JPH10338072A - 生コン輸送車のホッパーカバー装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 防水シートカバーを簡単に展開し又は格納す
ることができるホッパーカバー装置を提供する。 【解決手段】 ホッパーカバー装置１０を、生コン輸送
車の回転ドラム側に略水平に架設されたプラットホーム
部１２と、生コンを収容し攪拌する上記回転ドラムから
離間した車両後方部に配設され、かつ、その下方が回転
ドラム内へと延びる漏斗状のホッパー１３の開口部を覆
う大きさを有する防水性のシートカバーと、このシート
カバーを展張した状態で保持するカバーフレーム１５
と、このカバーフレーム１５とプラットホーム部１２の
接合部に配設され上記カバーフレーム１５を回転自在に
軸支するヒンジ軸１６と、該ヒンジ軸１６に接続され上
記カバーフレーム１５を回転制御する正逆回転自在な減
速機付きモータと、を有して構成した。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、「生コン・アジ
テータ車」や「生コン・ミキサー車」等として知られて
いる混合コンクリート輸送車（以下、生コン輸送車とい
う。）に係り、特に、生コン輸送車のホッパー開口から
雨水等が回転ドラム内に侵入するのを防止することがで
きる生コン輸送車のホッパーカバー装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】周知のように、生コン輸送車は、生産プ
ラントで調整された未硬化の混合コンクリート（以下、
生コンという。）を土木建築現場等の消費場所に輸送す
るための輸送手段として汎用されている。

【０００３】ところで、生産プラントにおいて骨材とセ
メントと水とを混合することにより調整された生コン
は、生産プラントの出口ゲートから生コン輸送車のホッ
パーを通じて回転ドラムに装入され、運搬走行中に生コ
ンが攪拌される。

【０００４】一方、土木建築業界においては、近年、工
事日程の都合により天候に関係なく工事が行われること
があるので、雨天でも生コンを輸送しなければならず、
このため、雨が回転ドラム内に流入して生コンに混入
し、生コンの品質、即ち、硬化前のスランプや硬化後の
強度や耐久性に悪影響を与えないようにするため、従来
の生コン輸送車の中には、ホッパーの開口を開閉するカ
バー装置が付設されたものが種々提案されている。

【０００５】しかしながら、大型の生コン輸送車では、
ホッパーの地上高さは約３．５ｍもあるので、防水シー
トをホッパーに着脱するには必然的に高所作業となり、
困難と危険を伴う。また、ホッパー開口の直径が大きい
ので、運転手が単独で防水シートを取りつけるのはかな
り煩雑であると共に、ロープ等を用いて防水シートをホ
ッパーに止着する場合には、走行風や振動により走行中
にシートが落下する虞れがあり、運行安全上好ましくな
い、という問題を有していた。

【０００６】このような問題を解決するため、従来で
は、図８と図９に示すような、上記ホッパーカバーを機
械的に開閉する手段を付設した生コン輸送車のホッパー
被覆装置が提案されている。

【０００７】このホッパー被覆装置は、手動式のものを
示しており、カバーフレーム１ａに展張された布製のシ
ートカバー１ｂでホッパー開口を開閉するように構成さ
れており、ホッパー開口を覆う場合には、座部３の一方
の側面に予め係設している杆受け５ａを介して貫設して
いるレバー４ａを下方に移動させると、レバー４ａの先
端に連設している鈎状のカバー押え４ｂが上方向に移動
し、押え状態から開放する。

【０００８】この状態から、上記カバー押え４ｂがヒン
ジ筒体２を回転中心としてさらに回動させると、ホッパ
ー開口部をシートカバー１ｂで覆うことができる。この
とき、上記ホッパーの開口部周縁部にゴム囲い板（図示
せず）が立設されていたとしても、上記布体は可撓性を
有しているため、閉蓋のたびに上記ゴム囲い板８を取り
外す必要もなく、ハードカバーからなる他のホッパーカ
バー装置と比較して、取扱いも至便である。

【０００９】一方、上記布体蓋１ｂが不必要な場合に
は、上記カバー押え４ｂを上記方向とは逆の方向へ回動
させ、再び上記座部３に重合させると共に、上記レバー
４ｂを上方に移動させることで上記カバー押え４ｂが下
方に移動してシートカバー１ｂを固定するように構成さ
れている。

【００１０】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の生コン輸送車のホッパーカバー装置にあっては、ヒ
ンジ軸２が回転ドラムとホッパーとの間の空隙部に位置
して配設されているため、上記シートカバー１ｂでホッ
パーの開口を閉蓋したとしても、上記空隙部を伝って雨
水が回転ドラム内に流入し易い、という問題を有してい
た。

【００１１】また、上記従来の生コン輸送車のホッパー
カバー装置にあっては、上記シートカバー１ｂがカバー
フレーム１ａに単に展張されているだけの構成であるた
め、該シートカバー１ｂに溜った水がホッパー口開閉作
動中に該ホッパー口に流入してしまい易い、という問題
を有していた。

【００１２】さらに、上記従来の生コン輸送車のホッパ
ーカバー装置にあっては、各一端部に上記ヒンジ軸２が
配設された直線部と該直線部から延設されている半球体
部とから構成されてなるカバーフレーム１ａの高さ位置
が上記座部３よりも高い位置に取り付けられている構造
であるため、生コン輸送車が建設現場の出入口ゲートや
スロープ等を通過するとき、特に、車高が高くなったと
きに、上記カバーフレーム１ａが出入口ゲートと衝突し
破損し易い、という問題を有していた。

【００１３】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、必要に応じて
防水シートカバーを容易かつ簡単に展開し又は格納する
ことができ、しかも、雨天時でも雨水およびシートカバ
ーに溜った雨水等が回転ドラム内に流入する虞れがな
く、また、ホッパーの周囲に飛散防止用ゴムカバー部が
立設されていたとしても、これを着脱することなくホッ
パー口を確実に覆うことができると共に、生コン輸送車
が生産プラントの出入口ゲートを通過するとき等、車高
が高くなった場合でも、上記カバーフレームとこれを作
動させるモータ等が出入口ゲートと衝突する心配のない
耐久性にも優れた生コン輸送車のホッパーカバー装置を
提供しようとするものである。

【００１４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にあっては、回転ドラム側に略水平に架設
されたプラットホーム部と、該回転ドラムから離間した
車両後方部に配設され、かつ、その下方が回転ドラム内
へと延びるホッパーの開口部を覆う大きさを有する防水
性のシートカバーと、このシートカバーを展張した状態
で保持するカバーフレームと、このカバーフレームとプ
ラットホーム部の接合部に配設され上記カバーフレーム
を回転自在に軸支するヒンジ軸と、該ヒンジ軸に接続さ
れ上記カバーフレームを回転制御する駆動手段と、を有
して構成されてなる生コン輸送車のホッパーカバー装置
を技術的前提とし、上記ヒンジ軸の配設部位を、回転ド
ラムとホッパーとの空隙間から外れた回転ドラム側或は
ホッパー側のいずれか一方側に偏位させて設定すると共
に、上記カバーフレームとプラットホーム部との高さ位
置を略同一となるように連結したことを特徴とするもの
である。

【００１５】また、この発明にあっては、上記カバーフ
レームに展張されるシートカバーを、ホッパーの周囲に
立設される飛散防止用ゴムカバー部を覆うやや弛みを有
する部分と、緊張した状態で展張される部分とで形成
し、これら各部分の接合部を、上記カバーフレームに架
設された中継バーに接合したことを特徴とするものであ
る。

【００１６】さらに、この発明にあっては、上記カバー
フレームの両側に、前記ホッパーの両側に突設されたフ
ックと係合する係止片を配設し、これら各係止片は、前
記カバーフレームに回転自在に架設され軸支された連結
バーの両端部に固着されていると共に、これら係止片の
一方の係止片には、連結バーを介して両係止片をロック
方向或はアンロック方向に回動させる操作レバーの一端
部を連結し、かつ、該操作レバーの他端部は、上記カバ
ーフレームに形成されたフックに係脱自在に形成するこ
とで、走行振動によってホッパーの閉成状態がみだりに
解除されてないように構成することもできる。

【００１７】尚、この発明のホッパーカバー装置は、既
存の生コン輸送車にも取り付けることができることは勿
論、手動式或はモータ駆動式のいずれかの方式を採用す
ることができる。

【００１８】

【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す発明の実施
の形態例に基づき、この発明を詳細に説明する。

【００１９】図１と図２は、この発明の実施の第１形態
例に係るホッパーカバー装置を備えた生コン輸送車の側
面図を示しており、この形態例に係るホッパーカバー装
置１０は、図３と図４に示すように、生コン輸送車の回
転ドラム１１側に略水平に架設されたプラットホーム部
１２と、生コンを収容し攪拌する上記回転ドラム１１か
ら離間した車両後方部に配設され、かつ、その下方が回
転ドラム１１内へと延びる漏斗状のホッパー１３の開口
部を覆う大きさを有する防水性のシートカバー１４と、
このシートカバー１４を展張した状態で保持するカバー
フレーム１５と、このカバーフレーム１５とプラットホ
ーム部１２の接合部に配設され上記カバーフレーム１５
を回転自在に軸支するヒンジ軸１６と、該ヒンジ軸１６
に接続され上記カバーフレーム１５を回転制御する正逆
回転自在な減速機付きモータ（図示せず）と、このモー
タを正逆回転制御するスイッチ（図示せず）と、を有し
て構成されている。

【００２０】図１と図２に示す生コン輸送車は、例え
ば、キャブオーバー型の大型車両であり、特装車メーカ
ーから購入することができる。

【００２１】また、上記回転ドラム１１のトラニオン
は、特に図示はしないが、周知の態様でトラニオン軸受
装置を介して車体に回転可能に支持されており、エンジ
ンの動力により回転駆動されるように構成されている。

【００２２】また、上記生コン輸送車の後部車体には、
略三角形のプロフィルの堅牢な鋼板製の左右一対の垂直
支持板２１，２２が強固に取り付けてあり、運転者の昇
降の足場を提供するため、該支持板２１，２２には、例
えば、３段の鋼板製ステップ２３，２３，２３が溶接し
て配設されている。そして、上記各支持板２１，２２の
上部には後方に延長する鋼製プレート２４，２５が溶接
固定されており、これらのプレート２４，２５は、クロ
スメンバ２６によって互いに連結され、かつ、補強され
ている。

【００２３】さらに、図２に示すように、上記回転ドラ
ム１１の後部は、車体に支持された左右一対のローラ１
７，１８を介して回転可能に支持されている。尚、回転
ドラム１１の後部は、周知のターンバックルを用いて車
体に締結された鋼帯２７によりローラ１７，１８に強制
的に係合されている。

【００２４】一方、上記ホッパー１３は、従来の生コン
輸送車のホッパーと同様に構成されているので、その詳
細な説明をここでは省略するが、前記プレート２４，２
５に適宜支持されていると共に、その後部はブラケット
２８を介して前記クロスメンバ２６に支持されている。

【００２５】そして、生コン輸送車によって消費現場ま
で輸送された生コンは、周知の態様に従い、生コン排出
漏斗１９から折り畳み式のシュート２０へと排出され
る。このシュート２０は、回転軸３１を中心として水平
方向に約１８０°回動可能に支持されている。

【００２６】尚、上記プレート２４，２５には鋼板製の
支柱２９，３０が夫々溶接されており、これらの支柱に
は、図示はしないが、鋼製アングル部材が夫々溶接さ
れ、本形態例に係るホッパーカバー装置１０は、これら
のアングル部材に取り付けられる。また、このアングル
部材には、特に図３からも明らかなように、ゴム製の飛
散防止用ゴムカバー３２が取り付けられている。

【００２７】上記ホッパーカバー装置１０のプラットホ
ーム部１２は、図３と図４に示すように、上記アングル
部材に固着された受金具３２，３２に固着されたシャフ
ト３３と、このシャフト３３から車体前方に略水平に延
びる平面形状が略凹状のフレーム３４及び平面形状が略
Ｕ字状の３５，３６と、から構成されている。

【００２８】また、前記カバーフレーム１５は、前記ヒ
ンジ軸１６に両端部が連結されていると共に、平面形状
が略Ｕ字状に形成されており、その中途部には、図４に
示すように、中継バー３７が連結固定されている。

【００２９】このカバーフレーム１５と中継バー３７
は、上記シートカバー１４を展張した状態で保持するも
ので、上記ヒンジ軸１６と中継バー３７との間は、ホッ
パー１３の周囲に立設された前記飛散防止用ゴムカバー
部３２を覆うやや弛みを有する部分１４ａが展張した状
態で保持され、また、上記中継バー３７とカバーフレー
ム１５の湾曲部との間には、上記シートカバー１４ｂが
緊張した状態で展張保持されている。このように、シー
トカバー１４全体をやや弛ませた状態で保持しないの
は、このような弛んだ展張状態では、雨水がシートカバ
ー１４内に溜り、カバーフレーム１５が回動してホッパ
ー１３が開口したときに、上記溜った雨水がホッパー１
３から回転ドラム１１内へと流入するため、この形態例
では、雨水がシートカバー１４に極力溜らないように上
記のように構成した。

【００３０】尚、上記シートカバー１４は、防水性及び
撥水性に優れ、熱吸収性が低い材質の、例えば、アルミ
ニウム製で形成するのが望ましい。これは、回転ドラム
１１内の生コンの粘性が高くなって施工性が悪くなるの
を有効に防止できるからである。

【００３１】また、この形態例では、上記ヒンジ軸１６
は、図３に示すように、回転ドラム１１とホッパー１３
との空隙Ｓ間から外れた回転ドラム１１側に偏位させて
配設されていると共に、上記カバーフレーム１５とプラ
ットホーム部１２との高さ位置は、略同一の水平状態を
保持するように連結させて構成されている。

【００３２】勿論、上記カバーフレーム１５を略１８０
度の範囲で回動させるモータは、このカバーフレーム１
５とプラットホーム部１２との高さ位置よりは下方、若
しくは、上方であっても１００ｍｍ以下の高さ以内に位
置するように配設するのが望ましい。これは、建設現場
の出入口ゲート等が低い場合に、従来では、前記飛散防
止用ゴムカバー部３２の取付位置から上方１００ｍｍ付
近までが傷損し易い、という測定結果があり、飛散防止
用ゴムカバー部３２及びモータ等が傷損或は破損するの
を有効に防止するためである。

【００３３】この形態例に係るホッパーカバー装置１０
は、以上のように構成されているので、必要に応じてモ
ータを作動させることで、防水シートカバーを容易かつ
簡単に上記ホッパー１３の開口に展開し隠蔽することが
でき、また、格納する場合には、上記モータを逆作動さ
せることで、ホッパー１３の開口を開放することができ
る。

【００３４】図５乃至図７は、この発明の実施の第２形
態例に係る手動式のホッパーカバー装置を示しており、
この形態例では、前記カバーフレーム１５の両側に、前
記ホッパー１３の両側に突設されたフック４０，４１と
係合する係止片４２，４３を配設し、これら各係止片４
２，４３は、前記カバーフレーム１５に回転自在に架設
され軸支された連結バー４５の両端部に固着されている
と共に、上記一方の係止片４２には、連結バー４５を介
して両係止片４２，４３をロック方向或はアンロック方
向に回動させる操作レバー４６の一端部を連結し、か
つ、該操作レバー４６の他端部は、上記カバーフレーム
１５に形成されたフック４７に係脱自在に形成すること
で、走行振動によってホッパーの閉成状態がみだりに解
除されてないように構成すると共に、カバーフレーム１
５の移動作業を、作業者が一方のステップに上がって操
作することで両係止片４２，４３をフック４０，４１に
同時にロックし、或は、ロック解除することができるよ
うに構成した他は、他の構成・作用は、前記第１形態例
と同様であるので、図面には第１形態例で用いた符号と
同一の符号を付してその詳細な説明をここでは省略す
る。

【００３５】

【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るホ
ッパーカバー装置は、以上のように構成されているの
で、必要に応じて防水シートカバーを容易かつ簡単に展
開し又は格納することができ、しかも、雨天時でも雨水
およびシートカバーに溜った雨水等が回転ドラム内に流
入する虞れがなく、また、ホッパーの周囲に飛散防止用
ゴムカバー部が立設されていたとしても、これを着脱す
ることなくホッパー口を確実に覆うことができると共
に、生コン輸送車が建設現場の出入口ゲート等を通過す
るとき等、車高が高くなった場合でも、上記カバーフレ
ームとこれを作動させるモータ等が出入口ゲートと衝突
する心配のなく、耐久性にも優れている等、幾多の優れ
た効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の実施の第１形態例に係るホッパーカ
バー装置を備えた生コン輸送車の側面図である。

【図２】同生コン輸送車の背面図である。

【図３】同ホッパーカバー装置の側面図である。

【図４】同ホッパーカバー装置の平面図である。

【図５】この発明の実施の第２形態例に係るホッパーカ
バー装置の斜視図である。

【図６】同ホッパーカバー装置のロックを解除した状態
を示す斜視図である。

【図７】同ホッパーカバー装置の要部背面図である。

【図８】従来のホッパーカバー装置の斜視図である。

【図９】従来のホッパーカバー装置の平面図である。

【符号の説明】

１０ ホッパーカバー装置 １１ 回転ドラム １２ プラットホーム部 １３ ホッパー １４ シートカバー １５ カバーフレーム １６ ヒンジ軸 ３７ 中継バー ４０，４１ フック ４２，４３ 係止片 ４５ 連結バー ４６ 操作レバー ４７ フック

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 回転ドラム側に略水平に架設されたプラ
   ットホーム部と、該回転ドラムから離間した車両後方部
   に配設され、かつ、その下方が回転ドラム内へと延びる
   ホッパーの開口部を覆う大きさを有する防水性のシート
   カバーと、このシートカバーを展張した状態で保持する
   カバーフレームと、このカバーフレームとプラットホー
   ム部の接合部に配設され上記カバーフレームを回転自在
   に軸支するヒンジ軸と、該ヒンジ軸に接続され上記カバ
   ーフレームを回転制御する駆動手段と、を有して構成さ
   れてなる生コン輸送車のホッパーカバー装置において、
   上記ヒンジ軸の配設部位を、回転ドラムとホッパーとの
   空隙間から外れた回転ドラム側或はホッパー側のいずれ
   か一方側に偏位させて設定すると共に、上記カバーフレ
   ームとプラットホーム部との高さ位置を略同一となるよ
   うに連結したことを特徴とする生コン輸送車のホッパー
   カバー装置。
2. 【請求項２】 前記カバーフレームに展張されるシート
   カバーは、ホッパーの周囲に立設される飛散防止用ゴム
   カバー部を覆うやや弛みを有する部分と、緊張した状態
   で展張される部分とで形成され、これら各部分の接合部
   は、上記カバーフレームに架設された中継バーに接合さ
   れていることを特徴とする生コン輸送車のホッパーカバ
   ー装置。
3. 【請求項３】 前記カバーフレームの両側には、前記ホ
   ッパーの両側に突設されたフックと係合する係止片を配
   設し、これら各係止片は、前記カバーフレームに回転自
   在に架設され軸支された連結バーの両端部に固着されて
   いると共に、これら係止片の一方の係止片には、連結バ
   ーを介して両係止片をロック方向或はアンロック方向に
   回動させる操作レバーの一端部を連結し、かつ、該操作
   レバーの他端部は、上記カバーフレームに形成されたフ
   ックに係脱自在に形成されていることを特徴とする生コ
   ン輸送車のホッパーカバー装置。