JP3039115U - 酒屋の店内構造 - Google Patents

酒屋の店内構造

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JP3039115U
JP3039115U JP1996013752U JP1375296U JP3039115U JP 3039115 U JP3039115 U JP 3039115U JP 1996013752 U JP1996013752 U JP 1996013752U JP 1375296 U JP1375296 U JP 1375296U JP 3039115 U JP3039115 U JP 3039115U
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JP
Japan
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liquor
store
thermal
thermal tank
tank
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JP1996013752U
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English (en)
Inventor
恭造 三田村
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寿喜娘酒造有限会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 酒を最も良い条件で保ち、その状態で顧客に
量り売りすることが出来るようにした酒屋の店内構造の
提供。 【解決手段】 酒屋の店内にはサーマルタンク1を設置
し、このサーマルタンク1内の酒は一定温度に保たれて
品質の劣化を防止し、酒屋はこのサーマルタンク1から
所望量の酒を空きビンに移して量り売りする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は酒を最も良い条件で保って、その状態で顧客に販売することが出来る 酒屋の形態(酒屋の店内構造)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
酒造メーカーにて造られた酒は所定容量の容器に移されて出荷され、小売店の 棚には各種酒が容器ごと並べられる。顧客は容器ごと購入して持ち帰ることにな るが、長期間にわたって保存されている酒はその品質が劣化してしまい、実際に 口にする際には酒のうま味が低下してしまっている。酒造メーカで口にする場合 の酒の味が良いのはこの為であって、小さな瓶容器や紙容器に入れられて、温度 が変化し、光が入射する環境に長期間置かれるならば、当然に酒の品質は劣化し て味は落ちる。
【0003】 酒造メーカーでは、醸造した酒は大きなタンクに入れられて保存され、このタ ンク(サーマルタンク)は酒を常に5℃に保つことが出来る。金属製の大きなサ ーマルタンクは光を通すこともなく、又温度が適温である為に、酒の品質は保た れるが、瓶詰めされることで加熱処理が必要となり、しかも温度管理が出来ない こともあって、顧客が口にする酒はその味が落ちてしまっている。更に、酒造メ ーカーは所定容量の瓶に収容して出荷し、一方では空き瓶を回収しなければなら ないこともあって、コスト面のみならず、環境問題も残されている。
【0004】
【本考案が解決しようとする課題】
このように、従来の酒販売方法には上記のごとき問題がある。本考案が解決し ようとする課題はこの問題点であって、酒の品質を低下させることなく低価格で 顧客に提供することが出来る酒の販売店である。すなわち、従来の問題を解決す ることが出来る酒屋の提供である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の酒屋の店内構造は、酒の品質低下防止と販売経費の削減を目的とした ものであり、酒屋には酒の貯蔵タンク(サーマルタンク)を設け、このサーマル タンクから小出しして顧客に販売することが出来るようにした形態の酒屋である 。このサーマルタンクは店内に設置された大きなタンクであって、持ち運び出来 るものではない。そして該サーマルタンクには酒を補充することが出来る注入口 を有し、顧客に販売する際に取り出すことが出来るように取り出し口を有してい る。
【0006】 ところで顧客は空き瓶を持参して酒を入れてもらったり、又は小売店にある空 き瓶に移して持ち帰ることが出来る。上記サーマルタンクは酒の品質を保持する に必要な温度に保つ為に温度制御装置が装着されている。ここでサーマルタンク の具体的な構造は特に限定しない。以下、本考案に係る実施例を図面に基づいて 詳細に説明する。
【0007】
【実施例】
図1は酒販売ルートを表しているが、酒造メーカーから小売店、それに消費者 や飲食店に渡る一連の流れは従来と変わることはない。上記酒造メーカーは酒を 醸造し小売店へ搬入するが、瓶詰めすることなく大きなタンクに入れて輸送し、 小売店に設置しているサーマルタンクへ移し替える。この場合、搬送に使用する タンクも機能的にはサーマルタンクと同じタンクであって、収容している酒の温 度を一定に保つようにコントロールされている。
【0008】 上記サーマルタンクは温度調整機能を備えたタンクであって、店舗内の適当な 箇所に設置され、酒を買いに来た顧客の前で空き瓶に移し替えることが出来るよ うになっている。すなわち、顧客の目の前で酒の移し替えを行うことが必要であ って、顧客が見えない場所にサーマルタンクを設置するのでは本考案の効果は半 減してしまう。顧客が望む酒の量は空き瓶いっぱいである必要はなく、好きな量 をサーマルタンクから移し替えることが出来る量り売りである。
【0009】 図2はサーマルタンクを表している具体例であり、サーマルタンク1には制御 盤2が取り付けされ、タンク上部には上蓋3が設けられ、酒造メーカーから運び 込まれた酒はこの上蓋3を開いてサーマルタンク1に収容される。該タンク下方 には取り出し口4が設けられ、該取り出し口4にはツマミ5を介してホース6が 接続している。
【0010】 上記サーマルタンク1は円筒形をした大きな容器であって、内に収容される酒 は一定温度に保たれて、その品質が劣化しないようになっている。一般にこの温 度は5℃にセットされ、上記制御盤2のパネル7にはこの温度が表示され、制御 盤2に設けているツマミ8を回すことで温度の調整が出来る。このサーマルタン クには一種類の酒が収容されるが、内部に仕切り板を設けることで二種類又は三 種類を収容して、それぞれの容器から酒を取り出すことが出来るように取り出し 口4、4…を設けることが出来る。又は比較的小さなサーマルタンク1、1…を 設置して、それぞれのサーマルタンク1、1…に別々の酒を収容することも出来 る。
【0011】 取り出し口4に接続しているホース6は空き瓶の口に入れてツマミ5を緩める ならば、サーマルタンク1内の酒が流れ出して空き瓶に移される。この場合、該 空き瓶に入れた量が分かるように、適当な箇所に流量計が設けられている。本考 案の酒屋の店内構造は上記サーマルタンクを設置したものであって、その他瓶入 りや缶入りの各種酒類を所定の棚に配列することは従来通りであり、本考案が限 定する事ではない。又酒のツマミとなる商品も一般に備えている。以上述べたよ うに、本考案の酒屋は小売り店舗にサーマルタンクを設置したものであって、次 のような効果を得ることが出来る。
【0012】
【考案の効果】
本考案の酒屋は小売り店舗にサーマルタンクを設置していて、酒造メーカーか ら搬入した酒はこのサーマルタンクに収容され、一定温度に保たれる。従って酒 は気温の変化に左右されることはなく、常に一定温度に保たれる為に、該酒の品 質が劣化することはない。そこで顧客はこのサーマルタンクから適当な空き瓶に 酒を量り売りで購入することが出来、造りだての酒を賞味することが出来る。一 方、酒造メーカーは個々の瓶に酒を詰める必要がなく、多数の瓶が不要となり、 その分だけコストは低下する。さらに、空き瓶を回収する必要はなく、省資源に なるとともに、環境保全に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】酒販売ルート。
【図2】小売店に設置するサーマルタンクの具体例。
【符号の説明】
1 サーマルタンク 2 制御盤 3 上蓋 4 取り出し口 5 ツマミ 6 ホース 7 パネル 8 ツマミ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酒を販売する酒屋であって、該酒屋の店
    内にはサーマルタンクを設置し、該サーマルタンクは酒
    造メーカーにて造られて搬入された酒を収容し、酒の品
    質を劣化させないように一定温度に保つ為に温度制御装
    置を備え、そして酒屋はこのサーマルタンクから所望量
    の酒を空き瓶に移して量り売りすることを特徴とする酒
    屋の店内構造。
  2. 【請求項2】 酒を販売する酒屋であって、該酒屋の店
    内にはサーマルタンクを複数個設置し、該サーマルタン
    クは酒造メーカーにて造られて搬入された酒を収容し、
    酒の品質を劣化させないように一定温度に保つ為に温度
    制御装置を備え、そして酒屋はこのサーマルタンクから
    所望量の酒を空き瓶に移して量り売りすることを特徴と
    する酒屋の店内構造。
JP1996013752U 1996-12-27 1996-12-27 酒屋の店内構造 Expired - Lifetime JP3039115U (ja)

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