JP3023079U - カフェカーテン - Google Patents

カフェカーテン

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JP3023079U
JP3023079U JP1995007489U JP748995U JP3023079U JP 3023079 U JP3023079 U JP 3023079U JP 1995007489 U JP1995007489 U JP 1995007489U JP 748995 U JP748995 U JP 748995U JP 3023079 U JP3023079 U JP 3023079U
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rod
cafe
curtain
cafe curtain
auxiliary
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JP1995007489U
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Inventor
裕司 蝦澤
恒雄 河辺
Original Assignee
株式会社カネトモ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カフェカーテンに設けるロッドの挿通手段を
工夫する事により従来のカフェカーテンの用途を拡大
し、カフェカーテンにインテリア性を持たせる。 【解決手段】 上部の挿通孔10にロッド6を挿通する事
により窓の一部を覆うように窓に張設されるカフェカー
テン1において、その丈方向の所定距離隔てた2ケ所に
カフェカーテン1の下端部から上端部に向かう補助挿通
孔11を設ける。ロッド6を一方の補助挿通孔11にカフェ
カーテンの下端部から挿通した後、カフェカーテンの上
端部にある従来からの挿通孔10に挿通し、更に、このロ
ッド6を他方の補助挿通孔11にカフェカーテン1の上端
部から下端部に向かって挿通し、ロッド6の挿通後のカ
フェカーテン1の上端部をロッド6の中央部に向かって
寄せ集めれば、ロッド6から放射状に垂れ下がる見栄え
の良いカフェカーテン1となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はカフェカーテンに関し、特に、窓全体を覆うように窓の上部に設けら れたカーテンレールに取り付けられるカーテンとは別に、窓の一部分を覆うよう に窓の幅方向にロッド等で取り付けられるカフェカーテンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カーテンは単に外光を防ぐ目的や、外からの目隠し、騒音の遮断、ある いは寒暖の調節のために用いられることが多く、窓枠の上部に設けられたカーテ ンレールに移動可能に吊り下げられ、窓全体を覆うようにカーテンレールに取り 付けられることが多かった。
【0003】 ところが、近年、カーテンは生活を豊かにするための室内装飾に用いられるこ とが多くなり、室内のインテリアとして相応しい色やデザインが豊富になってき ている。また、従来のように窓全体を覆うカーテンの他に、窓の一部を覆うカフ ェカーテンも普及しつつある。このカフェカーテンには一般に、色々な柄のレー スのカーテンが使用され、インテリアを兼ねてリビングや台所、或いはトイレ等 の目隠しとして普及している。
【0004】 図6(a) 〜(c) は従来のカフェカーテン4の使用例を説明するものである。図 6(a) はカフェカーテン4が寝室Sの小窓WSに通常のカーテン5に目隠しを兼 ねて併設されている例である。また、図6(b) はキッチンKの前方にある出窓等 の採光窓WKの一部に減光、或いは目隠しのためにカフェカーテン4が取り付け られている例である。図6(c) はトイレTの小窓WTに目隠し用にカフェカーテ ン4が取り付けられている例である。
【0005】 図6(a) 〜(c) に示したように使用されるカフェカーテン4の上端部には、例 えば、図6(d) に示すように、ロッド挿通手段としての挿通孔10が所定間隔で 設けられている。そして、この挿通孔10にロッド2を実線で示すように挿通さ せ、ロッド6を窓の幅方向に張設することによってカフェカーテン4は窓に取り 付けられるようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のカフェカーテン4は、その上端部に設けられた挿通孔1 0に単にロッド6を挿通することによって窓に取り付けられていたので、カフェ カーテン4に種々の柄のレース生地を使用するにしても、インテリアとしては平 凡であり、図6(a) 〜(c) に示したような目隠し用の用途はあっても、リビング ルーム等においてインテリアとして使用されることはあまりなかった。
【0007】 そこで、本考案の目的は、前記従来のカフェカーテンの用途を拡大し、カフェ カーテンに設けるロッドの挿通手段を設ける位置を工夫することにより、窓に張 設した時にデザイン的に優れ、インテリアとしてリビングルームの窓にも取り付 けたくなるようなカフェカーテンを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成する本考案のカフェカーテンは、窓の高さよりも短い丈を備え 、幅方向の上端部にはロッドを挿通するための少なくとも1個のロッド挿通手段 が設けられ、ロッド挿通手段に挿通したロッドを窓の幅方向に張設することによ り、窓の一部を覆うように窓に取り付けられるカフェカーテンにおいて、このカ フェカーテンの丈方向の所定距離隔てた2ケ所に、カフェカーテンの下端部から 上端部に向かう少なくとも1個の補助ロッド挿通手段を設け、ロッドを、まず、 一方の補助ロッド挿通手段にカフェカーテンの下端部から挿通し、次に、カフェ カーテンの上端部位置においてこのロッドを、他方の補助ロッド挿通手段がある 方向に向かってロッド挿通手段に挿通し、更に、このロッドを、他方の補助ロッ ド挿通手段の端部の位置で、カフェカーテンの上端部から他方の補助ロッド挿通 手段に挿通することにより、ロッドに取り付けられるようにしたことを特徴とし ている。
【0009】 補助ロッド挿通部材が、カフェカーテンの両端部に設けられていても良く、ま た、カフェカーテンの両端部から同じ長さだけ離れた位置に設けられていても良 い。そして、ロッド挿通部材、或いは補助ロッド挿通部材としては、カフェカー テンに開けられた挿通孔、カフェカーテンの端部を折り返した後にカフェカーテ ンに縫い合わされて形成される耳縫い部、カフェカーテンに短冊状の布の両側を 縫い合わせることによって形成される筒状体、カフェカーテンに所定間隔で紐状 体の両側を縫い合わせることによって形成されるリング、カフェカーテンに所定 間隔で取り付けられ金属、或いは合成樹脂で形成されるリングのいずれのもの、 或いはこれらの組み合わせであっても良い。
【0010】 本考案のカフェカーテンによれば、補助ロッド挿通孔がカフェカーテンの両端 部に設けられたものでは、カフェカーテンの丈方向に設けられた2か所の内の一 方の補助ロッド挿通手段にカーテンの下端部側からロッドを挿通し、次いで2か 所の補助ロッド挿通手段の間にあるロッド挿通旬にロッドを挿通し、最後に他方 の補助ロッド挿通手段にカーテンの上端部からロッドを挿通して、カフェカーテ ンの上端部をロッドの中央部に集めるようにすれば、カフェカーテンがロッドに 綺麗な放射状に取り付けられ、インテリア性が向上する。
【0011】 また、補助ロッド挿通孔がカフェカーテンの両端部から同じ長さだけ内側に設 けられたものでは、カフェカーテンの丈方向に設けられた2か所の内の一方の補 助ロッド挿通手段にカーテンの下端部側からロッドを挿通し、次いで2か所の補 助ロッド挿通手段の間にあるロッド挿通旬にロッドを挿通し、最後に他方の補助 ロッド挿通手段にカーテンの上端部からロッドを挿通して、カフェカーテンの上 端部をロッドの中央部に集めるようにすれば、カフェカーテンがロッドに綺麗な 放射状に取り付けられると共に、その両側に補助ロッド挿通手段の両側にあるカ フェカーテンが垂れ幕のように垂れ下がり、一層インテリア性が更に向上する。
【0012】
【考案の実施の形態】 以下添付図面を用いて本考案の実施例を詳細に説明する。
【0013】 図1(a) は本考案の第1の実施例のカフェカーテン1の構成を示すものである 。第1の実施例のカフェカーテン1は、窓の高さよりも短い丈を備えており、レ ース等で作られている。そして、カフェカーテン1の幅方向の上端部の近傍には 、ロッドを挿通するための挿通孔10が所定間隔で複数個設けられている。この 挿通孔10の形状は、通常、円形や楕円形である。
【0014】 第1の実施例では、このカフェカーテン1の両端部に、カフェカーテン1の丈 方向に挿通孔10と同じような円形や楕円形の補助挿通孔11が所定間隔で複数 個設けられている。なお、補助挿通孔11の形状や、補助挿通孔11を設ける間 隔は特に限定されるものではない。
【0015】 以上のように構成された第1の実施例のカフェカーテン1は、従来のカフェカ ーテン4と同様に、上端部の挿通孔10のみにロッドを挿通して従来と同様に小 窓等に張設することもできる。一方、カフェカーテン1の両端部に設けられた補 助挿通孔11にロッドを挿通することにより、カフェカーテン1を従来とは異な る形状にして窓に取り付けることができる。この取り付け方を図1(b) を用いて 説明する。
【0016】 第1の実施例のカフェカーテン1が従来と異なる形状になるようにロッドに取 り付けるためには、図1(b) に実線の矢印で示すように、ロッド6をまず、カフ ェカーテン1の左側、又は右側の端部に設けられた補助挿通孔11に、カフェカ ーテン1の下端部から上端部に向かって縫うように挿通する。次に、上端部の補 助挿通孔11から突出したロッド6を、カフェカーテン1の上端部にある挿通孔 10に他端に向かって挿通する。更に、端部の挿通孔10から突出したロッド6 を、補助挿通孔11に上端部から下端部に向かって挿通する。
【0017】 このようにしてカフェカーテン1の3つの辺に設けられた補助挿通孔11と挿 通孔10の全てにロッド6を挿通した後は、ロッド6が挿通されたカフェカーテ ン1の上端部をロッド6の中央部に向かって寄せ集め、ロッド6の左右方向には カフェカーテン1のロッド6が挿通された丈部分がほぼその長さを保ったまま現 れるようにする。
【0018】 この状態では、ロッド6が挿通されたカフェカーテン1は、放射状にロッド6 に吊るされる形状になり、今までにない形状になる。従って、この放射状に形成 されたカフェカーテン1はリビング等の窓に吊り下げれば、インテリアとして相 応しいものとなる。
【0019】 図2は図1の第1の実施例のカフェカーテン1にロッド6を挿通した後に、ロ ッド6の中央部にカーテンを寄せ集め、出窓7にロッド6を張設した状態を示す ものである。このように、第1の実施例のカフェカーテン1は、出窓7等に吊り 下げれば、インテリアとして十分に通用するものとなる。
【0020】 図3(a) は図1で説明した第1の実施例のカフェカーテン1の第1の変形実施 例の構成を示すものである。第1の変形実施例では、カフェカーテン1の幅方向 の上端部の近傍には第1の実施例と同様にロッド挿通用のための挿通孔10が所 定間隔で複数個設けられている。一方、第1の変形実施例のカフェカーテン1の 両側には、ロッド6を挿通する手段として、図1で説明した補助挿通孔11の代 わりに耳縫い部12が設けられている。この耳縫い部12は、カフェカーテン1 の両端部を折り返した後に、折り返し部の先端部をカフェカーテン1の本体に縫 い合わせることによって形成される。ロッド6はこの耳縫い部12の筒状の部分 にカフェカーテン1の下端部から挿通すれば、第1の実施例と同様に図2に示し たカフェカーテン1の形状とすることができる。
【0021】 図3(b) は図1で説明した第1の実施例のカフェカーテン1の第2の変形実施 例の構成を示すものである。第2の変形実施例でも、カフェカーテン1の幅方向 の上端部の近傍には第1の実施例と同様にロッド挿通用のための挿通孔10が所 定間隔で複数個設けられている。一方、第2の変形実施例のカフェカーテン1の 両側には、ロッド6を挿通する手段として、図1で説明した補助挿通孔11の代 わりに筒状部13が設けられている。この筒状部13は、カフェカーテン1の両 端部に、短冊状の布13Aを位置させ、布13Aの長手方向の両端部分をカフェ カーテン1の本体に縫い合わせることによって形成される。ロッド6はこの筒状 部13にカフェカーテン1の下端部から挿通すれば、第1の実施例と同様に図2 に示したカフェカーテン1の形状とすることができる。
【0022】 図3(c) は図1で説明した第1の実施例のカフェカーテン1の第3の変形実施 例の構成を示すものであり、図3(c) にはカフェカーテン1の一端部が部分的に 示してある。第3の変形実施例でも、カフェカーテン1の幅方向の上端部の近傍 には第1の実施例と同様にロッド挿通用のための挿通孔10が所定間隔で複数個 設けられている。一方、第3の変形実施例のカフェカーテン1の両側には、ロッ ド6を挿通する手段として、図1で説明した補助挿通孔11の代わりに布製のリ ング14が所定間隔で設けられている。この布製のリング14は細長い布をルー プ状にしてその合わせ部分を、カフェカーテン1の両端部に丈方向に所定間隔で 縫い付けることによって形成される。ロッド6はこの布製のリング14にカフェ カーテン1の下端部から順次挿通すれば、第1の実施例と同様に図2に示したカ フェカーテン1の形状とすることができる。
【0023】 図3(d) は本考案の第1の実施例のカフェカーテン1の第4の変形実施例を示 すものであり、図3(c) で説明した第3の変形実施例の布製のリング14の代わ りに用いることができる紐製のリング15の構成のみが、部分拡大図として示さ れている。第4の変形実施例では、布製のリング14の代わりに紐15Aの両端 部分がまとめられてカフェカーテン1の本体に縫い付けられて紐製のリング15 が形成されている。第4の変形実施例では第3の変形実施例と同様にロッド6を 挿通すれば良い。
【0024】 図3(e) は本考案の第1の実施例のカフェカーテン1の第5の変形実施例を示 すものであり、図3(c) で説明した第3の変形実施例の布製のリング14の代わ りに用いることができるリング16の構成のみが、部分拡大図として示されてい る。第5の変形実施例に使用するリング16は金属、或いは合成樹脂で形成され る剛性のあるリングである。このリング16は、止め布16Aをカフェカーテン 1の本体に縫い付けられることによってカフェカーテン1に取り付けられる。第 5の変形実施例では第3の変形実施例と同様にロッド6を挿通すれば良い。
【0025】 なお、図3(a) 〜(e) で説明した耳縫い部12、筒状体13、布製のリング1 4、紐製のリング14、及び金属或いは剛性樹脂製のリング16は、カフェカー テン1の上端部側に補助挿通孔11の代わりに用いても良い。
【0026】 図4(a) は本考案の第2の実施例のカフェカーテン2の構成、及び、このカフ ェカーテン2にロッド6を挿通する状態を説明する説明図である。第2の実施例 のカフェカーテン2は、窓の高さよりも短い丈を備えており、レース等で作られ ている。そして、カフェカーテン2の幅方向の上端部の近傍には、ロッドを挿通 するための挿通孔10が所定間隔で複数個設けられている。この挿通孔10の形 状は、通常、円形や楕円形である。挿通孔10はカフェカーテン2の上端部に全 域に渡って設けておいても良いが、図4(a) に示すように、カフェカーテン2の 中央部分にのみ設けておいても良い。
【0027】 第2の実施例では、このカフェカーテン2の両端部から所定の等距離DSだけ 離れた位置に、カフェカーテン2の丈方向に挿通孔10と同じような円形や楕円 形の補助挿通孔11が所定間隔で複数個設けられている。従って、この第2の実 施例では、カフェカーテン2がこの補助挿通孔11によって両袖部2A,2Bと 中央部2Cに分割されている。なお、補助挿通孔11の形状や、補助挿通孔11 を設ける間隔は特に限定されるものではない。
【0028】 以上のように構成された第2の実施例のカフェカーテン2は、カフェカーテン 2の上端部に全域に渡って挿通孔10がある場合には、従来のカフェカーテン4 と同様に、上端部の挿通孔10のみにロッドを挿通して従来と同様に小窓等に張 設することができる。一方、カフェカーテン2の両端部から所定距離DSだけ離 れた位置に設けられた補助挿通孔11の一方に、ロッド6を下端部から挿通する ことにより、第2の実施例もカフェカーテン2を従来とは異なる形状にして窓に 取り付けることができる。
【0029】 この取り付け方は第1の実施例と同様であり、ロッド6をまず、カフェカーテ ン2の一方の補助挿通孔11にカフェカーテン2の下端部から上端部に向かって 縫うように挿通する。次に、上端部の補助挿通孔11から突出したロッド6を、 カフェカーテン2の中央部2Cの上端部にある挿通孔10に他端に向かって挿通 する。更に、他方の補助挿通孔11の位置近傍で挿通孔10から突出したロッド 6を、補助挿通孔11に上端部から下端部に向かって挿通する。
【0030】 このようにしてカフェカーテン2の両袖部2A,2Bと中央部2Cの境界部分 に設けられた補助挿通孔11と、中央部2Cの挿通孔10にロッド6を挿通した 後は、ロッド6が挿通されたカフェカーテン2の中央部2Cの上端部をロッド6 の中央部に向かって寄せ集め、ロッド6の左右方向にはカフェカーテン2のロッ ド6が挿通された丈部分がほぼその長さを保ったまま現れるようにする。
【0031】 この状態では、ロッド6が挿通されたカフェカーテン2は、図4(b) に示すよ うに、放射状にロッド6に吊るされる形状になり、ロッド6の両側からは長さが DSのカフェカーテン2の両袖部2A,2Bが下方に垂れ下がる今までにない形 状になる。従って、この放射状に形成されたカフェカーテン2は、リビング等の 大窓8に吊り下げれば見栄えの良いインテリアになる。
【0032】 また、図4(b) に示すように、ロッド6から垂れ下がった状態を考慮して、図 4(a) に示すように、カフェカーテン2の縁部の所定部分に花の模様17を付し ておけば、第2の実施例のカフェカーテン2をリビング等にある大窓8に吊り下 げた時の見栄えが一層良くなってインテリア性が向上する。
【0033】 図5(a) は本考案の第3の実施例のカフェカーテン3の構成を示すものである 。第3の実施例のカフェカーテン3は、第2の実施例のカフェカーテン2よりも 長い全長を備えて作られている。そして、カフェカーテン3の幅方向の上端部の 近傍には、ロッドを挿通するための挿通孔10が所定間隔で複数個設けられてい る。この挿通孔10の形状は、通常、円形や楕円形である。第3の実施例のカフ ェカーテン3の全長は通常の窓の幅よりも遙かに長く形成されるので、挿通孔1 0はカフェカーテン2の上端部に通常の窓の幅程度に渡って設けられている。
【0034】 第3の実施例のカフェカーテン3にも、第2の実施例のカフェカーテン2と同 様に、カフェカーテン3の両端部から所定の等距離DLだけ離れた位置に、カフ ェカーテン3の丈方向に挿通孔10と同じような円形や楕円形の補助挿通孔11 が所定間隔で複数個設けられている。従って、この第3の実施例でも、カフェカ ーテン3がこの補助挿通孔11によって両袖部3A,3Bと中央部3Cに分割さ れている。この両袖部3A,3Bの幅DLは前述の第2の実施例のカフェカーテ ン2における両袖部2A,2Bの幅DSよりも遙かに長いものであり、例えば、 両袖部3A,3Bの幅DLは、リビング等の大窓8の高さ程度に形成されている 。なお、補助挿通孔11の形状や、補助挿通孔11を設ける間隔は特に限定され るものではない。
【0035】 以上のように構成された第3の実施例のカフェカーテン3は、その両端部から 所定距離DLだけ離れた位置に設けられた補助挿通孔11の一方に、ロッド6を 下端部から上端部に向かって縫うように挿通する。次に、上端部の補助挿通孔1 1から突出したロッド6を、カフェカーテン3の中央部3Cの上端部にある挿通 孔10に他端に向かって挿通する。更に、他方の補助挿通孔11の位置近傍で挿 通孔10から突出したロッド6を、補助挿通孔11に上端部から下端部に向かっ て挿通する。
【0036】 このようにしてカフェカーテン3の両袖部3A,3Bと中央部3Cの境界部分 に設けられた補助挿通孔11と、中央部3Cの挿通孔10にロッド6を挿通した 後は、ロッド6が挿通されたカフェカーテン2の中央部3Cの上端部をロッド6 の中央部に向かって寄せ集め、ロッド6の左右方向にはカフェカーテン3のロッ ド6が挿通された丈部分がほぼその長さを保ったまま現れるようにする。
【0037】 この状態では、ロッド6が挿通されたカフェカーテン2は、図5(b) に示すよ うに、放射状にロッド6に吊るされる形状になり、ロッド6の両側からはカフェ カーテン3の両袖部3A,3Bが下方に長く垂れ下がる今までにない形状になる 。従って、この第3の実施例のカフェカーテン3をリビング等の大窓8の上部に 取り付ければ、放射状に形成されたカフェカーテン3の中央部3Cが見栄えの良 いインテリアとなり、両袖部3A,3Bが大窓8を覆うカーテンの役目を果たす ことになる。この大窓8を覆うようにロッド6から垂れ下がる両袖部3A,3B は、タッセル9によって大窓8の両側にまとめることができる。
【0038】 また、図5(b) に示すように、ロッド6から垂れ下がった状態を考慮して、図 5(a) に示すように、カフェカーテン3の縁部に花の模様17を付しておけば、 第3の実施例のカフェカーテン3をリビング等の大窓8に吊り下げた時の見栄え が一層良くなってインテリア性が向上する。
【0039】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のカフェカーテンは、従来のカフェカーテンに、 ロッドを丈方向に挿通する新たな補助挿通手段を設けるだけで、カフェカーテン の用途が拡大され、ロッドを挿通した時にデザイン的に優れ、インテリアとして リビングルームの窓にも取り付けたくなるようなカフェカーテンになるという効 果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本考案のカフェカーテンの第1の実施例
の構成を示す正面図、(b) は(a) のカフェカーテンにロ
ッドを挿通する状態を説明する説明図である。
【図2】図1のカフェカーテンにロッドを挿通した後
に、ロッドの中央部にカーテンを寄せ集め、出窓にロッ
ドを張設した状態を示す斜視図である。
【図3】(a) はロッド挿通部材が孔、補助ロッド挿通部
材がカフェカーテンの端部を折り返した後にカフェカー
テンに縫い合わされて形成される耳縫い部であるカフェ
カーテンの一例の正面図、(b) はロッド挿通部材が孔、
補助ロッド挿通部材がカフェカーテンに短冊状の布の両
側が縫い合わせて形成される筒状体であるカフェカーテ
ンの一例の正面図、(c) はロッド挿通部材が孔、補助ロ
ッド挿通部材がカフェカーテンにリング状に布が縫い付
けられたものであるカフェカーテンの一例の部分正面
図、(d) はロッド挿通部材、或いは補助ロッド挿通部材
が紐状体の両側を縫いカーテン地に縫い付けた例を示す
部分拡大図、(e) はロッド挿通部材、或いは補助ロッド
挿通部材が金属、或いは合成樹脂で形成されるリングで
ある例を示す部分拡大図である。
【図4】(a) は本考案のカフェカーテンの第2の実施例
の構成、及び、このカフェカーテンにロッドを挿通する
状態を説明する説明図、(b) は(a) のようにカフェカー
テンにロッドを挿通した後に、ロッドの中央部にカーテ
ンを寄せ集め、窓の上部にロッドを張設した状態を示す
正面図である。
【図5】(a) は本考案のカフェカーテンの第2の実施例
の変形実施例の構成を示す正面図、(b) は(a) のカフェ
カーテンに図4(a) と同様にロッドを挿通した後に、ロ
ッドの中央部にカーテンを寄せ集め、窓の上部にロッド
を張設した状態を示す正面図である。
【図6】従来のカフェカーテンの使用例を説明するもの
であり、(a) は寝室の小窓に通常のカーテンに併設され
てカフェカーテンが目隠しに使用されている例を示す斜
視図、(b) はキッチンの前方にある出窓等の採光窓の一
部に減光、或いは目隠しのために取り付けられているカ
フェカーテンの例を示す斜視図、(c) はトイレの小窓に
目隠し用に取り付けられているカフェカーテンの例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 第1の実施例のカフェカーテン 2 第2の実施例のカフェカーテン 3 第3の実施例のカフェカーテン 6 ロッド 7 出窓 8 大窓 9 タッセル 10 挿通孔 11 補助挿通孔 12 耳縫い部 13 筒状体 14 布製のリング 15 紐製のリング 16 金属、或いは剛性樹脂製のリング 17 花の模様

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓の高さよりも短い丈を備え、幅方向の
    上端部にはロッド(6) を挿通するための少なくとも1個
    のロッド挿通手段が設けられ、前記ロッド挿通手段に挿
    通したロッド(6) を窓の幅方向に張設することにより、
    前記窓の一部を覆うように窓に取り付けられるカフェカ
    ーテン(1) において、 このカフェカーテン(1) の丈方向の所定距離隔てた2ケ
    所に、前記カフェカーテン(1) の下端部から上端部に向
    かう少なくとも1個の補助ロッド挿通手段を設け、 前記ロッド(6) を、まず、前記一方の補助ロッド挿通手
    段にカフェカーテン(1) の下端部から挿通し、次に、カ
    フェカーテン(1) の上端部位置においてこのロッド(6)
    を、他方の補助ロッド挿通手段がある方向に向かって前
    記ロッド挿通手段(10)に挿通し、更に、このロッド(6)
    を、前記他方の補助ロッド挿通手段の端部の位置で、カ
    フェカーテン(1) の上端部から前記他方の補助ロッド挿
    通手段に挿通することにより、前記ロッド(6) に取り付
    けられるようにしたことを特徴とするカフェカーテン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカフェカーテンであっ
    て、 前記補助ロッド挿通部材が、前記カフェカーテンの両端
    部に設けられていることを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のカフェカーテンであっ
    て、 前記補助ロッド挿通部材が、前記カフェカーテンの両端
    部から同じ長さだけ離れた位置に設けられていることを
    特徴とするもの。
  4. 【請求項4】 請求項1から3の何れか1項に記載のカ
    フェカーテンであって、 前記ロッド挿通部材、或いは補助ロッド挿通部材の少な
    くとも一方が、カフェカーテンに開けられた挿通孔(10)
    であることを特徴とするもの。
  5. 【請求項5】 請求項1から3の何れか1項に記載のカ
    フェカーテンであって、 前記ロッド挿通部材、或いは補助ロッド挿通部材の少な
    くとも一方が、カフェカーテンの端部を折り返した後に
    カフェカーテンに縫い合わされて形成される耳縫い部(1
    2)であることを特徴とするもの。
  6. 【請求項6】 請求項1から3の何れか1項に記載のカ
    フェカーテンであって、 前記ロッド挿通部材、或いは補助ロッド挿通部材の少な
    くとも一方が、カフェカーテンに短冊状の布の両側を縫
    い合わせることによって形成される筒状体(13)であるこ
    とを特徴とするもの。
  7. 【請求項7】 請求項1から3の何れか1項に記載のカ
    フェカーテンであって、 前記ロッド挿通部材、或いは補助ロッド挿通部材の少な
    くとも一方が、カフェカーテンに所定間隔で紐状体の両
    側を縫い合わせることによって形成されるリング(15)で
    あることを特徴とするもの。
  8. 【請求項8】 請求項1から3の何れか1項に記載のカ
    フェカーテンであって、 前記ロッド挿通部材、或いは補助ロッド挿通部材の少な
    くとも一方が、カフェカーテンに所定間隔で取り付けら
    れ金属、或いは合成樹脂で形成されるリング(16)である
    ことを特徴とするもの。
JP1995007489U 1995-07-20 1995-07-20 カフェカーテン Expired - Lifetime JP3023079U (ja)

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