JP3041075U

JP3041075U - 遊技装置

Info

Publication number: JP3041075U
Application number: JP1997001851U
Authority: JP
Inventors: 好行阿部
Original assignee: 有限会社アプト
Priority date: 1997-03-03
Filing date: 1997-03-03
Publication date: 1997-09-05
Anticipated expiration: 2003-03-03

Abstract

(57)【要約】【目的】老若男女広く楽しめる健康的なゲームを行う
ことのできる遊技装置を提供する。【構成】釣下げ体１３の周囲に適宜間隔を有せしめて
配置した接触部１４を設けると共に、釣下げ体と接触部
との接触を検知するセンサを備えてなる運搬部１と、セ
ンサによる接触検知を音に変換して報知する音声部２
と、障害物を適宜組み合わせて形成した歩行路部３とで
構成する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、新規な遊技装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】

本考案と同様な遊技を行う従来技術は不知である。本考案は、ゲームの困難性を調整が容易で老若男女が広く楽しむことができる新規な遊技を実現する遊技装置を提供しようとしたものである。

【０００３】

【課題を解決するための手段】

本考案に係る遊技装置は、釣下げ体の周囲に適宜間隔を有せしめて配置した接触部を設けると共に、釣下げ体と接触部との接触を検知するセンサを備えてなる運搬部と、センサによる接触検知を音に変換して報知する音声部とで構成したことを特徴とするものである。また前記の運搬部と音声部の他に、障害物を適宜組み合わせて形成した歩行路部とを組み合わせて構成したことを特徴とするものである。

【０００４】

【作用】

運搬部を携帯して、障害物歩行路や自然道等を歩行する際に、運搬部が動揺すると、釣下げ体が接触部と接触し、音声部で爆発音等の音を発して接触したことを知らせる。従って運搬部を確実に且つ早く運ぶことを競争して楽しむものである。

【０００５】

【実施例】

次に本考案の実施例について説明する。実施例に示した遊技装置は、運搬部１、音声部２、歩行路部３と時間表示部４とで構成される。

【０００６】運搬部１は、ヘルメット１１の前方に腕体１２を突設し、腕体１２から適宜重量の球体である釣下げ体１３を釣り下げ、釣下げ体１３の周囲に枠状の接触部１４を設け、釣下げ体１３と接触部１４との接触時に通電する等の適当な接触センサを付設してなり、更にヘルメット１１には、前記接触検知を電波信号で発する発信部１５を付設しているものである。

【０００７】音声部２は、スピーカーを備えて、予め定めた音声例えば爆発音を発するもので、前記運搬部１の発信部１５からの接触検知の信号を受信する受信部を備えて、接触検知に対応して音声を発するものである。

【０００８】歩行路部３は、人間の通過の有無を検知する通過センサを備えた２個の通過ケード（スタートゲート３１とゴールゲート３２）と、山形形状として傾斜歩行路を有せしめた傾斜路体３３と、踏み台の背面側を接続した状態に形成して階段歩行路を有せしめた階段体３４と、高さの低い平均台（一本橋歩行路となる）３５から構成される。

【０００９】時間表示部４は、後述するゲーム者Ａに、ゲーム可能時間を知らせるもので、アナログ的表示でもデジタル的表示でも、また音声を伴うものでも良い。

【００１０】前記の装置によってゲームを楽しむには、グランドや公園等適当に広い場所に、スタートゲート３１とゴールゲート３２との間に、傾斜路体３３、階段体３４並びに平均台３５を配置して歩行路を形成する。そしてゲーム者Ａにヘルメット１１を被せて運搬部１をゲーム者Ａに携帯させ、前記の歩行路を所定時間内に運搬部１の釣下げ体１３を接触部１４に接触させることなく歩行することを競うものである

【００１１】即ち第一にゲーム者Ａが運搬部１を携帯してスタートゲート３１を通過すると、時間表示部４のタイマーが作動を開始して、残存時間を表示する。ゲーム者Ａは、釣下げ体１３が揺れ易い障害物で形成された歩行路を、釣下げ体１３の揺れを極力抑え、而も所定時間内に所定の歩行路を走破する必要があり、釣下げ体１３を接触部１４に接触させたり、所定時間内に走破できないときは、音声部２が運搬部１からの発信信号や、時間表示部４からのタイムオーバー信号を受信して爆発音などのゲームオーバー音声を発する。何れの信号も発信されずにゴールゲート３２を通過すると、音声部２の発音を抑止し、ゲーム完遂となる。

【００１２】従って障害物の選択による歩行路の難易、釣下げ体１３と接触部１４との間隙の大小による難易、設定時間による難易等を組み合わせることにより、ゲーム自体の難易性を容易に設定でき、運動会等のレクリエーションとして老若男女が広く楽しむことがきるものである。

【００１３】また本考案は前記実施例に限定されるものではなく、例えば歩行路部は、公園などの階段や坂等を利用すると、遊技装置としての歩行路部を省略でき、また音声部も特に別置スピーカーとせずに、運搬部に付属させると、遊技装置が単一物とすることができ、携帯に便利である。

【００１４】

【考案の効果】

以上のように本考案は、釣下げ体の周囲に適宜間隔を有せしめて配置した接触部を設けると共に、釣下げ体と接触部との接触を検知するセンサを備えてなる運搬部と、センサによる接触検知を音に変換して報知する音声部とで構成するか、或は更に障害物を適宜組み合わせて形成した歩行路部を組み合わせてなる遊技装置で、難易性を簡単に調整できると共に、健康的で且つ屋内外で実施でき、老若男女が広く楽しめる新規な遊技手段を提供できたものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例の説明図。

【図２】同要部拡大説明図（ゲーム者）。

【符号の説明】

１運搬部１１ヘルメット１２腕体１３釣下げ体１４接触部１５発信部２音声部３歩行路部３１通過ゲート（スタートゲート）３２通過ゲート（ゴールゲート）３３傾斜路体３４階段体３５平均台４時間表示部

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】釣下げ体の周囲に適宜間隔を有せしめて
配置した接触部を設けると共に、釣下げ体と接触部との
接触を検知するセンサを備えてなる運搬部と、センサに
よる接触検知を音に変換して報知する音声部とで構成さ
れていることを特徴とする遊技装置。
【請求項２】請求項１記載の遊技装置に於いて、音声
部を運搬部に付属してなることを特徴とする遊技装置。
【請求項３】釣下げ体の周囲に適宜間隔を有せしめて
配置した接触部を設けると共に、釣下げ体と接触部との
接触を検知するセンサを備えてなる運搬部と、センサに
よる接触検知を音に変換して報知する音声部と、障害物
を適宜組み合わせて形成した歩行路部とで構成したこと
を特徴とする遊技装置。
【請求項４】請求項１又は３記載の何れかの遊技装置
に於いて、運搬部を、ヘルメットと、ヘルメットより前
方に突設した釣下げ体及び接触部と、接触センサと、接
触センサの検知を無線で発信する発信部とで形成し、音
声部を、受信部と、接触検知に対応して所定の爆発音を
発するスピーカー装置部とで形成してなる遊技装置。
【請求項５】ヘルメットの前方に突設して釣下げてな
る釣下げ体の周囲に適宜間隔を有せしめて配置した接触
部を設けると共に、釣下げ体と接触部との接触を検知す
るセンサを備えると共に、前記接触センサの検知を無線
で発信する発信部を前記ヘルメットに付設してなる運搬
部と、受信部を付設して、運搬部の接触センサによる接
触検知を爆発音に変換して報知する音声部と、通過検知
センサを設けた通過ゲート、傾斜歩行路を有する傾斜路
体及び階段歩行路を有する階段体並びに一本橋歩行路を
有する平均台等の障害物を適宜組み合わせて形成した歩
行路部とで構成したことを特徴とする遊技装置。