JP3040387U - 衣服用留め具 - Google Patents

衣服用留め具

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JP3040387U
JP3040387U JP1996011375U JP1137596U JP3040387U JP 3040387 U JP3040387 U JP 3040387U JP 1996011375 U JP1996011375 U JP 1996011375U JP 1137596 U JP1137596 U JP 1137596U JP 3040387 U JP3040387 U JP 3040387U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易にかつ確実に衣服に取付けることができ
る構造を有する衣服用留め具を提供する。 【解決手段】 フック部材100には、フック部材脚1
16が複数設けられ、このフック部材脚116に嵌まる
フック部材脚用かしめ穴を有するフックワッシャ部材に
よって衣服を挟み込み、フック部材脚116をフックワ
ッシャベースのフック部材脚用かしめ穴内においてかし
めを行なう。これにより、フック部材とフックワッシャ
部材とにより衣服を挟み込み、容易にかつ確実に衣服用
留め具を衣服に取付けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、衣服用留め具に関し、より特定的には、プラスチック材料よりな る衣服用留め具の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
従来、衣服用の留め具は、男性用のズボンの上端部や、女性用のスカートなど の上端部または女性用の下着などに多く用いられている。近年、この衣服用の留 め具には、プラスチック材料からなるものが用いられており、たとえば実用新案 登録第3027079号(実願平8−120号)に開示された衣服用留め具など が挙げられる。
【0003】 この登録実用新案公報に開示された衣服用留め具について、図を参照して説明 する。
【0004】 まず、図19を参照して、衣服用留め具の挿入部材(フック)10が、たとえ ばズボンの一方端100側に、縫付用糸30によって取付けられ、ズボンの他方 端2には、被挿入部材(バー)20が同じく縫付用糸30によって取付けられて いる。
【0005】 挿入部材10に設けられた挿入プレート12を、図中矢印で示すように、被挿 入部材20とズボンの一方端2とによって形成される開口部20Aに挿入するこ とにより、ズボンの一方端100とズボンの他方端200とを係合させることが 可能となっている。
【0006】 しかしながら、上述した構造よりなる衣服用留め具においては、挿入部材10 および被挿入部材20とも、ズボンに対して縫付用糸30によって取付けられて いる。この衣服用留め具を衣服に縫付けるための作業は、非常に細かな作業とな るために、手間がかかり、作業性が悪いという問題があった。
【0007】 したがって、この考案の目的は、容易にかつ確実に衣服に取付けることのでき る構造を有する衣服用留め具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案に基づいた衣服用留め具においては、衣服などに取付けられ、衣服を 体に装着させるために、衣服の一方端に取付けられ衣服とともに開口部を形成す る被挿入部材と、衣服の他方端に取付けられ、上記開口部に挿入することにより 、衣服の一方端と他方端とを係合させる挿入部材とを備える衣服用留め具であっ て、挿入部材は、上記被挿入部材に挿入するフック部材と、このフック部材を衣 服の他方端に固定するためのフックワッシャ部材とを有している。
【0009】 さらにフック部材は、プラスチック材料からなり、かつ、衣服側に取付けられ るベースプレートと、このベースプレートの衣服側とは反対側の面に設けられ、 ベースプレートに対して垂直方向に延びる垂直部、垂直部からベースプレートに 対して平行な方向に曲げられる屈曲部およびこの屈曲部からベースプレートに対 して平行に延びる平行部を含み、被挿入部材を受入れるための空間を形成する挿 入プレートと、この挿入プレートの水平部の衣服に対向する内面に設けられ、被 挿入部材が空上記間から外部へ抜け出るのを防止するために、被挿入部材が抜け 出る方向に対して抵抗となる凸部と、挿入プレートの撓みを抑制するために、挿 入プレートの外面に外側へ突出するように設けられたリブと、ベースプレートの 衣服側の面に複数設けられ、衣服に対して突き刺すことが可能なフック部材脚と を含んでいる。
【0010】 さらにフックワッシャ部材は、プラスチック材料からなるワッシャベースと、 このワッシャベースに設けられフック部材脚に対応する位置に、フック部材脚用 かしめ穴とを含んでいる。
【0011】 この構造よりなる衣服用留め具を用いた場合、フック部材に設けられたフック 部材脚を衣服に突き刺して、フックワッシャ部材を衣服から突き出たフック部材 脚に嵌め込み、フックワッシャ部材のフック部材脚用かしめ穴から突き出たフッ ク部材脚をかしめることで、容易にかつ確実に衣服用留め具を衣服に取付けるこ とが可能となる。
【0012】 また、好ましくはフックワッシャ部材のフック部材脚用かしめ穴を、衣服に接 する反対側の面にこのかしめ用穴径よりも大きい径の座ぐり穴を設けておくこと で、かしめられたフック部材脚の先端部は、この座ぐり穴内に収まる。その結果 、フック部材脚のかしめ部が、フックワッシャ部材から飛び出ることがなく、意 匠上すっきりしたものとすることが可能となる。
【0013】 また、被挿入部材においても、バー部材のバー部材脚を衣服に突き刺して、衣 服から突き出たバー部材脚にバーワッシャ部材を嵌め込み、バー部材脚用かしめ 穴から突き出たバー部材脚をかしめることで、容易にかつ確実に被挿入部材を衣 服に固定させることが可能となる。
【0014】 またこのバーワッシャ部材においても、バー部材脚用かしめ穴を、衣服に接続 する反対側の面にこのかしめ穴径よりも大きい径の座ぐり穴を設けることで、か しめられたバー部材脚の先端部は、この座ぐり穴に収容される。その結果、バー 部材脚のかしめ部が、バーワッシャ部材からはみ出ることがなく、意匠上すっき りしたものとすることができる。
【0015】 さらに、好ましくは、バー部材脚において、メインバーとの取付部に、メイン バーと衣服との間隔を規定するためのスペーサを設けておくことにより、常にバ ー部材と衣服との間に一定の空間を容易にかつ確実に設けることが可能となる。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、図を参照して、この考案に基づく衣服用留め具の構造について説明する 。
【0017】 まず、図1および図2を参照して、この考案における衣服用留め具に用いられ るフック部材100の構造について説明する。なお図1は、フック部材100の 平面図を示し、図2は、図1中A−A′線矢視図を示している。
【0018】 このフック部材100は、両図を参照して、プラスチック材料から形成されて いる。このフック部材100は、衣服側に取付けられるベースプレート111を 有している。ベースプレート111の衣服側とは反対側の面には、ベースプレー ト111に対して垂直方向に延びる垂直部112a、この垂直部112aからベ ースプレート111に対して平行な方向折り曲げられる屈曲部112bおよびこ の屈曲部112bからベースプレート111に対して平行な方向に延びる平行部 112cを有する挿入プレート112が形成されている。この挿入プレート11 2は、ベースプレート111とともに被挿入部材(後述)を受入れるための空間 100Aを形成している。
【0019】 挿入プレート112の水平部112cのベースプレート111に対向する内面 には、被挿入部材が空間100Aから抜け出るのを防止するために、被挿入部材 が抜け出る方向に対して抵抗となる位置に突起部115が設けられている。
【0020】 また、挿入プレート112の外面には、挿入プレート112の撓み(図2中矢 印Tで示す方向の撓み)を抑制するために、少なくとも垂直部112aおよび屈 曲部112bを含むようにリブ114が設けられている。
【0021】 本実施の形態においては、最も好ましい例として、垂直部112a、屈曲部1 12bおよび水平部112cを含むように、挿入プレート112の外面部分に、 挿入プレート112が延びる方向に沿って互いに平行に配置された2本の凸部か らなるリブ114が設けられている。
【0022】 さらに、水平部112の先端部分は、被挿入部材と衣服とによって形成される 開口部への挿入を容易にするため、先端に向かって徐々に細くなるようにテーパ 113aが設けられている。
【0023】 また、ベースプレート113の衣服側の面には、ベースプレート111の四隅 にフック部材脚116が設けられている。このフック部材脚116は、胴部11 6aと先が尖った先端部116bとを有している。
【0024】 上記構造よりなるフック部材100においては、リブ114が少なくとも垂直 部112aおよび屈曲部112bの外周面に沿って設けられていることによって 、挿入プレート112の撓みが十分抑制され、従来の金属部材からなる挿入部材 と同等の構成および弾性力を得ることが可能となる。
【0025】 次に、図3および図4を参照して、挿入部材として用いられるフックワッシャ 部材200の構造について説明する。なお、図3は、フックワッシャ部材200 の平面図を示し、図4は、図3中B−B′線矢視図を示している。
【0026】 このフックワッシャ部材200は、プラスチック材料で形成されるフックワッ シャベース201を有している。このフックワッシャベース201には、フック 部材100に設けられたフック部材脚116に対応する位置に、フック部材脚用 かしめ穴202が開口されている。このフック部材用かしめ穴202は、通し穴 202bと、衣服と反対側の面に、通し穴202bの内径よりも大きい径の座ぐ り穴202aが設けられている。
【0027】 次に、上記構造よりなるフック部材100とフックワッシャ部材200とを有 する挿入部材の衣服への取付けについて、図5および図6を参照して説明する。 なお、図5は、挿入部材の衣服への取付けの第1の状態を示す縦断面図を示し、 図6は第2の状態を示す縦断面図である。
【0028】 まず図5を参照して、衣服800の上方側にフック部材100を配置し、下方 側にフックワッシャ部材200を配置する。このとき、フックワッシャ部材20 0の座ぐり穴200aが衣服800とは反対側の位置となるように配置する。
【0029】 さらに、フック部材脚用かしめ穴202に対向する位置に、フック部材脚11 6をかしめるための治具900を配置する。この治具900は、フック部材脚1 16を塑性変形させるものであれば、加熱されたものに限らず、加熱されていな いものであっても構わない。
【0030】 次に、図6を参照して、フック部材100のフック部材脚116を衣服800 に突き刺し、さらに治具900により、フック部材脚116の先端部116bを かしめる。このとき、かしめられた先端部116bは、変形しながら座ぐりあな 202a内に収容されることになる。したがって、フック部材脚116のかしめ 部は、フック部材脚用かしめ穴202からはみ出ることなく、意匠上すっきりさ せることができる。このようにして、挿入部材(フック)を容易にかつ確実に衣 服に取付けることが可能となる。
【0031】 次に、図7〜図9を参照して、被挿入部材(バー)に用いられるバー部材30 0の構造について説明する。なお、図7は、バー部材300の正面図を示し、図 8は、図7中C−C′線矢視図を示し、図9は、図7中D−D′線矢視図を示し ている。
【0032】 このバー部材300は、プラスチック材料からなり、略長方形形状のメインバ ー301を有している。メインバー301の両端部には、それぞれスペーサ30 2を介在してバー部材脚303が2本ずつ合計4本設けられている。このバー部 材脚303は、胴部303aと、先が尖った先端部303bとを有している。
【0033】 スペーサ302の高さhは、挿入プレート112の平行部112cの厚さとほ ぼ同じとなるように設定されており、両端のスペーサ302の間隔Wは、挿入プ レート112の平行部112cの幅とほぼ同じとなるように設定されている。
【0034】 さらに、スペーサ302の幅W1,W2の少なくとも一方が、バー部材脚30 3の直径よりも大きくなるように設けられている。
【0035】 これにより、バー部材脚303によって突き刺された衣服は、このスペーサ3 02に当接し、メインバー301と衣服との間に、確実に挿入プレート112を 挿入するための開口部を形成することが可能となる。
【0036】 次に、図10および図11を参照して、被挿入部材(バー)に用いられるバー ワッシャ部材400の構造について説明する。なお、図10は、バーワッシャ部 材400の平面図を示し、図11は、図10中E−E′線矢視図を示している。
【0037】 このバーワッシャ部材400は、プラスチック材料で形成されるバーワッシャ ベース401を有している。このバーワッシャベース401には、バー部材30 0に設けられたバー部材脚303に対応する位置に、バー部材脚用かしめ穴40 2が開口されている。このバー部材脚用かしめ穴402は、通し穴402bと、 衣服とは反対側の面に、通し穴402bの内径よりも大きい径の座ぐり穴402 aが設けられている。
【0038】 なお、上述したバー部材300およびバーワッシャ部材400は、バー部材脚 が4本のものについて説明したが、図12〜図16に示すように、バー部材脚が 2本の構造であっても構わない。
【0039】 ここで、バー部材脚が2本のバー部材500の構造について、図12〜図14 を参照して簡単に説明する。なお、図12は、バー部材500の正面図を示し、 図13は、図12中F−F′線矢視図を示し、図14は、図12中G−G′線矢 視図を示している。
【0040】 このバー部材500も、バー部材300と同様にプラスチック材料からなり、 長方形形状のメインバー501を有している。メインバー501の両端部には、 それぞれスペーサ502を介在してバー部材脚503が1本ずつ合計2本設けら れている。このバー部材脚503は、胴部303aと、先の尖った先端部503 bとを有している。
【0041】 ここで、スペーサ502の高さhおよび両端のスペーサ502の間隔Wは、バ ー部材300と同じように設定されている。また、スペーサ502の幅W3は、 バー部材脚503の径よりも大きくなるように設けられている。
【0042】 このような構造を用いることによっても、バー部材300と同様の作用効果を 得ることができる。
【0043】 次に、このバー部材500に対応するバーワッシャ部材600の構造ついて、 図15および図16を参照して説明する。なお、図15は、バーワッシャ部材6 00の平面図を示し、図16は図15中H−H′線矢視図を示している。
【0044】 このバーワッシャ部材600は、バーワッシャ部材400と同様に、プラスチ ック材料で形成されるバーワッシャベース601を有している。このバーワッシ ャベース601には、バー部材500に設けられたバー部材脚503に対応する 位置に、バー部材脚用かしめ穴602が開口されている。
【0045】 このバー部材脚用かしめ穴602は、通し穴602bと衣服とは反対側の面に 、通し穴602bの内径よりも大きい径の座ぐり穴602aが設けられている。
【0046】 次に、上記構造よりなるバー部材300(500)とバーワッシャ部材400 (600)とを有する被挿入部材(バー)の衣服への取付けについて、図17お よび図18を参照して説明する。なお、図17は、被挿入部材の衣服への取付け の第1の状態を示す縦断面図を示し、図18は、第2の状態を示す縦断面図であ る。
【0047】 まず、図17を参照して、衣服800の上方側に、バー部材300(500) を配置し、下面側にバーワッシャ部材400(600)を配置する。このとき、 バーワッシャ部材400(600)の座ぐり穴402a(602a)が、衣服8 00とは反対側の位置となるように配置する。
【0048】 さらに、バー部材脚用穴402(602)に対向する位置に、バー部材脚30 3(503)をかしめるための治具900を配置する。この治具は、バー部材脚 303(503)を塑性変形させるものであれば、加熱されたものに限らず、加 熱されていないものであっても構わない。
【0049】 次に、図18を参照して、バー部材300(500)のバー部材脚303(5 03)を衣服800に突き刺して、治具900により、バー部材脚303(50 3)の先端部303b(503b)をかしめる。このとき、かしめられた先端部 303b(503b)は、変形し、座ぐり穴402a(602a)内に収容され ることになる。したがって、バー部材脚303(503)のかしめ部は、バーワ ッシャ部材400(600)からはみ出ることなく、意匠上すっきりさせること ができる。
【0050】 このようにして、被挿入部材(バー)を容易にかつ確実に衣服に取付けること が可能となる。
【0051】 以上、この実施の形態における衣服用留め具においては、挿入部材(フック) として、フック部材100とフックワッシャ部材200とを用い、被挿入部材( バー)としてバー部材300とバーワッシャ部材400とを用いている。また、 フック部材100に設けられたフック部材脚116、バー部材300に設けられ たバー部材脚303を衣服に突き刺して、フックワッシャ部材200およびバー ワッシャ部材400にかしめることによって、確実にフック部材100およびバ ー部材300を衣服に取付けることが可能となる。
【0052】 なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なもので はないと考えられるべきである。したがって、図1〜図4で開示した挿入部材は 、フック部材脚が4本のものについて説明しているが、4本に限られず挿入部材 を衣服に確実に固定することができさえすれば何本であっても構わない。
【0053】 したがって、図19および図20に示すようにフック部材脚716が2本のフ ック部材700と、図21および図22に示すフックワシャ部材800を用いた 場合でも同様の作用効果を得ることができる。
【0054】 以上、考案の範囲は上記した説明ではなく、実用新案登録請求の範囲によって 示され、実用新案登録請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が 含まれることが意図される。
【提出日】平成9年3月7日
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 さらにフック部材は、プラスチック材料からなり、かつ、衣服側に取付けられ るベースプレートと、このベースプレートの衣服側とは反対側の面に設けられ、 ベースプレートに対して垂直方向に延びる垂直部、垂直部からベースプレートに 対して平行な方向に曲げられる屈曲部およびこの屈曲部からベースプレートに対 して平行に延びる平行部を含み、被挿入部材を受入れるための空間を形成する挿 入プレートと、この挿入プレートの平行部の衣服に対向する内面に設けられ、被 挿入部材が上記空間から外部へ抜け出るのを防止するために、被挿入部材が抜け 出る方向に対して抵抗となる凸部と、挿入プレートの撓みを抑制するために、挿 入プレートの外面に外側へ突出するように設けられたリブと、ベースプレートの 衣服側の面に複数設けられ、衣服に対して突き刺すことが可能なフック部材脚と を含んでいる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】 挿入プレート112の平行部112cのベースプレート111に対向する内面 には、被挿入部材が空間100Aから抜け出るのを防止するために、被挿入部材 が抜け出る方向に対して抵抗となる位置に突起部115が設けられている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】 本実施の形態においては、最も好ましい例として、垂直部112a、屈曲部1 12bおよび平行部112cを含むように、挿入プレート112の外面部分に、 挿入プレート112が延びる方向に沿って互いに平行に配置された2本の凸部か らなるリブ114が設けられている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】 さらに、平行部112cの先端部分は、被挿入部材と衣服とによって形成され る開口部への挿入を容易にするため、先端に向かって徐々に細くなるようにテー パ113aが設けられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に基づくフック部材の平面図である。
【図2】図1中A−A′線矢視図である。
【図3】この考案に基づくフックワッシャ部材の平面図
である。
【図4】図3中B−B′線矢視断面図である。
【図5】この考案に基づく挿入部材の衣服への取付けの
第1の状態を示す縦断面図である。
【図6】この考案に基づく挿入部材の衣服への取付けの
第2の状態を示す縦断面図である。
【図7】この考案に基づくバー部材の正面図である。
【図8】図7中C−C′線矢視図である。
【図9】図7中D−D′線矢視図である。
【図10】この考案に基づくバーワッシャ部材の平面図
である。
【図11】図10中E−E′線矢視図である。
【図12】この考案に基づく他の実施の形態におけるバ
ー部材の正面図である。
【図13】図12中F−F′線矢視図である。
【図14】図12中G−G′線矢視図である。
【図15】この考案に基づく他の実施の形態におけるバ
ーワッシャ部材の平面図である。
【図16】図15中H−H線矢視図である。
【図17】被挿入部材の衣服への取付けの第1の状態を
示す縦断面図である。
【図18】被挿入部材の衣服への取付けの第2の状態を
示す縦断面図である。
【図19】この考案の他の形態に基づくフック部材の平
面図である。
【図20】図19中I−I′線矢視図である。
【図21】この考案の他の形態に基づくフックワッシャ
部材の平面図である。
【図22】図21中J−J′線矢視断面図である。
【図23】従来技術における衣服用留め具の使用状態を
説明するための全体斜視図である。
【符号の説明】
100,700 フック部材 111,711 ベースプレート 112,712 挿入プレート 112a,712a 垂直部 112b,712b 屈曲部 112c,712c 平行部 113a,713a テーパ部 114,714 リブ 115,715 凸部 116,716 フック部材脚 116a,716a 胴部 116b,716b 先端部 200,800 フックワッシャ部材 201,801 フックワッシャベース 202,802 フック部材脚用かしめ穴 202a,802a 座ぐり穴 202b,802b 通し穴 300,500 バー部材 301,501 メインバー 302,502 スペーサ 303,503 バー部材脚 303a,503a 胴部 303b,503b 先端部 400,600 バーワッシャ部材 401,601 バーワッシャベース 402,602 バー部材脚用かしめ穴 402a,602a 座ぐり穴 402b,602b 通し穴
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年3月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項11
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (13)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣服などに取付けられ、前記衣服を体に
    装着させるために前記衣服の一方端に取付けられ、前記
    衣服とともに開口部を形成する被挿入部材と、 前記衣服の他方端に取付けられ、前記開口部に挿入する
    ことにより、前記衣服の一方端と前記他方端とを係合さ
    せる挿入部材と、を備える衣服用留め具であって、 前記挿入部材は、前記被挿入部材に挿入するフック部材
    と、このフック部材を前記衣服の他方端に固定するため
    のフックワッシャ部材とを有し、 前記フック部材は、 プラスチック材料からなり、かつ、 前記衣服側に取付けられるベースプレートと、 前記ベースプレートの前記衣服側とは反対側の面に設け
    られ、前記ベースプレートに対して垂直方向に延びる垂
    直部、この垂直部から前記ベースプレートに対して平行
    な方向に曲げられる屈曲部およびこの屈曲部から前記ベ
    ースプレートに対して平行に延びる平行部を含み、前記
    被挿入部材を受入れるための空間を形成する挿入プレー
    トと、 前記挿入プレートの前記水平部の前記衣服に対向する内
    面に設けられ、前記被挿入部材が前記空間から外部へ抜
    け出るのを防止するために、前記被挿入部材が抜け出る
    方向に対して抵抗となる凸部と、 前記挿入プレートの撓みを抑制するために、前記挿入プ
    レートの外面に外側へ突出するように設けられたリブ
    と、 前記ベースプレートの前記衣服側の面に複数設けられ、
    前記衣服に対して突き刺すことが可能なフック部材脚と
    を含み、 前記フックワッシャ部材は、 プラスチック材料からなるワッシャベースと、 このワッシャベースに設けられ、前記フック部材脚に対
    応する位置にフック部材脚用かしめ穴とを含む、衣服用
    留め具。
  2. 【請求項2】 前記フック部材脚用かしめ穴は、前記衣
    服に接する反対側の面に、このかしめ用穴径よりも大き
    い径の座ぐり穴を含んでいる、請求項1に記載の衣服用
    留め具。
  3. 【請求項3】 前記リブは、前記挿入プレートの前記垂
    直部および前記屈曲部の外面に設けられた、請求項1ま
    たは請求項2に記載の衣服用留め具。
  4. 【請求項4】 前記リブは、さらに前記水平部の外面に
    も設けられた、請求項3に記載の衣服用留め具。
  5. 【請求項5】 前記リブは、前記挿入プレートが延びる
    方向に沿って互いに平行に延びる2本の凸部を形成す
    る、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の衣服用
    留め具。
  6. 【請求項6】 前記挿入プレートの前記平行部の先端側
    は、前記挿入部材と前記衣服とによって形成される前記
    開口部への挿入を容易にするために、先端に向かって徐
    々に細くなる形状を有する、請求項1〜請求項5のいず
    れか1項に記載の衣服用留め具。
  7. 【請求項7】 前記挿入プレートの前記平行部と、前記
    ベースプレートの間隔は、前記被挿入部材の厚さよりも
    大きく、前記突起部と、前記ベースプレートとの間隔
    は、前記被挿入部材の厚さよりも小さい、請求項1〜請
    求項6のいずれかに記載の衣服用留め具。
  8. 【請求項8】 前記挿入プレートの前記平行部の厚さ
    は、前記被挿入部材と前記衣服とによって形成される開
    口部の高さとほぼ同じである、請求項1〜請求項7のい
    ずれか1項に記載の衣服用留め具。
  9. 【請求項9】 前記挿入部材は、前記衣服とともに開口
    部を形成するバー部材と、前記バー部材を前記衣服の一
    方端側に固定するためのバーワッシャ部材とを有し、 前記バー部材は、プラスチック材料からなり、前記挿入
    部材と前記衣服とによって形成される空間に受入れられ
    るメインバーと、 このメインバーの前記衣服側の面に複数設けられ、前記
    衣服に対し突き刺すことが可能なバー部材用脚とを含
    み、 前記バーワッシャ部材は、プラスチック材料からなるバ
    ーワッシャベースと、このバーワッシャベースに設けら
    れ、前記バー部材用脚に対応する位置にバー部材脚用か
    しめ穴を含む、請求項1に記載の衣服用留め具。
  10. 【請求項10】 前記バー部材脚用かしめ穴は、前記衣
    服に接する反対側の面に、このかしめ穴径よりも大きい
    径の座ぐり穴を含む、請求項9に記載の衣服用留め具。
  11. 【請求項11】 前記バー部材用脚は、前記メインバー
    との取付部に、前記メインバーと前記衣服との間隔を規
    定するために、前記バー部材用脚の直径よりも大きい幅
    を有するスペーサをさらに含む、請求項1に記載の衣服
    用留め具。
  12. 【請求項12】 前記スペーサの厚さは、前記挿入プレ
    ートの前記平行部の厚さとほぼ同じように形成される、
    請求項11に記載の衣服用留め具。
  13. 【請求項13】 前記メインバーと前記衣服との間に形
    成される前記開口部の幅が、前記挿入プレートの前記平
    行部の幅とほぼ同じとなるように前記メインバーに前記
    バー部材用脚が設けられる、請求項9〜請求項12のい
    ずれか1項に記載の衣服用留め具。
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