JP3039194U - コンクリートミキサー車における油圧モータ駆動によるホッパ被覆装置 - Google Patents

コンクリートミキサー車における油圧モータ駆動によるホッパ被覆装置

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JP3039194U
JP3039194U JP1996011374U JP1137496U JP3039194U JP 3039194 U JP3039194 U JP 3039194U JP 1996011374 U JP1996011374 U JP 1996011374U JP 1137496 U JP1137496 U JP 1137496U JP 3039194 U JP3039194 U JP 3039194U
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hopper
hydraulic motor
concrete mixer
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弘文 菊地
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中友商事株式会社
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリートミキサー車における、ホッパ開
口部を被覆するホッパ被覆装置において、コンクリート
ミキサー車に装備されているドラム回転用、及び荷卸し
シュート起倒用油圧ポンプからの油圧を利用し被覆蓋の
開閉を行うホッパ被覆装置の提供。 【解決手段】 コンクリートミキサー車において、ホッ
パ開口部を覆うホッパ被覆蓋1の開閉を自動的に行うホ
ッパ被覆装置において、回動軸4の軸心方向一方側はホ
ッパ12を支持するフレームの所定位置に脱着可能な軸
受け架台11bに回動自在に軸装され、回動軸4の軸心
方向他方側は油圧モータ4と連結され、前記油圧モータ
5は、ホッパ12を支持するフレームの所定位置に脱着
可能な油圧モータ受け架台11aに搭載され、運転室内
の所定位置に配設された操作スイッチ13a及び外部ド
ラム回転操作レバー近傍の所定位置に配設された操作ス
イッチ13bによって、前記ホッパ被覆蓋1の開閉操作
を行うホッパ被覆装置の提供をするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンクリートミキサー車の生コンクリート受入ホッパ開口部を被覆 し、ドラム内への異物の混入を防止する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近では平成8年度レディミクストコンクリートJIS改正にともない、生コ ンクリートを全量排出した後のドラム内洗浄を付着モルタル安定剤希釈溶液で行 い、ドラム内部に付着したモルタルをスラリー化し、翌日の再利用が可能となっ た。しかしながら、再利用するためには翌日まで、雨水等が混入しないように規 定されており、戸外でのスラリー状モルタルの保管に関しては、ホッパ開口部の 被覆が必須条件となり、以前にもましてホッパ開口部の被覆が重要となっている 。従って、この被覆作業をビニールシート等で行う場合など、ホッパ上に登って の作業となり非常に危険をともなうものであり、ホッパ被覆の自動化が求められ ている。
【0003】 一般にコンクリートミキサー車においては、車輌のエンジンより動力を取り出 し、油圧ポンプ・モータによりドラムを回転させ、ドラムの回転を正転にするこ とにより生コンクリートの投入、混練および運搬時の攪拌を行う一方、ドラムを 逆転することにより生コンクリートの排出を行うようにしてあることは周知の通 りである。従って、コンクリートミキサー車には通常、油圧ポンプが装備されて いるものである。この他、最近では生コンクリートを排出するシュート本体を上 下に起倒させる起倒装置(以下、油圧シュートという。)を装備する車輌も増え てきている。このため、ホッパ被覆の動力を前記説明による油圧ポンプから取り 出し、被覆蓋の開閉を行うことができないか要望されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記説明により本考案が解決しようとする課題は、生コン受入ホッパ開口部を 被覆をする装置において、前記被覆蓋の開閉を、コンクリートミキサー車に搭載 されているドラム回転用、及び生コン荷卸シュート起倒用油圧ポンプから取り出 し、油圧によって行う装置の提供。
【0005】
【課題を解決するための手段】
コンクリートミキサー車におけるホッパ開口部を覆う被覆蓋の開閉を自動的に 行うホッパ被覆装置において、回動軸4の軸心方向一方側はホッパを支持するフ レームの所定位置に脱着可能な軸受け架台11bによって回動自在に軸装され、 前記回動軸4の軸心方向他方側は油圧モータ5と連結され、前記油圧モータ5は ホッパ12を支持するフレームの所定位置に脱着可能な油圧モータ受け架台11 aに搭載され、前記油圧モータ5の駆動は、前記コンクリートミキサー車に装備 されているドラム回転用油圧ポンプ2a、及びシュートを起倒させる起倒装置用 油圧ポンプ2bから取り出すことで目的が達成できる。
【0006】
【実施例】
本考案による装置を1実施例に基づき具体的に説明すると、図1は本装置の全 体的構成を示す説明図である。図2は本装置稼動部の詳細を示す斜視図である。 図1、図2に示すように、コンクリートミキサー車(以下、ミキサー車という。 )において、ホッパ12を支持するフレームの一方側ドラムよりに油圧モータ受 け架台11aが、脱着が容易に出来るようにボルト、ナットで取付けられている 。ホッパ12を支持するフレームの他方側ドラムよりには軸受け架台11bが、 脱着が容易に出来るようにボルト、ナットで取付けられている。前記油圧モータ 受け架台11aには油圧モータ5が配設されている。回動軸4の軸心方向一方側 にはフランジ16bが設けられ、油圧モータ5連結されている。又、前記回動軸 4の他方側は軸受け架台11bの所定位置に付設されている軸受け14によって 回動自在に軸装されている。
【0007】 次にホッパ被覆蓋1の取付状態について説明する。図3は回動軸4とホッパ被 覆蓋1の係合状態を示す平面図である。図4は図3におけるAA断面図である。 図3、図4で示すようにように連動部材3は二枚の板の各々長辺が垂直に結合さ れたもの(俗称アングル)である。前記回動軸4は前記連動部材3の一方長辺側 内面に沿いボルト、ナットで係合されている。他方側長辺外面にはホッパ被覆蓋 1の直線部分が裏あて板14に挟まれるようにボルト、ナットで係合されている 。従って、回動軸4を正、逆回転させることで被覆蓋1の開閉が行われる。
【0008】 ここで、油圧モータ5を駆動させる機構について説明すると、図8はコンクリ ートミキサー車に装備されているドラム回転用油圧ユニットの説明図である。図 のようにコンクリートミキサー車には油圧ポンプ2aが装備されている。この油 圧ポンプ2aには送油管6aと戻り油管6bの2本の管が配管されている。この 2本の管にそれぞれT字型ソケットを設け、ドラム回転用とは別に油圧回路を取 り出す。この別に取り出された油圧回路に電磁弁7、方向制御弁8、流量制御弁 9、リリーフ弁10を設け、これらを介して油圧モータ5に送油し、回動させホ ッパ被覆蓋1の開閉を行う。
【0009】 ここで、油圧モータ5の回動停止の機構について説明する。図5は油圧モータ 5の回動停止機構を示す説明図である。図6は被覆蓋開閉状態を示す油圧モータ 側停止部側面図である。前記油圧モータ5に所要の負荷がかかったとき、リリー フ弁10が油圧の圧力上昇を関知し駆動停止するものである。図5、図6に示す ように、回動軸4は一方側端部にフランジ16bが設けられている。前記フラン ジ16bと油圧モータ5のフランジ16aはボルト、ナットにより連結されるも のである。この時、油圧モータ側フランジ16aには停止部材17aが取り付け られている。又、減速機付きモータ受け架台11a上には、前記停止部材16a を受け止める位置が調整可能なように受け部18aが設けられている。図7は被 覆蓋開閉状態を示す図5におけるAA断面図である。図5、図7から、回動軸4 の他方側端部には前記回動軸と連動可能に停止部材17bが設けられ、前記回動 軸4の軸受けをする軸受け架台11b上には停止部材17bを受け止め位置調整 可能なように受け部18bが設けられている。この両者の受け止め位置を一致さ せることにより、油圧モータ5に負荷がかかり、油圧力の上昇をリリーフ弁10 が感知し、油圧モータ5の駆動が停止する。尚、前記被覆蓋1の閉回転の停止は 前記被覆蓋1がホッパ6との接触により負荷がかかり、停止する。
【0009】 以上、ドラム回転用ポンプから油圧を取り出す手段について説明したが、油圧 シュート用油圧ポンプから取り出す手段についても、上記説明同様に行うことが 出来る。
【0010】
【考案の効果】
以上のように本考案装置を使用することにより、新たに油圧ポンプを装備する 事なく簡単に油圧を引き出す事ができ、ホッパ被覆蓋の開閉がホッパ上に登るこ となく運転席から簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体的構成を示す説明図
【図2】本装置稼動部の詳細を示す斜視図
【図3】回動軸4と被覆蓋1の係合状態を示す平面図
【図4】図3におけるAA断面図
【図5】停止部材17a、17bの取付状態を示す平面
【図6】a 被覆蓋閉状態を示すモータ側停止部側面図 b 被覆蓋開状態を示すモータ側停止部側面図
【図7】a 被覆蓋閉状態を示す図5におけるAA断面
図 b 被覆蓋開状態を示す図5におけるAA断面図
【図8】コンクリートミキサー車に装備されているドラ
ム回転用油圧回路の説明図である。
【符号の説明】
1 ホッパ被覆蓋 2a 油圧ポンプ 2b 油圧ポンプ 3 連動部材 4 回動軸 5 油圧モータ 6a 送油管 6b 戻り油管 7 電磁弁 8 方向制御弁 9 流量制御弁 10 リリーフ弁 11a 油圧モータ受け架台 11b 軸受け架 12 ホッパ 13a 操作スイッチ 13b 操作スイッチ 14 軸受け 15 裏あて板 16a フランジ 16b フランジ 17a 停止部材 17b 停止部材 18a 受け部 18b 受け部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年2月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートミキサー車におけるホッパ
    開口部を覆う被覆蓋の開閉を自動的に行うホッパ被覆装
    置において、回動軸4の軸心方向一方側はホッパ12を
    支持するフレームの所定位置に脱着可能な軸受け架台1
    1bによって回動自在に軸装され、前記回動軸4の軸心
    方向他方側は油圧モータ5と連結され、前記油圧モータ
    5はホッパ12を支持するフレームの所定位置に脱着可
    能な油圧モータ受け架台11aに搭載され、前記油圧モ
    ータ5の駆動は、前記コンクリートミキサー車に装備さ
    れているドラム回転用油圧ポンプ2aから取り出し、電
    磁弁7、方向制御弁8、流量制御弁9、リリーフ弁10
    を介して行うことを特徴とするコンクリートミキサー車
    における油圧モータ駆動によるホッパ被覆装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、油圧モータ5の駆動
    をコンクリートミキサー車に付設されたシュートを上下
    に起倒させる起倒装置用油圧ポンプ2bから取り出すこ
    とを特徴とする請求項1のコンクリートミキサー車にお
    ける油圧モータ駆動によるホッパ被覆装置。
JP1996011374U 1996-11-08 1996-11-08 コンクリートミキサー車における油圧モータ駆動によるホッパ被覆装置 Expired - Lifetime JP3039194U (ja)

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