JP3039034B2 - コイル捲回装置 - Google Patents

コイル捲回装置

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JP3039034B2
JP3039034B2 JP3248785A JP24878591A JP3039034B2 JP 3039034 B2 JP3039034 B2 JP 3039034B2 JP 3248785 A JP3248785 A JP 3248785A JP 24878591 A JP24878591 A JP 24878591A JP 3039034 B2 JP3039034 B2 JP 3039034B2
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coil
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nozzle holding
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利一 村越
啓司 川添
俊宏 高畑
守 井上
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁界発生用のコイル製
造に有効な揺動回転機構を備えたコイル捲回装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は先に特願平2−153677
号において、偏向コイルの装置場所に対応する立体形状
を有するとともに巻線ガイド部が設けられたボビンと、
前記巻線ガイド部に沿ってコイル線材が巻き付け固定さ
れてなる偏向コイル及びその製造方法を提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
では、端末線(巻き始め線、巻き終り線)の保持機構が
必要である。また、この端末線を電源部と結線する工程
も必要であり、機構、工程上複雑になる。
【0004】そこで、この発明の課題は、端末線の保持
及び、結線を同一工程内で行ない、かつ、小径部への巻
線を可能にするコイル捲回装置を提供する事である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するこの
発明のコイル捲回装置は、揺動運動可能なリンク手段の
一方の端部にロッドを軸方向に移動させることにより変
位を与える動力伝達手段と、前記リンク手段の一方の端
部から他方の端部に伝えられる変位を前記リンク手段か
ら離間した位置に設けたノズル保持手段に伝え揺動させ
るリンク部材と、前記リンク部材を挟持しその動作方向
に沿って案内する案内部と前記ノズル保持手段に保持さ
れ、一体となって揺動して線材を供給するノズルと、前
記リンク手段の一方の端部側に設けられ、前記ロッドの
軸を中心にして前記ノズル保持手段を回転させる回転手
段とを備えたものである。
【0006】
【作用】ノズルが揺動可能であれば、ボビンに設けられ
た巻線ガイド部に沿ってコイル線材を巻き付ける時のノ
ズル角と、コイル端末線を処理する時のノズル角を各々
に設定でき、しかもロッドの軸を中心にした回転が可能
であるため最適な位置、方向において各々良好な巻線が
できるとともに、ノズルが、その揺動を駆動する手段で
あるリンク手段や動力伝達手段から離間した位置に設け
られ、しかもノズルと一体となったノズル保持手段のみ
が揺動運動する構成であるため、コイル捲回装置先端部
の小型化が可能であり、筒状形状を有するワーク内周等
のスペースが限られた場所への巻線も容易に行えること
となる。
【0007】また、リンク部材を案内する案内部を設け
る事により、線材の張力等により、ノズルが遊動しない
ように保持する事ができる。
【0008】
【実施例】図1は、この発明にかかる偏向コイルの一実
施例を示した斜視図である。図2は、図1における偏向
コイルの径方向断面図である。特願平2−153677
号に開示されたボビン1の外周部に端子ピン2aと2b
が半径方向に突出して設けてあり、偏向コイル3の端末
線(巻き始め線、巻き終り線)が各々巻き付けてある。
【0009】図3は、この発明にかかるコイル捲回装置
の一実施例を示した構成図である。ノズル4はノズル保
持部5に保持されており、このノズル保持部5はアーム
6の先端に回転支持され、さらにリンク7と連結されて
いる。リンク7のもう一方の端部にはリンク8、リンク
9、リンク10が連結されている。リンク9、リンク1
0はアーム6と回転支持されている。ロッド11はリン
ク10と連結されており、ロッド11が上下動作する事
により、リンク10はアーム6との回転支持部を中心に
揺動する。この揺動動作は、リンク9、リンク8、リン
ク7を介して、ノズル保持部5をアーム6との回転支持
部を中心に揺動させる。
【0010】12はアーム6に設けられたリンク7の案
内部であり、リンク7を挟持する事により、リンク機構
の遊動及び、ノズル保持部に加わる線材の張力等による
遊動を防いでいる。また、リンク7とリンク8は直線状
態で自己保持されており、線材の張力等によりノズル保
持部が揺動する事を防いでいる。また本装置先端部の小
型化も達成できる。
【0011】13、14はロッド11に上下動力を与え
るエアシリンダーとスプリングである。アーム6はシャ
フト15に固定されており、ロータリーアクチュエータ
16により、歯車17、18を介して回転する。
【0012】図4は端子ピン2aに偏向コイル3の巻き
始め線を巻き付ける状態を示した断面図である。ノズル
4は端子ピン2aと平行状に向い合って位置し、かつ端
子ピン2aを中心に旋回動作をする。
【0013】図5はボビン1に偏向コイル3を巻き付け
る状態を示した断面図である。リンク7とリンク8は直
線上に位置し自己保持され、かつアーム6内に収納され
るため、本装置の先端部が小型化でき、小径のボビンに
対しても良好な巻線が可能である。
【0014】
【発明の効果】以上に述べたこの発明にかかるコイル捲
回装置によれば、従来の偏向コイル巻線装置のように、
端末線の保持機構が不要であり、偏向コイルの製造工程
を簡素化できる。またノズル部の回転、揺動により端子
ピンの突出方向、位置が任意に設定できるとともに、ボ
ビンへのコイル線材の巻き付け、及びコイル端末線の処
理が最適回転位置、ノズル角において行うことが可能と
なる。
【0015】また、自己保持可能なリンク手段と、案内
部を設けた事により、線材の張力によるノズル保持部の
遊動を防げかつ、ノズル保持手段をリンク手段や動力伝
達手段から離間した位置に設けノズルと一体となったノ
ズル保持手段のみが揺動運動する構成であるため、本装
置の先端部の小型化が達成でき、小径ボビンへの巻線も
可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における偏向コイルの斜視図
【図2】図1における偏向コイルの径方向断面図
【図3】コイル捲回装置の構成図
【図4】偏向コイルの製造各法を示す断面図
【図5】偏向コイル製造工程の一部を示す断面図
【符号の説明】
1 ボビン 2a,2b 端子ピン 3 偏向コイル 4 ノズル 5 ノズル保持部 6 アーム 7,8,9,10 リンク 11 ロッド 12 案内部 13 エアシリンダー 14 スプリング 15 シャフト 16 ロータリーアクチュエーター 17,18 歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 守 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−301112(JP,A) 実開 平1−126041(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 41/04 - 41/06 H01J 9/236

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺動運動可能なリンク手段の一方の端部
    にロッドを軸方向に移動させることにより変位を与える
    動力伝達手段と、前記リンク手段の一方の端部から他方
    の端部に伝えられる変位を前記リンク手段から離間した
    位置に設けたノズル保持手段に伝え揺動させるリンク部
    材と、前記リンク部材を挟持し、その動作方向に沿って
    案内する案内部と前記ノズル保持手段に保持され、一体
    となって揺動して線材を供給するノズルと、前記リンク
    手段の一方の端部側に設けられ、前記ロッドの軸を中心
    にして前記ノズル保持手段を回転させる回転手段とを備
    えたコイル捲回装置。
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