JP3029109U - コンクリートミキサー車における減速機付きモータ駆動によるホッパ被覆装置 - Google Patents

コンクリートミキサー車における減速機付きモータ駆動によるホッパ被覆装置

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JP3029109U
JP3029109U JP1996001915U JP191596U JP3029109U JP 3029109 U JP3029109 U JP 3029109U JP 1996001915 U JP1996001915 U JP 1996001915U JP 191596 U JP191596 U JP 191596U JP 3029109 U JP3029109 U JP 3029109U
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hopper
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concrete mixer
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弘文 菊地
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中友商事株式会社
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリートミキサー車において、ホッパ開
口部の被覆蓋の開閉を運転者が運転席から、車を降りず
に行い、雨水等のドラム内への混入を防ぎ水セメント比
の変化を防止するとともに、運転者への体力的負担と危
険性のない安全な作業の提供。 【解決手段】 コンクリートミキサー車において、ホッ
パ開口部を覆うホッパ被覆蓋1は、連動部材2を介して
回動軸3と係合され、前記回動軸3はその一方側が、ホ
ッパを支持するフレームの所定位置に脱着可能な軸受け
架台5bによって軸支され、回動軸3の他方側は減速機
付きモータ4と連結され、前記減速機付きモータ4は、
ホッパを支持するフレームの所定位置に脱着可能なモー
タ受け架台5aに搭載され、運転室内の所定位置に配設
された操作スイッチ7a及び外部ドラム回転操作レバー
近傍の所定位置に配設された操作スイッチ7bによっ
て、前記ホッパ被覆蓋1の開閉操作を行うホッパ被覆装
置の提供をするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンクリートミキサー車の生コンクリート受入ホッパ開口部を被覆 し、ドラム内への異物の混入を防止する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からコンクリートミキサー車のドラムに積載される生コンクリート(以下 、生コンという。)は水、セメント、骨材を混練し、圧縮強度に応じる水セメン ト比が定められているものであるが、雨風雪などの悪天候の際に生コン積込みホ ッパを開口した状態で運搬すると、上記の外因、主として雨水等がドラム内に混 入し前記水セメント比が変化し、コンクリート強度に悪影響を及ぼすものである 。このため、悪天候の際の生コン運搬時には、生コン積込み後、オペレータが布 やビニールシートで積込みホッパを被覆して運搬しなければならなかった。この 作業は生コン積込み毎に要するので手間がかかるばかりでなく、地上から3.5 m以上の高所での作業となり昇降は非常に危険であった。又、平成8年度JIS 改正にともない、生コン排出後のドラム内洗浄を付着モルタル安定剤で行い、ド ラム内部に付着したモルタルをスラリー化し、翌日の再利用が可能となった。し かしながら、再利用するためには翌日まで、雨水等が混入しないように付属書で 規定されており、戸外でのスラリー状モルタルの保管に関しては、ホッパ開口部 の被覆が必須条件となり、以前にもましてホッパ開口部の被覆のためホッパに登 る頻度が多くなり、運転作業者にとって体力的負担、及び危険性がより大きくな った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記説明により本考案が解決しようとする課題は、生コン受入ホッパの被覆を 運転者が運転席から、車を降りずにホッパ被覆蓋の開閉を行い、雨水等のドラム 内への混入を防ぎ水セメント比の変化を防止するとともに、運転者への体力的負 担と危険性のない安全な作業の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案が上記課題を解決するために講じた手段は、コンクリートミキサー車に おいて、ホッパ開口部を覆うホッパ被覆蓋1は、連動部材2を介して回動軸3と 係合され、前記回動軸3はその一方側が、ホッパを支持するフレームの所定位置 に脱着可能な軸受け架台5bによって軸支され、回動軸3の他方側は減速機付き モータ4と連結され、前記減速機付きモータ4は、ホッパを支持するフレームの 所定位置に脱着可能なモータ受け架台5aに搭載され、運転室内の所定位置に配 設された操作スイッチ7a及び外部ドラム回転操作レバー近傍の所定位置に配設 された操作スイッチ7bによって、前記ホッパ被覆蓋1の開閉操作を行うホッパ 被覆装置の提供をするものである。
【0005】
【実施例】
本考案による装置を1実施例に基づき具体的に説明すると、図1は本装置の全 体的構成を示す説明図である。図2は本装置稼動部の詳細を示す斜視図である。 図1、図2に示すように、コンクリートミキサー車(以下、ミキサー車という。 )において、ホッパ6を支持するフレームの一方側ドラムよりにモータ受け架台 5bが取付、取り外しが容易に出来るようにボルト、ナットで取付けられている 。ホッパ6を支持するフレームの他方側ドラムよりには軸受け架台が取付、取り 外しが容易出来るようにボルト、ナットで取付けられている。前記モータ受け架 台5bには減速機付きモータ4が配設されている。回動軸3の一方側にはフラン ジ10bが設けられ、減速機付きモータ4と連結されている。又、前記回動軸3 の他方側は軸受け架台5bの所定位置に付設されている軸受け8によって軸支さ れている。
【0006】 次にホッパ被覆蓋の取付状態について説明する。図3は回動軸3とホッパ被覆 蓋1の係合状態を示す平面図である。図4は図3におけるAA断面図である。図 3、図4で示すようにように連動部材2は二枚の板の各々長辺が垂直に結合され たもの(俗称アングル)である。前記回動軸3は前記連動部材2の一方長辺側内 面に沿いボルト、ナットで係合されている。他方側長辺外面にはホッパ被覆蓋1 の直線部分が裏あて板9に挟まれるようにボルト、ナットで係合されている。従 って、回動軸3を正、逆回転させることで被覆蓋1の開閉が行われる。又、前記 減速機付きモータ4の操作スイッチ7aはコンクリートミキサー車の運転室内の 所定位置に配設され、操作スイッチ7bは外部ドラム回転操作レバー近傍の所定 位置に配設されている。
【0007】 ここで、減速機付きモータ4の回動停止の機構について説明する。図5は減速 モータ4の回動停止機構を示す説明図である。図6は被覆蓋開閉状態を示すモー タ側停止部側面図である。前記減速機付きモータ4は、所要の負荷がかかること により駆動停止するものである。図5、図6に示すように、回動軸3は一方側端 部にフランジ10bが設けられている。前記フランジ10bと減速機付きモータ 4のフランジ10aはボルト、ナットにより連結されるものである。この時、減 速機付きモータ側フランジ10aには停止部材11aが取り付けられている。又 、減速機付きモータ受け架台5a上には、前記停止部材11aを受け止める位置 が調整可能なように受け部12aが設けられている。図7は被覆蓋開閉状態を示 す図5におけるAA断面図である。図5、図7から、回動軸3の他方側端部には 前記回動軸と連動可能に停止部材11bが設けられ、前記回動軸3の軸受けをす る軸受け架台4b上には停止部材11bを受け止め位置調整可能なように受け部 12bが設けられている。この両者の受け止め位置を一致させることにより、減 速機付きモータ4に負荷がかかり、減速機付きモータ4の駆動が停止する。尚、 前記被覆蓋1の閉回転の停止は前記被覆蓋1がホッパ6との接触により負荷がか かり、停止する。
【0008】
【考案の効果】
以上のように本考案装置を使用することにより、悪天候下の生コンクリート運 搬時にも受入ホッパ開口部からの雨、雪等の異物が混入することがなく、受入ホ ッパの被覆作業が運転席及び外部から行えるので、高所からの転落などの危険も なくなった。更にドラム内への太陽光線の直射を遮蔽でき、生コンクリートの硬 化防止効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体的構成を示す説明図
【図2】本装置稼動部の詳細を示す斜視図
【図3】回動軸3と被覆蓋1の係合状態を示す平面図
【図4】図3におけるAA断面図
【図5】停止部材11a、11bの取付状態を示す平面
【図6】a 被覆蓋閉状態を示すモータ側停止部側面図 b 被覆蓋開状態を示すモータ側停止部側面図
【図7】a 被覆蓋閉状態を示す図5におけるAA断面
図 b 被覆蓋開状態を示す図5におけるAA断面図
【符号の説明】
1 ホッパ被覆蓋 2 連動部材 3 回動軸 4 減速機付きモータ 5a モータ受け架台 5b 軸受け架台 6 ホッパ 7a 操作スイッチ 7b 操作スイッチ 8 軸受け 9 裏あて板 10a フランジ 10b フランジ 11a 停止部材 11b 停止部材 12a 受け部 12b 受け部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートミキサー車において、ホッ
    パ開口部を覆うホッパ被覆蓋1は、連動部材2を介して
    回動軸3と係合され、前記回動軸3はその一方側が、ホ
    ッパを支持するフレームの所定位置に脱着可能な軸受け
    架台5bによって軸支され、回動軸3の他方側は減速機
    付きモータ4と連結され、前記減速機付きモータ4は、
    ホッパを支持するフレームの所定位置に脱着可能なモー
    タ受け架台5aに搭載され、運転室内の所定位置に配設
    された操作スイッチ7a及び外部ドラム回転操作レバー
    近傍の所定位置に配設された操作スイッチ7bによっ
    て、前記ホッパ被覆蓋1の開閉操作を行うことを特徴と
    するコンクリートミキサー車における減速機付きモータ
    駆動によるホッパ被覆装置。
JP1996001915U 1996-03-19 1996-03-19 コンクリートミキサー車における減速機付きモータ駆動によるホッパ被覆装置 Expired - Lifetime JP3029109U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH081650A (ja) * 1994-06-22 1996-01-09 Naohito Miyashita コンクリートミキサー車の蓋装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH081650A (ja) * 1994-06-22 1996-01-09 Naohito Miyashita コンクリートミキサー車の蓋装置

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