JP3039075U - 磁石付肌着装身具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】肌荒れを起こさず肩凝り等を解消する。 【解決手段】豆状の磁石１を固定した止めピン２を肌着
３に、磁石１が人体皮膚４に接触するように着脱自在に
装着した。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、磁石付肌着装身具に係り、特に肌荒れを起こさず肩凝り等を解消す る磁石付肌着装身具関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来から、肩凝り等を解消するために豆状の磁石が販売されている（例えば、 ピップフジモト社製、商標「ピップエレキバン」）。この磁石１０は図４に示す ように、ラッピング材１１のΩ状の収納部に固定され、ラッピング材のΩ状部の 外周は各磁石毎に基板１２に仮接着されている。使用にあたり、ラッピング材を 基板から剥がし、剥がされたラッピング材の部分には貼着剤が塗付されたテープ 部分１３が残存しているので、これを肩凝り解消に必要な人体肌の部分に接着す る。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、貼着剤が塗付されたテープ部分１３が直接に肌に接触すると場 合によっては肌荒れを起こすという難点がある。

【０００４】

【考案の目的】

本考案は、これらの難点に鑑みなされたもので、肌荒れを起こさず肩凝り等を 解消する磁石付肌着装身具を提供せんとするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

このような目的を達成するために、本考案の磁石付肌着装身具は、豆状または 小板状の磁石を固定した止めピンを肌着に、磁石が人体皮膚に接触するように着 脱自在に装着して構成される。 また、本考案の磁石付肌着装身具は、豆状または小板状の磁石を内装した首巻 を、磁石が人体皮膚に対向するように装着して構成される。

【０００６】 さらに、本考案の磁石付肌着装身具は、豆状または小板状の磁石を装着したチ ェーンをネックレスに、磁石が人体皮膚に接触または対向するように装着して構 成される。

【０００７】

【作用】

本考案の磁石付肌着装身具によれば、豆状または小板状の磁石を固定した止め ピンを肌着に、磁石が人体皮膚に接触するように着脱自在に装着して使用される 。これにより肌荒れを起こさず肩凝り等が解消される。 また、本考案の磁石付肌着装身具は、豆状または小板状の磁石を内装した首巻 を、磁石が人体皮膚に対向するように装着して使用される。これにより肌荒れを 起こさず肩凝り等が解消され、保温や風邪の防止にも寄与する。

【０００８】 さらに、本考案の磁石付肌着装身具は、豆状または小板状の磁石を装着したチ ェーンをネックレスに、磁石が人体皮膚に接触または対向するように装着して使 用される。これにより肌荒れを起こさず肩凝り等が解消される。

【０００９】

【考案の実施の形態例】

以下、本考案による磁石付肌着装身具の好ましい実施の形態例を図面により説 明する。 図１に示すように、本考案の磁石付肌着装身具は、豆状の磁石１を固定した止 めピン２を肌着３に、磁石１が人体皮膚４に接触するように着脱自在に装着して 構成される。

【００１０】 図１（ａ）、（ｂ）に示す例において、磁石付肌着装身具は、ピン２は金属ま たはプラスチック製の割バネ２ａ、２ｂで構成され、豆状の磁石１はピン２のバ ネ２ａ、２ｂの一方に、その開放端部で人体皮膚４に接触するように固定される 。 図１（ｃ）、（ｄ）に示す例において、磁石付肌着装身具は、ピン２は金属ま たはプラスチック製の変形バネ２ａ、２ｂが一端２ｃで枢着され、変形バネ２ａ が変形バネ２ｂに間入して止め具２ｄで留める形態をしたもので、豆状の磁石１ はピン２の変形バネ２ａに人体皮膚４に接触するように固定される。

【００１１】 使用にあたり、豆状の磁石１を固定した止めピン２を肌着に、磁石１が肌着３ を介して人体皮膚４に接触するように着脱自在に装着して用いられ、その使用状 態を図２（ａ）、（ｂ）、（ｃ）、（ｄ）、（ｅ）に示す。図２（ａ）はタンク トップの肩部分７ａに豆状の磁石１を固定した止めピン２を何箇所も装着したも の、図２（ｂ）は肩パット７ｂに豆状の磁石１を固定した止めピン２を何箇所も 装着したもの、図２（ｃ）は後首部分の見える箇所７ｃに豆状の磁石１を固定し た止めピン２を装着したもの、図２（ｄ）はヘアーバンド７ｄに豆状の磁石１を 固定した止めピン２を装着したもの、図２（ｅ）は紐状に作成した専用ショルダ ー吊り７ｅに豆状の磁石１を固定した止めピン２を何箇所も装着したものをそれ ぞれ示す。実験によれば、この磁石付肌着装身具を使用したところ、肌荒れを起 こさず肩凝り、背の凝り等が解消された。

【００１２】 また、図３に示すように、本考案の磁石付肌着装身具は、豆状の磁石１を固定 したホルダー５ｃを巻き込んで内装した首巻５を、磁石１が人体皮膚４に対向す るように装着して構成される。 図３（ａ）、（ｂ）に示す例において、磁石付肌着装身具は、ネッカチーフ、 スカーフ５ａで豆状の磁石１を巻き付けて構成され、これを首に結んで首巻５と される。

【００１３】 図３（ｃ）、（ｄ）に示す例において、磁石付肌着装身具は、例えばレザーや ニットで編んだもの、または絹のような薄物等でできた首巻５に豆状の磁石１を 混在させたものである。 使用にあたり、豆状の磁石１を内装した首巻５を、磁石１が人体皮膚４に対向 するように装着して用いられる。この場合、図３（ａ）に示す豆状の磁石１を固 定したホルダー５ｃにボタンホール５ｄを縫成し、これを図３（ｃ）に示すボタ ン５ｅに掛けるとうにしてもよい。この磁石付肌着装身具を使用したところ、肌 荒れを起こさず肩凝り等が解消され、夏の冷房での冷し過ぎる首、肩の痛みを柔 らげ、保温や風邪の防止にも寄与した。

【００１４】 さらに、図２（ｆ）に示すように、本考案の磁石付肌着装身具は、豆状の磁石 １を装着したチェーン６をネックレス６ａに、ネックレス連結リング６ｂにおい て磁石１が人体皮膚４に接触または対向するように装着して構成される。この磁 石付肌着装身具を使用すれば、ネックレスを兼用して肌荒れを起こさず肩凝り等 が解消される。

【００１５】 なお、以上の例では豆状の磁石を使用した形態について説明したが、プラスチ ックに磁石粉を混成させた小板状の磁石を使用しても同様の効果をもたらす。

【００１６】

【考案の効果】

以上の説明からも明らかなように、本考案の磁石付肌着装身具によれば、従来 のように貼着剤が塗付されたテープ部分が直接に肌に接触することがないので、 肌荒れを起こさず肩凝り等が解消される。また、本考案の磁石付肌着装身具によ れば、肌荒れを起こさず肩凝り等が解消されると共に、保温や風邪の防止にも寄 与するという利点がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１（ａ）、（ｂ）、（ｃ）、（ｄ）は本考案
の磁石付肌着装身具を示した説明図。

【図２】図２（ａ）、（ｂ）、（ｃ）、（ｄ）、（ｅ）
は本考案の磁石付肌着装身具を使用した状態図、図２
（ｆ）は本考案による他の実施例の磁石付肌着装身具を
示した説明図。

【図３】図３（ａ）、（ｂ）、（ｃ）、（ｄ）は本考案
による他の実施例の磁石付肌着装身具を示した説明図。

【図４】図４（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は従来から販売さ
れている豆状の磁石を示した説明図。

【符号の説明】

１・・・・豆状の磁石 ２・・・・止めピン ３・・・・肌着 ４・・・・人体皮膚 ５・・・・首巻 ６・・・・チェーン ６ａ・・・・ネックレス

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】豆状または小板状の磁石を固定した止めピ
   ンを肌着に、前記磁石が人体皮膚に接触するように着脱
   自在に装着したことを特徴とする磁石付肌着装身具。
2. 【請求項２】豆状または小板状の磁石を内装した首巻
   を、前記磁石が人体皮膚に対向するように装着したこと
   を特徴とする磁石付肌着装身具。
3. 【請求項３】豆状または小板状の磁石を装着したチェー
   ンをネックレスに、前記磁石が人体皮膚に接触または対
   向するように装着したことを特徴とする磁石付肌着装身
   具。