JP3040027B2 - スチールコード - Google Patents

スチールコード

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JP3040027B2
JP3040027B2 JP1937692A JP1937692A JP3040027B2 JP 3040027 B2 JP3040027 B2 JP 3040027B2 JP 1937692 A JP1937692 A JP 1937692A JP 1937692 A JP1937692 A JP 1937692A JP 3040027 B2 JP3040027 B2 JP 3040027B2
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    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Wire Processing (AREA)
  • Ropes Or Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気入りタイヤや工業
用ベルトなどのゴム物品の補強材として使用されるスチ
ールコードに関する。更に詳しくは、水分等による腐食
伝播を抑え、耐腐食伝播性の向上ひいてはセパレーショ
ン現象の発生を防止し、コード強力を保持し得るスチー
ルコードに関する。
【0002】
【従来の技術】スチールコードで補強された製品におい
ては、製品内に浸入した水分によるスチールコードフィ
ラメントの腐食に伴う製品耐久寿命の低下が問題となっ
ている。例えば、タイヤのベルトに使用するスチールコ
ードは、スチールコード内に空洞があると、タイヤトレ
ッドがベルトに達するほどの外傷を受けた場合、ベルト
に浸入した水分がスチールコード内の空洞を伝わってコ
ードの長手方向に沿って広がり、その結果水分に起因し
た錆も拡散して、その部分におけるゴムとスチールコー
ドの接着力が低下し、結局はセパレーション現象の発生
を招く。
【0003】そこで、このような腐食伝播を防止するた
めに、加圧加硫によって隣接する金属フィラメントの間
隙を通して、ゴムがコード内部に充分に浸透するコード
構造が提案されている。前記のコード構造の1つとし
て、コアフィラメント1本の周囲に、5本のシースフィ
ラメントを配置した所謂1+5構造のコードは、シース
フィラメント間に隙があり、ゴムが浸透し易く、且つ1
段階の撚り工程で撚れる生産性の高いコードとして、特
開昭60−38208号公報、特開昭59−1790号
公報に開示されている。
【0004】しかしながら、このような構造において
は、平均的なシース間隙は十分であっても、シース配置
に偏りが生じ、シースどうしが密着する部分が生じるた
め、製造時のばらつきによって、ゴムの浸透しない部分
ができてしまう欠点があった。
【0005】また、特開昭56−131404号公報に
おけるような1+5構造では、コアフィラメント径がシ
ースフィラメント径に比べて細いため、シースフィラメ
ントどうしの間隔が狭くなり、ゴムが入りにくく、また
コアフィラメントの剛性が弱くなるため、型付けの効果
が低下し、またゴムの浸透性をよくするために型付率を
大きくした場合でも、強力が低下するという欠点があっ
た。
【0006】また、コアフィラメント径をシースフィラ
メント径よりも大きくし、隣接するシースフィラメント
間に一定以上の隙間を確保し、ゴムを内部まで浸透させ
ようとする手段も、コードの重量が増加し、生産性も悪
くなること、更に部分的にシースフィラメントの配置に
偏りが生じ、シースフィラメントどうしが密着してしま
うため、ゴムが浸透せず、十分な耐腐食伝播性が得られ
ない。
【0007】実公昭56−14396号公報には、芯線
(コア)をヘリカル状に曲成し、この芯線の外周に複数
本の側線(シース)を、互いに接触しない状態で撚合し
てなるスチールコードが開示されている。しかし、本発
明者の研究によると、コアをヘリカル状に曲成し、その
外周に複数本のシースを配置すれば、この効果が得られ
るわけでなく、ゴムの浸透性を上げ、十分な耐腐食伝播
性を得るためには、シース本数によって異なる型付け率
やピッチを規定し、らせんの方向を規定することが重要
であることがわかった。
【0008】更にこの公報の実施例である3+6構造の
スチールコードでは、コアが3本のコードからなってい
るため生産性が悪く、3本のコアフィラメントの中央部
にゴムが浸透しにくいために空間ができ易く、またこの
方法では型付けの方向が規定されていないため、ゴム浸
透性の効果に疑問があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、コア
フィラメント1本をらせん状に型付けし、その外周に
5,6,7,8本のシースフィラメントを夫々配置する
構造をとり乍ら、それらシースフィラメントが確実に互
いに接触しない状態を保ち得、しかも生産性がよく、ゴ
ム浸透性が確実で、コード強力を大きく保持しながら、
耐腐食伝播性を向上させたスチールコードを提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記の課題
を解決するため、鋭意研究を行った結果、1+5、1+
6、1+7、1+8構造のコアスチールフィラメントに
適正な型付けを施すことにより、シースフィラメントど
うしが確実に接触しない状態に容易に形成でき、加圧加
硫後のスチールコードに十分なゴムを安定して浸透させ
ることができることを見い出して、本発明を完成した。
【0011】すなわち本発明は、 (1) 1本のコアスチールフィラメントと、該コアの
周囲に配置された5本のシーススチールフィラメントよ
りなり、該コアフィラメントはらせん形に型付けされて
おり、該らせん形型付けの振幅Lcと該コアフィラメン
トの素線径dcとの比で表わされる型付け率Rc即ちL
c/dcが0.12≦Rc≦1.0の範囲にあり、かつ
該らせん形型付けのピッチPcが3.0dc/0.34
≦Pc≦10.0dc/0.34の範囲にあり、かつ該
らせん方向がシース撚り方向の逆であるゴム物品補強用
スチールコードであり、
【0012】(2) 1本のコアスチールフィラメント
と、該コアの周囲に配置された6本のシーススチールフ
ィラメントよりなり、該コアフィラメントはらせん形に
型付けされており、該らせん形型付けの振幅Lcと該コ
アフィラメントの素線径dcとの比で表わされる型付け
率Rc即ちLc/dcが0.12≦Rc≦1.5の範囲
にあり、かつ該らせん形型付けのピッチPcが3.0d
c/0.34≦Pc≦10.0dc/0.34の範囲に
あり、かつ該らせん方向がシース撚り方向の逆であるゴ
ム物品補強用スチールコードであり、
【0013】(3) 1本のコアスチールフィラメント
と、該コアの周囲に配置された7本のシーススチールフ
ィラメントよりなり、該コアフィラメントはらせん形に
型付けされており、該らせん形型付けの振幅Lcと該コ
アフィラメントの素線径dcとの比で表わされる型付け
率Rc即ちLc/dcが0.42≦Rc≦1.8の範囲
にあり、かつ該らせん形型付けのピッチPcが3.0d
c/0.34≦Pc≦10.0dc/0.34の範囲に
あり、かつ該らせん方向がシース撚り方向の逆であるゴ
ム物品補強用スチールコードであり、
【0014】(4) 1本のコアスチールフィラメント
と、該コアの周囲に配置された8本のシーススチールフ
ィラメントよりなり、該コアフィラメントはらせん形に
型付けされており、該らせん形型付けの振幅Lcと該コ
アフィラメントの素線径dcとの比で表わされる型付け
率Rc即ちLc/dcが0.74≦Rc≦2.12の範
囲にあり、かつ該らせん形型付けのピッチPcが3.0
dc/0.34≦Pc≦10.0dc/0.34の範囲
にあり、かつ該らせん方向がシース撚り方向の逆である
ゴム物品補強用スチールコードであり、
【0015】(5) 炭素含有量が0.80〜0.85
重量%である前項(1)(2)(3)(4)のいずれか
に記載のスチールコードであり、
【0016】(6) コアフィラメント径dcとシース
フィラメント径dsとが実質的にdc=dsである前項
(1)(2)(3)(4)(5)のいずれかに記載のス
チールコードである。
【0017】本発明で1本のコアフィラメントをらせん
形に型付けしたのは、1本であると複数本のコアの場合
のように中に空洞を生じて、ゴムの浸透しない部分が生
ずることがなく、らせん形であると応力が集中しないた
めに、耐疲労性がよく、強力的に優れたものが得られる
からである。
【0018】ここで、コアフィラメントの型付率Rcを シースフィラメントが5本の場合 0.12≦Rc≦1.0 シースフィラメントが6本の場合 0.12≦Rc≦1.5 シースフィラメントが7本の場合 0.42≦Rc≦1.8 シースフィラメントが8本の場合 0.74≦Rc≦2.12 の範囲内となるようにしたのは、Rcが左側の値より小
さいと、シースの配置を分散させ、シース間隙を適正に
確保し、ゴムをコード内部に浸透させる効果が不足し、
逆にRcが右側の値を超えると、コード性状が悪く、コ
ードに引張荷重が加わったとき、応力が均一にかから
ず、コード強力が低下するためである。
【0019】また該コアのらせん形型付ピッチPcを
3.0dc/0.34≦Pc≦10.0dc/0.34
としたのは、Pcが10.0dc/0.34より大きい
と、シースの配置を分散させ、シース間隙を適正に確保
し、ゴムをコード内部に浸透させる効果が不足し、Pc
が3.0dc/0.34より小さいと、型付け時、コア
フィラメントへの負荷のため、コアフィラメントの強力
が低下したり、コードへの引張荷重時に、コアフィラメ
ントとシースフィラメントに均一な負荷がかからず、コ
ード強力が低下する。本発明においての型付率Rcとら
せん形型付けのピッチPcは、ゴム物品中より塑性変形
を加えないようにして取り出したスチールコードについ
て測定して、判断されるものである。
【0020】またコア型付らせん方向をシース撚り方向
と逆方向としたのは、同方向撚りだと、コアが同一のシ
ースフィラメントと接触している長さが長くなるため、
2本のシースフィラメントとコアが接触し、ゴムの入ら
ない部分(図4の右上の部分)が長手方向につながり、
耐腐食伝播性が悪くなるからである。
【0021】なお、補強材として、複合体の強度を確保
し、軽量化するために、炭素含有量が0.80〜0.8
5重量%の高抗張力鋼材からなるスチールフィラメント
を使用することが望ましい。
【0022】また、コアフィラメント径がシースフィラ
メント径に比べて細いフィラメントを使用すると段落番
号5に記載したような問題点を生じ、コアフィラメント
径をシースフィラメント径より大きくすると、段落番号
6に記載したような問題点を生ずる。従って製造工程で
の生産性を高める上からも、コアフィラメント径dcと
シースフィラメント径dsとを実質的に同等程度の径と
することが好ましい。
【0023】
【実施例】以下に実施例、比較例により、本発明を更に
具体的に説明するが、本発明は、この実施例に限定され
るものでないことは勿論である。表1〜表6の上方欄に
記載した、コア型付率Rc、コアらせんピッチPc、コ
ード構造、コア素線径dc、シース素線径ds、シース
撚りピッチPs、コア型付らせん方向、シース撚り方向
を有するスチールコードを含むベルトを備えたサイズ1
0.00R20のトラック、バス用ラジアルタイヤを3
2種類試作し、それぞれのタイヤについて耐腐食伝播性
(耐セパレーション性)、及びコード強力を調べた。そ
の結果を各表の下方欄に記載した。なお、らせん方向、
シース撚り方向のZ,SはJIS G 3510によっ
て定義されているものである。
【0024】なお、耐腐食伝播性は、タイヤよりゴムが
被覆したままのベルトコードを100mm取り出し、その
側面をシリコンシーラントで被覆した後、コードの一端
を10%NaOH水溶液に浸して切断面のみから水溶液
を浸入させ、ついで24時間浸漬後ゴムをペンチでつま
んではがし、金属が露出した部分を腐食伝播部とし、そ
の長さ(mm)によって評価した。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】
【表5】
【0030】
【表6】
【0031】表4において、比較例1〜6は1+5構造
の場合について、比較例1はコア型付率Rcが0.12
より小さい場合で、耐腐食伝播性が85mmと劣る。比較
例2はコアらせんピッチPcが3.0dc/0.34よ
り小さい場合で、コード強力が劣化する。比較例3は、
コア型付率Rcが1.0より大きい場合で、コード強力
が劣化する。比較例4はコアらせんピッチPcが10.
0dc/0.34より大きい場合で、耐腐食伝播性が1
00mmと劣る。比較例5はらせん方向がシース撚り方向
と同じ場合で、耐腐食伝播性が55mmと劣る。表5にお
いて、比較例6はコア型付率Rcが1.0より大きい場
合で、コード強力が劣化する。
【0032】比較例7〜14は1+6構造の場合につい
て、比較例7はコア型付率Rcが0.12より小さい場
合で耐腐食伝播性が100mmと劣る。比較例8はコアら
せんピッチPcが3.0dc/0.34より小さい場合
で、コード強力が劣化する。比較例9は、コア型付率R
cが1.5より大きい場合で、コード強力が劣化する。
比較例10はコアらせんピッチPcが10.0dc/
0.34より大きい場合で、耐腐食伝播性が100mmと
劣る。表6において、比較例11、12は共にコアに型
付を行わない場合で、共に耐腐食伝播性が劣るばかりで
なく、シース素線径を細くした場合はコード強力も劣化
する。比較例13はコア型付方向がシース撚り方向と同
じ場合で、耐腐食伝播性が劣る。比較例14はコア型付
率が1.5より大きい場合(素線径何れも0.23mmと
小さい)でコード強力が劣化する。
【0033】比較例15は1+7構造で、コア型付率R
cが0.42より小さい場合で、耐腐食伝播性が劣る。
比較例16は1+8構造で、コア型付率Rcが0.74
より小さい場合で、耐腐食伝播性が劣る。
【0034】
【発明の効果】本発明のスチールコードは、生産性が良
く、製造工程のばらつきに影響されず、コード強力を保
持しながら、耐腐食伝播性が良好であるので、このコー
ドを補強材として、タイヤ等のゴム複合体に用いた場
合、耐久性を向上し、その使用寿命を大幅に改善するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の1+5構造のスチールコードの
1断面を示した図である。
【図2】図2は従来の1+5構造のスチールコードの1
断面図である。
【図3】図3はらせん型付けしたコアフィラメントをら
せん軸と直角方向より見た図であり、コア素線径dc、
らせん振幅Lc、らせんピッチPcの説明図である。
【図4】図4はコアらせん方向とシース撚方向が同じ
で、シースどうしが接触した部分を示した断面図であ
る。
【図5】図5は本発明の1+6構造のスチールコードの
断面図である。
【図6】図6は本発明の1+7構造のスチールコードの
断面図である。
【図7】図7は本発明の1+8構造のスチールコードの
断面図である。
【符号の説明】
1,3 コアフィラメント 2,4 シースフィラメント dc コアフィラメント径 Lc コアフィラメントのらせん形の振幅 Pc コアフィラメントのらせん形のピッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D07B 1/00 - 9/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本のコアスチールフィラメントと、該
    コアの周囲に配置された5本のシーススチールフィラメ
    ントよりなり、該コアフィラメントはらせん形に型付け
    されており、該らせん形型付けの振幅Lcと該コアフィ
    ラメントの素線径dcとの比で表わされる型付け率Rc
    即ちLc/dcが0.12≦Rc≦1.0の範囲にあ
    り、かつ該らせん形型付けのピッチPcが3.0dc/
    0.34≦Pc≦10.0dc/0.34の範囲にあ
    り、かつ該らせん方向がシース撚り方向の逆であるゴム
    物品補強用スチールコード。
  2. 【請求項2】 1本のコアスチールフィラメントと、該
    コアの周囲に配置された6本のシーススチールフィラメ
    ントよりなり、該コアフィラメントはらせん形に型付け
    されており、該らせん形型付けの振幅Lcと該コアフィ
    ラメントの素線径dcとの比で表わされる型付け率Rc
    即ちLc/dcが0.12≦Rc≦1.5の範囲にあ
    り、かつ該らせん形型付けのピッチPcが3.0dc/
    0.34≦Pc≦10.0dc/0.34の範囲にあ
    り、かつ該らせん方向がシース撚り方向の逆であるゴム
    物品補強用スチールコード。
  3. 【請求項3】 1本のコアスチールフィラメントと、該
    コアの周囲に配置された7本のシーススチールフィラメ
    ントよりなり、該コアフィラメントはらせん形に型付け
    されており、該らせん形型付けの振幅Lcと該コアフィ
    ラメントの素線径dcとの比で表わされる型付け率Rc
    即ちLc/dcが0.42≦Rc≦1.8の範囲にあ
    り、かつ該らせん形型付けのピッチPcが3.0dc/
    0.34≦Pc≦10.0dc/0.34の範囲にあ
    り、かつ該らせん方向がシース撚り方向の逆であるゴム
    物品補強用スチールコード。
  4. 【請求項4】 1本のコアスチールフィラメントと、該
    コアの周囲に配置された8本のシーススチールフィラメ
    ントよりなり、該コアフィラメントはらせん形に型付け
    されており、該らせん形型付けの振幅Lcと該コアフィ
    ラメントの素線径dcとの比で表わされる型付け率Rc
    即ちLc/dcが0.74≦Rc≦2.12の範囲にあ
    り、かつ該らせん形型付けのピッチPcが3.0dc/
    0.34≦Pc≦10.0dc/0.34の範囲にあ
    り、かつ該らせん方向がシース撚り方向の逆であるゴム
    物品補強用スチールコード。
  5. 【請求項5】 炭素含有量が0.80〜0.85重量%
    である請求項1,2,3,4のいずれかに記載のスチー
    ルコード。
  6. 【請求項6】 コアフィラメント径dcとシースフィラ
    メント径dsとが実質的にdc=dsである請求項1,
    2,3,4,5のいずれかに記載のスチールコード。
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