JP3017818U - 健康被服 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 血行促進効果のある被服を得ることを目的と
する。 【構成】 下着、手袋、腕バンド、帽子、ベルトなど、
肌に直接又は間接的に接触する被服類の内側に永久磁気
２を配設して、健康被服を構成する。 【効果】 被服類に取付けられた永久磁気２の作用によ
り血行が促進され、肩こりなどの症状を防止することが
できる。そして、日常的に着用する被服類に磁気を配設
したので、被服類の着用により日常的に血行促進効果を
得ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、血行促進効果のある健康被服に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来血行促進効果の得られる被服として、セラミックなどを利用して遠赤外線 を放射するようにしたものが知られている。 また、永久磁気を利用した血行促進具としては、枕やマグネットブレスレッド などが知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記永久磁気を利用した血行促進具は、いずれも血行促進のためにその器具を 特別に装着しなければならず、日常的に使用するには不適当であった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案は、肌に直接又は間接的に接触する被服類に永久磁気を配設したもの であり、日常的な使用に適したものである。 前記被服類としては、肌に直接接触する下着、手袋、腕バンド、帽子が好適で あるが、ベルトもこの被服類に含まれる。、 下着の種類は問わないが、ブラジャーやタンクトップなど女性用下着の肩紐に 永久磁気を取付けると肩こりへの効果が高い（請求項２）。また、ブラジャーの カップ保形ワイヤを磁気ワイヤとすることもできる（請求項３）。 請求項４の考案は、手袋の手首当接部に永久磁気を取付けたて健康手袋とした ものであり、請求項５の考案は、腕バンド又は腕用サポータに永久磁気を取付け て健康腕バンドとしたものである。 請求項６の考案は、帽子、サンバイザー又はヘアバンドの環状部に永久磁気を 取付けて健康帽子としたもの、請求項７の考案は、ベルト本体に永久磁気を取付 けて健康ベルトとしたものである。

【０００３】

【作用】

この考案は、日常的に使用する被服類に永久磁気を配設したので、通常の要領 でこの考案の被服を着用することにより、被服に配設された磁気の作用により、 血行が促進される。

【０００４】

【実施例】

図１はこの考案のタンクトップであって、タンクトップＡの肩紐１の肩対応部 内側に７５０〜９００ガウス程度の永久磁石２を複数個埋設したものである。こ こで、永久磁石２は肩紐１の基布１ａの内側面に並列され、覆い布１ｂで被覆さ れると共に、縫製３によって位置がずれないように保持されている。

【０００５】 図３はこの考案のブラジャーであって、ブラジャーＢのカップ４を保形するワ イヤ５を磁気ワイヤとしてある。このような構成とすれば、部品点数を増加させ ることなく、磁気効果のある下着が得られる。 ブラジャーに磁気を配設する構造としては、バンド６の内側に永久磁石を固定 したり、肩紐７の内側に永久磁石を固定する構造もある。

【０００６】 図４はこの考案の手袋であって、手袋Ｃの手首当接部８の内側に永久磁石２を 取付けて健康手袋としたものである。スポーツ用手袋など手首部分にバンドがつ いた手袋において、バンドの内側に永久磁石２を埋設すると、バンドの押え力に よって磁石が肌に密着するので、高い磁気効果を得ることができる。

【０００７】 図５はこの考案の腕バンドであって、腕バンドＤの全周内側に複数個の永久磁 石２を等間隔で取付けて健康腕バンドとしてある。 図６はこの考案のサンバイザーであって、サンバイザーＥの止めバンド９の内 側に複数の永久磁石２を取付けてある。この構成により、頭の周囲に位置するツ ボに磁気を与えることができ、効果的な血行促進が得られる。また、止めバンド ９の連結具１０に磁気金具を用いて、磁気付きのサンバイザーとすることもでき る。 図７は帽子Ｆの下縁部の内側全周に複数の永久磁石２を等間隔で固定したもの である。

【０００８】 図８はこの考案のベルトであって、ベルト本体Ｇの内側に複数の永久磁気２を 取付けて健康ベルトとしたものである。永久磁石の取付け位置は、全周が好まし いが、背部又は腹部対応部のみとすることもできる。

【０００９】

【考案の効果】

この考案によれば、肌に直接又は間接的に接触する被覆類に永久磁気を配設し たので、下着や帽子などを日常的に着用することにより、体に密接して磁場を得 ることができる。したがって、磁気効果により血行を促進することができ、肩こ りなどの症状を防止し、又は和らげることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 この考案のタンクトップの斜視図である。

【図２】 同じく要部拡大図である。

【図３】 この考案のブラジャーの斜視図である。

【図４】 この考案の手袋の斜視図である。

【図５】 この考案の腕バンドの斜視図である。

【図６】 この考案のサンバイザーの斜視図である。

【図７】 この考案の帽子の斜視図である。

【図８】 この考案のベルトの斜視図である。

【符号の説明】

Ａ タンクトップ Ｂ ブラジャー Ｃ 手袋 Ｄ 腕バンド Ｅ サンバイザー Ｆ 帽子 Ｇ ベルト １ 肩紐 ２ 永久磁石 ５ 保形ワイヤ ６ バンド ７ 肩紐 ８ 手首当接部 ９ 止めバンド １０ 止め金具

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 近藤 弘 埼玉県所沢市元町３番19号

Claims (7)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 肌に直接又は間接的に接触する被服類の
   内側に、永久磁気を配設してなる、健康被服
2. 【請求項２】 女性用下着の肩紐の肩対応部内側に永久
   磁気を取付けた、健康下着
3. 【請求項３】 ブラジャーのカップ保形ワイヤを磁気ワ
   イヤとした、健康ブラジャー
4. 【請求項４】 手袋の手首当接部内側に永久磁気を取付
   けた、健康手袋
5. 【請求項５】 腕バンド又は腕用サポータの内側に永久
   磁気を取付けた、健康腕バンド
6. 【請求項６】 帽子、サンバイザー又はヘアバンドの環
   状部内側に永久磁気を取付けた、健康帽子
7. 【請求項７】 ベルト本体の内側に永久磁気を取付け
   た、健康ベルト