JP3041292B1 - 巻取機のボビン保持装置 - Google Patents

巻取機のボビン保持装置

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JP3041292B1 JP11070232A JP7023299A JP3041292B1 JP 3041292 B1 JP3041292 B1 JP 3041292B1 JP 11070232 A JP11070232 A JP 11070232A JP 7023299 A JP7023299 A JP 7023299A JP 3041292 B1 JP3041292 B1 JP 3041292B1
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Abstract

【要約】 【課題】 簡単な構成の保持リングによって複数本のボ
ビンを確実に緊締解除することができる巻取機のボビン
保持装置を提供することである。 【解決手段】 機枠1に回転自在に支持されたホルダ本
体2の外周部に保持リング4とスペーサ5を嵌着せし
め、ホルダ本体2の先端部に装着された作動手段6によ
って保持リング4とスペーサ5を押圧せしめて保持リン
グ4を直径方向に張り出させてボビンを保持する装置に
おいて、保持リング4を、一方の側面における外周側部
に軸心長手方向に突出する断面が円弧状の環状突部4b
を設け、他方の側面における内周側部に軸心長手方向に
突出する断面が略矩形状の環状突部4cを設けると共
に、両側面部に所定の幅と深さを有する溝を複数箇所略
等間隔に各側面部のスリット溝4dが他方側の溝4e間
に位置するよう設けた形状にせしめ、スペーサ5を、前
記保持リング4の円弧状の突部が当接する側面部を内周
側に向かって突出する円錐面5aが形成された形状にし
てある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数本のボビンを同
時に保持する巻取機のボビン保持装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、合成繊維糸条は、生産性を向上
させるために複数本の糸条を紡糸し、1本のボビン保持
装置に複数本のボビンを保持した巻取機を使用して巻取
っている。
【0003】上述のボビン保持装置としては、例えば実
公平7−8519号公報に記載されているような機枠に
回転自在に支持されたホルダ本体の外周部に保持リング
とスペーサを嵌着せしめ、前記円筒部材または軸部材の
先端部に装着された作動手段によって前記保持リングと
スペーサを押圧せしめて保持リングを直径方向に張り出
させてボビンを保持する構成、特公平6−79958号
公報に記載されているような機枠に回転自在に支持され
た軸体に取り付けられたホルダ本体の外周部に保持リン
グとスペーサを嵌着せしめ、前記円筒部材または軸部材
の先端部に装着された作動手段によって前記保持リング
とスペーサを押圧せしめて保持リングを直径方向に張り
出させてボビンを保持する構成、特公昭48−2610
2号公報に記載されているような機枠に支持された軸体
に回転自在に取り付けられたホルダ本体の外周部に保持
リングとスペーサを嵌着せしめ、前記円筒部材または軸
部材の先端部に装着された作動手段によって前記保持リ
ングとスペーサを押圧せしめて保持リングを直径方向に
張り出させてボビンを保持する構成になっている。
【0004】そして、ボビン保持装置に使用される保持
リングとしては、実公平7−8519号公報等に記載さ
れているような弾性体の両側に金属板を接合した構成の
もの、特開昭64−17779号公報に記載されている
ような円筒状の弾性部材によって形成されたもの、特許
第2598320号公報に記載されているようなホルダ
本体に係合する内面および傾斜外面を有する第1傾斜部
材並びに該第1傾斜部材に係合可能な傾斜面およびボビ
ン内面に係合する外面を有する第2傾斜部材とにより把
持部材が構成され、第1傾斜部材が周方向に実質的に複
数小片に分離されていると共に、第2傾斜部材が周方向
に実質的に分離された複数のピースからなり、該部材の
両傾斜面が当接した状態で第1傾斜部材の各小片に第2
傾斜部材のピースがそれぞれ係合されており、ホルダ本
体に挿着された円筒部材により第1傾斜部材をホルダ本
体の軸方向に押圧して該把持部材を拡開させてボビンを
把持する構成のもの、特公昭48−26102号公報に
記載されているような金属によってコ字形の連続したリ
ング状に形成されたもの等が使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の保持リングがゴ
ム等の弾性体によって形成したものでは、保持リングに
よって直径方向に対する張り出しが均一でなかったり、
必要とする張り出し量が得られなかったりして複数本の
ボビンを確実に緊締することができないという問題があ
る。
【0006】また、空ボビンの挿入、満巻ボビンの取り
出し操作が円滑にできるようにグリース等の潤滑材を塗
布しなければならず、糸汚れの原因になるという問題、
定期的に潤滑材の補給作業をしなければならないという
問題、ゴムが永久歪を起こして満巻ボビンが抜けなくな
るという問題がある。
【0007】該保持リングが第1傾斜部材が周方向に実
質的に複数小片に分離されていると共に、第2傾斜部材
が周方向に実質的に分離された複数のピースからなり、
該部材の両傾斜面が当接した状態で第1傾斜部材の各小
片に第2傾斜部材のピースがそれぞれ係合されているも
のでは保持用爪数を多くすることができず、必要とする
緊締力を得ることができないことがあり、また、その構
成が複雑であるため取り扱い時に破損を生じることがあ
り、さらに、該爪部に糸屑が引っ掛って巻き付くという
問題がある。
【0008】保持リングが金属製のものではボビン内周
面に保持リングの外周部が食い込んで緊締解除が円滑で
きないという問題がある。
【0009】本発明は簡単な構成の保持リングによって
複数本のボビンを確実に緊締解除することができる巻取
機のボビン保持装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明の巻取機のボビン保持装置は請求項1に記載
のように保持リングを、一方の側面における外周側部に
軸心長手方向に突出する断面が円弧状の環状突部が設け
られ、他方の側面における内周側部に軸心長手方向に突
出する断面が略矩形状の環状突部が設けられていると共
に、両側面部に所定の幅と深さを有するスリット溝が複
数箇所両側のスリット溝同士が重なり合わないように所
定の間隔を有するように設けられ、略矩形状の環状突部
が設けられた側面側における内周面が外側に向かって大
径化する円錐部が形成された形状にし、前記スペーサに
は、前記保持リングの円弧状の環状突部が当接するよう
に円錐面を形成せしめスペーサを、該スペーサに形成さ
れた円錐面の内径側面に、保持リングの一方の内周側部
が当接する押圧規制突部が形成されていると共に、前記
円錐面形成側とは反対側に、保持リングの他方の外周端
部が当接する押圧規制突部が形成された形状にせしめた
ことを特徴とするものである。
【0011】本発明の巻取機のボビン保持方法は、請求
項2に記載のようなスペーサに形成された円錐面の内径
側面に、保持リングの一方の内周側部が当接する押圧規
制突部が形成されていると共に、前記円錘面形成側とは
反対側を軸方向に対して略直角な面を有するスペーサ
と、保持リングの他方端部が当接する押圧規制端部が形
成されたストッパーリングとにより形成せしめた構成、
請求項3に記載のようなストッパーリングに、保持リン
グに形成されたスリット溝に挿入可能であると共に、保
持リングの内周側部に形成された環状突部に係合可能な
爪を形成せしめた構成、請求項4に記載のような保持リ
ングの外周部にU字状の溝を形成し、前記溝にOリング
を装着せしめた構成、請求項5に記載のような保持リン
グを略矩形状環状突部における外周側部を円弧状に形成
せしめると共に、スペーサにおける保持リングの円弧状
の環状突部が当接するための円錐面が形成された側とは
反対側の端面にも同様に円錐面を形成せしめた構成にす
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の巻取機のボビン保
持装置の構成の1実施例を示す概略断面図であって、ボ
ビン保持装置は機枠1にベアリング3によって回転自在
に取り付けられたホルダ本体2と、ホルダ本体2の外周
部に嵌着された保持リング4(4-1〜4-4)およびスペ
ーサ5(5-1〜5-3)と、ホルダ本体2の先端部に装着
され、軸長手方向に移動して保持リング4およびスペー
サ5を押圧せしめて保持リング4を半径方向に張り出さ
せる作動手段6とにより構成されている。
【0013】ホルダ本体2には軸心長手方向に圧空供給
用孔2aが穿設され、圧力調節弁、電磁弁等を有する圧
空供給用管(図示せず)が接続されており、該圧空供給
用孔2aの端部に形成されたシリンダ部2bに対して圧
空の供給、排出を行うようになっている。また、ホルダ
本体2の支持側外周端部にはボビン当接用の鍔部2cと
保持リング当接用の鍔部2dが形成されている。
【0014】作動手段6はホルダ本体2の先端外周部に
軸長手方向に移動自在に取り付けられたキヤップ7と、
軸体8によって該キヤップ7と一体的に連結されたピス
トン9と、ホルダ本体2のシリンダ部2bの先端側にね
じ11によって取り付けられた固定リング10と、該固
定リング10とピストン9の間に装着され、ピストン9
と共にキヤップ7を図1において右方向に押圧させるス
プリング12とにより構成されている。
【0015】上述の保持リング4は図2、図3、図4に
示されるように一方の側面における外周側部に軸心長手
方向に突出する断面が円弧状の環状突部4bを設け、他
方の側面における内周側部に軸心長手方向に突出する断
面が略矩形状の環状突部4cを設けると共に、該環状突
部4b側に保持リング4の幅方向の厚さ寸法(L1 )に
対して環状突部4cにおける肉部寸法(L2 )が残る深
さのスリット溝4d(4d-1〜4d-6)を略等間隔に設
け、環状突部4c側に環状突部4cにおける肉部寸法
(L2 )に溝重なり部寸法(L3 )を加算した深さを有
するスリット溝4e(4e-1〜4e-12 )を、円周方向
においてスリット溝4dとスリット溝4eとの間隔寸法
(T4 )を有するように、環状突部4cが設けられた側
面側における孔4aの内周面を外側に向かって寸法(T
2 )だけ大径化する円錐部4fが形成された形状になっ
ている。また、保持リング4の外周部には、図5、図6
に示されるような溝4pが円周方向に所定のピッチで形
成されており、ボビン内周面で滑りを生じないようにし
てある。該溝4pは、断面が矩形状、台形状、U字状、
V字状の何れかの形状にせしめることができる。
【0016】上述の保持リング4の幅方向の厚さ寸法
(L1 )は8mm〜20mm、環状突部4cの肉部寸法
(L2 )は2.0mm〜8.0mm、溝重なり部寸法
(L3 )は0.5mm〜1.5mm、保持リング4の略
矩形状環状突部における肉部寸法(L4 )は0mm〜
1.0mm、ボビン30内径寸法(D1 )と保持リング
4の外径寸法(D3 )との間隔寸法(T1 )は0.5m
m〜1.5mm、環状突部4cにおける直径方向の肉部
寸法(T3 )は1.0mm〜3.0mm、円錐部4fの
大径化寸法(T2 )は0.15mm〜0.30mm、ス
リット溝4dとスリット溝4eとの間隔寸法(T4 )は
2.0mm〜4.0mm、保持リング4の外径寸法(D
3 )とキャップ7およびスペーサ5の外径寸法(D2 )
との間隔寸法(T5 )は0mm〜0.3mmの範囲で下
記式のような関係になるように各寸法を設定するのが好
ましい。
【0017】L2 /L1 ≒ T2 /T1 また、環状突部4bにおける外周側の円弧部4gの半径
寸法(R1 )は0.3mm〜1.0mm、好ましくは
0.5mmに、内周側の円弧部4hの半径寸法(R2 )
は0.5mm〜3.0mm、好ましくは2.0mmに設
定する。
【0018】該保持リング4はポリアミド樹脂(ナイロ
ン6)、ポリエステル樹脂等の合成樹脂あるいは複合材
によって所定の形状に加工する。
【0019】複合材としては高弾性炭素繊維、芳香属ポ
リアミド等を主成分とする高弾性有機繊維、ガラス繊維
等の強化繊維とマトリクス樹脂としてエポキシ樹脂、不
飽和ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂等の熱硬化性樹
脂、ポリスルホン樹脂等の熱可塑性樹脂を用いたものが
好ましい。
【0020】スペーサ5は図4、図7に示されるように
保持リング4の円弧状の環状突部4bが当接する側面部
を内周側に向かって角度(α)で傾斜する円錐面5aが
形成され、該円錐面5aが形成された側面の内周側部に
保持リング4の円弧状の環状突部4bが形成された側面
部に当接する押圧規制用突部5bが形成され、他方側の
内周側部に保持リング4の略矩形状の環状突部4cが位
置する環状凹部5cを形成する環状鍔部5eが形成され
た形状になっている。該傾斜角度(α)は15°から2
5°の範囲内で設定するが、20°に設定するのが好ま
しい。
【0021】上述の押圧規制用突部5bを設けず、円錐
面5aを孔部まで延長して環状突部4bの内周側面4j
が当接する押圧規制部にすることは可能である。
【0022】該環状凹部5cを形成する環状鍔部5e
は、該ボビン保持装置にボビンが挿入されない状態で、
保持リング4が緊締の状態になつた時に保持リング4が
異常に拡張されるのを規制すると共に、略矩形状の環状
突部4cを覆うカバーの役割をするものである。
【0023】該スペーサ5は弾性変形する必要がないた
めステンレス鋼、アルミ合金、あるいは上述の保持リン
グ4において記述した複合材と同じ複合材等によって形
成する。
【0024】上述のホルダ本体2の外径寸法(D4 )が
80mm、ボビン30の内径寸法(D1 )が94mmの
場合、保持リング4は厚さ寸法(L1 )が12.5m
m、環状突部4cの肉部寸法(L2 )が3.0mm、溝
重なり部寸法(L3 )が1.0mm、環状突部4cの肉
部寸法(L4 )が0.5mm、ボビン30内径寸法(D
1 )と保持リング4の外径寸法(D3 )との間隔寸法
(T1 )が0.9mm、スペーサ5およびキャップ7の
外径寸法(D2 )と保持リング4の外形寸法(D3)の
間隔寸法(T5 )が0.15mm、環状突部4cの肉部
寸法(T3 )が2.0mm、円錐部4fの大径化寸法
(T2 )が0.23mm、円周方向におけるスリット溝
4dとスリット溝4eとの間隔寸法(T4 )が3.0m
m、環状突部4bにおける外周側の円弧部4gの半径寸
法(R1 )が0.5mm、内周側の円弧部4hの半径寸
法(R2 )が2.0mmになるようにポリアミド樹脂
(ナイロン6)によって形成すると共に、スペーサ5は
円錐面5aの傾斜角度(α)が20°、押圧規制用突部
5bが保持リング4との間隔寸法(L5 )1.3mmに
なるようにガラス繊維とエポキシ樹脂からなる複合材に
よって形成してある。
【0025】上述のキャップ7の保持リング4の押圧部
はスペーサ5と同一の円錐面7aと押圧規制用突部7b
が形成されている。キャップ7の移動ストロークが1.
0mm×保持リング4の個数になるように作動手段6の
各部材を組み付けてある。該キャップ7の移動ストロー
クは1.0mm〜1.6mm×保持リング4の個数の範
囲で設定するのが好ましい。
【0026】上述のボビン保持装置においてボビンの緊
締を解除する場合には、ホルダ本体2の圧空供給用孔2
aからシリンダ部2bに圧空が供給されるとピストン9
が左方向に移動する。それによってスプリング12が圧
縮されてキャップ7が左方向に移動し、保持リング4と
スペーサ5に対する押圧力が無くなると、保持リング4
が図4に示されるような元の状態に戻って該保持リング
4の外周部がボビンの内周面から離反して所定の間隔を
有する状態になる。
【0027】上述のボビン保持装置によってボビン30
を緊締する場合には、ホルダ本体2の圧空供給用孔2a
に対する圧空の供給を断ち、該圧空供給用孔2aを通し
てシリンダ部2bに供給されていた圧空を抜くと、スプ
リング12が伸長することによってピストン9が右方向
に移動する。それによってキャップ7が右方向に移動
し、該キャップ7によって保持リング4-1が押圧される
と、スペーサ5-1、保持リング4-2、スペーサ5-2、保
持リング4-3、スペーサ5-3、保持リング4-4の順に押
圧力が作用する。
【0028】キャップ7に形成された円錐面7aによっ
て保持リング4-1の外周側の環状突部4bが押圧される
と、図2、図8に示されるように環状突部4b側のスリ
ット溝4d-1と環状突部4c側のスリット溝4e-1、4
e-2との間に位置する肉部〜環状突部4b側のスリット
溝4d-6と環状突部4c側のスリット溝4e-11 、4e
-12 との間に位置する肉部において弾性変形して時計方
向に回動し、内周側の環状突部4cの円錐部4fがホル
ダ本体2の外周面に接触すると共に保持リング4-1の環
状突部4bの外周側円弧部4gがボビン30の内周面に
接触する。そして、予め設定された位置まで保持リング
4-1が押圧される間に先ず環状突部4cの円錐部4fが
ホルダ本体2の外周面を、次いで環状突部4bの外周側
円弧部4gがボビン30の内周面を押圧した状態にな
る。
【0029】上述のキャップ7による押圧力がスペーサ
5-1〜5-3、保持リング4-2〜4-4に対して順次作用す
ると、該保持リング4-2〜4-4はスペーサ5-1〜5-3に
形成された傾斜面5aによって保持リング4-2〜4-4の
外周側の環状突部4bが押圧されて該保持リング4-2〜
4-4が時計方向に回動して内周側の環状突部4cの円錐
部4fがホルダ本体2の外周面を、環状突部4bの外周
側円弧部4gがボビン30の内周面を押圧した状態にな
る。
【0030】この様に保持リング4-1〜4-4によってホ
ルダ本体2の外周面とボビン30の内周面を押圧した状
態になるが、該保持リング4-1〜4-4がポリアミド樹脂
等によって形成されているため、キャップ7の押圧力に
よってホルダ本体2の支持側に移動すると共に、ボビン
30の側面がホルダ本体2のボビン当接用の鍔部2cに
当接する。そして、保持リング4-4の環状突部4cがホ
ルダ本体2の鍔部2dに当接して停止すると、この状態
でさらに押圧力が作用すると、保持リング4-4の環状突
部4cの円錐部4fがホルダ本体2の外周面を、環状突
部4bの外周側円弧部4gがボビン30の内周面を予め
設定された押圧力で緊締した状態になる。該保持リング
4-4が緊締状態になると、保持リング4-3、保持リング
4-2、保持リング4-1の順に緊締状態になる。該ボビン
保持装置にボビンが挿入されない状態で上述の保持リン
グ4-1〜4-4が緊締の状態になった時にはキャップ7に
形成された押圧規制用突部7b、スペーサ5に形成され
た押圧規制用突部5bが保持リング4-1〜4-4の環状突
部4bが形成された側の内周側部4jに当接し、キャッ
プ7の円錐面7a、スペーサ5の円錐面5aによってそ
れ以上環状突部4bが押圧されず、保持リング4-1〜4
-4が破損しないようになっている。
【0031】図9に示されるようにキャップ7、および
スペーサ5の各々に形成された押圧規制用突部7b、5
bが保持リング4-1〜4-4の内周側部4jに当接すると
同時に、保持リング4-1〜4-4の外周端部4mがスペー
サ5の環状凹部5cを形成する環状鍔部5eの端面5f
に当接するような構成にすると保持リング4-1〜4-4の
環状突部4bが異常に拡張されないよう規制され、保持
リング4-1〜4-4が破損するのを確実に防止することが
できる。
【0032】上述の保持リング4は外周側環状突部4b
におけるボビン内周面の押圧部4bが6箇所、内周側環
状突部4cにおけるホルダ本体外周面の押圧部が12箇
所になるようにスリット溝4eを形成したが、ボビン内
径寸法、ボビン保持装置の回転速度、材質等によってボ
ビン内周面の押圧部を12箇所、内周側環状突部4cに
おけるホルダ本体外周面の押圧部を24箇所等適宜設定
する。
【0033】本発明のボビン保持装置はホルダ本体が機
枠またはターレット部材に回転自在に支持された軸体に
取り付けられた構成のもの、ホルダ本体が機枠またはタ
ーレット部材に支持された軸体に回転自在に取り付けら
れた構成のものにも適用できることはいうまでもない。
【0034】また、上述のスペーサ5、およびキャツプ
7は、図10に示されるように、図8におけるスペーサ
5の一端部の環状鍔部5eが切除され、他端部の円錐面
5aと、押圧規制用突部5bとが切除された形状にし、
環状鍔部5eと環状凹部5cに相当する環状のストッパ
ーリング14、円錐面15aと押圧規制用突部15bを
有するテーパカラー15を設けた構成にすることができ
る。
【0035】該保持リング4、テーパカラー15、スト
ッパーリング14を一つのユニットにし、該ユニットの
幅寸法を従来のボビン保持装置における保持リングの幅
寸法と同一にすると、従来のボビン保持装置全体を交
換、あるいは改造することなく、該保持リング4とテー
パカラー15、ストッパーリング14のユニットを従来
の保持リングと交換するだけで図1に示されるボビン保
持装置と同一の効果が得られるボビン保持装置にするこ
とができる。
【0036】ストッパーリング14に、図11、図1
2、図13に示されるような、糸条巻取中、ストッパー
リング14の保持リング4への挿着部での滑りを防ぐと
共に、保持リング4の回転に追従して回転可能なよう
に、またボビン30の保持解除時において保持リング4
からの外れを防止するために、保持リング4のスリット
溝4dに挿入可能な爪14aを形成した形状にするのが
好ましい。
【0037】ストッパーリング14、テーパカラー1
5、および保持リング4を一ユニットとして従来のボビ
ン保持装置における保持リングと交換した場合は、図1
4に示されるような構成になり、従来のボビン保持装置
におけるキャップ7’とスペーサ5’との間に挿着され
ていた従来の保持リングの幅寸法部に、該テーパカラー
15と該保持リング4と該保持リング4の環状突部4c
の外周部に挿着された該ストッパーリング14とが挿着
されることになる。この時、ストッパーリング14の爪
14aを保持リング4のスリット溝4dに挿入し、該爪
14aが環状突部4cの垂直面に係合した状態にする。
【0038】該保持リング4に挿着されるストッパーリ
ング14は、該保持リング4の環状突部4cの外周面と
ストッパーリング14の円周方向の片寄りが極力少なく
なるようストッパーリング14の内周径と、該保持リン
グ4の環状突部4cの外周径とのクリアランスを極力少
なくするのが好ましい。
【0039】また、ボビン30の該ボビン保持装置への
挿入時、および満卷パッケージの抜き取り時にボビン内
周面の複数個所が、キャップ7’とスペーサ5’の外周
面に接した場合に、該ボビン30とストッパーリング1
4、およびテーパカラー15との間で引っ掛かりがない
ようにするため、ストッパーリング14とテーパリング
15の外形寸法を、キャップ7’とスペーサ5’の外形
寸法より小さくするのが好ましい。
【0040】上述のボビン保持装置において、キャップ
7’、スペーサ5’が右方向へ移動すると、図11に示
されるようにテーパカラー15に形成された円錐面15
aによつて保持リング4の外周側の環状突部4bが押圧
されると、保持リング4の内周側環状突部4cの円錐部
4fが、ホルダ本体2の外周面に接触すると共に、保持
リング4の環状突部4bの外周側円弧部4gがボビン3
0の内周面に接触する。そして、予め設定された位置ま
で保持リング4が押圧される間に、先ず環状突部4cの
円錐部4fがホルダ本体2の外周面を、次いで環状突部
4bの外周側円弧部4gがボビン30の内周面を押圧し
て緊締状態になる。
【0041】該ボビン保持装置にボビンが挿入されない
状態で、上述の保持リングが緊締の状態になつた時に
は、図15に示されるようにテーパカラー15の押圧規
制突部15bが、保持リング4の内周側部4jに当接す
ると同時に、保持リング4の外周端部4mがストッパー
リング14の一方の端部側面14eに当接し、次いでス
トッパーリング14の他方の端部側面14fがスペーサ
5’の一方の端部側面5’dに当接するような構成にす
ると、保持リング4の環状突部4bが異常に拡張されな
いように規制され、保持リング4が破損するのを確実に
防止することができる。
【0042】保持リング4を図16に示されるような略
矩形状の環状突部4cの外周端部を円弧部4hと略同一
の円弧部4kが形成された形状にすると共に、スペーサ
5を保持リング4の円弧状の環状突部4bが当接するた
めの円錐面5aが形成された側とは反対側の端面内径側
に、円錐面5aの傾斜角度(α)と略同一の角度(β)
でもって内周側に向かって引っ込む円錐面5dが形成さ
れた形状にすると、円錐面5a、7a側との両方から、
スペーサ5全体およびキャップ7をホルダ本体2と同軸
心位置に保持する作用が働いてアンバランス量が軽減さ
れ振動の減少、高速度化に対処することができる。
【0043】本発明のボビン保持装置は図17、図1
8、図19に示されるような保持リング4の外周部に幅
寸法が(L7 )、谷径寸法が(D5 )の断面がU字状の
溝4nを環状突部4cの肉部寸法(L2 )位置から間隔
寸法(L6 )を経た位置に形成せしめ、該溝4nに断面
形状が円形で直径寸法が(d1 )、環状の内径寸法が
(D6 )、硬度が60度〜90度(好ましくが70度)
のニトリルブチルゴム(NBR)製のOリング13を装
着せしめた構成にすることができる。該ニトリルブチル
ゴムに代えてシリコンゴム、フッ素ゴム等を使用するこ
ができる。
【0044】保持リング4の谷径寸法(D5 )とOリン
グ13の内径寸法(D6 )との関係は(D5 )/(D6
)が1.2〜1.3の関係になるように設定する。ま
た、間隔寸法(L6 )は保持リング4の剛性が保てる範
囲で可能な限り大きくするのが好ましい。最適寸法は3
〜4mmである。また、U字状の溝には凹形状のものが
含まれていることはいうまでもない。
【0045】保持リング4の外周部に環状突部4cの肉
部寸法(L2 )位置から間隔寸法(L6 )が3mmの位
置に内径寸法(D5 )が88mm、幅寸法(L7 )が
2.0mm、底部に半径1mmの円弧を有する溝4nを
形成し、該溝4nに直径寸法が(d1 )が1.8mm、
内径寸法(D6 )が70mm、のOリング13を装着し
てボビン30の保持動作(図20)、解除動作(保持リ
ング4に対する押圧力の作用、押圧力の除去動作)を繰
り返し行ったが、ボビン30の保持動作時にはOリング
13によって絶えず保持リング4に対して収縮力が作用
し、ボビン保持の解除と同時に保持リング4が元の形状
に戻るため、該保持リング4に永久歪みを生じることな
くボビンの保持、解除を確実に行うことができた。
【0046】
【発明の効果】本発明の巻取機のボビン保持装置は請求
項1に記載のように保持リングを、一方の側面における
外周側部に軸心長手方向に突出する断面が円弧状の環状
突部が設けられ、他方の側面における内周側部に軸心長
手方向に突出する断面が略矩形状の環状突部が設けられ
ていると共に、両側面部に所定の幅と深さを有するスリ
ット溝が複数箇所両側のスリット溝同士が重なり合わな
いように所定の間隔を有するように設けられ、略矩形状
の環状突部が設けられた側面側における内周面が外側に
向かって大径化する円錐部が形成された形状にし、前記
スペーサには、前記保持リングの円弧状の環状突部が当
接するように円錐面を形成せしめた形状にしているた
め、保持リングに押圧力が作用すると保持リングが複数
本のボビンの内周面とホルダ本体の外周面を均一に押圧
するように変形し、押圧力が除去されると保持リングが
直ちに元の形状に戻ることができ、ボビンの緊締、解除
を確実に行うことができると共に、保持リングを簡単な
形状にすることができ、分解組立作業中に破損するのを
防止することができ、さらにスペーサを該スペーサに形
成された円錐面の内径側面に、保持リングの一方の内周
側部が当接する押圧規制突部が形成されていると共に、
前記円錐面形成側とは反対側に、保持リングの他方の外
周端部が当接する押圧規制突部が形成されていることに
より、保持リングの環状突部に拡張規制がかかり、保持
リングが破損するのを確実に防止することができる。
【0047】請求項2に記載のようにスペーサを、スペ
ーサに形成された円錐面の内径側面に、保持リングの一
方の内周側部が当接する押圧規制突部が形成されている
と共に、前記円錐面形成側とは反対側を軸方向に対して
略直角な面を有するスペーサと、保持リングの他方の端
部が当接する押圧規制突部が形成されたストッパーリン
グとにより構成せしめると、従来のボビン保持装置全体
を交換、あるいは改造することなく従来の保持リングと
交換するだけで請求項1に記載の効果を奏することがで
きるボビン保持装置に改造することができる。
【0048】請求項3に記載のようにストッパーリング
に、保持リングに形成されたスリット溝に挿着可能であ
ると共に、保持リングの内周側部に形成された環状突部
に係合可能な爪を形成せしめると、糸条巻取中、保持リ
ングへのストッパーリング挿着部での滑りを防ぎ、保持
リングの回転に追従して回転可能になり、またボビン保
持の解除時において保持リングから外れるのを防ぐこと
ができる。
【0049】請求項4に記載のような保持リングの外周
部にU字状の溝を形成し、前記溝にOリングを装着せし
めた構成にすると、保持リングに対する押圧力が除去さ
れた時に、Oリングによつて該保持リングの外周部に収
縮力が作用して元の形状に戻すことができ、保持リング
に永久歪みが生じるのを防止することができる。
【0050】請求項5に記載のように、保持リングを略
矩形状環状突部における外周側端部を円弧状に形成せし
めると共に、スペーサにおける保持リングの円弧状の環
状突部が当接するための円錐面が形成された側とは反対
側の端面にも、同様の円錐面を形成せしめた構成にする
と、スペーサおよびキャップをホルダ本体と同軸心状に
位置させようとする作用が働いて、アンバランス量が軽
滅され振動の減少、高速度化に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の巻取機ボビン保持装置の構成の1実施
例を示す概略図である。
【図2】図1における保持リングの構成の1実施例を示
す概略断面図である。
【図3】図2におけるI−I矢視図である。
【図4】図1における保持リング挿着部の概略拡大図で
ある。
【図5】図2におけるII−II矢視図である。
【図6】図5におけるIII−III矢視図である。
【図7】図1におけるスペーサの構成の1実施例を示す
概略断面図である。
【図8】ボビン保持状態を示す概略拡大図である。
【図9】ボビンが挿入されずにボビン保持状態になった
場合の実施例を示す概略拡大図である。
【図10】本発明の保持リングとスペーサを一つのユニ
ットとして、従来の保持リングに代えて使用する場合の
実施例を示す概略断面図である。
【図11】本発明の保持リングの他の実施例で、ボビン
保持状態を示す概略拡大図である。
【図12】ストッパーリングの概略図である。
【図13】図12におけるP−P矢視図である。
【図14】本発明の保持リングの他の実施例で、保持リ
ング挿着部の概略構成図である。
【図15】本発明の保持リングの他の実施例で、ボビン
が挿入されずにボビン保持状態になつた場合の概略拡大
図である。
【図16】本発明の保持リングとスペーサの他の実施例
を示す概略断面図である。
【図17】本発明の保持リングの他の実施例を示す概略
断面図である。
【図18】図17における保持リングの概略断面図であ
る。
【図19】図17におけるOリングの概略斜視図であ
る。
【図20】図17の保持リングによるボビン保持状態を
示す概略拡大図である。
【符号の説明】
1 機枠 2 ホルダ本体 3 ベアリング 4、4-1、4-2、4-3、4-4 保持リング 5、5’、5-1、5-2、5-3 スペーサ 6 作動手段 7、7’ キャップ 8 軸体 9 ピストン 10 固定リング 11 ねじ 12 スプリング 13 Oリング 14 ストッパーリング 15 テーパカラー 30 ボビン 2a 圧空供給用孔 2b シリンダ部 2c、2d 鍔部 4a 孔 4b、4c 環状突部 4d、4e、4d-1、4d-2、4d-3、4d-4、4d-
5、4d-6、4e-1、4e-2、4e-3、4e-4、4e-
5、4e-6、4e-7、4e-8、4e-9、4e-10 、4e-
11 、4e-12 スリット溝 4f 円錐部 4g、4h、4k 円弧部 4j 内周側面 4n、4p 溝 5a、5d、7a、15a 円錐面 5b、7b、15b 押圧規制用突部 5c 環状凹部 5e 環状鍔部 5f 環状鍔部端面 14a 爪

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機枠またはターレット部材に回転自在に支
    持されたホルダ本体の外周部に保持リングとスペーサを
    嵌着せしめ、ホルダ本体の先端部に装着された作動手段
    によって前記保持リングとスペーサを押圧せしめて保持
    リングを直径方向に張り出させてボビンを保持する装置
    において、前記保持リングを、一方の側面における外周
    側部に軸心長手方向に突出する断面が円弧状の環状突部
    が設けられ、他方の側面における内周側部に軸心長手方
    向に突出する断面が略矩形状の環状突部が設けられてい
    ると共に、両側面部に所定の幅と深さを有するスリット
    溝が複数箇所両側のスリット溝同士が重なり合わないよ
    うに所定の間隔を有するように設けられ、略矩形状の環
    状突部が設けられた側面側における内周面が外側に向か
    って大径化する円錐部が形成された形状にせしめ、前記
    スペーサには、前記保持リングの円弧状の環状突部が当
    接するように円錐面を形成せしめ、スペーサを該スペー
    サに形成された内径側面に、保持リングの一方の内周側
    部が当接する押圧規制突部が形成されていると共に、前
    記円錐面形成側とは反対側に、保持リングの他方の外周
    端部が当接する押圧規制突部が形成された形状にせしめ
    たことを特徴とする巻取機のボビン保持装置。
  2. 【請求項2】 スペーサに形成された円錐面の内径側面
    に、保持リングの一方の内周側部が当接する押圧規制突
    部が形成されていると共に、前記円錐面形成側とは反対
    側を軸方向に対して略直角な面を有するスペーサと、保
    持リングの他方端部が当接する押圧規制突部が形成され
    たストッパーリングとにより構成せしめたことを特徴と
    する請求項1記載の巻取機のボビン保持装置。
  3. 【請求項3】ストッパーリングに、保持リングに形成さ
    れたスリット溝に挿着可能であると共に、保持リングの
    内周側部に形成された環状突部に係合可能な爪を形成せ
    しめたことを特徴とする請求項2の巻取機のボビン保持
    装置。
  4. 【請求項4】 保持リングの外周部にU字状の溝を形成
    し、前記溝にOリングを装着せしめたことを特徴とする
    請求項1、請求項2叉は請求項3記載の巻取機のボビン
    保持装置。
  5. 【請求項5】 保持リングを、略矩形状環状突部におけ
    る外周側端部を円弧状に形成せしめると共に、スペーサ
    における保持リングの円弧状の環状突部が当接するため
    の円錐面が形成された側とは反対側にも同様に円錐面を
    形成せしめたことを特徴とする請求項1又は請求項4記
    載の巻取機のボビン保持装置。
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