JP3041738U - 立体装飾付与可能のカーテン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作紐の操作によって、カーテン面に多様な
立体的装飾を容易に付与する。 【解決手段】 カーテン３の背面側に、所要間隔をおい
て紐通し９を設ける。該紐通し９の複数に操作紐１０を
挿通させる。この操作紐１０の、全ての紐通し９に通っ
た部分の長さを短くすることによって、隣り合う紐通し
相互を接近可能とする。この接近により、ひだ状部２９
の重なりからなる立体的装飾３０を形成する。保持手段
１２によりこの装飾状態を保持させる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、操作紐を所要に操作することによりカーテン面に立体的な装飾を付 与することのできるカーテン装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】

従来のカーテンは、カーテンレールに吊下された平面的なものであり、その上 縁部分に形成したタックによりカーテン面にウエーブを形成し、わずかに立体的 な装飾を付与してなるものであった。そのため、カーテンのファッション性の面 からすると、カーテンの外観は単調で面白味に欠けるものであった。

【０００３】 本考案は、操作紐の操作によってカーテン面に自由に立体的な装飾を付与する ことが可能である立体装飾付与可能のカーテン装置の提供を目的とするものであ る。更に進んで、操作紐の操作性にも優れる、立体装飾付与可能のカーテン装置 の提供を目的とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

前記課題を解決するため、本考案は以下の手段を採用する。 即ち本考案に係る立体装飾付与可能のカーテン装置（以下カーテン装置という ）は、カーテンの一面側に、所要間隔をおいて紐通しを設け、該紐通しの複数に 操作紐を挿通せしめてなり、該操作紐の、前記複数の紐通しに通った部分の長さ を短くすることよって、隣り合う紐通し相互を接近させることができ、保持手段 によりその接近状態を保持可能としたことを特徴とするものである。

【０００５】 前記操作紐は、例えば、カーテンの上下方向、斜め方向或いは横方向に延びる 如くカーテンの一面側に配置される。

【０００６】 本考案に係るカーテン装置は、上下方向に延びる操作紐を、カーテンの幅方向 に所要間隔で配置し、各操作紐を独立的に操作可能するのがよい。

【０００７】 本考案に係るカーテン装置は、操作紐を、カーテンに設けた紐通しに挿通させ ることに加え、カーテンを吊下状態に支持する支持部に設けた案内部にも挿通さ せるのも好ましい。

【０００８】 本考案に係るカーテン装置のより好ましい態様は、操作紐が、カーテンの一面 側に上下方向に配置され、且つカーテンに設けた複数の紐通しに挿通されると共 に、カーテンを吊下状態に支持する支持部に設けた案内部にも挿通せしめられて おり、又前記操作紐は、カーテン上縁部にタックを設けることによってカーテン 面に形成された、上下方向に延びる凹状部内に存在せしめられていることを特徴 とするものである。

【０００９】 前記各カーテン装置において、操作紐をループ状に形成し、引き並べられた左 右の紐部を、弾性押圧式保持手段の紐ガイドに挿通せしめ、各紐通しに挿通せし められた操作紐の、前記保持手段を端部とするループ部の長さを、前記保持手段 を紐に沿って移動させることにより調節可能とし、隣り合う紐通しが所要に接近 された状態で、前記ループ部の長さを、前記保持手段の弾性押圧による挾着によ って保持可能とするのがよい。

【００１０】

【実施例】

以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 〔第１実施例〕 図１〜４は、本考案に係るカーテン装置１を出窓２に応用した場合を示すもの であり、カーテン３は、出窓上端の屈曲した支持部４に上縁部５が固定されて吊 下状態とされている。前記カーテン３は、レースや織物等の従来一般に採用され ているカーテン生地を用いて形成されており、その裏面側には、上下方向に所要 間隔（例えば２０ｃｍ程度の間隔）をおいてループ６（図４）が設けられたテー プ７（図２）が、カーテンの幅方向に所要間隔をおいて上下方向に縫着されてい る。

【００１１】 本実施例においては、前記テープ７が、カーテン３の下端寄り部位から上端の 稍下側部位にまで延長されている。そして前記ループ６は、テープの下端部位と 上端部位、中間の所要複数部位に夫々設けられ、リング状の掛止片８がこれに取 り付けられて紐通し９が形成されている。

【００１２】 そして、上下方向に並列された各紐通し９に操作紐１０が挿通せしめられ、そ の両端部分が結着され、該操作紐１０はループ状に形成されている。このループ 状をなす操作紐１０は、左右の紐部１１，１１が引き並べられて、図４〜５に示 すように、保持手段１２の紐ガイド１３に挿通せしめられている。

【００１３】 該保持手段１２は、本実施例においては、図５〜７に示すような公知の弾性押 圧式の保持具１５を用いて構成されている。該保持具１５は、内部が空洞に形成 された球形本体１９に円柱状をなす可動体２２を組み込んでなる。該球形本体１ ９は、その直径よりも小さい円形孔１６が側面部に形成されると共に、上下面部 には、楕円形の紐挿通孔１７，１７が対向して設けられてなる。

【００１４】 又前記可動体２２は、前記球形本体１９内に収容され且つ前記円形孔１６の端 部から頭部２０が突出する。又その周面部には、前記紐挿通孔１７，１７に合致 しうる貫通孔２１が設けられており、コイルバネ２３を介して球形本体１９内に 収容されている。そして該コイルバネ２３の付勢作用によって前記係合突部２５ が紐挿通孔１７の内周面２６と係合することにより、可動体２２は抜け止めされ る。一方、コイルバネ２３の付勢作用に逆らって前記頭部２０を図７に矢印で示 す方向に押すことにより、前記貫通孔２１が図６に示すように紐挿通孔１７，１ ７に連通するようになされている。そしてこの連通した紐挿通孔１７，１７と貫 通孔２１に、引き並べられた前記左右の紐部１１，１１が挿通せしめられている 。

【００１５】 然して、前記頭部２０を押すことにより、保持具１５は、紐部１１に沿って移 動できる。頭部２０を離すことにより、紐部１１，１１は、コイルバネ２３の付 勢作用による弾性復帰によって、可動体２２と球形本体１９との間で挟まれ、そ の結果、前記紐通し９に挿通せしめられた、保持具１５を端部とする操作紐のル ープ部２７の長さが、固定されることになる。

【００１６】 図１、図８は、前記カーテン装置１を操作してカーテン３を引き上げた状態の 一例を示すものであり、各操作紐１０についてのループ部２７の長さを所要に調 節している。換言すれば、全ての紐通しを通った部分の長さＬを所要に調節して いる。図１においては、カーテンの左右幅方向の側端から中央に向かって、ルー プ部２７の長さが短く設定されており、それに応じて、カーテンの裾側の部分３ ａがより高く引き上げられている。

【００１７】 そしてカーテンの裾側の部分３ａでは、カーテンの集束によって、上下隣り合 う紐通し９，９が図８に示すように接近してひだ状部２９が形成され、該ひだ状 部２９の重なりからなる立体的装飾３０が形成されている。各操作紐１０につい てのループ部２７の長さを調節し直せば、立体的装飾３０の形態を自由に変化さ せることができる。

【００１８】 なお本実施例においては、操作紐１０が、各紐通し９を挿通した状態でループ 状をなすため、この操作紐１０をループの周方向に動かすことができる。従って 、カーテンの裾側の部分が引き上げられても、図１、図８に示すように、前記保 持具１５をカーテンの裏側に容易に隠すことができる。

【００１９】 〔第２実施例〕 図９〜１１は、本考案に係るカーテン装置１の他の実施例を示すものであり、 カーテン３を吊下状態に支持する支持部（カーテンレール等）３１に固定した吊 りフック３２の下端に設けたリング状部３３ａとしての案内部（支持部３１に設 けた案内部）３３にも、前記操作紐１０を挿通させている。該操作紐１０は、カ ーテンの裾側の部分３ａに上下方向に並設された紐通し９と前記案内部３３とに 挿通せしめられ且つ端部相互が結着されたループ状に形成されている。

【００２０】 そして、このループ状の操作紐１０に、前記と同様構成の保持具１５が取り付 けられ、該操作紐のループ部２７の長さを調節可能とされている。換言すれば、 全ての紐通しを通った部分の長さＬ（図１２）を所要に調節可能とされている。

【００２１】 特に本実施例においては、前記吊りフック３２が、カーテン上縁部に設けられ たタック形成部３５で固定されており、前記操作紐１０は、該タックを設けるこ とによってカーテン面に形成された上下方向に延びる凹状部３６内に納まるよう に配置されている。

【００２２】 然して、前記操作紐のループ部２７の長さを保持具１５の調節によって短く調 節すると、これによるカーテンの集束により、図１２に示すように、カーテン面 の裾側の部分に、上下隣り合う紐通し９，９が接近してひだ状部２９が形成され 、該ひだ状部２９の重なりからなる立体的装飾３０が形成されることとなる。本 実施例においては、主として、カーテンの下側の部分に立体的装飾を付与するこ とを目的として、紐通し９を、カーテンの裾側の部分にのみ設けているが、前記 操作紐のループ部２７の長さをより短く調節すると、操作紐１０が前記案内部３ ３にも挿通されているため、図１２に示すように、カーテンの下側の部分にはよ り小さなひだ状部分２９ａが形成され、且つ上側の部分にはより大きなひだ状部 分２９ｂが形成されることとなる。

【００２３】 このような引き上げ状態を形成する本考案のカーテン装置によるときは、紐通 し９を形成するためのテープ７を、例えば図２に示すようにカーテンの略全長に 亘って縫着する必要がなく、下側の必要な範囲にのみ縫着すればよい。そのため 、略全長に亘って縫着する場合に比し、縫着に要する手間とコストを削減できる 。又操作紐１０を、前記のように凹状部３６に納めているため、操作紐１０がカ ーテンの上下全長に亘って配置されてはいるものの、カーテンが薄地で操作紐が 透けて見える場合であっても、凹状部３６内にある操作紐１０は目立ちにくい。

【００２４】 〔第３実施例〕 図１３〜１４は、本考案に係るカーテン装置１のその他の実施例を示すもので あり、カーテン３に操作紐１０が斜めに配置された場合である。カーテン３は、 支持部３７に吊りフック３８を介して支持されており、その裏面側に、斜め方向 に紐通し９が所要間隔をおいて設けられている。

【００２５】 操作紐１０は、この斜め方向配置の各紐通し９に挿通せしめられ且つ端部相互 が結着されたループ状に形成されると共に、このループ状の操作紐１０に、前記 と同様構成の保持具１５が取り付けられている。

【００２６】 そして、この保持具１５の操作によって操作紐のループ部２７の長さを所要に 調節することにより、換言すれば、全ての紐通しを通った部分の長さＬ（図１４ ）を所要に調節することにより、例えば図１４に示すように、隣り合う紐通し９ ，９が接近した状態でカーテン３が斜め方向に引き上げられ、これによるカーテ ンの集束により、ひだ状部２９の重なりからなる立体的装飾３０が形成される。

【００２７】 本実施例においても、図１３に一点鎖線で示すように、カーテン３を吊下状態 に支持する支持部３７に設けた案内部（例えば図１１に示すと同様のリング状部 ）４０に挿通させることもできる。

【００２８】 〔第４実施例〕 図１５〜１６は、本考案に係るカーテン装置のその他の態様を示すものであり 、支持部３７に吊りフック３８を介して支持されたカーテン３の裏面側において 紐通し９を横方向に所要間隔をおいて並設している。操作紐１０は、この横方向 配置の各紐通し９に挿通せしめられ且つ端部相互が結着されたループ状に形成さ れると共に、このループ状の操作紐１０に、前記と同様構成の保持具１５が取り 付けられている。

【００２９】 そして該保持具１５を操作して操作紐のループ部２７の長さを調節することに より、換言すれば、全ての紐通しを通った部分の長さＬ（図１６）を所要に調節 することにより、例えば図１６に示すようにカーテンの一部分を横方向に集束さ せ、ひだ状部２９の集合による立体的装飾３０を形成することができる。なお前 記紐通し９は、カーテンの略全幅に亘って横方向に連続して配置され、各紐通し に操作紐１０が挿通されることもある。

【００３０】 〔その他の実施例〕 カーテンの一面側に形成する紐通し９は、図２に示すようなリング状の掛止 片８を装着して形成するのではなく、カーテンの裏面側に一体に形成することも できる。その場合、紐通し９は、掛止片等の別製部材を用いることなくカーテン の一部分として形成することも可能である。

【００３１】 隣り合う紐通しを接近状態で保持可能とする保持手段１２は、操作紐のルー プ部２７の端部を固定するクリップ等の手段であってもよい。

【００３２】 操作紐１０は、ループ状に形成されることの他、例えば図１７に示すように １本ものとして形成することもできる。この場合、操作紐の一端１０ａを端部の 紐通し９ａに固定状態とし操作紐の他端側１０ｂを所要に引くことによって、換 言すれば、全ての紐通しを通った部分の長さを所要に調節することによって、隣 り合う紐通し相互を接近可能とし、クリップ等の保持手段１２によりその状態を 保持可能とすることもできる。

【００３３】 操作紐１０は、一枚のカーテンについて、前記のように複数本とすることが できる他、一本とすることもある。図１８は、操作紐１０を一本とした場合の態 様の一つを示すものであり、カーテン３の左右幅方向の中央部において上下方向 に操作紐１０を配置し、この操作紐１０を操作してカーテンの下側の部分を集束 させ、ひだ状部２９の重なりからなる立体的装飾３０を形成した状態を示すもの である。

【００３４】 本考案においてカーテンとは、上端が支持されて吊下状態となるもの全般を 指し、この中にはのれん類も含まれる。

【００３５】

【考案の効果】

本考案は、以下の如き優れた効果を奏する。 操作紐の、全ての紐通しを通った部分の長さを所要に調節することによって 、隣り合う紐通し相互を接近させ、その状態を保持手段により保持することがで きるため、カーテンの一部分を集束させる簡単な操作によって、興趣に富んだ立 体的装飾をカーテン面に付与でき、カーテンのファッション性向上を図り得る。

【００３６】 上下方向に延びる操作紐をカーテンの幅方向に所要間隔で配置した場合は、 各操作紐を独立的に操作し得るため、各操作紐ごとに独立した立体的装飾を付与 できる。これによって、カーテン面の装飾態様を多種多様なものとなし得、カー テンを個性的に装飾できることになる。

【００３７】 操作紐をループ状に形成するときは、操作紐を引いても紐の長さは変化しな い。従って、一本の操作紐を用い、その一端を端部の紐通しに固定状態とし且つ 操作紐の他端側を引っ張る場合のように、引っ張った操作紐が長く垂れる恐れが なく、従って、その始末を必要とする面倒さがない。 又操作紐がループ状であると、これをループの周方向に動かすことができるた め、操作紐に、例えば図２に示すような保持具１５からなる保持手段を設けた場 合も、この保持具がカーテンの下端に垂れ下がった状態とすることなく、これを カーテンの裏側に容易に隠すことができる。

【００３８】 保持手段を、請求項５に係るような弾性押圧式の手段を用いて構成するとき は、操作紐のループ部の長さをワンタッチ操作によって容易に調節でき、その状 態を確実に保持できる。

【００３９】 特に、カーテンの下側の部分にのみ紐通しを並設する場合、操作紐を、カー テンに設けた紐通しに挿通させることに加えて、カーテンを吊下状態に支持する 支持部に設けた案内部にも挿通させることとするときは、カーテンの上側にまで 紐通しを設ける必要がなくなるため、カーテンの製造手間を削減できると共に、 カーテンの製造コストの低減を期し得ることとなる。 この場合、上下方向に延びる操作紐を、カーテン上縁部にタックを設けること によってカーテン面に形成された、上下方向に延びる凹状部内に配置することに より、カーテンが薄地で操作紐が透けて見える場合であっても、操作紐を目立ち にくくなし得る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係るカーテン装置を説明する斜視図で
ある。

【図２】その部分斜視図である。

【図３】カーテンが自由状態にあるその側面図である。

【図４】図３における下側の部分を示す拡大図である。

【図５】保持手段を説明する斜視図である。

【図６】保持手段を説明する断面図である。

【図７】保持手段の保持状態を説明する断面図である。

【図８】カーテンの裾側の部分を引き上げた状態を説明
する断面図である。

【図９】カーテン装置の他の態様を説明する部分斜視図
である。

【図１０】その断面図である。

【図１１】図１０における上側部分を示す拡大図であ
る。

【図１２】カーテンの裾側部分を引き上げた状態を示す
断面図である。

【図１３】紐通しを斜めに配置したカーテン装置を説明
する背面図である。

【図１４】図１３におけるカーテンの下側部分を引き上
げた状態を示す正面図である。

【図１５】紐通しを横方向に配置したカーテン装置を説
明する背面図である。

【図１６】図１５のカーテン装置においてカーテンを横
方向に稍収束させた状態を示す正面図である。

【図１７】操作紐を１本ものとして形成したカーテン装
置を説明する断面図である。

【図１８】カーテンの左右幅方向中央部に１本の操作紐
を配置したカーテン装置を説明する正面図である。

【符号の説明】

１ カーテン装置 ３ カーテン ９ 紐通し １０ 操作紐 １２ 保持手段 １５ 保持具 ２７ ループ部 ２９ ひだ状部 ３０ 立体的装飾 ３５ タック形成部

Claims (7)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 カーテンの一面側に、所要間隔をおいて
   紐通しを設け、該紐通しの複数に操作紐を挿通せしめて
   なり、該操作紐の、前記複数の紐通しに通った部分の長
   さを短くすることよって、隣り合う紐通し相互を接近さ
   せることができ、保持手段によりその接近状態を保持可
   能としたことを特徴とする立体装飾付与可能のカーテン
   装置。
2. 【請求項２】 操作紐は、カーテンの上下方向、斜め方
   向又は横方向に延びる如くカーテンの一面側に配置さ
   れ、該操作紐が、カーテンに設けた複数の紐通しに挿通
   されていることを特徴とする請求項１記載の立体装飾付
   与可能のカーテン装置。
3. 【請求項３】 上下方向に延びる操作紐が、カーテンの
   幅方向に所要間隔で配置されており、各操作紐は独立的
   に操作可能とされていることを特徴とする請求項１記載
   の立体装飾付与可能のカーテン装置。
4. 【請求項４】 操作紐を、カーテンに設けた紐通しに挿
   通させることに加え、カーテンを吊下状態に支持する支
   持部に設けた案内部にも挿通させたことを特徴とする請
   求項１記載の立体装飾付与可能のカーテン装置。
5. 【請求項５】 操作紐は、カーテンの一面側に上下方向
   に配置され、且つカーテンに設けた複数の紐通しに挿通
   されると共に、カーテンを吊下状態に支持する支持部に
   設けた案内部にも挿通せしめられており、又前記操作紐
   は、カーテン上縁部にタックを設けることによってカー
   テン面に形成された、上下方向に延びる凹状部内に存在
   せしめられていることを特徴とする請求項１記載の立体
   装飾付与可能のカーテン装置。
6. 【請求項６】 操作紐をループ状に形成し、引き並べら
   れた左右の紐部を、弾性押圧式保持手段の紐ガイドに挿
   通せしめ、各紐通しに挿通せしめられた操作紐の、前記
   保持手段を端部とするループ部の長さを、前記保持手段
   を紐に沿って移動させることにより調節可能とし、隣り
   合う紐通しが所要に接近された状態で、前記ループ部の
   長さを、前記保持手段の弾性押圧による挾着によって保
   持可能としたことを特徴とする請求項１記載の立体装飾
   付与可能のカーテン装置。
7. 【請求項７】 操作紐をループ状に形成し、引き並べら
   れた左右の紐部を、弾性押圧式保持手段の紐ガイドに挿
   通せしめ、各紐通しに挿通せしめられた操作紐の、前記
   保持手段を端部とするループ部の長さを、前記保持手段
   を紐に沿って移動させることにより調節可能とし、隣り
   合う紐通しが所要に接近された状態で、前記ループ部の
   長さを、前記保持手段の弾性押圧による挾着によって保
   持可能としたことを特徴とする請求項５記載の立体装飾
   付与可能のカーテン装置。