JP3055713U - ネクタイ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネクタイ着用とともにくび部に永久磁石の小
片を位置させるネクタイを提供する。 【解決手段】 着用した場合にくび部に巻回される部分
に永久磁石の小片を装着したもので、ネクタイの表地に
縫着される芯に設けた開口部に永久磁石の小片を入れ、
その上部をテープで覆って成るネクタイ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、永久磁石を装着したネクタイに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

ネクタイはその形状に各種あり、また生地の種類によっても種々の考案がされ ているが、永久磁石を装着したものは市販されていない。一方、永久磁石が気分 を良好にすることは知られており、その装着手段に各種考案がなされ、例えば、 剥離紙に装着されたばんそうこうに永久磁石を取り付け、利用時に剥離紙から剥 してばんそうこうを体の各部に張るものが存する。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、毎日着用するネクタイを利用し、永久磁石の小片をくび部に位置さ せようとするもので、剥離紙から剥した永久磁石付きのばんそうこうを体に貼る という面倒を省くことができるものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案は、着用した場合にくび部に巻回される部分に永久磁石の小片を装着 したネクタイに関するもので、その装着手段としてはネクタイの表地に縫着され る芯に開口部を設け、その開口部に永久磁石の小片を入れ、その上部をテープに より覆って成るネクタイに関するものである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図１は縫製したネクタイを裏返しとして示した図面であり、１はネクタイの表 地、２はその裏面に粗く縫着された芯である。３は芯に設けた開口部でネクタイ を着用した場合にくび部に当たる部分に設けるのを適当とする。４は永久磁石の 小片でこの実施例では円板状であるが、その形状は開口部３の形状とともに任意 であり、小片４の磁力は１３００ガウス程度を適当とし、この場合、ネクタイの 表地からは１０００ガウス程度、着用したワイシャツからは７００ガウス程度が 生じる 永久磁石の小片４は防水性の布またはプラスチックのフィルムのカバー５で包 まれており、塩化ビニールと塩化ビリニデンの共重合体のフィルムが最も良好で ある。 カバー５で包まれた小片４は前記芯２の開口部３に入れ、芯２に接着するテー プ６で覆ってあり、これにより装着時に違和感が生じることを防止している。

【０００６】

【効果】

この考案は、以上の通り、ネクタイを利用して永久磁石をくび部に位置させた もので、装着がきわめて簡単であり、かつ、ネクタイ着用による不快感を少なく することができるものである。

【０００７】

【図面の簡単な説明】

【図１】 テープを省略して示す裏返したネクタイ
の斜視図

【図２】 テープを剥して示す要部の拡大図

【０００８】

【符号の説明】

１ 表地 ２ 芯 ３ 開口部 ４ 永久磁石の小片 ５ カバー ６ テープ

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 着用した場合にくび部に巻回される部分
   に永久磁石の小片４を装着したネクタイ。
2. 【請求項２】 ネクタイの表地１に縫着される芯２に開
   口部３を設け、この開口部３に永久磁石の小片４を入
   れ、その上部をテープ６により、覆って成る請求項１記
   載のネクタイ。