JP3038965U - 自動車用ドア開閉器制御用機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本装置を使用することにより、現在使用され
ている自動車ドア開閉装置の不備な点をなくす。 【構成】ハンドブレーキを使用中連動するスイッチ、そ
の他スイッチを利用し、スイッチに流れる電流を自動車
用ドア開閉器制御用機器内の電磁石に流すことにより、
自動車ドア開閉装置を制御している、可動鉄辺を制御し
て自動車ドア開閉装置を制御する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は自動車のドア開閉器の制御に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種の動作する装置は自動車には、ついていませんでした。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の自動車ドアハンドル装置は、ドアロックをすると、常時ドアロックをし たままでしたので、事故等でドアを開け乗員を助けたくとも施錠したまま、ドア が開かないなどの問題もありました。

【０００４】 また、従来の自動車ドアハンドル装置では、施錠していなければ、停車時に、 第三者が、簡単に、車に乗り込むことが出来るなど、防犯上の問題もありました 。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記問題は、駐停車時、自動車外部ドアハンドル装置に外部から、開かなくな る制御装置を、取り付けることにより解決する。

【作用】

【０００６】 駐車中は、この制御装置に電流が流れず、従来の装置と同じように、作動する ことができる。

【０００７】 停車中、この制御装置を自動にして、駐車ブレーキを使用すれば、この制御装 置に電流が流れ、施錠することができる。

【０００８】 走行中、この制御装置を自動にして、駐車ブレーキを使用しなければ、この制 御装置に電流が流れず、施錠することができない。

【０００９】 ６のスイッチの選択により、駐車ブレーキと無関係に、制御装置に施錠電流を 、送ったり、切ったりすることができる。

【００１０】 ８のスイッチの選択により、駐車ブレーキと無関係に、制御装置に施錠電流を 、切ることができる。

【００１１】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明する。 図３より、電磁石に電流が流れると、可動鉄辺を引き付け外部ドアハンドル側 ロッドとドア開閉器側ロッドをつないでいるセンターピンを抜き、外部ドアハン ドルから、ドア開閉機構を操作できなくする。

【００１２】 図４より、電磁石に電流が流れない時は、可動鉄辺は、バネの力で動き、外部 ドアハンドル側ロッドとドア開閉器側ロッドにセンターピンを通し、外部ドアハ ンドルから、ドア開閉機構を操作できるようにする。

【００１３】 図５より、スイッチ６を自動にして、走行中ハンドブレーキを使用すると、電 磁石に電流が流れ、自動車用ドア開閉器制御用機器は図１ようになる。

【００１４】 図６より、スイッチ６を自動にして、走行中ハンドブレーキを使用しないと、 電磁石に電流が流れず、自動車用ドア開閉器制御用機器は図２ようになる。

【００１５】 図７より、スイッチ６を解錠にすると、常時、電磁石に電流が流れず、常に、 自動車用ドア開閉器制御用機器は図１ようになる。

【００１６】 図８より、スイッチ６を施錠にすると、運転時は常時、電磁石に電流が流れ、 自動車用ドア開閉器制御用機器は図２ようになる。

【００１７】 図９より、スイッチ８を鍵により、解錠にすると、操作時のみ、電磁石に電流 が流れず、自動車用ドア開閉器制御用機器は図１ようになる。

【００１８】

【考案の効果】

本考案は、上述のとうりなので、次に記載する効果を奏する。 停車時、使用し、走行中使用しない駐車ブレーキと自動車外部ドアハンドル開 閉機構を連動させる装置を取り付けることにより、走行中は、自動車外部ドアハ ンドル開閉機構を開閉可能状態にしておき、また、停車時には、自動車外部ドア ハンドル開閉機構を開閉不可能状態にしておく。

【００１９】 また、２個のスイッチの操作、選択により、駐車ブレーキの状態に関係なく、 自動車用ドア開閉器制御用機器を制御できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】自動車用ドア開閉器制御用機器本体の正面姿図
である。

【図２】自動車用ドア開閉器制御用機器本体の側面姿図
である。

【図３】自動車用ドア開閉器制御用機器に電流が流れて
いる時の自動車用ドア開閉器制御用機器の動作図であ
る。

【図４】自動車用ドア開閉器制御用機器に電流が流れて
いない時の自動車用ドア開閉器制御用機器の動作図であ
る。

【図５】スイッチ６を自動にして、走行中ハンドブレー
キを使用時の自動車用ドア開閉器制御用機器本体の電気
配線図である。

【図６】スイッチ６を自動にして、走行中ハンドブレー
キを使用していない時の自動車用ドア開閉器制御用機器
本体の電気配線図である。

【図７】スイッチ６を解錠にしている時の自動車用ドア
開閉器制御用機器本体の電気配線図である。

【図８】スイッチ６を施錠にしている時の自動車用ドア
開閉器制御用機器本体の電気配線図である。

【図９】スイッチ８を鍵により解錠にしている時の自動
車用ドア開閉器制御用機器本体の電気配線図である。

【符号の説明】

１ センターピン付きの可動鉄片 ２ 電磁石 ３ バネ ４ ドア開閉機構装置の外部ドアハンドル側ロッド ５ ドア開閉機構装置のドア開閉器機構側ロッド兼保
持器 ６ システム全体を制御するスイッチ ７ ハンドブレーキを使用中、通電するスイッチ ８ 鍵を差し込み操作時のみ、通電しないスイッチ ９ エンジン稼働中の使用可能な電源 １０ 自動車用ドア開閉器制御用機器本体 １１ 自動車のアース

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 センターピン付きの可動鉄片（１）可動
   鉄片を制御する電磁石（２）可動鉄片を制御するバネ
   （３）センターピンが入る穴があいた外部ドアハンドル
   側ロッド（４）センターピンが入る穴があいたドア開閉
   器機構側ロッド兼システム全体を保持する保持器（５）
   システム全体を制御するスイッチ（６）ハンドブレーキ
   を使用中、通電するｂ接点のスイッチ（７）鍵で操作す
   る外部スイッチ（８）で構成されるドア開閉機構の途中
   に取り付ける自動車用ドア開閉器制御用機器、