JP3039659B2 - 画像処理装置における操作方法 - Google Patents

画像処理装置における操作方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像処理装置における画像処理モードを設定
する操作方法に関する。
〔従来技術〕
近年、複写機等の画像処理装置においては多機能化が
要求され、様々な画像処理が行える様になってきた。そ
して多機能に伴ない、画像処理モードを設定するための
キーや表示器の数も増えている。
しかしながらキーや表示機が増加すると、操作が複雑
になったり、誤操作、モードの誤確認といった不都合も
生じていた。
そこで、大型の液晶表示器と透明のタツチパネルスイ
ツチとを組合せた構成により一点集中形の対話形式でモ
ード設定を行う操作部が提案されている。
〔発明が解決しようとしている問題点〕
しかしながら上記の対話形式によるモード設定におい
ては、モード設定のための画面が階層的になっており、
所望の画像処理モードを設定するまで、いくつものモー
ド設定画面毎に設定操作を行わなければならないため、
所望の画像処理モードを設定するまでの時間が長くな
り、操作性が悪くなるという問題がある。特に、操作の
扱いに慣れた人にとっては非常に影響が大きくなる。
本発明は上述した不都合を解決することを目的とする
ものである。
〔問題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、請求項1に係わる発明
は、所望の画像処理モードを対話形式により設定する画
像処理装置における操作方法において、画像処理モード
の設定実行時に表示させるべき画像処理モードの設定画
面を登録する登録モード(第4図に示すプログラムメモ
リ登録に相当)が設定された場合に、画像処理モードの
パラメータを選択するための第1の設定画面(第4図の
83の設定画面に相当)を表示させる第1の表示ステップ
と、上記第1の表示ステップで表示された上記第1の設
定画面においてパラメータの選択後更にパラメータを選
択するための第2の設定画面(第4図の84の設定画面に
相当)を表示させる第2の表示ステップと、上記第2の
表示ステップで表示された上記第2の設定画面において
パラメータの選択後更にパラメータを選択するための第
3の設定画面(第4図の87の設定画面に相当)を表示さ
せる第3の表示ステップと、上記第2の表示ステップに
おいて表示された上記第2の設定画面をスキップさせる
指示(第4図のキー202を押すことに相当)が入力され
たか否かを判定させる第1の判定ステップと、上記第1
の判定ステップでスキップ指示が入力されていないと判
定されたときは上記第1〜第3の設定画面を、画像処理
モードの設定実行時に表示すべき設定画面としてメモリ
に登録させ、上記第1の判定ステップで上記スキップ指
示が入力されたと判定されたときは上記第1、第3の設
定画面を、画像処理モードの設定実行時に表示すべき設
定画面として、上記第2の設定画面を表示しない設定画
面としてメモリに登録する登録ステップと、上記登録ス
テップで登録された設定画面に従った画像処理モードの
設定を実行するモード(第3図のプログラムメモリキー
133〜136を押すことに相当)が選択された場合、上記登
録モードで上記第2の設定画面が表示しない設定画面と
して登録されていた場合、上記第1の設定画面を表示さ
せた後上記第2の設定画面を表示させることなく上記第
3の設定画面を表示させる(第6図の91の設定画面の後
に92の設定画面を飛ばして93の設定画面を表示すること
に相当)第4の表示ステップと、を有するものである。
また請求項2に係わる発明は、所望の画像処理モード
を対話形式により設定する画像処理装置における操作方
法において、画像処理モードを設定する際に順次表示さ
せるべき画像処理モードの設定画面を前もって登録する
登録モード(第4図に示すプログラムメモリ登録に相
当)が設定された場合に、登録対象とする手動選択され
た第1の画像処理モードに応じた第1の設定画面(第4
図の83の設定画面に相当)を表示させる第1の表示ステ
ップと、上記第1の表示ステップに引き続き、上記第1
の画像処理モードとは異なる、登録対象とする手動選択
された第2の画像処理モードに応じた第2の設定画面
(第4図の87の設定画面に相当)を表示させる第2の表
示ステップと、上記第1、第2の表示ステップで表示さ
れる第1、第2の設定画面を、その選択される順序で、
画像処理モードの設定実行時に順次表示させるように設
定画面表示プログラムとして登録させる登録ステップ
と、上記登録ステップで登録された設定画面表示プログ
ラムを実行することが指示されたこと(第3図のプログ
ラムメモリキー133〜136を押すことに相当)に応答し
て、上記第1の画像処理モードの選択操作をすることな
く自動的に上記第1の設定画面を表示させ(第3図のト
リミングキー119を押さなくても第6図の91の設定画面
を表示することに相当)、その設定画面でパラメータが
入力されたことに応答して、上記第2の画像処理モード
の選択操作を行うことなく自動的に上記第2の設定画面
を表示させる(第6図の91の設定画面の後に第3図のズ
ームキー109を押さなくても93の設定画面を表示するこ
とに相当)第3の表示ステップと、を有するものであ
る。
また、請求項3に係わる発明は、請求項1の発明にお
いて、上記登録ステップでは、各設定画面を識別する識
別情報(第10図に示す画面番号に相当)と各設定画面を
スキップするか否かを示すフラグ情報(第10図に示すス
キップフラグに相当)とを対応させて上記メモリに記憶
させるものである。
また、請求項4に係わる発明は、請求項1において、
上記登録モード中に、スキップ指示がなされていない設
定画面(第4図の83の設定画面と87の設定画面に相当)
で選択されたパラメータは仮のパラメータとして扱い上
記メモリに登録させないものである。
また、請求項5に係わる発明は、請求項2において、
上記登録ステップでは、登録対象とする画像処理モード
の設定画面を識別する識別情報(第10図に示す画面番号
に相当)を上記メモリに記憶させるものである。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明に係るデジタルカラー画像処理システ
ムの概略内部構成の一例を示す。本システムは、図示の
ように上部にデジタルカラー画像読み取り装置(以下、
カラーリーダと称する)1と、下部にデジタルカラー画
像プリント装置(以下、カラープリンタと称する)2と
を有する。このカラーリーダ1は、色分解手段とCCDの
様な光電変換素子とにより原稿のカラー画像情報をカラ
ー別に読取り、電気的なデジタル画像信号に変換する。
また、カラープリンタ2は、そのデジタル画像信号に応
じてカラー画像をカラー別に再現し、記録紙にデジタル
的なドツト形態で複数回転写して記録する電子写真方式
のレーザビームカラープリンタである。
まず、カラーリーダ1の概要を説明する。
3は原稿、4は原稿を載置するプラテンガラス、5は
ハロゲン露光ランプ10により露光走査された原稿からの
反射光像を集光し、等倍型フルカラーセンサ6に結像さ
せる為のロツドアレイレンズであり、5,6,7,10が原稿走
査ユニツト11として一体となって矢印A1方向に露光走査
する。露光走査しながら1ライン毎に読み取られたカラ
ー色分解画像信号は、センサー出力信号増巾回路7によ
り所定電圧に増巾されたのち信号線501によりビデオ処
理ユニツト12に入力され信号処理される。詳細は省略す
る。501は信号の忠実な伝送を保障するための同軸ケー
ブルである。502は等倍型フルカラーセンサ6の駆動パ
ルスを供給する信号線であり、必要な駆動パルスはビデ
オ処理ユニツト12内で全て生成される。8,9は画像信号
の白レベル補正,黒レベル補正のため白色板及び黒色板
であり、ハロゲン露光ランプ10で照射する事によりそれ
ぞれ所定の濃度の信号レベルを得る事ができる。13はマ
イクロコンピユータを有するコントロールユニツトであ
り、これはバス508により操作パネル20における表示,
キー入力制御及びビデオ処理ユニツト12の制御、ポジシ
ヨンセンサS1,S2により原稿走査ユニツト11の位置を信
号線509,510を介して検出、更に信号線503により走査体
11を移動させる為のステツピングモータ14をパルス駆動
するステツピングモータ駆動回路制御、信号線504を介
して露光ランプドライバーによるハロゲン露光ランプ10
のON/OFF制御、光量制御、信号線505を介してのデジタ
イザー16及び内部キー,表示部の制御等カラーリーダー
部1の全ての制御を行っている。原稿露光走査時に前述
した露光走査ユニツト11によって読み取られたカラー画
像信号は、増巾回路7,信号線501を介してビデオ処理ユ
ニツト12に入力され、種々の処理を施され、インターフ
エース回路56を介してプリンター部2に送出される。
次に、カラープリンタ2の概要を説明する。711はス
キヤナであり、カラーリーダー1からの画像信号を光信
号に変換するレーザ出力部、多面体(例えば8面体)の
ポリゴンミラー712、このミラー712を回転させるモータ
(不図示)およびf/θレンズ(結像レンズ)713等を有
する。714はレーザ光の光路を変更する反射ミラー、715
は感光ドラムである。レーザ出力部から出射したレーザ
光はポリゴンミラー712で反射され、レンズ713およびミ
ラー714を通って感光ドラム715の面を線状に走査(ラス
タースキヤン)し、原稿画像に対応した潜像を形成す
る。
また、717は一時帯電器、718は全面露光ランプ、723
は転写されなかった残留トナーを回収するクリーナ部、
724は転写前帯電器であり、これらの部材は感光ドラム7
15の周囲に配設されている。
726はレーザ露光によって感光ドラム715の表面に形成
された静電潜像を現像する現像器ユニツトであり、731
Y,731M,731C,731Bkは感光ドラム715と接して直接現像を
行う現像スリーブ、730Y,730M,730C,730Bkは予備トナー
を保持しておくトナーホツパー、732は現像剤の移送を
行うスクリユーであって、これらのスリーブ731Y〜731B
k、トナーホツパー730Y〜730Bkおよびスクリユー732に
より現像器ユニツト726が構成され、これらの部材は現
像器ユニツトの回転軸Pの周囲に配設されている。例え
ば、イエローのトナー像を形成する時は、本図の位置で
イエロートナー現像を行い、マゼンタのトナー像を形成
する時は、現像器ユニツト726を図の軸Pを中心に回転
して、感光体715に接する位置にマゼンタ現像器内の現
像スリーブ731Mを配設させる。シアン、ブラツクの現像
も同様に動作する。
また、716は感光ドラム715上に形成されたトナー像を
用紙に転写する転写ドラムであり、719は転写ドラム716
の移動位置を検出するためのアクチユエータ板、720は
このアクチユエータ板719と近接することにより転写ド
ラム716がホームポジシヨン位置に移動したのを検出す
るポジシヨンセンサ、725は転写ドラムクリーナー、727
は紙押えローラ、728は除電器および729は転写帯電器で
あり、これらの部材719,720,725,727,729は転写ローラ7
16の周囲に配設されている。
一方、735,736は用紙(紙葉体)を収納する給紙カセ
ツト、737,738はカセツト735,736から用紙を給紙する給
紙ローラ、739,740,741は給紙および搬送のタイミング
をとるタイミングローラであり、これらを経由して給紙
搬送された用紙は紙ガイド749に導からて先端を後述の
グリツパに担持されながら転写ドラム716に巻き付き、
像形成過程に移行する。
又550はドラム回転モータであり、感光ドラム715と転
写ドラム716を同期回転する。750は像形成過程が終了
後、用紙を回転ドラム716から取りはずす剥離爪,742は
取はずされた用紙を搬送する搬送ベルト、743は搬送ベ
ルト742で搬送されて来た用紙を定着する画像定着部で
あり、画像定着部743は一対の熱圧力ローラ744及び745
を有する。
まず、第2図に従って、本発明にかかるリーダ部のコ
ントロール部13を説明する。
(コントロール部) コントロール部はマイクロコンピユータであるCPU22
を含み、ビデオ信号処理制御、露光及び走査のためのラ
ンプドライバー21,ステツピングモータドライバー15,デ
ジタイダー16,操作パネル20の制御をそれぞれ信号線508
(バス),504,503,505等を介して所望の複写を得るべく
プログラムROM23,RAM24,RAM25に従って有機的に制御す
る。尚、ROM23には後述のタツチパネルデイスプレイに
表示される操作画面も格納されている。RAM25は電池31
により不揮発性は保障されている。505はCPU22とデジタ
イザー16との間でシリアル通信を行うための信号線であ
る。信号線503はモータドライバ15に対しCPU22より操作
速度,距離,往動,復動等の指示を行うう信号線であ
り、モータドライバ15にCPU22からの指示によりステツ
ピングモータ14に対し、所定のパネルを入力し、モータ
回転動作を与える。シリアルI/F29,30は例えばインテル
社8251の様なシリアルI/F用LSI等で実現される一般的な
ものであり、図示していないがデジタイザー16,モータ
ドライバ15にも同様の回路を有している。
又、S1,S2は原稿露光走査ユニツト(第1図11)の位
置検出のためのセンサであり、S1でホームポジシヨン位
置であり、この場所において画像信号の白レベル補正が
行われる。S2は画像先端に原稿露光走査ユニツトがある
事を検出するセンサであり、この位置は原稿の基準の位
置となる。
第3図は操作部20の外観図である。101はテンキー
で、コピー枚数,モード設定時の数値の入力に用いられ
る。102はクリア/ストツプキーで、コピー枚数を1に
戻したり、コピー動作を中断させるときに使用する。10
3はコピースタートキー、104はコピーモードを予じめ決
められている標準モードに戻すためのリセツトキー、10
5は原稿サイズ自動認識機能を設定又は解除するための
キー、106は画像を用紙の中央にコピーするセンタ移動
モードを設定又は解除するためのキー、107はタツチパ
ネルデイスプレイで、倍率,用紙サイズ,コピー枚数、
濃度等を表示したり、コピーモードを設定するために必
要な画面を順次表示し、表示されたキーの部分を押す
と、その座標が取り込まれモード設定される。108は各
種コピーモードを設定するためのキー群である。109は
ズーム倍率キーで、無段階の倍率を設定するときに使用
する。110はズームプログラムキーで、原稿サイズとコ
ピーサイズを入力し、変倍率を設定する。111は複数枚
の用紙に分割して変倍複写するための拡大連写キー、11
2は第1の原稿の指定した領域に第2の原稿の指定した
領域の画像をはめ込んで合成するためのはめ込み合成キ
ー、113は原稿指定領域に文字を合成するための文字合
成キー、114はカラーバランスを調整するためのカラー
バランスキー、115は色指定ネガ・ポジ反転等のカラー
モードを設定するためのカラーモードキー、116は任意
のカラーモードを設定するためのユーザーズカラーキ
ー、117は画像を指定した色で塗りつぶすペイントモー
ドを設定するためのペイントキー、118は原稿の指定し
た色の部分を指定した別の色に変換してコピーするため
の色変換キーである。119は原稿の指定したエリアの画
像を抽出するためのトリミングキー、120は原稿の指定
したエリアの画像をマスクするためのマスキングキー、
121は原稿の指定したエリアとその他の部分とで処理を
変えてコピーするための部分処理キーである。122は原
稿にテクスチヤーイメージを合成してコピーするための
テクスチヤーキー、123は原稿画像にモザイク処理をす
るためのモザイクキー、124は画像のエツジの部分の鮮
明度を調整するためのシヤープネスキー、125は一枚の
コピー用紙に同じ画像を繰り返して出力するためのイメ
ージリピートキー、126は画像を斜体にしてコピーする
ための斜体キー、127は鏡像を作成するための鏡像キ
ー、128は画像の輪郭のみを抽出するための輪郭キーで
ある。129は画像をシフトさせる移動キー、130は原稿の
半分づつを連続してコピーするためのページ連写キー、
131は後述のプログラムメモリに処理手順を登録した
り、特殊モードを設定するためのアスタリスクキー、13
2は3回前までの実行したコピーモードを呼び出すため
のコールキーである。133〜136は登録された、コピーモ
ードを設定するための手順の画面を呼出すためのプログ
ラムメモリキー、137〜140は登録されたコピーモードを
呼出すためのモードメモリキーである。
次に本発明の特徴であるプログラムメモリ登録につい
て説明する。プログラムメモリ登録とはモードメモリ登
録とは異なり、モード設定に関わる操作の手順(設定画
面の表示順序)を記憶し、それを再現するためのメモリ
機能である。必要なモードを連結したり、不要な操作画
面を飛びこえての設定が可能である。これに対し、モー
ドメモリは操作手順ではなく、設定されたコピーモード
を記憶するものである。従ってプログラムメモリ登録で
は、特定の画像処理を行う際、エリアや倍率、色等のパ
ラメータを色々変えて反復して同じ機能を使用してコピ
ーする場合に便利である。
以下、プログラムメモリへの登録例として原稿のある
領域の画像を変倍し、イメージリピートモードでコピー
する手順を第4図を用いて説明する。
プログラムメモリ登録はアスタリスクモードとして設
定されているので、まず、操作部20上のアスタリスクキ
ー131を押し、タツチパネルデイスプレイ107に第4図に
示す80の画面を表示させ、タツチキー200を押し、プロ
グラムメモリ登録のモードを選択する。すると81の画面
が表示され、登録する番号キーを選択する。このとき、
既にプログラムが登録されているキーは反転表示になっ
ている。尚、本実施例では4つのプログラムが登録でき
る。ここではP1のキーに登録するためにタツチキー201
を押す。すると82の標準画面が表示される。プログラム
メモリ登録モード時においては、通常のモードでは例え
ば第5図の画面300は画面301の様に表示される。同図に
おいて、302はスキツプキーで、現在表示されている画
面を飛ばしたいときに最初に押すものである。303はク
リアキーで、プログラムの登録途中で、今までの登録を
キヤンセルし、最初に戻って登録し直すときに押すもの
である。304はエンドキーで、プログラム登録の終了時
に押し、作成されたプログラムが最初に選択した番号キ
ーに対応するメモリに登録されるとともに、標準画面に
戻る。
82の標準画面が表示されている状態で、まず、トリミ
ングモードの設定画面を表示させるために操作部20のト
リミングキー119を押し、83の画面が表示される。この
画面は必要なのでデジタイザー16で仮のエリアを指定す
る。尚、この仮エリアのデータは登録されないようにな
っている。仮エリアを指定すると84の画面が表示される
が、エリア指定が1つのみの場合は84の画面は不要なの
でタツチキー202を押して、84の画面をスキツプするこ
とを指定する。するとタツチキー202が反転表示に変わ
り85の画面になる。そして終了キー203を押して、86の
標準画面にする。
次にズーム倍率の設定画面を表示させるために操作部
のズームキー109を押し、87の画面を表示させる。尚、
画面85で終了キーを押さずに直接ズームキー109を押し
て、標準画面を飛ばして、87の画面を表示させても良
い。倍率を入力する画面は必要なので終了キー204を押
す。尚、このとき倍率を指定しても記憶されない様にな
っている。終了キー204を押すと88の標準画面が表示さ
れるが、前述した様に、終了キー204を押さずに直接、
次の操作部のモード設定キーを押して、設定画面を表示
させることもできる。
次に、イメージリピートの設定画面を表示させるため
に、操作部のイメージリピートキー125を押し、89の画
面を表示させる。そしてエンドキー205を押すと上記の
設定画面のプログラムが番号キーP1に対応したメモリに
記憶され、登録を終了する。
以上の手順で登録したプログラムを呼出すには操作部
のプログラムメモリキー133を押す。すると例えば90の
標準画面から91のエリアを入力する画面が表示される。
ここでデジタイザーを用いてエリアの2点を入力する
と、93の倍率を入力する画面が表示される。尚、プログ
ラムメモリ登録の画面85でスキツプキー202を押さなか
った場合は、92の画面が表示されて、クリアキー206に
より入力したエリアの修正が可能となる。更にエリアの
追加もできる。終了キー207を押すと93の画面が表示さ
れる。ここでタツチキー208〜210を用いて倍率を入力
し、終了キー211を押すと、標準画面がスキツプされて
イメージリピートの回数を入力する画面が表示される。
ここで、タツチキー212〜214を用いて回数を入力し、終
了キー215を押すとプログラムされた操作手順を終了
し、標準画面を表示する。
尚、プログラムされた操作手順が終了するまで、他の
モードキーの入力は無効となり、登録された通りの操作
が行える。
画面93において、タツチキー208は倍率を小さくする
ためのキー、210は倍率を大きくするためのキー、209は
画像サイズと用紙サイズから適正倍率を設定するキーで
ある。また、画面94において212はリピート回数を小さ
くするためのキー、214はリピート回数を大きくするた
めのキー、213は画像サイズと用紙サイズと倍率から適
正リピート回数を設定するキーである。尚、94の画面で
はイメージリピートを行う様に設定したものである。
第7図に、画面94で設定されたモードのコピー例を示
す。(a)は原稿、(b)はコピー後の画像、220は指
定エリアである。
次に、プログラムメモリ登録及び呼出しのアルゴリズ
ムを第8図〜第10図を用いて説明する。
第8図はプログラムメモリ登録の処理動作を示すフロ
ーチヤートである。まず、操作部20上のキーやタツチパ
ネルデイスプレイ107の操作により、画面めくり(表示
画面の変更)が有るか否かを判断する(ステツプS1)。
画面めくりがあれば、前の画面でスキツプキーが押され
たか否かを判断し(ステツプS2)、押されていれば前画
面に対するスキツプフラグをRAM25の記録テーブルにセ
ツトする(スキツプS3)。尚、標準画面は自動的にスキ
ツプフラグがセツトされる様になっている。そして画面
めくり後の新画面の番号(各画面固有の番号)を順番に
記録テーブルに書き込む(ステツプS4)。このステツプ
S3,S4の処理により、表示すべき画面とスキツプする画
面が記憶される。そして、クリアキーが押されたか否か
を判断し(ステツプS5)、押されていれば、記録テーブ
ルに書き込んだデータを全てクリアし(ステツプS6)、
再び新しい登録を行うべく、ステツプS1へ戻る。クリア
キーが押されていなければエンドキーが押されたか否か
を判断し(ステツプS7)、押されていなければ、次の画
面の設定待ちのためステツプS1に戻り、エンドキーが押
されていれば登録を終了する。
第10図に記録テーブルのフオーマツトを示す。即ち、
各プログラムメモリキーに対応して、それぞれ、画面番
号を格納するエリアと、その画面番号の画面に対するス
キツプフラグの状態を格納するエリアが設けられる。こ
れらのデータ(プログラム)は装置の電源を切っても電
池によりバツクアツプされているので、同じプログラム
メモリに新しいプログラムを登録するまで以前のプログ
ラムは保持されている。
尚、画面番号の代わりに、各モード固有の番号を格納
しても良い。
第9図は登録された操作プログラムを呼出したときの
処理を示すフローチヤートである。まず、プログラムメ
モリキーが押されると対応する記録テーブルを参照し、
次の設定画面の番号を読み取り、RAM24へセツトする
(ステツプS11)。そして、その画面のスキツプフラグ
が1か否かを判断し(ステツプS12)、1であれば次の
画面があるか判断し(ステツプS13)、次画面がなけれ
ばプログラムメモリの呼出しを終了する。次画面があれ
ば、ステツプS11に戻り、スキツプフラグが0の画面が
得られるまで繰り返す。
そして、スキツプフラグが0の画面がそのプログラム
の中で最初のものであればデイスプレイ107に表示する
(S14,15)。2番目以降であれば、エリアや倍率等の入
力或いはモード指定等による画面めくりの指示が有るか
否かを判断し(ステツプS16)、次に表示される画面の
番号がRAM24にセツトした画面番号と一致するか否かを
判断する。一致した場合、即ちプログラムされた操作画
面通りの入力により画面めくりを行なう場合は、新しい
設定画面を表示し(ステツプS18)、ステツプS11へ戻
り、以上の処理を繰り返す。ステツプS17において、一
致しなかった場合、即ち、プログラムされた操作画面と
異なる入力をした場合は、リカバリー処理を行い(ステ
ツプS19)、ステツプS11へ戻る。リカバリー処理とは、
プログラム登録された操作画面と異なる入力した場合、
プログラムから一時的に離れて、指定された操作画面を
表示し、その画面による入力が終了した後、再びプログ
ラムに復帰するための処理である。但し、指定された操
作画面が、本来プログラム通りに表示される画面の代わ
りであると見なし、プログラム復帰後、次の操作画面か
ら表示する。即ち、ステツプS20において、指示された
画面を表示し、その画面に基づく入力操作が終了すると
(ステツプS21)、再びプログラムメモリに戻り、記録
テーブルを参照して次の画面番号をRAM24にセツトする
(ステツプS22)。スキツプフラグが1でなければ新し
い画面を表示し(ステツプS25)、リカバリー処理を終
了する。
例としては、画面91において「非矩形」キーを押した
場合、別の画面に変わり、長円、R矩形(矩形の角が円
くなったもの)、円、フリーという様なエリアの指定が
可能となり、各エリア指定の画面でエリアを入力した後
は、画面91には戻らず、画面93が表示される。
以上の処理により、所望のモードを設定するのに必要
な画面だけを連続的に表示させることができ、入力操作
が容易かつ迅速になる。
また、第11図を用いて標準画面の説明をしておく。30
1は等倍は選択するための等倍キー、302はオート用紙選
択キーで、原稿サイズと倍率から自動的に最適サイズの
用紙を選択するときに使用する。303はコピー濃度を薄
くするための濃度ダウンキー、304はコピー濃度を濃く
するための濃度アツプキー、305は定形変倍の縮小(50,
70,81,86%)を選択するための縮小キー、306は定形変
倍の拡大(115,122,141,200,400%)を選択するための
拡大キー、307はカセツト選択キー、308はコピー枚数表
示、309はコピー濃度表示である。310は現在のカラーモ
ードを表わす表示で、図の「ACS」とはカラー原稿であ
ればカラーコピーし、黒原稿であれば黒一色でコピーす
るモードを示している。他に、イエロー,マゼンタ,シ
アン,ブラツクの4つのトナーを用いてフルカラーコピ
ーをする4色フルカラーモード、イエロー,マゼンタ,
シアンの3つのトナーを用いてフルカラーコピーをする
3色フルカラーモード,モノカラーモードである。尚、
310の表示は、標準画面以外では倍率、用紙サイズ、濃
度、コピー枚数も合せて表示される(例えば第4図8
0)。
〔効果〕
以上説明した様に本発明によれば、複数の設定画面を
経て画像処理モードを設定する場合でも、表示させる必
要のない設定画面と表示させる必要のある設定画面とを
登録モードにおいて登録しておくことにより、画像処理
モードの設定実行時にパラメータをその都度入力したい
設定画面を順番に表示でき、パラメータを入力操作を省
略したい設定画面を表示しないようにできるので、操作
性を向上させることができる。
また、本発明によれば、独立した異なる複数の画像処
理モードを設定する都度パラメータを変更して画像処理
を行う場合に、予め、複数の画像処理モードの設定画面
の表示順序を登録モードにおいて登録しておくことによ
り、画像処理モードの設定実行時に自動的に、複数の画
像処理モードの設定画面がそれぞれ順番に表示されるの
で、各画面処理モードの設定画面を表示させる操作をそ
の都度行う必要がなく、直ちにパラメータを入力でき、
操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用できる画像処理装置を示す図、 第2図は第1図の画像処理装置の構成を示すブロツク
図、 第3図は操作部の外観図、 第4図はプログラムメモリ登録を説明するための図、 第5図は通常操作時とプログラムメモリ登録時の表示画
面を示す図、 第6図はプログラムメモリ呼出しを説明するための図。 第7図はコピー例を示す図、 第8図はプログラムメモリ登録の処理を示すフローチヤ
ート、 第9図はプログラムメモリ呼出しの処理を示すフローチ
ヤート、 第10図はプログラムメモリのテーブルを示す図、 第11図は表示部の標準画面を示す図である。 20は操作部、107はタツチパネルデイスプレイ、108はモ
ードキー群、133〜136はプログラムメモリキー、
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−276069(JP,A) 特開 昭63−128373(JP,A) 特開 昭64−82051(JP,A) 特開 昭64−2073(JP,A) 特開 昭62−3260(JP,A) 特開 昭54−44542(JP,A) 特開 昭62−138785(JP,A) 特開 昭63−231366(JP,A) 特開 昭58−116548(JP,A) 特開 平1−118154(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 - 540

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望の画像処理モードを対話形式により設
    定する画像処理装置における操作方法において、 画像処理モードの設定実行時に表示させるべき画像処理
    モードの設定画面を登録する登録モードが設定された場
    合に、画像処理モードのパラメータを選択するための第
    1の設定画面を表示させる第1の表示ステップと、 上記第1の表示ステップで表示された上記第1の設定画
    面においてパラメータの選択後更にパラメータを選択す
    るための第2の設定画面を表示させる第2の表示ステッ
    プと、 上記第2の表示ステップで表示された上記第2の設定画
    面においてパラメータの選択後更にパラメータを選択す
    るための第3の設定画面を表示させる第3の表示ステッ
    プと、 上記第2の表示ステップにおいて表示された上記第2の
    設定画面をスキップさせる指示が入力されたか否かを判
    定させる第1の判定ステップと、 上記第1の判定ステップでスキップ指示が入力されてい
    ないと判定されたときは上記第1〜第3の設定画面を、
    画像処理モードの設定実行時に表示すべき設定画面とし
    てメモリに登録させ、上記第1の判定ステップで上記ス
    キップ指示が入力されたと判定されたときは上記第1、
    第3の設定画面を、画像処理モードの設定実行時に表示
    すべき設定画面として、上記第2の設定画面を表示しな
    い設定画面としてメモリに登録する登録ステップと、 上記登録ステップで登録された設定画面に従った画像処
    理モードの設定を実行するモードが選択された場合、上
    記登録モードで上記第2の設定画面が表示しない設定画
    面として登録されていた場合、上記第1の設定画面を表
    示させた後上記第2の設定画面を表示させることなく上
    記第3の設定画面を表示させる第4の表示ステップと、 を有することを特徴とする画像処理装置における操作方
    法。
  2. 【請求項2】所望の画像処理モードを対話形式により設
    定する画像処理装置における操作方法において、 画像処理モードを設定する際に順次表示させるべき画像
    処理モードの設定画面を前もって登録する登録モードが
    設定された場合に、登録対象とする手動選択された第1
    の画像処理モードに応じた第1の設定画面を表示させる
    第1の表示ステップと、 上記第1の表示ステップに引き続き、上記第1の画像処
    理モードとは異なる、登録対象とする手動選択された第
    2の画像処理モードに応じた第2の設定画面を表示させ
    る第2の表示ステップと、 上記第1、第2の表示ステップで表示される第1、第2
    の設定画面を、その選択される順序で、画像処理モード
    の設定実行時に順次表示させるように設定画面表示プロ
    グラムとして登録させる登録ステップと、 上記登録ステップで登録された設定画面表示プログラム
    を実行することが指示されたことに応答して、上記第1
    の画像処理モードの選択操作をすることなく自動的に上
    記第1の設定画面を表示させ、その設定画面でパラメー
    タが入力されたことに応答して、上記第2の画像処理モ
    ードの選択操作を行うことなく自動的に上記第2の設定
    画面を表示させる第3の表示ステップと、 を有することを特徴とする画像処理装置における操作方
    法。
  3. 【請求項3】上記登録ステップでは、各設定画面を識別
    する識別情報と各設定画面をスキップするか否かを示す
    フラグ情報とを対応させて上記メモリに記憶させること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置における操作
    方法。
  4. 【請求項4】上記登録モード中に、スキップ指示がなさ
    れていない設定画面で選択されたパラメータは仮のパラ
    メータとして扱い上記メモリに登録させないことを特徴
    とする請求項1記載の画像処理装置における操作方法。
  5. 【請求項5】上記登録ステップでは、登録対象とする画
    像処理モードの設定画面を識別する識別情報を上記メモ
    リに記憶させることを特徴とする請求項2記載の画像処
    理装置における操作方法。
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