。
【0017】<実施例2>図4は、本発明の実施例2に
おける、紙製鋸刃付のラップフィルム収納紙箱のブラン
クの平面図である。すなわち、実施例1と同様に、通常
の印刷をした310g/m2のコートボール紙を用いて、従
来の金属製鋸刃を切断作成する鋸刃状の金型を、そのま
ま打抜型の前蓋表板(23)の下端部の紙製鋸刃(10)に相当
する位置に設けて、かつ通常のミシン目刃を、打抜型の
前蓋裏板(24)と前面板(25)との左右の連設端部から前蓋
裏板(24)に亘っての、横長U字状舌片(11)を形成する開
蓋ミシン目線(12)に相当する位置に設けて、通常の打抜
工程で、本実施例の紙製鋸刃付のラップフィルム収納紙
箱のブランクを作成した状態を示したものである。な
お、本実施例の横長U字状舌片(11)の形状についても、
実施例1と同様に、前蓋裏板(24)の左右方向の中央部分
に横長U字状に形成したものであるが、前蓋裏板(24)の
接着剤(13)を線状に塗布する下端部以外の範囲内に形成
する限り、開蓋ミシン目線(12)が形成する横長U字状舌
片(11)の左右寸法及び形状は任意である。
【0018】この場合に、前蓋表板(23)の下端部に設け
た本実施例の紙製鋸刃(10)については、実施例1と同様
に、鋭い頂点の角度が60度で、頂点の間隔が2mmであ
って、図5及び図6に示す前蓋裏板(24)の下端辺より、
僅かに突出させた鋭い頂点を含む3〜4mm幅の刃先部分
に、紫外線硬化型アクリル樹脂塗液(ユービーコート5
0,日本ペイント(株)製)を塗布して硬化させたものであ
る。
【0019】図5は、実施例2における紙製鋸刃付のラ
ップフィルム収納紙箱に、巻取状のラップフィルム(30,
ポリ塩化ビニリデンフィルム)を収納した状態を示す斜
視図である。すなわち、通常の機械的なサック貼工程
で、前蓋裏板(24)の下端部の裏面に横長U字状舌片(11)
を避けて接着剤(13)を線状に塗布して、前蓋表板(23)と
前蓋裏板(24)との下端部を合掌貼状に貼合せして、左右
が開口した横長直方体筒状に製箱(貼合せ)した後に、2
5cm幅×20m長で、厚さ20μmの巻取状のポリ塩化
ビニリデンフィルム(30)を収納して、実施例1と同様
に、後面板(21)と前面板(25)との左右に連設した各々2
枚の接着片(28,28,28,28)を下底板(20)の左右に連設し
た各々の側面板(27,27)に接着して、本実施例の紙製鋸
刃付のラップフィルム収納紙箱のブランクを製箱したも
のであって、前蓋表板(23)と前蓋裏板(24)との下端部を
貼合せした前蓋板(23,24)を一旦上方へ起こして、開蓋
ミシン目線(12)を切断して上蓋板(22)と前蓋板(23,24)
とを開蓋した状態を示したものである。
【0020】次に、本実施例の巻取状のポリ塩化ビニリ
デンフィルム(30)を収納して製箱した紙製鋸刃付のラッ
プフィルム収納紙箱の、前蓋表板(23)と前蓋裏板(24)と
の下端部を貼合せした前蓋板(23,24)を一旦上方へ起こ
して、開蓋ミシン目線(12)を切断して上蓋板(22)と前蓋
板(23,24)とを開蓋して、一旦ポリ塩化ビニリデンフィ
ルム(30)の一端を引出した後に、図6に示すように、上
蓋板(22)と前蓋板(23,24)とを閉蓋して、ポリ塩化ビニ
リデンフィルム(30)の一端を必要長さだけ引出して切断
したところ、実施例1と同様に、開蓋ミシン目線(12)を
切断して形成した横長U字状舌片(11)が、切断前のポリ
塩化ビニリデンフィルム(30)の前面板(25)の表面への密
着を防止するように働いて、閉蓋した状態でのポリ塩化
ビニリデンフィルム(30)の引出しと切断とが容易であっ
て、前記の横長U字状舌片(11)の働きによって、切断後
のポリ塩化ビニリデンフィルム(30)の反動による戻りも
なくて、便利に使用できることが確認されたものであ
る。
【0021】
【発明の効果】以上、作用及び実施例に示すとおり、本
発明の紙製鋸刃付のラップフィルム収納紙箱において
は、前蓋裏板(24)と前面板(25)との左右の連設端部から
前蓋裏板(24)に亘って、横長U字状舌片(11)を形成する
ように開蓋ミシン目線(12)を設けたことによって、図3
又は図6に示すように、開蓋ミシン目線(12)を切断して
形成した横長U字状舌片(11)が、切断前のラップフィル
ム(30)の前面板(25)の表面への密着を防止するように働
いて、また切断後のラップフィルム(30)の反動による戻
りを防止するように働いて、閉蓋した状態でのラップフ
ィルム(30)の引出しと切断とが容易で、便利に使用でき
るものである。
【0022】すなわち、本発明の紙製鋸刃付のラップフ
ィルム収納紙箱においては、従来の金属製鋸刃に代え
て、下底板(20)の前端部又は前蓋表板(23)の下端部に紙
製鋸刃(10)を設けたことによって、収納紙箱の廃棄時の
処理が容易であって、かつラップフィルム(30)の引出し
と切断とが容易で、閉蓋した状態で使用できるために、
ラップフィルム(30)に埃などが付着し難い衛生的で便利
な紙製鋸刃付のラップフィルム収納紙箱を提供できるも
のである。
【0023】また、作用及び実施例に示すとおり、本発
明の紙製鋸刃付のラップフィルム収納紙箱においては、
下底板(20)と後面板(21)と上蓋板(22)と前蓋表板(23)と
前蓋裏板(24)と前面板(25)と糊代片(26)とを順に連設し
た横長直方体のラップフィルム収納紙箱であって、下底
板(20)の前端部に紙製鋸刃(10)を設けたことによって、
また前蓋表板(23)と上蓋板(22)と後面板(21)と下底板(2
0)と前面板(25)と前蓋裏板(24)とを順に連設した横長直
方体のラップフィルム収納紙箱であって、前蓋表板(23)
の下端部に紙製鋸刃(10)を設けたことによって、通常の
機械的なサック貼工程で、糊代片(26)又は前蓋裏板(24)
に接着剤(13)を線状に塗布して、左右が開口した横長直
方体筒状に製箱(貼合せ)できるものであって、巻取状の
ラップフィルム(30)の収納作業と収納紙箱の製箱作業が
容易であるとともに、図3又は図6に示すように、紙製
鋸刃(10)を設けた下底板(20)の前端部又は前蓋表板(23)
の下端部が、線状に塗布した接着剤(13)を介して糊代片
(26)又は前蓋裏板(24)と貼合されることになって、必然
的に紙製鋸刃(10)が補強されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における、紙製鋸刃付のラッ
プフィルム収納紙箱のブランクの平面図である。
【図2】実施例1における紙製鋸刃付のラップフィルム
収納紙箱に、巻取状のラップフィルム(30)を収納した状
態を示す斜視図である。
【図3】実施例1の紙製鋸刃付のラップフィルム収納紙
箱における、ラップフィルム(30)の一端を引出して切断
する状態を示す部分断面図である。
【図4】本発明の実施例2における、紙製鋸刃付のラッ
プフィルム収納紙箱のブランクの平面図である。
【図5】実施例2における紙製鋸刃付のラップフィルム
収納紙箱に、巻取状のラップフィルム(30)を収納した状
態を示す斜視図である。
【図6】実施例2の紙製鋸刃付のラップフィルム収納紙
箱における、ラップフィルム(30)の一端を引出して切断
する状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
10 …紙製鋸刃 11 …横長U字状舌片 12 …開蓋ミシン目線 13 …線状に塗布した接着剤 20 …下底板 21 …後面板 22 …上蓋板 23 …前蓋表板 24 …前蓋裏板 25 …前面板 26 …糊代片 27 …側面板 28 …接着片 30 …ラップフィルム,ポリ塩化ビニリデンフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭48−111529(JP,U) 実開 昭56−175425(JP,U) 実開 平3−17027(JP,U) 実開 平3−17026(JP,U) 実開 平3−17032(JP,U) 実開 昭56−24630(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 5/00 - 5/72 B65D 25/00 - 25/52

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】折り目線を介して、下底板と後面板と上蓋
    板と前蓋表板と前蓋裏板と前面板と糊代片とを順に連設
    して、少なくとも下底板の左右に側面板を連設した横長
    直方体のラップフィルム収納紙箱であって、下底板(20)
    の前端部に紙製鋸刃(10)を設けて、かつ前蓋裏板(24)と
    前面板(25)との左右の連設端部から前蓋裏板(24)に亘っ
    て、横長U字状舌片(11)を形成するように開蓋ミシン目
    線(12)を設けたことを特徴とする紙製鋸刃付のラップフ
    ィルム収納紙箱。
  2. 【請求項2】折り目線を介して、前蓋表板と上蓋板と後
    面板と下底板と前面板と前蓋裏板とを順に連設して、少
    なくとも下底板の左右に側面板を連設した横長直方体の
    ラップフィルム収納紙箱であって、前蓋表板(23)の下端
    部に紙製鋸刃(10)を設けて、かつ前蓋裏板(24)と前面板
    (25)との左右の連設端部から前蓋裏板(24)に亘って、横
    長U字状舌片(11)を形成するように開蓋ミシン目線(12)
    を設けたことを特徴とする紙製鋸刃付のラップフィルム
    収納紙箱。
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