JP3039188U - 監視記録装置 - Google Patents
監視記録装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 モニタ対象室にその室内を監視するためのシ
ステムを安価に、さらに容易且つ迅速に設置可能とす
る。 【解決手段】 モニタ対象としての室内に必然的に設け
られたセキュリティ用の煙や温度等に対する各種センサ
のカバー内に収納された監視用の任意数のテレビカメラ
と、前記ビデオカメラからの映像信号を受けて録画する
長時間録画可能なビデオデッキと、を備えることを特徴
とする監視記録装置。
ステムを安価に、さらに容易且つ迅速に設置可能とす
る。 【解決手段】 モニタ対象としての室内に必然的に設け
られたセキュリティ用の煙や温度等に対する各種センサ
のカバー内に収納された監視用の任意数のテレビカメラ
と、前記ビデオカメラからの映像信号を受けて録画する
長時間録画可能なビデオデッキと、を備えることを特徴
とする監視記録装置。
Description
【0001】
この考案は、広くはセキュリティー用の監視記録装置に関し、いわゆる収録型 監視カメラ装置を有する監視記録装置に関する。
【0002】
従来は、単に、監視カメラを店内に数箇所設置し、ビデオデッキで録画して、 その後に録画済みビデオテープを管理者が別途監視ルームで再生し監視していた 。
【0003】 例えば風俗店に、防犯用に、従来のこのような監視カメラを設置すれば、この ような風俗店に入場する人の多くは入場している事実や交友関係が他人に漏れて は困る事情があるため、監視カメラでの撮影されるのを極力嫌い、それによって 店舗への入場者数が軒並み減少することになり、売上げに悪影響をもたらす結果 となるのが避けられない。これに着目し、隠しカメラを設置しようとすれば、壁 やテーブル等に特殊加工を施さねばならず、この為、店舗毎に大がかりな工事が 必要となり時間がかかるだけでなく莫大な工事費を必要とする。
【0004】 しかしながら、風俗店等といえども店内の防犯等の観点からビデオデッキを有 する監視カメラシステムは必要であり、それにも拘らず上記の諸般の事情により 、容易且つ安価に設置するのが困難であった。
【0005】
上叙したように、従来は、風俗店等にビデオカメラとビデオテープデッキを有 する監視記録装置を安価に設置するのが実際上著しく困難であった。
【0006】 本考案は、上記従来の欠点を鑑みてなされたもので、その目的は、各種の接客 用の店等の内部に安価且つ迅速に設置可能なビデオカメラや記録用デッキを有す る監視記録装置を提供することにある。
【0007】
本考案の監視記録装置は、モニタ対象としての室内に必然的に設けられたセキ ュリティ用の煙や温度等に対する各種センサのカバー内に収納された監視用の任 意数のビデオカメラと、前記ビデオカメラからの映像信号を受けて録画する長時 間録画可能なビデオデッキと、を備えるものとして構成される。
【0008】
本考案の装置は、単一又は複数の場所としての例えば接客用受付における様子 をオフライン又はオンラインで離れた場所でモニタ可能とすることにあり、より 詳しくは、テレビカメラで室内の様子を撮影し、その映像をビデオデッキに記録 し、追ってオフラインでモニタ可能とすると共に、好ましくは離れた場所に信号 を送ってオンラインでモニタ可能としたものである。
【0009】 以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態の一例を説明する。
【0010】 図1は本考案の装置の実際の設置例を模式的に示す設置説明図であり、図2は 図1における装置の電気的な信号に係わる部分のブロック説明図である。
【0011】 図1において、1A,1B,…はモニタ対象室を示し、2はそれらから離れた 位置にある、例えば別の建物の内部のモニタ室を示す。これらの各モニタ対象室 はほぼ似た構成を有するため、モニタ対象室1Aについてのみ説明し、他につい て説明を省略する。
【0012】 モニタ対象室1Aは接客対応室として構成されており、受付のカウンタ4を有 し、それを挟んで従業員Eと客Cが向い合っている。
【0013】 このカウンタ4の上方には天井よりスポット的照明を行うための汎用のランプ 5が吊り下げられている。天井には、火災時等に機能する煙や温度等の各種セン サが所定間隔で設けられ、ケースの一部としてのカバー6,6,……で被われて いる。
【0014】 以上が、本考案の装置を適用設置する前の普通の接客対応室である。
【0015】 而して、本考案においては、天井における前記カバー6の内側に、室内を撮影 するための小型のテレビカメラ(図2における11)が、客にはわからないよう に収納設置されている。このカメラの撮像範囲は従業員Eに秘密にすることがで きるが、カメラの存在自体は教えておくのが望ましい。テレビカメラの数は、後 述するように、テレビモニタの画面を分割する関係上、例えば、最大4台とする ことができる。天井には赤外線ランプ6A,6A,…が所定間隔で設けられてい る。この赤外線ランプ6Aによって、店内が照明されて、テレビカメラ11によ る撮像が効果的に行われるものの、客Cには明るくなったのがわからないように なっている。さらに、室内の音声を録音するためのマイク7,7,…が例えば4 つ設けられている。マイクの数は4つに限定されない。上記テレビカメラ11と マイク7からの信号は、それらの信号を記録するためのビデオデッキ8に送られ る。これらの信号伝達のためのケーブルは非家庭用コネクタ、例えばBNCコネ クタ等が使用される。これにより、従業員Eがビデオデッキ8にモニタを接続し てカメラ11の撮像範囲を知得することは、後述のようにボックス9に鍵がかか っていることと相俟って、不可能となる。このビデオデッキ8としては、例えば 、タイムラプスビデオデッキのように長時間にわたって記録できるものが望まし い。このビデオデッキ8の存在は、外からはわからないようになっており、且つ 、図示せぬ経営者のもつ鍵のみによって開閉可能なボックス9の内部に他の者に よって操作できないように収納されている。このボックス9の中には、システム 全体をオン、オフするスイッチが設けられている。
【0016】 これと併並的に、オンラインのため、テレビカメラ11及びマイク7で得た映 像及び音声の各信号は、例えばケーブル10でモニタ室2に送られる。モニタ室 2においては、これらの信号はまず切換装置2Aに送られ、そこで自動的にある いは強制的に手動によって切り換えられて、テレビモニタ2Cに送られ、そこに オンラインで表示されると共に音声も出力される。
【0017】 上記した装置における映像及び音声の信号に着目した場合におけるシステム図 は、図2に示される。この図2からわかるように、各モニタ対象室1A,1B, …において、各カメラ11及び各マイク7からの信号は画面分割装置12及び音 声混合装置13を介してビデオデッキ8に送られる。画面分割装置12は、図中 に参考的に示す説明図からわかるように、4つのカメラ11からの映像信号を1 つのビデオデッキ8に1つの画面を4分割した状態に記録させるものである。ま た、音声混合装置13は、4つのマイク7からの4つの音声信号を1つの音声信 号にコンバインして、ビデオデッキ8の1トラックとしての音声トラックに録音 させるためのものである。モニタ対象室1A内の音声は、たとえ4つのマイク7 で拾った4つの音声信号を1つの音声信号として録音しても、室内の音声の認識 にはとりたてて支障はない。このようにして、モニタ対象室1A内の映像及び音 声はビデオデッキ8に記録される。この後に、このビデオデッキ8から記録済の カセット15を取り出し、モニタ室2におけるビデオデッキ2Bに装着すれば、 いわゆるオフラインでモニタ対象室1A内のたとえば昨日の様子がモニタできる 。
【0018】 これとは別に、前に述べたように、この対象室1A内の映像及び音声の各信号 は、ビデオデッキ8を介してモニタ室2のモニタ2Cに送られる。これにより、 モニタ室2において、オンラインでモニタ対象室1Aの内部の様子が把握できる 。
【0019】 上記カメラ11の数はとくに限定されないが、例えば4以下とすることができ る。1つとした場合には、モニタの全画面を使用するにように記録すればよく、 2〜4とした場合にはそれに応じたモニタの画面を例えば図のように分割する如 くに記録すればよい。よって、4以上とすることもでき、この場合には、その数 に応じてモニタ画面を分割するように記録すればよい。また、マイクの数は任意 とできるが、例えば、従業員と客の会話を最も拾い易いところとすればよい。
【0020】 さらに、図示の実施の態様では、1つのモニタ対象室に対してビデオデッキを 1つ用いる例を説明したが、デッキを複数として、リレー的に順次別のデッキに 記録していくようにしてもよい。この場合には、例えば、数日間に1回、記録済 のテープを回収すればよいことになる。また、ビデオデッキの数に拘らず、連続 記録時間を24時間として、1日1回、翌日の同時刻までにテープの取り換えを 行うようにすることもでき、1日毎に前日の帳簿確認や問題点の確認に役立てる ことができる。
【0021】 次に、本発明の装置の動作について説明する。
【0022】 先ず、図1のモニタ対象室1Aについて説明する。このモニタ対象室1Aにお いては、ランプ5によってカウンタ4のまわりがスポット的に照明されている。 この部分以外は人の目には薄暗くなっている。さらに、室内は天井の赤外線ラン プ6Aによって赤外線で照射されている。このため、人目には暗く感じられるも のの、ビデオカメラやビデオデッキからみた場合には、記録に十分なほどに明る くなっている。
【0023】 この状態において、従業員Eと客Cとの対応、特に、カウンタ4上での書類や お金のやり取りはテレビカメラ11で撮像され、また両者間の会話は特にカウン タ4の裏側のマイク7で集音され、それぞれビデオデッキ8に記録されることに なる。
【0024】 以上の動作は、他のモニタ対象室1B,1C,…においても同様である。
【0025】 これと併行的に、各モニタ対象室1A,1B,1C,…からの映像及び音声の 信号はオンライン的にモニタ室に送られる。よって、もし、希望する場合には、 モニタ室2で、各モニタ対象室1A,1B,…の内部の状況をオンラインでモニ タできる。もし、このオンライン的モニタを希望しない場合は、明日、各ビデオ デッキ8,8,…からテープを回収してオフライン的にモニタすることもできる 。
【0026】 このような装置は、防犯上の目的や従業員の仕事態度をチェックしたりするの に有用である。
【0027】 本発明者は、上記の装置を実際に、来客のある場所に設置して、以下のような 有用性を確認するに至った。 ・ 来客に悟られずに設置できる為、入場者数が減少するといった事態が起きな い。 ・ 一般に、店員は、撮影範囲を知ることが出来ない。このため、不正行為を犯 しにくくなる。それによって帳簿のごまかしがなくなり経理が正確に合うように なることも期待できる。 ・ 接客態度が向上する。 ・ 悪質な来客者を撮影でき、防犯上の効果があるので安全な職場となる。 ・ 設置工事が短時間で終了するので、閉店時間内に出来てしまう。 ・ 特別な技術が必要ないので、誰にでも管理できる。
【0028】
以上述べた本考案によれば、監視カメラを一般の建物が必然的に備えるセキュ リティ用のセンサーが納められるカバー(ケース)の中に設けるようにしたので 、客にはその存在が気づかれないだけでなく、工事に当っても大規模で高価な工 事は必要なく、短時間で工事を終了することができ、コストダウンにも有用であ る。録音のためのマイクも、上記カバー内に収納することができ、これにより、 上記監視カメラにおけると同様の効果が期待できる。さらに、店内等の照明とし て、赤外線ランプを用いるようにしたので、客に気づかれることなく、ビデオカ メラで撮像するのに十分な明るさが得られる。さらに、カメラ及びテレビデッキ を営業時間中連続してしかも複数台同時に動作させることもでき、これにより店 内の様子を残らずきめ細かくモニタすることもできる。
【図1】本考案の装置の適用例を示す全体的なシステム
図。
図。
【図2】図1のシステムにおける電気信号部分のみに着
目したシステム図。
目したシステム図。
1A,1B,…,2,7,8,9 モニタ対象室
Claims (4)
- 【請求項1】モニタ対象としての室内に必然的に設けら
れたセキュリティ用の煙や温度等に対する各種センサの
カバー内に収納された監視用の任意数のビデオカメラ
と、 前記ビデオカメラからの映像信号を受けて録画する長時
間録画可能なビデオデッキと、 を備えることを特徴とする監視記録装置。 - 【請求項2】前記モニタ対象としての室内の音声を拾う
任意数のマイクをさらに備えることを特徴とする請求項
1の監視記録装置。 - 【請求項3】前記モニタ対象としての室内を照明する赤
外線光源をさらに備えることを特徴とする請求項1又は
2の監視記録装置。 - 【請求項4】前記ビデオカメラからの撮像信号はオンラ
インで遠隔した場所にあるモニタ室に伝達可能に構成さ
れていることを特徴とする請求項1乃至3の1つに記載
の監視記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996011001U JP3039188U (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 監視記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996011001U JP3039188U (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 監視記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3039188U true JP3039188U (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=43173831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996011001U Expired - Lifetime JP3039188U (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 監視記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3039188U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06300834A (ja) * | 1991-09-04 | 1994-10-28 | Honda Motor Co Ltd | ミリ波帯fmレーダ装置 |
-
1996
- 1996-10-29 JP JP1996011001U patent/JP3039188U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06300834A (ja) * | 1991-09-04 | 1994-10-28 | Honda Motor Co Ltd | ミリ波帯fmレーダ装置 |
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