JP3041678B2 - 光ファイバ減衰器 - Google Patents
光ファイバ減衰器Info
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- JP3041678B2 JP3041678B2 JP9187650A JP18765097A JP3041678B2 JP 3041678 B2 JP3041678 B2 JP 3041678B2 JP 9187650 A JP9187650 A JP 9187650A JP 18765097 A JP18765097 A JP 18765097A JP 3041678 B2 JP3041678 B2 JP 3041678B2
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- fiber attenuator
- optical fibers
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- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/26—Optical coupling means
- G02B6/264—Optical coupling means with optical elements between opposed fibre ends which perform a function other than beam splitting
- G02B6/266—Optical coupling means with optical elements between opposed fibre ends which perform a function other than beam splitting the optical element being an attenuator
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/241—Light guide terminations
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- G—PHYSICS
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/381—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres
- G02B6/3818—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres of a low-reflection-loss type
- G02B6/3822—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres of a low-reflection-loss type with beveled fibre ends
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、光ファイバに
係り、より詳細には、光ファイバ減衰器及びその製造方
法に係る。
係り、より詳細には、光ファイバ減衰器及びその製造方
法に係る。
【0002】
【従来の技術】光ファイバの分野では、光ガイドファイ
バが光ファイバ送信システムに使用され、これら光ファ
イバは、光又は光エネルギーを伝達するために端−端関
係で接続される。これら光ファイバはしばしばコネクタ
組立体に通され、コネクタ組立体は光ファイバをセンタ
リングしそして低い挿入ロスであることが望まれる。最
終的に、光ファイバは、光検出器に接続され、光検出器
は、伝達した光又は光エネルギーを受け取りそして利用
する。
バが光ファイバ送信システムに使用され、これら光ファ
イバは、光又は光エネルギーを伝達するために端−端関
係で接続される。これら光ファイバはしばしばコネクタ
組立体に通され、コネクタ組立体は光ファイバをセンタ
リングしそして低い挿入ロスであることが望まれる。最
終的に、光ファイバは、光検出器に接続され、光検出器
は、伝達した光又は光エネルギーを受け取りそして利用
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】光ファイバ送信システ
ムでは、システムを経て送られた光信号を、使用の前に
しばしば減衰しなければならない。換言すれば、光信号
は敏感な光検出器にとって強過ぎる。更に、光検出器は
感度にばらつきがある。それ故、所望の減衰レベルを与
えるように調整できる光ファイバ減衰器を使用するか、
或いは特定の用途又は特定の光検出器に対して使用の前
に選択される固定の所定の減衰係数を有する光ファイバ
減衰器を使用することにより、減衰が一般に行われる。
固定の減衰係数を有する光ファイバ減衰器は、一般に、
「固定値光ファイバ減衰器」と称する。光ファイバ送信
システムに現在使用されているほとんどの固定値光ファ
イバ減衰器は、光送信ラインの信号強度を減少するため
に、受動的フィルタ、エアギャップ、光学的ウェッジ及
び/又はレンズに依存している。このような光ファイバ
減衰器は、複雑であるか又は少なくとも比較的高価であ
る。
ムでは、システムを経て送られた光信号を、使用の前に
しばしば減衰しなければならない。換言すれば、光信号
は敏感な光検出器にとって強過ぎる。更に、光検出器は
感度にばらつきがある。それ故、所望の減衰レベルを与
えるように調整できる光ファイバ減衰器を使用するか、
或いは特定の用途又は特定の光検出器に対して使用の前
に選択される固定の所定の減衰係数を有する光ファイバ
減衰器を使用することにより、減衰が一般に行われる。
固定の減衰係数を有する光ファイバ減衰器は、一般に、
「固定値光ファイバ減衰器」と称する。光ファイバ送信
システムに現在使用されているほとんどの固定値光ファ
イバ減衰器は、光送信ラインの信号強度を減少するため
に、受動的フィルタ、エアギャップ、光学的ウェッジ及
び/又はレンズに依存している。このような光ファイバ
減衰器は、複雑であるか又は少なくとも比較的高価であ
る。
【0004】更に、光ファイバ送信システムに現在使用
されているほとんどの光ファイバ減衰器は、種々の光波
長に対して減衰度の異なる材料に依存している。従っ
て、光ファイバ減衰器の特定材料を選択する前に光ファ
イバ送信システムに使用すべき波長を識別することが必
要となる。これは、時間がかかる上に、コスト効率が悪
い。更に、公知の光ファイバ減衰器の多くは、余分な部
品を必要とし、過酷な環境条件のもとで信頼性がない。
されているほとんどの光ファイバ減衰器は、種々の光波
長に対して減衰度の異なる材料に依存している。従っ
て、光ファイバ減衰器の特定材料を選択する前に光ファ
イバ送信システムに使用すべき波長を識別することが必
要となる。これは、時間がかかる上に、コスト効率が悪
い。更に、公知の光ファイバ減衰器の多くは、余分な部
品を必要とし、過酷な環境条件のもとで信頼性がない。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は、上記問題の多く
を解消する為の簡単で、非常に有効で且つ安価な光ファ
イバ減衰器、及びその製造方法を提供することに向けら
れる。
を解消する為の簡単で、非常に有効で且つ安価な光ファ
イバ減衰器、及びその製造方法を提供することに向けら
れる。
【0006】本発明の第一の構成による光ファイバ減衰
器は、端を有する光ファイバ12a、12bと、前記光
ファイバ12a、12bの端に配置された実質的に透明
な非反射性材料の第1被覆30と、前記第1被覆30に
配置された光減衰材料の第2被覆32と、前記第2被覆
32に配置された実質的に透明な非反射性材料の第3被
覆34と、前記第3被覆34に配置されたかき傷に耐え
る実質的に透明な比較的堅固な材料の第4被覆36とを
備えたことを特徴とする。
器は、端を有する光ファイバ12a、12bと、前記光
ファイバ12a、12bの端に配置された実質的に透明
な非反射性材料の第1被覆30と、前記第1被覆30に
配置された光減衰材料の第2被覆32と、前記第2被覆
32に配置された実質的に透明な非反射性材料の第3被
覆34と、前記第3被覆34に配置されたかき傷に耐え
る実質的に透明な比較的堅固な材料の第4被覆36とを
備えたことを特徴とする。
【0007】上記本発明の第一の構成において、光ファ
イバ減衰器を製造する本発明の方法は、実質的に透明な
非反射性材料の第1被覆を光ファイバの少なくとも一端
に付着する段階を含む。光減衰材料の第2被覆が第1被
覆の上に付着される。実質的に透明な非反射性材料の第
3被覆が第2被覆の上に付着される。
イバ減衰器を製造する本発明の方法は、実質的に透明な
非反射性材料の第1被覆を光ファイバの少なくとも一端
に付着する段階を含む。光減衰材料の第2被覆が第1被
覆の上に付着される。実質的に透明な非反射性材料の第
3被覆が第2被覆の上に付着される。
【0008】好ましくは、かき傷に耐える実質的に透明
な比較的堅固な材料の第4被覆が第3被覆の上に付着さ
れる。又、これらの被覆は、好ましくは、真空蒸着プロ
セスにより付着される。
な比較的堅固な材料の第4被覆が第3被覆の上に付着さ
れる。又、これらの被覆は、好ましくは、真空蒸着プロ
セスにより付着される。
【0009】以下に述べるように、第1及び第3被覆
は、酸化チタンのような材料が付着される。第2被覆
は、例えば、アルミニウム又は銀のような金属の材料が
付着される。いずれにせよ、第2の被覆は、種々の光波
長に対して感度が低い材料でなければならない。第4被
覆は、水晶のような材料が付着される。
は、酸化チタンのような材料が付着される。第2被覆
は、例えば、アルミニウム又は銀のような金属の材料が
付着される。いずれにせよ、第2の被覆は、種々の光波
長に対して感度が低い材料でなければならない。第4被
覆は、水晶のような材料が付着される。
【0010】又、本発明の方法は、上記被覆を付着する
前に光ファイバをフェルールに固定する段階も含む。被
覆を付着する前に、光ファイバの端は、研磨によりその
長手軸に対して一定の傾斜角度で傾斜される。
前に光ファイバをフェルールに固定する段階も含む。被
覆を付着する前に、光ファイバの端は、研磨によりその
長手軸に対して一定の傾斜角度で傾斜される。
【0011】更に、本発明の第二の構成による光ファイ
バ減衰器は、端を有する光ファイバ12a、12bと、
前記光ファイバ12a、12bの端に配置された実質的
に透明な非反射性材料の第1被覆30と、前記第1被覆
30に配置された光減衰材料の第2被覆32と、前記第
2被覆32に配置された実質的に透明な非反射性材料の
第3被覆34と、前記第3被覆34に配置されたかき傷
に耐える実質的に透明な比較的堅固な材料の第4被覆3
6と、一端部に隙間部が形成されたフェルール14a、
14bと、前記フェルール14a、14bがエポキシ2
0で固定されるスリーブ18とを備えたことを特徴とす
る。
バ減衰器は、端を有する光ファイバ12a、12bと、
前記光ファイバ12a、12bの端に配置された実質的
に透明な非反射性材料の第1被覆30と、前記第1被覆
30に配置された光減衰材料の第2被覆32と、前記第
2被覆32に配置された実質的に透明な非反射性材料の
第3被覆34と、前記第3被覆34に配置されたかき傷
に耐える実質的に透明な比較的堅固な材料の第4被覆3
6と、一端部に隙間部が形成されたフェルール14a、
14bと、前記フェルール14a、14bがエポキシ2
0で固定されるスリーブ18とを備えたことを特徴とす
る。
【0012】上記本発明の第二の構成において、被覆が
付着された光ファイバの端は、真空蒸着で被覆が同様に
付着された第2の光ファイバの端に当接される。これら
の被覆された光ファイバの端は、加圧状態で当接され、
そして当接関係に固定される。これは、2本の光ファイ
バの端を当接するフェルールに取り付け、そしてフェル
ールをエポキシでスリーブ内に取り付けてフェルールを
当接関係に固定することにより、達成することができ
る。
付着された光ファイバの端は、真空蒸着で被覆が同様に
付着された第2の光ファイバの端に当接される。これら
の被覆された光ファイバの端は、加圧状態で当接され、
そして当接関係に固定される。これは、2本の光ファイ
バの端を当接するフェルールに取り付け、そしてフェル
ールをエポキシでスリーブ内に取り付けてフェルールを
当接関係に固定することにより、達成することができ
る。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照し、本発明の好適な実
施形態を詳細に説明する。先ず、図1を参照すれば、本
発明の光ファイバ減衰器10は、一対のフェルール14
a及び14b内に固定された2本の光ファイバ12a及
び12bを備えている。これら光ファイバ12a及び1
2bは、接着剤によりフェルール14a及び14b内に
固定される。フェルール14a及び14bの隣接端、並
びに光ファイバ12a及び12bの隣接端は、界面16
において当接する。これらフェルール及び光ファイバ
は、18aにおいて割れたスリーブ18にフェルールの
隣接端を取り付けることにより加圧状態のもとで当接さ
れそして当接関係に固定される。強制的に当接されたフ
ェルール及び光ファイバは、エポキシ20によりスリー
ブ18内に固定される。
施形態を詳細に説明する。先ず、図1を参照すれば、本
発明の光ファイバ減衰器10は、一対のフェルール14
a及び14b内に固定された2本の光ファイバ12a及
び12bを備えている。これら光ファイバ12a及び1
2bは、接着剤によりフェルール14a及び14b内に
固定される。フェルール14a及び14bの隣接端、並
びに光ファイバ12a及び12bの隣接端は、界面16
において当接する。これらフェルール及び光ファイバ
は、18aにおいて割れたスリーブ18にフェルールの
隣接端を取り付けることにより加圧状態のもとで当接さ
れそして当接関係に固定される。強制的に当接されたフ
ェルール及び光ファイバは、エポキシ20によりスリー
ブ18内に固定される。
【0014】図1と共に図2を参照すれば、当接するフ
ェルール及び光ファイバ間の界面16は、線22で示す
ように、当接する光ファイバ12a及び12bの長手軸
24に対して一定の傾斜角度で形成されている。この傾
斜した界面16は、光ファイバ12a及び12bの嵌合
即ち当接端における「後方反射」を制限する。
ェルール及び光ファイバ間の界面16は、線22で示す
ように、当接する光ファイバ12a及び12bの長手軸
24に対して一定の傾斜角度で形成されている。この傾
斜した界面16は、光ファイバ12a及び12bの嵌合
即ち当接端における「後方反射」を制限する。
【0015】図2と共に図3を参照すれば、到来する光
は、矢印Aの方向に光ファイバ減衰器10の光ファイバ
12aに入り、そして矢印Bの方向に光ファイバ12b
から出て行くと仮定する。傾斜した界面16により、界
面で反射した光は、反射光の矢印Cで示すように、矢印
A及びBの軸から離れるように偏向される。
は、矢印Aの方向に光ファイバ減衰器10の光ファイバ
12aに入り、そして矢印Bの方向に光ファイバ12b
から出て行くと仮定する。傾斜した界面16により、界
面で反射した光は、反射光の矢印Cで示すように、矢印
A及びBの軸から離れるように偏向される。
【0016】本発明によれば、光ファイバ12a及び1
2bの一方又は両方の当接端に種々の層を付着すること
により光ファイバ減衰器10が製造される。これらの層
又は被覆は、真空蒸着プロセスにより付着されるのが好
ましい。真空蒸着は、光ファイバ減衰器を製造する際
に、非常に正確に付着できることを含む多数の効果を奏
する。更に、付着を行う時間を変えるだけで(例えば、
5秒、10秒等)、付着される被覆層の厚みを変えるこ
とができる。上記したように、光ファイバ送信システム
に使用される光検出器の感度に基づいて光ファイバ減衰
器の減衰度を変える必要がある。これまで、種々の光波
長に対して異なる材料を用いるのに加えて、異なる減衰
度を与えるために異なる材料が使用されている。真空蒸
着プロセスを使用することにより、減衰層即ち被覆の厚
みを変えることで減衰度を変えることができ、そしてこ
れは、真空蒸着プロセスを実行する時間の長さを変える
だけで達成される。
2bの一方又は両方の当接端に種々の層を付着すること
により光ファイバ減衰器10が製造される。これらの層
又は被覆は、真空蒸着プロセスにより付着されるのが好
ましい。真空蒸着は、光ファイバ減衰器を製造する際
に、非常に正確に付着できることを含む多数の効果を奏
する。更に、付着を行う時間を変えるだけで(例えば、
5秒、10秒等)、付着される被覆層の厚みを変えるこ
とができる。上記したように、光ファイバ送信システム
に使用される光検出器の感度に基づいて光ファイバ減衰
器の減衰度を変える必要がある。これまで、種々の光波
長に対して異なる材料を用いるのに加えて、異なる減衰
度を与えるために異なる材料が使用されている。真空蒸
着プロセスを使用することにより、減衰層即ち被覆の厚
みを変えることで減衰度を変えることができ、そしてこ
れは、真空蒸着プロセスを実行する時間の長さを変える
だけで達成される。
【0017】図4は、フェルール14a内の光ファイバ
12aを示し、複数の被覆層が光ファイバ12aの端に
付着されそしてフェルール14aの端に若干重畳してい
る。上記のように、光ファイバ12aは、接着剤により
フェルール14a内に固定される。光ファイバ及び/又
はフェルールの端は、種々の被覆を付着する前に研磨さ
れる。
12aを示し、複数の被覆層が光ファイバ12aの端に
付着されそしてフェルール14aの端に若干重畳してい
る。上記のように、光ファイバ12aは、接着剤により
フェルール14a内に固定される。光ファイバ及び/又
はフェルールの端は、種々の被覆を付着する前に研磨さ
れる。
【0018】より詳細には、本発明によれば、図4に示
すように、実質的に透明な非反射材料の第1被覆30
が、真空蒸着プロセスにより光ファイバ12aの端に付
着される。この実質的に透明な非反射被覆に使用できる
材料は、酸化チタンである。
すように、実質的に透明な非反射材料の第1被覆30
が、真空蒸着プロセスにより光ファイバ12aの端に付
着される。この実質的に透明な非反射被覆に使用できる
材料は、酸化チタンである。
【0019】光減衰材料の第2被覆32が、真空蒸着に
より、第1被覆30の上に付着される。この第2被覆
は、中性であり、即ち種々の波長に対して感度が低くな
ければならない。この第2の半透明被覆32に使用でき
る材料は、例えば、アルミニウム又は銀である。この第
2の被覆は、いかなるカラー成分も含んではならない。
従って、金は望ましくない。
より、第1被覆30の上に付着される。この第2被覆
は、中性であり、即ち種々の波長に対して感度が低くな
ければならない。この第2の半透明被覆32に使用でき
る材料は、例えば、アルミニウム又は銀である。この第
2の被覆は、いかなるカラー成分も含んではならない。
従って、金は望ましくない。
【0020】実質的に透明な非反射材料の第3被覆34
が、真空蒸着により、第2被覆32上に付着される。こ
の第3の透明な非反射被覆は、第1被覆30と同様であ
り、酸化チタンのような材料で作ることができる。
が、真空蒸着により、第2被覆32上に付着される。こ
の第3の透明な非反射被覆は、第1被覆30と同様であ
り、酸化チタンのような材料で作ることができる。
【0021】かき傷に耐える実質的に透明な比較的堅固
な材料の第4被覆36が、真空蒸着により、第3被覆3
4上に付着される。この第4被覆36は、他の3つの被
覆より硬い材料であって、その下の他の被覆を保護する
ために水晶のような材料である。
な材料の第4被覆36が、真空蒸着により、第3被覆3
4上に付着される。この第4被覆36は、他の3つの被
覆より硬い材料であって、その下の他の被覆を保護する
ために水晶のような材料である。
【0022】すなわち、本発明の第一の実施例による光
ファイバ減衰器は端を有する光ファイバ12a、12b
と、前記光ファイバ12a、12bの端に配置された実
質的に透明な非反射性材料の第1被覆30と、前記第1
被覆30に配置された光減衰材料の第2被覆32と、前
記第2被覆32に配置された実質的に透明な非反射性材
料の第3被覆34と、前記第3被覆34に配置されたか
き傷に耐える実質的に透明な比較的堅固な材料の第4被
覆36とを備えたことを特徴とする。
ファイバ減衰器は端を有する光ファイバ12a、12b
と、前記光ファイバ12a、12bの端に配置された実
質的に透明な非反射性材料の第1被覆30と、前記第1
被覆30に配置された光減衰材料の第2被覆32と、前
記第2被覆32に配置された実質的に透明な非反射性材
料の第3被覆34と、前記第3被覆34に配置されたか
き傷に耐える実質的に透明な比較的堅固な材料の第4被
覆36とを備えたことを特徴とする。
【0023】被覆30、32、34及び36は、フェル
ール14a及び14bを(それらの各光ファイバ12a
及び12bと共に)割れスリーブ18に取り付ける前
に、光ファイバの当接端に付着されるのが好ましい、次
いで、フェルール及び光ファイバは、軸方向圧力のもと
で当接され、割れスリーブ18内にエポキシ20により
固定される。
ール14a及び14bを(それらの各光ファイバ12a
及び12bと共に)割れスリーブ18に取り付ける前
に、光ファイバの当接端に付着されるのが好ましい、次
いで、フェルール及び光ファイバは、軸方向圧力のもと
で当接され、割れスリーブ18内にエポキシ20により
固定される。
【0024】すなわち、本発明の第二の実施例による光
ファイバ減衰器は、端を有する光ファイバ12a、12
bと、前記光ファイバ12a、12bの端に配置された
実質的に透明な非反射性材料の第1被覆30と、前記第
1被覆30に配置された光減衰材料の第2被覆32と、
前記第2被覆32に配置された実質的に透明な非反射性
材料の第3被覆34と、前記第3被覆34に配置された
かき傷に耐える実質的に透明な比較的堅固な材料の第4
被覆36と、一端部に隙間部が形成されたフェルール1
4a、14bと、前記フェルール14a、14bがエポ
キシ20で固定されるスリーブ18とを備えたことを特
徴とする。
ファイバ減衰器は、端を有する光ファイバ12a、12
bと、前記光ファイバ12a、12bの端に配置された
実質的に透明な非反射性材料の第1被覆30と、前記第
1被覆30に配置された光減衰材料の第2被覆32と、
前記第2被覆32に配置された実質的に透明な非反射性
材料の第3被覆34と、前記第3被覆34に配置された
かき傷に耐える実質的に透明な比較的堅固な材料の第4
被覆36と、一端部に隙間部が形成されたフェルール1
4a、14bと、前記フェルール14a、14bがエポ
キシ20で固定されるスリーブ18とを備えたことを特
徴とする。
【0025】完成した光ファイバ減衰器10は、次い
で、適当な光ファイバ送信システムのインラインサブ組
立体として設置することができる。光ファイバ減衰器1
0は、インラインコネクタ組立体の適当なハウジング内
に取り付けることもできるし、又は光検出器に関連して
直接取り付けることもできる。
で、適当な光ファイバ送信システムのインラインサブ組
立体として設置することができる。光ファイバ減衰器1
0は、インラインコネクタ組立体の適当なハウジング内
に取り付けることもできるし、又は光検出器に関連して
直接取り付けることもできる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により、簡単で、非常に有効で且つ安価な光ファイバ減
衰器、及びその製造方法が提供された。
により、簡単で、非常に有効で且つ安価な光ファイバ減
衰器、及びその製造方法が提供された。
【図1】本発明の光ファイバ減衰器の軸方向断面図であ
る。
る。
【図2】フェルール及び光ファイバの当接領域の拡大軸
方向断面図である。
方向断面図である。
【図3】伝達光の反射特性を示す図である。
【図4】光ファイバ及びそれを取り巻くフェルールの被
覆された端の軸方向部分断面図である。
覆された端の軸方向部分断面図である。
10 光ファイバ減衰器 12a、12b 光ファイバ 14a、14b フェルール 16 界面 18 スリーブ 20 エポキシ 24 長手軸 30 第1被覆 32 第2被覆 34 第3被覆 36 第4被覆
フロントページの続き (72)発明者 グリゴリー ブーニン アメリカ合衆国 イリノイ州 スコッキ ー カーク エスティー 4956 2イー (72)発明者 ミッチェル ジェイ ペセット アメリカ合衆国 イリノイ州 フ゜レイ ンフィールト゛ サウス ヨネスポート サークル 13649 (56)参考文献 特開 平3−118504(JP,A) 特開 昭63−148204(JP,A) 特開 昭58−87935(JP,A) 特開 平7−333441(JP,A) 特開 昭56−30104(JP,A) 特開 平7−110407(JP,A) 特公 平7−54364(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 G02B 5/00 G02B 26/02
Claims (11)
- 【請求項1】 端を有する光ファイバ12a、12b
と、 前記光ファイバ12a、12bの端に配置された実質的
に透明な非反射性材料の第1被覆30と、 前記第1被覆30に配置された光減衰材料の第2被覆3
2と、 前記第2被覆32に配置された実質的に透明な非反射性
材料の第3被覆34と、前記第3被覆34に配置された
かき傷に耐える実質的に透明な比較的堅固な材料の第4
被覆36とを備えたことを特徴とする光ファイバ減衰器
10。 - 【請求項2】 端を有する光ファイバ12a、12b
と、 前記光ファイバ12a、12bの端に配置された実質的
に透明な非反射性材料の第1被覆30と、 前記第1被覆30に配置された光減衰材料の第2被覆3
2と、 前記第2被覆32に配置された実質的に透明な非反射性
材料の第3被覆34と、前記第3被覆34に配置された
かき傷に耐える実質的に透明な比較的堅固な材料の第4
被覆36と、 一端部に隙間部が形成されたフェルール14a、14b
と、 前記フェルール14a、14bがエポキシ20で固定さ
れるスリーブ18とを備えたことを特徴とする光ファイ
バ減衰器10。 - 【請求項3】 前記第4被覆36は、水晶より成る請求
項1または2に記載の光ファイバ減衰器10。 - 【請求項4】 前記第1被覆30は、酸化チタンより成
る請求項1または2に記載の光ファイバ減衰器10。 - 【請求項5】 前記第2被覆32は、金属性材料より成
る請求項1または2に記載の光ファイバ減衰器10。 - 【請求項6】 前記第2被覆32は、アルミニウム又は
銀より成る請求項5に記載の光ファイバ減衰器10。 - 【請求項7】 前記第2被覆32は、種々の光波長に対
して感度が低い材料より成る請求項1または2に記載の
光ファイバ減衰器10。 - 【請求項8】 前記第3被覆34は、酸化チタンより成
る請求項1または2に記載の光ファイバ減衰器10。 - 【請求項9】 前記光ファイバ12a、12bは、前記
フェルール14a、14b内に固定される請求項1また
は2に記載の光ファイバ減衰器10。 - 【請求項10】 前記光ファイバ12a、12bの端
は、その長手軸24に対して一定の傾斜角度を有する請
求項1または2に記載の光ファイバ減衰器10。 - 【請求項11】 前記被覆30、32、34、36をも
つ光ファイバ12aの端は、第2の光ファイバ12bの
端に当接される請求項1または2に記載の光ファイバ減
衰器10。
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