JP3040711U - 閉鎖具 - Google Patents

閉鎖具

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JP3040711U
JP3040711U JP1997000830U JP83097U JP3040711U JP 3040711 U JP3040711 U JP 3040711U JP 1997000830 U JP1997000830 U JP 1997000830U JP 83097 U JP83097 U JP 83097U JP 3040711 U JP3040711 U JP 3040711U
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groove
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closure lid
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ディー ハリス ブラッドリー
ソダーキスト クイン
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モートン インターナショナル,インコーポレイティド
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/215Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member
    • B60R21/2165Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member characterised by a tear line for defining a deployment opening
    • B60R21/21656Steering wheel covers or similar cup-shaped covers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗り物の中に一体的に形成されるのに適し且
つ折り畳まれた膨張自在なエアバッグを収容するための
ハウジングを含むエアバッグ組立体のエアバッグ展開開
口部のための改良された閉鎖具を概して提供することを
目的とする。 【解決手段】 エアバッグ展開開口部のための閉鎖具が
提供される。その閉鎖具は、膨張するエアバッグの影響
で、エアバッグの展開のための閉鎖具の面部分の定めら
れた初期開口を形成するのに適した少なくとも1つの応
力集中部を含む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は膨張自在な束縛システム、特に一般的にエアバッグと呼ばれる膨張自 在なクッションの取付けに使用する改良型の閉じ蓋に概して関する。
【0002】
【従来の技術】
オペレータが介在する必要なく、展開されていない状態から展開された状態ま で自身で始動する安全束縛システム、即ち『受動束縛システム』、特に膨張自在 なエアバッグ又はクッションを含包する受動束縛システムと、自動車において上 記受動束縛システムを使用することとは、この受動束縛システムの使用が望まし いことが米国で一般的に認知されたため、重要な議論の主題であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
乗り物が衝突して突然、減速したとき、ガスによって膨らむクッション又はバ ッグ、即ち『エアバッグ』を用いて乗り物の乗員を保護することはよく知られて いる。展開中にエアバッグを満たす素早い放出ガスは、通常、例えば窒素のよう な不活性ガスである。このシステムにおいては、通常、必要な空間を最小限に抑 えるためにクッションは膨張されておらずに折り畳まれた状態で収容されている 。エアバッグシステムが作動すると、ガスがインフレータから放出され、エアバ ッグを素早く膨張する。膨張の際、クッションは衝突が進行する間、乗り物の乗 員の動きを束縛するのに役立つ。概して僅か約30から60ミリセカンドで膨張 するようにエアバッグを設計するのが一般的である。
【0004】 膨張自在な束縛システムは、1つ又はそれ以上のエアバッグが乗り物内の1つ 又はそれ以上の収容室に収容される自動乗り物用に考案されてきた。概して乗り 物の運転手を保護するために設けられたエアバッグ、即ち運転手側エアバッグは 、乗り物のステアリングコラムにある収容室に取り付けられたハウジング内に収 容される。一方、前方座席の乗員を保護するためのエアバッグ、即ち乗員側エア バッグは、乗り物のインストルメントパネル/ダッシュボードに取り付けられた ハウジング内に収容されるのが一般的である。いずれの場合でも、ハウジングは 面部分を有するカバー又はある形状の閉じ蓋パネル部材を概して有し、エアバッ グ作動時にエアバッグが展開するために通る開口部に対する閉じ蓋を提供する。
【0005】 上記システムを邪魔する可能性を少なくするために、エアバッグやエアバッグ 展開開口部が下にあるという視覚的な印象を最小限にするように閉じ蓋パネル部 を設計するのが一般的である。故に典型的には、乗り物の内部デザインに合わせ るか、さもなければ調和するように閉じ蓋パネル部材を設計する。
【0006】 また、上記目的で読抜けやひけマークのような外見上又は補綴上の問題の回避 が求められる。読抜け(例えば、閉じ蓋の裏側の形状や容貌は閉じ蓋の前側から 見ると比較的簡単に分かってしまう。)及びひけマーク(例えば、閉じ蓋は望ま しくない下級の又は平坦でない外面を有する。)は加工の結果起こる。例えば熱 可塑性エラストマーの鋳型成形によって閉じ蓋を準備するとき、加工中における 閉じ蓋の材料の収縮が一様でないことにより読抜け及び/又はひけマークが生じ る。
【0007】 実際には、閉じ蓋パネル部材は、エアバッグが膨張することによって閉じ蓋に かかる力により、所定の線に沿って破れるかまたは開いて、エアバッグ解放ドア を形成するように普通は設計される。このために例えば本願では『破断路』と一 般的に呼ぶ予め形成した破断線、パッチ又はシームに沿ってカバーの厚さ方向へ 穴を開けたりカバーの厚さを薄くしたりして閉じ蓋を予め弱くしておく。
【0008】 従来の多くでは、破断路は均一の強さ、例えば閉じ蓋の全体にわたって均一の 厚さ及び堅さを有するのが普通である。結果として閉じ蓋の初期破断又は開口の 位置は、エアバッグが膨張して閉じ蓋に加えられる力、そして用いるシステムの 状態及びエアバッグの折り畳みによって大きく変わるのが普通である。例えばそ れぞれの破断路の端部近く、例えば閉じ蓋の面部分の縁部付近で破断路の破断が 始まってしまう。エアバッグの破断の仕方は、エアバッグの膨張の仕方や、それ によって成される形状又は形態に影響を及ぼし、その結果、エアバッグの膨張が 最適とは言えなくなる。
【0009】 従って、規則正しい形態で展開するように、エアバッグが乗り物の乗員室に最 初に展開し始める閉じ蓋の初期開口点又は位置を制御できるのが望ましい。
【0010】 1つのアプローチとして、強さ、例えば閉じ蓋のそれぞれの破断路の厚さ及び /又は堅さを変えたり変更したりすることがなされてきた。例えば米国特許第5 ,013,065号は厚さを連続的に増加し、定格破裂線を有する破裂可能なカ バーの使用を開示している。米国特許第5,060,971号には、(1)脆弱 領域に沿って離間していると共に初期開口位置では互いにより近接して配置され た溝列を使用し、(2)初期開口位置においてより深い溝、つまりより薄いカバ ーを脆弱領域に沿って使用し、(3)実質的に均一の大きさ及び形状の離間した 深溝と、その深溝間に設けられた浅溝とからなり、前記深溝が初期開口領域では 互いにより近接して配置されている相互連結溝を使用することにより脆弱領域の 強さ、例えば破断線の強さを変えることが開示されている。
【0011】 更に、多くの特許ではエアバッグカバーの破断線、ヒンジ及び他の部分のため の種々の溝形状が確認できる。例えば、米国特許第3,622,176号は破断 を避けるために丸くなったルート溝を有するヒンジ要素及び破断線に沿ったV溝 を使用することを開示している。他の又は同様のカバー溝の形状は米国特許第4 ,964,652号、米国特許第5,002,307号、米国特許第5,069 ,477号、米国特許第5,087,071号及び米国特許第5,143,40 1号を含む他の特許に開示されている。
【0012】 閉じ蓋の破断路の厚さを例えば初期開口位置において破断路の全長に沿って特 別に変更する又は変えるアプローチの共通の問題は、0.35mmまたはそれよ り薄い厚さの破断路部分又は一部を有する破断路のような特に薄い破断路を有す る閉じ蓋をいじったりすると、該閉じ蓋が開口してしまったり、疲労や、それに 続いて偶然に思いがけなく開口してしまって事故を起こしやすいということであ る。更に鋳型成形された閉じ蓋では、このように特に薄い初期開口位置は乗員か ら見えてしまい、美的にも望ましくない。
【0013】 更に、閉じ蓋が予め弱くした初期開口位置を有すると、例えばこのような薄い 部分を有する部品を鋳型成形にて形成するのが困難であるため、閉じ蓋の製造は 変わりなく困難である。
【0014】 実質的に均一の厚さの破断路に比べて、徐々に又は着実に厚さが変化すると共 に初期開口位置を含む閉じ蓋開口過程における良好な制御を典型的に提供する破 断路は、破断路以外で破断してしまうといった望ましくない形態で閉じ蓋が破断 してしまう可能性を増大する。例えば、閉じ蓋が破断路に沿って破断し、破断動 作が厚さの急増した破断路の点に達した時、厚さの急な変化によって破断路以外 で破断してしまう。徐々に厚さが増加する破断路の場合、破断路の厚さが増加す るにしたがって、破断路における材料と面部分の隣接部分との厚さの差は少なく なり、閉じ蓋が破断路でないところで破断してしまう可能性が増大する。
【0015】 本考案の目的は、乗り物の中に一体的に形成されるのに適し且つ折り畳まれた 膨張自在なエアバッグを収容するためのハウジングを含むエアバッグ組立体のエ アバッグ展開開口部のための改良された閉じ蓋を概して提供することである。
【0016】 本考案の更に特別の目的は、上記の1つ又はそれ以上の問題を克服することで ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本考案の目的は、a)組立体のハウジングに取付け可能な取付け部分と、b) エアバッグの膨張により破断して解放ドアを形成するのに適した弱くなった破断 路を形成する面部分と、c)解放ドアの形成後に取付け部分と少なくとも1つの 解放ドアとを連結するのに適したヒンジ部分とを有する閉じ蓋によって少なくと も部分的に概して達成される。閉じ蓋は、膨張するエアバッグによりエアバッグ の展開のための閉じ蓋の面部分の所定の位置に初期開口部を形成するのに適した 少なくとも1つの応力集中部を更に有する。
【0018】 制御され及び/又は望ましい位置に初期開口位置を提供できない従来技術によ る膨張自在な束縛システム閉じ蓋により、閉じ蓋は、制御されていない形態で及 びエアバッグの最適とは言えない展開で破断する。更に破断路の厚さを変える従 来技術の閉じ蓋は破断路以外の位置において閉じ蓋が破断する可能性を増加する 。更に初期開口位置における特に薄い破断路の従来技術を使用することによって 、初期開口位置の破断路が、乗員により簡単に見えてしまったり、及び/又は疲 労のための事故を受けやすくなる。
【0019】 所定の位置に初期開口位置を提供した本考案の閉じ蓋によって、閉じ蓋のより 制御された及び/又は規則的な破断又は開口と、そこを通るエアバッグの展開と が可能となる。更に、問題に関連した閉鎖と開口とは均一な厚さの初期開口破断 路を使用することによって排除又は少なくされる。
【0020】 本考案は所定の位置に初期開口位置を有する均質なプラスチック材料からなる 閉じ蓋を更に有し、その閉じ蓋は初期開口位置から、解放ドアと取付け部分とを 連結するヒンジ部分まで少なくとも1つの解放ドアの全長に延びる少なくとも1 つの強化リブを有する。この閉じ蓋では、ヒンジ部分の幅は解放ドアの幅より実 質的に狭く、初期開口位置の反対側において解放ドアに連結されている。
【0021】 本考案は、隣接してより丸くなった溝破断路を有すると共に初期開口部のため に選択された位置にV溝を有する破断路を備えた均質なプラスチック材料からな る閉じ蓋を更に有する。
【0022】 ここで用いる『破断路厚さ』とは、閉じ蓋を構成する材料の破断路における厚 さを示す。
【0023】 当業者は実用新案登録請求の範囲及び図面に関連した以下の詳細な説明から他 の目的と利点とを理解することができるであろう。
【0024】 図示及び説明を簡単にするために、図面において同様の部分は同じ参照番号で 示した。
【0025】
【考案の実施の形態】
以下で詳細に説明するように、本考案は膨張自在な束縛システム用、即ちエア バッグ組立体のエアバッグ展開用に改良された閉じ蓋を提供する。大型有蓋トラ ック、小型トラック及び特に自動車を含む自動乗り物用の運転手側の膨張自在束 縛モジュール組立体に関して本考案を説明するが、乗員側の組立体を含む自動乗 り物用の他のタイプや種類のエアバッグモジュール組立体だけでなく、例えば航 空機を含む他のタイプの乗り物に対しても応用できる。
【0026】 図面を参照すると、エアバッグ展開開口(図示せず)用の全体を参照番号10 で示した閉じ蓋が示されている。上記開口は、適切に始動したエアバッグ組立体 膨張自在束縛システムに生じる。上記閉じ蓋パネル部材としての閉じ蓋10は、 エアバッグが膨張することにより閉じ蓋10にかかる力によって、予め定められ た線に沿って破断し又は他方では開口して、エアバッグ解放ドアを形成するよう に設計されている。このような装備の乗り物が特別な衝突をした際には、エアバ ッグは開口部を通って展開され、特別に位置する乗員をクッションによって望ま しく支持する。更に、乗り物の運転手の保護用のエアバッグ組立体に関して上記 したように、エアバッグ組立体は乗り物、例えば自動車のハンドルに配置される 。
【0027】 本考案の閉じ蓋10は、中に強化材を鋳型成形しないプラスチックからなる鋳 型成形均質部材であるのが好ましい。熱可塑性を有する高圧射出成形材が好まし い。本考案の閉じ蓋に使用する一般に好ましい材料は、SANTOPRENE(Monsanto C ompanyの登録商標)のような熱可塑性ゴムである。
【0028】 閉じ蓋10は、頂側部14(図1参照)及び底側部16(図2参照)を有する 面部分12と、4つの固定アーム22A、22B、22C及び22Dを有する取 付け部分20と、外面側壁24とを有する。示した実施形態では、面部分12は 実質的に平坦な又は平らな部材として示した。しかしながら特に所望の応用、配 置又は位置に良好に適合又は一致するように適切に閉じ蓋10、特に面部分12 の形状を変形又は成形することも可能である。
【0029】 固定アーム22A、22B、22C及び22Dは、対応するエアバッグ組立体 ハウジング(図示せず)にカバーを取り付けやすいように独立して動くのが好ま しい。図1から図3に示したように、4つの固定アーム22A、22B、22C 及び22Dは互いに反対側に配置された固定アームの2つの対を形成し、1つの 対は固定アーム22A及び22Cであり、もう一方の対は固定アーム22B及び 22Dである。各固定アーム22A、22B、22C及び22Dは閉じ蓋10を 組立体ハウジングに取付けるために組立体ハウジングを収容するノッチ26を有 する(図3参照)。
【0030】 しかしながら、本考案をより広い局面で実施する際に閉じ蓋10をハウジング に取り付ける特別な取付け形態や手段と共に本考案を使用することに制限されな い。すなわち例えばネジやリベットのような固定手段を使用する従来技術のよう な公知の代替形態や代替手段を一般的な方法で用いてハウジングに閉じ蓋10を 取り付けることも可能である。
【0031】 閉じ蓋10の面部分12が、配列された破断路30を形成する。これら破断路 30は、エアバッグが膨張する時に閉じ蓋10が割れたり破断したりして、第1 ヒンジドア34及び第2ヒンジドア36をそれぞれ形成する面部分12の薄い部 分である。配列された破断路30は、H文字の形状で概して位置する。配列され た破断路30は、図1及び図2にあるように、Hのクロスバーに概ね対応する破 断路40と、Hの側部バーに概ね対応する第1及び第2側部破断路42及び44 のそれぞれを有する。
【0032】 各側部破断路42及び44の各端部において、湾曲部分46は固定アーム22 A及び22Cに隣接したヒンジ部分50及び52のそれぞれに至る。各ヒンジ部 分50及び52は、破断路40、42及び44が割れる又は破断して第1ヒンジ ドア34及び第2ヒンジドア36を形成した後に、取付け部分20と解放ドア3 4及び36それぞれ1つとを連結するのに適している。概して、ヒンジ部分50 及び52の幅は、破断路40(図1参照)における解放ドア34及び36の幅『 X』より実質的に小さい幅『W』であるため、このように形成された閉じ蓋10 は展開開口及び外郭形成に望ましい領域を提供するのに概ね適している。
【0033】 しかしながら、本考案の実施は、ヒンジ部分50及び52が閉じ蓋10によっ て形成される解放ドア34及び36の幅よりも実質的に小さい幅である閉じ蓋1 0との使用に制限されない。つまり所望であるならば、特別な応用における必要 条件を満たすためにヒンジ部分がそれぞれの解放ドアの幅と実質的に同じか又は 解放ドアの幅より大きい閉じ蓋で本考案を実施することも可能である。
【0034】 閉じ蓋10は、全体を参照番号60で示した初期開口位置部分(領域)を面部 分12に有し、この初期開口位置部分(領域)60は、中央点60’において概 ね中央に位置するのが好ましい。上記したように、閉じ蓋10の初期開口位置を 制御できることが望ましい。実際には、膨張するエアバッグを望ましく適切に展 開するために、示したように初期開口位置を閉じ蓋10の面部分12に関して中 央に位置させるのが概して望ましい。
【0035】 本考案の閉じ蓋10には、膨張するエアバッグの影響で初期開口位置領域(以 下、初期開口域という。)60において閉じ蓋10に初期開口部を形成するのに 適した応力集中特性がある。この目的で第1応力集中特性として、閉じ蓋10は 各解放ドア34及び36にそれぞれ強化リブ62及び64それぞれを備える。示 したように、強化リブ62及び64は、厚さの厚い概して形状をとり得るか又は そのような領域を閉じ蓋10の面部分12に構成する。概して各強化リブ62及 び64は、解放ドア34及び36それぞれのために初期開口域60からヒンジ部 分50及び52まで解放ドア34及び36それぞれの全長に延びる。例えば、強 化リブ62及び64は示したように略T字の形状である。故に、図示した各強化 リブ62及び64は、ヒンジ部分50及び52それぞれに最も隣接した参照番号 66及び68で示した水平クロスバー部分それぞれと、初期開口域60からクロ スバー部分66及び68それぞれまで概して延びる参照番号70及び72で示し た垂直バー部分とを有する。本考案の強化リブ特徴の一実施形態では、強化リブ 62及び64における閉じ蓋10の面部分12は(2.4mmのみの厚さを有す る面部分12の隣接部分と比べて)3.75mmの厚さであり、垂直バー部分及 び水平バー部分の幅は各々おおよそ25mmである。概して、強化リブ62及び 64は閉じ蓋10の面部分12の隣接部分よりも約1.0mmから2.0mm厚 い厚さである。
【0036】 強化リブ62及び64の厚さを限定する上での主な要素は、読抜けやひけマー クのような外見上又は補綴上の問題を含む材料の問題を避けることに関する。例 えば、SANTOPRENE(Monsanto Companyの登録商標)のような熱可塑性ゴムから作 られた閉じ蓋10における強化リブ62及び64の厚さは、閉じ蓋10が読抜け 及び/又はひけマークを経験する前における強化リブ62及び64のない閉じ蓋 10の面部分12の厚さの概して約1.5倍から約2.0倍までである。概して 応力集中をより大きくするためには、読抜け及びひけマークといった外見上及び 補綴上の問題が生じないように上記強化リブ62及び64をできるだけ厚く作る のが好ましい。
【0037】 用いる強化リブ62及び64の厚さに関する他の要素は、閉じ蓋組立体の質量 に関する制約を含む。従って例えば閉じ蓋組立体のヒンジを良好に機能させるこ とが困難になったり、又は機能が妨げられたりするような厚さ又は幅に強化リブ 62及び64を作製することは避けるべきである。
【0038】 強化リブ62及び64が所望の位置においてエネルギ/力をより確実に伝える ためには、上記強化リブ62及び64は均一な又は略均一な厚さ(製造許容誤差 によって約±10%まで)であるのが普通であろう。しかしながら特別な応用で は、強化リブ62及び64の厚さを変更することも有利である。故に広い局面で の本考案の実施は、このような均一の厚さの強化リブの使用に限定されない。
【0039】 例えばエアバッグ展開時に閉じ蓋10に対するエアバッグの圧力が強化リブ6 2及び64に集中するように、強化リブ62及び64の位置を最適化し、特別に 折り畳まれたエアバッグと協働するようにしてもよい。
【0040】 また、強化リブ62及び64の水平バー部分及び垂直バー部分は、約10mm から50mmの幅を概して有するであろう。更に実際には、幅が10mmより著 しく小さい強化リブは狭すぎ、幅が50mmより著しく大きい強化リブは広すぎ 、所望のように応力を集中するには効果的ではない。選択した強化リブの特定の 幅は、 a)構造の構成要素の特性、 b)リブの数、 c)所望の応力集中領域の大きさ、 d)破断路断面の幅(例えば概して破断路断面が広ければ広いほど、必要なリ ブの幅が大きかったり、その逆であったりする)、及び e)エアバッグの折り畳みと、その結果としての初期エアバッグ展開における 力の分散、 といった多くの要素に依存する。
【0041】 概して、強化リブ62及び64の幅を均一とする必要はない。本考案の一好適 実施形態では、例えば破断路の近くで強化リブが狭くなっているような先細りの 幅を有する強化リブを採用して、均一な幅の同様の強化リブよりも大きい応力割 合を所望の点に集中するのに上記形状の強化リブを役立たせることも可能である 。このように成形された強化リブのある閉じ蓋の一実施形態では、垂直バー部分 70及び72のそれぞれの幅は、水平バー部分66及び68に隣接するところで 約60mmから80mmであり、初期開口位置の近くで約10mmから30mm の幅に先細りになっている。
【0042】 閉じ蓋10は、第2応力集中特徴として、破断路の形状を特別に代えたり変更 したりすることを有する。特に、クロスバー破断路40は図5に参照番号80で 示した尖ったV溝81の略形状の破断路を有する初期開口域60に概して対応す る中央領域を有し、そこで第1及び第2溝側壁82及び84のそれぞれが好まし くは鋭角『G』に互いに連結される。V溝81がV形状と認識されているが、加 工上の制限により、本考案のV溝が、『V』の先端側でいくぶんか平らになった 底部縁85を有する。例えば鋳型成形では、鋭角を有する成形部品を作るのに用 いられる金型部品は、概してかなりの摩損を受ける。その結果、長い作業期間で 、鋭角のある鋳型成形部品を作りだすことは概して困難である。従って、このよ うに成形された部品に平らな底部縁を含むことにより、金型の寿命が改善される 。しかしながら、この平らな底部縁の幅は、より角度の付いた破断路溝を有する 閉じ蓋からもたらされる利点と金型の寿命とを照らし合わせて、概して特定の製 造の必要条件によって許容される程度に最小限にするのが好ましい。
【0043】 外周領域86は中央領域80の各端部にあり、その端部の破断路溝の形状は、 図6に示したように、より丸くなった溝87を形成し、溝87において溝側壁8 2’及び84’のそれぞれは溝部分88を介して繋がっている。
【0044】 このように位置して成形された破断路の領域は、膨張するエアバッグの影響で 、定められた位置又は場所において、エアバッグ展開用の閉じ蓋10の面部分1 2内又は上に初期開口部を形成するのに適している。実際には、各側壁82’及 び84’は、所望により、鋭角、鈍角又は直角で溝部分88に連結される。示し た実施形態では、溝部分88は比較的平坦なものとして示した。しかしながら溝 部分88を丸くしたり、又は特別な応用における必要条件を満たすのに望ましい ように成形してもよい。
【0045】 更に、このように成形された中央領域の破断路は、中央に配置された少なくと も強化リブ62及び64のほぼ幅で中央クロスバー破断路40に沿って好ましく は概して延びる。この強化リブ62及び64を使用しない閉じ蓋10の場合、そ の中央領域の破断路は、面部分12の中央点、例えば中央点60’から各側、即 ち両方向へ少なくとも約15mm延びるのが好ましい。
【0046】 一好適実施形態では、破断路の厚さは、V溝81の形状をした破断路とより丸 くなった丸溝87の形状をした破断路との両方で実質的に同じである。
【0047】 特定の作動原理に制限されるものではないが、V溝破断路は、所定負荷が及ん だ際にそれに隣接した丸い形状の破断路に比べて長くならないと思われる。故に 、膨張するエアバッグによって閉じ蓋10に及ぶ応力は初期開口位置に優先的に 集中して前記初期開口位置に閉じ蓋10の最初の開口部をもたらす。
【0048】 破断路が初期に開口されると、本考案の閉じ蓋10は概ね他のエアバッグ閉じ 蓋と同様に作動する。すなわち面部分12の破断路はエアバッグの膨張の影響で 破断し続けて解放ドアを形成する。それから好ましくはエアバッグは閉じ蓋10 によって形成されたドアを通って組立体から出てくる、すなわちエアバッグは閉 じ蓋の初期開口部で組立体から外に出て初期のエアバッグ支持を開始する。初期 開口部を閉じ蓋10の中央に配置するのが好ましく、これによりエアバッグの望 ましい対称の展開をより早く達成できる。結果として展開したエアバッグはより 簡単に完全膨張状態となり、より早く乗り物の乗員を束縛することができる。
【0049】 上記したように破断路はエアバッグ膨張時に割れる閉じ蓋10の面部分12の 概して薄い部分であるが、第1開口部又は初期開口部を面部分12に形成する本 考案の応力集中部は、破断路の厚さを薄くするか又は変更することを表現的に含 まない。事実、図面に示した本考案の1つの好適実施形態では、破断路に沿った 、特に側部破断路42及び44と破断路40との結合点から、各側部破断路42 及び44のそれぞれの初めの20mmから50mmと、破断路40とに沿った閉 じ蓋の材料は、実質的に均一の厚さ(例えば0.5mmの厚さ)に維持される。 更に、上記好適実施形態では、側部破断路42及び44それぞれの残りは、閉じ 蓋10の所定の破断とそこを通るエアバッグの展開とを確実にするのを助けるた めに、好ましくはより厚い厚さ(例えば0.8mmの厚さ)である。
【0050】 しかしながら本考案の実施において、上記応力集中部を含むことは、初期開口 する所望の位置において破断路の全長に沿って破断路の厚さを変更したり、破断 抵抗を変えたりすることを妨げない。例えば、ここで説明した本考案の1つ又は それ以上の応力集中部を備えるのに加えた幾つかの応用では、所望の初期開口位 置において、ノッチ又は上記のような破断路材料の厚さを薄くしたり、或いは1 つ又はそれ以上の脆弱特性を有することが望ましい。
【0051】 射出成形によって用意する閉じ蓋の場合1つ又はそれ以上の脆弱特性及び/又 は破断路材料の厚さを比較的容易に減少することができる。その結果、少なくと も部分的には、射出成形によって閉じ蓋を準備することは概して好ましい。
【0052】 本願で例として開示した考案は、本願で特別開示していない要素、部分、段階 、構成要素又は材料がなくても適切に実施される。
【0053】 前述の詳細な説明は理解を明確にするためにのみしたものであり、本考案の範 囲における変更例が当業者にとっては明らかであり、不必要な制限をするもので はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】膨張自在な束縛システムであるエアバッグ組立
体のエアバッグ展開開口部のための本考案の一実施形態
に従った閉じ蓋の簡易平面図である。
【図2】図1の閉じ蓋の簡易底面図である。
【図3】矢印の方向から見た且つ図1のA−A線に実質
的に沿った図1の閉じ蓋の簡易拡大断面図である。
【図4】矢印の方向から見た且つ図1のB−B線に実質
的に沿った図1の閉じ蓋の簡易拡大断面図である。
【図5】矢印の方向から見た且つ図1のC−C線に実質
的に沿った図1の閉じ蓋の簡易拡大断面図である。
【図6】矢印の方向から見た且つ図1のD−D線に実質
的に沿った図1の閉じ蓋の簡易拡大断面図である。
【符号の説明】
10…閉じ蓋 12…面部分 14…頂側部 16…底側部 20…取付け部分 30…破断路 34…解放ドア 36…解放ドア 40…破断路 42…側部破断路 44…側部破断路 50…ヒンジ部分 52…ヒンジ部分 62…強化リブ 64…強化リブ

Claims (18)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗り物に一体的に設けるのに適したエア
    バッグ組立体のエアバッグ展開開口部用の閉じ蓋であっ
    て、前記エアバッグ組立体は膨張自在なエアバッグを折
    り畳んで収容するハウジングを有し、 a)前記ハウジングに取付け可能な取付け部分と、 b)前記エアバッグの膨張により破断して解放ドアを形
    成する弱くなった破断路を形成する面部分と、 c)前記解放ドアの形成後に該解放ドアの少なくとも1
    つを前記取付け部分に連結しておくヒンジ部分とを具備
    し、 前記エアバッグの膨張により該エアバッグの展開のため
    の初期開口部が前記面部分の所定の位置に形成されるよ
    うに、少なくとも1つの応力集中部を更に具備し、第1
    の前記応力集中部が初期開口位置にV溝を有する破断路
    を具備し、該破断路がV溝に隣接してより丸くなった溝
    を有することを特徴とする閉じ蓋。
  2. 【請求項2】 前記初期開口位置から前記解放ドアを取
    付け部分に連結するヒンジ部分まで少なくとも1つの前
    記解放ドアの全長に延びる少なくとも1つの強化リブを
    具備する第2の応力集中部を有することを特徴とする請
    求項1に記載の閉じ蓋。
  3. 【請求項3】 乗り物のステアリングコラムに配置する
    運転手側エアバッグの展開開口部用の閉じ蓋であって、 熱可塑性ゴムで作られた均質の成形部材であることを特
    徴とする請求項1に記載の閉じ蓋。
  4. 【請求項4】 前記ヒンジ部分の幅を前記解放ドアの幅
    より実質的に狭くしたことを特徴とする請求項1に記載
    の閉じ蓋。
  5. 【請求項5】 前記初期開口位置を前記面部分に関して
    中央に配置したことを特徴とする請求項1に記載の閉じ
    蓋。
  6. 【請求項6】 乗り物に一体的に設けるのに適したエア
    バッグ組立体のエアバッグ展開開口部用の所定の初期開
    口位置を有する閉じ蓋であって、前記エアバッグ組立体
    は膨張自在なエアバッグを折り畳んで収容するハウジン
    グを有し、均質プラスチック材料からなり、 a)前記ハウジングに取付け可能な取付け部分を具備
    し、 b)前記エアバッグの膨張により破断して解放ドアを形
    成する実質的に均一の厚さの弱くなった破断路を形成す
    る実質的に平坦な面部分を具備し、該解放ドアは前記面
    部分を実質的に横切って幅方向へ延び、前記所定の初期
    開口位置は少なくとも第1の前記解放ドアの第1側に隣
    接し、 c)前記解放ドアの幅より実質的に狭い幅で且つ該解放
    ドアが形成された後に少なくとも第1の前記解放ドアを
    前記取付け部分に連結しておくヒンジ部分を具備し、該
    ヒンジ部分が前記第1側の反対側で少なくとも第1の前
    記解放ドアに連結されており、 更に、前記エアバッグの膨張により前記面部分に初期開
    口部が形成されるように、第1応力集中部を具備し、前
    記応力集中部が前記初期開口位置から前記解放ドアを前
    記取付け部分に連結する前記ヒンジ部分まで少なくとも
    1つの前記解放ドアの全長に延びる少なくとも1つの強
    化リブを具備することを特徴とする閉じ蓋。
  7. 【請求項7】 前記強化リブの少なくとも1つが、前記
    ヒンジ部分それぞれに隣接したクロスバー部分と前記初
    期開口位置から該クロスバー部分まで延びる第2バー部
    分とを有する略T字の形状を具備することを特徴とする
    請求項6に記載の閉じ蓋。
  8. 【請求項8】 前記強化リブの少なくとも1つの厚さを
    前記面部分の隣接部分よりも約1.0mmから2.0m
    m厚くしたことを特徴とする請求項6に記載の閉じ蓋。
  9. 【請求項9】 熱可塑性ゴムから作られ、前記強化リブ
    の少なくとも1つが前記閉じ蓋の強化リブのない前記面
    部分の厚さの約1.5倍から約2倍までの厚さであるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の閉じ蓋。
  10. 【請求項10】 前記各解放ドアが少なくとも1つの強
    化リブを具備することを特徴とする請求項6に記載の閉
    じ蓋。
  11. 【請求項11】 前記初期開口位置を前記面部分に関し
    て中央に配置し、前記初期開口位置にV溝破断路を具備
    する第2応力集中部を更に具備しており、該V溝破断路
    が鋭角で互いに連結される第1及び第2溝側壁を具備す
    ると共に両反対方向に少なくとも約15mm延び、より
    丸くなった溝破断路が該V溝破断路に隣接することを特
    徴とする請求項6に記載の閉じ蓋。
  12. 【請求項12】 乗り物に一体的に設けるのに適したエ
    アバッグ組立体のエアバッグ展開開口部用の閉じ蓋であ
    って、前記エアバッグ組立体は膨張自在なエアバッグを
    折り畳んで収容するハウジングを有しており、均質プラ
    スチック材料からなり、 a)前記ハウジングに取付け可能な取付け部分を具備
    し、 b)前記エアバッグの膨張により破断して解放ドアを形
    成する実質的に均一の厚さの弱くなった破断路を形成す
    る面部分を具備し、前記解放ドアは前記面部分を実質的
    に横切って幅方向へ延び、 c)前記解放ドアの幅より実質的に狭い幅で且つ前記解
    放ドアが形成された後に少なくとも第1の前記解放ドア
    を前記取付け部分に連結しておくヒンジ部分を具備し、 更に、エアバッグの膨張により初期開口部が前記エアバ
    ッグの展開のために前記面部分の所定の位置に形成され
    るように、第1応力集中部を具備し、前記応力集中部が
    前記初期開口位置にV溝破断路を具備し、該V溝破断路
    が該V溝破断路と隣接してより丸くなった溝破断路を有
    することを特徴とする閉じ蓋。
  13. 【請求項13】 前記初期開口位置を前記面部分に関し
    て中央に配置し、前記V溝破断路が前記中央から両反対
    方向に少なくとも約15mm延びることを特徴とする請
    求項12に記載の閉じ蓋。
  14. 【請求項14】 前記V溝破断路と前記より丸くなった
    溝破断路とが実質的に同じ厚さであることを特徴とする
    請求項12に記載の閉じ蓋。
  15. 【請求項15】 前記V溝破断路が鋭角で互いに連結さ
    れる第1及び第2溝側壁を具備することを特徴とする請
    求項12に記載の閉じ蓋。
  16. 【請求項16】 前記初期開口位置から前記解放ドアを
    前記取付け部分に連結する前記ヒンジ部分まで少なくと
    も1つの前記解放ドアの全長に延びる少なくとも1つの
    強化リブを具備する第2応力集中部を更に具備すること
    を特徴とする請求項12に記載の閉じ蓋。
  17. 【請求項17】 熱可塑性ゴムから射出成形を介して準
    備されたことを特徴とする請求項12に記載の閉じ蓋。
  18. 【請求項18】 エアバッグを覆う閉じ蓋であって、該
    閉じ蓋の裏面上に溝からなる概ねH字状の破断路を備
    え、エアバッグが膨張したときに破断路に沿って破壊せ
    しめられ、このとき破断路により包囲されている閉じ蓋
    部分がH字のクロスバーと反対側に形成されるヒンジ部
    分を中心として外方に折れ曲がる閉じ蓋において、該H
    字のクロスバー部分の中央部分に相当する破断路の略中
    央の溝の断面をV字形とすると共に、残りの溝の断面を
    U字形とし、V字形の溝からなる破断路から該V字形の
    溝からなる破断路に対して垂直方向に前記ヒンジ部まで
    延びる少なくとも1つの強化リブを設けたことを特徴と
    する閉鎖具。
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