JP3041037U - 間接加熱煮熟装置 - Google Patents

間接加熱煮熟装置

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JP3041037U
JP3041037U JP1997001745U JP174597U JP3041037U JP 3041037 U JP3041037 U JP 3041037U JP 1997001745 U JP1997001745 U JP 1997001745U JP 174597 U JP174597 U JP 174597U JP 3041037 U JP3041037 U JP 3041037U
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JP
Japan
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heating pipe
heating
steam
pipe
raw food
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997001745U
Other languages
English (en)
Inventor
和義 井伊
Original Assignee
丸井工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱パイプ内の焦げつきを解消して長時間の
運転を可能とする生ご用間接加熱煮熟装置を提供する。 【解決手段】 生ごの通路となる断面円形の加熱パイプ
1と、加熱パイプ1の外周を取り囲むスチームエリア4
とを有する。加熱パイプ1内の生ごを加熱パイプ1の外
側からスチームで加熱する。加熱パイプ1内に、その内
壁面に摺接して回転する角材6を配置し、この角材6で
加熱パイプ1の内壁面に付着の生ごを掻き落とす。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、豆腐を製造する際に生ごを加熱するのに用いる間接加熱煮熟装置に 関する。
【0002】
【従来技術】
豆腐や豆乳の製造過程では、破砕処理されたスラリー状の生ごを加熱処理して 煮ごを得る。その後に煮ごを圧搾して豆乳を得る。生ごを加熱処理する煮釜とし て、生ごを貫流させながら加熱する連続式間接釜、すなわち間接加熱型の連続式 煮沸釜がある。これは、図3に示すように、生ごの通路となるパイプ(加熱パイ プ)1を設け、その周囲にスチームエリア4を配して、パイプ1の外側からスチ ームエリア4に通したスチームで加熱することにより、パイプ1内を通過する生 ごを加熱するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の連続式間接釜では、図3に示したようにスチームによって加 熱されるパイプ1の内壁面側、つまり加熱部に焦げつきaが起こり、そのために 伝熱効率が悪くなり、長時間の運転ができないという難点があった。
【0004】 本考案の主たる目的は、加熱パイプ内の焦げつきを解消して長時間の運転を可 能とする間接加熱煮熟装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、生ごの通路となる断面円形の加熱パイプと、加熱パイプの外周を取 り囲むスチームエリアとを備え、加熱パイプ内の生ごを加熱パイプの外側からス チームで加熱するようにした間接加熱煮熟装置において、加熱パイプ内に、その 内壁面に摺接する角材を設ける。そして、この角材を回転させることにより、加 熱パイプの内壁面に付着した生ごを掻き落とす。
【0006】
【作用】
加熱パイプの内壁面に摺接した角材を回転させることで、内壁面に付着した生 ごが掻き落とされるので、内壁面に付着したまま加熱されることにより生ずる生 ご(または煮ご)の焦げつきを防止することができる。これにより、長時間の運 転が可能となる。加熱パイプ内で角材が回転するので、加熱ムラが生じなくなる 。生ごが加熱されつつ通過する加熱パイプ内は完全密閉であるために泡立ちがな く、従って消泡剤を添加する必要がない。加熱パイプの外側からスチームで加熱 する完全な間接加熱であるので、スチームのドレンが豆乳に混入することを防止 できる。
【0007】
【実施例】
本考案の間接加熱煮熟装置は、図1に示すように、生ごの通路となる断面円形 の加熱パイプ1を有する。これらの加熱パイプ1は通過エリア2を介して接続さ れている。各加熱パイプ1の周囲は、通過エリア2側を除いてスチームエリア形 成用の管材3で覆われており、管材3と加熱パイプ1との間には、スチームエリ ア4が形成されている。管材3の一端側には、スチーム出入口5が設けられてい る。そして、スチーム出入口5を介して外部からスチームエリア4にスチームが 供給され、このスチームによって加熱パイプ1を加熱することにより、そのパイ プ1内に存在する生ごを加熱するようになっている。
【0008】 このような構成に加えて、本考案の間接加熱煮熟装置では、図1および図2に 示すように、加熱パイプ1内に例えばMCナイロンからなる角材(本実施例では 、断面が正方形の角材)6が回転可能に設けられている。この角材6は、加熱パ イプ1のスチームエリア4に接する部分の全長にわたって挿入されており、その 長手方向の各コーナー片7が加熱パイプ1の内壁面に接触するようにセットされ ている。図1および図2において、加熱パイプ1と角材6との間にできる空間が 、生ごが加熱されながら通過する加熱エリア8である。角材6の一端側は、ベア リング9で支承された連結棒10を介してモータ11の軸に連結されている。連 結棒10のベアリング9側の端部はシール部材12でシールされている。
【0009】 図1の間接加熱煮熟装置では、スチームエリア4に供給されたスチームによっ て加熱パイプ1が加熱されることにより、加熱エリア8の生ごが加熱される。こ うして生ごは加熱されながら、図中の下側の加熱パイプ1の内部を左側から右側 に移動し、さらに通過エリア2を通って図1の矢印で示す方向に移動して図中の 上側の加熱パイプ1を逆方向に進む。このとき、加熱パイプ1の壁面を介して加 熱されるので、そのままでは加熱パイプ1の内壁面に生ごの焦げつきが生じやす い。
【0010】 そこで、本考案の間接加熱煮熟装置では、生ごを加熱する際に、加熱パイプ1 内に挿入した角材6をモータ11で回転させる。このようにすると、角材6の各 コーナー片7が加熱パイプ1の内壁面に摺接しながら回転するので、加熱パイプ 1の内壁面から生ごが掻き落とされる。これにより、加熱中の生ごの焦げつきが 解消され、長時間の運転が可能となる。なお、通過エリア2には角材6が存在し ないが、この部分はスチームが当たらないので、焦げつきは生じない。
【0011】 角材6の回転により、加熱パイプ1内で生ごが加熱されながらかき回されるの で、加熱ムラがなくなる。生ごが加熱されつつ通過する加熱パイプ1内は完全密 閉であるために泡立ちがなく、従って消泡剤を添加する必要がない。加熱パイプ 1の外側からスチームで加熱する完全な間接加熱であるので、スチームのドレン が豆乳に混入することを防止できる。
【0012】 なお、上記の例では断面が正方形の角材を使用したが、加熱パイプ1の内壁面 に摺接する角材であれば断面が三角形その他の角形のものを使用してもよいこと は言うまでもない。
【0013】
【考案の効果】
本考案の効果は以下の通りである。 生ごの加熱時における焦げつきが解消 され、長時間の運転が可能となった。 加熱パイプ内の角材が会見するために 、加熱ムラがなくなった。 生ごが加熱バイプ内において完全密閉状態で加熱 されるので泡立ちがなく、そのために消泡剤の無添加が実現された。 加熱パ イプの外側からスチームでパイプ内の生ごを加熱する完全な間接加熱であるので 、スチームのドレンが豆乳に混入することがなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の間接加熱煮熟装置を示す横断面
図である。
【図2】加熱パイプの縦断面図である。
【図3】従来装置の焦げつき現象を説明する断面図であ
る。
【符号の説明】
1 加熱パイプ 4 スチームエリア 6 角材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ごの通路となる断面円形の加熱パイプ
    1と、加熱パイプ1の外周を取り囲むスチームエリア4
    とを有し、加熱パイプ1内の生ごを加熱パイプ1の外側
    からスチームで加熱する間接加熱煮熟装置において、 加熱パイプ1内に、その内壁面に摺接して回転すること
    により内壁面から生ごを掻き落とす角材6が設けられて
    いることを特徴とする間接加熱煮熟装置。
JP1997001745U 1997-02-28 1997-02-28 間接加熱煮熟装置 Expired - Lifetime JP3041037U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5682177A (en) 1991-07-08 1997-10-28 Asahi Glass Company Ltd. Driving method of driving a liquid crystal display element
US5914071A (en) 1992-03-13 1999-06-22 Asahi Glass Company Ltd. Difluoroethylene compounds and liquid crystal compositions containing them
JP2012044933A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Kawanishi:Kk 豆腐製造用の豆乳加熱装置、及び、豆腐の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5682177A (en) 1991-07-08 1997-10-28 Asahi Glass Company Ltd. Driving method of driving a liquid crystal display element
US5914071A (en) 1992-03-13 1999-06-22 Asahi Glass Company Ltd. Difluoroethylene compounds and liquid crystal compositions containing them
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